大人物の検索結果

  • 大久保利通から学ぶ、人生の生き方。社会人として、そして人間として。10分で読めるシリーズ

    大久保利通から学ぶ、人生の生き方。社会人として、そして人間として。

    ビジネス・実用
    -
    1巻328円 (税込)
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 幕末、明治維新の英雄としてまず名前が挙がるのは西郷隆盛か、もしくは坂本龍馬や木戸孝允(桂小五郎)か。 少なくとも、「ああ、幕末といえば、大久保利通だね!」という人はなかなかいない。 維新の三傑と呼ばれる英雄に数えられている割には、彼がどんな人物だったのかがあまり知られていない(というよりも西郷らのエピソードが有名すぎる)のだ。 彼があまり武力に長けた人物ではなく、西郷のように戦争によって英雄となったわけではないという点もその原因として挙げられる。 ただ、彼は今の日本の政治体制の礎を担った人物として非常に評価が高い。 また、最期は暗殺によってその人生を閉じたのだが、その最期の最期まで政治家としてまた志士としての威厳の高さを示し続けた大人物としても知られている。 西郷がそのカリスマ性と才能によって英雄になったのに対し、大久保は勿論その才能や経験もさることながら、勤勉さ、また自己犠牲の精神によって明治の英雄となった。 その分、私たち、いわば「普通の人々」が彼から学べることは非常に多い。 社会人として、そして人間として。 大久保利通の人生の歩み方は、素晴らしい模範を私たちに残している。
  • 高校生が感動した「論語」

    高校生が感動した「論語」

    慶応高校でNO.1だった佐久先生のユニーク『論語』。これならスラスラ読めて面白い! わかりやすくて、役に立つ! 『論語』を知れば仕事がはかどる、友人が増える、人望が増す。 《本書より―テーマの一例》 誉めること、叱ること/礼儀作法/賢愚と優劣/努力と精進/人に仕えるということ/立身出世/プラス思考/ほどよい行為/惑いと過ち/品格/利益と欲得/人生の楽しみ/ユーモア/憎しみと怨み/大人物と小人物/仁者と知者、善人と悪人/愛国心・郷土愛/出処進退/老いと嘆き ■今、読み返したい不朽の名著 論語は二千年の長きにわたり、日本人の精神と道徳の根幹でありつづけてきた。日本人は論語というたった一冊の書物を通して、人とのつきあい方、正しい生き方を知らず識らずのうちに学んできたのだ。大人になって社会に出、人と人との間で揉(も)まれ苦しむとき、真に役に立つのが論語である。だが、誰もが高校の授業で一度は触れた論語を、年を重ねて読み返したりはしない。三十有余年、慶応高校で論語を講じてきた著者は、「こんなにもったいないことはない」と力説する。孔子は五十代に入ってから名を成した。論語が苦労人ならではの処世術に満ちている所以(ゆえん)である。共感できる章句が一つでもあれば、必ずや読む者の助けとなるはずだ。
  • さかさま世界史 怪物伝

    さかさま世界史 怪物伝

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    ほんものの人間を見つめる寺山修司の目には、偉人、天才も欠陥だらけに見える。母親のエゴイズムにあやつられ、暴君への道を歩んだネロに幼時の自分を感じて共鳴。一方、大気汚染のためにのびる都会人の鼻毛は進化か? とダーウィンを皮肉る。体験と今日的問題に例を取りながら、世界史上の大人物を真っ向うから斬ってみせる。ユニークな筆が冴えるやぶにらみ怪物伝!
  • ソクラテスと吉田松陰。10分で読めるシリーズ

    ソクラテスと吉田松陰。

    10分で読めるミニ書籍です(文章量12,000文字程度=紙の書籍の22ページ程度) 【書籍説明】 私が吉田松陰という人物を知ったのは、司馬遼太郎の「世に棲む日日」だった。 大好きな司馬作品の中でも殊に偏愛している作品である。 長州を中心に幕末の動乱期を生き生きと描きだす名作で、好んで何度も読み返しているが、それにしても、一人物を中心に、若い連中が集まって何やら活発に議論している姿がひっかかる。 どうもどこかで見た風景であるような気がする……。最近になってようやく気付いた。 プラトンが描写したソクラテスの姿によく似ているのだ。 無論そう感じるのは私だけかもしれないが、自然発生的な議論の場としての機能、そしてその中心にいる卓越した人物、という点で、このふたつはよく似ているような気がするのである。 そして最終的には刑死し、その後弟子たちの中から歴史に残る人物が現れたという点でも、二人は共通している。 この非常に興味深い二人の思想家を、並べて見比べてみたら面白いのではないか? そして遠く離れた時代、遠く離れた場所でも同じように権力に屈しない知性の輝きを見ることができたら、それが「いついかなる場所にも存在する普遍的な理性」の存在を証明することになるのではないか。 人と比較することで、個性はより鮮明になる。 後世に多大な影響を残した思想家を知るうえでも、この比較検討の試みは無駄ではあるまい、と思う次第である。 それでは、古代ギリシャと幕末期の萩、ふたつの世界に生きた二人の大人物を比較する試みを始めてみよう。 そこに人類不変の何かを見つけ出せるかどうか、それはまだわからない。 どんな答が出るのか、読者諸賢にもぜひ最後までお付き合いいただき、ご自分の目で見届けていただきたい。 【目次】 その生涯 彼らは何と戦ったのか 萩とアテナイの学生たち 「弁明」と「留魂録」 教育者としてのソクラテスと松陰 二つの謎 【著者紹介】 大畠美紀(オオハタミキ) 猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。 大方の例にもれず大河ドラマから幕末史に興味をもつにいたる。 プラトンとは学生時代からの腐れ縁。
  • 頭にきたら1分間だけ読む本

    頭にきたら1分間だけ読む本

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、企業研修を通じて、何万人ものビジネスパーソンと接してきたが、その中に、発言前に必ず何秒も沈黙し、周囲を驚かせる人がいた。その人は、アガリ症対策として、深呼吸をゆっくり一回して、落ち着いてから、理路整然と話した。「以前は頭にカッと血がのぼり、言いたいことも言えずに悔しい思いばかりしていた」と彼は振り返りますが、その話し方にはもう、アガリ症のかけらもなかった。  松本氏は感心すると同時に、「これは怒りの対処にも使える」と思ったのをきっかけにして、さまざまな自己コントロール法を集め、松本氏が考えた実践法も盛り込んだのが本書だ。   今でこそ周囲から「温厚」「大人物」などと言われる松本氏だが、若い頃は短気で、対人緊張が強く、自分の性格に悩んでいたという。頭で「怒るまい」と考えるだけでは、心が「怒らずにいられるか!」と反発してしまう。考えるより、視点を変えることが大切なのだ。名前を呼ぶことで、もう一人の自分が登場し、自己対話が始まって、感情から抜け出せる。松本氏は、数多くの企業研修をしているので、「トンデモ受講者」に遭遇する回数が少なくない。講師を鬼のような形相で攻撃したり、ほかの受講者の発言を妨害し続けたりする人には、正直、ムッとなりかけることもある。だが、松本氏は一度も怒りをあらわにしたことはないという。それは、「幸夫! お前は講師だろ。さあ笑顔で」と自分を励ましているからだ。そうすると実際に笑顔になれるから不思議だ。頭も切り替わり、「今までにない発言なので、さて、どうしたらいいでしょうか?」などと、講師目線でなく受講者と同じ立場で考えられるようになる。さらにすかさず、松本氏は、受講者名簿に目を落として相手の名前を確かめ、「○○さん、ご一緒に考えませんか」と呼びかけることを忘れない。自己重要感を与えられた相手は、トンデモ受講者から普通の受講者に戻ってくれるものだ。  また、松本氏は、短期や対人緊張の克服のためにインドに渡り、系統的な長期修行と、生活の知恵的な即効対処法を手当たり次第に試みた。そして、徐々に「即効対処法は、何度もくり返すことで、長期修行と同じ効果を得られる」と気づいた。 むしろ即効対処法のほうが、時間を犠牲にしたり、途中で挫折したりしないだけ、現代人向きで、感情を楽にできると同時に、性格も円満に変えられることを本書は訴える。 人間は、怒らずに生きることは不可能だ。ならば、怒りを瞬時に忘れて気持ちをリフレッシュする方法を知り、根気よく使い続けるのがベスト。その場その場の怒りや感情、もつれをきちんと対処することが、やがて、すばらしい第二の天性をつくってくれるはずだ。怒りは自分を向上させる契機だと考え、イライラとムカムカだらけの世間を、明るく、ポジティブに生きていくために、本書をバイブルにしてほしい。
  • 西郷隆盛101の謎

    西郷隆盛101の謎

    2018年のNHK大河ドラマ「せごどん」の主人公、日本でいちばん親しまれている偉人、と言っても過言ではない西郷隆盛。その大人物然とした我々の知る風貌は、しかし、実は死後にイタリア人画家キヨッソーネが、親族を参考に想像で描いた「肖像画」なのだ(本書カバービジュアル)。実は西郷隆盛には、この肖像画のイメージに似合わぬ、意外なほど激情家の一面を持ち、主君との衝突、心中未遂、過酷な島への流罪、抜擢と左遷の繰り返し、といった波乱万丈の前半生を送っている。 そして、どう考えても時代に逆行した「西南戦争」の指揮者としての最期。彼は何故ここに至ったのか。それは果たして西郷の理想とした生き方だったのか。 さらに、その軍神・西郷が何故「浴衣姿で犬を連れて」上野公園に復活するのか? 我々歴史を愛する者は、その大づかみなイメージに満足せず、人目を引くトピックスだけに目を向けず、彼の生涯を詳細にたどることで、その魅力の「謎」の本質に迫りたいと考える。そこで西郷の生涯を「101の謎」に分け、それぞれ見開き2ページ~4ページでコンパクトに答える形式とした。 西郷ならよく知っている、そんなに謎があるはずがない……、そう考える歴史好きこそ、本書を手に取ってほしい。よく知られたエピソードの中にも、詳細に見れば「何故、この人は、敢えてこの道を選ぶ?」という疑問が沸いてくる。 文春文庫が世に問う以上「この一冊で西郷のすべてが分かる」ことをお約束する、しかし、結局「西郷とは何者か」という最大の謎は、各自がみずから解き明かしていただくしかない。この本は特定の「価値観」を前面に出すことはしないが、その材料を余すところなく提供している。西郷を考える前に、まずこの一冊を手に取ってほしい。
  • さかさま世界史 英雄伝

    さかさま世界史 英雄伝

    小説・文芸
    3.6
    1巻627円 (税込)
    世界史上の英雄たちの虚飾に満ちた正体を見破り、たちまち滑稽なピエロにしてしまう寺山修司の眼力。コロンブス、エジソン、聖徳太子、ゲーテ、毛沢東、キリスト、紫式部……。卑近な話題を調味料に、強烈な風刺と卓抜なユーモアでどんな大人物も見事に料理してみせる、ユニークな英雄伝。
  • 至高の哲人 バルタザール・グラシアン 300の金言

    至高の哲人 バルタザール・グラシアン 300の金言

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,899円 (税込)
    本書は17世紀スペインの哲人バルタザール・グラシアンが、人間社会を生き抜く知恵を300の箴言にまとめた『賢人の知恵』の全訳である。グラシアンはイエズス会の修道士、著述家、哲学者であり、国王の顧問を務めた。その明快にして深淵なる箴言集は、徳哲学の集大成として本国スペインのみならず、ヨーロッパ各国で高く評価された。とくにドイツの哲学者ショーペンハウアーは強い感銘を受け、この箴言集をドイツ語に忠実に翻訳した(本書はこのショーペンハウアーの訳書を日本語に翻訳したものである)。――けっして激昂しないというのが賢者の眼目である。それが可能な人物はそれこそ広い心をもった大人物であると見なされる。なぜなら全て巨大なものは容易には動かしがたいからである――(本文より)。400年もの間読み継がれ、多くの知識人に影響を与えたグラシアンの人生訓は、現代人の心にも強く響いてくる。
  • シャネル

    シャネル

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    色鮮やかな人生と、時代を越えて響く言葉! 「自分で敷いたレールの上を真っ直ぐ進むの。たとえ退屈なときがあっても。」 “女性が動きやすく、着心地がよく、耐久性があり、それでいてエレガント”な服を理想とし、ファッション界で多くの改革を成し遂げたシャネル。もともとカフェの歌手であった彼女は、数々の出会いに助けられながら目の前に現れたチャンスを臆さずつかみ、強い意志のもと、自分の人生を切り開いていった。 そんな彼女を支えたのは、社交界、経済界、文芸界の8人の大人物。本書は、彼らとの関わりから、シャネルの人生を語る。また、いまなお色褪せない彼女の言葉も多数収録。
  • 知れば知るほどおそろしい世界史

    知れば知るほどおそろしい世界史

    ビジネス・実用
    -
    1巻495円 (税込)
    史実はあまりに恐ろしい……闇に埋もれた歴史を開封!  いつの世だって人間世界は、絵に描いたようなキレイごとばかりではないはず。どんな偉い王様だって、しょせんは私たちと同じ。弱さや欠点を持っていたのです。そこで本書では、とんでもなくユニークな人々や、大人物の意外な素顔など、人間クサい裏面史ばかりを集めてみました。(「はじめに」より) プロローグ これならよく分かる古代史・中世史の流れ 第1章 皇帝たちのとんでもない姿 第2章 背スジも凍る悪法と極刑 第3章 血塗られた古代の密儀 第4章 いま明かされる「伝説」の真偽 第5章 未来を透視した占法の驚異 第6章 世界に残るオーパーツの不思議 第7章 恋愛&結婚の珍作法 第8章 古代人の玄妙な医術ワールド 第9章 恐るべき魔女狩りの真相 第10章 封建君主「奇人・変人」オンパレード 第11章 ナイトをめぐる面白エピソード 第12章 中世都市の光と闇 第13章 やんごとなき姫君たちの寝室 ●桐生操(きりゅう・みさお) パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。
  • 新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

    新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻946円 (税込)
    新興感染症の流行と相次ぐ異常気象。生態系への介入が引き起こす「自然の逆襲」が加速化している。自然と折り合いをつけるために我々が学ぶべきものは、生態学(エコロジー)の思考技術だ。自然の「知」は最強の武器である。組織内の食物連鎖、部下の「なわばり根性」を尊重せよ、「寄生者と宿主」という生存戦略、「清濁あわせ呑む」大人物が出世する――。「知の巨人」立花隆の思考法の根幹をなすデビュー作を緊急復刊! 「知の怪物」佐藤優氏による解説「エコロジー的思考で捉える検察と官邸のなわばり争い」を収録。
  • 神保町と大正デモクラシー

    神保町と大正デモクラシー

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    現代ニッポンの民主主義文化の揺籃を描く歴史小説 神保町で書店を営んでいた曽祖父・谷村真介の大正期の日記を読んで私は驚嘆した。日記には現代史に登場する大人物が次々と現れ、曽祖父と親しく交流していたからだ。その中に、中国から留学していた周恩来、新進気鋭の芥川龍之介、社会活動家の賀川豊彦がいた。この3人の先人との対話で大正デモクラシーの特有の自由で多様な文化が浮かび上がる。 【目次】 プロローグ 1 中国人留学生 2 宝塚と浅草オペラ 3 パリ講和会議 4 文化の町 5 モガモボ 6 普選運動 7 カフェ 8 民本主義 9 労働運動 10 軍隊出動 11 ぼんやりした不安 12 大正の黄昏 エピローグ 【著者】 北沢栄 慶應義塾大学経済学部卒。共同通信経済部、ニューヨーク特派員を経てフリージャーナリスト。東北公益文科大学大学院教授、参議院行政監視委員会客員調査員などを歴任。これまで公益法人問題、国家予算、公務員制度などに関し参議院厚生労働委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会で意見陳述。2010年「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として報告書を取りまとめ。近著に『南極メルトダウン』(印刷本・産学社、電子本・ボイジャー)。
  • 「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」

    「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    大きな仕事を成すためには、“この人のいうことなら、この人のためなら”という“なら”の気持ち、すなわち「人望」を得る必要がある。「人望力」を手に入れるにはどうすればいいのか。歴史に残る大人物たちの実例に学び、「人望力」の5つの極意を身につける!! ※本書は1997年大和書房から刊行された『「人望力」の条件――人が集まる五つの要諦』を改題、再編集したものです。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座2 安岡正篤に学ぶ

    通勤大学文庫 通勤大学人物講座2 安岡正篤に学ぶ

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    いつの時代であっても、強いリーダーのいる国は栄えるものだ。特に混迷の時代、激動の時代となってくるとなおさらその感は強い。  大人物になりたいと切望した20代の松本幸夫氏は、リーダーとしての吉田茂、佐藤栄作田中角栄といった総理の「人物研究」をしていた。今の時代、必ずしも「総理大臣」が最高のリーダー、尊敬すべき人物例とはいいきれないのかもしれない。しかし、少々時代をさかのぼれば、歴代総理というのは、やはり日本の国を動かしていくだけの強力なリーダーシップを発揮していたものだ。  すると、歴代総理をリーダーとすると、さらにそのリーダーを指導している人物がいるのだということを耳にするようになった。それが、本書で取り上げる「安岡正篤」だ。 「良き師」を求めていた松本氏は、安岡の著書を手にした。自分の求めていたものにようやく出会えて喜び、むさぼるように安岡の著書を読破していった。  安岡は、一高(東京第一高等学校)の卒業時に『王陽明の研究』、東京帝国大学在学中に『支那思想及び人物講話』を著しており、陽明学者として知られていた。安岡は25歳の時に、親子ほど年が離れていた、当時の海軍大将・八代六郎と会見したことがある。話は陽明学の解釈にまで及び、二人の意見が衝突したことがある。1週間後、自分の非を認めた八代将軍が、安岡に弟子入りしたという。それだけ陽明学者として、あるいは人格的に安岡が優れていたということの証左となろう。また、安岡が30歳の時(昭和2年)の弟子の一人に吉田茂がいたことでも、安岡の人間的なスケールの「大きさ」がうかがわれる。  戦前・戦後を通じて、安岡は総理の陰のアドバイザー役であった。佐藤栄作、福田赴夫、大平正芳、中曽根康弘……。また、財界の心の拠りどころでもあった。稲山嘉寛、平岩外四、江戸英雄……。各界の「トップ」と呼ばれている人の大半が、安岡の教えを受けたといっても過言ではない。繰り返すが、リーダーのさらに上に立つことのできた人物が、安岡なのだ。  そんな安岡の教えのエッセンスが、本書に凝縮されている。歴代の日本の要人が学び、国家の方針を決定づけてきた哲学が、述べられている。  特に、人生観についての安岡の教えを取り上げた。また、陽明学者として名高かった安岡が、どのように王陽明の教えを実践していったのかも学んでいく。さらに、安岡の説いた「帝王学」に関してもふれてある。そして、安岡自身の生きざまから何かをつかみとっていただくために、安岡の生き方を記してある。  混迷の時代、強いリーダーが、必要な時代にこそリーダー中のリーダーであった安岡の哲学が生きてくる。そして、それは時代を超えての真理であるから、本書によって少しでも早く学んだほうがあらゆる面で「得」である。限りある人生、本書を手にしたこの「縁」を逃さずに、安岡から学びとろう。
  • テレビくん 他 水木しげる漫画大全集
    完結

    テレビくん 他 水木しげる漫画大全集

    少年・青年マンガ
    3.0
    全1巻2,970円 (税込)
    雑誌デビュー作にして講談社児童まんが賞を受賞した表題作「テレビくん」を収録。その他、マガジンやサンデーなど少年雑誌掲載の、超貴重な短編や画報を完全網羅。単行本初収録となる絵物語「空飛ぶろくろ首」(文・梶原一騎)や「全ブス連の楽しいお正月」など、シニカルでありながら優しく懐かしい、少年向け漫画19作品。★解説「大人物」つげ義春(漫画家)
  • 浮浪雲(はぐれぐも) 1
    完結

    浮浪雲(はぐれぐも)

    少年・青年マンガ
    5.0
    全112巻693円 (税込)
    激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/宿場女郎▼第2話/戸塚ッ原の対決▼第3話/木曽路から来た男▼第4話/品川慕情▼第5話/街道工事不正事件▼第6話/くりからもんもん▼第7話/幽霊駕篭▼第8話/黒の舟唄▼第9話/風流トンヤレ節 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/「3年経ったら迎えに来る」と言い残し、京へ発った男を信じて待つ遊女。約束当日に現われた男には追っ手が……。けなげな遊女のために浮浪雲が一肌脱ぐ!(第1話)。▼街道一の親分、清水次郎長とその一家が品川宿にやってきた。やりたい放題の次郎長に品川一の春秋親分は、このままでは面目が立たないと、次郎長に喧嘩状を送りつける。それを知った雲は……(第2話)。▼客の女をてごめにした問屋場の新入り、鮫造。それを苦にした女は自殺。しかし反省の色もない鮫造に雲は……。雲の妻カメ、息子の新之助登場!!(第3話)。▼借金を返すために旅籠で働くお美代。問屋場の文次は、お美代と一緒になろうと仕事に精を出す。しかし、お美代に関しての良くない噂を聞かされた純情な文次は……(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/清水次郎長(第2話)

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