文芸社作品一覧

  • 記憶と夢は語る
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    1巻1,056円 (税込)
    母親との心の距離に苦悩してきた著者が、自身の半生を振り返りつつ、「夢分析」によって心を解放していくプロセスを綴ったエッセイ。/分析を始めて通算すると約三十年、自分の中に埋まっているものに気付いたら言語化し、文字にし掘り起こす作業を重ねたことが、悲しみを客体化することになったのではないか。客体化すれば、乗り越えられるという。──私は乗り越えたい。(本文より)
  • 記憶の雨
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    1巻440円 (税込)
    小さな虫やはかない存在に慈しみのまなざしを注ぎ、社会の荒波に生きる人々の尊さ、懸命に働くことの重みがずしりとした実感を伴う。懐かしい記憶を織り交ぜながら、いかに生きるべきかという根源的な命題に迫る、日記風詩作品。さまざまな視点から対象を捉えた時、当たり前のことが新鮮な姿で立ち現れて、驚くような発見がある、情感に溢れた64篇の詩集。
  • 記憶の扉─「生い立ちの記」より 母、その九十六年の記録
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    1巻990円 (税込)
    自宅で母親の介護をしながら聞いた、母の生い立ちや強く印象に残っている思い出を「生い立ちの記」としてノートにとりまとめていた著者。母の生涯を知ることで自身のルーツを探ることになり、長年、母に対して抱き続けていた感情が介護をきっかけにほどけていった。一方の母は、己の生涯を語ることによって、愛する養母の生きた証を伝えたのかもしれない。本書は母娘三代の軌跡を綴った作品とも言える。
  • 企業研究者のすゝめ
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    1巻1,056円 (税込)
    研究は、高学歴の限られた人にしかできない行為なのでしょうか? そんなことはありません。科学技術に「興味」があれば誰にでも潜在能力が備わっているのです。企業研究者として博士号とをとるまでになった著者の、楽しく豊かな企業研究生活へのガイダンス。まだ誰も知らない発見は、あなたが見つけるのかもしれません。全理系社会人、学生必読の一冊。
  • 如月堂夢譚
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    1巻1,287円 (税込)
    十年ぶりに『如月堂』を訪ねた僕は、子供の頃の記憶が鮮やかによみがえるのを感じた。ポプラの綿毛が舞う中、洋館の外観も室内の調度も、当時のまま時を超えて存在していた。その佇まいは、忘れていた記憶を呼び覚まし、まるで過去へとタイムスリップしたかのようだった。──歴史に埋もれた名もなき人々の姿に光をあてた、心を揺さぶるヒューマンドラマ。
  • 机上には猫とお知らせがあった 学校事務職員がつぶやいてみました
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    学校事務職員の著者が、勤務体制が違ううえに多忙な先生方とコミュニケーションをとるために始めた「事務からのお知らせ」の発信。通常の事務連絡のみならず、著者が日常で感じたこと、子供の頃に読んだ本の情報、ちょっとしたクイズなどを盛り込んだコラムを掲載したことで、先生方との交流が深まっていった。12年間の「お知らせ」に掲載されたほっこりコラムから厳選した51編を収載。
  • Kiss Incomplete
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    1巻1,001円 (税込)
    バスジャック事件で、はからずも高校生を死なせた傷の癒えない警官、季生。休職中に逃げ込んだのは廃車置き場のプレハブ。そこへ妖艶な少年が突如現れる。記憶喪失なのか、精神に混乱を生じているのか、少年の素性は知れない。その日、焼けただれた車と、海に沈んだ車から、無惨な男の遺体が発見される。彼らと少年のつながりは……? 美少年を巡る男たちの愛憎物語。
  • 絆のマチエール ~素朴なタオ君と“救い主”零さんのリアルな交換日記~
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    本作は、青年期のタオ君と零さんによる往復書簡と交換日記を収録した文集。恋人同士の甘美なやりとりから、不安や葛藤、創作への渇望まで、等身大の感情が赤裸々に綴られており、自己と他者、愛と芸術を貫く普遍的な絆と共感の深さを鮮烈に描く一冊。手紙と日記という媒体が当時の息吹を伝え、デジタル時代に失われた深い対話の価値を問いかける。
  • 奇想
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    1巻880円 (税込)
    ある日何気なくショーウインドーを見た青年は信じられない光景を目にする。そこに映ったのは人間としての自分ではなく緑色の皮膚をした化け物にかわった自分であった。ひどく狼狽した青年は不安や苦悩の末、現実から逃れることを決意する。時が経ち、再び現実に戻った青年が辿り着いた事実は希望か、はたまた絶望か。表題作1編と筆者独特の視点から描かれるショートショート10編を収録。
  • 帰巣の限界をこえて ─ミツ蜂の大冒険─
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    1巻1,089円 (税込)
    運命なんて、こわくない。1~2ヵ月しか生きられない働き蜂が自分の生き方を問い直した。自由とはなにか、働くとはなにか。心の声に従い、冒険の旅へ。小さな羽ばたきは、運命すらこえていく。すべてを受け入れ、生き抜いたミツ蜂モーネ。その小さな命の旅に、心が揺さぶられ人間としての人生を重ねる。小さな命が教えてくれる、自由への祈りと希望の物語。
  • 北からの使者
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    テレビでは連日連夜「小泉首相が平壌を電撃訪問」のニュースが報じられていた。その直後、横浜の寿町の市営アパートで老女が殺された。伊丹夏生は、元陸上自衛隊員で、除隊後、カレン族の解放軍の傭兵として戦っていた。焼肉店を経営する朴昇一は、密かに伊丹と連絡を取り、彼の帰国をうながした。伊丹は朴から、寿町で殺された母親のことを話され、殺人の動機となった手紙を見せられた!?
  • 北国に雲は流れて
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    私は1歳の時、指を1本失った──道子は結核性カリエスで物心つく前に指を失う。6歳で母を亡くすが、優しい父、6人の兄姉に見守られ、北海道の大自然の中、時には男の子と喧嘩もしながらのびのびと育った。しかし13歳でカリエスが再発、以後3年間、闘病生活を送る。友人との日々、家族。多くの喪失の中にも、生きる意味を見出そうとする姿を淡々と、時にユーモラスに綴った半生記。
  • 北国の片隅で
    NEW
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    1巻1,386円 (税込)
    終戦後、樺太引揚者の両親のもと、自然豊かな北海道の富良野・麓郷で育った少年は、受験の失敗や父の死など、様々な苦労を経て教員となった。教員としての苦悩や社会経験、家族との絆を通じて、主人公の波乱の半生を綴る成長物語。戦後の歴史的背景、政治や社会問題への考察、平和への願いなど、主人公の人生を通じて社会の変遷と課題も見つめている。
  • 北の大地に馳せる医師の絆 明治・大正期の足跡探訪
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    明治・大正期、北海道には医師の養成学校がなく、本州、九州の医学校卒業生が渡道して北海道の医療を支えた。そこで、金澤十全同窓会員の渡道についての調査を始め、当時の北海道の医療情勢の一端を、医師の渡道の状況と活躍を調査して解説した。激動の時代、大きな志を持って渡道し、地域住民の健康を守らんと奮闘したであろう医師たちに思いを馳せ、さらなる平和を願いたい。
  • 吉祥寺の真里亞 無党派全共闘幻想史
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    1巻1,485円 (税込)
    ぼくらは誰のために、何のために闘っていたのか。そして、この国は何処へ行くのだろう──。「かつてのように正義を振り翳して闘う社会よりも、電波空間のなかでの独善に溺れ、現実世界が波風の立たないことを歓迎していた。それが平和な社会なのだろうか。黎の観念が『それは違う』と憤っている。」(本文抜粋)。混乱する1960年代末、〈闘争〉に憂き身をやつした男の独白小説。
  • きっかけは珈琲カップのなかに
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    1巻968円 (税込)
    レトロな街の一角にひっそりと佇んでいた喫茶店。初めて足を踏み入れた「私」を包むのは深い珈琲の香りと「店主」の温かな歓迎だった。そんな優しい店主と話していると、話題は二人が経験した「いじめ」になる。辛い記憶を互いに語りつつも、明日に向かう希望を見出していく。傷ついた心に温かく寄り添う優しく深いひと時を、珈琲とともに──。
  • キッサのたび
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    キッサは、フィンランドのトフマヤルビに住むネコ。かわいがってくれたマルッティじいさんが亡くなって、さびしくなったキッサは、おじいさんの息子の住む日本へ行こうと決心します。サンタクロース村のサンタさんに力をかりて、遠い遠い見知らぬ日本まで、キッサのたびが、いま、はじまります! サンタクロース村のサンタさんに力をかりて、遠い遠い日本まで……
  • 啄木鳥は三度翔んだ ─天下分け目の川中島の戦い(第四次)─
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    武田信玄を陰で支え、智勇を兼ね備えた弟・信繁の悲哀を軸に、越後勢の海洋的先見性と上杉政虎(謙信)の華麗さを鮮烈に描く川中島戦記。妻女山で琵琶が響く伝説的合戦や、山本勘助の「啄木鳥戦法」、影武者としての一騎打ちを史実に沿いながらも、深い哀惜と独創性を添えて描写。海と陸が交錯する対比が、新たな歴史体験を読者に約束する一冊。
  • 「気付き」がその後の人生を変える
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    1巻1,386円 (税込)
    「自然環境の保護事業」「自然エネルギーの活用ビジネスモデル」「認知症予防教室運動」「ベンチャー企業の応援」ほか八つのライフワークを持つ著者。幼い頃から独立心、好奇心が強く、七人の兄たちとは違う人生を歩むと決心。大学三年生の時に、人や土地の縁も得て、北海道で貸自転車業を始める。今もアイデアが尽きない八十代の自分史&意見、「気付き」集。
  • 季野秋姫作品集
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    1~2巻440~495円 (税込)
    わたしの血はね/赤い/背骨で血は作られるよ/わたしは人間なんだ……ありふれた日常……ではない。もう一つの次元から垣間見た世界。目のまえにあるはずの現実が、自分の思っているものと違う事実。当たり前としていた認識がズレる感覚。変幻自在な言葉に誘われ、何気なく足を踏み入れると、気づけばそこは季野秋姫ワールド! 独特な世界観の詩集。
  • 棄兵棄民による 取り残されても 今日の呼吸をしたいので
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    北海道の貧農に育った十代の若い男女が、苦しい暮らしから抜け出そうと、旧・満州へ向かい仕事と三人の子供を得た。が、新生活を待っていたのは? 夫の四度の徴兵、そして強制労働収容所へ。昭和十五年の夏の終戦、妻は故国へと過酷な逃避行が始まる。二人の幼い子を失い難行の末、親子二代引揚者として故郷へ命を賭して行動。今も世界中で勃発している紛争への警鐘を鳴らす一冊。
  • 君が好き
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    1巻528円 (税込)
    恋に不器用で相手を傷つけてしまう人、自己肯定感が低くて自分自身を好きになれない人──。生きづらさを抱える人たちに、同じく不器用で自己肯定感の低い著者が届けたい言葉とは? 161のエピソード+解説文を収録。Scene1 始まり/Scene2 片想い/Scene3 二人/Scene4 別れ/Scene5 生きること/Scene6 これからも(目次より)
  • きみがだいすき1・2・3 脳が喜ぶ親子の指さしコミュニケーション 英語・日本語3語文
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    日常で言葉と脳を育てよう──『この絵本が、子育てを毎日頑張る皆様にとって、「未完を楽しむ」子育て、脳育ての新習慣を始めるきっかけとなれたらとても嬉しいです。ゆっくり、ゆっくり、大丈夫です』(あとがきより)。「小さなことばの教室」を運営する著者による、療育と教育の架け橋をテーマにした、親子で楽しめる英語・日本語2か国語を使ったコミュニケーション絵本。
  • きみ子の心の空
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    明治、大正、昭和、平成、4つの時代を自分らしく輝いて生きた、きみ子の心に映った景色はあざやかに彩られていた──。明治の終わり、世の中の大きな変化のときに静岡の農村に生まれ、二つ違いの弟と、父と母の愛情を存分に受けて育っていく。どこに行っても働き者の家族は、みんなと仲良く暮らす術を身につけているのであった。著者の人生の軸になっているふたりの祖母を綴った作品。
  • きみたちはなぜ勉強をするのか ─八ちゃんの大発見─
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    泥水が凍ったのに、なんで氷はきれいな透明なのだろう──。11人兄弟の八男坊に生まれた「八ちゃん」は年の離れた兄たちからバカ者扱いされ、勉強とは無縁の人間。しかし中学生になって、理科の先生との出会いをきっかけに学ぶことの意味を知ります。若くして起業し、千葉県鎌ケ谷市の市議会議員も務めた著者の幼少期の体験を元に、「自ら考え、行動する」ことの大切さを伝える絵本。
  • 君だけの僕。僕だけの君。
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    1巻1,232円 (税込)
    美波は初恋の黒田君と十数年ぶりにメル友になったが、彼は既婚者だった。黒田君への未練を引きずりつつも、30歳目前で結婚を焦る美波は、会社の同僚に紹介された男性と交際を始める。美波は思春期に心のバランスを崩して以来、心療内科に通っているが、ある日担当の川上先生から、「聞いてもらいたいことがある」と切り出されて……。純粋でひたむきな心が奇跡を呼ぶラブストーリー。
  • 黄身とミルク
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    1巻792円 (税込)
    「一つの星に夢を願ったところ/何だか嬉しくなってくるっと見渡すと/いくつもの星が見えてくる/きっと君はそんなものをくれたんだよ」(「君がくれたまるい月」より)……前作『星の後ろ姿』からつながる月や星をモチーフとした作品たちに、「君」という丸くて優しい存在が新たなエッセンスを加えて……透明感はそのままに、やわらかで明るい雰囲気が感じられる第二詩集。
  • 君の声が聞こえる
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    ある朝、駐車場の車の中で冷たくなった息子を見つけた母。助手席には練炭と薬の山。そう、“まさか”のことが起きてしまったのだ──。幼少期から快活だった息子をいつの間にか襲っていた“うつ”。でも家族には病気との闘い方がわからず、ただ見守るしかなかった。抉られるような悲しみを超え“息子と同じように苦しんでいる方の気持ちが少しでも和らぎますように”との祈りで綴る手記。
  • 君の親友でいたいんだ。
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    友人への想い、そして生きていく上でとっても大切なことを教えてくれる絵本。「君といた、あの照れくさい まぶしい日々は──僕の大切な一部だよ 僕が人や物を傷つけない気持ち がむしゃらでなくとも一生懸命生きること そして 自分を見失わないことが ──君を守ることなんだね 君が ずっと 大好きだよ これは親しい人に『ずっと大好きだよ』と 伝えるための言葉です」(本文より)
  • きみは たいせつな ともだち
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    孤独だと思って悲しみ、涙した1本の木が、じつはすぐ近くにいた友達の存在に気づくまでを描いた絵本。たとえひとりぼっちであるように感じても、誰もがひとりきりではない、見守り、共に喜びを分かち合える存在がきっとあるのだというメッセージが込められている。心温まるカラフルなイラストは、白い紙に絵の具で色を塗り自作した色紙でコラージュしたもの。
  • 奇妙な家 私の生まれた家とイエの数奇な運命
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    寝ていると、ゆっくりと近づいてくる音。それは必ず、私の耳元で止まる──。小学校高学年になった著者は、家の二階で寝ていて時折奇妙な音がすることに気づいた。それらは霊の仕業か、それとも…。著者はこれらの不思議な体験を記すとともに、その「家」で暮らし、数奇な運命に翻弄された祖母や母らの人生をつまびらかにする。やがて「奇妙な家」の歴史も著者の代で幕を閉じるのだった。
  • 君を夏の日にたとえようか
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    1巻1,584円 (税込)
    歯科医・園田の妻、恭子が転移性乳がんステージIVと診断された。絶望する園田だが、乳がんの勉強を始め、恭子を守り生き抜くことを決意。一方、恭子はつらい副作用に耐えながら懸命に闘っていた。だが、あるとき脳に転移が見つかり……。乳がんで最愛の妻を亡くした著者による私小説。リアリティーと臨場感あふれる闘病記を軸に妻への愛を描き、綺麗ごとだけではない夫婦の姿が涙を誘う。
  • きもち
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    だれもが持っているけれど、だれも見たことのない「きもち」。うれしくなったり、悲しくなったり、がっかりしたり、頭にきたりと、ころころと変わって不思議だし、おもしろい。そんな実体のないきもちを、美しい切り絵で表現しました。自分のきもちを大切にしてほしいとの願いが込められています。自分のきもちを描くページもあるので、自身のきもちをじっくりと見つめることができます。
  • 九州・沖縄縦断 徒歩の旅絵日記
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    1巻1,496円 (税込)
    日本橋から中山道、西国街道、山陽道、長崎街道、天草、薩摩街道、佐多街道、そして沖縄本島を長い時間をかけて歩きましたが、私なりに歩く旅の本質が分かってきました。日々の暮らしの中にも素晴らしいことは潜んでいます。それらを見つける感覚が歩く旅を通して身に付き、今後の人生の中で、退屈しない生き方のコツをつかんだ気がしています。
  • 九州の邪馬台国vs纏向の騎馬民族
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    1巻1,155円 (税込)
    邪馬台国、対馬国、投馬国……なぜ多くの馬の字が使われたのか。卑弥呼の死後、なぜ習慣もないのに百人が殉葬されたのか。卑弥呼の死後、男王が立つと反乱が起き千人もの死者が出た。名前のふせられたこの男王は誰なのか。元ホンダのエンジニアが新しい騎馬民族説を提案し、隠された魏志倭人伝の謎を解き明かす書。300年続いた邪馬台国論争を結着へと導く。
  • Q 小学生「樹」の霊障事件簿
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    1巻1,287円 (税込)
    小学生の「樹(いつき)」は皆から「Q」と呼ばれている。「Q」は霊能力を持ち、皆が見えない霊たちと会話ができる。霊たちは成仏できない自分の抱えた問題を「Q」に手助けしてもらいながら、願いを果たしていく。そして、「Q」には常に寄り添う女の子の霊「春」がいて、協力しながら誰にもできない問題解決を続けていく。昭和の大阪万博の翌年、大阪の下町が舞台の物語。
  • Q島便り
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    1巻1,232円 (税込)
    島を訪れた伝道者が出会った人々は──。高齢者ながらも自立して生きる女性、おもてなし精神の溢れる男性。豊かな自然と奥深い文化に魅了された、伝道者の信仰と再生の物語。「もうすぐ、ここも晴れるかしら。西の空に光が見えるわね」上川はその言葉を聞いて、空の明るさが戻ってくるかもしれないと思った。──今は暗くとも、明るくなってくる。何も気を落とす必要はない。(本文抜粋)
  • 求道と要文 第四
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    人間性や霊性を筆頭に、陰陽、キリスト教、仏教、イスラム教、聖性、死、解脱、意識進化、罪と贖罪、宇宙論など、多岐にわたるテーマに関する名文や名句を取り上げている。いずれも深みのある言葉や普遍的な言葉ばかりで、一つ一つの言葉を折に触れて読み返し、何度も噛み締めたくなる。明日を生き抜くヒントや励ましが得られる一冊。『求道と祈り』『求道と煩悩第二』の続編短文集。
  • 旧南部縦貫鉄道レールバス キハ101号の夢
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    「あのね、101号には夢があるんだって」「キハ101号の夢? どんな夢なんだい」「101号の夢はね、東北新幹線はやぶさとどっちが速いか競争したいんだって」「ええ!? レールバスと新幹線との競争だって」(本文抜粋)日本で唯一の動態保存〈南部縦貫鉄道レールバス〉と、それを見守る人々の夢と希望の物語。「出発進行~!」夢に向かってみんないっしょに──。
  • きゅうりくんの花
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    ほいくえんにかよう きゅうりくん。じつは すごくなやんでることが あったんだ。なんでぼくのあたまには 花がさかないんだろう? サボテンのさぼちゃんの頭にも きれいな花がさいたのに……。とってもなやんでいた きゅうりくん。それをみていたお友だちはいっしょうけんめい はなしあって──。子供の目線でなやみや解決方法を、かわいらしく描いたほのぼの絵本。
  • 教育が重視される国・日本を目指して 元校長のあくなき挑戦
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    1巻1,287円 (税込)
    《日本という国は、子どもたちが健全に育つ教育環境を整えることにまったく関心がなく、効率的な学校運営を行うことだけに腐心しています。つまり、教育の本質や重要性を認識していないのです》(「はじめに」より)。国力の低下は長らく教育改革を放置してきたツケである。不登校の子どもが激増する今、子どもの人格を形成する大切な場を再生するための、元校長による提言。
  • 今日からはじめる、幸せな人生を送るための 女性のからだ手帳
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    【本書の特長】その(1)自分のからだの変化がわかる/その(2)通院歴や服用薬のメモができる/その(3)10年ごとにそのステージに必要なからだの情報がわかる/その(4)いつか赤ちゃんを産みたい方にも最適!──1年ごとに書き込むことで、自分の体の健康状態が把握でき、幸せな人生を計画的に歩むことができます。常に前向きに生きたい女性に贈る、今日からすぐ始められる手帳です。
  • 教師冥利 ─教育内容の改革で子どもも教師も輝く─
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    1巻1,485円 (税込)
    謹啓文部科学大臣殿──教師が全ての子どもを慈しみ、子どもたちや保護者が教師を尊敬していたあの時代に、日本を戻していただけませんか!──。小学校教諭としてその人生を捧げた著者が、教え子たちとの思い出のエピソードを振り返りながら、現在の教育現場が抱えるさまざまな問題に警鐘を鳴らし、教師と生徒の相互利益を実現するためにはどんな改革が必要なのかを提唱する!
  • 矜持 坂上美儀短編集
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    1巻1,089円 (税込)
    新しい道路ができ、外車が行き交い、田畑が減っていく。オートレース場や競輪場が賑わい、女性がハイヒールを履きはじめ、水族館ではイルカのショーが人気を博す。戦争はまだ、過去のようで過去ではない。力強く生きる者、あるいは没落していく者たちの日常が、少年、会社員、農家、教師、動物など多様な視点から、リアルで微細な描写と哀感あふれる筆致で綴られる筆者渾身の短編小説集。
  • 教授会 音楽大学の四季
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    1巻1,089円 (税込)
    大学では「教授会」によってさまざまなことが決定されます。では、実際にどんなことを決めているのでしょうか? 大学全入時代と言われる現在、学生を受け入れる側はどんなことを考えているのか。教授会の一年を通して、その代表である学長の視点からわかりやすく解説します。激変する現代社会の大学運営は難題だらけ!? 「いまの大学」を知るための、音大受験生・親御さん必読の一冊。
  • 今日は何をしない日にしようか
    NEW
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    1巻1,089円 (税込)
    深い心の傷を抱えた人々の再生を描く短編集。別れの手紙で交わる多村黄菜と高見幸太郎のやりとりを軸に、幼い想いの象徴としてのカブトムシが示す贖罪と赦し。母からの手紙が導く新たな命、カケルの誕生。月夜に語られる三人の目撃談から始まる『満月の子守唄』では、見えない絆と奇跡の再会が白い鳥居の下に結実する。それぞれの物語が手紙や証言で交差し、新たな感動と発見が待つ。
  • 今日も明日も上向いて 投稿活動五十年、私の人生
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    満洲からの引き揚げ体験から、母のこと、夫のこと、青春時代のこと、大好きな大谷選手のこと、そして、心のよりどころとなる「信心」のこと……。さまざまな媒体に投稿し、採用された作品を中心に、一冊の本にまとめました。「どんなにつらい日も、お陽さまはいつだって私を暖かく包んでくれる。だから、上を向きましょう!微笑みましょう!」という元気がいただけます。
  • 今日も元気で無事で平穏に
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    3匹の猫、グミ、ヒナ、ハチと暮らす毎日。性格の違う猫たちとの接し方に悩んだり反省したりするけれど、たまらなく愛おしい。自然や季節の移り変わりを楽しみながらの庭づくり、仕事仲間との楽しいおしゃべり、家族のこと、そして静かに人生を終えた母への思い……。娘が巣立ち、猫たちと過ごしながら見つけた日常の中にある小さな幸せを、写真と文で綴った日記本。
  • 鏡本歴史物語 大御所 徳川家康
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    平和な世の中を目指し、多くの仲間とともに歩んだ徳川家康は「愛されキャラ」だった!? 264年続いた江戸幕府の礎はどのような考えでつくられたのか──。「探し出したいものは予想外の所にある。過去からの観念が一番囚われを作っているのだ。周りではなく自分が全部邪魔している」(本文抜粋)。人間性やコミュニケーション能力など、現代でも使える点に注目した歴史物語。
  • 今日を生き明日を生きる
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    終戦後、東北の米作農家に生まれた著者は結核を患い病弱だったが、病を克服し、進学した女子校の学長の言葉「為せば成る」を信じて夢に向かって進む。卒業後上京。専門学校でデザインを学び、店舗設計事務所に就職。結婚後は雑貨店開業、二級建築士の資格取得、リフォーム工事会社への再就職を経て定年後は建築会社を立ち上げた。生涯現役を目指して今もパワフルに活動する著者の半生記。
  • きらきらやまと おにと おばあちゃん
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    美しい山のめぐみを得ながら、村人や動物たちは仲良く暮らしていました。そこへ鬼たちがやってきて、山を荒らしました。立ち上がったのはおばあちゃんと、子どもたち。山に通い、花を植えることにしました。けれど鬼たちは、また山へやってきて……。自分勝手な鬼たちを撃退したのは、いったい誰? 山を愛するおばあちゃんと子どもたちが、山を取り戻すために奮闘するおはなし。
  • 霧のなかのバーバラ 学習しょうがいを克服した女性の物語
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    カナダのトロント生まれのバーバラ・アロースミス・ヤングは、生まれるとき、身体が左右非対称だった。そして、脳に重度の神経障害があった。霧のなかにいるようだった。成長して学齢期に達したが、彼女は抜群の暗記力で学習障害を一時的に乗り切り、その後、自ら脳を鍛えるシステム──アロースミス・スクールを確立した。ベストセラー作家が描く感動のノンフィクション!
  • キング・オブ・トレイン
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    アメリカに行きたいなー。少年はそんなことをぼんやり思いながら電車に乗っていた。その時、電車の中でアクシデントが!! 少年に託された電車は、地中の奥深くへ深くへと進み、やがてマグマの中までも。最終的にどこに向かうのか──。楽しければいい。この本を読んで笑え。それがこの本の存在意義。不条理のなかに込められたウィットに君は気づけるか!?
  • 近代日本の技術の礎を築いた人々 現代高等教育への示唆
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    1巻1,485円 (税込)
    本書で取り上げるのは山尾庸三、井上勝、古市公威、廣井勇、田辺朔郎、渡辺洪基、辰野金吾、渋沢栄一。彼らの人生観、生き方、価値観が彼らの経歴にどのように反映されているか、彼らがどのような気持ちと考え方に基づいて行動したのか。彼らが踏み固めた近代化の道は、現代の日本人が何をなすべきか、そして新たなイノベーションにつながる大学のあり方や高等教育政策について貴重な示唆を与えてくれる。
  • 祇園精舎探しのはてに
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    1巻1,584円 (税込)
    そうだ。祇園精舎に、それぞれに願いをかけたお釈迦様の仏像をもって、参拝に行こう──カンボジアの世界遺産、アンコールワットの石柱に残された墨書き! どんな出来事が400年前にあったのか。肥前の森本右近太夫一房は、なぜ命を懸けて海を渡ったのか? 彼の生きた時代を検証し、著者が描いたイラストとともに、その思いと足跡をたどる一冊!
  • 議会の正義
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    1巻1,386円 (税込)
    すべての国民から責任のある仕事を負託された象徴である「議員バッジ」。しかし、人々のために無心で仕事をする覚悟のない議員は、果たしてバッジをつける資格があるのだろうか。元地方議員が赤裸々に語る、選挙、政治を巡って繰り広げられる衝撃の問題作。「正義を重んじる地方議会が、日本国中に伝染すればいい」と、よりよき政治を目指そうとする地方議員がどれほどいるのだろうか。
  • 戯曲 扉
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    1巻990円 (税込)
    33年前、全国優勝を目指し、日々厳しい練習に励んでいたみどり中女子野球部だったが、熱心に野球部を率いていた顧問の赤岩の厳しすぎる生徒指導が問題となり保護者会が開かれる。そして生徒たちの心理面や進路にも影響を及ぼしていき……。「ああ、私が悪いんじゃなかったんだって思えたら……、そしたら、どんなに安心できたでしょうね、私……」──過去と現在が対話する戯曲。

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  • 技術者諸君 博士か技術士になろう!
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    「技術者がこの世の発展を支えていると言っても過言ではない」にもかかわらず、その世の中が彼らの実力を認めていない場面が多い。電気・電子部門の技術士として長年企業に勤め、現在はコンサルタントとして活躍する著者が「技術士」の資格、「博士号」の重要性を後進に伝える。資格取得に向けた試験内容、取得までのステップ、活躍の場などを具体的に挙げ、解説した技術者応援の1冊。
  • 虐待
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    1巻990円 (税込)
    格闘技好きの兄によって、幼い頃からその技の暴力の対象にされてきた弟の俺。虐待の事実を知りながら、兄を止められない母。親不適合者! 不満と怒りがつのる。大人になっても俺への二人の虐待はやむことはなく、傷ついた俺の心の痛みはさらに深まってゆく。さらに父親が癌で亡くなると、新たに第二の地獄が始まって……。著者自身の体験に基づいた異色の実録小説。
  • Gang☆Star
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    1巻616円 (税込)
    2010年代、アメリカの架空都市を舞台にしたアクションエンターテイメント。友のために下す決断は将来を制約し、成年後の人生を犠牲にすると理解しながら、主人公は極道になる。月日の流れは無情にも、人との情と絆を大切にする主人公の心を蝕み、感情を奪っていく。ひとりの男との出会いが、主人公の秘めた想いに火をつけ、組織と敵対させる。主人公が表社会にまで影響を及ぼすほど強大化させた組織、人間として生まれた魔物のようなボスとの抗争は、極小数での戦いを余儀なくされる。努力が報われなくても、積み重ねたものは心身に宿り、信念を貫きとおす姿勢は人心に影響する。絶望的な戦いの最中、主人公の生き様は、自分を助ける力になる。強さとは 友情とは 人としての在り方とは 極道として生きる主人公が答えのひとつを見出していく物語である。
  • 牛舎ニウマレセシ衣食住 昭和三十年代 私の長屋暮らし
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    懐かしい昭和のかおりがする長屋暮らしの様子と、その頃の家族の在り方を描いたエッセイ。「家族」というものを意識することもなく過した時代を、改めて意識し直したとき、浮かんでくるのは断片的なものではあるけれど、そのかけらを集めて紡いだ時に出来上がる家族像こそ、自分が大切にしたかったものだと教えられる。著者は、どこで生まれようと懸命にもがいて、と人々にエールを送る。
  • 玉砕の硫黄島に生きた 混成第二旅団野戦病院
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    1巻1,320円 (税込)
    玉砕の島といわれた硫黄島。その中にあった陸軍野戦病院は、水、医療資材不足の状況下で、どう活動し、運営されたのか。その全貌を余すところなく伝える。上海、フィリピン、硫黄島と三度にわたり召集された陸軍軍医大尉は、大本営の「硫黄島玉砕」発表後、どう行動したのか。米軍との交渉、病院組織内での調整、意思統一への努力……。戦争体験の風化、忘却がある今こそ残すべき記録。
  • 銀行員の歩む「獣道」
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「昭和」とは本当に“勢い”のある時代だったのか……。「どんな人でも暗い道よりも明るい道を歩きたい。だが、人として生きてゆくには誰も通ったことのない、暗くて、危険な獣道にも似た道を選んで進まざるを得ないこともある」(「まえがき」より)ままならないことも、理不尽なことも、「仕事」として生き抜いた男の自叙伝。今の時代「生きる」ことに迷うあなたに──。
  • 銀行員を経営顧問にするという選択
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    長年メガバンクで法人融資に携わり、現在は独立経営顧問として活躍する著者。銀行員には科学的な知識の蓄積〈サイエンス〉と経験の蓄積〈クラフト〉によって身に付けた「勘」と「感性」が大切であり、それらを持つ銀行員を経営顧問として活用することが「永続する幸せな会社づくり」に繋がると説く。中小企業の経営者、与信判断に関わる銀行員に向けたビジネス書。
  • 銀座久兵衛 頂のない山を登りつづける
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    昭和10(1935)年の創業より、多くの人々、そして政治家や文人墨客に愛されてきた「銀座久兵衛」は2025年、創業90周年を迎える。最高の寿司を常に提供するために久兵衛が続けてきたことは何か。「常連のお客様にも初めてのお客様にも同じように楽しんでいただきたい」という二代目今田洋介氏の考えのもとに書かれた、本当の一流とは何かを考えさせられる一冊。
  • くいしんぼうかいじゅうなのなの
    NEW
    -
    食べるのが大好き、でもちょっぴりわがまま。片づけは苦手だけど、おそうじは大好き。そんなユニークな「なのなの」のすがたに、くすっと笑えて、じんわり心がなごみます。なんでもない毎日が、とっても楽しくなる、不思議なかいじゅうのお話。読むたびにまねしたくなる「なの~」のリズムで、思わず笑顔になる一冊です。心が疲れたとき、そっと寄り添ってくれるような絵本です。
  • 空海 ─吾、永遠に高野の山に帰る─
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    平安時代、唐に渡り真言密教を日本に伝授した弘法大師。その誕生以前から真魚と呼ばれる幼年期を経て、修行して空海を名乗って奇跡を行い、数々の功績を遺したその生涯を丹念に描き、かの人間性に迫る。ほぼ同時期に唐に渡り天台宗を日本に伝授した最澄こと伝教大師。二人の交流も描き、千二百年もの間、高野山奥の院に入定するとされる空海の入門書とも言える、分かりやすい歴史小説。
  • 空間
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    北海道札幌市在住の作者が、数えきれないほどの空振りを経験しながらも諦めずに、10年もの歳月をかけ、粘りに粘って切り取った、空を中心とした特別な「空間」の写真集です。決定的瞬間を逃さない秘訣は、ただひたすら〈待つ〉ことのみ。あなたにもきっと、切り取りたくなる「空間」があるはず。お気に入りの一枚を見つけてみませんか? 気になる一枚ありますか?
  • 空華 五十二年目のただいま
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    昭和の時代、京都の「闇の帝王」の婚外子として生まれ、幼くして棄てられた著者の魂の遍歴。2000人の女性と関係を持った実父と慎ましやかな養父。相反する二人から受けた愛情と葛藤が、著者の運命を大きく揺さぶる。失われゆく京言葉や風習、西陣の町並みを鮮やかに描き、「孤独を友とする」生き方が心に響く。昭和を懐かしみ、家族の絆を考える全ての人に捧げる実話の物語。
  • クオリティ オブ デス 心優しき死神たちの物語
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    1巻616円 (税込)
    人はどこまで「死の価値」に手を加えることができるのだろう。早苗は、些細なきっかけで病理の道へ進んだ。多くの剖検を担当するうちに、幼くして亡くなる命、自殺、認知症、老人介護、終末期医療など、様々な命と人生の終焉を深く考えるようになる。命の瀬戸際で、人は何を思い、何ができるのか──。豊富な医療体験から綴られる、いつの日か「死」に向かうすべての人への問題提起の書。
  • 句歌集 ゆずりは 紡がれる想い
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    1巻1,188円 (税込)
    親から子へ 「ゆずる」想い───若いころから書きためていた川柳を一冊の本にしようとしたとき、生前、母が短歌に親しんでいたことを思い出した。母が作った歌を古いノートから拾い出す作業をしながら感じたのは、母と父の愛情だった──。老いを自覚した日常生活をユーモラスに、時には生まれ故郷出雲の言葉でうたった自身の川柳と、母が遺した短歌を一冊の本にしました。
  • 句画集 抗戦
    -
    2014年にロシアはクリミア半島を占領。さらに2022年にはウクライナに侵攻する。本書には、冬季北京オリンピック終了前、ロシアがウクライナ国境に集結してから首都キーウを撤退、そして旗艦モスクワが撃沈されるまでの映像を見て詠んだ俳句と著者が描いた絵を収録。自分の国は自分で護る──このことを強く自覚する時ではないだろうかという、日本国民へのメッセージがこめられている。
  • くぐる 超空間の旅
    -
    1巻990円 (税込)
    「くぐる」とは、まるで何かをくぐって、突然別の場所に現れる超空間移動現象。いつ、どこに、どうやって「くぐる」のかは、わからない。この不思議で過酷な旅を続けるのは、少年リオと相棒犬のスッカリン。旅先で彼らは、虐げられる側に属していたり、無意味な掟に従わなければならなかったり、いわれなき暴力を受けたりと困難に直面する。彼らを待ち受ける運命とは……。
  • 草の花
    -
    1巻990円 (税込)
    勧められて平成3年から始めた句作。月に5作を目標に、子供の成長、自身の退職、病を得た夫との生活、そして日常の中で見つけた景色を詠ってきた。句作を始めて21年目に、これまでの句の数々と、書きためていたエッセイを併せて、句文集『草の花』としてまとめた。それからさらに、11年の時を経て再刊。年月が経っても色あせない、句の向こう側に人生が見える味わい深い一冊。
  • 草の花たば やぎさんからうさぎさんへ
    -
    うさぎさんは広い畑の中にあるおうちに住んでいます。毎日おばあさんが持ってきてくれる、草のごはんが大好きです。ところがある日、おばあさんが来ませんでした。次の日も、次の日も……、おなかがすいて、寂しくて、とうとううさぎさんは倒れてしまいます。うさぎさん、やぎさん、おばあさんのやさしい気持ちと感謝の心、そして色彩がきれいなイラストに癒やされるハートフル絵本です。
  • 句集 水晶体
    -
    1巻1,188円 (税込)
    鋭いまなざしがとらえた、季節、家族、食卓、そして時の流れ。五感で味わう、珠玉の俳句集。「ゆきずりの枇杷に色差す別れ道」「空蝉としてしばらくは世を眺む」「きゆるきゆると林檎洗ひて剥いて皿」「大広場さらに平たく秋暑かな」「露の玉みな急用を抱きしめる」「秋雨や行き着く駅の名を灯し」「逃げてゆく追ひかけてゆくレモンの香」「十二月大縄跳びに没頭す」(本文より)
  • 句集 藪椿
    -
    1巻495円 (税込)
    問うてみる余生は如何に藪椿──共に人生を歩んできた夫が病に倒れました。何度も入退院を繰り返し、看病に努めましたが、闘病の甲斐なく、他界。いつの間にか、夫を看取ることが生きる目的になっていたような気がします。その後、一人で過ごす日々の合間にふと、彼を思い出します。そして言いようのない心の空洞を噛みしめるのです──。そんな心の内を句に著した一冊です。
  • くじらのあしあと
    -
    1巻880円 (税込)
    私の父は文筆業を生業とすることはなかったが、何かの作品を「いつか」書いて世に出してみせると意気込みを言葉にすることがあった。しかし、本人の周りの期待とは裏腹に機は熟すことなく、60代の若さで突然父はこの世を去り、「いつか」がやってくることはなかった。それ以来私は、父だけではなく家族のことを「いつか」目に見える形で残しておきたいと思うようになった……。
  • 苦悩と楽観
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夫の浮気に苦しむ妻…でも、私は、私の船に乗り、大海原へと漕ぎ出す決意をする。私は一人じゃない。今までも、これからも。そして、私は私を愛しく思う。「何があってもどんなに苦しくても私は何だかんだ、いつも、幸せかもしれない。そんな風にこれからも思うだろう。私は生きて行く。幸せと一緒に。たくさんの出会いに感謝しながら。アッケラカンと笑って生きて行くんだ」(本文より)
  • 黒犬と雷神
    -
    繰り返される怪物〈黒犬〉との戦い。その発生には秘密が?! 〈煤かぶり〉と呼ばれる怪物〈黒犬〉を狩るため、賞金目当ての冒険者が集う町リクソス。獣狩り集団〈銀の爪〉の若き狩人レンドは、〈記録師〉の少女ミーネとともに黒犬討伐に挑む。しかし、二人の特殊な力が、黒犬の知らせざる真実を暴き出す。これは、ただの狩りでは終わらない。衝撃の結末が待ち受ける。
  • 熊の家族物語
    -
    春野の山奥に熊の家族が暮らしていました。冬ごもりが近づいてくると、熊の家族は食べるものをさがしに行きますが、今年はどこまで行っても食べるものは見つかりませんでした。すると……。お父さん熊とお母さん熊は、子ぐまたちを守りたかっただけなのです。熊の視点で語りかけ、自然と社会環境の変化について考えさせる物語。「浜松市民文芸」児童文学部門 入選作品。
  • くまのことほしのこ
    -
    冬のある日、くまのこども、くぅまは、家族とはぐれてしまったほしのこ、きらんと出会います。きらんを助けるために、くぅまはひかりのパワーを集めようとしますが、なかなかうまくいきません。はたしてきらんは無事に家族のもとに戻ることができるでしょうか……。友情、思いやり、家族、そしてクリスマスの魔法。子どもの心に「やさしい光」をともす、感動の冬の物語。
  • 雲 ─風に吹かれて─
    -
    1巻968円 (税込)
    果てしない好奇心と発見の喜び、友達、家族の情景など、記憶の奥底に眠った「子どもの思考回路」が呼び覚まされる『手まり唄』、自我の形成期を記した『遠い日』には、夭折してしまった友への思いがにじむ。そして親となって味わう奇跡のような瞬間の記録──。子ども時代、青春時代、子育て期、そして今。人生の時系列を貫く独特の感性が時に心に突き刺さる、一つの到達点となる詩集。
  • くもとガゼル
    -
    大自然に暮らす動物たち。1ぴきのガゼルの子が、さまよっています。大空を流れている雲に心を与えて、命を与えて、世界中を旅させたらおもしろいだろうな、と思い、この本ができました。ガゼルの子は、自分が雲に見守られ導かれているなんて、気が付いているのかいないのか、わからないのです。雲といっしょにガゼルを応援してくださいね。
  • クライシュの鷹 高く舞う孤影
    -
    西暦730年、預言者ムハンマドと同じ名門クライシュ族の父と、ベルベル人の母から生まれたアブドゥル・ラフマーン一世。宿敵による騙し討ちによって一族を殺され、北アフリカを流浪。エジプトに入ると中国人方士の杜環と剣士アリーを仲間に加え、キャラバンを装って母の出身地である西のモロッコを目指す……。史実とフィクションを交えた、息つかせぬスペクタクルファンタジー小説。
  • 暗いトンネル
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    チュットとマックはいつも一緒に遊んでいます。あるとき、行ったことのないトンネルのむこうに行こう!ということになりました。さて、トンネルのむこうには、なにが待っているのでしょうか? ふたりは「怖い気持ち」と「わくわくする気持ち」をむねに、「新しいこと」にであっていきます。なかよしこねずみのチュットとこぐまのマックの冒険ものがたり。
  • クリスマスのきゅうしょく School Lunch on Christmas Day
    -
    朝からクラス中が待ちに待っていたのは「きゅうしょくの時間」。だって今日はクリスマス! でも、楽しみにしていた1年に1度のケーキが食べられない!? 3年1組のきゅうしょく当番がきゅうしょくをとりにいった時にアクシデント発生。はたして、3年1組のみんなはクリスマスのケーキを食べることができるのでしょうか。特別な日の特別なきゅうしょく時間を描いた英訳付き絵本。
  • クリティカル エッセイ 人間についての一考察
    -
    1巻1,980円 (税込)
    “大人”への到達域に近づくには、自己と他者との間隔を埋める感性を磨くことである。思索行動家にして作家である著者が示す、人間と日本人を取り戻すヒントとは──。「この世の中、ものを観る鑑識眼が失われていて、事の本質を見極めることができない社会風土になっているように思います。現代は人間としての平衡感覚が最も要求される時ではないでしょうか」(本文抜粋)
  • 車の中から見た世界 「運転とは何か」
    -
    運転免許を持っている人、持っていない人にかかわらず、運転に興味のある方に、あるいは安全運転と交通事故防止の向上を図るために、是非推奨したい、心に響く唯一無二の一冊。初心運転者教育経験者が運転者の意識に焦点を置いて状況に応じた対応の仕方を解説。「車の運転とは、要約すると「相手との対応によって、自分の行きたいところへ行く」ということです」(本文より)
  • 暮れの鐘
    -
    1巻880円 (税込)
    父の遺した一冊の大学ノートを頼りに祖母の足跡を追いかける。そして奇しくも手にしたのは祖母の手書きの句集──『暮れの鐘』。司の体内に堆積していた“拘り”がガサッという音を立てたのは、その時であった──『雪消』。ありのままの生き方で息を吹き返す人々の群像劇──『雨避け』。人生の色とりどりの出会と「人間」を真正面からとらえ描いた短編集。
  • クレヨン供養
    -
    1巻1,287円 (税込)
    本作品は、主人公の夏子が「結婚適齢期」を前にした途端、うるさく干渉するようになった両親との相剋や葛藤から始まり、みずからの半生を振り返りっていく。寂しかった幼少期、素敵な人と文通した青春時代、多くの経験を積んだ社会人時代を経て、『結婚しないと世間からばかにされる』という母の言葉の意味を知る。時に生きづらさを感じながらも“自分らしく生きる道”を進んでいく……。
  • 蔵人匡房の一番長い日 後三条帝御即位記
    NEW
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    出自は恵まれてはいないが、自身の努力で蔵人にまで出世している大江匡房は、帝の覚えもめでたい28歳。優秀な頭脳をフル回転させ、官僚としての仕事を日々実直にこなしている。そんな匡房が任された天皇の一世一代の御即位礼。これは、絶対に間違いは許されない大仕事だ。予期せぬ出来事を上手く捌いて、長い一日を無事終えることはできるのか。宮中を舞台にした平安官僚物語。
  • くろけむしあーちゃのおはなし
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    ほかの芋虫仲間たちとは違う、黒くて毛深い芋虫の「あーちゃ」は、「くろけむし」と呼ばれ、ひとりぼっち。けれど、あーちゃは自分のことを残念だなんて思っていませんでした。ある日、花とともに摘み取られたあーちゃは人間の世界に放り出され、ゴミ箱へ。その暗闇の中で出会ったひとりの老人が、あーちゃを救い出し、それは同時に老人をも変えることに──。
  • 黒猫の漫画家 スタンラン
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    19世紀末は「ベル・エポック(美しい時代)」と呼ばれフランスの首都パリの繁栄を謳歌した時代。街はアール・ヌーヴォーのポスターで彩られていた。その代表画家の一人がテオフィル=アレクサンドル・スタンラン。猫を愛し「猫の画家」と称された彼の描くユーモラスな黒猫の絵を中心に、同時期に活躍した8人の画家作品も含め全72作品を収録。本書は日本で初めてのスタンラン画集となる。
  • グダイ、ミッチ!
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    1巻1,386円 (税込)
    「最後にひとつ、お願いがあります。ずっと道明くんって言ってきたけど、バーバラたちは『ミッチ』って呼んでるでしょう? あたしもミッチって呼んでいいかな? イヤならイヤって、言って下さい。それまでは心の中でミッチって呼んでます。今度会うときは、オーストラリア訛りの英語をお聞かせしますね。こんな具合に。グダイ、ミッチ!」ミッチとシンイチとバーバラの思い出の夏。
  • Good Morning The World
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    1巻1,078円 (税込)
    世の中、順風満帆な人だけじゃない。傷を負った人々だから見えてくる人生の襞、厚み、深さ──。過去を背負った様々な人間たち。その出会いと淡い別れを1960代の東京を舞台に物語る。様々な人間たちが出合う人間の交叉点、そこで見えるそれぞれの人生の陰翳。人生は未来に向かって明るく、大きく展開するのか、再生はあるのか……。それとも……。苦汁と希望が交差する大人の物語。
  • グッドラック トゥータイム ボーイ
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    1巻1,188円 (税込)
    九州地方に住む中学生・文雄は同じ深夜のラジオ番組を聴いていたことから後輩のみつ子と親しくなるが、みつ子は東京へ転校してしまう。進学した文雄はみつ子と文通したり、自転車で東京へ会いに行ったりして交際を続けるが、卒業後、就職先の福岡で中学時代の憧れだった年上のますみと再会し、大人の恋にのめり込んでいく。1970年代を舞台に青年の葛藤と悲劇を描いた恋愛叙情小説。
  • グミちゃん
    -
    1巻990円 (税込)
    20代、30代、50代、70代の女性の日常を描いた4篇の物語。それぞれが抱える問題や悩みは、どれも現代社会に起こり得ることで、それらをなんとか乗り越えようとする4人を応援したくなる。幸せとはこういうことだ、と示している女性たちではないが、「こんな人生でありたい」と思わせてくれるリアルさがある。目に見えないつながりを信じさせてくれるラストも用意されている。
  • グランパ曰く 「吾輩は猫が嫌いである」
    -
    1巻1,287円 (税込)
    どこかオカシイ人間社会。マッチャが語る、社会風刺とユーモアを織り交ぜたエッセイ&川柳集。「国会で 正義の話 してほしい(絶滅危惧種)/グランパは、自分はリベラルな人間であると自任しているので、世襲、利権、9条、LGBTQ、報道の自由問題等々の政治家に対する不満の表れかもしれない。特に与党政治家に対しては常に批判的な目で見ている」(本文より)
  • ぐるりよざ 戦国の聖歌
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    戦国時代のある日、大内氏が統治する山口居住の琵琶法師了斎(りょうさい)は、町中で辻説法をする異形の僧たちを見かける。彼らの説く神に興味を抱いた了斎は、誘われるまま彼らの集会に行ってみる。その出会いが、彼の人生に大きな変革をもたらすことに────。日本人に強い興味を抱き、布教のために騒乱の地を訪れたフランシスコ・ザビエル一行の姿を描いた歴史小説。

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