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  • 砂の剣
    完結
    4.5
    ▼第1話/砂の剣▼第2話/砂の落日▼第3話/母について▼第4話/砂の呼声▼第5話/砂の兵士▼第6話/学舎▼第7話/御願さびら●あらすじ/太平洋戦争末期、沖縄の離島、前島に日本国軍の小隊がやってきた。名目は防衛。が、日本兵達は、水源である森の木を切り倒したり、爆弾を使って海の魚を獲ったりして、島を破壊していく。それだけでなく、軍隊がいるということは、敵軍の攻撃目標になるということも意味していた……(第1話)。▼日本の敗戦で幕を閉じた太平洋戦争。沖縄の山を守る日本軍“山の部隊”は降伏を拒否し、敵前逃亡をした日本兵を殺したりと、身内である日本人に当たっていた。「生き残るために戦う」を信条にしていた湧川村長が、山の部隊の説得に行くが……(第2話)。▼乳飲み子と、子供3人をかかえ、防空壕から墓の穴まで、戦火から逃げ続けた一人の母親の物語。命懸けで子供達を守ったこの母こそ、作者比嘉慂の実の母親である(第3話)。●その他の登場キャラクター/海里分校長
  • 母の曠野
    完結
    -
    ▼第1話/中国からの手紙▼第2話/逃避行▼第3話/収容所にて▼第4話/再会▼第5話/帰国▼第6話/予兆▼第7話/正月▼第8話/帰心▼第9話/彼岸▼最終話/母の旅  ●登場人物/江藤光一(すでに独立した3人の子どもをもつ父親。40年前に中国で別れた義母をひきとるが、文化の違いや自分の思いこみにとまどう)。江藤(管)きみ( 40年ぶりに日本に帰ってきた母親。しかし今の日本は自分の祖国ではないとわかり 、8カ月で中国に戻る)。  ●あらすじ/光一は、責任感が強く人望もあるサラリーマン。ある日、中国の母親から手紙が届く。母きみは、40年前に別れたきり消息がわからなくなっていたのだ 。終戦の直前、中ソ国境地帯の部隊にいた光一たちは、父と別れ厳しい逃避行をした経験をもっていた。中国語で書かれたその手紙には、生きている間にひとめ会いたいと書いてあった(第1話)。▼光一は家族会議を開き、母親を迎えにいくと宣言する。母とともに敗戦を迎えてから、軍隊の手を逃れ、現地民に追われながらもなんとか自決することなく逃げ延びることができたのは、偶然の結果だった(第2話)。▼一路母のいる竜江省へ向かう光一。国営農場に、深く皺の刻まれた年老いた母親をみつける。母は光一の入院費を工面するために中国人と再婚し、現地にとどまっていた(第3話)。  ●本巻の特徴/光一は継子だった。母は、光一と同じく先妻の子である立鮮を育て 、40年間中国で生き抜いてきた。日本に帰った母は、だんだん望郷の思いがつのる 。長年暮らし、亡くした3人の実子の眠る中国が、本当の故郷になっていたのだ。   ●その他の登場キャラクター/美登利(第1、5~最終話)、秀次(第1、2、5~最終話)、義光(第1、9話)、洋子(第1~3話)、哲男(第1~3話)、英一(第2、5~7、9、最終話)、咲枝(第2、5、7、9、最終話)、管立鮮(第5話)、武彦(第7~最終話)  ●その他のデータ/あとがき~久保田千太郎(脚本家)、年表・付表
  • わたしの日々
    完結
    4.8
    愛する家族との静かな暮らし、少年の頃から描き続けてきた様々な画、目をつぶると思い出す戦時中の光景… 誰もが知るコミック界の長老が、その数奇な人生で脳裏に焼き付けた数々のエピソードを語るカラーコミック。静かな鳥取・境港の幼少時代、灼熱の南方戦線での恐怖と焦燥の日々、長年住み続けた東京・調布での日課である散歩の道行き…… そのすべてが、豊かな色彩感覚でオールカラーのショートコミック連作に結実しました。
  • こんな家がほしい
    完結
    -
    ▼第1話/成長する家▼第2話/合宿する家▼第3話/土の家▼第4話/健康な家▼第5話/再生する家▼第6話/終生(つい)の家▼第7話/磐石の家 ●主な登場人物/匠梁介(匠設計事務所を主催する若き建築家。依頼者の気持ちを第一に考えるがモットー)、大海夏音(匠設計事務所唯一の従業員。匠のことが好き!?)、大海厳造(夏音の父で宮大工の棟梁。匠梁介のファン) ●あらすじ/匠設計事務所に女性が訪ねてきた。祖父母と共に住むための家の設計をお願いしたいというのだが、なんとその女性の父親は、業界トップの姿設計事務所の設計部長をしているという。「それなのに何故」と梁介が訪ねると、同じく建築家の祖父と父親が新しい家をめぐって激しく対立し、それがもとで祖父が倒れてしまったという。そこで、祖父の望む家を建てるべく、施主の家の取り壊しにもきちんと立ち会う梁介に設計を頼みたいというのだ。しかし相手は業界きっての建築家。勝つ保証はなしということで梁介は仕事を引き受けるが(第1話)。 ▼大日鉄バスケットボールの監督をしている伊藤さんの家を設計することになった梁介。しかし、奥さんとは打ち合わせしたものの、肝心の施主である伊藤さんが何度呼んでも打ち合わせに来ない。聞けば、バスケットの練習が忙しく家にもろくに帰ってないという。仕方なく梁介は練習場を訪ねるのだが、「家のことは妻に任せてある」といって伊藤さんはいっこうに話を聞こうとしない。ほとほと困り果てた梁介だが、体育館で大の字になって幸せそうに眠っている伊藤さんを見て、あることを思いつく(第2話)。 ●その他のデータ/大学教授やプロの設計士による収録コラム=「建築士に頼めば安く家が建つ」「余分な部屋を造らないと利点がいっぱい」「土の家は究極の省エネ建築」「自然を最大限利用する」「古き良き家を次の世代へ伝える為に」「最期まで自分の家で過ごす為には?」「家を建てる第一歩は地盤の確認」
  • 池上遼一 幻のコミック傑作選 ジム
    完結
    -
    池上遼一と豪華な原作者4人がコンビを組んで描かれた、伝説の名作群。ボクシングをテーマにした「ジム」をはじめ、幻の4作品を収録!! 沢木耕太郎の原作による表題作「ジム」。雁屋哲による熱血競馬物語「悪たれ馬ドンキー」。アメフトを題材にしたやまさき十三の「タッチダウン」。そして史村翔のハードボイルド作品「傷痕」の4編を収録。4人の原作者それぞれが最も得意とするジャンルで書いた物語を、池上遼一が劇画化した貴重な名作群が「幻のコミック傑作選」として蘇った! 15歳で皇拳ジムに入り、17歳でプロボクサーのライセンスを取得した青葉一男。そして、世界タイトルを奪い、5度の防衛に成功するが、交通事故であっけない死を迎えてしまう…。瞬く間に人生を駆け抜けて行った天才ボクサーの生涯を、ふたまわり年上のジムの女性マネージャーとの愛を交えながら描いた傑作。1977年作品(第1話)。
  • 水木しげるの遠野物語
    完結
    3.7
    妖怪コミックの聖典誕生。遠野物語を水木氏が漫画化! ザシキワラシ、河童、鬼……岩手県遠野市の厳しい自然の中で、人々の想像力が生み出した妖怪たちが、今動き始める!柳田國男氏の名著『遠野物語』は、100年前のベストセラーにして日本民俗学の原点ともなった名著です。これを水木しげる氏がコミック化。格調高い文語体で書かれた原書の魅力を、水木氏ならではの想像力・描写力で完全にビジュアル化し、新たな魅力を作りあげています。ザワザワと心騒ぐ、日本の風土から生まれた怪異の世界。さらに『遠野物語』と『水木しげるの遠野物語』、百年を隔てたこのふたつの本を生み出す母胎・揺籃となった遠野地方の、現在まで残る豊穣な風土をレポートするコラム「2010年遠野の風景」も併録。
  • カムイ伝全集 カムイ外伝 1
    完結
    3.8
    ▼第1話/雀落とし▼第2話/飯綱落とし▼第3話/月影▼第4話/むささび▼第5話/五ツ▼第6話/木耳▼第7話/常風▼第8話/九の一▼第9話/暗鬼▼第10話/空蝉▼第11話/下人▼第12話/狂馬▼第13話/天人▼第14話/移し身 ●主な登場人物/カムイ(夙谷の非人から天才的忍者に。現在は抜け忍として逃亡の日々) ●あらすじ/抜け忍・カムイの始末のため、日置領・竹間沢近辺の探索を命じられた三人の追忍。辻風のドド、矢張のソネ、荒草のハヤネと名乗る彼らは、それぞれ手裏剣、弓、吹き矢を得手としていたが、探索の傍ら、誰がスズメの群れを一度にたくさん打ち落とせるかを競い合うことに。すると、それを見ていた謎の乞食が「自分なら武器など使わず、もっとたくさん落とせる」と言い寄ってきて…(第1話)。 ●本巻の特徴/抜け忍・カムイと追忍との、様々な秘術を尽くした死闘を描く連作集。第1巻は、第1話「雀落とし」から第14話「移し身」までを収録!!
  • カムイ伝全集 第二部 1
    完結
    3.3
    ▼第1章/猿山(カミナリ/孤猿/伏兵/旅立ち/恋鳴き/逃げ水/帰還)▼第2章/谷地湯(道づれ/下剋上) ●主な登場人物/カミナリ(第一位のボス猿。メスたちからの信頼も厚く、確固とした地位を保つ)、ダルマ(第二位のボス。おっとりした性格)、キズ(第三位のボス。気性の激しい性格)、歯ッカケ(第四位のボス。四匹の中で一番若い) ●あらすじ/領地没収になった日置藩領内に、廃城をねぐらにする猿の群れがあった。第一位のボス・カミナリを筆頭に四匹のボス猿たちが群れを統括していたが、ある日、テリトリー内に一匹のよそ者が現われる事件が発生。さっそく第二位以下のボス猿が撃退に向かうが、あっけなく敗北し、ついにカミナリとの睨み合いとなる。よそ者は何を思ったか、その場は戦わずに森へと帰っていくが、その後も群れの付近につかず離れずで居座り続け…(第1章)。
  • カムイ伝全集 第一部 1
    完結
    4.8
    ▼「決定版 カムイ伝全集」刊行にあたって▼第1章/誕生(怪声、ダンズリ、犬追物、山狩り、地擦り、緑の目、誕生)▼第2章/カガリ(根ビラキ、カガリ、フッカケ、犬、草場、カムイ)▼第3章/剣(雪割、見分、血、剣、一本杉、流星)▼第4章/マス取り(蔵方役、遊猟、検見、マスどり、刺客)●主な登場人物/カムイ(差別の壁を力で乗り越えようとする夙谷の少年)、正助(才覚あふれる貧しい農民の子)、草加竜之進(次席家老のひとり息子)●あらすじ/幕府による厳しい身分制度がしかれていた江戸時代。その寛永年間(1624~34年)末の日置藩領内。厳しい差別を受けていた人々の集落は、夙谷(しゅくだに)という地域にあった。そこで生まれたカムイは“生きる誇りと自由”を得るためには、強くなる以外に方法はないという信念を持つ。そんなカムイがふとしたことで知り合った少年の正助。貧しい下人(自分の田を持たない小作農民)の子として生まれた彼も、いつかは自分の家や田が持てる立場になりたいと願っていた。ある日、カムイの母親が重い病にかかるが、夙谷の病人ということで町の医者から診察を拒否される。自分の母親が、ろくな手当ても受けずに死んでしまったことで、言いようのない怒りを感じたカムイは、その怒りを森で出会ったイノシシと戦うことで晴らそうとする。しかし、逆にカムイは傷ついて意識を失ってしまう。そこに偶然、あの正助が通りかかる…(第1章)。●その他の登場人物/日置藩主、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋、草加勘兵衛(日置藩の次席家老)、橘軍太夫(草加勘兵衛に敵意を抱いている日置藩の目付)、橘一馬(軍太夫の息子)、横目(目付けの手先となって働く夙谷の頭)、笹一角(日置藩の剣法指南役)、水無月右近(笹一角を打ち負かした浪人)、笹兵庫(水無月右近に敗れて脱藩した兄の代わりに剣法指南役となる)
  • 宗像教授伝奇考 完全版 1
    完結
    3.9
    東亜文化大学の民俗学の教授・宗像伝奇(むなかたただくす)は、日本各地に伝わる神話や伝説を取材し、はるかな古代そこで実際に何が起きたのか、を奔放な想像力と行動力を武器に解き明かしていく。古代史ミステリーの巨編が、多くのカラーページ、おまけ漫画、創作ノート、さらに宗像教授シリーズとしてNHK出版より刊行された「クビライ」丸ごと一冊をも加えた完全版で登場! さらに電子版には宗像教授シリーズ単行本には初収録となる読み切り「スサノオ最後の戦い」も第8集に追加しました。 ●第1集の特長/第1話「白き翼 鉄(くろがね)の星・前編」の冒頭をカラーで収録。/描き下ろしおまけ漫画「宗像教授電気考」収録。 ●あらすじ/天女が羽衣を隠されて帰れなくなってしまう話として有名な「羽衣伝説」は、世界中にある「白鳥処女説話」のひとつだ。その羽衣伝説の地・出雲で、北斗七星が刻まれた鉄剣が発見されたという。羽衣伝説と鉄、そしてギリシャ神話の接点を追ううち、出雲で宗像が見たものとは…?(第1話)
  • 田中圭一の「ペンと箸」
    完結
    4.4
    天才漫画家・田中圭一が、著名漫画家のご子息にインタビューをし、家族の生き方や、漫画の描き方などをその漫画家の筆致で描いた23名分をまとめた1冊です。ぐるなびサイトの中の人気連載を丸ごとオールカラーでまとめました。 登場するご子息様、お嬢様は、以下の23名です。 ちばてつや先生のご子息様 手塚治虫先生のお嬢様 赤塚不二夫先生のお嬢様 山本直樹先生のお嬢様 西原理恵子先生のご子息様/お嬢様 ジョージ秋山先生のご子息様 江口寿史先生のお嬢様 吉沢やすみ先生のご子息様 池上遼一先生のお嬢様 いがらしゆみこ先生のご子息様 魔夜峰央先生のお嬢様 ゆでたまご(中井義則)先生のご子息様 中島徳博先生のご子息様 上村一夫先生のお嬢様 かわぐちかいじ先生のお嬢様 矢口高雄先生のお嬢様 諸星大二郎先生のご子息様 石坂啓先生のご子息様 平松伸二先生のご子息様 相原コージ先生のご子息様 うえやまとち先生のご子息様 畑中純先生のお嬢様 永野のりこ先生のお嬢様 おもしろくて、ためになって、泣けて笑える漫画です。
  • 鼻紙写楽
    完結
    4.7
    『茶箱広重』『裸のお百』『らんぷの下』などの名作で知られる伝説の漫画家・一ノ関圭、待望の単行本です。歌舞伎と浮世絵を題材にした『鼻紙写楽』は、2003年~2009年にビッグコミック増刊で不定期連載されました。その全8話を大幅に加筆・再構成し、三部作としてついに単行本化。多くの漫画家から、また漫画好きの読者から絶賛されるも、あまりに寡作なために幻の漫画家といわれる一ノ関圭の、代表作『茶箱広重』をこえる24年ぶりの傑作最新作です。 物語は、江戸期・田沼の時代。町方役人の次男坊・勝十郎は長じて、座頭・五代目市川団十郎らの下で芝居小屋・中村座の囃子方「笛吹き勝」となって下働きをしていた。しかし、同心の兄・一馬が殺され、勝十郎は再び武士に戻り見習い同心に。時を同じくして江戸市中に連続幼女殺しが起き… (収録:「勝十郎」「卯之吉」「仲蔵」、巻末描き下ろし「初鰹」)
  • 宗像教授異考録 1
    完結
    4.3
    東北地方に古くから存在する巫女“イタコ”。縄文時代から続くとも言われるその伝承の秘密をテーマに講義を行う宗像のもとに、かつての教え子・津島が訪ねてきた。夫と死別し、用事が終われば故郷・青森へ帰るという津島と当地での再会を約束した宗像は、調査のためひとり青森の地に降り立ち、西津軽郡木造町に住む“イタコ”、赤倉ハルのもとを訪れる
  • 星の輝き、月の影 1
    4.0
    1~2巻1,155~1,430円 (税込)
    東北在住作家が描く、震災の地で生きる人々 大学を卒業し、福島県の故郷の村へと戻ってきた聡子は、 村で生きる目標とパートナーを見つけた矢先、 東日本大震災に遭遇。 恋人は行方不明となってしまう…… 汚染された村から避難し、 仮設住宅暮らしを余儀なくされながら 恋人を待ち続ける聡子。 季節は震災前と同じように巡り、 故郷も、思い出の場所も、美しいまま。 なのに、村へ戻ることはできない。 行き場のない怒りや悲しみを抱えながら、 それでも聡子たちは、少しずつ、前へと歩んでいく―― “被災地”で暮らし続けようとする人々の想いを、 あたたかなタッチで描き出すヒューマンドラマ。
  • ひねもすのたり日記 1
    続巻入荷
    4.6
    1~6巻1,210~1,529円 (税込)
    ジョーも松太郎もてつやから。名作の裏に… いつしか老作家となったマンガ家・ちばてつやは、様々な社会的役割を務め多忙だった。だが…ある日、コミック雑誌から執筆依頼が来た。 最初断ろうと思ったちばだが、その脳裏には幼い頃の満州の物凄い夕焼け、人生の節目で出会った素晴らしい人々、そしてどんなときも不器用に苦しみながらマンガを描いてきた自分の姿が去来する。 オールカラーショートコミックで描く半生の記。ちばてつや18年振りの最新作、今ここに結実!
  • 絶滅動物物語
    4.3
    人間が無慈悲に絶滅させた動物たちのお話。 ドードー、ステラーカイギュウ、ニホンオオカミ………人間によって 絶滅させられた8種の動物や鳥たち。 絶滅に至る経緯と、人間がいったい何をしたか、その所業を描きます。 生きるために食うために、我が先祖の原始人たちが全滅させた マンモスならともかく、 本作の動物は、人間の金儲けや貪欲、虚栄心とエゴに因って死に絶えた ものばかりです。 絶滅動物を通して、醜悪な人間の心が透けて見えてきます。
  • 星を継ぐもの 1
    完結
    4.3
    SF文学の金字塔に新解釈を加えて漫画化! 時空を超えるミステリー! 西暦205X年、月で深紅の宇宙服をまとった死体が発見された。 だが、どれほど歴史をさかのぼっても該当者は見当たらない。 そして誰も予見しない驚愕の事実が浮かび上がる。 遺体はなんと5万年も前のものと鑑定されたのだ! ネアンデルタール人やクロマニョン人が毛皮や石器を身に着けていた5万年前に、月に宇宙服を着た人が!? SF文学界の巨星・ホーガンの名作を、漫画界の巨星・星野之宣が独自の解釈を加えて描く!
  • 星野之宣短編集-龍星-
    完結
    3.5
    5年ぶりの刊行となる星野之宣短編集。頭からは「恐竜」の短編、後ろからは「宇宙」の短編を「両A面」で読める形式です。未発表作や単行本初収録作も多数収録。カラーページも30ページ超収録の短編集です。
  • 昭和トラベラー
    完結
    3.0
    フルカラー厳選77画&濃密エッセイ。 満州で生まれ、日本に引き揚げ東京で親戚の家を転々とし、ついに母と弟と暮らし始めた北見少年は、日本経済とともに成長し、激動の時代をのんびりと生きていきます。 あの頃の昭和の風景と出来事を12か月順にフルカラーで77画収録しています。 漫画誌ビッグコミックで10年以上にわたり連載している好評作品、待望の単行本化です。 昭和の出来事と暮らしとココロを美麗イラストとエッセイで綴る、笑えて泣ける新感覚単行本です。
  • レインマン 1
    完結
    4.0
    主人公・雨宮瀑は母の死を契機に、超心理学研究所に勤める。そんな時、瀑に瓜二つの男が瀑の目の前で自殺。そして精密検査で瀑には脳のないことが判明した。連続する怪事件の意味は? 宇宙を、そして歴史を経巡り物語を紡いできた巨匠挑む、「人間に秘められた力」の世界!?
  • 宗像教授世界篇 1
    続巻入荷
    4.8
    1~3巻1,540~1,584円 (税込)
    伝奇ロマン&ミステリーの金字塔、最新作! 古代から語り継がれる伝説や神話の謎を 民俗学者・宗像伝奇(むなかたただくす)が、 独自の視点で解き明かす。 イギリスの大学で教鞭を執っていた 宗像教授がついに帰国! そこへクセ者歴史家・忌部捷一郎がやってきて 宗像に衝撃の事実を告げ・・・!?
  • 諸星大二郎劇場 第2集 オリオンラジオの夜
    3.6
    鬼才が描く珠玉の短編。“オール”新作!! 晴れた冬の夜にしか聞くことのできない「オリオンラジオ」―――― 誰が発信しているのか、どこから流れてくるのか。 真相を知る者は、誰もいない。 そして、その不思議なラジオを聴いた者は皆、自然と不思議に誘われ―――― 鬼才・諸星大二郎が描く、全てコミックス初収録の奇怪譚のオムニバス。 空に星が瞬く夜、あなたはきっと、まだ見ぬ不思議に遭遇する。
  • 未来からのホットライン
    完結
    4.4
    黄金コンビが巨大なテーマ「時間」に挑む! 2020年、物理学者チャールズ・ロスはタウ波を発見。これを利用して過去にメッセージを送ることに成功した。同じ頃、核融合発電という未来的なエネルギー技術が、試運転を開始する。だがその未来に暗雲が!? 最愛の人との出会いという個人的な宝と、世界の運命が天秤にかけられる時、恋人たちはどう生きどう決断したのか!? 時間をテーマにした壮大で切ないストーリー。
  • LEGEND OF GIANTS 巨人たちの伝説
    完結
    4.3
    6万年前。第六氷期を迎えた地球は、氷に覆われようとしていた。 高度な文明を築き上げ、栄華を誇る巨人・タイタン族も存亡の危機に。 彼らは驚異的な科学力と精神力で、地表の温度を上げようとして……!? 時は移って現代。太陽エネルギーの減少により、7度目の氷河期が!! 生き残りをかけて、人類は“第二の太陽”を造り出そうとするが……!? 表題作ほか、地球を守ろうとする人々の苦悩と活躍を描いた大充実の300ページ、全3編!! 荒んだ若者のいたずら心がテロ行為に結びつく、幻の短編『ホライゾン・パトロール』を単行本初収録!
  • 妖女伝説 1
    完結
    3.7
    歴史の裏や伝説の影に、魔性の女たちが潜んでいる。狂気にも似た愛のために、ときに死をもたらし、ときに時代すら超える女性たちを描く連作短編傑作! 熱い要望に応え、「月夢」「日高川」の雑誌掲載時のカラーページを再現した完全版。
  • エル・アラメインの神殿
    完結
    3.0
    第二次大戦中、後に勝負の分かれ目と評される大戦車戦が繰り広げられたエル・アラメインで起きていた小さな事件。エジプトの砂漠の底に眠っていた驚愕の事実とは? 他に星野流ロボット・アクション炸裂!! 幻の短篇『RED DEATHレッド・デス』を単行本初収録! 戦記物と戦争を題材にしたSF、ホラー、ブラックユーモアまで。星野之宣傑作短篇集第6弾!!
  • 宗像教授セレクション 源氏物語と平安文学
    NEW
    4.0
    伝奇ミステリーの金字塔から待望の傑作選! 宗像教授が「源氏物語」、「竹取物語」、「浦島伝説」の秘密に迫る!! 誰もが知っている「竹取物語」と「浦島伝説」。 このふたつの話には、奇妙な類似性がある。 その謎を解明すべく、京都の地を訪れた宗像だったが…? (第1話 再会) 紫式部によって創作された長編小説「源氏物語」。 世界的にも評価をかちえ、 男女の情と死の交錯を見事に描くこの物語に、 宗像はかつて恋い焦がれた女性の面影を重ねていく… 宗像がたどり着いた、 「源氏物語」の根底に流れる男女の因縁とは…!? (第2話 源氏物語昆虫) 宗像教授が両テーマの謎に挑んだ 傑作・「源氏物語昆虫記」と「再会」を1冊に収録。 「源氏物語」「竹取物語」「浦島伝説」の秘密に迫る傑作選。
  • 本阿弥名刀秘録
    完結
    4.0
    激動の戦国を斬る! 本格的刀剣コミック! 「研磨」、「浄拭」、「鑑定」―――― 豊臣家の御刀役として、将軍、大大名の名だたる名刀を、 決して権力に屈することなく極め続けた男、本阿弥光徳。 足利将軍家において神聖視されていた伝説の名刀・”鬼丸国綱”。 源氏代々の家宝にして、日本刀の横綱・”童子切安綱”。 武功を物語る名誉の疵を残す名刀正宗・”本庄正宗”…… 光徳が極めた名刀には、秘められた物語があった―――
  • あしあと ちばてつや追想短編集
    4.6
    ちばてつや、23年振りの最新短編集!! 巨匠・ちばてつやの23年振りとなる短編集!  戦後の満州引き揚げを描いた「家路 1945-2003」、漫画家デビュー時に謎の体調不良にさいなまれた日々を描く「赤い虫」、トキワ荘グループとの交流のきっかけとなった”事件”を描く「トモガキ」、そして最新発表作となる、名作『のたり松太郎』誕生前夜を描いた「グレてつ」といった、2000年以降に描かれた氏の貴重な自伝的読み切り作品を、掲載当時のカラーを含め完全収録!
  • なつのの京 ~父のソナタ~
    5.0
    京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリー わたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー! ●あらすじ 「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を--」 バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき--この物語が始まった。 ●著者から 『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて・・・ でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。
  • つげ義春選集
    完結
    -
    日常に虚しさを覚えた時、人はぶらりと旅にでる。目的も地図も持たずに漂うままに、現実と夢想の世界をゆききする。そして、それから!?

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