カラー新書 入門 日本美術史

カラー新書 入門 日本美術史

1,320円 (税込)

6pt

4.6

日本美術史の流れには、大きな波がある。外来文化をひたすら取りいれ真似する時代と、それを熟成させる時代と。ほっそりした飛鳥仏も、ハッタリの天守閣に合う金箔べったりの屏風絵も、すべての名作は、そうした繰り返す時代の波の中から、登場してきた。楽しくて目からウロコの知識満載。役に立つコラムに、カラー図版多数。

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カラー新書 入門 日本美術史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    日本美術史を時系列に、わかりやすく解説してくれます。個人的には運慶、浮世絵の歴史が特に興味深かったです。美術展の予習にもお勧めですね。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    面白い。わかりやすい。お薦めです。
    286頁、全15章。新書だけに駆け足ではあるが、写真も多く説明もお勉強色がなくわかりやすい。
    入門本ではあるが内容も充実している。例えば仏教に関して、釈迦・大日如来・阿弥陀如来の違いやその背景まで説明してくれる。
    読み終わり、興味がわいてもっと作品を知りたいと思う

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    飛鳥時代の仏教伝来から明治の岡倉天心まで、日本美術史を総ざらいする本。長い日本の歴史の中で仏像、絵巻、水墨画、浮世絵と変化する題材を、国内の政治の流れや中国文化との接点を絡めてわかりやすく解説している。作者や作品のそのものを軸とした解説ではなく、例えば仏教の流行や教えの内容を解説しそれが造形にどう影

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    法隆寺金堂釈迦三尊像や如拙の瓢鮎図、本阿弥光悦の舟橋蒔絵硯箱、黒田清輝の湖畔など、高校日本史レベルで登場するさまざまな美術作品を多く取り上げており、丁寧かつわかりやすい解説を施した日本美術史の入門書。理解を助ける例えが秀逸でとても良い。日本史好き、美術好きな高校生にもお勧めしたい。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    飛鳥時代の仏像から大正時代迄、その時代背景や社会情勢と、そこから生まれた美術作品の特徴や変遷を大きな美術史の流れとして概観させてくれる1冊。日本美術史の全体像を理解した上で、その時代の作品を見ると、より楽しむことができると思う。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    源頼朝とされる肖像画に異議があり、教科書に掲載されなくなったことを本書で初めて知った。
    くだけた文章で面白く読めるので、日本史で文化史が好きな大学を受験する人は、読んでおくべきだろう。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第0章  仏教伝来以前~何を拝んでいたか?
    第1章  飛鳥時代の仏像~どうして細い?
    第2章  奈良時代~美の基準はなぜ変わった?
    第3章  異色の仏教~密教とは何なのか?
    第4章  浄土信仰~死後のために頑張る?
    第5章  十二世紀の絵巻~なぜ大人が熱狂する?
    第6章  慶派~奈良仏師な

    0
    2025年01月08日

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