作品一覧

  • カラー新書 入門 日本美術史
    4.6
    1巻1,320円 (税込)
    日本美術史の流れには、大きな波がある。外来文化をひたすら取りいれ真似する時代と、それを熟成させる時代と。ほっそりした飛鳥仏も、ハッタリの天守閣に合う金箔べったりの屏風絵も、すべての名作は、そうした繰り返す時代の波の中から、登場してきた。楽しくて目からウロコの知識満載。役に立つコラムに、カラー図版多数。
  • さいはてたい
    -
    1巻550円 (税込)
    インディーズミュージシャンの仁は、強く美しい母の睦美が自慢だった。そんな睦美に認知症によく似た症状が現れるようになった。彼女はまだ四十八歳、そんなことありえない…! 変わりゆく母の姿、受け入れられない現実。周囲を拒絶し、真実から目を背ける日々。二人が選んだ結末は!? 若年性アルツハイマー型認知症を若者の視点から描いた話題作を文庫化。書き下ろしの続編も収録。
  • ―ただ、それだけの理由
    -
    1巻1,100円 (税込)
    鉄男は父親から譲り受けた自宅を改造して弁当屋を営み、四年になる。アルバイトとして、父親の内縁の妻、寿美恵に手伝ってもらいながら、幼馴染のジョニーや誠、地域の人々に支えられ、新しいメニューの開発だけを考え、暮らしていた。妹のちいこから、21年前、8歳のときに、家出した母親との再会を訴えられているが、心の整理がつかず、一切、相手にしていなかった。ある出来事をきっかけに、封印していた母親への感情が溢れ、それ以来、母親の存在が鉄男のなかで大きくなっていく。母親に向き合うことは、母親の空白の21年間を知ること。揺れる想い、明らかになる鉄男のなかの愛と夢。そして、最後に鉄男が選んだ未来は‥‥‥。

ユーザーレビュー

  • カラー新書 入門 日本美術史

    Posted by ブクログ

    日本美術史を時系列に、わかりやすく解説してくれます。個人的には運慶、浮世絵の歴史が特に興味深かったです。美術展の予習にもお勧めですね。

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    2025年11月06日
  • カラー新書 入門 日本美術史

    Posted by ブクログ

    面白い。わかりやすい。お薦めです。
    286頁、全15章。新書だけに駆け足ではあるが、写真も多く説明もお勉強色がなくわかりやすい。
    入門本ではあるが内容も充実している。例えば仏教に関して、釈迦・大日如来・阿弥陀如来の違いやその背景まで説明してくれる。
    読み終わり、興味がわいてもっと作品を知りたいと思う画家等が多いのは、この本の出来が良いからでしょう。

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    2025年10月21日
  • カラー新書 入門 日本美術史

    Posted by ブクログ

    飛鳥時代の仏教伝来から明治の岡倉天心まで、日本美術史を総ざらいする本。長い日本の歴史の中で仏像、絵巻、水墨画、浮世絵と変化する題材を、国内の政治の流れや中国文化との接点を絡めてわかりやすく解説している。作者や作品のそのものを軸とした解説ではなく、例えば仏教の流行や教えの内容を解説しそれが造形にどう影響したのか、政治が前時代とどう変化しなぜ新しい画題が好まれたのか、といった大きな流れが掴めるようになっている。それでいて、コラム欄を充実させることで主要な芸術家を取りこぼさず網羅するようになっている。流れのわかりやすさと詳しさの両立はもとより、端々に現れる著者の砕けた喩えやツッコミが的確かつおもしろ

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    2025年10月09日
  • カラー新書 入門 日本美術史

    Posted by ブクログ

    法隆寺金堂釈迦三尊像や如拙の瓢鮎図、本阿弥光悦の舟橋蒔絵硯箱、黒田清輝の湖畔など、高校日本史レベルで登場するさまざまな美術作品を多く取り上げており、丁寧かつわかりやすい解説を施した日本美術史の入門書。理解を助ける例えが秀逸でとても良い。日本史好き、美術好きな高校生にもお勧めしたい。

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    2025年03月03日
  • カラー新書 入門 日本美術史

    Posted by ブクログ

    飛鳥時代の仏像から大正時代迄、その時代背景や社会情勢と、そこから生まれた美術作品の特徴や変遷を大きな美術史の流れとして概観させてくれる1冊。日本美術史の全体像を理解した上で、その時代の作品を見ると、より楽しむことができると思う。

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    2025年11月06日

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