作品一覧

  • 高校生が感動した「論語」
    3.7
    慶応高校でNO.1だった佐久先生のユニーク『論語』。これならスラスラ読めて面白い! わかりやすくて、役に立つ! 『論語』を知れば仕事がはかどる、友人が増える、人望が増す。 《本書より―テーマの一例》 誉めること、叱ること/礼儀作法/賢愚と優劣/努力と精進/人に仕えるということ/立身出世/プラス思考/ほどよい行為/惑いと過ち/品格/利益と欲得/人生の楽しみ/ユーモア/憎しみと怨み/大人物と小人物/仁者と知者、善人と悪人/愛国心・郷土愛/出処進退/老いと嘆き ■今、読み返したい不朽の名著 論語は二千年の長きにわたり、日本人の精神と道徳の根幹でありつづけてきた。日本人は論語というたった一冊の書物を通して、人とのつきあい方、正しい生き方を知らず識らずのうちに学んできたのだ。大人になって社会に出、人と人との間で揉(も)まれ苦しむとき、真に役に立つのが論語である。だが、誰もが高校の授業で一度は触れた論語を、年を重ねて読み返したりはしない。三十有余年、慶応高校で論語を講じてきた著者は、「こんなにもったいないことはない」と力説する。孔子は五十代に入ってから名を成した。論語が苦労人ならではの処世術に満ちている所以(ゆえん)である。共感できる章句が一つでもあれば、必ずや読む者の助けとなるはずだ。
  • 「論語」2000年の誤訳
    -
    『論語』研究第一人者の佐久 協先生 渾身の書き下ろし最終講義! ●本書はこんな方々にぜひ読んでいただきたいのです! 1 まだ一度も『論語』を手にしたことがない読者 2 飛躍を望みながら、頭打ちの状態にいる読者 ●孔子本来の教えと儒教の教えとはまったく違うものだった! 『論語』は、孔子とその弟子たちの言行録で、漢字数にして1万4000字に満たない短編である。 僕は『論語』を論ずる上で以下の三点を主張してきた。 1 孔子の本来の教えと、儒教の教えとは異なるものである 2 『論語』は、『大学』の八条目にそって読むと理解しやすい 3 先人の『論語』解釈には疑問点が多々ある ●「論語」を2000年間の儒教的解釈から解放する しかし、最近の右傾化の影響で『論語』の新訳本は儒教的に解釈した道徳教育の教材や国家主義的解釈が復活している。 さらに権威ある先達の研究から一歩も出ていない訳文が多い。 本書では『論語』の従来の誤訳を発見し、新たな訳を考えていく。 このことだけが、『論語』を2000年にわたる儒教的解釈から解放し、孔子の本来の意図―泰然自若たる個人主義―に近づける唯一の方法だからである。 ≪目次≫ はじめに 第一章 『論語』の権威ある注釈書 第二章 誤訳ってなんだ? 第三章 『論語』2000年の誤訳 おわりに
  • ためになる 論語の世界
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまなお多くの人に読み継がれる孔子の論語。長年慶応高校で教職に就き生徒から最も人気のある授業をする先生として親しまれた佐久協が、原典にこめられたメッセージを「ためになる」という独自の切り口と超訳で紐解きます。論語を生きた言葉として伝えます。
  • カラー版 イチから知りたい!論語の本
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    論語に馴染みのない人も、この1冊で孔子の生涯から論語の教え、そのメッセージまでスッキリわかります。自分を見つめ直すのに最良の一冊です。 【目次】 日本における孔子の足跡 序章 論語を読む前に 第一章 人生観にまつわる論語 第ニ章 人付き合いにまつわる論語 第三章 家族にまつわる論語 第四章 政治にまつわる論語 第五章 仕事にまつわる論語 第六章 学問にまつわる論語 孔子と門人の略年表 参考文献  *本書は、当社刊「決定版知れば知るほど面白い!論語の本」(2011年7月発行)をオールカラーにリニューアルし、書名・判型・価格を変更したものです。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次・さくいんページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐのそのページに移動することができます。なお、本文中に参照ページがある場合、そこからの移動できませんので、ご注意ください。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語
    4.2
    古くから読み継がれ、日本人の文化や思想に大きな影響を与えた『論語』。現在では通読する人は少ないが、人間が心豊かに生きるうえでの様々な点に言及した、総合的な「人間学」の書としての性格をもつ。独立独歩で自分の人生を切り開いた孔子本来の意図にたちかえって、いま再びその教えを紐解く。NHK放送で大好評を博したテキスト2011年度シリーズを単行本化! 本文、詳細な注釈に加え、番組4回で放送されたゲストとの対論、読書案内などを新たに収載した完全保存版。

ユーザーレビュー

  • NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語

    Posted by ブクログ

    読みやすく、初めて論語に触れて私もスラスラ理解できた。
    孔子の教えで何個も響くものがあった。
    繰り返し読んで心に染み渡らせたい。

    0
    2023年01月22日
  • 高校生が感動した「論語」

    Posted by ブクログ

    他の論語本との違いは、句の内容に基づき分類されて並び替えされている点にある。それにより、バラバラなままでは単一の句だけではとらえにくかった意図・意味が立体的に見えてきたような気がする。
    また、最大の特徴とも言えるそのイカれたぐらいの意訳については、まあわかりやすいし、これぐらいの著作もあっていいんじゃないか。
    ちなみに最近論語の超訳本が多く出ているので、是非読み比べでみたいところである。
    あと、意訳を確認してから読み下し文を音読していたので、意訳、原文と読み下し文がセットになっていたのがうれしかった。

    0
    2022年10月26日
  • 高校生が感動した「論語」

    Posted by ブクログ

    原文・書き下し文に加え、分かりやすい訳文をセットにした親切設計。さらに「本来はこれこれこういう訳だが、こういう判断のもとこんな風に訳してみた」という解説も添えてある(本来の意味と私見が併記されているって、この手の本には非常に良いことだと思います)。できることなら、ほんとに高校生の頃に読んで感動したかったですネ

    0
    2018年01月08日
  • 高校生が感動した「論語」

    Posted by ブクログ

    「偉い人が書いたなんだか難しい内容の本」
    という印象しかなかった論語ですが、
    高校生でも楽しんで読めるのか?
    と思って手に取りました。

    著者の意訳が多いが、
    その点はどうしてそのように訳したか?
    という背景から著者が考えた内容が注釈してあり、
    もしかしたら違うのかもしれないが、
    そういう解釈もできるのかも?
    と楽しく読むことができました。

    なんだかわからないけれども難しくてアレルギー反応が出てしまう!!!
    という高校生がこれを一読しておくと、
    難しい内容の論語を読んでも読みやすいんじゃないかな?
    と思いました。

    私的には、
    「論語ってもしかしたら昔の啓発本なの???」
    「孔子って、結構親

    0
    2013年05月01日
  • 高校生が感動した「論語」

    Posted by ブクログ

    論語。じっくり読むに限る。ひとつひとつの言葉を時間を掛けて頭に入れる。
    教科書に載る意味がわかった。論語自体が教科書そのもので、言い換えれば、生き方の指南。

    高校生に教える形なので日本語訳がかなりフランクで理解しやすい。
    最初から難しい論語の解説書にチャレンジし、断念した人には是非オススメ。

    0
    2011年07月19日

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