検索結果

  • 復讐は甘美すぎて 愛と復讐の物語
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    親友のスーと一緒に、パーティー・ポッパーズ社という、出張パフォーマンスを専門とする会社を経営するバービー。彼女は運悪く引き受けてしまった仕事に頭を悩ませていた。妖精の王女の格好をして、誕生パーティーの主役のために歌を歌う。仕事自体は簡単なものだが、歌を贈る相手に問題があった。ニック・アームストロング――彼には二度と会いたくなかったのに。九年前、やはりニックの誕生パーティーで彼女はひどく傷つけられた。きっと彼の顔を見るだけで、あの悲しみがいっきに戻ってくるだろう。どうにかして仕事を放棄しようとするバービーに、スーがとんでもない提案をした。「バービー、復讐は蜜の味よ」本当にそうだろうか?別人のふりをしてニックを夢中にさせ、それから彼を捨てたら、私は過去を乗り越えられるのかしら。時間がたてばたつほど、スーの案が魅力的に思えてきた。
  • ウエディング・ナイト
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    愛する男性の結婚式を演出すること――これほどつらい試練がほかにあるだろうか?■フィオーナは、引く手あまたのウエディングコーディネーター。ある日、大富豪の未亡人キャスリンから仕事の依頼が舞いこんだ。コーディネートするのは、彼女の一人息子の結婚式。この仕事を成功させれば、名実ともに業界の第一人者になれる。ただ、一つだけ問題があった。キャスリンの一人息子とは、十年前フィオーナとつかのま結婚していた相手、フィリップなのだ。キャスリンは、フィオーナがかつての花嫁とは気づいていないらしい。そうとわかれば、依頼はキャンセルされるだろう。フィオーナは正体を隠してキャスリンの屋敷に出向いた。幸いにも、今や別人のごとく洗練されたフィオーナに、キャスリンは気づかない。ところが、そこへフィリップが……。十年前より魅力的になった彼は、母親が席をはずした隙に言った。「そんな芝居はやめるんだ」フィリップは気づいていた! やはりこの仕事は降りるしかないの?
  • 炎のキスをもう一度
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    ■あの炎のようなキスはなんだったの?すべてが復讐のためだったとは信じられない。■出版エージェントのマイケルは、友人の人気作家イヴォンに頼まれた。新作の宣伝ツアーにぜひついてきてほしい、と。というのも、そのツアーに出版元の社員ローレン・マギーが同行するからだ。ローレンといえば、美人で知られるやり手のキャリアウーマンだ。イヴォンの妊娠中の妻が心配するのも無理はない。マイケルにとっても、ローレンは憎き敵だった。彼の離婚の原因は、女性解放論者のローレンが前妻ロクサーヌを煽動したことにある。ローレンには一度も会ったことはなかった。これこそいい機会だ。マイケルは復讐に燃えた。そして、ツアー前の壮行パーティが開かれた。ロクサーヌの前夫とも知らずマイケルに好意を示すローレン。一方マイケルは、実際に会った彼女にたちまち惹かれてしまう。これが、あのローレン? 復讐は強烈な情熱に変化した。その夜、二人は当然のなりゆきでベッドへ……。
  • 届かぬ愛に傷ついて ウルフたちの肖像 I
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    ナサニエル・ウルフはある日、仕事場に現れた人物を見てパニックに陥った。なぜだ、20年も経った今になって――その男は、複雑な血筋で構成された名家ウルフ家の過去を知る人物。彼は通りがかりの仕事仲間ケイティの腕をつかみ、乱暴に言った。「僕をここから連れ出してくれ、早く」憧れのナサニエルからかくまってほしいと頼まれ、ケイティは戸惑いながらも彼を自分のアパートメントへ案内した。ふだん自信家で冷静な彼の瞳に、見たこともない絶望がある。すると翌日、ナサニエルはさらに突拍子もないことを言い出した。「パスポートを用意してくれ。ブラジル沖の島に一緒に行くんだ」■亡きウィリアム・ウルフと数人の女性との間に生まれた8人の兄妹たち。過去に秘密を抱える彼らが家族の絆を取り戻し、最愛の相手とめぐり合う作家競作8部作〈ウルフたちの肖像〉がついにスタート! HQロマンスの中心的存在S・モーガンがトップを飾ります。
  • 秘密の恋人
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    黒いドレスを着て、ファッションショーの舞台を歩くエボニー。最前列で彼女を見守るアランは心の中でつぶやいた。彼女に欲望を感じない男などいないに違いない。アランはエボニーの後見人という立場でありながら、その魅力に抗えず、一線を越えてしまった。あれは、1年前のエボニーの21歳の誕生日の夜――プールで裸になって泳ぐ彼女は女神のようだった。エボニーは噂どおり奔放に僕を陥落させた……。アランは断ち切れない関係に溺れさせた彼女を憎んでさえいた。18歳のときから変わらない、彼女の一途な愛に気づかぬままに。

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  • ジャスミンの罠
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    アマンダが中東のホテルで働き始めて数カ月が過ぎた。毎日、副支配人にいじめられ、悔しくてしかたがない。アラブではただでさえ女性の地位が低いのに、ブロンドはおつむが弱いという偏見がまかり通っているなんて。アイルランド人の父を持つアマンダはみごとなブロンドなのだ。いじめられてもここにいるのは、密かな目的があるからだった。亡き父の名誉をなんとしても回復しなければならない。そして、その目的を果たすチャンスがとうとう巡ってきた。ある日ホテルに、高貴な雰囲気の男性がやってきて……。
  • 虹色のシンデレラ
    完結
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    公園で幼稚園児たちにおとぎ話の読みきかせをしていたエリンは、とおりがかった金髪に輝く青い瞳のハンサムな男性に目を奪われた。お互いのことを何も知らないまま、ふたりは強烈に惹かれあう。あるとき、恋の相手がシドニーの花婿にしたい男性ナンバー・ワンの大富豪ピーター・ラムジーだと知ったエリンは、自分のことを幼稚園で働く貧しい保育士だと思い込んでいるピーターに、本当のことを言い出せなくなってしまい……。
  • 策略のダイヤモンド
    完結
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    秘書のメルリーナはボスのジェイクに片思い中。だけど、根っからのプレイボーイの彼は、幸せな結婚を夢見るメルリーナの相手としてはふさわしくない。それに自分の目の前でガールフレンドをとっかえひっかえする彼は、大好きな相手であると同時に、同じくらい憎い相手でもあったのだ。どうしても彼を私ひとりに夢中にさせてみせるわ!その機会はほどなくしてやってきた。今度のバレンタインは彼の祖父のバースデー、彼女はとびきりセクシーなパーティーを計画した!
  • ブラインド・ゲーム【あとがき付き】
    完結
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    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ハリウッドで活躍する映画作りの天才にして、希代のプレイボーイとしても名をはせているクィン・スコット。秘書マギーは地味な自分なんて相手にされないとわかっていながらも4年もの間、彼に片思いしていた。1度だけでいい。彼に女性として見てもらえたら…。マギーは恋心をふりきるためにも一世一代の賭けに出ることに。仮装パーティーで初対面の女優になりすまして彼と一夜をともにする作戦をたてる。大変身したマギーに、彼は熱く口づけをして誘惑してきて…。
  • 愛の岐路
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    ターニャとレイフが結婚して、もうすぐ2年。燃えさかる情熱で結ばれたはずなのに、ターニャの不満はつのる一方だった。レイフが妻に求めているのは、ベッドで果たす役割だけ。心を開いて語り合ったことは一度もない。わたしは彼にとって、ただの所有物なんだわ。レイフへの思いに変わりはないけれど、このまま人形みたいに生きていくのはいやよ!真実の愛を求めて、ターニャはついに立ち上がった。●本書は、1993年2月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
  • とらわれた乙女 1【あとがき付き】
    完結
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    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】5世紀初頭――栄華を極めたローマ帝国は西ゴート人に攻めいられ、無法地帯と化していた。街が燃えあがる混乱のさなか貴族の娘ジュリアは逃げだすが、暴徒たちに襲われてしまう。間一髪、救ってくれたのは狼を従えた西ゴート人の大男。長い金髪をたなびかせる彼こそは“狼の王”ウルフリック! だが、お礼を言うジュリアを抱えあげ彼は言った。「ローマは私たちのものだ。もちろんおまえもな」そのまま奴隷としてさらわれてしまい…!? 愛と運命の大河ヒストリカル!!
  • 復讐のための結婚
    完結
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    金も名誉も大切なひとり娘も、あんたのすべてを奪い取ると決めたんだ――不動産王ラッセル・マクレーンは高級住宅地に佇む白亜の豪邸で、美しい眉を驚きにひそめた。憎い仇敵を破滅に追い込み、今日から我が家となったこの場所で、我が物顔にシャワーを浴びる美しい女性。彼女がかつて彼の一家を地獄に突き落とした男の娘だとわかるまでに時間はかからなかった。ラッセルの瞳に昏い炎が宿る。まだ復讐は成し遂げられてはいない、彼女を汚し、自分にひれ伏させるまでは。
  • ダイアモンドの花嫁
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    ローラは実父の死の謎を解くため、シドニーを訪れた。画家だった父が彼女に遺したのは、たった1枚の絵。落日を背景に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美女が描かれている。ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッドだ。父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした。“この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい”と。彼に惹かれたことは認めたくないが、絵の謎が解けるかもしれない。結婚を承諾したローラは、挙式当日、衝撃の事実を目の当たりにする。式場に現れたジャレッドの母ナオミは、絵の中の美女、その人だったのだ!■長くハーレクイン・ファンに愛されるベテラン作家エマ・ダーシー。当時の編集者が“一級品の面白さ”とメモを残した91年の名作です。描かれていたのは、ナオミを巡り争った男たちの愛と憎しみ。なんとローラの父には、ジャレッドの父殺害の嫌疑がかけられていて……。
  • 愛を知らない伯爵
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    レストランでウエイトレスをしていたキャリーは、伯爵の称号を持つ企業家テオ・サンラファエルに見そめられた。だが、つかの間の情熱を分かち合うと、彼はキャリーを捨ててフランスへ帰国した。1年後、テオからの使者がキャリーとその息子を迎えに現れ……。
  • 情熱の報い(再編集版)
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    アンジェリーナは16歳で未婚の母となった。息子の父親は、彼女の家が経営するワイナリーで更生のために働いていた不良少年のジェイク。危険な魅力にあふれる彼に心奪われてバージンを捧げたものの、すぐに周囲に引き裂かれ、妊娠がわかっても彼に知らせることはなかった。ある日、敏腕弁護士となったジェイクが偶然ワイナリーを訪れ、ふたりは16年ぶりに再会を果たすが……。しょっぱい青春の続きを描いた、ピュアな恋愛小説!■本書は、2005年4月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 愛はうつろいやすく
    完結
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    私はまだ彼を愛してる!婚約者と出席したパーティーで、ヘレンは昔の恋人ジョーと再会し、激しく動揺した。彼とは大学時代、ともに学び、語らい、そして愛しあった。なのにヘレンがその美貌でミス・シドニーに選ばれたことが原因で、破局を迎えたのだ。今、ヘレンのかたわらには婚約者が、そしてジョーの隣にも女性がいる。もう取り返しはつかないわ。そう自分に言い聞かせながらも、ひとたびジョーに触れられると、ヘレンは体が熱く燃え上がるのを抑えられなかった…。
  • 傷跡まで愛して
    完結
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    輝くばかりの美貌にありあまる財産--かつてリーナは社交界に君臨するプリンセスだった。あの日、彼女からすべてを奪った3年前の事故までは…。その事故でリーナは脚に醜い傷を負い、夫はそんな彼女を嫌悪して去っていったのだ。もう男なんか絶対に信用しない--それからのリーナは明るさを失い、殻に閉じこもってひっそりと暮らしていた。まさか、最高に魅力的でセクシーな新しいボス・ジェイソンが、自分を手に入れようと心に誓っているなどとは夢にも思わずに…。
  • 愛の奇跡〈炎のハート-愛と情熱の物語VI〉
    完結
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    周囲の人々に幸せが訪れる中、ジェマとネイサンの結婚生活は暗礁に乗り上げていた。複雑な少年時代が原因で深刻なトラウマを抱えるネイサンは、未だ「愛情」に懐疑的な態度を崩さない。「絶対に彼の心を取り戻してみせる!」堅い決意を胸に、密かに行動に移るジェマ。揺るぎない愛情が二人の関係に奇跡を起こす…!!
  • 真実よ、今こそ〈炎のハート-愛と情熱の物語V〉
    完結
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    パーティーの夜に威風堂々たるバイロンの姿を目にして以来、セレストの心は乱れていた。敵対する二つの会社の社長として、二人の反目は有名だ。しかし、セレストの好戦的な態度は彼への復讐でもあった。21年前、彼女を地獄へと突き落とした男への。今、バイロンの再婚の噂を聞き、彼女の心は一層かき乱された…!!
  • 夢色の未来〈炎のハート-愛と情熱の物語IV〉
    完結
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    30歳にしてバージン、いつもロマンチックな空想の世界に浸っている。そんなアーバに夢のようなチャンスが訪れた!後任の芝刈り職人は、彼女の永遠の憧れであるイタリア男性のビンス。今、夢にまで見た王子様さながらの彼を目の前にアーバは心をときめかせる。それは、彼女の大変身が幕を開けた瞬間だった…!
  • 過去に別れを〈炎のハート-愛と情熱の物語III〉
    完結
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    「もう二度と、人を愛することはない…」。辛い過去が原因で固く心を閉ざした未亡人・メラニー。偶然通りかかったホィットモー・オパールの店先で、ロイスは彼女に目を奪われた。悲しみを湛えた美しい横顔。その儚げな姿に。彼は一瞬にして虜になる。なんとかして近づけないものか。彼は巧妙な作戦に移るが…!?
  • 疑惑の向こうに〈炎のハート-愛と情熱の物語II〉
    完結
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    玄関の扉を開けた瞬間、衝撃的な感情がジェイドの身体を貫いた。「…なんていい男!」。だが、彼女の父を訪ねてきたその男・カイルには動じる気配もない。大胆な髪型と服装のため、彼女は軽い女と思われてきた。しかし、ジェイドの父親の会社に赴任したカイルが彼女を助手として雇ってから事態は急展開して…!?
  • 誘惑の輝き〈炎のハート-愛と情熱の物語I〉
    完結
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    オパール採掘師だったジェマの父の死により遺された、千カラットはあるブラックオパールの原石と、ジェマの出生に謎を投げかける1枚の写真。やがてオパールの魅惑的な輝きに導かれるように、ネイサン・ホイットモーと出会う。天涯孤独となったジェマは、ネイサンの包容力に魅せられ、心惹かれていく…。
  • 二階の恋人
    完結
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    「やあ、また会ったね」玄関にバザールで出会った魅力的な男性が立っていた。クリスティーンは少し前、彼に声をかけられ「私に関心があるなら、探し出しなさい」と言っていたのだ。まさか本当に来るなんて…。彼は二階が貸し部屋ということを知り、住みたいと言い出した。セクシーな彼との刺激的な生活が始まる!!
  • 花嫁に立候補
    完結
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    テディベア専門店を経営するホイットニーは、ある日店を訪ねてきた男性を見て、息を飲んだ。-ローガン!私の高校時代の憧れの人…。-ローガンに依頼されたテディベアを口実に彼と会うようになり、ひそかに淡い想いを募らせていく…。しかし、ローガンが実は男手ひとつで娘を育てているために、福祉事務所によって彼らが引き離されそうになっていることを知ったホイットニー。ローガンの力になろうと、ソーシャルワーカーの前でとんでもないことを口走ってしまう!「私たち、もうすぐ結婚するんです!」
  • 復讐という名のゲーム
    完結
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    母の5回目の結婚式に駆けつけたデヴンの前に現れたのは、その再婚相手の息子ジェイリッド。この結婚に反対する彼の失礼で傲慢な態度に、第一心象は最低最悪--!!----イヤな奴…!!なのに手が触れただけでも息が止まりそうになって彼の姿を目で追ってしまうのはなぜ…?そしてデヴンはジェイリッドからのダンスの誘いを受けた。---それが残酷なゲームの始まりだとも知らずに…
  • 月影の水都
    完結
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    「ここなら死に場所にふさわしい…」“復讐”のために訪れたベネチア。真冬の石畳の上で、ジュリアは力尽きようとしていた。そんな時、まるで月影に誘われるように、古びた宮殿に導かれたジュリア。そこで介抱されたジュリアは、宮殿の所有者ビンチェンツォの優しいまなざしに、心が揺らぐ。「だめよ!もう、誰も信用しないと決めたのだから…!」
  • 恋より情熱的に
    完結
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    「きみを迎えにきた」。田舎町に住むタニアの前に、ハリーと名乗る男性が現れた。彼が言うには、タニアは有名企業「ファム・ファタル」の社長の姪であり後継者で、社長亡き会社の再建を手伝ってほしいという。ハリーの熱意に負けて、大都会シドニーへ赴くことにしたタニアだったが、なぜかハリーの家で暮らすことになり…!?
  • 旅立ちは風のように〈キャラウェイ・ダンディーズIII〉
    完結
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    極秘に麻薬の密売ルートを追っている捜査官コーディ。危険な任務の中、彼にとって心を許せるのは、友人のアルフォンソとその大切な妹カリーナだけだった。ある夜、コーディの命が狙われていると知ったカリーナが、彼に会いに行ったのを兄が誤解してしまった。「妹を誘惑した責任をとって結婚しろ」と言われ…。
  • 暴君はおことわり
    完結
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    無実の罪で告発をされた教師・エリザベスは、一流弁護士・プライスに希望を託した。-プライス・ドメニコ…私の教え子の父親だけれど、常に黒い噂がつきまとう人物だわ…-不安を感じながらも、プライスを訪ねたエリザベス。「お目にかかれて光栄です、ケント先生!」意外にも握手で迎えてくれたプライスに、心ざわめくエリザベスだが…。事情を話したとたん、なぜか彼はエリザベスを冷たく拒絶する!-冷たい瞳…!どうして!?あのほほえみは、あたたかい手は、演技だったの…?-
  • 出会いは嵐のように〈キャラウェイ・ダンディーズII〉
    完結
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    保母のジャンニは、生徒であるトリーシャの父親に、子育てについて意見を言いに行った。父親キャメロンは名門キャラウェイ家の次男。彼と口論になり、捨てゼリフを残し、とび出していったジャンニが、大雨のため橋が流され帰れなくなり屋敷へ戻る。優しく接してくれるキャメロンに心が揺れ動いて…。
  • 黒髪の誘惑
    完結
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    「彼は危険すぎるわ…」。ケイティは、仮面舞踏会で海賊に扮した男性にダンスを誘われた。彼とステップを刻むたび、彼女の体に官能的な感覚が広がる。それは忘れられないかつての恋人、カーヴァーに抱かれているかのようだった。数日後、偶然にも仕事でカヴァーに再会すると、彼からは海賊と同じ香りがして!?
  • 追憶は波のように〈キャラウェイ・ダンディーズI〉
    完結
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    「きみの名前は?」とコールは自分の家の血筋を思わせる容姿を持つ少年に尋ねていた。「トニー・アルバレス。これは祖父と同じ名前なんだよ」と少年は言った。それは15年前突然姿を消した牧童頭の名前であり、その娘アリソンは昔の恋人でもある。もしかしてこの少年は自分の息子なのか…?
  • 海のレクイエム
    完結
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    ハリケーンのなか、車を走らせるケイティの目のはしに一瞬、映ったのはあざらし。なぜこんなところに…?不思議に思う彼女の目の前に突然、白い少女の幻影が…!驚いてハンドルをきると、車が断崖で宙吊りになってしまう。間一髪でケイティを救ってくれたのは、この世のものとも思えぬほど美しい、深い海の色をした瞳の青年。誰もいなかったはずなのに、いつの間に…?彼はケイティを、不気味に静まりかえった古い屋敷に招待してくれて…!?
  • あなたと過ごす夜
    完結
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    ニコールは母親と共同で経営するダンススクールの講師。巨額の債務を背負い、金策も尽きた夜、クインと再会した。彼はかつて恋人のニコールを捨ててお金を選び、いまや巨万の富を手にしていた。もう1度君が欲しい…という彼の誘いに「今度は私が利用する番よ」ニコールは借金のすべてをクインに肩代わりをさせ、その代わり26回一緒に夜を過ごす約束をした。だけど心は渡さない。だが、ニコールには絶対クインに知られてはならない秘密があって…!?
  • あなたしか愛せない
    完結
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    女優を目指すカースティは世界的劇作家である父親ネイサンの影響と束縛から逃れるため、芸名を使い、家を出ている。ある日、かつて彼女を誘拐した男が釈放されたと聞いたネイサンは有能なボディガード、ライアンに依頼。彼はカースティの初恋の男で、今も変わらず魅力的。再会した二人には、愛の火花が飛び散って…!?
  • 天使を抱いた夜
    完結
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    タムシンは一族企業を救うため、シークの甥で大富豪のアジスに嫁ぐ覚悟を決めた。婚礼の日、花婿のもとに向かう一行が突然、暴漢に襲われる。薬をかがされ気を失ったタムシンが目覚めると、残忍さを秘めた彫刻のように美しい男が顔をのぞき込んで告げた。「僕は復讐のため、君の婚約者とその一族を破滅させる。僕はこの日のために生きてきたんだ」屈辱のなかで無理やり唇を奪われたタムシン。けれど、ああ、なぜ誘拐者のキスがこんなにも熱く甘く心地よく感じられるの!?
  • 愛される計画
    完結
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    「リズ、あなたは結婚に向けた装いをすべきよ」。数年つきあった恋人にふられたリズを慰めようと、3人の姉妹たちが次々とおせっかいを始めた!姉たちは、リズが個人秘書をしている裕福な上司のコールに狙いを定め、彼をふりむかせる計画でいつもは地味なリズを大変身させたのだ。その狙いどおり、出社した彼女をみつめるコールの視線はこれまで見たことがないほど熱いものだった。どうしよう、心乱される。職場で個人秘書と上司の一線を越えるべきではないのに…!?
  • 週末だけの誘惑
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    レイチェルはこの四年間で変わり果ててしまった。やせすぎの体に地味な黒のスーツ。化粧気のない顔は老けて悲しげだ。たび重なる不運で男性不信に陥り、プライドすらもずたずただった。仕事で訪れた高級ホテルで、いつも消極的なレイチェルに、上司のジャスティンはこう提案する。「美容院に行ったらどうだい。髪も化粧もすべて変えてみればいい」数時間後、バーのダンスフロアで待っていた彼は、現れた美女に息をのんだ。「今、きみと踊るのは賢明ではないな」レイチェルは大胆にも上司の首に腕をからめ、きっぱりと言った。「黙って、ボス。ただ足を動かして」
  • 黒髪の誘惑
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    ケイティは友達に誘われて仮面舞踏会に出席した。海賊に扮したワイルドな男性にダンスを申し込まれ、カルメンの仮装で大胆になっていたせいか、バルコニーで彼と燃えるような情事を経験してしまう。なぜかケイティはそのとき、忘れられないかつての恋人、カーヴァー・デインに抱かれているような幻想にとらわれた。数日後、仕事で訪れたある会社で、ケイティは偶然にも十年ぶりにカーヴァーと再会した。そして彼の香りが、舞踏会で出会った男性と同じことに驚いた。まさか……カーヴァーがあの海賊だったの?ケイティの胸に疑問と不安が渦巻いた。
  • 歓びの代償
    完結
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    投資家探しのため、着飾ってセレブの社交場・競馬場を訪れた若き牧場主のコートニー。牧場育ちでお転婆な彼女は、本当はひらひらしたドレス姿でお金持ちに声をかけるなんて、したくなかったが仕方ない。彼女が亡き母から受け継いだ牧場の借金を返すためなのだから。そこで彼女は、投資に興味をもってくれた謎の男性ジャックと出会うが、まさか彼自身が牧場を見に来るとは思ってもみなかった。ひとつ屋根の下でハンサムな彼と何日も生活をともにするなんて…!
  • 花嫁に真珠を〈キング三兄弟の結婚II〉
    完結
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    「今日の面接、決めてみせるわ!」目指すは、豪華客船のシェフ。気合を入れて面接に訪れたハンナを待っていたのは、名家の気品を感じさせるオーナー、トニー・キング。力強く純粋な彼に一目で心を奪われてしまったハンナ。過去の辛い経験から、恋はしないと決めていた彼女だけど、採用されて彼とともに働くうちに淡い恋心は募っていって…!?
  • 奪われた祝福の夜
    完結
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    シャーロットは実家へと車を走らせていた。結婚式を間近に控えているのに、家族はいまだシャーロットの婚約者を認めようとしない。彼が財産目当てだというのだ。今日こそ両親と兄を説得しなければならない。ところが家に着くと、兄の友人ダミアンを紹介される。ダミアンは億万長者の代表とも言えるようなゴージャスで自信にあふれた男性だった。婚約者とはまさに正反対。そしてなぜか謎めいた熱いまなざしで見つめるダミアンに、反発を覚えると同時に不安に襲われた。
  • ブラインド・デート
    完結
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    仕切り越しの質疑応答によって、人気歌手ジョンとのデート権が得られるTV企画、“ブラインド・デート”が始まろうとしていた。熱狂するライバルの出場者をよそに、女子大生ペギーが欲しいのは残念賞の豪華景品!悪印象を与えるべく鋭く切り返す彼女だったが、なぜか興味を持った彼に選ばれてしまい--!?
  • 愛を拒むひと
    完結
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    結婚を間近に控えたマギー。けれど婚約者ダンの愛を信じきれずにいた。そんなときマギーの勤める広告会社の新社長イアン・ドレイクと出会い、彼こそ自分を理解してくれる男性であることに気づかされる。イアンへの愛に身を任せようとするマギー。しかしイアンはなぜか彼女をかたくなに拒むのだった……。
  • デイジー・メイ
    完結
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    ジューディは一人前の造園コンサルタントになるのが夢。しかし愛くるしい容姿のせいで仕事がこない。今回も有名なマルコム・スチュアートが設計した屋敷に芝を届けるだけ。いつかこんな庭の造園をしてみたい。夢想する彼女の前に魅力的な男が現れる。名前すら知らない彼に口説かれてプールへの誘いをOKするが!?
  • 愛の異邦人
    完結
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    妹の亡き夫・テオ実家を訪れるため、ギリシア訪問に同行したソフィー。--妹達の結婚に猛反対していた一家だもの…。かわいい妹と甥は私が守らなくちゃ!--そんな彼女をギリシアで待っていたのは、目もくらむ豪邸と、圧倒的な魅力を放つテオの弟・アンドレアスだった…!--なんて冷たくて険しいまなざし…!私たちを歓迎する気はないということね!--しかし、ギリシアの太陽の下で過ごすうち、しだいにアンドレアスに心かき乱され…!?--私、いったいどうしてしまったの…!?
  • 愛のゲーム
    完結
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    尊大な父、気位の高い母、美しく残酷な姉をもつリネット。家族の中で孤立している彼女は、叔母の遺産のフラットを手に入れ、家を出ることを決意する。自分で描く未来に心躍るリネット。ところが、フラットの隣人ピーターとの思いがけない出会いが待っていた。”変わり者”と噂される彼は一体どんな人なのだろう?
  • ダーリンと呼ばないで
    完結
    -
    5年同棲していた彼に捨てられたエイミーは、会社に行くのがつらかった。やり手社長のジェイクは最強のプレイボーイ。個人秘書になって以来、彼との間に特別な何かを感じていた。防御壁が崩れた今、注意しなければ…!もし彼の手にかかって捨てられたら、職場までも失ってしまう。でも、彼の魅力の前になすすべはなく…。
  • 夜よ、永遠に
    完結
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    カメラマンのルークはあるパーティーで出会った女が忘れられなかった。魅惑的なグリーンの瞳に男心を惑わす体。セクシーに装った彼女は大胆にもルークを誘い、ふたりは一夜をともにする。しかし翌朝、彼女は名前すら告げずに姿を消した。それから1年半、ルークは偶然その正体を知った。レイチェル・マニング――彼女はモデルで、しかも既婚者だ! どうしてもレイチェルに会って、あの夜の真意を確かめたい! ルークは写真のモデルとして彼女を雇うことにしたが?
  • 禁断の恋人
    完結
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    この恋、あなたは許せますか? 先生・親友の好きな人・部活の後輩……。はりさけそうなこの想い、人には言えないヒミツの恋。切なすぎるラブオムニバス!! 【収録作品】「シンプル・キス」渡辺あゆ/「ぐるぐるポンちゃん おかわりッ」池沢理美/「アカルイミライ」三次マキ/「グッバイ・フレンド」熊岡冬夕/「君に告ぐ」Ishiko
  • ひとときだけの恋人
    完結
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    イーサン・カートライト--自身も巨万の富を手に入れた有名投資アドバイザー。甘い美貌に恵まれ数多の美女に囲まれる彼の名は連日マスコミを賑わせている…。広告代理店で働くデイジーは、各界のセレブが集うパーティーでイーサンの姿を目にした。世間的には憧れの対象なんだろうけれど、借金に苦しむ私にはむしろ腹立たしい存在でしかないわ。だが彼女の視線を誤解したイーサンは、デイジーの上司をわざと怒らせ職を失わせた上、期間限定の愛人になるよう迫ってきて!?
  • 誘惑のモロッコ
    完結
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    乗馬学校を経営するベスは理想の馬を求めエジプトに買い付けに来ていた。競売場で彼女は理想の馬に出会うが、買える値段ではない。そんな時、ベスはモロッコの王族アザイアの城へ行くことになる。良い馬を手にしたいベスは、一流馬を育てるアザイアの元に留まるのだが、実は城への招待とはベッドへの誘いで…!
  • 誰でもない人
    完結
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    「僕はもう君を幸せにはできない…。」そう手紙を残して去っていった恋人ルークを4年たった今でも深く愛しつづけるジュネヴラ。ある日、ジュネヴラは新しい仕事相手のクリスチャン・ネモという男性と会った。だがジュネヴラの前に現れた彼はなぜかルークそっくりなひと!!名前も姿も違うけど、クリスチャン・ネモはルークだわ!そう信じて疑わないジュネヴラは、彼の正体を確かめようと一夜を共にするのだが…。最愛の人によく似た魅力的な男性。揺れ動くジュネヴラの運命の人はルーク?クリスチャン・ネモ?それとも…?熱い思いを呼び覚ますあなたはいったい誰なの!?
  • 緋色のシンデレラ
    完結
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    ツアーガイド中、クーデターに巻き込まれたショーンテールは、地元の有力者マルティネス一族のルイスに助けを求めた。彼はかつて、彼女の愛を踏みにじり、もてあそんだ男。けれど今、ツアー客の安全を確保するには、彼の助けを借りるよりほか道はない。プライドをなげうちルイスに面会を求めたショーンテール。 けれど非情にも、彼が口にしたのは信じられない取引きの言葉だった! 『助ける代わりに君を買おう。2年前と同じように、その手で僕を楽しませてくれ』―。
  • 幸せの蜜の味
    完結
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    父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。だが、期待は見事に裏切られた。一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。「君と結婚したい」と。
  • 奥様、お手を
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    会社を経営しながら、息子を育てているシングルマザーのアシュリー。ある日、彼女のもとに美しい英国紳士が現れる。「奥様とご子息をお迎えにあがりました」ハリーと名乗るその男性は、イギリスの名門一族の執事。その一族唯一の後継者が、アシュリーの息子だというのだ!さらにアシュリーを説得できるまで、彼は執事として彼女に仕えると言い出して!?
  • ミラー・イメージ
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    双子の姉カースティーの私生児を引き取って暮らすカレン。その姉が、取材先の中東で事故死したという。しかも、同行していたジャーナリストで恋人のハルに子供の存在を打ち明けて…。結婚も子供も望まず、姉を傷つけたハル。だが、彼は子供を引き取りたいという。しかも拒絶するカレンに、結婚しようと詰め寄り…!?
  • マグノリアの木の下で
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    共に施設で育った親友マーリーの結婚式の朝。恋人からの別離を告げる電話がエデンを打ちのめした。祝福の席を汚すまいと必死にこらえたエデンだが、付き添い人を務めるうちとうとう涙が頬を伝った。そっとハンカチを手渡してくれたのは、新郎の付き添い人ルーク。危険な匂いを漂わせる彼は一夜の慰めとなり…!?
  • ファンタジー
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    イブ・チャイルドはオーストラリアの人気モデル。売り出してくれた写真家との婚約も決まり、順風満帆に見えたはずの人生は、婚約者の思わぬ裏切りで、儚くくずれさる。――私はまるで彼の操り人形のよう……。イブは悲しみを胸に抱えたまま、高波にさらわれて海の中へと沈んでしまう!だが、波に流された彼女を、たくましい腕がつかむ。「死にたいなら、よそでやってくれ!」。救ってくれたのは荒々しく野性的な魅力あふれる男性だった。孤島で過ごす彼と二人きりのファンタジーのような日々が、イブの心に劇的な変化を生みだしていく!
  • 幸せの蜜の味
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    父の葬儀に出席するため、リーは六年ぶりにシドニーに帰ってきた。一大企業帝国を支配していた父は、家の中でも権力をふるっていた。五人姉妹の末っ子で、しかも異父妹のリーは父の一番の犠牲者だった。その父が亡くなった今、残った家族と新しい関係を築けるかもしれない。だが、リーの期待は、家族の冷ややかな態度に裏切られた。そんな中、ただ一人、意外な人物がやさしく声をかけてきた。父の企業帝国の後継者、リチャードだ。彼は唐突に言った。「君と結婚したいんだ」リチャードの説明によれば、彼が完全な後継者となるためには、五人姉妹の一人と結婚し、男子をもうけなければならないという。でも、四人の美しい姉を差しおいて、なぜ私と?いいえ、理由なんてどうでもいい。リーは思いきって心を決めた。彼と結婚しよう。それが冷たい家族への何よりの復讐になるはずよ!
  • 運命の夜に
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    一年前、仕事でオーストラリアを訪れたマイルズは、パーティーで出会ったマディーという女性の魅力にとりつかれてしまった。彼女を抱きたい……狂おしい思いはつのるばかりだった。そんな気持を振り切ろうと、彼は愛のない結婚さえしようとした。だがセクシーなマディーは魔性の女。どうしても忘れられない。ついにマイルズは婚約を解消し、再び彼女の住む国へ向かった。そのころ、マディーは親友キャロリンが産んだ赤ちゃんを見て母性本能を呼び覚まされ、たまらなく子供が欲しくなっていた。でも、自由奔放に生きる彼女は結婚はしたくなかった。結婚せずに子供を産む――それには適当な精子提供者がいればいい。もちろん優秀な頭脳と容貌と血統を持った男性が最高だ。そして子供は一人で育てていこう。マディーの決意は固まった。
  • シークに囚われて
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    アラブの王国カタマ。リアは、兄の紹介を受けて王国の王女サミーラの養育係をしていた。だが、その王女と隣国のシーク・シャリフの婚礼前夜、突然リアは国王の前に呼び出される。なんと、リアの兄が王女を略奪したというのだ。兄の共犯とみなされたリアは国外に追放。それどころか、シーク・シャリフに“屈辱の代償”として、捕らえられてしまい――!!
  • 冷酷なプレイボーイ
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    夫を亡くしたあと、ひとりハウスクリーニング業を興したリサ。ある日怪我をした従業員の代わりに、ビーチに面した豪華なペントハウスへ向かうことになった。そこの住人は無愛想なジャック・キャシディー。なんと彼はリサも大ファンの有名小説家だった! それを聞いたジャックは初対面のリサに突然、明日の授賞パーティーへの同伴に誘ってきた。もう男性とはデートしない。そう誓ったリサは抵抗するが、彼の魅力には逆らえず、抑えられないときめきが広がるのを感じた。
  • 過去への扉
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    母親の過去を探すレブルは、意を決して館の呼び鈴を鳴らした。だが現れたのは長身のハンサムな男性ヒュー。しかもレブルを新しい乳母と誤解していた。一旦、誤解を解いたものの、孤児セレストの意固地な姿に自分を重ね、彼女のために館へ留まることにしたレブル。義父娘を関係修復しようと彼と親しく接するうちに!?
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    半年前にシドニーに戻ってから、何度も求人広告に応募しているのに、ソフィは未だに面接までこぎつけられない。 やけになってヘアー・コンテストに出場し、燃えるよな赤毛になった処へ、弁護士事務所から面接の知らせが!? チャンスに喜ぶソフィを待っていたのは、切れ者とうわさの若手弁護士ジェイソンだった!!
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
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    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 野性の女
    完結
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    愛する祖母の土地を救うため単身、マンハッタンの大企業に乗り込んだ牧場主レベッカ。刺激のない毎日に退屈していた社長スレイドはレベッカの燃えるような瞳に新鮮な美しさを見いだす。彼女の訴えを聞き入れた上、「好きになった」と口説くが牧場に情熱のすべてを捧げるレベッカに、彼の言葉は響かない。しかし、「欲しいものは必ず手に入れる」という彼は当主として跡継ぎを産む必要のある彼女にある魅惑的な提案を持ちかけるが―!?
  • 夢がかなう日
    完結
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    Xmasには毎年家族が集まり、私をけなす。シェフのダニーは憂鬱な気分でいた。だが友人の代理で家政婦としてキャメロンと出会い、ダニーは閃く。顔立ち・名声・富・・・全てが完璧な彼に恋人のフリをしてもらえれば!パーティの無料シェフを条件に取引を持ちかけたダニーだったが、 一方で急速に彼に惹かれ始めて・・・・・・。
  • 最後のおおいなる情熱
    完結
    -
    7年前、突然姿を消したサディがアンの前に戻ってきた。この7年の間、他の男性とつきあったが、彼の事が忘れられなかったのだ。サディは劇作家として成功をおさめ、様々な美女たちとの関係が噂になっていた。再び出会った二人は、狂おしい程の愛で結ばれる。しかしサディの悲しい過去が二人の関係を脅かして。
  • シャンペン・マジック
    完結
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    最初の出会いから、レオとテリーは強く惹かれ合っていた。レストランを経営するテリーは、レオが店に来て3度目の夜彼と結ばれた。ハンサムでセクシーな彼。何の約束もできないと言うが構わない。彼といると最高の喜びを味わえる。・・・バツイチ同士の気ままな関係の筈だった。ところがテリーの妊娠で事態は急転し・・・!?
  • ぐるぐるポンちゃん おかわりッ(1)
    完結
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    伝説の超ヒットコミック、カムバーック!! ちゅうすると人間になれちゃう、奇跡の発明品「ぐるぐるボーン」で変身したワンコは、大好きなヒトに猛ダッシュ! “店長になった”と彼女にウソをついてしまった、パティシエのあっちゃん。ケーキをもらった捨て犬・クリは、おんなのこに変身して彼を癒していたのだけれど……。三角関係を描く「クリとあっちゃん」ほか、ワンコと人間のせつない恋を、キュートにくるんだ「おかわり」版!
  • 初恋は永遠に 旅立ちの大地 I
    -
    富豪の夫との愛のない結婚生活に悩むララのもとに、十代のときに愛し合った相手リックが突然訪ねてきた。今や世界的な写真提供ビジネスで成功しているリックは、ララと夫の写った写真を偶然見かけたという。そこに明らかな虐待のしるしを見てとり、初恋の女性ララのために駆けつけてきたのだった。リックの助けを借りて、ララは夫の監視の厳しい家から逃げ出し、そのままセスナ機で奥地に飛ぶ。そこはリックにとって、苦い思い出のある土地だった。執拗な夫の追跡から逃れられるのかしら? ララの心は震えた。
  • 鏡の中の迷宮
    完結
    -
    ――まるで別の世界に入り込んでしまったみたい――養父母を偲んで訪れたフランスの高級ホテルでクリスティは従業員の不可解な態度にとまどう。何よりも、初めて会った美しい男性・アルマンの刺すような視線は何!?まるで、強い憎しみをぶつけるような…。「きみは僕を裏切ったんだ!」愛の終わりを刻もうとする突然の激しいキス。――この唇を…私…知ってる!初めて会った男性なのになぜ――!?
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    完結
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    スーザンは幼なじみのトニーと愛し合うようになる。だが、母親に二人の仲を反対されてしまう。スーザンはやがて妊娠したが、トニーに捨てられたと思い込み、別の男と結婚する。あれから11年。息子の学校に野球選手がやってきた。彼の名前はトニー・アントネリだと聞いて、スーザンは動揺を隠せなかったのだが……。
  • モスクワの夜は熱く
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    グレースは泥のついた自分の服を見下ろし、ため息をついた。出会い頭に車から泥水をはねかけられたばかりか、思わず持っていた箱を落としてぺしゃんこにしてしまった。中身は高級ランジェリー――ボスから言い付かった、彼の恋人へのプレゼントだ。どうしよう? 私の給料では、弁償なんてとうてい無理なのに。そのとき車のドアが開き、中から優雅な身のこなしの紳士が現れた。「僕が代金を支払うから、心配いらない」グレースは男性をひと目見るなり、呆然とした。マクシム・ロストフ!私のボスの仇敵が、なぜこんなところにいるの?
  • 花嫁と呼ばれる日
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    五歳の息子マットを幼稚園に迎えに行った帰り道、停車中の赤いフェラーリから降り立った男性を見て、スカイは凍りついた。歳月を経ても、魅力的な姿は見間違いようがない。ルチアーノだ。六年前、スカイはイタリア名家の長男である彼と愛し合っていた。だが彼の弟が、自分もスカイと関係を持っていると言いだし、彼女には身に覚えのない証拠写真まで持ち出してきた。弟を信じたルチアーノは、罵声とともにスカイを捨てたのだ。その彼が、いったいなぜここにいるの?スカイはパニックに襲われ、隣にいるマットの手を握り締めた。ルチアーノに生き写しの、息子の手を。
  • 週末は夢のように
    -
    愛車を運転していたアンジーは、目の前の看板広告を見て、急ブレーキを踏んだ。そこに写る巨大な顔写真は、紛れもなく彼女だったのだ。しかも、~恋人募集!セクシーエンジェル~と書いてある。訳がわからず動揺しつつも、アンジーは商談の場へと急いだ。相手は不動産王のヒューゴ・フルブライトだ。アンジーが自己紹介をすませるなり、彼はきいた。「アンジーというのは、~エンジェル~の短縮形かな?」広告を見たのね!頬を染めた彼女に、ヒューゴは追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか、僕のエンジェル?」
  • 憂鬱な花嫁
    -
    ついにこの日がきてしまった。今日は私の結婚式……。だが、ソフィアは幸せどころか憂鬱でしかたがなかった。なぜなら、おなかの子の父であるゴドフリーと結婚するのではなく、その弟のジョナサンと結婚しなくてはならないからだ。しかも彼は、兄の死の床で交わした約束を守ろうとしているにすぎない。ゴドフリーの子供に幸せな生活を与えるための便宜的な結婚だ。ゴドフリーはあんなに穏やかで優しかったのに、ジョナサンは無愛想で、ただ威圧的なだけ。彼の前に出ると心臓は不安に速くなり、何を言うにも口ごもってしまう。でも彼は約束してくれた。結婚は形だけで、落ち着いたら離婚すると。それなのに誓いのキスは長いし、瞳の奥には情熱を秘めたきらめきが……。★大人気作家ミランダ・リーが、便宜上の結婚を強いられた花嫁の苦悩を描きます。★
  • シークの囚われ人
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    船が私有の港に停泊するとすぐに、エミリーは逃げ出した。アフリカのザンジバルまで乗組員として航海する予定だったのに、船の所有者ジャックが麻薬密売人だったとは……。助けを求めてマングローブの湿原を必死で進んでいると、突然、ライフルを掲げた男たちに捕まえられた。連れていかれた先は宮殿で、彼女を迎えたのは、神々しいまでの威厳をたたえたシークだった。シークはエミリーの頭からスカーフを乱暴に取り除くと言った。「麻薬密売人によると、きみはバージンという話だ」なんですって?ジャックは私をシークに差し出したの?
  • タンゴは踊れない
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    ルシールは横暴だった前夫のせいで極度の男性不信に陥っていた。つい最近結婚した友達がしきりにデートを勧めてくるが、その気にはなれない。でも、一生独りでいるのも寂しい気がする。ある日、そんな彼女の前にとびきりゴージャスな男性が現れた。敏腕興行プロデューサーのヴァル・シーモア――悪名高いプレイボーイだが、抗しがたい魅力の持ち主だ。そのヴァルがルシールをディナーに誘ってきた。こんな人に恋をしたら、傷つくのは目に見えているけれど……。離婚して以来はじめて、ルシールの心は揺れた。
  • 恋より情熱的に
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    小さな田舎町でパブとホテルの経営を手伝っているタニアは、懸命に働きながらも、退屈な毎日に時折うんざりしていた。そんなある日、高級車がタイヤをきしませて店の前に停まり、見るからにプレイボーイ風なスーツ姿の男が降り立った。見知らぬ男はまっすぐタニアに近づき、まばゆい笑みを浮かべた。あまりにハンサムな顔立ちにタニアの胸は激しく高鳴ったが、冷静を装っていぶかしげに見つめ返すと、彼は唐突にこう言った。「タニア、君の力が必要だ。今すぐ僕とシドニーに来てほしい」あなたは誰? どうして私の名前を知っているの?
  • 運命の恋人
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    不動産ディーラーのボニー・メリックを一目見た瞬間、ジョーダンは強烈な欲望にとらわれ、恐怖に襲われた。彼は恋なんかするのは愚か者だけだと内心ばかにしていた。だから従順な女性と、愛はないが円満な家庭を築くことに決めたのだ。それなのに、未来の妻と過ごす別荘の下見に来て別の女性に惹かれてしまうとは。しかもよりによって、契約を得るためなら自分の肉体をも利用するという不実で奔放な妖婦に。でも、これは恋なんかじゃない、単なる欲望だ……。  一方、ボニーは情熱を抑えるのに必死だった。フィアンセのいる男性を欲しいと思うなんて、どうかしているわ……。
  • 運命のリフレイン 億万長者に恋して
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    セリーナが逃げるようにしてシドニーを離れ、姉のもとへ転がりこんできたのは、ちょうど一カ月前のことだ。売れっ子の美容師としての実績も、誰もがうらやむ相手との婚約も、すべてきっぱりと断ち切った。生活を変えたいと心底思ったからだ。今は姉が経営するペット美容サロンで、ペットの送り迎えをしながら、ようやく心の平穏を取り戻しつつある。ある日、顧客の邸宅を訪れた彼女は、いつになくそわそわしていた。著名な建築家ニックが出迎えてくれる予定になっている。だが現れた男性を見るなり、危うくその場に倒れ込みそうになった。なぜ彼がここにいるの! 私を屈辱的な言葉でおとしめた張本人が!◆“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語です。現在発売中のR~2401「幸せという名の契約」では、シシリアの億万長者へ嫁ぐヒロインをキャサリン・スペンサーが描きます。◆
  • 偽りのハッピーエンド
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    アンナは実業家ニコスの完璧な秘書だった。二人は抜群のチームワークで事業を拡大していったが、それも、一夜の過ちからアンナが妊娠するまでのことだった。ニコスは彼女から秘書の仕事を取りあげ、屋敷に幽閉したばかりか、自分は新しい秘書と公然と情事を楽しみはじめた。たまりかねたアンナはついに屋敷を飛び出し、故郷ロシアへ飛んだ。心の支えは生まれたばかりの息子の存在だ。だが、復讐に燃えるニコスが母子をほうっておくはずもなかった。「息子を返してもらおうか」前触れもなく現れたニコスは言った。その残忍な顔を見て、アンナは恐怖におののいた。◆ドラマチックで情熱的な物語を得意とするジェニー・ルーカス、待望の日本デビュー作です。今月のヒロインはロシア貴族の血を引く誇り高き女性。このあと8月5日、9月5日と連続刊行いたします。どうぞご期待ください!◆
  • 憂いのシーク
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    サマンサは恋愛に縁のない人生を送ってきた。女らしい装いをして男性の目を引きつけても、つい強がってしまう性格が出て続かない。プレイボーイと評判のシーク、バンダルにも、会うなり、~生意気な女~と思われている。実は彼に魅了されたのに、あんな態度をとってしまっては……。彼女はいらだちと自己嫌悪にさいなまれた。一方バンダルは、彼女を挑戦そのものと感じていた。女性に逆らわれるなど、これまでの人生で初めてだ。死を目前にして、彼は最後の生きがいを見いだしていた。★ハンサムでセクシーなシークと、自分には女らしさが欠けていると自覚するヒロインが織りなす熱いストーリー――人気作家ミランダ・リーの筆が冴えます。ご堪能ください。★
  • 傷跡まで愛して
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    リーアはかつて、社交界のプリンセスだった。美しい容貌と、特権的なライフスタイル。すべてが完璧だった……あの事故に遭うまでは。事故でリーアは左腿に傷を負い、夫はその傷跡に嫌悪を示して去った。あれから三年、リーアは受付の仕事をしながらひっそりと暮らしている。もうどんな男性にも心そそられるつもりはなかった。もちろん、新しいボス、ジェイソン・ポラックだって例外ではない。いくら彼が最高に魅力的で、セクシーな男性だとしても。だが、リーアは夢にも思っていなかった。まさかボスが自分に興味を抱き、必ず手に入れると心に誓っていたとは。★ミランダ・リーの新作は、ホットでありながら心温まる、とてもすてきなラブストーリーです。★
  • 運命の相手
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    カリスマ・モデルのロザリーは、孤児たちのためにさまざまな慈善活動を行っている。その温かい心で、子供たちからは天使と呼ばれ、クールで謎に満ちた雰囲気は多くの男性を引きつけてやまない。だが二十九歳になる今も、彼女には浮いた噂ひとつなかった。ある日、義兄であるスタンソープ伯爵の館で、ロザリーはアダムという男性を紹介される。プレイボーイだという噂の彼に、近づくべきではないと知りつつも、ロザリーは心引かれた。いいえ、だめよ。私には恋をすることはできない。誰にも言えない大きな過去を背負ったままでは……。
  • 五億ドルの愛人 恋はポーカーゲーム III
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    スーパーモデルとして活躍するシャーメインは、その日、ドゥバル王国のプリンス・アリの目をずっと意識していた。美しい獲物を追う、黒くて美しく傲慢な、世界的プレイボーイの目だ。アリは競馬場のボックス席にシャーメインを招き、予想どおり、その夜のディナーにも招待した。魅力的な富豪の男性は大嫌い。鼻を明かしてやるわ。シャーメインはアラブのシークである彼の誘いを言下に断った。それからおよそ一年後、チャリティオークションを企画した彼女は、自分とのディナーを高額で競り落としてくれる男性を待ち望んでいた。だが、その権利を途方もない額で落札したのは、あのアリだった。★『恋はポーカーゲーム』は情熱的な作風で大評判のミランダ・リーが、ポーカー仲間であるゴージャスな男性たちをヒーローにした連作です。熱い恋の駆け引きをどうぞお楽しみください。
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    クレアの住むバンガラータの町で、舞踏会が開かれることになった。主賓は人気TVドラマのヒーロー、マット・シェフィールド。その彼の隣に座ることになり、クレアは不安に襲われた。マットは自分を傷つけたかつての恋人に驚くほど似ているのだ。魅力的な笑顔の美男子。でも本当は浅はかで不誠実な男に違いない。そんな偏見は、マットがバンガラータを悪く言うのを偶然聞いた瞬間、怒りに変わった。見ていなさい、マット。思い知らせてあげる。ドレスアップして席に着いたクレアはそっけない態度をとり続けた。にもかかわらず、マットは二人きりで会いたいと言いだした。なんて恥知らずな男なの。下心が見え見えじゃない。彼がその気になったところで冷たくあしらってやるわ!作戦は順調に見えたが、蠱惑的なマットにペースを乱されてしまう。
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    毎週金曜日の夜にホテルの一室でポーカーを楽しむ四人の仲間。仲がいいはずなのに、テレビで料理番組の司会をするリコと、モデル事務所を営む未亡人のルネは口喧嘩ばかりしている。しかしリコは、本心ではルネに強く惹かれていた。ある夜、誰にも負けないすごいカードをリコは手にするが、ルネもなかなかの手を得たらしく、ゲームは二人の勝負になった。リコは彼女に、現金以外のものを賭けないかと持ちかける。負けたほうは必ず相手の要求をのまなければいけないのだ、と。“きみは今夜から一カ月間、ぼくの愛人になる”勝ったときにルネから受けとれる賞品を、リコは紙に書きつけた。
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    「リズ、あなたは結婚に向いた男性とおつきあいするべきよ」数年つきあった恋人にふられたリズに、ある日、母親が言った。三人の姉妹も、幸せな結婚生活を送っているので、ただ一人未婚のリズを思ってさまざまなアドバイスを口にしはじめる。三人はリズの上司で富裕な投資アドバイザーのコールに狙いを定め、いつも地味な彼女を説得して華やかに変身させた。出社したリズを待っていたのは、コールのとまどった顔だった。「いったいどうしたんだ?」なじるような口調で言う。だが有能な個人秘書としてしかリズを見てこなかったコールは、あまりに魅力的になったリズから目が離せなかった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える熱い愛の物語です。
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