大下作品一覧

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  • 「帰ってきた あぶない刑事」OFFICIALビジュアルBOOK
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 5月24日(金)映画公開のシリーズ最新作!『帰ってきた あぶない刑事』の 「OFFICIALビジュアルBOOK」が、4月22日発売! 「帰ってくるのは、お約束!?」 前売りチケットも絶好調!!の、8年ぶりの『あぶない刑事』シリーズ最新作・5月24日(金)公開の新作映画『帰ってきた あぶない刑事』のタカ&ユージの変わらぬカッコよさを100%凝縮した公式ビジュアルBOOKが予約開始! 全国の「あぶ刑事」ファンの気持ちが一気に盛り上がること必須のビジュアルBOOK、4月22日発売です。 若いころのままにスクリーンで暴れまくる舘ひろし&柴田恭兵のオフショットも満載!あぶ刑事ファンなら絶対ゲットして新作公開に備えたい永久保存版の1冊です!! 構成 ①タカ&ユージ スペシャルSHOT 100連発!!! タカ&ユージ、ひたすらカッコいいふたりのSHOTを迫力ある写真で展開。 ②  最強のメインキャスト4人 舘ひろし 柴田恭兵 浅野温子 仲村トオル プロフィール ③ 「帰ってきた あぶない刑事」サイン入りポスター集 ④ 「あぶない刑事」同窓会in横浜  2023年8月某日、横浜に集結した4人の仲良しショットと撮影秘話をふんだんに。 ⑤ 「帰ってきた あぶない刑事」ストーリーLINE ⑥ 「あぶない刑事」シリーズ 38年の完全クロニクル  「あぶない刑事」全シリーズ・連続ドラマ、TVスペシャル、劇場映画作品を網羅した「完全クロニクル」    同映画は、1986年のテレビドラマ放映開始から38年。劇場版最新作から8年。昭和・平成・令和、3つの時代を超えて“最強”であり続ける、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍を描く。浅野温子、仲村トオルといったドラマからのメンバーに加え、タカ&ユージの娘(!?)かもしれない永峰彩夏役で土屋太鳳が出演する。
  • 田中角栄 権力の源泉
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    戦後最大の宰相 田中角栄のDNAは生きている! 昨今の「政治とカネ」の問題など些末すぎる! 高等小学校卒の角栄がこの国の最高権力者に昇り詰めるまでには、類い稀なその人心掌握術とともに生涯の刎頸の友といわれた政商・小佐野賢治との二人三脚が欠かせなかった。角福戦争の火花を散らした昭和四七年真夏の自民党総裁選。田中角栄に60億円を貢いだ男が小佐野であった。田中角栄と小佐野賢治、政財界を震撼させたふたりの関係性は、敗戦から高度成長期に至る戦後日本の姿であり、巨大な権力と金に生きる一卵性双生児であった。権力の絶頂からロッキード事件に連なる昭和の巨魁・田中角栄と政商・小佐野賢治壮絶な権力闘争史!
  • 梟商 小佐野賢治の昭和戦国史
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    政商・小佐野賢治は、田中角栄のような政治家とつきあうと同時に、児玉誉士夫をはじめとする闇の人物たちとのつきあいも深かった。政界、財界、闇の世界のすべてにつながっていた一人の男の生き様こそ、昭和を語るにふさわしい。いまだ書かれざる裏面と、その驚愕すべき「悪」のスケールを活写する。政商の実像に肉迫! 昭和とともに生きた一代の怪物の生涯を描く。
  • 医療機器開発とベンチャーキャピタル[実践編]
    4.5
    医療機器専門のベンチャーキャピタルとして、20年以上、ベンチャー企業の成功も失敗も数多く見てきた著者。 そのなかで感じるのは、国内ベンチャー企業は海外ベンチャー企業と比べ知識不足で未熟だということ。 そこで本書では、起業前に検討しなくてはいけない事柄をはじめ、 ベンチャー企業が開発すべき製品の見極めと価値、ベンチャーキャピタルの役割など、 成功率を上げるために前もって得ておきたい知識をまとめた。 前書では基本的な内容に終始したが、本書では本格的に起業を考えている人へ向けて、 より実践的で踏み込んだ内容を扱っているので、ベンチャー企業を立ち上げる前に読んでほしい。

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  • 賢い人の勉強法
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 受験、資格、昇進、定年後に役立つノウハウ満載! 何歳からでも記憶力がアップする方法があった! 【目次抜粋】 老化現象、記憶力低下をどう克服したか 60代、70代で難関資格ゲット!脳の可能性は無限大◎最高齢合格者の学び方 時間のないビジネスマンに朗報、資格試験もバッチリ 9割は要領!東大式「猛スピード勉強法」 誰でも応用できるメソッド満載 グローバルエリートは何をしているのか?世界の名門校の「地頭の鍛え方」 ▼「豚肉、カレー、蕎麦」が脳を強化する3大メニュー 空港で国際線の乗り場に入れるのは研修をクリアしたドライバーだけ 東京五輪を目指して特訓中タクシー運転手1万3000人の学び方、話し方 マネしてうまくいくポイント、大コケ注意のポイント付き ファンの心を鷲づかみ「名選手の英語スピーチ」講座 ▼ゼロからスタート!「50代で200点」アップした人の超時短学習法 上位1割は、「毎週1冊以上」読書、マキャベリ著『君主論』を愛読管理職1000人調査◎「あなたの教養」全国偏差値を算定 ▼STEM時代、文系人間のための「理系の教養」入門 ▼お昼の顔・大下容子アナの「固有名詞をド忘れしない方法」 ビンボーVSリッチ300人調査「時間の使い方」徹底解明  ●起床・就寝 ●通勤 ●食事 ●仕事 ●自分磨き ●私生活 マンガ好き読者調査仕事に役立った「歴史コミック」ランキング ツボ押し、催眠、サプリ、アロマ、酸素カプセル……巷で話題の「脳力アップ法」を検証する ▼経営トップ直伝◎忘れたいことを綺麗サッパリ忘れる法 効率アップ! 暗記、集中、計画……目的別勉強グッズ20 ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 侠雄 稲川会総裁 稲川聖城物語 疾風篇
    4.3
    「日本の首領」と謳われた男。「我慢」を胸にヤクザ界に君臨した不出出の大親分、・稲川会総裁・稲川聖城。ケタ違いの「器量」と「度量」で大稲川会を築き上げた彼の青年時代を「修羅がゆく」で大ヒットを放った山口正人が描く。侠(おとこ)が侠(おとこ)として生きることができた時代に、本当の侠(おとこ)として生きた男の波乱万丈の青年時代はまさに「爽快」の一言。鬱屈した現代だからこそ、知るべき男の人生は凄まじい! 読めば元気になる漫画だ。
  • 安倍晋三 安倍家三代
    3.0
    【電子版緊急復刻!】 ポスト小泉首相として、総理の座に最も近い男と評される安倍晋三。 祖父・岸信介、父・安倍晋太郎から受け継がれた政界サラブレッド血脈はいかに育まれ開花したのか? 中曽根・森両総理経験者ら多くの人々への取材をもとに、その実像に迫る。 私が考える「この国のかたち」(インタビュー) 第一章 仰天の幹事長人事 第二章 安倍晋三に受け継がれた岸信介のDNA 第三章 サラブレッドとしての芽生え 第四章 名門政治家血脈に求められるもの 第五章 父の夢を追い求め、受け継いでいく 第六章 はじめの一歩 第七章 次代のリーダーたる資質 第八章 湧き上がる総理待望論 私の自民党改造計画(インタビュー)
  • 仁義なき戦い【外伝】広島極道刑事風雲録 ヤクザを選ばなかった侠 1巻
    完結
    -
    警察のマル暴――暴力団担当の刑事が、ヤクザ顔負けの迫力ある容貌をしてることは有名だ。事実、暴対法以前のマル暴は、ヤクザと五分で渡り合わなければならないため、まさに極道と紙一重の日常を送っていた。抗争が相次いだ時代であれば、それは尚更だった。広島を舞台に、終戦直後から昭和40年代半ばまで続いた「仁義なき戦い」の只中、広島県警にはヤクザに恐れられる、突出したマル暴刑事がいた。広島と呉で勢力が四分五裂した抗争を繰り返すヤクザ、とりわけ神戸の二大組織・山口組を後ろ盾にした打越会と、本多会をバックにした山村組の抗争は、因縁の戦いを様相を見せていた。そしてその両組織の幹部に友や縁者を持ち、ヤクザと時に渡り合い、時に恐れられたマル暴――極道刑事。彼は拳銃を取り上げられ、警棒しか持たせられなかった時代から警察官を始め、長く血塗られた抗争の時代を駆け抜けた。波乱に富んだ型破り刑事の一代記!
  • 赤ヘル偉人伝 広島カープ黄金戦士かく語りき
    -
    ミスター赤ヘル、鉄人、古葉監督、そして江夏豊までもが一堂に会した、最初で最後の記念碑的一冊! 広島東洋カープの黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材! それぞれが1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった、血と汗と涙の白球回顧録。 同一時代、同一球団に活躍した選手たちのみで構成されたインタビュー集は、プロ野球書籍史上初! 個性派揃いかつ鉄の結束で結ばれた「赤ヘル軍団」だからこそ実現したこの一冊を、リアルタイムで彼らのプレーに熱狂した歴戦のカープ男子たちはもちろん、マツダスタジアムに通うカープ女子、そして全ての野球ファンに捧ぐ── ・高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」  誰よりも努力し、自らの哲学を築いた「赤ヘル野球の申し子」である彼が語る、黄金時代の強さの理由。 ・大野豊「我が選んだ道に悔いはなし」  軟式野球出身という異色の経歴ながら、カープ一筋22年間で最後まで全力投球を貫いた彼の戦いの日々。 ・古葉竹識「僕がやりたかった野球」  Aクラス9回、日本一3回という黄金時代を築き上げた名将の言葉から「赤ヘル野球」の真髄を解き明かす。 ・衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」  不滅の連続試合出場記録を持つ鉄人にとって、世界記録や国民栄誉賞よりも思い出深いあの瞬間を振り返る。 ・大下剛史「厳しいとは思わん。当たり前じゃ」  全身に闘志を漲らせ初優勝へと導き、引退後は鬼軍曹として次代のスターを次々に育てあげた彼の魂の源流をたどる。 ・山崎隆造「自己犠牲という名の理想」  「赤ヘル野球」を、誰よりも美しく体現し、チームメイトから「天才」と称された男の知られざる素顔に迫る。 ・水沼四郎「一球の重みと誇りを感じて」  江夏豊をリードし、ウイニングボールを掴んだ彼の証言とともに、広島中が熱狂した「江夏の21球」の激闘の記憶が蘇る。 ・外木場義郎「あの日の熱投。全ては優勝のために」  「君が20勝できたら、カープに何かが起きるかもしれない」。栄光に向かって投げ続けたエースのマウンドに懸けた想い。 ・小早川毅彦「憧れと重圧と理想。その戦いの記憶」  カープの選手たちに憧れる少年時代を過ごした彼が、背負った期待と重圧、追い求めた理想とは何だったのか。 ・川口和久「勝つか負けるか。僕の勝負の美学」  「最高の勝利」と「潔い負け」をもって自分の生きざまを見せることにこだわり続けた彼の、勝負の美学に迫る。 ・江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」  不世出の左腕である彼が広島で過ごした3年間と、今なお語りつがれる「江夏の21球」を再度、回顧する。 ・山本浩二「広島カープは人生そのもの」  選手・監督として球団6度の優勝全てに貢献し、広島カープの本質を誰よりも理解している英雄が語る、黄金時代の記憶。
  • 悪魔の女
    1.5
    「歯科治療室の秘悦」「大学生ジゴロ殺人事件」「逃げる女」「名古屋美人妻絞殺」「毒殺妻」――赤い糸で繋がれた宿命か、紅蓮の愛欲地獄に堕ちた男と女の軌跡を、入念な取材を基に描く著者一流の犯罪ドキュメンタリーノベル!

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  • アサヒカメラ 2020年3月号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。 ※【特別付録】『LUMIX Re:flection 新しい写真表現をあなたの手に』は電子版には付属しておりません。 ※『シーナの写真日記 椎名 誠』、『梅佳代もこの一枚』は電子版では掲載しておりません 表紙撮影:P.M.Ken 総力特集58ページ 写真の正義の話をしよう 合成と加工はどこまで許されるか? ●撮っておけば後で何とかなる」では作品のレベルはどんどん下がる 高砂淳二 ●自然風景を写すには、ないものを足さない、あるものは消さない 中西敏貴 ●違う場所で写した被写体を合成するのは、風景写真ではなく「フォトコラージュ」 宮武健仁 ●写真の本質は「光画」なんです 下瀬信雄 ●人の目をあざむくのはやめて正々堂々「合成」と明記 織作峰子 ●ストレートな写真で合成写真を圧倒すればいいんですよ 中藤毅彦 ●合成写真の良しあしは陳腐か否かだ! 横木安良夫 ●姑息な手段としての合成やレタッチは悲しい ハナブサ・リュウ 合成が導いた表現を読む・その歴史と現在 飯沢耕太郎 加工の歴史を技法から俯瞰する 打林俊 合成の「クロスポイント」 P.M.Ken プロのレタッチ術を公開 魅せるポートレートではレタッチは当然やるべきこと! 渡部実加子 追悼・奈良原一高 写真家が開いた世界へのヴィジョン 蔦谷典子 米津 光さん 桜撮影同行記 米倉昭仁(編集部) 第45回木村伊兵衛写真賞 ノミネート発表! フォールアウト 汚染された地に生きる 「Kさんの思い」 関根 学 プリントで変わる写真の力 フィルム編 渡辺兼人 デジタル編 三浦健司  美しいモノクロプリントのためのレタッチ&用紙選び まつうらやすし CP+直前発表ラッシュ 旗艦機からエントリー機まで続々 ●AF機能強化の旗艦デジタル一眼レフカメラ ニコン D6 河田一規 ●広角単焦点APS-Cコンパクトに新レンズと最新センサー 富士フイルム X100V 赤城耕一 ●さらなる小型・軽量化のエントリー機 富士フイルム X-T200 宇佐見 健 ●サブコマンドダイヤルがついたキス EOS Kiss X10i 赤城耕一 ●4000万画素のモノクロ専用機 ライカカメラ ライカM10モノクローム 河田一規 ●新画像処理エンジンで上位機に迫る性能に! オリンパス OM-D E-M1 MarkIII 赤城耕一 ニューフェース診断室[733] ソニー α7rIV +FE 24mm F1.4 GM 田沼武能 川向秀和 志村 努/編集部 【ZOOM UP】 ●αの魅力をひもとく #10 写真家・福田健太郎  高画素モデルが実現してくれた生命の息吹と微粒子な世界観 ●僕とRICOH GRIII 第2回 写真家・福田健太郎 写真に新たな価値を付加してくれる他にはない魅力がある ●ROの選んだM.ZUIKOレンズ 第39回 写真家・萩原史郎 デジタルカメラで撮ることの意義を明確に感じるカメラ 【新製品フラッシュ&レビュー】 ■【開発発表】キヤノン EOS R5、RF100-500/4.5-7.1 IS USM、Extender RF1.4×、Extender RF2×■ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR、NIKKOR Z 20mm f/1.8 S ほか 【Column】 木村伊兵衛の傑作が生まれる瞬間[34] 田沼武能 岩合光昭の動物っていいなぁ[63] 物欲作家のふらり旅(呑み)日記[35] 相場英雄 櫻井 寛のぞっこん鉄道 麗しき名列車[75] 赤城耕一の銀塩カメラ放蕩記[72] 再録!ニッコールレンズ千夜一夜物語[57] 大下孝一 虫の肖像[111] 海野和男 ほか
  • あしたもいっしょにあ~そぼ  手づくり子どもの世界展“共に育ち合う命”より
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 写真で綴る、“障害”を持つ子も持たない子も、共に育ち合う世界。からだで語り合う子どもたちが大人の思惑を超えていく。

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  • 安倍官邸 「権力」の正体
    3.0
    衆議院・参議院ともに過半数の議席を持ち、1強時代を突き進む安倍政権。さらに、自民党総裁の任期延長により、安倍総理は3期9年という、かつてない長期政権を手中に収めようとしている。再びトップに返り咲いた男は、どのようにして強大な権力をにぎることができたのか。閣僚、党だけでなく、官僚幹部人事を牛耳ることに成功した「内閣人事局」など、人事権の完全掌握が大きい。総理本人の証言をはじめ、菅官房長官、二階幹事長、今井秘書官、河井補佐官らキーマンを直撃取材。第一次政権で挫折を味わった再挑戦組の結束力の強さ、総理を支える周囲の思いを通して、官邸の権力の真相を浮き彫りにしていく。
  • 安倍晋三・昭恵 35年の春夏秋冬
    -
    1巻1,799円 (税込)
    『安倍晋三 回顧録』(中央公論新社)がふれなかった 愛と真実の物語! 増上寺で行われた安倍晋三総理告別式で、昭恵夫人が挨拶でこう言った。 「十歳には十歳の春夏秋冬があり、二十歳には二十歳の春夏秋冬、五十歳には五十歳の春夏秋冬があります。(略)政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人なりの春夏秋冬を過ごして、最後、冬を迎えた。種をいっぱい撒いているので、それが芽吹くことでしょう」 父・安倍晋太郎氏の秘書官時代から40年。 安倍晋三・昭恵夫妻をいちばん数多く取材してきた作家・大下英治が初めて明かす 人間安倍晋三と人間安倍昭恵
  • 安倍晋三と岸信介
    2.5
    民主党から政権を奪還し、自由民主党初の首相の座に返り咲いた安倍晋三。アベノミクスと称する経済効果もあり、就任後も高い支持率を得ている。保守・タカ派のイメージが強いが、首相目前で病に倒れた父・晋太郎より、日米安保改定にこぎつけた親米保守のリーダーで「昭和の妖怪」と言われた祖父・岸信介の影響を強く受けている。祖父と同じく、「日米同盟強化」「憲法改正」を唱える安倍首相は、中国をはじめ隣国と抱えた領土問題、参加を表明したTPPなど、難問山積の日本をどう舵取りしようとしているのか。本人のインタビューはもとより、安倍家三代をよく知る国会議員らのインタビューをもとに、安倍晋三が描く日本の将来、保守の本質について安倍家三代をよく知る作家・大下英治が綴った渾身の1冊。
  • 安倍晋三の真実 安倍家三代
    -
    安倍晋三ファミリーヒストリー。 祖父、父から受け継いだ政界サラブレッド血脈はどのように開花したのか。 欠かせぬ母洋子、妻昭恵の存在。 毀誉褒貶を取り去った真の姿がここにある! 凶弾に斃れ、思わぬ形でその生涯を閉じた安倍晋三。昭恵夫人を始め、悲嘆に暮れる遺族の姿は涙を誘った。 本書は晋三が安倍家悲願の総理を目指す、政治家としてまだ初々しさの残る頃に徹底取材。 祖父岸信介から連なるファミリー・ヒストリーを遡り、受け継がれた政界サラブレッド血脈がいかに育まれ開花したのかを総理経験者ら多くの人々への取材をもとに実像に迫った。 残した業績が大きければ大きいほど毀誉褒貶も激しいのは政界の常。政界の権力者として暗いマントを纏う以前の人間安倍晋三の真の姿がここにある! (本文抜粋) 昭恵はテロップを見て、飛び上がった。 「ええッ!晋ちゃんが、幹事長!」 安倍は、昭恵のことを「昭恵」と呼ぶ。昭恵は、安倍のことを「晋ちゃん」と呼ぶ。安倍は年上であったが、昭恵は安倍の性格から、友達夫婦のような、自分に身近な感じを抱いていた。 昭恵は、すぐに夫の携帯へ電話を入れた。 「いま、テレビを見ていたんですけど、幹事長って、本当なんですか?」 「本当だよ。そういうことになったから」 安倍は、その日夜十一時ごろ自宅に帰ってきて、まず三階の母親の部屋にある父晋太郎の仏前に座って手を合わせた。 目次 新装版にあたっての前書き~安部晋三を想う 私が考える「この国のかたち」(インタビュー) 第一章 仰天の幹事長人事 第二章 安倍晋三に受け継がれた岸信介のDNA 第三章 サラブレッドとしての芽生え 第四章 名門政治家血脈に求められるもの 第五章 父の夢を追い求め、受け継いでいく 第六章 はじめの一歩 第七章 次代のリーダーたる資質 第八章 湧き上がる総理待望論 私の自民党改造計画(インタビュー) ※本書は徳間文庫『安倍家三代 安倍晋三』を改題・改訂した新装版です。
  • 安藤昇 俠気と弾丸の全生涯
    -
    石原慎太郎氏絶賛!甦る闇のレジェンド! 少年院、予科練、特攻隊志願、敗戦、法政大学除籍、愚連隊、安藤組社長、横井英樹銃撃、逮捕収監、安藤組解散、映画スター、ベストセラー作家、2015年12月88歳大往生。生涯、カネと女と拳銃に不自由しなかった悪と男気のカリスマの生涯を書き尽くした一冊! スーツにネクタイ革靴と拳銃で闇社会と表社会を自由に行き来し、ヤクザを抑えて渋谷新宿を制圧。最初にして最後の昭和平成の義と悪のレジェンド!
  • 石の下の記録
    -
    本作は戦後間もない頃に起こった「光クラブ」事件がモデル。この事件を題材にして、著者は戦後の虚無感というものをまざまざと描写していく。ひとつに縛られていた戦時中の価値観が崩壊し、目標が見えなくなった戦後という時代。そしてその時代に生きる若者たちの姿は、さまざまな価値観に溢れている今の時代にも案外通じるものがあり、ぐいぐいと物語に引き込まれてしまった。 (※本書は1995/5/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
  • 石原慎太郎伝
    4.5
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【田中角栄にも三島由紀夫にもなれなかった根源――その虚像と実像】 これほど時代と添い寝した文学者、政治家も稀であろう。敗戦からわずか一〇年後に発表した『太陽の季節』で翌年、芥川賞を受賞(当時史上最年少)。 映画『太陽の季節』は実弟・石原裕次郎出演で大ヒットとなり、「太陽族」は社会現象となる。 文壇においては、三島由紀夫に激賞され、その地位を築くが、三島事件の年、政治家となった石原が自民党内批判をする言に対し、三島は「士道にもとる」と新聞紙上で批判し、袂を分かつ。 晩年、石原は田中角栄の金権政治批判の急先鋒であった過去を打ち消し、角栄を「天才」と称える。 石原慎太郎の知られざる内奥 生前、封印された「昭和天皇の戦争責任論」発言を所収! 〈永久保存版〉スクープ評伝! 【本書の目次】 第一章 『太陽の季節』と石原慎太郎 第二章 石原裕次郎――昭和の大スター兄弟 第三章 「天皇陛下、敗戦の日に自決すべし」発言と三島由紀夫の天皇観 第四章 「青嵐会」血判事件と美濃部革新都政への挑戦 第五章 石原裕次郎死す 第六章 「私が尖閣諸島に灯台を建設した」に日本青年社が激怒 第七章 総裁選出馬と最下位得票四八票 第八章 一九九五年、なぜ石原慎太郎は永田町を去ったのか? 第九章 ノーベル賞作家より東京都知事の座 第一〇章 会見でペットボトルに入った煤を撒く 第一一章 外形標準課税導入と「三国人」発言の波紋 第一二章 銀座に装甲車と羽田空港再拡張 第一三章 東京都「尖閣諸島購入計画」の頓挫 第一四章 橋下徹との合流――最後の野望 第一五章 小池百合子一族と石原家――半世紀にわたる恩讐 第一六章 田中角栄批判の急先鋒から一八〇度転換 終章 我が友・石原慎太郎へ 亀井静香

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  • 1億年も愛してる
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    諸橋千佳の住むマンションに引っ越してきた考古学者の須賀広文巳。その須賀に誘われ、太古の地層が残る場所へドライブした千佳は、自然と須賀と男女の関係になってしまい驚く。2年も付き合ってキスもしたことのない大下のプロポーズを受けていた千佳だが、須賀のことがどうしても頭から離れず…!?
  • 一を以って貫く 人間 小沢一郎
    -
    55年体制の崩壊、進まぬ政界再編、戦後50年を過ぎて、混乱を極めている日本の政治。そんな中で党首という表舞台に立っていた小沢一郎。彼は何を考え、この国をどうしようというのか? 彼を抜きにはこの国の政治は語れない、乱世の男・小沢一郎を生みだした背景、その人間性に鋭く迫る、話題の力作! 乱世のカギを握った男の、生き様と知られざる素顔。
  • 「いのち」の重み 小児科医と臨床宗教師が語る「心の処方箋」
    -
    40年間、難病の子どもたちと向き合ってきた小児科医と、日々悩み苦しむ人たちに献身的に寄り添う僧侶との対談集。人はどんなに傷ついても、辛いことがあっても「立ち直る力」が備わっていることを、深く、優しく読者に伝える一冊。

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  • 伊万里すみ子作品集 1億年も愛してる
    完結
    -
    千佳の隣に引っ越してきた、考古学者の須賀。須賀の不思議な魅力に引きつけられ、一夜を過ごした二人。でも千佳は2年付き合った大下にプロポーズをされていた…。平凡な女に戻ろう、そう決意した千佳が思い出したのは…。
  • 医療機器開発とベンチャーキャピタル
    4.0
    本書では、医療機器ベンチャーに関心のある人、あるいは革新的な新製品のアイデアや技術力を持つすべての人に向け、新しい医療機器が生み出される仕組みとプロセスをわかりやすく解説した。医療機器産業やベンチャーキャピタルに深い関心を持つ医師や技術者、経営者などを対象に、ベンチャー企業とベンチャーキャピタルの理解を深め、より多くのベンチャーが日本から出現するきっかけをつくることを目指す一書だ

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  • 歌麿おんな秘図
    -
    爛熟した江戸文化を背景に浮世絵師が続々誕生した。なかでも歌麿の絵の評価は高い。彼は醜男だった。遊女を知ったのも22才。女が言った。「美人画をお描きよ。必ずモテるから」と。彼は遊郭の名妓から茶屋の女まで、それぞれの美を探求した。春画も多く、どの男性も巨根なのは彼自身の描写とか。勇助から豊章、さらに歌麿と改名して世に出るまでの秘話を満載!
  • 映画女優 吉永小百合
    -
    119本目の出演映画「母と暮せば」が封切られる女優・吉永小百合。その華やかな生涯と純粋な人柄を、吉永本人をはじめ、山田洋次、阪本順治などの映画監督たち、浅野忠信、石坂浩二などの俳優たちの証言をもとにベテラン作家が克明に描写する。初の公式本格評伝!
  • 枝野立つ!立憲民主党のさらなる闘い
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    いま最も注目をあつめる立憲民主党の党首・枝野幸男。日本の政治を根底から刷新する政治家の波乱の半生を政治家評伝の第一人者が綿密な取材をもとに描く初の伝記。
  • 大下宇陀児 楠田匡介~ミステリー・レガシー~
    3.5
    ミステリー文学資料館は、日本の探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、研究者や一般読者の利用に供するために1999年4月に開館しました。本書は“遺産”ともいえるその膨大なコレクションより、戦前から人気作家として活躍した大下宇陀児と、トリックに執着し続けた楠田匡介のレアな長編2作を選りすぐり、さらには2人の共作も加えた傑作アンソロジー!!
  • 小沢一郎はどのように自民党をぶっ壊したか?<新装版>
    3.0
    政権交代を実現し、自民党を崩壊させた凄腕戦略! 史上空前の圧勝で民主党を勝利に導き、自民党を完膚なきまでに叩きのめした小沢一郎。小泉改革の歪みと後継総理たちの相次ぐ失態によって、支持率急落した宿敵にどのようにとどめを刺したのか?彼によって当選した者、彼のおかげで落選した者、双方からの生々しい証言から探る、民意をつかみ流れを引き寄せる小沢流選挙術。これは、本当に凄い。
  • 小沢鋭仁物語―政策中心の政治を目指して―
    -
    1巻1,100円 (税込)
    政治家としての矜持(プライド)政策への強い信念 政治家にとって、国民のためになる政治を行うこと、そしてそのために具体的な政策を作り、実行に移す努力をしていくことが何よりも重要だ。選挙に勝つこと、与党になることは重要だが、それは、政策を実行に移すための一つの手段に過ぎない。
  • おれは不服だ
    -
    バラエティに富んだ6編のサスペンス集。アパートで起きた殺人事件について黙秘する女子大生、痣のある子供を狙う猟奇殺人魔、……。変格作家としてこの作品集も、主要人物の独白が多く、トリックよりも人物関係に重きが置かれている。
  • オールカラー 知識ゼロから読めるようになる! 決算書「超」入門
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スキルアップしたい人、投資を始めたい人、必読! 15分あれば、ざっくり「決算書」のキホンがわかる一冊です! 「決算書を読めるようになりたいけど、数字は苦手」 「専門用語がわかりにくい」 なんて、思っていませんか? 簿記や会計の知識がなくても大丈夫! 本書では、初めて決算書を読もうとする人に向けて、 オールカラーでマンガやイラストを用いながら、 できるだけやさしく解説しました。 有名企業の決算データを掲載し、 「見るポイント」もしっかり解説しています。
  • 陰の総理・仙谷由人vs.小沢一郎
    5.0
    民主党内の暗闘は要注目だが、はっきり言って、この国の将来を真剣に憂う! 「こんなはずじゃなかった」「いや、思ったとおりだ」―熱い期待をもって政権交代を支持した多くの国民は、民主党に対してイエローカードを突きつけている。外交内政ことごとく寒々しい民主党政権のていたらくは、いったいなにが原因なのか?明るい展望は開けないのか?参院選惨敗、菅・小沢代表選、尖閣問題、多発失言…迷走民主党の現状と今後を探る。彼らはなにを考えているのか。
  • 悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾
    4.8
    貴方が死んだら 私は死ぬけど 私が死んでも 誰も泣かない(「女は恋に生きてゆく」) 「新宿の女」、「女のブルース」、「圭子の夢は夜ひらく」、「命預けます」。 ‘70年代と添い寝した演歌の星・藤圭子はなぜ、孤独な最期をとげたのか。 平成の歌姫・宇多田ヒカルとの親子2代にわたる壮絶な宿命を、哀悼を込めて描く巨艦ノンフィクション!
  • 亀井静香 天馬空を行く!
    -
    なぜ、小泉改革の否定を叫ぶのか? なぜ、連立内閣の暴れん坊と言われるのか? 亀井静香にはちゃんとした理由があるのだ!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 亀井静香奔る! 政界大迷走
    -
    衆院選挙で惨敗した自民・公明・保守の与党連合。中でも自民党では、沖縄サミット以後、森首相降ろしの声が澎湃として起き、党内の新旧交代論派や公明党との共闘批判派が執行部批判を繰り返す。加えて、許永中事件などの疑惑が相次ぎ、迷走状態が続いている。そごうの債権放棄問題で存在感を高めた亀井政調会長は、党内外の批判を排し、自民党の再生への道を模索するが…。政治ドキュメント。

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  • Cameraholics select ニッコール千夜一夜物語 II
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今回は「第四十一夜」から「第八十夜」(未発表)までを収録する展開。 連載の構成としては、 ① レンズ概要 ② 開発の推移 ③ 当時の測定データについて ④ あらためて実写 になっており本書では、網羅性と資料性を重視し編集を行っていく。 よって第1回から「アサヒカメラ」掲載分をベースとなり、連載順に並べて掲載し連載時の記事に対して、レンズのスペックなどを追加して資料性を高める。 と同時に、記事内容については一部に新たな書き下ろしを追加、情報の修正等を入れたりした80回分の記事を2分冊で刊行する第二弾となる。 ■執筆者 佐藤治夫 Haruo Sato ●株式会社ニコン 光学本部 主幹研究員 大下孝一 Koichi Ohshita ●株式会社ニコン 光学本部 第三設計部
  • Cameraholics select ニッコール千夜一夜物語 I
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ニッコール千夜一夜物語」は、ニコンの光学設計者ふたりが執筆する、ニコン製レンズ(ニッコール)の開発ストーリーや性能を実写(作例)とともに解説するという人気連載。 ニコンの会報誌「ニッコールクラブ」に1998年12月号から連載が開始され、現在はニコンのウェブサイトにその場を移し続けられている。 かつて「アサヒカメラ」(朝日新聞出版刊/2020年休刊)では2014年5月から再録として休刊まで掲載されていた。 本書はその連載記事に加筆・修正を加え、網羅性と資料性を重視しながら再編集した、いわば“ニッコールレンズ百科”の決定版。 当時の設計者が何を考えていたか、どんな写りをするのか……現役の光学設計者が専門的な見地から、わかりやすくひもといていく。
  • 華麗なる鳩山一族の野望<新装版>
    -
    祖父に次いで念願の総理に! 鳩山さんってどんな人? 一番詳しい「由紀夫本」 歴史に残る政権選択選挙に圧勝し、念願の総理の座に就いた民主党・鳩山由紀夫。元内閣総理大臣の祖父、元外務大臣の父、元法務大臣他歴任の弟…鳩山家は日本のケネディ家になぞらえられる。この華麗なる一族のなかで、由紀夫はどのように人間形成されてきたのか?また、政治家になってからの歩みは?この一冊で、鳩山由紀夫まるわかり。
  • 幹事長秘録
    3.0
    1巻1,500円 (税込)
    55年体制後、実に13人の総理を輩出した「宰相への最短ポスト」である与党「幹事長」。権力闘争が最も苛烈だった「角福戦争」時代の当事者である田中角栄、福田赳夫、三木武夫、大平正芳、中曽根康弘のいわゆる「三角大福中」は、全員が幹事長経験者である。また岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三の「安倍家三代」も幹事長経験者である。どこに幹事長権力の秘密が宿るのか? 「幹事長は、黒子の親玉みたいなものだな」と三度、与党幹事長を歴任した小沢一郎は吐露する。与党の国政選挙を取り仕切り、党資金、政局の行方を左右する幹事長権力の実体を、若き日の田中角栄幹事長から現職の二階俊博自民党幹事長まで肉迫し続ける著者・大下英治が描く、永田町「権力の攻防」ノンフィクション! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • きまぐれフレンドシップPART1
    -
    1~2巻440~495円 (税込)
    SF同人誌『宇宙塵』時代の仲間、柴野拓美。今もなお師と仰ぐ大下宇陀児。著者がデビューして間もない頃の江戸川乱歩との交友。新進作家のグループ「他殺クラブ」の面々との懐かしい日々。数多くの自作にイラストをつけてくれた真鍋博。作家となって三十数年、ショートショートの第一人者でありつづけてきた著者が、少年時代から現在までに出会った人々とその作品を語る。
  • 虚業紳士~兜町を揺さぶった闇の男たち~
    5.0
    住宅・マンション分譲・ゴルフ場開発……。商才と有力者のコネに恵まれ、大峰秀直のビジネスは破竹の勢いで拡大しつづける。彼は資金力をつけると、上場企業株の買い占めに乗り出す。さらにその野望は大仕手戦へと向かう……。だが、巨額の資金繰りに窮して追いつめられた大峰は、一か八かの賭けに出た……。野望の実現へと突き進んだ男の半生を描く出色の経済小説。(『バブルの帝王』改題)
  • 偽悪病患者
    3.3
    「佐治は偽悪病患者だ。接近させてはいけない」兄の警告を妹は一笑に付したが……犯罪の萌芽から事件発生と解決まで往復書簡形式で語られるモダン探偵小説の表題作、犯行に至る殺人者の心理を克明に描き、“なぜ殺したか”の謎を追求した「死の倒影」「情獄」、掘り出し物の骨董をめぐる奇譚「金色の獏」、都市伝説めいた怪現象が連続猟奇殺人に発展する犯罪幻想譚「魔法街」他、全九篇。日本探偵小説草創期に江戸川乱歩、甲賀三郎とともに絶大な人気を博した巨匠、大下宇陀児の多彩な作品を紹介する短篇傑作選。/【目次】偽悪病患者/毒/金色の獏/死の倒影/情獄/決闘介添人/紅座の庖厨/魔法街/灰人/〈エッセイ〉探偵小説の型を破れ/探偵小説不自然論/解題/解説=長山靖生
  • 逆襲弁護士 河合弘之
    3.5
    巨悪たちの<奪うか奪われるか>の舞台裏!すべて実名で明かされる真相!“法の凄腕用心棒”が見たカネと欲望の裏面史。 河合弘之は数々の大型経済事件を逆転勝利に導いてきた弁護士である。バブル華やかなりし頃「金屏風」で世を騒がせた平和相互銀行乗っ取り事件、バブル不動産・秀和による忠実屋・いなげや株買い占め事件、企業乗っ取りを企む仕手集団光進事件などで、誰も考えつかない戦術を編み出してきた。社長解任をめぐる株主総会での激しい応酬、稲川会とも通じる謎の公認会計士との共闘など、法律という知を武器に闘う熱い逆転劇は読み応え十分。そのほかイトマンや住友銀行、ダイエー中内功、バブル不動産の慶屋、野村證券なども登場。河合は弁護人として常に依頼人の利益のため最善を尽してきた。世間的には悪党と呼ばれる依頼人であっても、違法でない限り全力を尽すのだ。そして現在は、脱原発弁護団全国連絡会を率いて、東電全役員を訴える賠償訴訟を展開中。河合は原発賠償法で手厚く守られた東電を会社法の株主代表訴訟という誰も考えなかった奇策で法廷に引きずり出した。請求額は史上空前の5兆5000億円である。
  • 銀行喰い
    -
    バブル景気の最中、30代の若さで建設コンサルタント会社を設立した鬼頭慶之介は、「不動産こそ、濡れ手で粟の商売」を信条に、地上げに野心を燃やす。暴力団、仕手集団など闇世界の人間との絆を深めながら、都市銀行のなかでももっとも利益追求に貪欲な御堂銀行をメインバンクにして、経済界に乗り込むが……。銀行と企業の暗部を描いた衝撃のドキュメント・ノベル。
  • 激闘!闇の帝王 安藤昇
    3.5
    暴力と知力と男力で裏社会を制圧した男の生涯! 安藤昇(1926年~2015年)はヤクザでもなく、チンピラでもなく、新しいタイプのアウトロー「愚連隊」であった。中学生時代から、殴る・斬る・撃つで新宿・渋谷を制圧。美女にやたらともてて、今でいう企業舎弟的存在で、刺青はNO、組長もNOで、あくまで安藤社長であった。 大下氏が、長年の付き合いと取材で、この型破りな男の生涯をを熱く書下ろす!
  • 激録! 総理への道 戦後宰相列伝 田中角栄から森喜朗まで
    -
    国民の絶大な支持を得た田中角栄が、首相退陣を決意した瞬間とは? 魑魅魍魎が暗躍する政治の世界を生き抜き、「総理の椅子」に登りつめた中曽根康弘、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三ら16人の宰相。新聞、テレビではわからない政治の舞台裏を、本人及び周辺人物への綿密な取材を通して描く。政治の裏の裏は面白い!
  • ゲーム戦争~遊びを創造する男たち~
    -
    「遊びこそ、時代を映す鏡だ」(セガ・中山隼雄社長)――今や全世界をマーケットに、そしてバブル崩壊後も勢いの衰えないゲーム業界。その奇跡的ともいえる成長の裏には、各社間によるデッド・ヒートと、それを支える男たちの情熱があった……。その変化の激しい世の中でいかに時代を先取りする目を持てるか? そして勝者の条件とは!? 数多くの示唆に富む必読の書。(『セガ・ゲームの王国』改題)
  • 小池百合子の大義と共感
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    【女勝負師・小池百合子の全貌――新型コロナ対策、東京五輪延期、デジタルトランス】 命か、経済か。 「新型コロナウイルス」感染拡大に伴い、日本政府に先んじて、「3密」「重大局面」を発信し、東京都独自の「外出自粛」要請、「休業要請」「感染拡大防止協力金」策を強力に打ち出すなど衆目を集める小池百合子東京都知事に、新型コロナ対策の全貌、東京五輪延期の舞台裏、近未来の「東京」をどう展望するのかを直撃! コロナ禍を経て、注目を浴びる政治家・小池百合子の政界遍歴の全貌に迫るノンフィクション! 〈本書の内容〉 序章 小池都知事直撃!「東京」再構築 第一章 東京、新型コロナとの闘い 第二章 小池百合子の源流 第三章 通訳からキャスターへ 第四章 華麗なる転身の先 第五章 権力の階段 第六章 生き馬の目を抜く 第七章 崖から飛び降りる覚悟 第八章 破竹の都民ファーストと同床異夢 第九章「東京」デジタルトランス戦略 終章 小池都政の現在、東京のゆくえ 〈本書の特長〉 小池百合子東京都知事直撃インタビューはじめ政界総力取材! 〈こんな方におすすめ〉 ●政治家・小池百合子東京都知事の動向、政界遍歴に関心深い方 ●アフタ―コロナ禍の首都「東京」がどう変わるか知りたい方 ●東京都の「新型コロナウイルス」感染症対策、東京五輪延期、デジタル化のゆくえに関心ある方

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  • 小泉・安倍vs.菅・小沢
    4.0
    ニッポンを変えるのは、我々だ! 若手のエース安倍晋三と組んだ小泉純一郎。かたや、豪腕小沢一郎を味方につけた菅直人。自民か民主か、マニフェストを掲げて激突した総選挙。その舞台裏、水面下の動きをつぶさに取材した怒涛の永田町深層リポート。さあ、日本はどうなる。
  • 小泉純一郎 最後の賭け
    -
    何故小泉は首相になれたのか? 小泉のルーツは? YKK(山崎・加藤・小泉)に友情は存在するのか? パフォーマンスと高支持率のみで政権を保ってきた小泉のかげりとは。入念な密着取材で描く政権ドキュメント。

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  • 小泉純一郎・進次郎秘録
    4.0
    小泉家四代にわたる「血と骨」。「小泉純一郎はある時に化けた。進次郎は最初から化けている」。小泉構造改革とは何であったのか――。さまざまな論考が小泉政権当時から現在まである。その評価は歴史がなす。間違いなく言えることは、「郵政解散」に象徴される小泉純一郎総理の決然とした態度は、国民大衆が熱狂し望んだ絶対的宰相の姿である。現在、安倍政権に異議をなす「原発ゼロ」を生涯最後の仕事と意気軒昂に活動する小泉純一郎が触発されたのは、3・11後に精力的に毎月欠かさず被災地を訪れ、現場の声を復興策に盛り込もうとする次男・進次郎の政治家としての姿からではなかったのか。政界総力取材から浮き彫りにする小泉革命の深層。「オレの最後の仕事は、反原発だ! これに尽きる」 小泉純一郎「オヤジがやらなかったことを、わたしはする」 小泉進次郎
  • 小泉純一郎vs.抵抗勢力
    3.0
    政界大胆密着真相レポート。どうなる?小泉純一郎! 圧倒的な国民の支持を得て船出した小泉内閣。派手なパフォーマンスや真紀子人気も手伝い、閉塞日本を一新させるかと期待も高まったのだが…。外務省・宗男問題で揺さぶられ、郵政・道路公団など一連の民営化問題では、お膝元の自民党内の抵抗勢力によって大揺れに。下がる支持率、高まる批判。内閣改造は巻き返しのきっかけとなるのか?党首選を終えたばかりの民主党の動きは?政界大胆密着真相レポート。
  • 孤高奮戦変革の人 平沢勝栄
    -
    1巻1,540円 (税込)
    霞が関と永田町の今だから話せる真実と秘話 東京の激戦区で9期連続当選の下町の実力代議士平沢勝栄のエリート警察官僚の怜悧さを捨てた仕事ぶりから、こころある人情政治家の奮戦ぶりを実名実話で書き下ろす。 実現する政治家の真骨頂と今だから話せる霞が関、永田町のホントの話、まさかの話、意外な話のオンパレード!
  • 子供は悪魔だ
    -
    弁護士、売春婦、留年続きの大学生が探偵役という3つの探偵小説に、奇妙な味のどんでん返しの短篇を加えた、4つの短篇集。親のすねをかじる子供たち、雪山での死、三角関係……当時の世相や風俗が浮かび上がる背景と小道具が盛りだくさんの傑作だらけ。
  • 金色藻
    -
    本書は昭和七年六月から九月まで『週刊朝日』に連載された長編で、起伏の激しいサスペンス十分の展開で、そこに家族の絆や人情といったものが色濃く現れている。(※本書は1995/5/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
  • 西鶴おんな秘図
    -
    前衛的な詩風から、“阿蘭陀西鶴”と称された井原西鶴。1682年、処女小説『好色一代男』を刊行。「色」と「金」という欲を中心に町人の心情を綴り、新しい文学世界を切り開いた。その後もベストセラー作品を量産するが、一方で「遊里での色修業こそ、俳諧修業、人間修業」を信条に、さまざまな女性遍歴を繰り広げていた……。性力に満ち満ちた人生が初めて描かれた!
  • 最後の無頼派作家 梶山季之
    -
    昭和の天才作家。初めて明かされる凄い生涯。 大下英治氏が師と仰ぐ梶山季之の人間と作品を描いた長編書き下ろし。多数の関係者にインタビュー、文字通り渾身の作品であったが、ある事情により出版にいたらなかった未発表作品(未亡人が原稿をみて出版に難色)。 梶山季之は1930年(昭和5年)朝鮮京城(ソウル)に生まれ、45歳で夭折。波乱万丈、破天荒、文字通りの無頼派作家。早書き超多作で、所得番付(作家)で松本清張、司馬遼太郎を押さえて一位になったこともある。
  • 殺人株式会社(電子復刻版)
    -
    邪魔者は配下の「社員」を使って消す……海千山千の実業家・黒河は、例えば、保育園園長から高級外車を購入した際、その妻の美貌に狂い、自分の愛人を夫と関係させて、交換に女を手に入れ、とどのつまりは夫を殺害。一事が万事、相手の命と引き換え。不倫がばれれば夫を殺し、事業の競争者は次々に抹殺。だが「逆らうと殺される」との噂も立ち、破滅の日は意外に早く……。衝撃の異色犯罪ノベル。

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  • 思春期デコボコ相談室 母娘でラクになる30の処方箋
    4.0
    これって思春期? それとも病気? 精神科医が、思春期の母娘が抱えがちな悩みに回答しながら、「自己発達力」「自己治癒力」を引き出す育て方をアドバイス! 父・息子も必読!! どんな子も発達に偏りがあり、進んでいる部分と遅れている部分がデコボコしているもので、それは一人ひとりの個性。発達障害と呼ばれるものは、その延長線上にあって偏りが目立っているというだけのこと。(「はじめに」より) 本書に収録の「お悩み一覧」(もくじより) 【1章 デコボコOK! 乱高下しながら成長するのが思春期です】 気分のムラに振り回される/すぐキレる/話し合いにならない/一方的にしゃべり、人の話を聞いてない/すぐパニくる!/忘れっぽく、片づけられない/スローすぎる/喫煙&飲酒/ゲーム感覚で万引き 【2章 思春期娘と更年期母は「ホルモン星人」バトルがあって当然です】 娘も母も不調だらけ/月経前のイライラ/彼氏にどっぷり/ダイエットを繰り返す/女子グループのLINE外し/娘がいじめの加害者に…… 【3章 眠りの乱れが思春期をタイヘンにする】 朝、起きてこない/ベッドに入ってもスマホ/仮眠から不登校/睡眠薬をほしがる 【4章 いい子が危ない!? ときには引きこもりも必要です】 反抗期がないけれど……/見知らぬ相手とのツイッター/赤面恐怖/「できる子」が引きこもりに……/赤ちゃん返り 【5章 これって思春期? それとも病気? 脳のクスリで治せるの!?】 包丁を持ち出した/教師に服薬をすすめられる/マスクを外せない/思春期うつ病?/初期統合失調症と診断されて/薬がどんどん増える
  • 視聴率ハンター
    -
    南原プロデューサーは、〃視聴率の鬼〃。中央テレビのモーニングショーを盛り上げようと辣腕ディレクター黒木を送り込む。二人はまずNHKから美人アナを引き抜き、強引な番組を連発。さらに《記憶喪失の日本人少女》キャンペーンを展開するが、政財界ぐるみの大スキャンダルに…。色と欲が渦巻くテレビ界を切り裂く内幕小説!
  • 死ぬのは怖くありません 45年間スピリチュアルケアを実践してきたお坊さんの結論
    -
    「私は小さいときに、死ぬのが怖くて、とっても悩んだ経験があります。じっとしていても、死が頭から離れず、ぐるぐると頭の中を巡っていました。(中略)そして僧侶になるために飛騨千光寺の門をくぐり、高野山で修行しました。今は、まったく死ぬことは怖くはありません。死を意識した二度の体験や、その後の学習を通じて、「死」とは何かがわかったからです。また死を目前にしたがん末期の人たちとの対話も、大きな力になりました」(「プロローグ」より) 死後の世界があると信じられるようになった高僧が、その理由と、日本人独特の死生観や「あの世」の研究などについて易しく語ります。 ●私の大失敗 ●腫瘍の手術で味わった不思議な経験 ●現代の若者の死生観 ●古代日本人の死生観――ケガレの発想 ●成仏するための道しるべ ●金子みすゞの死生観 ●死後の世界は論証済み ●スピリチュアルケアでの対話の内容 ●祈りの力 etc. 玉置妙憂さん(僧侶・看護師)推薦! 「『この世』からの旅立ちに必要なのは、方法ではなく智慧。この本にたっぷり詰まっています」
  • 渋沢栄一 才能を活かし、お金を活かし、人を活かす
    4.0
    なぜ、渋沢栄一が「新1万円札の肖像」に選ばれたのか?なぜ、渋沢栄一が「実業の神様」「日本資本主義の父」と言われるのか?その答えが、この1冊にある!渋沢は、日本初の株式会社である「商法会所」をはじめ、第一国立銀行、王子製紙、日本郵船、東京ガス、東京証券取引所、東京海上火災保険、帝国ホテル、サッポロビールなど、約500の企業設立に尽力。日本に「新しい仕組み」をつくりあげた人物だ。渋沢が唱えた「論語と算盤」――「道徳と利益」は両立する――という考え方は、いまなお、多くの企業人の生きる指針となり続けている。本書では、彼の生涯を振り返りながら、渋沢が実践した「人生繁栄の法則」をわかりやすく紹介する。「お金を稼ぐとは、どういうことか?」「働くとは、どういうことか?」渋沢のゆるぎなき信念、生きざまは、「指針なき時代」を生きる私たちに、大いなる知恵と活力を与えてくれる。

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  • 志民協働による景観と観光をつくる戦略と手法
    -
    身近なわがまちへの誇りと愛着をつむぎ、まちとの対話の手掛かりとなる地域の姿を読み解く「景観まちづくり」。地域の姿を印象深く伝え、訪れる人をもてなす「観光まちづくり」。本書は、「志民協働」をテーマに、景観と観光の接点を探り、まちづくりの潮流と実践者たちの志を重ね、その取組手法を解いた手引書です。
  • 社長ハンティング(電子復刻版)
    -
    五光百貨店のプリンスとまでいわれた榊原聡明常務は、社内政治に長けた奥谷猛専務に追い詰められていた。一度は、奥谷の社長就任を許した榊原であったが、百貨店の経営については自分の方が一枚も二枚も上手だという自負もある。そこに持ち上がったのが北山流通グループ総帥の北鋭司からの誘いだった。榊原は北山百貨店の副社長として迎えられ、敵陣より五光の奥谷の経営に挑戦する。長篇企業内幕小説。

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  • 写楽おんな秘図
    -
    江戸時代に浮世絵師の最高峰と称された東洲斎写楽。しかし、この人物は寛政6年に彗星のごとく現われ、10カ月のうちに2日に1点、計40点という凄まじい作品を量産し忽然と姿を消す。一方、女の美しさ、色気と格闘した美人絵師・歌麿には謎の空白期間が存在し、その期間は写楽の活躍時とピタリ一致する……。なぜ正体を隠しつづけたのか? その謎と真相に鋭く迫る快作!
  • 週刊文春 トップ屋魂 名物記者が語るスクープの裏側
    -
    週刊文春前編集長 新谷学氏との対談収録! 三越の女帝・竹久みちと岡田社長解任事件、『白い巨塔』田宮二郎のM資金自殺、 島倉千代子を操る細木数子、「越山会の女王」娘の告白、 ジャニーズ帝国、電通のタブー、小佐野賢治、横井英樹、児玉誉士夫の闇……。 「文春砲」は、ここからはじまった― 「トップ屋」とは、各週刊誌で“巻頭記事”を執筆するフリーのジャーナリストやライターのことで、昭和三〇年代週刊誌創刊ブームのころから、そう呼ばれていた。 大下は、昭和四〇年代から五〇年代にかけて『週刊文春』のトップ屋として多くのスクープを生み出した。 本書は、政財界から芸能、闇社会に蠢く“昭和の怪物たち”の裏の顔に鋭く迫った男が、その舞台裏を描いた大作ノンフィクションである。 社会に激震を与えたスクープはいかにして生み出されたのか? 脈々と受け継がれる「文春砲」の秘密がここにある。
  • 首相官邸の女
    -
    証券マンの恋人が不審死。その背後に大物代議士のインサイダー取引疑惑が隠されていることを嗅ぎつけた証券会社専務秘書の真知子は、同じ派閥の代議士・海音寺の私設秘書に転身。孤独な追及を始めた。はたして死の真相、そして政界伏魔殿の内幕とは?迫真の政界サスペンス!

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  • 修羅の群れ 1巻
    完結
    -
    全6巻660円 (税込)
    昭和初期、横浜の道場に通う青年・稲原龍二は腕っ節の強さと度胸を見込まれ片瀬の堀川一家三代目総長・加東伝三郎のもとで侠の修業をはじめることになった。想像以上に厳しい修業に歯を食いしばって耐える龍二はそこで生涯慕い続ける兄貴・横山新二郎と出会う…!!激動の時代を生き抜いた男たちの姿を描く、実録任侠物語!
  • 修羅の群れ 稲川聖城伝(上)
    -
    昭和8年、風雲急を告げる時代の横浜で、19歳の稲川角二は任侠に生きる決意をする。厳しい博徒修業の末、数々の出入りで名をあげた男は、その才覚を買われ35歳で熱海に一家を構える。そこにはモロッコの辰をはじめ、彼の器量と人柄に惚れた若者たちが集っていた……。のちの稲川会総裁・稲川聖城の人生を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
  • 修羅の群れ(上)《怒涛篇》(電子復刻版)
    5.0
    稲原龍二が任侠の世界に身を投じたのは、日本が大陸へ触手をのばし始めた昭和八年、十九歳の時であった。以来、博徒としての厳しい修行を重ね、打ち続く出入りの中で男をあげた龍二は、敗戦後、三十五歳の若さで熱海に一家を構え、持ち前の大器量で、当時京浜地区に勢力を張っていたモロッコの辰をはじめ生きのいい若衆たちを次々に糾合、東海道に睨みをきかせるまでになるのだが……。迫真の任侠群像。

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  • 証言 昭和平成プロ野球 語り継ぎたいあの伝説と事件の真相
    -
    人気スポーツジャーナリスが昭和・平成プロ野球のレジェンドたちの証言を交え、伝説となったプロ野球の偉業や事件の舞台裏に迫る。 「杉下茂ーフォークボールの伝道師」「金田正一ー国民栄誉賞をもらわなかった四〇〇勝投手」「柴田勲ーV9の秘密と苦悩を語る」「佐々木信也ー伝説の球団と番組を語る」「古葉竹織ー初優勝含め四度優勝の名将が語る広島カープ」「大下剛史ー東映からカープへ。昭和プロ野球の裏側」「田淵幸一ーデッドボールの恐怖と闘ったホームランアーチスト」など。

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  • 小説自民党 次を狙う男たち
    -
    リクルート事件、竹下首相の辞任、海部首相の誕生…政局が激震した平成元年。後継争いと無縁の男が新首相に選ばれた背景には、長老たちによる老獪な派閥戦略があった。そして早くも、次を狙う男たちの暗闘が始まる。橋龍、小沢、河野らは何を思い、どう動いたか!

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  • 小説東急王国
    2.0
    厳しい経済戦国時代を勝ち抜き、従業員9万人の東急グループを築き上げた、五島慶太・昇の父子2代にわたる、壮絶な人生と経営陣のドラマ。「失敗を恐れるな、向こう傷は問わない」という精神で経営に取り組み、最後までロマンを追い続けた五島昇。「覇道を排し、正道を歩む」事業家の生き方を描く、迫力の長編ノンフィクション小説。
  • 小説 ビール戦争
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    「乾杯!」景気よくビールの栓が抜かれる。どの社のどの製品と特に望む人は少ない。それなのに、シェアの差が歴然と表れるのだ。さらに個性的な地ビールも登場する。本書は大手四社でいちばん苦戦していたアサヒビールをコクとキレを謳い文句に立て直し、ユニークな経営手腕で後継者を守り立てた樋口廣太郎に肉薄、業界の真相を抉る。ビール通必読の爽快小説!
  • 小説・吉田 茂 戦後復興に賭けたワンマン宰相
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    戦後日本の礎を打ちたてた、大政治家・吉田茂。外交官から政治家となり、混乱のさめやらぬ戦後日本の復興のために、己れの信念を貫き通した男。周囲の批判や政争の炎にさらされながらも、日本の進む道を方向づけ、その信念のゆえにワンマンと呼ばれた男。戦後日本が生んだ、傑出した政治家の、熾烈な生涯を描ききる。
  • 昭和 闇の支配者列伝(上)
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    戦後日本の政財界を深部から食い尽くした黒幕たちの壮絶な記録! 政財界をフィクサーとして牛耳った男・児玉誉士夫。「昭和の政商」小佐野賢治。「稲川会」を一代で築いた稲川聖城。著者独壇場、闇社会の紳士たちの実像を描く。
  • 白峰の麓
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 知られざる王国NHK
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    強力な組織力でマスメディアの世界に君臨する、情報王国・NHK。その現場で働く人間たちは、何を考え、日々どのような闘いをしているのか? 画面に登場するキャスター、リポーターからドラマ、芸能番組の制作者まで、現場で働く人々の肉声を伝え、知られざるNHKの実像を描き出す、迫真のノンフィクション。
  • 新エネルギー戦争の罠(電子復刻版)
    4.0
    1巻605円 (税込)
    2001年9月11日の米国同時多発テロ以降の対テロ戦争に勝利し、国民の圧倒的信望を得たブッシュ米大統領が、その最中、米エネルギー大手エンロンの経営破綻が米政権を直撃。エネルギー市場の先行き不安を感じさせた。事実、2050年に世界中のエネルギーが枯渇し人類滅亡が必至とされる。石油から原子力、天然ガスへの大転換といった新エネルギー戦略の勝者を見据えた、迫真の未来予測小説がすべてを証す!!

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  • 新聞の鬼たち~小説 務台光雄~
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    この物語は、当時の読売新聞社長・務台光雄と、新聞に賭けた男たちのドラマである。 繊維業界から報知新聞に入社。正力松太郎との運命的な出会い。読売内部の派閥闘争。そして、最大のライバル・朝日新聞との激烈な部数戦争……。何が務台の闘争心を掻き立てたのか。なぜ彼はあれほど燃えたのか。 緻密な取材と圧倒的な筆力を誇る鬼才のドキュメント小説!
  • 持続可能な社会をめざす 8人のライフスタイル
    4.7
    1巻1,320円 (税込)
    本当の豊かさ・本当の幸せのために自分が出来ることから始めよう! 林良樹・きくちゆみ・設楽清和・塩見直紀・正木高志・菊川慶子・大下充億・てんつくマンが贈る熱いメッセージ。

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  • 実録・安藤組解散 さらなる戦い 上
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    「横井って、どいつだ?」。「おれだ!」という言葉を聞くやいなや、隠していた拳銃を突き出す。凄まじい銃声が響いた―。学生時代に渋谷で愚連隊を組織し、いわゆる「安藤組」を率いて押しも押されもせぬ存在になっていた安藤昇。白木屋乗っ取り事件などで名前を轟かせていた東洋郵船社長・横井英樹襲撃事件を機に、その人生に大きな転換期が…。

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  • 実録 田中角栄(上)
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    抜群の人心掌握術と行動力で空前絶後の大派閥を一代で築いた男。福田赳夫との「角福戦争」に勝利し、総理の座を射止めた際に彼を支えた秘書たち、「角栄軍団」と呼ばれた政治家たち。いままた脚光を浴びる天才政治家の足跡をたどる決定版。
  • 実録・広島やくざ戦争(上)
    5.0
    戦後の混乱期、新旧やくざが抗争をくり広げ混迷を極めていた広島に関西の二大勢力「山口組」「本多会」が進出。兄弟の盃を交わした者同士でも闘争を余儀なくされた仁義なき街で、ひとりの男が頭角を現してきた。彼の名は山田久――。いまに続く「共政会」の草創期を支えた男の、血で血を洗う抗争の日々を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
  • 自民党幹事長 二階俊博伝
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    【最後のドン、その権力の立脚点。】 「政界最後のキングメーカー」 自民党幹事長権力の深奥に迫る――。 “ラストボス”二階俊博とは何者なのか!? 戦後最長の「安倍晋三」政権を与党・自民党幹事長として支え、現在の「菅義偉」政権の生みの親として、絶対的な権力を握るキングメーカーの核心に迫る政治ノンフィクション。 政界の師・田中角栄の持つ歴代最長記録を超えた二階俊博の政治遍歴の深奥を著者独自の取材網から描く。 〈本書の特長〉 自民党政権最高幹部独占インタビュー取材 〈目次〉 ■序 章 菅義偉総理が語る「二階幹事長」論 ■第一章 歴代最長幹事長・二階俊博の立脚点 ■第二章 菅義偉新政権樹立 ■第三章 和歌山県御坊市に生まれて ■第四章 遠藤三郎の秘書として ■第五章 和歌山県議から国政進出 ■第六章 激闘! 田中軍団 ■第七章 政界再編の激流 ■第八章 小泉純一郎「郵政解散」と二階俊博 ■第九章 経済産業大臣として ■第十章 政界流転 ■第十一章 自民党幹事長 権力の実相 ■終 章 ラストボス 二階俊博の覚悟 〈著者プロフィール〉 大下英治(おおした・えいじ) 作家。1944年広島県広島市に生まれる。1歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋"として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。近著に『安倍官邸「権力」の正体』(角川新書)、『電通の深層』(イースト・プレス)、『幹事長秘録』(毎日新聞出版)、『内閣官房長官』(MdN新書)など著書は450冊以上に及ぶ。

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  • 自民党総裁選 暗闘の歴史
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    角福戦争がわかれば、自民党がわかる。自民党総裁選の真実! 自民党総裁選の歴史は、角・福戦争の歴史だ!ポスト小泉レースもこの視点から眺めてみると、また違った様相を呈してくる。田中角栄と福田赳夫の権力闘争の影がいかに自民党を動かしているのか、そのパワーバランスを総裁選を軸に検証する。
  • 自民党分裂 政治改革の攻防
    -
    政治改革をめぐり、党分裂へと進む自民党の、権力闘争を活写する。リクルート、共和、佐川急便、ゼネコン……留まるところを知らぬ相次ぐ疑獄事件。高まる一方の政治不信のなかで、政治生命を賭けて政治改革に執念を燃やす自民党若手議員が流れの中枢に躍り出た。ついに自民党分裂で、38年間続いた自民党政権に終止符を打つ。分裂そして政界再編へと向かう権力闘争・抗争劇の内幕!
  • 自由民主党の深層
    5.0
    政界は一寸先闇である。戦後、自民党独占政治をなぜ、日本人は望んだのか。保守合同の仕掛け人・三木武吉は、がんに冒されながらもあらゆる権謀術数を使い、吉田茂独裁政権から鳩山一郎政権を樹立。保守合同が叶った翌年に天に旅立った。晩年の三木武吉の気迫は、まさに謀将であった。安倍晋三総理の祖父・岸信介の安保改定の裏側にあったものとは何か。帝国ホテル光琳の間の密約。そして自民党を二分した「角福戦争」、ロッキード事件後も「闇将軍」として君臨した田中角栄の光と影。角栄の時代は、日本の高度成長期そのものであった。田中角栄の築いた自民党権力構造の中で覇者となった風見鶏・中曽根康弘、竹下登、愛弟子・小沢一郎。剛腕・小沢と経世会分裂。変転する90年代を経て、登場した変人宰相・小泉純一郎の政局勘は、小泉に見出され現出した安倍晋三に受け継がれる。2000年以降、現在に至る清和会支配。結党60年を迎えた凄まじき自民党史の深層を、自由民主党三役の谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長はじめ安倍政権の中枢、自民党首脳の独占取材から描き出す。
  • 女帝
    -
    女体を武器に大学病院乗っ取りを謀る教授秘書、乗っ取り王の道具にされた女優の肉体をかけた裏切り、あの三越事件で勇名をはせた竹久みちの愛と欲にまみれた半生など、男を手玉に取って華やかな成功を夢見た女たちを迫真の筆致で描くドキュメンタリー・ノベル!

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  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件
    4.1
    不正融資は返済せず!前例なき奇跡の決着! 2018年に世間を騒がせた「スルガ銀行不正融資事件」は、被害者約250名が抱える不動産担保ローン合計残高約440億円をスルガ銀行(沼津市)が「帳消し」にするという、金融史上前例のない解決となった。 事件の裏にあったのは、スルガ銀行と不動産業者や仲介業者が共謀して土地代や建築費を水増しした上、不正融資でシェアハウス「かぼちゃの馬車」を購入させるという構図。そして業者が経営難に陥った結果、オーナーはひとりにつき1億円以上の債務を負わされたのだ。 自己破産する者、自殺する者もいるなか、生きる道を探そうとひとりの被害者が立ち上がった。「おれたちはすでに経済的に死んでいる。これ以上何を恐れることがある?」彼は仲間を集めて被害者同盟をつくり、凄腕弁護士・河合弘之氏に依頼、スルガ銀行を相手に闘う決意をする。 河合弁護士の発案・指示のもと、同盟のメンバーによる本店・支店前でのデモや株主総会での直談判などが行われ、次第に揺らいでくるスルガ銀行の牙城。勝てる見込みがないと言われた地銀の雄・スルガ銀行を相手に、代物弁済という借金帳消しを勝ち取った男たちのノンフィクション!
  • 政界大再編 鍵を握る9人<新装版>
    -
    この閉塞した日本を、彼らはどう変える!?迫真の永田町リポート。 人気急落、任期引き延ばしの麻生自民党政権。日本国民の不安と希望をのせた解散総選挙はいつ行われるのか?そして、その後の地殻大変動はあるのか? そのキーマンたちを徹底取材。麻生太郎、小沢一郎、太田昭宏、小池百合子、中川秀直、二階俊博、平沼赳夫、与謝野馨の8人に、さらにプラス・ワン。
  • 政権奪取秘史 二階幹事長・菅総理と田中角栄
    -
    1巻1,760円 (税込)
    政権奪取の裏と表の熾烈な駆け引きの全貌! 自由民主党最長幹事長として政権を牛耳り、官邸を牽制、野党の抱き込みを謀り、自民党政治を支える最後のドン、二階俊博。安倍晋三の持病悪化、退陣。この突然の政局を待っていたかのように菅政権を誕生させた。二階幹事長と菅総理の共通点は田中角栄が政治の師であり党人派であること。 著者は二階幹事長・菅総理と極めて親しく、毎日どちらかに電話しているほどの仲である。本書で大下氏は福田康夫政権、麻生太郎政権、菅政権の政権奪取の裏と表を明らかにする。
  • 西武王国の興亡
    -
    勃興、急成長、退場。西武二代の盛衰記! 大下英治氏が、西武グループの元トップ・堤義明氏に長時間インタビュー。創業者・堤康次郎の子として西武グループを引継ぎ、一時は世界長者番付で一位となった堤氏が、どのように巨大組織を動かしてきたのかを明らかにする。初出は1995年のスポーツニッポン。 さらに、本書刊行にあたり再度、堤氏本人に直接インタビュー。文字通り胸中の最後の告白となっている。
  • 清和会秘録
    3.0
    清和会(現・清和政策研究会)は、安倍晋三首相が後継者であることを自認する祖父・岸信介元首相の十日会(岸派)を源流とし、大蔵省主計局長出身の当時の自民党の領袖・福田赳夫を中心に一九七九年に結成された。 一九七二年、田中角栄と福田がポスト佐藤栄作を争う激しい派閥抗争いわゆる「角福戦争」が勃発した。闇将軍・田中角栄から竹下派(経世会)による政治的差配が、一九七〇年代前半から一九九〇年代にかけて長く続き、清和会は傍流に追いやられる。 しかし、二〇〇〇年に森喜朗が政権の座に就くと、その後、同派閥出身の小泉純一郎が圧倒的支持を集めて小泉旋風を巻き起こす。郵政民営化に象徴される「聖域なき小泉改革」のその実は、経世会の利権潰しにあった。その後継に安倍晋三、福田康夫が政権の座に就き、四代続けて総理を輩出し、自民党最大派閥となる。 民主党からの政権奪取を経て、人相までも祖父・岸信介に似てきたと言われる安倍首相が目指すのは、安保改定とその先にある自主憲法制定である。皮肉なことに、日米安保改定をなした岸元首相が退陣に追い込まれたのは、怒れる若者たちが安保改定阻止に胎動した「六〇年安保闘争」に起因する。半世紀以上の時を経て、国会前に集まる「怒れる若者たち」の空気と行動は酷似している。 五人の総理・総裁を輩出した現代の自民党最大派閥「清和会」の深層に、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫の総理経験者をはじめ自民党最高幹部の証言インタビューから迫る、政界ノンフィクション!
  • 専横のカリスマ 渡邉恒雄
    4.5
    この国を表と裏から動かすメディア王の実像に迫る! 読売新聞グループのトップとして君臨しつづける渡邉恒雄(89歳)。東大で哲学を学び、共産党へ入党(除名)。読売新聞に入社後は、政治記者として大野伴睦、中曾根康弘など大物政治家や児玉誉士夫らに深く食い込み、政界で暗躍する。熾烈な社内抗争を勝ち抜いて1991年、読売新聞社長に就任。編集と経営の両面を掌握した渡邉は、1000万部の部数を武器に、憲法改正試案などの提言報道で読売紙面を中道左派から保守に塗り替えた。巨人軍オーナーとして球界を牛耳る一方、政界再編工作を何度も公然と仕掛けてきた。 生涯新聞記者、名経営者、球界のドン、政界の黒幕……表と裏の両面から思うままに人と世の中を動かすカリスマ、渡邉恒雄。哲学書を愛読し、怜悧な頭脳と豪胆な政治力を駆使して、権力を追求しつづける男の、権謀術数の人生に迫る!
  • 絶滅できない動物たち―――自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ
    4.2
    厳重に「保護」された滅菌室にしか存在しないカエル、軍に囲まれて暮らすキタシロサイ、絶滅させた人間によってDNAから「復元」されつつあるリョコウバト……。人が介入すればするほど、「自然」から遠ざかっていく、自然保護と種の再生テクノロジーの矛盾を、コロンビア大学が生んだ気鋭のジャーナリストが暴く。
  • 総務大臣 武田良太秘録
    -
    1巻980円 (税込)
    【喧嘩上等! 筑豊魂 「携帯料金」値下げを断行】 五木寛之の『青春の門』の舞台となった筑豊地方。昭和の前半期、九州は福岡・遠賀川流域の田川や飯塚は「黒いダイヤ」を産む炭鉱町として栄えた。 筑豊炭鉱の麻生財閥は、政界に君臨する。吉田茂総理側近の金庫番となる麻生太賀吉は、九州電力会長や衆議院議員を務め、吉田の孫・麻生太郎はのち総理総裁となる。 ボタ山で働く「川筋者」は、弱い者に優しく、宵越しの金は持たない。気が荒く、男気のある者を指す。のちに武田良太は、炭鉱主の末裔・麻生太郎と福岡政界において激しく対峙する。   〈本書の内容〉 落選3回。初当選まで苦節10年。その後、苦楽を共にした愛妻は36歳の若さで急逝した。 2005年、小泉純一郎総理の「郵政解散」では、造反組のA級戦犯と名指しされ、自民党の公認を得られず刺客を立てられ、無所属で出馬。僅差で再選を果たした七転び八起きの政治家人生を歩んでいるのが現職・総務大臣の武田良太だ。 武田は、昭和の大物政治家のひとりで内閣官房長官や自民党幹事長などを歴任した田中六助を伯父に持つ名門の出である。しかしながら、伯父の死から8年が経過した25歳の時に国政に初挑戦するが、最下位落選の辛酸を嘗める。 2019年9月、安倍政権で国家公安委員会委員長として初入閣。 2020年9月、菅政権で総務大臣に抜擢され、総理肝煎り政策の携帯料金の値下げ、NHK改革(受信料値下げ)等を主導し、名をあげた。だが、2021年2月以降、「文春砲」をきっかけに総務省接待問題に直面する。 現代では稀な、異色の経歴を持つ政治家の半生を追う。 〈本書の内容〉 序 章 総務大臣・武田良太 男の履歴書 第一章 筑豊魂――伯父・田中六助のDNA 第二章 苦節一〇年、落選三回からの再起 第三章 修羅場の時 第四章 初入閣と被災地対応 第五章 コロナ禍の権力闘争 第六章 総務大臣就任 第七章 総務大臣戦記 第八章 抵抗を恐れず 〈本書の特長〉 ・武田良太総務大臣はじめ、中央政界最高幹部、福岡政界関係者へ独占取材! 〈著者プロフィール〉 大下英治(おおした・えいじ) 作家。1944年広島県広島市に生まれる。広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋"として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』(三一書房)でデビュー後、『実録 田中角栄と鉄の軍団』(講談社)、『美空ひばり 時代を歌う 』(新潮社)、『昭和闇の支配者』(だいわ文庫)〈全六巻〉、自叙伝『トップ屋魂』(解説:花田紀凱)、『孫正義世界20億人覇権の野望』、『小沢一郎の最終戦争』(以上ベストセラーズ)、『田中角栄秘録』、『児玉誉士夫闇秘録』、『日本共産党の深層』、『公明党の深層』、『内閣官房長官秘録』、『孫正義秘録』、『小泉純一郎・進次郎秘録』、『自由民主党の深層』(以上イースト新書)、『安倍官邸「権力」の正体』(角川新書)、『電通の深層』(イースト・プレス)、『幹事長秘録』(毎日新聞出版)、近著に、『ふたりの怪物 二階俊博と菅義偉』、『野中広務 権力闘争全史』、『小池百合子の大義と共感』、『自民党幹事長 二階俊博伝』(以上エムディエヌコーポレーション)、『内閣官房長官』、『内閣総理大臣』(MdN新書)など著書は480冊以上に及ぶ。

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  • ソニー・勝利の法則~小説「井深大と盛田昭夫」~
    4.0
    1946年、わずか二十数名でスタートしたソニー。以後、紆余曲折を経て世界を席巻。そして今、日本総不況のなか、まさに敵なしで躍進する。また、映画やゲームにも進出、先駆的な経営改革で他社をリードする。なぜ、〃独り勝ち〃を続けられるのか!? 創業当時の裏話、軌道に乗るまでの道のり、受け継がれる社員精神、時代を生き抜く鍵がここにある。
  • 孫正義 起業のカリスマ
    4.4
    高校中退後、単身渡米。猛勉強するかたわら、大学生ベンチャー起業家として活躍した孫。20代で日本初のパソコンソフト卸業を立ち上げ、斬新な発想と抜群の行動力、大胆な企業買収で事業を拡大。40代で傘下企業800社を擁するソフトバンク・グループを築きあげた。挑戦しつづける起業家の夢と冒険に満ちた痛快な半生! <本作品は1998年8月に刊行された『孫正義 起業の若き獅子』を改題、加筆・再編集したものです>

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