検索結果
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4.0裕福な家庭に生まれ、兄・慎司に溺愛されて育った明里の生活は、いつも中心に慎司がいた。だが、明里に対する愛情の激しさに慎司自身が疑問を抱いたことで、明里の生活は揺らぎ始める。禁忌の想いを封じようと、明里に冷淡な態度を取る慎司。そして、慎司の言動に胸を痛め、傷つく明里。互いを求め合いながらも、その愛情ゆえに身動きがとれなくなっていくふたり…だが、傷つきあうほどに、ふたりは強く惹かれあう。そんなある日、梧桐家に明里の出生の秘密を握るという男が現れて!?
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4.9酒に酔って一夜を共にした相手が、殺人事件の第一容疑者!? しかも自分にその記憶が全くない──!? 皮肉な運命に呆然とするロス市警殺人課の刑事・ダグ。容疑者のルイスは、気鋭のミステリ作家!! 彼の無実を信じたいダグは、先輩刑事のパコと共に真相を追ううちに、次第にルイスへの興味を煽られて…!? 男相手の初めての恋に悩むダグが相談するのは、同僚刑事のユウト。なりゆきでルイスを警護することになった、腕利きのボディーガード・ディック──DEADLOCKのキャラクターが総出演する豪華絢爛のシリーズ外伝!! 文庫書き下ろし「Stay by my side」も収録。 ※口絵・イラスト収録あり
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4.3華やかな都とは対照的に、悪党たちが暮らす砦『バロック』。そこでスリの修業をした少年・三春は、都で初仕事の獲物だった青年・良成と再会する。華族の良成は優しく理知的で、三春の罪を責めずに親切に接してきた。生きる世界が違うと知りながら、良成に少しずつ惹かれる三春は、子爵家の跡継ぎの座を巡る陰謀に巻き込まれた良成を守るために、バロックの仲間の手を借りるが――。一途な純愛ゆえに罪を犯す、ピカレスクロマン登場。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0大人しく控えめな羽鳥充は、歴史ある会員制社交クラブ『嘯風館』で事務を担当していた。ある晩、嘯風館で開かれた仮面舞踏会に、憧れの作家・都築恭宏が現れ、充は急用ができた従弟の代わりに仮面をつけて接客することになる。洗練されて端整な美形の都築から充は危険で甘い誘いを受けるが、それは充と正反対の快活な従弟に対してのものだった。名と身分を偽って都築と会ううちに、充の切ない恋心は募るが――。大好評『嘯風館』シリーズ第2弾!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.9今を時めく左大臣の一の姫にして、帝に入内を心待ちにされている姫・狭霧には、誰にも知られてはいけない秘密があった。それは、実は男子であるということ… 狭霧はとある事情により、男でありながら生まれたときから姫として育てられていたのだ。そんなある日、光源氏とも称される遊び人であり、父の政敵でもある宰相中将・源実親が、狭霧の許に突然現れて!? 貴公子と少年、平安の華麗なる婚礼奇譚、誕生!!
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3.6外交官補の海翔は語学研修にやってきたソビエトで、美しいロシア青年、イリヤと出会った。彼の絵には自由と愛を渇望する想いが込められていた。海翔はイリヤに魅せられ恋に落ちるが、愛した男はソビエトのスパイだった。人を愛する気持ちもエリートの道をも失った海翔は、復讐を誓う。そして7年後、陸軍大佐のイリヤと再会。憎しみを晴らす機会がやってきたのだが……!?
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4.1僕は愛を売るんだ──青山にある、看板のないバー『FILAMENT』。そこでは花のオーダーができる。蘭、白百合、向日葵、カラー、そして薔薇。なかでも最も高価な花は青薔薇で、その花について詳しいことは知らされない。愛を売る青年、青の物語が始まる──! ※本作は過去に配信していた『Blue Rose』『Sleeping Rose』に書き下ろし『Weeds』を新たに収録したものです。
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3.0神獣・玄武に守られる『琴』の国。見目麗しき神子・琳香は、男らしい義兄・義将を一途に慕っていた。だが、義将にとっては琳香はあくまで弟でしかなかった。義将との距離を感じていた琳香は、ある日『玄武の花嫁』に選ばれる。荒廃する国のためその役目を受け容れた琳香だが、「花嫁は一年で死ぬさだめの生贄だ」と知った義将はそれを許せず……。運命に翻弄されるふたりの愛の行方は!? 『神獣異聞』シリーズ第三弾! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.2「胸にSPバッジをつけているとき、その命はこの世で最も軽くなる──」 警視庁警備局警護課SPの三神文弥は、来日するタハリール共和国大統領の警護にあたることになった。その打ち合わせの場で、かつて自分を利用し裏切った男・近衛諒一郎と再会し、彼が公安幹部だったことを知る。公安部と警備部けして相容れることのない存在。だが、その心の冥く深い闇に触れ、近衛に惹かれていく自分を止めることができなくなり… 追うものと追われる者、危険を孕んだ男たちの攻防が始まる!!
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4.0「肉体も魂も、差し出せる限りのすべてを差し出せ」 吸血鬼が跋扈すると評判の十九世紀、ロンドン。その下町で、月笙は人には知られてはならない秘密のため身を隠すようにして暮らしていた。そんなある夜、ひとりの男が現れる。それは魔の領域に近づきすぎたため破門された司祭、アレクシス・ダウディングだ。彼こそが月笙が待ち続けていた男なのか? 自分を蔑み、力で隷属させようとするアレクシスに激しい嫌悪と憎悪を抱く一方で、月笙の躰はアレクシスの匂いに酔い、触れられただけで痺れてしまい── 光と闇の眷属が奏でるゴシック・ロマン誕生!!
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5.0辱められ、穢されているのに、気持ちいいなんて…蘭閨館を調べるため秋沙島を訪れた唯は、そこで川神家の若き当主・正宗に、卑劣で復讐すべき存在として迎え入れられた。『屋敷に滞在中は正宗の言うことには絶対服従する』―正宗の狙いも知らず、その約束を交わした夜から、唯は恥辱に満ちた深い快楽を教え込まれることになる。女郎のように扱われ、狂おしいほどの被虐の快感に溺れながらも、誇りを失わぬ唯と、運命に殉じようとする孤独な正宗。歪な情交を重ねつつも、ふたりの心はいつしか惹かれあうのだが!?
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