文芸社作品一覧

  • アニマル5 ニューヨークへいく
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    森の中で大活躍のバンド・アニマル5。でもカンガルーくんはちょっとつまんなそう。「ぼくたちのえんそうはさいこうさ! でも…もっとすごいおんがくがあるはず。みんなでニューヨークにいかないかい?」オナガザルやミーアキャットやナマケモノ…ニューヨークで出会ったさまざまな歌や音楽とセッションします。ジャズピアニストが描いた絵本。読んで、みんなで、スイング、スイング!
  • 一般情報理論 エンタメの奥義、漫画家になる方法、売れる映画、ドラマ、漫画、小説の作り方
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    「年収5億円……漫画家になって、俺も一発当ててみたい」そんな10代少年のよこしまな思いつきから始まった、映画、ドラマ、漫画、小説を作って経済的成功を収めるにはどうしたらいいかという問いの答え探し。著者は、精神的、肉体的に極限まで追い詰められながらも、その探究にその半生を捧げてきた。そして、ここに比類なき『哲学×エンターテインメント論』が誕生した!
  • いつでも、どこでも、一人でできる! ソロヨガで生命エネルギーを高める
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    身体を整えつつ、心を整える。ソロヨガの生活習慣と思考法も指南します。能力・年齢に関係なく、高齢者でも上達できるソロヨガ。ソロヨガは他人と比較しなくていいため、気持ちよく行えます。自分の無理のない、心地いいと思える範囲で、体(細胞)が喜ぶ運動を体と話し合いながらできます。お金も道具も必要ない。時間もたいしていりません。さあ、あなたも今日から始めてみましょう!
  • 隠岐島周辺の海流について
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    「夏には対馬海流の勢いが強く、潮の流れは南西から北東部へと向いているが、冬にはリマン海流の勢いが強く、北東から南西へと向いている。平成八年の十月から乗った、その年の夏は海面はベタ凪であり、平成九年の七月、八月も水面はベタ凪であったが、平成十年頃は、夏は水面が波高く荒れていた」(本文より)。水産資源を守るため取締船に乗った日々。今語る貴重な体験記。
  • 俺、もしかして洗脳されているかもしれない
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    「だからおめえは能無しなんだよ!」上司にどやされ、なにもかもうまくいかなかった俺。会社の帰り道、本屋で何気なく手に取った「ダイナミックス」が洗脳の入り口だった。30年間の洗脳体験で俺が最後に見つけたものは……。現代人が陥りやすい心の闇を描いた衝撃の暗黒小説。引きこもり、カルト、バラバラ死体、不倫、マッチングアプリetc.……。人は洗脳から逃れられない。
  • かめくんのお月さま
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    ひとりぼっちのかめくんは、いつも池にうつるお月さまを眺めています。お月さまに会いに行きたいと思っているかめくんに、ちょうたちが声をかけます。「かめくん、ねがうんだ。このそらに。はなってごらん、きみのゆめを。」──小さなからだで力強く生き抜くかめくんやちょうたちの姿を通して命の尊さを描き、生き物の命を大切に思う心を育むファンタジー絵本。
  • 究極の真理 生か死か 人間とは 宇宙とは
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    1~3巻1,001~1,188円 (税込)
    「人間の其の生は、終極を超越して有価値である。此のことは取りも直さず、宇宙崩壊の前にも、無論、其の有価値性を喪失せざることを立証するものである」(本文より)。「吾」に「死」はない! 「生の肯定」をテーマに「自己」と「世界」の在りようを探求した哲学論考。此の世界は「不可解」ではない。いま、人類究極の未解明課題《ゴーデイアン・ノット》に挑戦する!!
  • 車いすに乗せたまま階段を昇降できる介護技術
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    1巻1,144円 (税込)
    地震が発生した。ビルのエレベーターは動かない。あなたは車いすに乗せた方と階段を上がっていかなくてはならない。──あなたはどうするでしょう? 本書では、長い期間の介護の体験から私が得た介護技術をみなさんにご紹介いたします。介護する人、受ける人──どちらにも無理のない「しあわせ」を目指す介護への提言書。経験に基づく介護技術やコツがわかりやすい図解と共に満載!
  • 黒化する地球
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    1巻1,056円 (税込)
    2050年、コロナ禍は一定の収束を見たものの、人々は依然としてマスクをし、変異株への警戒を緩めていない。そこに現れた得体の知れない喘息。喘息患者、肺炎罹患者と死者の漸増。しかもその原因は特定されず、2019年発生の新型コロナウイルス禍によるパンデミック以来の外出自粛の要請も出る──次第に高まる不吉なトーンに引きこまれる、地球環境をテーマにした近未来小説。
  • 再復刊「借金大国日本」の再生に秘策あり 消費税を3%にすれば国民はよみがえる
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    二度目の緊急復刊! 働いては取られるインボイス制度。商品を買ったら取られる消費税。やみくもな国債の乱発ですっかり借金大国になり果てた日本政府を一喝し、次代を担う子孫に負債を残さぬための大改革策を緊急提言。「公務員や官僚を大幅に削減して、特別企業群を民営化し、莫大なる税金投入をなくせば今ならまだ間に合う」という著者渾身の社会評論。
  • 式部と少納言 私の源氏物語
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    1巻1,089円 (税込)
    「恋とは存命の喜び。男女の仲にあるだけでない。春の曙を待つとき。おかっぱ頭を傾けて苺を食べている子を見るとき……それも恋」「花が終わったあとに出かけたときは、また会えて嬉しいと葉が小刻みに震えていました。雨の日の風情は、ことのほか床しい」……女三宮の目を通して語られる源氏物語。移り行く時代の中でも、変わらない人間の愛と業を優しく、時に力強く紐解きます。
  • 植民惑星 アース
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    彼が目覚めた時、コンピューターの他は誰もいなかった。大脳を破壊するリブズウイルスが地球上に蔓延し、人類は死滅していた。残っているのは、人間を模したアンドロイドばかり。彼は人類の生き残りを探し、人類再生に向けて動き出した。しかしその頃、地球を狙う一団が、太陽系外の星系から地球へと動き出していた──。運命と人の手により生み出された救世主による救世の書。
  • シン・資産運用 あなたの未来が変わる すべての人に贈る成功への処方箋
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    1巻1,320円 (税込)
    資産運用の本質を知り、手法を理解できれば、どの境遇でも資産を築き、人生を豊かに変えることができる。老若男女必読の一冊。──第1章 人生の選択や環境で、収入・支出・投資が変わり、人生が変わる/第2章 人生と資産運用/第3章 資産運用の本質/第4章 資産運用を始める/第5章 あなただけのポートフォリオの作り方/第6章 あなたの資産運用の未来
  • 字のよめる牛
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    小さな女の子、ジャンヌは、飼っている若い牛、ミラベルが大好き。リンゴの木の下で、大きな声で本を読んであげるジャンヌ。ある日、ジャンヌが風邪をひいて部屋から出られなくなってしまった。会えなくてさびしいミラベルは……牧歌的な風景の中、少女と牝牛の友情を描いたとてもかわいいフランスの絵本を翻訳した一冊!
  • 太陽系時代の終わり
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    2270年。太陽系に繁栄していた超高度文明の遺跡から、慣性質量をコントロールする機器(IMC)が発見される。人類の更なる宇宙進出に向けてIMCを実用化すべく研究が開始される。ところが実験中にアクシデントが起こり……。人類は未知の機器を使いこなせるのか。オーバーテクノロジーを手にした時、目にするものとは!? 第1回草思社・文芸社W出版賞金賞の本格SF小説文庫化。

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  • 太陽と月のシンフォニー
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    1巻539円 (税込)
    教育改革に燃える雅は仕事に邁進していたが、ある日妹の華から母の死を知らせる電話がかかり……『太陽と月のシンフォニー』、行方不明の父を探す幸人の前に、脈々と受け継がれた血の呪縛が迫る『卑弥呼の祖国は何処に?』、毎度お騒がせコンビ、ユッキー&フッチーが、ついにフランスへと進出!? 『ユッキーとフッチーのミステリー事件簿 第三話』……特色あふれた短編3作を収録。
  • 短歌集 蝸牛は歩む。
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    1巻693円 (税込)
    「見上げると銀の涙が頬つたう/冴え冴え輝く白銀の月」豊かな感性は時に精神を傷つける。うつ病と闘った筆者は、父とも最後まで分かり合うことができなかった。「移ろう四季」「痛く甘い恋愛」「過ぎゆく日常」「父の死」の四章からなる短歌は繊細に揺れながら、確かな言葉として息づいている。「青空が弧を描いて消えていく/神が創った天球儀の様に」──
  • 短歌集 テラリウム2020
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    1巻880円 (税込)
    「神々が戯れ交じりに創ったか/地球という名の青いテラリウム」「残念な現実我らは皆等しく/テラリウムの住人だという」新型コロナウィルスが世界中に蔓延した2020年の人間の混沌とした内面を、31文字で鋭くも美しく描写した「テラリウム2020」のほか、「日常ワンカット」「四季彩」「大好きな、ハワイ」など多彩な切り口で、味わい深い短歌の世界を感じられる一冊。
  • テーブルトーク 上
    続巻入荷
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    ウィリアム・ハズリットはサミュエル・ジョンソンやジョージ・オーウェルと並ぶイギリスの最も偉大な批評家・エッセイストである。その中でも最良の作品が収められているとされる本書の多岐にわたるテーマをうまく日本語に落とし込んでいくため、私は今まで得た全てのものを注ぎ込んだ。私がこの世に生まれてきた意味をこの翻訳の完成で達成したと思っている。まさに私の総決算であった。
  • とある女との過去
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    1巻1,485円 (税込)
    どこですれ違ったのか、なにを間違ったのか──。「私の人生をメチャメチャにしたくせに……!」再会もできず、後悔と想いを抱え続けた男のモノローグ。「あなたは気が付いているでしょうか。この手紙の中で私は、あなたに関しては一度も“愛”という言葉を使ってはいないことを。……私はあなたに直接、この言葉を口に出して伝えることができなかったからです」(本文より)
  • なんのせい?
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    火の精サラマンダー、水の精ウンディーネ、土の精ノーム、風の精シルフは地球を守る精たちです。地球の精たちが、「あのヤロー」「ふざけんな」「じゃまだけど」「うるさい!」などと、互いにいがみあっていたのは、なんのせい? うつくしい地球をとりもどすには、どうすればいいのでしょう。太陽の神アポロンの導きで地球の精たちが出した答えとは。
  • 働きなさいロックスター
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    ロックスターを目指し10年前に上京した。13年前の事件、親父との反目……故郷の土は踏まないはずだった。だが今は、故郷に帰るため岡山駅で新幹線を降りたところだ。これから瀬戸内海を渡る。同じ境遇の幼なじみは今も故郷に残り、昔と同じ場所で生活しているはずだ。上京後のことを聞かれるだろう。気まずい。強がるしかないのだ。自分が帰ったって何の波紋も起きるはずはない……。
  • バーバラ、バルバラ、バーバレラ
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    1巻968円 (税込)
    バーバラがぼくたちのクラスに来たのは五月の連休明けだった。担任に紹介されたあと、彼女はいきなりこう言ったのだ。「わたしのことはバーバラと呼んで」一同、顔を見合わせた。ぼくとミチアキも、もちろん。だって彼女、目が大きくて多少バタ臭い感じはあるけれど、どこからどう見ても日本人だし、名前もいましがた「吉澤七海」と紹介されたばかりなんだもの。なにがバーバラなんだか。
  • 人の一生は「運」が八割 残る二割は「偶然」と「実力」
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    1巻1,089円 (税込)
    「営業職」として長年「生身の人間」という生き物と直接面談し、おつき合いをさせていただいたお陰で、貴重な「人間同士」との接点から導き得た深層心理的知識にたどり着いた、ある種、結論のようなものを確信し、私自身の失敗した実体験などを含め、ここでご披露したいと思うのです。あなたのこれから先の幸運なる人生のご参考の一部にでもなれば幸いです。
  • ピロロとニニの金メダル
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    何度作っても巣をこわしてしまうカエルのピロロに困っていたお爺さんグモのニニ。年をとっているので他の場所に移動もできないため、ピロロに訳をたずねた。「カエル高とび大会で金メダルをとりたいんだ!」というピロロの思いを聞いたニニが考えた作戦とは。果たして、ピロロは大会で金メダルをとることができるのでしょうか。不思議な縁で交流を深めた心あたたまる友情物語。
  • ふしぎなようちえん
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    春の訪れとともに始まった幼稚園生活。おてんばなこんじが初めて訪れたのは、少し不思議でおしゃれな空間。シスターたちや友達と一緒に歌い、踊り、様々な遊びに夢中になる。見たことのない風景、守るべき「きまり」に興味津々のこんじは、新しい経験を通じて成長していく。子どもたちの小さな冒険心と、好奇心をくすぐるストーリーで、幼児期の大切な瞬間を描いた絵本。
  • 星のともしび
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    夜に明かりをともすことさえできない貧しい村を見た星の国の王様は、クリスマスの夜に星のあかりをプレゼントしようと思い立ちます。クリスマスに星の子達が次々と地上へと降りていく中、(自分は弱い光しか出せないから)と、一番小さな星の子は降りられずにいましたが……。小さな勇気がもたらした、あたたかなクリスマスを描いたやさしい絵本。
  • まるで漫画 2
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    1巻1,089円 (税込)
    時事問題、風刺ネタ、お色気もありのなんでもあり。「80歳になりますが、月日が経つのは早いなんて振り返ってみても、披瀝する程の略暦を持ち合わせてはおりません。漫画だけの人間になったのが50歳の日暮れどき。しゃかりきになってギャグ漫画に挑みました。今、わたくしは毎日、漫画を1ページ(4色もの)をかくのを日課にしております」(作者あいさつより)
  • 幼稚園生からでも分かる「やさしい、やさしい」『数学のお話』
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    1巻880円 (税込)
    数学は芸術だと思います。数学や算数が嫌いになっている人の大部分は、本当に些細なところでつまずいているのです。それを取り除き、わかりすく、やさしく教えていけば、幼稚園生でも、数字の持つ規則性の美しさ、整合性の持つすばらしさに気づいてもらえると思っています。本書は、誰にでもわかるように難しい言葉を使わず、平易に『数学』を説明した数学への手引書です。
  • 義経北へ ─純愛と悲劇の生涯─
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    その軍才と奔放な性格が兄・頼朝に疎まれ、邪魔者扱いされた源義経。危険を察知し京を脱出した彼は、北を目指し藤原秀衡を頼って奥州へ。しかし、鎌倉による追撃は厳しく、平泉は安住の地にはならなかった。どんな災難が襲おうとも、その愛ゆえに決して彼を見捨てなかった二人の女性、郷御前(正室)と静御前(愛妾)をも巻き込み、その運命は思わぬ方向へと転がってゆく──。
  • リサーチャー クニオ
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    1巻1,386円 (税込)
    設立間もない小さなリサーチオフィスの探偵クニオのもとに失踪人探しの依頼が舞い込んだ。依頼人の詳細は不明。アシスタントと共に東奔西走するクニオだが、謎だけが深まっていく。物語が展開するにつれて、思わぬ人間同士のつながりが明らかになり、最後はまさかの結末に……。ミステリーの中に垣間見える不可思議な人間の精神こそ著者が描きたかったテーマでもある。
  • 我らのお殿様 北条氏重
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    時は江戸幕府が開き初期の頃。市井の声に耳を傾け、民の暮らしに心を添わせる、ひとりの大名の生き様を、目下の者を含む全てに尊厳を保つ稀有な感覚と、発信力、行動力にスポットを当てながら、見事に描き切っている。社会に役に立つ人になりなさい。そして、自分が正しいと思ったことは思い切りやりなさい。著者の祖先のルーツを辿る中で生まれた歴史小説。
  • Afterglow ─最後の輝き─
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    1巻462円 (税込)
    啓介は精神科の医師。現在は相模湾を一望できる美しい病院でホスピス病棟の患者、内科・外科で精神症状のある患者を診察している。ある日彼はホスピス患者恵を診察する。保育士だった恵は40歳という若さで余命数ヶ月。天真爛漫な恵に、医師と患者としてではなく惹かれていく啓介。著者が精神科医であるだけにリアルで、命の輝きのようなものも胸に迫る。大人っぽい恋愛小説。
  • 社内スキャンダル
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    1巻594円 (税込)
    企業の派閥争いと足の引っ張り合いが激しい社内で、不正や不倫が日常化している。懲罰委員会の査察が厳しさを増し、社員たちは恐怖に震える。社内の秘密と権力闘争が明らかになるとき、人間関係が複雑に絡み合い、隠し通せない真実が暴かれる。野心、嫉妬、裏切りが交錯する中、正義はどこにあるのか。企業社会の裏側を描いた衝撃の小説が、あなたを驚愕させる。
  • 君の正体を言い当てようか
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    1巻693円 (税込)
    27歳の滝川慎司は、婚活アプリでミナという女性と知り合う。趣味も話も合い、笑顔の可愛いミナに好印象を持った慎司は、次のデートの約束を取りつける。ところが、彼女自身のことを尋ねるとなぜか頑なに口を閉ざすミナ。そして、アプリに書いたプロフィールは全部デタラメだと告白する。慎司は、ミナの職業、年齢、出身地、全てを見破ってみせると宣言。二人の謎解きゲームが始まった。
  • 愛・明日にむかって
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    「オギャア」──みんなに見守られて、かわいい赤ちゃんが生まれました。赤ちゃんは「愛」と命名されました。愛が2歳になると、妹のひかりが生まれ、毎日がよりにぎやかになりました。さらに子犬のリキも家族の一員になり、4人と1ぴきの生活のスタートです。──日々に感謝をしながら愛を持ち続け、親と子がお互いを信頼しあう、理想的で明るい家庭を描いた絵本。
  • IRに物申す ギャンブラーの掟 博打ホリック、オケラ回避の36ヶ条
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    まず一首「もの心つくやつかずの賭け遊び 長じて株に香道に投花」 そして一句「IRマイナTAX四月馬鹿」 日本には古き悪しき因習の伝統があるのに、今更アチャラのカジノが要るのか? そこで、生粋のオケラの申し児、不肖、私メが浅はかながら私見を述べたく、筆を執った次第です。揶揄と軽妙さが入り混じった賭け事との付き合い方指南書!?
  • 愛犬アミ、世界で一番愛した君へ
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    母親が犬のブリーダーだったにもかかわらず、無関心だった作者は、ある日最高齢の犬が産んだ超未熟児を発見する。わずか90グラムしかなく、心停止を起こしていた。懸命の措置を施し、どうにか一命をとりとめる中で、母性の目覚めに気づく。その未熟児に「友達」を意味する「アミ」と名づけて世話をするうちに、最強の親バカに…。人と犬との笑いと絆を描いたコミックエッセイを文庫化。
  • 愛されて 生きて
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    1巻1,089円 (税込)
    高校生活最後の夏休み、春は自殺未遂を図って病院に入院していた。姉・夏美が春の恋人の旬を誘惑したことが原因だった。献身的に支えてくれる旬や、両親、兄の愛情によって、春は徐々に心身共に回復し、旬との結婚を迎えるが……。様々な障害や悲しみを経験しながらも常に前向きな気持ちを持ち続け、やがて幸せを掴む春と旬の愛の軌跡を描く恋愛小説。
  • 愛してる介護
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    1巻968円 (税込)
    《介護は実に面白い仕事だと思っています。女優になったつもりで、その方の自尊心を傷つけないようにお声がけをすると、いつも気持ちよく過ごしていただけます》(本文より)。「その優しさをたくさんの方々に伝える仕事をしてね」──幼い頃、大好きだった祖母が進むべき道を示してくれた。「おひさまの笑顔」をはじめ、岐阜県内で多様な福祉施設を展開する女性経営者がつづった介護愛。
  • 哀愁の歌姫
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    1巻1,188円 (税込)
    【人生にはさまざまな選択肢があります。線路の分岐点で、どちらに進むかを決めるのは自分自身です。今でも私はあのときの選択を間違えたという思いはありません。ただ悔しいのは、その後の運命──】(「プロローグ」より)。歌手としてメジャーデビュー目前、「自分を殺してまでデビューしたいとは思わない」と言い残し、忽然と姿を消した女性の悲劇の人生を描いた実録小説。
  • あいたかったよ
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    幼稚園バスに乗りたいなー。お友達となかよくおしゃべりがしたいなー。乗ってどこへ行こうかなー。幼稚園にバスで通いたいけど、家が幼稚園に近すぎてバスに乗せてもらえない。ぼくはバスで幼稚園に通うお友達を、うらましく思いながらながめてた。でもある日、ぼくの家の前にバスが止まって──。ファンタスティックでどこか郷愁を誘うほのぼの絵本。
  • 愛と感謝
    3.0
    1巻1,089円 (税込)
    見えないものを視て感じて聞く能力「ギフト」を授かった著者は、幼少期からその能力を発揮。左手のエネルギーで母を治癒し、能力者であった祖父が宣言通りに寿命を終える様子を見るなど、不思議な体験をしてきた。また、3回の結婚、3世帯同居など、周囲の人の魂を視る能力があるが故の孤独、苦しみもあったが、現在の夫と幸せな日々を送る今、どんな時も「愛と感謝が大切」と綴る。
  • 愛に気づいて
    -
    小学五年生のメイは妹ののばらが大嫌い。のばらはフランス人形のような見た目で天使のように愛らしく、両親の愛をひとりじめしているから。そんな折、メイは学校で「“ガイコツ星”に願えば、嫌いな子を消してくれる」といううわさ話を聞く。ある晩、ふと夜空を見上げると、まるでガイコツのように見える星が……。妹にコンプレックスを抱いている姉の気づきと家族の愛を描いた物語です。
  • 愛猫モコとの老々介護
    -
    亡き愛猫との出会いから看取りまでを振り返り、特に心に残るエピソードをまとめた実話絵本。著者をびっくり仰天させたという愛猫のやんちゃなエピソードの数々にくすりと笑わされ、互いに想い支え合う姿や別れの場面などでは涙を誘われることも。イラストのみならず写真、短歌も満載で、愛猫への愛と感謝の気持ちがたっぷり詰まった読み応えのある絵本です。
  • 愛別の記
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    1巻924円 (税込)
    身内だという見知らぬ男性が生前書き留めた記録により、実の親の深く哀しい人生の足跡を辿っていく表題作「愛別の記」では、仏教でいうところの“愛別離苦”を書きたかったという著者。このほか、人生の冬に向かう老境の夫婦と一人の老女の姿を描いた「冬構」、静かに人生を終える老人を思い出の山椒の香りと絡めて描いた「山椒」、珠玉の三編を収録した短編小説集。
  • 愛ランド紀行 ─バミューダ・トライアングル─
    -
    1巻880円 (税込)
    バミューダ海域に隠された〈愛〉の島に墜落したフライングドクター・エリック。謎に満ちた〈愛ランド〉の住人たちにとって、エリックは長い間待ち望んでいた理想のゲストだった。〈愛ランド〉の住人たちとの触れ合いの中で、エリックは自分が何を期待されているのかに気付く。それは全世界に〈愛〉を伝導する「愛のメッセンジャー」になることだった……。
  • アイヲエガケ
    -
    1巻1,188円 (税込)
    緊急地震速報が鳴り響く病院の広場で出会ったのは、高校美術教師を辞めた青年と、事故で両親と聴覚を失った女子大学生、そして彼女の姉。青年のつたないけれど誠実な手話と色鉛筆で描かれた美しい絵をきっかけに、3人は距離を急速に縮めていく。惹かれあい夢を語る彼らは、それぞれ抱えていたつらい現実に向き合うのだった──。色鉛筆で描いたような、愛情あふれる瑞々しいタッチの物語。
  • 愛を探す旅
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    私たちの生きる世界は、想像するよりも遥かにドラマティックで、孤独感、不安感、劣等感などのネガティブな感情から生まれる“生きにくさ”も幸せになるために必要な感情だった。どうか、この一冊が今必要としている人へと届き、少しでもあなたの生きる世界が愛で溢れますように──(本文より抜粋)。ありのままの自分で幸せに生きられるようになる方法を綴ったエッセイ。
  • 愛を忘れないで生きる
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    マコの人生は愛に満ちた子供時代から始まり、幾多の試練を乗り越えてきた。喪失の痛みと再生の喜びを織り交ぜながら、彼女は愛する家族と共に生き抜く。この本は、過去と向き合い、未来に向かって歩むマコの物語。老後に訪れる新しい愛、そして亡き娘との絆が深まる中で描かれる、人間の強さと優しさを感じさせる自伝で、生きる力と希望を与えてくれる一冊となっている。
  • 逢うは運命よ、別れも運命
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    運命の人と人生を歩めたこと、苦難と向き合ってくれたこと──すべてに感謝! 夫婦二人三脚の人生を語った講演録。「人の世の常とは言え、近時、何かと心配事多く、また争い事も絶えないささくれた世の中ですが、いつの日か、この本を手に取ってくださった方が、たとえ一人でも共に泣き、共に笑ってくだされば、ボクはこんなにうれしいことはありません」(本文より)
  • 葵

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    1巻990円 (税込)
    人の一生は出会いの連続である。苦しみを溶かす出会いもあれば、悲しみを喜びに変える出会いもある。今、社会で多発する特殊詐欺は余りにも辛い出会いである。言葉巧みに懐に入り込み、思い込みや勘違いを起こさせ、時には情けに訴え間違った解釈を信じ込ませてお金をだまし取る。辛い出会いを疑似体験する事で詐欺の撲滅を図る『高齢者を狙う詐欺』を含む全6編の短編を収録した作品集。
  • あおいさばくで
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    いのちのきらめきは みんなおなじ──。海から届いた、小さなイワシくんからのメッセージ。大人にもぜひ読んでいただきたい美しい絵本です。/ぼくは いっぴきの いわし。あおいうみのなかで くらしている。ぼくは きょうも みんなとおよぐ。いきをあわせて すごい スピードで。ぼくは いっしょうけんめい ついていく。(本文より)
  • 青い空を、青い海を、永遠に 忘れてはいけない原爆のこと、或る被爆者の物語
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    陸夫は、自分は生き残ったというより、生き残されたという感覚でいる。生き残されたからには、人々の役に立つことをしなければいけないと、必死で働いてきた。世界の平和のために、自分にできることを必死でやらなければいけないと思っていた。(本文より)──13歳のときに被爆。のちに技術者となり、開発した緊急遮断弁が福島第一原発で使われるようになる。93歳になる今、その人生を書き記す。
  • 青いトカゲ
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    1巻1,089円 (税込)
    謎多き夫とその母親に違和感を覚えた女性が幼子を連れて逃走するが、行く先々で青いトカゲのマークに遭遇する。これは何を意味するものなのか。さまざまな人間模様が描かれるが、つぶさに見れば関係性のドラマであり、その意味では単なるミステリーと一括りにできない物語でもある。最後には予想だにしなかった展開が待っているが、そこに「人間であること」の希望を見ることもできる。
  • 碧天(あおきみそら)~樹(いつき)の杜(もり)の神子(みかんこ)~
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    1巻1,287円 (税込)
    楡神様の神子が人々の支えとなり、穏やかに暮らしてきた村。ある日、邪神を奉じる者たちによって幼女がいけにえにされる。続く災禍を止めるために神子の斎笹は苦悩するが、篁の助けを得て村を守る。斎笹の後継ぎ・雪松は、篁を警戒するも、別れや苦悩に自ら直面する中で、何かを信じることの本当の意味を学ぶ。平安後期の東国を舞台に、正直で謙虚に生きる厳しさと幸せを思い出させてくれる物語。
  • 蒼き闇 汝よ何処へ
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    1巻968円 (税込)
    「『何処かのクソ親父の仕打ちとは全く次元の違う話です』期せずして己の闇の領域に誘い込まれてしまった辰雄は、思わず鬱積するものを吐き出していた」(本文より)。さまざまな人々との出会いにより一人の男として成長していくヒューマンドラマ。「兄ちゃんにも使命があるんやで……」父親に将来の夢を絶たれ絶望に打ち拉がれた青年にその言葉は希望となった──。
  • 青空散歩
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    ある日の午後、外側に開く窓から外を見ていると、小雨、というほどでもない、やわらかな雨もあがり、空の色も大気も、ほんのりした紅色に見える。そこら中、ほんのりした紅色だ。周りの人に声をかけ、一緒にうっとりしようとしたが、三人ほどいたと思うが、だれもそんなように見えないというので、意外に思ったのを覚えている。(「空の色」より)
  • 青空、のち自由。
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    1巻891円 (税込)
    ある日突然知った、夫の裏切り。その日以来、空虚な日々を過ごしていた「私」が、一人の男性に出会ったことからさまざまなことが少しずつ変わりはじめる。曇り空から一転、空が晴れ渡るように……。おたがいに家庭を持ちながらひかれあってしまった大人の男女の、ゆっくりと静かに育まれていく純愛を、「私」の息子たちとの関係もからめながら、繊細に描いた物語。
  • あおてんだいぶ!
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    1巻1,188円 (税込)
    甲子園ボウルよりすごい「入替戦」?! チームの将来とプライドを賭けた、本物の戦いがここにある!! 北摂大学アメリカンフットボール部「へぼ」ラインバッカー倉橋和也。今シーズン全敗の末に迎える大学最後の試合、二部優勝チームとの「入替戦」。向こうのエースは、因縁のあいつ! 学生最重量級爆走ランニングバック赤澤大樹! 倉橋よ、おまえにビビってる暇はない!!
  • 紅嵐×渡雲
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    1巻539円 (税込)
    学園ドラマ+心霊ファンタジー+思春期恋愛もの=至高のエンターテインメント。小さい頃から「本来見えないらしいモノ」が見える特異体質を持っていた「僕」こと笙太と、中年幽霊キワさんが紡ぎだす摩訶不思議なお話。普通に学園生活をおくっていたが、笙太のクラスメートの話がきっかけで、2人(!?)は思わぬ事件に巻き込まれ――そして意外な結末を迎える!
  • 赤い絣の記憶
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    1巻1,089円 (税込)
    明治10年。造り酒屋の旦那と女中だった母との間に生まれた八重は不遇な幼少期を過ごす。旦那も母も亡くなった後は住み込みの牛鍋屋で働き、そこで出会った実業家の男性と結婚。娘も生まれ何不自由ない生活だったが、八重は過去に苦しみ娘を愛せなかった。八重の痛みは世代を超えて現在に繋がり、八重を曾祖母に持つ「私」は、負の連鎖を断ち切るため過去を遡る……。
  • 赤い花と青い森の島で
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    1巻1,155円 (税込)
    東京オリンピック開催の前年の1963年、斉田順平は大島の定時制高校に着任した。まるで両手を広げて悠然とこちらを見下ろしている白い噴煙を吐く三原山。捉えどころのない不安や期待が湧き起こる中で、順平は教師生活をスタートしたのだった……。夜間で学ぶ生徒たちの様々な事情、教師たちの思惑、順平の理想と現実の狭間で揺れる教育観と淡い恋心を描くヒューマンノベル。
  • 赤いふんどしの秘密
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    1巻1,089円 (税込)
    性のめざめ。それは誰しも通る道。物語として、自伝的要素をもとり入れて編まれた作品群。内容:◎短編集「赤いふんどしの秘密」(赤いふんどしの秘密/しょんべんとばし/消えた脱脂綿/出逢い/学校たんけん/だいだい色の満月の夜/青い浮き輪/海にむかって放たれた小便/ぼくの「赤飯」/ひげ?そり/海の輝き/亀岩の女の子)◎「海へ行く」
  • 赤いペチュニア
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    1巻1,188円 (税込)
    待望の第一子が誕生した、都内の大学の専任講師。妻の妊娠中も出産後も積極的に妻をサポートし、それをこれからの父親像・イクメンの姿としてゼミの教え子達に報告していた。学生らの反応は上々で、充足感に浸っていたが、一方で妻は不満げである。最初は好意的だった周りの教授らもどこか冷ややかで…。形ばかりのイクメンから、リアルイクメンとなった男性の変化を詳らかに描いた物語。
  • 赤いマフラー
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    公園のベンチにポツンと置かれた赤いマフラー。いったい誰のものなのでしょう。動物たちが現れて、じっと見ています。そこへやってきたコトリが二わ、マフラーを引っぱりあいながら飛びたちます。赤いマフラーはどんどん運ばれていき……。思いがけない旅をする赤いマフラーのお話。一つのぐうぜんが、まわりまわって人をしあわせにすることもある、という著者の思いが詰まった絵本。
  • 赤い目のテス
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    1巻1,056円 (税込)
    青い海とみどり豊かな大地を持つ、美しい星。世界は、光の「アマス」と闇の「ヨミ」に分かれている。ヨミにはウサギたちが住んでいた。子ウサギ、テスはみんなと違う容姿のせいで、母ウサギや仲間から離れて暮らすことになる。そんな中、滅びのときが近寄ってくることを一人だけ知ったテス。彼は仲間を救えるのか? 命の尊さ、世界の美しさに気づかせてくれる壮大なファンタジー。
  • 赤オジラとぼく
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    1巻1,188円 (税込)
    「あんた、やっぱりいじめてたんよ」……ええっ、いじめられてるのは、ぼくのほうなのに!? 学校でいじめられたぼくは、下校途中、赤いドレスを着た怪獣みたいなオジサン、赤オジラに会った。なぐさめてくれるのかと思いきや、赤オジラはとんでもないことを言いだした……。赤オジラが教えてくれた、友達になるのに大事なことって? ダイナミックなイラストも楽しい児童文学。
  • 赤ちゃん
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    3歳児から中学生、高校生を対象に、子どもができるまでの過程を著者のイラストも含めて真正面から描いた性教育絵本
  • 暁の航跡
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    1921年(大正10年)、海軍大臣加藤友三郎は首席全権としてワシントン軍縮会議に向かった。「ロシアのバルチック艦隊を潰滅させた連合艦隊参謀長自らが海軍軍縮案に賛同する発言に、各国全権、海軍軍人、新聞記者を始め満場の人々は深い感慨と大きな僥倖に満たされ、惜しみない賛辞を贈ったのである」(本文より)。海相でありながら“軍縮”を行った友三郎が見ていた国の未来とは。
  • 茜雲タペストリー
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    1巻1,485円 (税込)
    トイレを汚す夫の問題をどう解決するか悩む夫婦、犬に鼻をかじられた男と女の奇妙な関係、メンバーの一人に突然脱退宣言されてその代わりを探すことになったおやじバンド。……それぞれにひと癖あるミドルエイジたちが奇妙な繋がりで結びついてゆく。前作『青空チェイサー』の後日譚もからんでくる物語は、運命のいたずらなのか、それとも……。ユーモアあふれる文章で紡ぎだす第二弾。
  • あかねちゃん
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    青い空、白い雲、野原のにおい、そしておばあちゃんが大好きなあかねちゃん。明るくて素直な女の子、あかねちゃんの活躍を描いた絵本。「おばあちゃん、あの雲、何に見える?」─『あかねちゃんと青空と白い雲』、タンポポさんの下で「なかまにいれて」と言っているのは?─『あかねちゃんと野の花』、カラスの父さんがお腹を減らしている理由は?─『あかねちゃんとカラスの父さん』の3作品を収録。
  • あかりちゃんはおねえちゃん
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    「わたしだけのママでいて」弟が生まれて“赤ちゃん返り”をしてしまったあかりちゃん。ありふれた日常を通して、あかりちゃんの心の成長をやさしく見つめた物語です。/あつとくんの くびが しっかりしてきたので、ままは あつとくんをだっこして、あかりちゃんを ほいくえんに つれていくことにしました。「いやだ。いきたくない。」「まま、おんぶして。」(本文より)
  • 飽き性な飼い主さん
    -
    わたしはムック。トイプードルとビションフリーゼのミックス犬です。飼い主のちゃあちゃんは、とっても飽き性。ガーデニング、デッサン、ぬりえ、何をやっても長続きしません。そんなちゃあちゃんですが、唯一長続きしていることがあって……。キュートな愛犬の視点で描く「飼い主さん」の日常とは? やさしい色味で描かれたかわいらしいイラストが映える、愛犬家必携の絵本です。
  • 秋の序章 残照
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    1巻1,188円 (税込)
    母の再婚後、連絡が途絶えていた父方のいとこ達から「いとこ会のお知らせ」が届く。育ての父も母も亡き今、京子は妹の尚子と父の故郷・山形へ向かう「秋の序章」。看護婦長として働くすみ子は初恋相手の平田と再会する。平田の妻が勤務先の病院に入院するという。蘇る思いと命が尽きようとしている平田の妻を看取る立場の狭間で揺れ動く心を描いた「残照」。人々の悲喜を描いた二作品。
  • 悪女の系譜
    -
    1巻1,386円 (税込)
    突然、末妹の多恵が招集した「家族会議」。その席で多恵が兄や姉に突きつけた要求は、自身が作った借金の肩代わりと月々の援助だった。ここから遺産相続をめぐり、泥沼のきょうだいの争いは裁判へと暴走していく。それは母&姉妹vs.長兄&次男の体も成し、「俺」にとっては悪女との戦いでもあった。家族間で繰り広げられる歪んだ相続争いと、「俺」の内面の葛藤と再生を描いた問題作。
  • あこがれのホシにきたボク
    -
    ある「いのち」が遠い星から旅してくる──その視点で描かれる、誕生の物語。草や木、動物たちがいきいきと生きるこのホシに生まれることは奇跡なのだと、あらためて気づかされます。新しい命に出会うすべての人に、また、生きている意味に迷いそうになったときにも、そっと寄り添って勇気をくれる絵本。ことばのリズムが心に残り、読後には大切な人に「ありがとう」と伝えたくなります。
  • あこちゃんのおにいちゃん
    -
    あこちゃんには、ふたつちがいの おにいちゃんが います。おにいちゃんは あこちゃんが だいすき。そして あこちゃんも おにいちゃんが だいすき! あっ、あこちゃんが 泣いている! なんとかしなきゃ。がんばれ! 絵本と車が大好きな あこちゃんのおにいちゃん。自分もまだ小さいのに、妹のために奮闘するおにいちゃんの姿を描いた絵本。
  • あさがお
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    この絵本は、あさがおの種が大きな夢を育む過程を通じて、成長の美しさと生命の尊厳を描く。自然の変化と共に、四季の流れの中で日々の小さな発見と奇跡に気づき、友情、愛、そして挑戦を通して、生命の真の価値を学び取る。感動的な旅を読者に提供する、季節の移り変わりを背景に展開する感動の絵本。この旅は、心の成長を促し、読者に深い共感を呼び起こす。
  • アサガオのひとりごと
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    過去の不幸や他人からの心ない言葉に傷つきながらも努力を続けてきたけなげなヒロインが小説家になるという夢を叶え、素敵な恋も成就させるまでを、陰ながら応援するアサガオの語りで描いた絵本。夏の始まりとシンクロして展開していく恋の展開は爽やかで、かつロマンティック。読んだあとに希望を感じさせ、心地良い余韻が広がるハッピーな物語になっている。
  • あさちゃんの人生は面白い
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    子ども時代、親から愛情を受けられず心に傷を負ったあさちゃん。人生を卑下し続けていましたが、インナーチャイルドと向き合い受容、そして統合することにより、心穏やかに過ごせるようになります。つらい時期を乗り越えた彼女が、次女家族との東北旅行、自叙伝出版、韓国旅行の顛末を軽快なタッチで明るく綴り上げた、自分を信じ、今を懸命に生きることで好転する人生を綴るエッセイ集。
  • 明日、海まで走ろう
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    1巻1,188円 (税込)
    「施設に入ってもらえば、今までと変わらない生活が続けられる。それにずっと自分は我慢をしてきたのだ。それなのに、さらに永遠に介護をしなければならないのか──。考えるだけでゾッとしてくる。妹の言うとおりだと思った。これからは夫が我慢する番だ」(本文より)。夫婦関係や人とのつながりを丁寧に描出した情趣あふれる表題作、ほか二編を収載。
  • 明日がある
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    幼い頃から家族を助けて“仕事三昧”の日々を送ってきた著者。働くことが大好きでつねにポジティブな生き方を貫き通してきた著者が、率直な言葉で綴ったバイタリティーあふれる半生記。その生き方が勇気を与えてくれる一冊。
  • 明日天気になーれ
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    長い人生、曇ったり、雨が降ったり……でもいつかは晴れる! いろいろな人々との出会いに感謝! あらゆることに挑戦し続けるエネルギッシュな生き方を綴った33話からなるエッセイ集。「つらかったこと、楽しかったこと、大変な時代を生きてきたことなど、すべてを包含し、思い出を蘇らせることで、新たな発見があり、また未来につないでいくことができる」(「はじめに」より)
  • あしたへ歩く 子持ち理系女子の葛藤のあゆみ
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    病弱で運動会ではいつも「べった」(大阪弁でビリのこと)の著者だったが、周囲の人々の温かさと持ち前の好奇心でのびのび育ち、やがて博士号を取得。結婚し子どもも授かった。しかし、そこからは研究と子育ての両立を阻む大きな壁があった。母親と研究者の「二足のわらじ」を履いて、様々な困難に挑戦し葛藤した日々を振り返る。リケジョのみならず、すべての女性に勇気を与える1冊。
  • 明日またね
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    家族、友人、仕事、社会……周囲のものに常に興味を持ち、可笑しさを見出してきた著者による壮快エッセイ。「明日という言葉は、明るい日と書きます。今日楽しければ、明日も楽しく、今日苦しくても、明日は明るい日になりますように。」──著者より。
  • 足を引きずり「前へ!」
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    牧師の教会での説教集。キリスト教に詳しくない人でもわかる! 「事実となった言葉」「より良い人生の締めくくり」「コロナ禍の下での信仰」「主の名によって来られる方に、祝福があるように」「足を引きずり 前へ!」「畑を買う─エレミヤの祈り」「主の名のために受け入れる」「なんと美しいことか」「聖霊があなたを導く」「クリスマスを祝おう」「あなたには将来と希望がある」など。
  • あじさい都市のススメ 非営利組織と自治体職員のための超人口減少時代を克服する都市戦略
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    1巻1,188円 (税込)
    東日本大震災発生直後から岩手県北上市長を3期12年間務め、その後、一般社団法人都市創生研究所代表理事としてまちづくりにまい進してきた著者が、地域資源を生かして新しい「まち」をつくりあげてきた実例書。「まち」は子や孫からの預かりものというスタンスで、持続可能性都市のための「ひとづくり」や行政マネジメントシステムの構築などを多くの図や写真を交えて紹介している。
  • 明日への扉 経済の未来 人類の未来
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    1巻1,287円 (税込)
    サービスを含めた物々交換の限界を超える貨幣を仲立ちとした経済の仕組みを生み出し、発展させてきた人類。しかし今、その命を育み成長させる自然環境及び社会環境への経済活動がもたらす弊害に苦悩し始めている。人類の歴史を経済の観点から振り返り、分析し、弊害除去のための新たな仕組みを提案する。貨幣も組織も手段であって、目的ではない。人の一生の目的は、精神的成長にある。
  • アスペルガーと診断された姉、息子と歩んだ日々
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    アスペルガー症候群は発達障害の一つ。息子は幼少時、姉は大人になってから診断された。当事者には特有の感覚があり、過敏であったり、周りの人に理解されないといった生きづらさがある。多くの人たちの理解と協力をもらって、アスペルガーの長男らに向き合ってきた著者の体験談と考察。ご家族はもちろん、画一化が求められて息苦しい今、多くの人に読んで欲しい。
  • 明日を打つ 三人の若きボクサーの闘い
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「そやけど、わいの試合なんか観に来てくれる人、そないにいるやろか」「お客さんはな、生き様を見に来るんや。派手なパフォーマンスなんかいらん。自分らしいボクシングしたらええんや。あんたを応援したいと思う人は、ぎょうさんいてると思うで」(本文より)。ボクシングに賭ける若者と、彼らを支える人たちの絆を描ききった、熱気の伝わる物語。
  • あそこはハナコの部屋
    -
    中2の葉奈は「便所のハナコ」と呼ばれ、クラス中からいじめを受けている。陰口、仲間外れ、パシリ、汚いもののように扱われ、先生も助けてはくれない。そんなある日の夜、中学時代に同じ「ハナコ」のあだ名でいじめられていたという小華と出会う。小華はこの生活から抜け出す方法がひとつだけあるというが…。孤独な少女が、少しの勇気と小さな行動で自分の世界を大きく変えていく物語。
  • あそぼ~よ みんなだ~いすき
    -
    1巻1,089円 (税込)
    小さな命、弱い生き物や嫌われ者たち。みんな子を守り、自分を守り、家族や仲間を守り、喜びや苦難を全て受け入れ、今を精一杯生きている。大丈夫だよ、それでいいよ。一緒に歩こ。 手をつなご。この絵本の生き物たちのように。一冊の絵本から、愛が育ちますように。あなたの色は何色ですか──個性的な生き物にワクワクさせられるバイリンガル絵本。
  • あたしとわたしとメロンソーダ
    -
    1巻495円 (税込)
    好かれようと「わたし」を演じていたあたしを、あたしに戻してくれた人、海斗。あたしは浅見れもん、大学三年生。海斗と過ごす時間が心地よくて、海斗への気持ちがどんどん強くなっていく。わたしたち、ずっとずっと一緒にいられるよね?(あたしとわたしとメロンソーダ) 彼女と住む部屋に、破天荒な姉が転がり込んできた!(a.ne.ki.)
  • 暖かき日よ KAZU作品集
    NEW
    -
    描くことは、感じることと考えること──野生動物は自ら「人と暮らそう」と考えたりはしません。ところが人の側から見たとき、その性質がたまたま利用価値が高く、相性のいい動物がいました。牛、馬、犬そして猫です。人はこれらの動物を積極的に身近に置いて利用しようと考えたのです(本文より)。風景画、人物画、動物画、そして恐竜、と。前作『光の街の人々』に続く作品集第2弾。
  • 頭の外へ飛び出す! ~随想~数学じゃない円周率
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    「人間は、『実質的な、同じ』のある人工の世界と、一つとして『実質的な、同じ』がない自然の世界を知覚して生きている」という考え方をベースに、著者は「円周率の正体」へ、数学以外からアプローチする。そしてあぶり出された円周率の正体とは? 「これは、『数学のレポート』ではないので、数学関係者の方々におかれましては、一笑に付していただけるとありがたいです」(著者)。
  • あたり屋 ~Crash for cash!~
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    1巻693円 (税込)
    会社をリストラされた主人公が、ひょんなことからあたり屋となり、生計を立てていく。ある日、主人公の車にぶつかる様子が映画関係者の目に留まり、スタントマンへとスカウトされる。その誘いを受け入れ、恋人もでき、新たな人生を歩み始めた矢先、主人公に忍び寄るのは警察の捜査の網だった…。主人公の運命やいかに? ほか「一発逆転男」も収録。
  • あつし tomorrow
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    1巻990円 (税込)
    お母さん、おばあちゃん、異父弟の4人で暮らす小学6年生のあつし。食事を与えられず、お風呂にも入れず、持っている服は数着のみ。下着はなく、上履きもありません。クラスメイトに嫌がられているとわかっていながらも、唯一の食事である給食を食べるために、通学しています。そんな彼を支えた人々とのあたたかな交流、あつしの心の成長を飾らない筆致で描いた、実話に基づいた小説。
  • あなた自身がパワースポットになる方法 自然界の高波動=レイキでエネルギーをチャージする
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    自然や大気の中に満ちている目に見えない崇高なエネルギーのことを、昔から日本語でレイキと呼びました。つまり、あなたが日々の生活の中でふと感じる「ここ、気持ちいいね」「いい気を感じる」それこそがレイキなのです。レイキを取り込むことで軌跡が可能になるのです。「元の氣=元氣」をとりもどし、人生のステージを加速させる……そんなヒントが満載の1冊。
  • あなたと私の十代 団塊ギャング
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    1巻880円 (税込)
    時代は令和へと変わり、団塊世代の若いころもとうとう歴史になった。良くも悪くもエネルギッシュで変化に富んだ時代──昭和。子どもたちは狭い世界の中でせめぎ合い、戦いつつ生きてきた。「私」には苛烈ないじめが襲い掛かり……一人の少女の目を通して描き出す、懐かしい時代の物語。団塊世代には懐かしく、他の世代には当時の世相を実感できる、読み応えある一冊。

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