テノール作品一覧

  • MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 326
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    「MOSTLY CLASSIC」(モーストリー・クラシック)は毎月20日発売の月刊音楽情報誌です。バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなど作曲家の魅力をはじめ、交響曲や協奏曲、ピアノ曲など音楽のジャンル、また世界各地のオーケストラやホール、ヴァイオリンやピアノなどバラエティーに富んだテーマを毎号特集しています。また著名な演奏家やピアニストの小山実稚恵さんの連載など読み物もたくさん。ソリストの活動やオーケストラ事情など毎月新鮮な情報を掲載しています。知識が少し増えるとクラシックを聴く楽しみが倍加します。コアなファンからクラシックは少し敷居が高いと思われている初心者まで誰でも楽しめる雑誌です。 目次1 目次2 【特集】没後100年のプッチーニ 甘美 そして炎 巻頭エッセイ 大技を決めたプッチーニ 兵庫芸文の《蝶々夫人》主演 迫田美帆、再演演出の飯塚励生 アラーニャが語るプッチーニ・オペラの歌唱 METで蝶々夫人 グリゴリアンに聞く 井上道義 現役最後のオペラに《ラ・ボエーム》 ジェイドが語るプッチーニ・テノール 新国立劇場の《トスカ》を指揮 ベニーニ 二期会の《蝶々夫人》主演 高橋絵理 プッチーニの生涯 オペラ作曲家の道 《マノン・レスコー》と初期オペラ作品 アンサンブル・オペラの粋 《ラ・ボエーム》 《トスカ》愛と官能 むせかえる花の香り 《蝶々夫人》ジャポニスム纏った究極のプリマドンナ・オペラ 《西部の娘》《つばめ》《三部作》 最後のオペラ《トゥーランドット》 《交響的前奏曲》《交響的奇想曲》《ミサ》《菊》 傑作群生んだ「三者一体」の創作 プッチーニのオペラ・アリア オーケストレーションの妙 オペラ史の中のプッチーニ さまざまな蝶々夫人 演出があぶりだす現代 【東京・春・音楽祭】ムーティの《アイーダ》 東京春祭オーケストラ首席オーボエ金子亜未に聞く 【東京・春・音楽祭】室内楽・声楽・器楽 【東京・春・音楽祭】ヴァイグレ指揮読響の《エレクトラ》 山田和樹 ベルリン・フィル定期指揮へ 変わりゆく指揮者の世界地図 【チェンバーミュージック・ガーデン】室内楽ばかり11企画21公演 連載 小山実稚恵のピアノと私 【チェンバーミュージック・ガーデン】葵トリオ 【チェンバーミュージック・ガーデン】ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の世界 連載 小菅優の弾く曲 聴く曲 結成30年のクァルテット・エクセルシオ 沼尻竜典作曲《竹取物語》4館共同制作で上演 委嘱新作《かぐや》東京文化会館で世界初演 関西6オケが競演 福山の「オーケストラ定期」アルプス交響曲で始動 日本フィル 九州で9公演 ネゼ=セガン、ガランチャが語るMETオーケストラ来日公演 ルネ・パーペが友情出演 ハイルマン合唱団の《マタイ受難曲》 生誕200年 ブルックナーの宗教曲演奏会 大阪交響楽団が外山雄三追悼/チェコ大使館で「プラハの春」記念コンサート ホルスト《惑星》+新作「ボイジャー」 新日本フィルが演奏へ 【特別企画】パシフィックフィルハーモニア東京 辻井伸行 ドイツ・グラモフォンと専属契約/ウィーン少年合唱団が全国各地で26公演 MOSTLY DISC JOURNAL 今月の一押し 新譜を聴く 先取りレビュー 今月のコレクターズアイテム レーベル探訪 【連載】音盤時空往来 【追悼】フジコ・ヘミング 【連載】コンサートマスター名鑑 【連載】20世紀音楽クロニクル 公演 Reviews 【連載】東条碩夫の「音楽巡礼記」 【連載】ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクのウィーン・フィル便り 【連載】マンスリー・ベルリン・フィル 【連載】傑作の履歴書 【連載】探訪 ロシアの作曲家たち 【連載】知れば知るほどオペラの世界 小澤征爾お別れ会/Book 【連載】いけたく本舗─私が出会った演奏家たち 私のお薦めコンサート 【連載】許光俊の「名曲のツボ」 【連載】音以上 音楽未満 【連載】音は語る Art/Movie Theater/Ballet News at random Concert Selection 海外公演ここが聴きどころ FM&TV INFORMATION Back Number 読者の声 読者プレゼント 読者アンケート 次号予告 裏表紙

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  • アンコールはセックスよりもそそる声 voice1
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    場を埋め尽くすのは、 壮大な音楽以上の貴方の響き―…。 芸術の粋を極め、情景を色とりどりに魅せてくれる オペラの世界を愛してやまない雪坂ケイン。 苦手な金勘定もなんのその!? 業界の端っこ事務からアタックし続け、 ついにマネージャー業務に携われることに! 専属担当となった月岡暁彦は、 一世を風靡したベテランテノール歌手。 表現力はパーフェクト! しかし全盛期の鮮烈さに比べ鈍色にも感じる今の彼。 再びナンバーワンの輝きを取り戻したいケインは、 自身の得意分野《恋愛》で 高みにエスコートしようとするが…。 まずはディナー? いいえ、ベッドイン。 本格オペラを舞台に 恋させたいマネ―ジャー× 恋愛嫌い御所様オペラ歌手の 艶めく芳醇セックスマネジメント開幕。
  • イジワルな旦那様と花嫁修業!?
    4.7
    料理アシスタントの茉莉花は、ひょんなことからイケメン辛口アナ・蓮水が司会を務める料理番組に出演。端正な顔とテノールの声で人気の彼だが、茉莉花はドSな彼が恐くて苦手。しかし番組が評判を呼び、週1の料理番組で彼と『新婚夫婦』を演じることに!本番前、緊張していると「俺が絶対助けるから」と囁く彼。口は悪いけど、実は甘く過保護な彼に茉莉花の心はとろけていって…!? エブリスタ恋愛小説賞ベリーズ文庫大賞受賞作。
  • 夢の一夜がくれた天使
    完結
    5.0
    恋に臆病なロッティは、兄の勧めで登録したマッチングアプリでラグナ―と出会った。途切れないやりとり、青く澄んだ瞳と心地よく響くテノールの声。会ったばかりの彼に心を奪われるが、まさか思いもしなかったのだ。初めてを捧げた夜を最後に、連絡が途絶えるだなんて。私はただの遊び相手にすぎなかった…。その一夜で妊娠したロッティだったが、テレビ番組でラグナ―がアプリの開発・運営をしているCEOだと知る。娘の存在をせめて告げようと会いに行くが…?
  • 佳人の奇遇
    3.7
    最後のページを閉じたとき『ドン・ジョヴァンニ』の魔法があなたを美人に変えている。島田雅彦がおくる、問題だらけの大人の恋愛喜劇(ラブストーリー)――超問題児の天才テノール歌手・辻アンドレ、そのにわかマネージャーで元ナンバー2ホステスのまどか、現代最高の指揮者で絶倫のマエストロ、初恋の男性に偶然再会したOL・春香……。今宵コンサートホールに集う人々に、『ドン・ジョヴァンニ』の旋律が幸福の魔法をかける。軽妙な筆致でつづられる、大人の恋愛喜劇!
  • 神様に嫌われて(1)
    3.0
    1~4巻506円 (税込)
    弱冠24歳にして世界中の劇場から熱い視線を注がれるテノール界のスター、タケルが小鳥の通う音大のコンサートで客演することに! 世話係を申し付けられ舞い上がる小鳥だが、タケルは超のつく女嫌いの上に危険な衝動を抱えていて…?! 手のかかる男神か、身体ごと魅了する悪魔か、タケルのマネージャーとなり危険がいっぱいの旅を共にする小鳥のドラマチックラブストーリー、開幕!! 二人の出会いを描く『神様に嫌われて』、公演後いきなり誘拐された小鳥はタケルへの愛を試されることに…サスペンスフルな『悪魔より優しい』シリーズ作2作品の他、不思議な力を持つ少女の初恋が事件を招く『燃えるアスカ』、フラメンコ漫画『Arriba!』続編にあたる『Arriba! 2nd season』1話を丸ごと試し読みとして収録! このシリーズは小学館FCα『神様に嫌われて』『悪魔より優しい』『天国へは行かない』を続刊シリーズとして組み直しリニューアルするものです。 収録作品はトータルではそのままに組み合わせを変え、カラーページは可能な限りカラーのまま収録しています。 各巻書き下ろしコメント入り! この1巻には新作フラメンコ漫画『Arriba! 2nd season』1話を丸ごと収録。 最終巻は小鳥とタケルのシリーズ最新作、2022年描き下ろし長編読切を加え4巻となります。 雑誌に掲載されていない初登場の読み切り作品です。 単独でも配信されますので、どうぞお楽しみに! 収録作品:神様に嫌われて/悪魔より優しい/燃えるアスカ/Arriba! 2nd season1話
  • 黒薔薇アリス(新装版) 1
    4.5
    1908年、ウイーン。若きテノール歌手・ディミトリは不運な事故に見舞われる。命はとりとめたものの、彼の周辺で不可解な事件が頻発。そして、さらなる悲劇が・・・!?  「失恋ショコラティエ」の水城せとなが描く、華麗なるヴァンパイア達の物語、新装版で登場。
  • 座敷牢の女
    -
    「座敷牢の女」田舎の旧家である父の実家を訪れていた郁太郎は、「近づいてはいけない」といわれていた離れの座敷牢で赤ん坊を抱き、子守唄を歌う不思議な女に出会った。その夜、郁太郎は高熱にうなされる。郁太郎が座敷牢を訪れたことを知った父は、なぜか表情を凍りつかせ!? 「秋の月の影」由緒正しき佐野家の長男・慎之介が戦地から戻った。美青年といわれたかつての面影はなく、全身が焼けただれていた。その姿に妻子さえも怯えて近づかなかったが、唯一、慎之介を慕っていた女中の千代だけが献身的に彼を介護するのだった。「道化師」オペラの世界で不動の地位を築いたテノール歌手・アルベルトが公演の途中で突然歌えなくなってしまった。若い歌手が代役を務め舞台は成功したが、アルベルトは老いていく自分の喉に限界を感じていた。さらに、妻の心も離れていき、アルベルトは次第に狂気に蝕まれていく。
  • ジークフリートの剣
    3.7
    世界的テノールである藤枝和行が念願のジークフリート役を射止めた矢先、婚約者・有希子は老婆の予言どおりに列車事故で命を落とす。ジークフリート同様に“恐れを知らず”生きてきた和之だが、愛する人を喪った悲しみのあまり、遺骨を抱いて歌うことを決意した。そして和行の前に現れた美女──。“舞台”は謎とともに華麗に展開していく。
  • 千の風になったあなたへ贈る手紙 第3章
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    千の風になったあの人に手紙を書いてみませんか? この呼びかけに、国内と海外から1445通の応募がありました。その中から涙と感動の優秀作品などを収録。今回から最終選考委員にテノール歌手の秋川雅史さんも参加です!
  • ソング&セルフ 音楽と演奏をめぐって歌手が考えていること
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    「自分はこれらの曲を演奏すべきなのだろうか? 自分にははたしてそんなことをする権利があるのだろうか? 自分自身のアイデンティティは、 ことばや音楽になって提供されている数多くのアイデンティティに どのようにつながっていくものなのだろう? また作曲家や詩人のアイデンティティにどうつながるのだろう?」 (本書第2章より) 歌をうたうとき、歌い手の自己はどのように変容するのか──。 「音楽の解釈者のなかでももっとも才能ある文筆家」(アルフレート・ブレンデル)と評される英国随一のテノール歌手イアン・ボストリッジが、「ダフ・クーパー賞」(すぐれたノンフィクション作品にあたえられる英国の権威ある文学賞)を受賞した前作『シューベルトの「冬の旅」』(小社刊)に続いて世に問う音楽論。 ジェンダー、人種、死をめぐり、モンテヴェルディ、シューベルト、シューマン、ラヴェル、ブリテンなどの作品を考察し、音楽の「隠された歴史」にせまる! ◎本書に登場する音楽作品 モンテヴェルディ『タンクレディとクロリンダの戦い』 シューベルト『冬の旅』 シューマン『女の愛と生涯』 ラヴェル『マダガスカル島民の歌』 ブリテン『カーリュー・リヴァー』『戦争レクイエム』『ヴェネツィアに死す』ほか
  • 東京Angel
    完結
    -
    全1巻176円 (税込)
    世界中にヤバいファンが待ち受けるテノール界の超スター・タケルにスカウトされ、マネージャーになる決意をした小鳥。 思いもかけない世界へ飛び込む決意をしたものの、日本を発つ直前、幼い双子の妹たちが決死の引き留め工作を…?! 自分の都合以外一切忖度しないタケル、可愛くて一筋縄ではいかない双子たち、でも小鳥にも譲れないものはあって… 人気シリーズ『神様に嫌われて』4巻収録の2022年特別描き下ろし読み切り62p作品です。 連載より14年の時を経て、連載終了時当時の著者のホームページに掲載されていたスピンオフ小説を漫画化しました! 小学館の最後のコミックス『僕より悪い女』ヒロイン花の小学生の勇姿が見られます。 ストーリーのピースがまた少しずつ埋まる、小さな天使たちの活躍をご覧下さい!
  • 人間和声
    4.0
    「私の音色は薄緑なの」ヴァイオリンのような甘美な声で娘は言った……。〈勇気と想像力ある秘書求む。当方は隠退した聖職者。テノールの声とヘブライ語の多少の知識が必須〉。謎の求人に応募した主人公が訪ねたのは、人里離れた屋敷だった。そしてそこには美しい娘がいて……。
  • パレット文庫 王子様(プリンス)に気をつけろ!
    4.0
    日本屈指の名門男子校、金持ちと家柄のいい子息が通う私立緑峰(りょくほう)学園。そこでただ一人の貧乏人は高等部1年の須藤皐月(すどうさつき)。その美貌に魅せられた上級生が今日も一人、屋上で皐月に告白して玉砕(ぎょくさい)。祖母と二人で暮らす皐月は、バイトと勉強に忙しく優雅なラブアフェアなんて無縁の毎日だ。そんなある日、緑峰にヨーロッパの小国の王子、アリエルが留学してきた。見事な金髪、アイスブルーの瞳、甘いテノール。学園中を夢中にさせた王子様は、突然、教室で皐月を私の「東洋の真珠」と呼び求愛してきた?! 二人を結ぶ意外にも華やかな宿命とは? そして、王子様のお熱い口説きに皐月君の貞操は?!

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  • パヴァロッティとぼく アシスタント「ティノ」が語るマエストロ最後の日々
    -
    「ぼくのために働かないか」 ペルーの5つ星ホテルで働く青年ティノ。 それまでオペラを聴いたこともなかったホテルボーイに声をかけたのは、 世界一のテノール歌手だった──。 何十個ものスーツケースに詰め込んだタキシードとアロハシャツと食料と調理器具、 プライベートジェットでめぐる世界ツアー、熱狂する聴衆と国家元首も参加するガラ・ディナー、 豪邸と別荘、花火まで打ち上げるパーティ、度重なる手術と再起への飽くなき願望……。 本書は、パヴァロッティが亡くなるまでの13年間、 もっとも信頼し、身近に置いて心を通わせた 「最後のアシスタント」による回想録。 溌剌としてみずみずしいユーモアあふれる文体から、 素顔のパヴァロッティの人間的魅力が伝わってくる。
  • B+ LABEL 王子様(プリンス)に気をつけろ!
    3.0
    金髪で超美形な皇太子アリエルの熱い口説きに皐月君の貞操は! 日本屈指の名門男子校、金持ちと家柄のいい子息が通う私立緑峰(りょくほう)学園。そこでただ一人の庶民は高等部1年の須藤皐月(すどうさつき)。その美貌に魅せられた上級生が今日も一人、屋上で皐月に告白して玉砕。祖母と二人で暮らす皐月は、バイトと勉強に忙しく優雅なラブアフェアなんて無縁の毎日だ。そんなある日、緑峰にヨーロッパの小国の王子、アリエルが留学してきた。見事な金髪、アイスブルーの瞳、甘いテノール。学園中を夢中にさせた王子様は、突然、教室で皐月を私の「東洋の真珠」と呼び求愛してきた?! 二人を結ぶ意外にも華やかな宿命とは? そして、王子様のお熱い口説きに皐月君の貞操は?! ※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。 サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
  • 平成音楽史
    5.0
    カラヤン、バーンスタインが逝き、 アバド、クレーメルが新しい道を開拓。 そしてドゥダメル、クルレンツィス登場。 古楽運動にアメリカの没落を重ね合わせ、 マーラー・ブームを佐村河内事件の淵源と喝破する。 博覧強記の思想史家・片山杜秀と 演奏史の語り部・山崎浩太郎が 激動の平成時代をクラシック音楽という視点から語り尽くす! 片山──平成という時代に特徴的なことといえば、やはり壮大なまがいものにこそ感動するというところじゃないでしょうか。 山崎──昭和まではクラシックをめぐる言説が男目線中心だったのが、女性の力が増したからこそ、テノール歌手の魅力が堂々と語られるようになった。 片山──森繁久彌と吉田秀和は同い年。これ重要(笑)。 山崎──宇野功芳の存在は、ある意味で司馬遼太郎と似てると思うんです。 ※本書はTOKYO FMグループの衛星デジタル音楽放送ミュージックバードで 2018年8月19日に放送したウィークエンド・スペシャル「夏休み自由研究~平成音楽史」を 採録したものに大幅な加筆をほどこし、同年9月12日におこなった座談会の内容を 「コラム」として追加して編集したものです。 ミュージックバードはJCSAT-2B(スペースディーバ)から日本全国に向けて放送する 高音質“音楽専門”有料放送です。 クラシック、ジャズの専門チャンネルのほか、スタンダードパックでは音楽ジャンル別に 50チャンネルから楽しめます。詳しくは以下のサイトをご覧ください。 http://musicbird.jp/
  • 星を抱いた男 経営者にしてオペラ歌手、世歌勳・小栗成男という生き方
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    経営者でありながら、テノール歌手としてカーネギーの舞台に立った男がいる! その男の名は小栗成男。名古屋で自動車販売会社を経営し、名古屋市の教育委員にも名を連ねている。小栗の人生は挫折と屈辱の連続であった。しかしそれを糧にしてトップセールスマンとなり、経営者となり、まわりからの目を気にすることなく50を過ぎてテノール歌手への挑戦を続けてきた。著者の松下隆一は小栗を見てこう語る。「自分自身の本来あるべき姿、自分を偽らない生き方。小栗成男はそのために――彼の言葉を借りるのなら――『身体がふるえて全部血が抜けるくらいつらかった』という切実なる想いから解放されるために、無謀だと言われる挑戦をしなければならなかった。あなたが、自分を変えたい、閉塞感から抜け出したい、ささやかでも“誰か”のために生きたいというのなら、小栗成男の生き方をヒントにすれば、その望みはかなうかもしれない」と。挫折も屈辱も糧にして、底抜けに明るく挑戦する男の生き方に学べ。
  • 真夜中に歌うアリア
    3.0
    清楚で可憐な天上の歌声で、一世を風靡したボーイソプラノ歌手――そんな過去を持つ仲嶋聖也(なかしませいや)は、音大に通う二年生。ある日聖也の指導教官となったのは、なんと日本を代表するテノール歌手の森上哲哉(もりがみてつや)!! 聖也のレッスンだけ平然と特別扱いする森上は、周囲の嫉妬を無視して、再デビューを計画!! これはミューズに愛された美貌の貴公子の、優雅な退屈しのぎなのか…聖也は真意が掴めずに!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • ミスタープレジデント
    -
    1巻1,100円 (税込)
    あらぬ疑いで家族を惨殺された少年、ボブ、ケント、マイケル。 三人は施設に引き取られ、差別や虐待に堪えながらも青春を過ごし、立派な青年へと成長していった。 ある決意を胸に、ボブはアメフト選手から政界への進出を果たす。 そして彼が大統領になった真の目的が明かされる。 幼なじみの三人が巻き起こす壮大な復讐劇。その意外な結末とは? 〈著者紹介〉 神戸古里(かんべ ふるさと) 1965年神戸市生まれ。 英知大学部文学部卒業後、中野証券に就職し、その傍ら大阪フィルハーモニーでテノールを担当し、“ベートーヴェンミサソレムニス”に出演。 その後、日本茶専門店を1994年に創業し、長女誕生をきっかけに童話の執筆を始め、この度、初の小説「ミスタープレジデント」の執筆に至る。

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  • 妖魔領主の生贄
    3.7
    身も心も躾けられる……妖魔と知りながら夜毎抱かれて■神に仕える父が禁戒を破って女と交わり、その結果、世に生まれ出た呪われし娘クリスティーヌ。その出自を知る村人たちは、彼女に無残な期待をかけた。領主に化身し村の乙女たちを苛む妖魔を父親譲りの神の秘術で倒すことを。村娘たちの身代わりに、清い肉体を捧げる生贄となって……。父の立場を慮って覚悟を決めたクリスティーヌは、領主が暮らす古城に送り込まれる。そこで彼女を待ち受けていたのは、妖魔と呼ぶには、あまりにも凛々しい領主キルサス。媚薬のごとくに心地好いテノールヴォイスを響かせて、キルサスは告げる。「私の命が欲しければ、いつでも狙うがいい。その代わり、私も……お前に仕置きをする」。村人たちの思惑どおりキルサスの寵を得たクリスティーヌは、繰り返される情欲の日々を通して、妖魔キルサスにかけられた、数百年にも及ぶ叶わぬ恋の呪いを知る。捧げても尽くしても、決して報われぬキルサスへの愛を自覚したクリスティーヌは――?

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