ラーメンカレー

ラーメンカレー

1,800円 (税込)

9pt

「すべての出会いは運命的だ」

35歳、9月。ロンドンで高校の同級生の結婚式に参加した。

仁と茜の夫婦は、茜の古い友達を訪ねてペルージャまで足を延ばす。
そして窓目くんは、結婚式でシルヴィに出会ってしまったのだった。
――言葉と記憶があふれだす、旅の連作短編集。

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ラーメンカレー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大好きな滝口悠生さんの小説。お馴染みの登場人物たち。これまで脇の方にいたジョナサン周囲が今回クローズアップ(ジョナサン目線の話はないけれど)。いつまでも読んでいたい。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    読み始めこそ独特な展開に やや戸惑うが
    すぐに慣れ、劇的な展開など一切ないのだが
    とても良かった。

    アッパとマンマ(ロンドン在住のスリランカ人
    ジョナサンの両親)の調理シーンがなかでも
    印象的。

    後半の「窓目くんの手記」も独特な文章、言い回し
    が多いが、センチメンタル。

    この著者はお初だったが

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    ずっと積読していたけど、滝口さんの本を読みたいゾーンに入り、グイグイ引き込まれて読んだ。おもしろかったー!!!他人やその人の生活を見る視点が、その見方と書き方が、独特。おもしろい。
    窓目くんが愛おしい!
    でもなぜか、滝口さんの本は、滝口さん読むぞのエンジンがかからないと、ぐいっと読めない。なんでだろ

    0
    2023年08月02日

    Posted by ブクログ

    滝口作品と言えば、記憶、思い出。
    今回は旅が(大きな意味で)テーマ。
    旅を描くという事は、記憶を辿ることは必定。
    滝口悠生作品の髄を存分に楽しめる。
    後半は窓目くんが主人公。
    『長い一日』などで存在感を放っていた彼がついに。
    なんだかやっぱり、いいキャラクターだ。

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    この著者、読みはじめ慣れないうちは、一瞬、なんか読みにくい?くどい?とか思っちゃうんだけど、慣れるとクセになるというか、ああこの人こういう文章だった好き、と思うっていう。今回もそうだった。口に出さず心のなかで思っていること、うつろっていくさまざまな細かい思いがそのまま書き連ねられるような感じが好き。

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    それぞれの章を読むたびに、誰の目線で書かれているのかを読みながら整理していく感じ。そして、それぞれの章がつながっている。登場人物の生い立ちや経験や選択が出会いや旅先に反映されていて、無意識にこなしてきた人生のアレコレって案外うまく回収されるんだなと自分の現状と照らし合わせても感じる。
    久しぶりに海外

    0
    2023年12月06日

    Posted by ブクログ

    仁さんと茜ちゃん夫婦のイタリア旅行記風のお話と、後半はその夫婦の友人の窓目君の話。エッセイかと思いきや小説なんですね。視点があちこちに移っていく文体や窓目君の偏執的な語りといい、捉え所のない感じが面白かったです。登場人物みんな本当にどこかにいそうな感じがする。窓目君のあの感じは、そりゃ日本人で付き合

    0
    2023年08月08日

    Posted by ブクログ

    窓目くんの手記が面白かった。なかなかヘヴィなんだけど淡々としている。こういう連作があるから片っ端から読んでおかないとな。

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    前半の話は、夫または妻が主語となっていてころころ主語が変わって少し読みにくく感じたのだが、なんか英語的な文章のように感じた。気のせいかもしれないけど。
    後輩の窓目くんの手記はうってかわって読みやい文だった。

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    窓目くんの感性なんか素敵で惹かれるものがあった。

    物語は基本誰目線だ〜??って思う文章が多くて読むの大変だったけどなぜか飽きずに読み進められた。

    ラーメンカレーという題名は窓目くんの手記を読み進めてなるほど!!!となった笑

    0
    2023年09月21日

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