作品一覧

  • 遠い山なみの光〔新版〕
    値引きあり

    小説・文芸

    3.8
    1巻671円 (税込)
    広瀬すず主演で映画化! 2025年夏公開 英国で暮らす悦子は、娘を喪い、人生を振り返る。戦後の長崎で出会った母娘との記憶はやがて不穏の色を濃くしていく。映画化原作
  • クララとお日さま
    値引きあり

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    AIを搭載したロボットのクララは、病弱な少女と友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作
  • 浮世の画家〔新版〕
    値引きあり

    小説・文芸

    4.0
    1巻594円 (税込)
    戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠りがちに……。著者による序文を収録した新版。
  • 特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー
    値引きあり

    小説・文芸

    4.1
    1巻715円 (税込)
    デビュー前の若き日々から現在にいたるまでの問題意識、思い出の中の日本について、そして現代社会の諸問題にどう立ち向かっていくか。日系イギリス人作家カズオ・イシグロのノーベル賞受賞記念公演を書籍化。原文と土屋政雄による日本語訳を収録した対訳版!
  • 忘れられた巨人
    値引きあり

    小説・文芸

    3.6
    1巻646円 (税込)
    奇妙な霧に覆われた世界を、アクセルとベアトリスの老夫婦は遠い地で暮らす息子との再会を信じてさまよう。旅するふたりを待つものとは……ブッカー賞作家が満を持して放つ、『わたしを離さないで』以来10年ぶりの新作長篇!
  • 日の名残り
    値引きあり

    小説・文芸

    4.3
    1巻506円 (税込)
    短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
  • 夜想曲集
    値引きあり

    小説・文芸

    3.9
    1巻514円 (税込)
    ベネチアのサンマルコ広場を舞台に、流しのギタリストとアメリカのベテラン大物シンガーの奇妙な邂逅を描いた「老歌手」。芽の出ない天才中年サックス奏者が、図らずも一流ホテルの秘密階でセレブリティと共に過ごした数夜の顛末をユーモラスに回想する「夜想曲」を含む、書き下ろしの連作五篇を収録。人生の黄昏を、愛の終わりを、若き日の野心を、才能の神秘を、叶えられなかった夢を描く、著者初の短篇集。
  • わたしたちが孤児だったころ
    値引きあり

    小説・文芸

    3.9
    1巻517円 (税込)
    上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは十歳で孤児となった。貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が相次いで謎の失踪を遂げたのだ。ロンドンに帰され寄宿学校に学んだバンクスは、両親の行方を突き止めるために探偵を志す。やがて幾多の難事件を解決し社交界でも名声を得た彼は、戦火にまみれる上海へと舞い戻るが……現代イギリス最高の作家が渾身の力で描く記憶と過去をめぐる至高の冒険譚。
  • 充たされざる者
    値引きあり

    小説・文芸

    3.9
    1巻990円 (税込)
    世界的ピアニストのライダーは、あるヨーロッパの町に降り立った。「木曜の夕べ」という催しで演奏する予定のようだが、日程や演目さえ彼には定かでない。ただ、演奏会は町の「危機」を乗り越えるための最後の望みのようで、一部市民の期待は限りなく高い。ライダーはそれとなく詳細を探るが、奇妙な相談をもちかける市民たちが次々と邪魔に入り……。実験的手法を駆使し、悪夢のような不条理を紡ぐブッカー賞作家の異色作。
  • わたしを離さないで Never Let Me Go
    値引きあり

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,485円 (税込)
    優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。解説:柴田元幸

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • わたしを離さないで Never Let Me Go

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヘールシャム出身でない提供者は、キャシーがそこの出身と聞くと、その話を聞きたがるという。
    それは提供者が自身の記憶として、ヘールシャムを思い出すことができるかもしれないから。
    それ以外の提供者にはつらい記憶しかないから…。
    キャシーは介護人としての12年間、多くの提供者に話して聞かせてきたのでしょう。
    ヘールシャムは幸福な時代だったのかもしれません。
    介護人を終えたキャシーは提供者としての運命をたどるはず。
    キャシーはヘールシャムの記憶を持つ最後の提供者となるのでしょうね。
    そして、その後も提供者たちは生まれ続ける…。
    残酷な世界を淡々と語るこの小説を読み終え、何とも言えない感覚になりました。

    0
    2026年08月09日
  • クララとお日さま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ディストピアの世界観が会話から予測できること、母親の行動は誰のためのものなのか。愛と言い切れるのか。最後のシーンの考察を含めて何が正しくて、愛やら、人の定義とはと色々と考えてしまうが、全体的に優しい空気感と世界観に包まれてる作品

    0
    2026年08月08日
  • 日の名残り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    できること、できないこと

    『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』で、「もののあはれ」を感じたと書かれていたので気になって。

    プロローグから、スティーブンス執事への愛おしさがすごい込み上げてくる!冗談を言ってくるアメリカ人の主人にどう対応するか、悩む様が可愛らしい。終始、話が回りくどくて長いのもいい。

    定義するって、言葉でその言葉を説明するのではなく、具体的な出来事等から、その言葉の意味を抽出したり感じたりすることなのかもな。「品格」についての定義を読んでいて思った。

    旅の間中、ダーリントン卿を救えなかったことやミス・ケントンがいなくなってしまったことについての出来事を思い返す描写

    0
    2026年08月06日
  • 夜想曲集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    てっきりそれぞれの話が完全な独立しているものだと思っていましたが、ちょっとした繋がりもあって、一冊で連作短編集となっているのですね。
    そしてその一篇一遍がレベルが高い!

    『老歌手』
    ヴェネチアという舞台設定がもうロマンチックなんですが、内容もウェット。愛し合っているけど、これからの自分達の先のために別れる、という芸能界ならではの価値観も、元共産圏の主人公だからこそ、色眼鏡がつかずに、スッと読むことができました。

    『降っても晴れても』
    カズオ・イシグロはコメディセンスがある、と解説で言っていましたが、本作は確かに然り。切れ味のある台詞の応酬もそうですが、散らかした部屋を偽装するために犬の真似

    0
    2026年08月03日
  • クララとお日さま

    Posted by ブクログ

    イシグロカズオの本は最初はもったり、展開遅めで少々退屈する感じはあるものの、ところどころに?が散りばめられてて、思わず読んでしまうような、また読みあわった後に毎度スカッとするような不思議な世界観があるなと思う。
    今回は特に講評の中で、日の名残のようなナレーター目線的な(今回でいうクララ)語り部がいる点、また私を離さないでで描かれたディストピア的要素がうまく絡み合ってるみたいなことが書いてあり、とっても納得した。この二つを読んでから、クララとお日さまを読むと、なんというかよりイシグロカズオワールドにあしを突っ込めたような感じがある。

    0
    2026年08月03日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET