検索結果

  • ゴーストタウンの薔薇 愛を約束された町 I
    5.0
    ウェストン家のサヴァンナほど気立てのいい娘はほかにいなかった。花や動物をこよなく愛し、人にはいつもやさしく接する。だが、両親が鉄砲水でなくなり、弟が遺産を独り占めして失踪して以来、サヴァンナと兄のグレイディの生活には暗い影が差すようになった。そんな生活の中で、サヴァンナは薔薇の栽培に慰めを求めた。今日も、兄に行くことを禁じられているゴーストタウンまで珍しい薔薇をさがしに行ってきたところだ。その帰り道、トラックが故障して困っているカウボーイ、ラレードと出会った。持ち前の親切心から、ラレードを自分のトラックに乗せたサヴァンナは、彼が薔薇に詳しいと知って、おとなしい彼女には珍しく話をはずませた。そして、ラレードが仕事にあぶれていると知り、兄の大反対を押しきって、彼を雇うことにした。そう、それが、内気なサヴァンナが変わりはじめるきっかけだった。
  • 青いドレスの誘惑
    -
    三年前に悲しい事故で愛する家族を失ったルースにとって、小説を書くことだけが、心のささえだった。ある日、彼女はTVのトークショーにゲストとして招かれた。同席したのは世界的なベストセラー作家、パトリック・ヘーガン。噂にたがわず、危険なほどセクシーでゴージャスな男性だ。セックスと権力がテーマの彼の作品は何本も映画化されているが、ルースは批判的だった。そんな彼女に彼は強い関心を示した。「もう少しお話ししたい。夕食につきあっていただけませんか?」華々しい女性遍歴を飾るために犠牲になんかならないわ!ルースは自分に言い聞かせた―私が求めるのはもっと別のもの。けれど、強引な誘惑に、理性は反発しても感情がざわめいて…。
  • 赤い旋風
    -
    何度も求人広告に応募しているが、地味で冴えないソフィは、いまだ一度も面接までこぎつけたことがない。最後の頼みの綱だった秘書の仕事も、案の定だめだった。落ち込んだソフィは、思い切って美容院のモデルをすることに。結果、だれもが振り返る奇抜な赤髪にされてしまい……。そんなときに、折あしく面接通知が舞い込んできたのだ。面談に挑んだ彼女を待っていたのは、敏腕弁護士のジェイソン。冗談も通じないほど堅物の男は、髪に目をあてたまま言い放った。「きみを雇うかどうかは、ダーツで占って決めさせてもらう」
  • 赤い旋風
    -
    半年前にシドニーに戻ってから、何度も求人広告に応募しているのに、ソフィは未だに面接までこぎつけられない。 やけになってヘアー・コンテストに出場し、燃えるよな赤毛になった処へ、弁護士事務所から面接の知らせが!? チャンスに喜ぶソフィを待っていたのは、切れ者とうわさの若手弁護士ジェイソンだった!!
  • 赤いばらに寄せて【あとがき付き】
    完結
    2.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】赤いばらは愛の象徴――私にはもう、触れることさえ許されない…。母親の付き添いで保養地を訪れた若き億万長者マットは、退屈な田舎町には不似合いなひとりの女性滞在客に目を奪われた。輝くような美貌をわざと隠すかのような服装、周りに媚びない強気な態度、僕に群がる金目当ての女性とはまったく正反対じゃないか。ひと目で恋に落ちたマットは猛然とアタックを開始するが、彼女の男性すべてを嫌悪するような態度の影には、深く傷つけられた癒えない傷の存在が!
  • 憧れのウエディング
    完結
    3.3
    ジョアンナは自分の心を整理するため、2度と会わないと誓った元夫のロリーのもとを訪れた。誠実なBFにプロポーズをされたものの、心の片隅に居座る元夫の影が消えなかったから…。ロリーは経営者として成功したようで、自信に満ちあふれていた。再婚することを伝えると、彼はセクシーな目でこちらを見つめ言い放った。「花嫁にお祝いのキスを贈ろう。」ジョアンナは、強引なキスに抗えなかった。それどころか、胸のうちに熱く震えるような欲望が湧きあがり――。
  • 憧れのウエディング
    2.0
    ジョアンナは意を決し、元夫ロリーが経営する会社を訪れた。幸せだったはずの結婚生活は、3年前、彼の浮気相手が現れたことで破綻した。今日ここに来たのは、悲しい過去を乗り越えるため。もしロリーと再会しても冷静でいられたら、そのときこそ新しい一歩を踏み出せる……そう思ったのだ。だが、実業家としての自信を身につけた元夫が姿を見せたとたん、ジョアンナの胸は情けないほどに高鳴った。しかも彼は悠然と笑みを浮かべ、予想外の行動に出た。
  • 熱いファンタジー【ハーレクイン文庫版】
    -
    長身で青い瞳のセクシーな社長ルイスの秘書になって、1年半。 オリヴィアはいつも地味な黒のスーツを着ている。 社長に色仕掛けで迫った前任の秘書がくびになったと聞いたが、苦労人で人一倍真面目なオリヴィアには無縁の話―― ところが、そのあまりの堅さを理由に恋人にふられてしまった。 気を紛らそうと、会社のパーティに出ることにした彼女は、慣れないアルコールを飲んでいつもより大胆になり、社長ルイスとはからずも情熱を分かち合ってしまう。 ひと月後、妊娠したことに気づくが、彼には告げられず……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 熱いファンタジー
    -
    一度だけの衝動的な行為のつけがこんな形でまわってくるなんて!■明日からクリスマス休暇。今日は会社でクリスマスパーティが開かれる。だが、社長秘書のオリヴィアの気分は少しも晴れなかった。昨夜、同棲していた恋人のニコラスが急に家を出ていってしまったのだ。堅実で地味なオリヴィアに飽きたのだと言って。未練がましくニコラスの職場に電話をかけたオリヴィアは、さらに落ちこむはめになった。電話を取った女性が、ニコラスとつき合っていることを告白したのだ。いいわ、こうなったらパーティに出て、彼のことなんか忘れてやる!酔って大胆になったオリヴィアは、社内のプレイボーイとダンスをし、あげくの果てに、オフィスにいた社長のルイスに誘いをかける。初めは拒絶していたルイスも、ついに彼女の誘惑に負けて……。酔いがさめたとき、オリヴィアは愕然とした。なんてことを!ルイスは自分のほうが悪かったのだと慰めてくれたが、一カ月後、オリヴィアは思いもよらない事実に直面することになった。
  • あなたと過ごす夜
    -
    ニコールは母がつくった借金の返済に追われていた。金策も尽きたある夜、気晴らしに出かけた先で、いまや実業家となった元恋人クインと予想外の再会をはたす。2年の月日をともに過ごした彼は、愛を与えてはくれなかった。ベッドで情熱を分かち合うだけの関係に傷ついたニコールは、彼のもとを去り、その後、授かった娘をひとり産み育ててきた。いま、もう一度君が欲しいと言うクインに、報われなかった愛の仕返しとばかりにニコールは告げた。「母の借金を肩代わりしてくれるなら。3カ月だけの約束で」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたと過ごす夜
    完結
    -
    ニコールは母親と共同で経営するダンススクールの講師。巨額の債務を背負い、金策も尽きた夜、クインと再会した。彼はかつて恋人のニコールを捨ててお金を選び、いまや巨万の富を手にしていた。もう1度君が欲しい…という彼の誘いに「今度は私が利用する番よ」ニコールは借金のすべてをクインに肩代わりをさせ、その代わり26回一緒に夜を過ごす約束をした。だけど心は渡さない。だが、ニコールには絶対クインに知られてはならない秘密があって…!?
  • あなたと過ごす夜
    4.0
    ニコールは母親と共同で経営するダンススクールの講師。巨額の債務で経営は行きづまり、破綻寸前にまで追い込まれていた。金策も尽きた夜、気晴らしに行った開店したばかりのクラブで、彼女は、かつての恋人クインと思いがけない再会を果たす。もう一度君が欲しい――その誘いは彼女にあることを思いつかせた。私の体を差し出す代わりに、彼に借金を肩代わりさせたら?以前、クインは私よりもお金を選び、私の心をずたずたにした。その彼が巨万の富を築いたなら、今度は私が彼を利用する番よ。「願いを聞いてくれたら、あなたとベッドをともにしてもいいわ」ニコールの提案に、クインの目は欲望の陰りを帯びた。★ハーレクイン・ロマンスの大人気作家エマ・ダーシーが描く、シドニーを舞台にした情熱の物語です。甘く危険な復讐劇の先にどんな結末が待っているのか、たっぷりとご堪能ください。★
  • 甘いキスの記憶
    -
    スーパーモデルの妹を持つイジーは、今まで自分の外見に自信を持てずに生きてきた。ある日、仕事がらみのパーティで酔った彼女は、ゴージャスな男性と一緒に踊り、夢見心地でキスを交わした。そして、美しいと言ってくれたその男性に誘われるまま、彼の家に行き、一夜をともにしてしまう。目覚めたとき、イジーは自分の行動に呆然として逃げ出した。名前も知らない彼ともう二度と会うことはないだろう。あれは夢だったのだ。イジーは自分に言い聞かせたが、時をおかず、思いがけない場所で彼と顔を合わせるはめになった。■お待たせしました! 「臆病な花嫁」で脇役として登場していたイジーがいよいよヒロインとして登場します。長年のキャリアを誇るソフィー・ウエストンの描くドラマティックな物語をお楽しみください。
  • 言えない秘密【ハーレクイン文庫版】
    -
    小さな宿を営むジェニファーは、人工授精で子供を産む条件で余命幾ばくもない老資産家セバスチャンと便宜結婚した。後継者が欲しい彼と、結婚は諦めていても子供の欲しい彼女には好都合だった。ただ……その精子提供者が問題だった。やがてセバスチャンが亡くなると、彼の息子レイフが現れた。長身でセクシーな億万長者の言葉にジェニファーは震え上がる。「君のおなかの子の父親が僕だってことは、知っているんだ」彼が精子提供者だということは、秘密のはずだったのに……。なんのためにやってきたの? まさか、私の子供を奪いに? *本書はハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 言えない秘密
    -
    小さな宿を営むジェニファーは、人工授精で子供を産む条件で余命幾ばくもない年配の資産家セバスチャンと便宜結婚した。後継者が欲しいのに病気でそれが叶わない彼と、結婚はあきらめていても子供の欲しい彼女にとって、都合がよかったから。ただ……その精子提供者が問題だった。やがてセバスチャンが亡くなり、まもなく彼の息子レイフが現れた。長身で、父と同じく億万長者の彼の言葉にジェニファーは震え上がる。「君のおなかの子供の父親が僕だってことは、知っているんだ」彼が精子提供者だということは、秘密のはずだったのに……。レイフはなんのためにやってきたの? まさか、私の子供を奪いに? ■〈ロマンス・タイムマシン〉と題してその年の名作をお贈りする企画、1999年は、ハーレクインの黎明期に大人気を博したベテラン作家、スーザン・ネーピア。代理母という先駆的なテーマにロマンチックなエピソードをちりばめた逸作です。
  • 愛しすぎた罰【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    10年前、レイチェルは恋人スティーヴンの前から姿を消した。当時の二人は、バレリーナの卵と野心に燃える若き事業家で、スティーヴンは千載一遇のチャンスを掴もうとしているところだった。身ごもっていると気づいたのは、そのときだ。愛する人が夢に邁進できるよう、彼女はそっと身を引いたのだった。若気の至りと言うには大きすぎる過ちだったと知ったのは、10年後、レイチェル親子とスティーヴンの偶然の再会のあと……。あれからずっと彼女を捜し続けていたというスティーヴンは、裏切られた苦しみのあまり、冷徹な億万長者へと変わっていた。自分と同じ青い瞳の男の子を見て、彼の目に新たな怒りの炎が上がる。 ■「あなたのために身を引いた」「君のためにがむしゃらに働いた」自分のしたことは相手を想ってこそだったのに、とすれ違う二人の苦しみと愛の深さが、読む者の心を打つ感動ロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 奪われた祝福の夜
    完結
    -
    シャーロットは実家へと車を走らせていた。結婚式を間近に控えているのに、家族はいまだシャーロットの婚約者を認めようとしない。彼が財産目当てだというのだ。今日こそ両親と兄を説得しなければならない。ところが家に着くと、兄の友人ダミアンを紹介される。ダミアンは億万長者の代表とも言えるようなゴージャスで自信にあふれた男性だった。婚約者とはまさに正反対。そしてなぜか謎めいた熱いまなざしで見つめるダミアンに、反発を覚えると同時に不安に襲われた。
  • 奪われた祝福の夜
    3.0
    結婚式を間近に控え、シャーロットは実家へと車を走らせていた。いまだ相手の男性を花婿として認めようとせず、財産目当てだと反対する両親と兄を今日こそ説得するつもりだった。ところが家に着くと、兄の友人だという男性ダミアンを紹介される。ダミアンはゴージャスで自信にあふれた、まさに億万長者の代表。婚約者とは正反対の男性に、シャーロットはいらだちをつのらせた。それに、彼はなぜ謎めいた熱いまなざしで私を見つめているの?あの視線がほのめかしているものは、いったい何?これから先、彼がどんなゲームを始めようとしているのか、シャーロットは胸騒ぎを覚え、どうしようもない不安に襲われた。★シャーロットをひと目見たとたんに運命の相手だと直感したダミアン。実力派作家エマ・ダーシーが渾身の力をこめて描く〈ひと目惚れ〉の恋のゆくえをお楽しみいただける一編です。★
  • 生まれかわった花嫁 父の贈り物 III
    -
    チェルシーはキング家の末娘として何不自由なく生きてきた。類まれな美貌と天真爛漫な性格でマスコミの人気者だ。そんな彼女に、ある日、父が有無を言わさず命令を下した。ボディガードとして雇ったランドと二人で田舎で農場を営む叔母の手伝いに行けという。初対面のランドは無愛想で、チェルシーに見向きもしない。だれもが私のことを好きになるのに、なぜなの?しかし、彼にはありきたりの男には望めない本物の魅力があった。チェルシーは生まれて初めて奇妙な予感を覚える。彼によって今まで知らなかった世界を知ることになるような……。★シルエット・ロマンスで皆様に愛された人気作家カーラ・コールターをハーレクイン・イマージュより刊行しています。医師から余命一年の宣告を受けた富豪の父親が愛娘たちに幸せな結婚をさせるため、ひそかに計略をめぐらせる連作も、いよいよ最終話です。★
  • 裏切りの花束
    完結
    3.8
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】秘書ケイトリンはボスのデーヴィッドと、上司と部下であると同時に恋人同士だった。出会いは4か月前。やり手な上に魅力あふれる彼にケイトリンはまたたく間に夢中になった。しかし彼が彼女に求めていたのは、あと腐れのないひと時の甘い情事だけ。ふたりの間の距離は永遠に縮まることはないのだ。「彼にとって私は有能な秘書と欲望のはけ口でしかないの――?」このままではこの関係に未来はない。ケイトリンは一縷の望みを託してある賭けに出るが…!?
  • 運命の相手
    -
    カリスマ・モデルのロザリーは、孤児たちのためにさまざまな慈善活動を行っている。その温かい心で、子供たちからは天使と呼ばれ、クールで謎に満ちた雰囲気は多くの男性を引きつけてやまない。だが二十九歳になる今も、彼女には浮いた噂ひとつなかった。ある日、義兄であるスタンソープ伯爵の館で、ロザリーはアダムという男性を紹介される。プレイボーイだという噂の彼に、近づくべきではないと知りつつも、ロザリーは心引かれた。いいえ、だめよ。私には恋をすることはできない。誰にも言えない大きな過去を背負ったままでは……。
  • 運命の相手
    -
    たぐいまれな美貌に恵まれたロザリーは、カリスマ・モデルとして活躍する一方、熱心に慈善事業を行っている。その私生活は謎に満ちていて、男性をいっさい寄せつけず浮いた噂ひとつない。ところがある日、義兄である伯爵の館で、彼女はアダムと名乗るきわめて魅力的な男性と出会った。この人に近づいてはいけない――そう思いながらも彼の誘惑から逃れられなくなるロザリー。いいえ、だめ。私には恋をする資格などない。あの忌まわしい過去を背負ったままでは。
  • 運命の相手【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!たぐいまれな美貌に恵まれたロザリーは、カリスマ・モデルとして活躍する一方、熱心に慈善事業を行っている。その私生活は謎に満ちていて、男性をいっさい寄せつけず浮いた噂ひとつない。ところがある日、義兄である伯爵の館で、彼女はアダムと名乗るきわめて魅力的な男性と出会った。この人に近づいてはいけない――そう思いながらも彼の誘惑から逃れられなくなるロザリー。いいえ、だめ。私には恋をする資格などない。あの忌まわしい過去を背負ったままでは。
  • 運命の潮
    3.0
    10歳で孤児になったカイラは、伯父一家に引き取られて育った。ここ数年海外で暮らし、5年ぶりに帰国して従兄に連絡すると、思いもよらない頼みごとをされてしまった。家出した妻を取り戻すために、ある男を誘惑してほしいというのだ。わたしは異性を惹きつける手管なんて、まるで知らないけれど……。言われるままに出席したパーティーで、ニックと名乗る大富豪と出会い、カイラは誘惑すべき男のことも忘れ、生まれて初めて恋におちた。そして会場を抜け出し、めくるめく一夜を過ごした翌朝、カイラは衝撃の事実を知る――従兄の妻とニックの電話を漏れ聞いて。「君の言うとおりにした。昨夜彼女は、僕のベッドにいた」 ■エマ・ダーシーをきっかけにハーレクインの世界にはまったファンは数知れず。ヘレン・ビアンチン、ミランダ・リーに並び称される豪州出身のロマンスの大家による、シンデレラ・ストーリーをお贈りします。カイラは運命の人と“幸運の潮”に乗れるのでしょうか?
  • 運命の潮
    完結
    4.0
    「シドニー1のプレイボーイを誘惑しろですって!?」その危険な男-“ニック”に妻を奪われたという従兄弟の頼みで、カイラは一肌脱ぐことに。ニックを骨抜きにして妻をとり戻す計画だ。だがパーティの夜、カイラは身も心も焦がす運命の相手と出会ってしまう。まさかそれが、“ニック”だったなんて!
  • 運命のリフレイン
    完結
    1.0
    セリーナはひと月前、逃げるようにシドニーを離れ、姉のもとへ転がり込んだ。美容師の仕事も、誰もが羨む相手との婚約もすべて断ち切った。「僕と結婚できてありがたがるべき」そんな言葉を友人の建築家ニックに話しているのを耳にしてしまったのだ。やっと平穏な日々を過ごす彼女の前にそのニックが現れて…!?
  • 運命のリフレイン 億万長者に恋して
    -
    セリーナが逃げるようにしてシドニーを離れ、姉のもとへ転がりこんできたのは、ちょうど一カ月前のことだ。売れっ子の美容師としての実績も、誰もがうらやむ相手との婚約も、すべてきっぱりと断ち切った。生活を変えたいと心底思ったからだ。今は姉が経営するペット美容サロンで、ペットの送り迎えをしながら、ようやく心の平穏を取り戻しつつある。ある日、顧客の邸宅を訪れた彼女は、いつになくそわそわしていた。著名な建築家ニックが出迎えてくれる予定になっている。だが現れた男性を見るなり、危うくその場に倒れ込みそうになった。なぜ彼がここにいるの! 私を屈辱的な言葉でおとしめた張本人が!◆“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語です。現在発売中のR~2401「幸せという名の契約」では、シシリアの億万長者へ嫁ぐヒロインをキャサリン・スペンサーが描きます。◆
  • 永遠のシンデレラ
    -
    クリスティは5年間、憎しみを抱きつづけてきた。かつて、冷たく姉を捨てた男に。男の子供を身ごもっていた姉は、難産がもとで亡くなった。いつかその男を見つけ出し、この恨みを晴らそう。ある日、彼女は仕事先で顧客の兄を紹介された。とびきりハンサムな彼は、ラドフォードと自己紹介した。その名を聞いたとたん、クリスティは気を失いかけた。この人こそ姉を死に追いやった憎き男よ!だが、彼はクリスティが元恋人の妹とは知るよしもない。そこで彼女は究極の復讐方法を思いついた。
  • 奥様、お手を【ハーレクイン文庫版】
    -
    窮地を救ってくれた麗しき執事は、 正体を隠した億万長者。 なぜ私に優しくするの――?アシュリーは夫の死後、女手一つで幼い息子を育てている。 これまで必死にがんばってきたけれど、今日は運の悪いことに、 悪質な客が居座ってアシュリーを怒鳴りつけ、 暴力沙汰を起こそうとしていた。困ったわ、どうしよう……。 「お客様を玄関までお送りしましょうか、マダム?」 絶妙のタイミングで颯爽と、執事の佇まいの紳士が現れたのだ。 いったい誰? 謎のハンサムな紳士ハリーの目の輝きに励まされ、 アシュリーの心は瞬時に沸き立った。「ええ、お願い」 その日からハリーは彼女の執事となった──その正体を隠したまま。
  • 奥様、お手を
    -
    会社を経営しながら、息子を育てているシングルマザーのアシュリー。ある日、彼女のもとに美しい英国紳士が現れる。「奥様とご子息をお迎えにあがりました」ハリーと名乗るその男性は、イギリスの名門一族の執事。その一族唯一の後継者が、アシュリーの息子だというのだ!さらにアシュリーを説得できるまで、彼は執事として彼女に仕えると言い出して!?
  • オフィスでの恋物語
    -
    ●『裏切りの花束』(エマ・ダーシー著)ケイトリンはデーヴィッドの仕事上のアシスタントであり、 同時に恋人だった。しかし彼はまったく心を開こうとしない。 バレンタインデーの朝、ケイトリンはついに別れを決意した。 だが出社してみると、デスクに赤い薔薇が届いていた。 デーヴィッドが私のために? ケイトリンの心に希望が芽生えた。 しかし、彼は薔薇の花など贈っていないと言う。 ●『秘書は天職』(ダイアナ・ハミルトン著)クレオは冷厳な独身貴族として有名な頭取ジュード・メスカルの個人秘書。 ある日、クレオは過去の恋人に呼び出され、すぐに大金を出さなければゴシップ紙に二人の関係を売ると言われた。 両親を亡くしたクレオをただ一人気にかけてくれた叔父が、 先日心臓発作を起こしたばかりだ。ショックを与えるわけにはいかない。 クレオは悩んだ末、ある行動に出た。★ “オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても 見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
  • 鏡の中の迷宮
    完結
    -
    ――まるで別の世界に入り込んでしまったみたい――養父母を偲んで訪れたフランスの高級ホテルでクリスティは従業員の不可解な態度にとまどう。何よりも、初めて会った美しい男性・アルマンの刺すような視線は何!?まるで、強い憎しみをぶつけるような…。「きみは僕を裏切ったんだ!」愛の終わりを刻もうとする突然の激しいキス。――この唇を…私…知ってる!初めて会った男性なのになぜ――!?
  • 鏡の中の迷宮
    3.5
    天涯孤独のクリスティは亡き養父母の思い出をたどるため、二人がハネムーンを過ごしたパリの高級ホテルを訪れた。自分が他の客に比べて見劣りする服装をしているのは確かだが、それにしても従業員たちが彼女を見てうろたえる様子は不可解だ。ふとロビーを見回すと、気品と男らしさが漂う男性に目が留まる。気づけば、まるで彼を知っているかのように強烈に惹きつけられ、そばの女性に嫉妬すら覚える不思議な感覚にとらわれていた。すると突然、彼が振り返って怒りも露わにクリスティを凝視した。初めて会う人なのに、いったいなぜ私をそんな目で見るの?
  • 鏡の中の迷宮【ハーレクインSP文庫版】
    -
    天涯孤独のクリスティは亡き養父母の思い出をたどるため、二人がハネムーンを過ごしたパリの高級ホテルを訪れた。自分が他の客に比べて見劣りする服装をしているのは確かだが、それにしても従業員たちが彼女を見てうろたえる様子は不可解だ。見回すと、貴族のような品と男らしさが漂う男性に目が留まる。気づけば、まるで彼を知っているかのように強烈に惹きつけられ、そばの女性に嫉妬すら覚える不思議な感覚にとらわれていた。すると突然、彼が振り返って怒りも露わにクリスティを凝視した。初めて会う人なのに、いったいなぜ私をそんな目で見るの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 隠された甘い果実【ハーレクインSP文庫版】
    2.0
    そばにいてもあなたは遠くて。ボスと秘書のもどかしい関係――。 「今夜のパーティには誰と一緒に行くつもりなんだ?」想いを寄せる社長ジェームズにからかうように問いかけられ、ルーシーは屈辱のあまり、ボスをきつくにらみつけた。有能さが取り柄の秘書に、連れてくる男などいるはずがない――ジェームズがそう考えているのは明らかだ。ルーシーは見返したい一心で、ハンサムなゲイの親友に頼みこみ、その夜、パーティ会場に彼を同伴して颯爽と乗りこんだ。そして、ジェームズが呆気にとられたのを見て溜飲をさげるが、なぜか彼はひどく不機嫌になってしまい……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 隠された甘い果実
    完結
    5.0
    有能な秘書のルーシーは「ご立派な女」と呼ばれている。いつも沈着冷静で、浮ついた噂のひとつもないから。しかし彼女はボスのジェームズに、密かに想いを寄せていた。とてもハンサムで公私のけじめをキッチリつけるタイプの彼が、私に興味をもつことなどないと、わかってはいるけれど…。そんな彼女が、ボス主催のパーティーに招待される。「パートナーがいないなら僕が紹介しよう」彼の言葉に傷ついたルーシーは、ジェームズを見返そうと、あることを思いつき…!?
  • 隠された甘い果実
    4.0
    「今夜のパーティには誰と一緒に行くつもりなんだ?」想いを寄せる社長ジェームズにからかうように問いかけられ、ルーシーは屈辱のあまり、ボスをきつくにらみつけた。有能さが取り柄の秘書に、連れてくる男などいるはずがない――ジェームズがそう考えているのは明らかだ。ルーシーは見返したい一心で、ハンサムなゲイの親友に頼みこみ、その夜、パーティ会場に彼を同伴して颯爽と乗りこんだ。そして、ジェームズが呆気にとられたのを見て溜飲をさげるが、なぜか彼はひどく不機嫌になってしまい……。
  • 過去への扉【ハーレクインSP文庫版】
    -
    麗しくも高慢な伯爵に恋した、天涯孤独のナニー 幼くして死に別れた母のことをもっと知りたい――レブルはその一心で、亡き母の思い出の場所だったという、デイヴンポート・ホールを訪れた。屋敷の主の伯爵ヒューは、若くて長身の見目麗しい男性。彼は、兄夫婦が遺した姪の世話にほとほと手を焼いているらしく、冷淡と言うほかないような態度で少女に接していた。周囲から疎まれ、意固地に心を閉ざす幼い少女の姿に、レブルは天涯孤独だった昔の自分を重ね合わせた。そして衝動的に、1週間屋敷にとどまると申し出るが……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 過去への扉
    3.0
    幼くして死に別れた母のことをもっと知りたい――レブルはその一心で、亡き母の思い出の場所だったという、デイヴンポート・ホールを訪れた。屋敷の主の伯爵ヒューは、若くて長身の見目麗しい男性。彼は、兄夫婦が遺した姪の世話にほとほと手を焼いているらしく、冷淡と言うほかないような態度で少女に接していた。周囲から疎まれ、意固地に心を閉ざす幼い少女の姿に、レブルは天涯孤独だった昔の自分を重ね合わせた。そして衝動的に、1週間屋敷にとどまると申し出るが……。
  • 過去への扉
    -
    母親の過去を探すレブルは、意を決して館の呼び鈴を鳴らした。だが現れたのは長身のハンサムな男性ヒュー。しかもレブルを新しい乳母と誤解していた。一旦、誤解を解いたものの、孤児セレストの意固地な姿に自分を重ね、彼女のために館へ留まることにしたレブル。義父娘を関係修復しようと彼と親しく接するうちに!?
  • 過去への扉【特典付き】
    4.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!母親の過去を探すレブルは、意を決して館の呼び鈴を鳴らした。だが現れたのは長身のハンサムな男性ヒュー。しかもレブルを新しい乳母と誤解していた。一旦、誤解を解いたものの、孤児セレストの意固地な姿に自分を重ね、彼女のために館へ留まることにしたレブル。義父娘を関係修復しようと彼と親しく接するうちに!?
  • 華麗なる変身
    -
    十二歳の孤独な少女の面影……。少女は今、美しい女性に成長した。■アラブの首長タレク・アル=カイマは、十一年前に出会った十二歳の少女セーラの面影を忘れられずにいた。セーラの父ドルー・ヒルヤードが競走馬の調教師と知って、タレクは四年前、持ち馬をドルーにあずけた。ところが勝てるはずの馬の成績がなぜかふるわない。やがてドルーの八百長が発覚し、タレクは彼の解雇を決めた。それを知ったセーラは、なんとか考え直してもらおうと、父のためにタレクを訪ねた。二十三歳の美しい女性に成長したセーラを見て、タレクは申し出た。一年の期限つきでセーラの父にもう一度チャンスを与えよう、と。ただし交換条件としてセーラはタレクの旅に同行する……。それはつまり、一年間彼の人質になるということだった。
  • 華麗なる変身
    完結
    4.3
    11年前、パーティで出会ったアラブの首長タレク。彼は、セーラの父が調教する馬の持ち主でもある。彼との思い出を胸に、家族の世話をするセーラだったが、父が突然解雇されてしまう。父を救いたいセーラに、タレクの出した条件は「1年間タレクの旅に同行する」。それは彼の人質となることを意味しており…。
  • 彼が結婚する理由 ラミレス家の花嫁 I
    4.0
    「木曜のプレミア試写会には、ぼくがエスコートしよう」突然のニックからの申し出に、テスは動揺した。彼とは仕事上の関係に徹するようにしてきたのに、なぜ?しかもニックは、公然とテスと腕を組んで赤絨毯を歩くために、いまの女性関係まで整理すると言うのだ。戸惑うテスの脳裏にある考えがよぎり、彼女は凍りついた。まさかニックは、知ってしまったの?わたしが子どもを産んだことを。たった一夜の情事でできた、彼の子どもを……。
  • 彼が結婚する理由【ハーレクインSP文庫版】
    -
    「君に会いたいんだ、テス」ニックからの意味深な電話に、テスは心底動揺した。プレイボーイで実業家のニックとはかつて一度だけ、情熱が燃えさかるような夜をわかちあった。だがその後、やはり仕事だけの関係でいようと突き放されたのだ。それが、どうして今ごろになって?いぶかるテスの脳裏に、ある恐ろしい疑念が浮かんだ。まさかニックは知ってしまったのだろうか――私が彼に知らせぬまま、ひそかに子供を産んだことを。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 彼が結婚する理由〈ラミレス家の花嫁 I〉
    完結
    4.1
    「君に会いたい。大事な話がある」テスは数か月ぶりに聞く声に凍りついた。ニック・ラミレス―――。一代にして巨万の富を築き上げた、非婚主義者。結婚とは財産を減らす愚行だとまで言い切る、傲慢で美しい男。テスはニックと仕事上の関係に徹するつもりだったが、誘惑に逆らえずに1度だけ禁断の果実を口にした。ニックは衝動的な情事を後悔し、それから個人的な誘いはなかったのだが…。まさかニックは知ってしまったのだろうか。私が彼に極秘でした、あることを!
  • 彼が結婚する理由〈ラミレス家の花嫁 I〉(カラー版)
    完結
    5.0
    「君に会いたい。大事な話がある」テスは数か月ぶりに聞く声に凍りついた。ニック・ラミレス―――。一代にして巨万の富を築き上げた、非婚主義者。結婚とは財産を減らす愚行だとまで言い切る、傲慢で美しい男。テスはニックと仕事上の関係に徹するつもりだったが、誘惑に逆らえずに1度だけ禁断の果実を口にした。ニックは衝動的な情事を後悔し、それから個人的な誘いはなかったのだが…。まさかニックは知ってしまったのだろうか。私が彼に極秘でした、あることを!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 買われた結婚【ハーレクインSP文庫版】
    -
    突然すぎた、 シンデレラストーリー。君と結婚したい――出張先のラスベガスで、 サニーは社長のブライスから突然プロポーズされた。 彼はアメリカ本社の社長で、私はシドニー支社の一社員。 遠くから憧れていたハンサムな敏腕経営者から食事に誘われ、 彼のペントハウスに招かれ、情熱を交わした翌朝、 彼は「もう待てない。明日結婚しよう」と言ったのだ。 早すぎる展開にくらくらしながら、サニーは花嫁となった。 豪華なドレスと指輪、そして誓いの言葉――だがそのとき、 幸せいっぱいのサニーの前に、一人の女性が飛び出してきた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 買われた結婚
    3.0
    ■私は子供を産むために選ばれた女。彼に愛されることを願っても無駄なのだ。■大企業の最高経営責任者(CEO)ブライス・テンプラーは、気ままな独身生活を謳歌していたが、ついに結婚を決意した。重病で余命わずかな父親に、妻をめとって子供をもうけなければ会社の経営権を剥奪すると脅されたのだ。しかし、ふさわしい候補者はなかなか見つからない。そんなとき、ブライスは本社会議で一人の女性に出会った。サニーという名の、明るくて温かい女性だ。ブライスは彼女を密かに花嫁候補と決め、夕食に誘った。だが、サニーは雲の上の男性から招待されておじけづき、今にも逃げ出してしまいそうに見える。ブライスは自分に言い聞かせた。事を急ぎすぎるな!ゆっくり説得して、僕との結婚に同意させるんだ。
  • 買われた結婚【特典付き】
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!有能なキャリアウーマンのサニーは、本社会議に出席するためラスベガスを訪れた。婚約者のデリクも一緒だったが、ギャンブルにのめりこむ彼に失望し、サニーは思わず指輪をつき返してしまう。その時だった、本社の最高経営責任者ブライス・テンプラーが声をかけてきたのは。大富豪でプレイボーイ、マスコミをも騒がす彼に、ディナーに誘われるなんて!?夢のようなもてなしとキスを受け、サニーはブライスに心を許してしまうが、そのべては仕組まれた罠だった…!
  • 完璧な結婚
    完結
    1.0
    裕福でハンサムな夫リードと結婚して7年。かわいい子供たちにも恵まれ、幸せな結婚生活を送っていたジーナだが、いつの頃からか夫が秘書と浮気をしているのでは…という不安にさいなまれていた。そんな矢先、夫から信じられない言葉を突きつけられる。秘書とふたりきりで出張に行くですって!? しかも同じスイートルームに泊まるなんて──。本当にあなたの心は私から離れてしまったの? リードの心を取り戻したいジーナは、自分でも驚くほど大胆な行動に出て……!?
  • 完璧な結婚
    -
    妻や母である前に一人の女だと、どうしたらわかってもらえるの?■はたから見れば、ジーナの結婚生活は完璧と言えた。ハンサムな夫、かわいい三人の子供たち、裕福な暮らし。しかし、そんな幸せそのものの日々の中で、ジーナは不満をつのらせつつあった。夫のリードは私のことを、家庭を守る妻、子供を育てる母親としてしか見ていない。そんなある日、平穏な生活の中に小さな疑惑が生じた。リードが出張の宿泊先を、いつものホテルから別のところに変えたのだ。しかも、そのホテルは出張に同行する秘書のペイジが選んだという。ジーナにはぴんときた。思えば、ペイジが働きだしてからだ。リードがどことなくよそよそしくなったのは。リードの出張についていこう。とっさにジーナは心を決めた。彼が浮気をしようと考えているなら、なんとしても阻止しなければ。そして、私を一人の女として見てもらえるようにするのだ。
  • 記憶の扉が開いたら【ハーレクインSP文庫版】
    -
    忘れられた愛の記憶と、明かされる愛の真実―― 叫び声がはじけ、路面をこするタイヤの音が響いた。そして一瞬の衝撃後、ナタリーは何もわからなくなった。やがて目を開けると、彼女は病院のベッドにいた。名前は覚えているが、名字は思い出せず、そばにいる心配そうなハンサムな男性が誰なのかもわからない。訝しむナタリーに、彼は恋人のデミアンだと名乗った。さらに彼は苦しげな表情で衝撃の事実を告げた。「ぼくたちはまだ結ばれていない。きみが結婚していたから」記憶がかすかに揺れた。いったいどういうことなの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 記憶の扉が開いたら
    -
    叫び声がはじけ、路面をこするタイヤの音が響いた。そして一瞬の衝撃後、ナタリーは何もわからなくなった。やがて目を開けると、彼女は病院のベッドにいた。名前は覚えているが、名字は思い出せず、そばにいる心配そうなハンサムな男性が誰なのかもわからない。訝しむナタリーに、彼は恋人のデミアンだと名乗った。さらに彼は苦しげな表情で衝撃の事実を告げた。「ぼくたちはまだ結ばれていない。きみが結婚していたから」記憶がかすかに揺れた。いったいどういうことなの?
  • 君なくて
    4.0
    キャスリーンは事故で脚に大怪我をし、声楽家になる夢を諦めた。ところがある日、訪ねてきた音楽の師である修道院のシスターに強引に連れだされ、とあるオーディション会場へ向かうことに。後遺症のせいで長時間立つこともままならない私を、いったい誰が採用してくれるというの?ウエストエンドの劇場に着くなり、キャスリーンは驚いた。そこで待っていたのは、新進気鋭の人気作曲家モーガンだった。促されるままなんとか1曲歌い終えた彼女に、結果が告げられた。「僕といる限り、君には最高のレッスンを受けさせよう」翌日、キャスリーンは胸騒ぎを覚えつつ、彼の屋敷へ向かうが……。 ■人気作家エマ・ダーシーによる、静かな感動を呼ぶ珠玉の初期作。
  • キャンセルにご用心
    完結
    4.0
    重役秘書のテッサが夢にみた結婚式まで、あと7週間。幸せの絶頂にいた彼女に、突如悲劇が訪れた。花婿が見知らぬ女とベッドにいるなんて…! すぐさま婚約を解消し、心機一転、仕事ひと筋に生きようと決意した彼女に上司は思いもよらぬ話をふる。社長の大事な出張に随行するはずだった秘書が、交通事故に遭って入院したため代行としてテッサを推薦したというのだ。すべての女性の夢の化身と言われる敏腕社長、ブレイズ・キャラガンの秘書に、この私が…!?
  • キャンセルにご用心
    3.0
    ある日、重役秘書のテッサが出社すると上司から急を告げられた。社長の大事な出張に随行するはずだった秘書が入院したため、代わりとしてテッサを推薦しておいたというのだ。敏腕社長のブレイズは全女性の夢の化身と言われる人物。そんな世界の違う男性につき従うのは荷が重いと感じる一方、彼への憧れの気持ちも否めず、テッサは引き受けることにした。宿泊先で仕事をしていると、突然ブレイズが髪に触れてきた。驚きのあまり頭が真っ白になりながらも、テッサは心に思った。たとえ一夜で終わっても、夢のような思い出が残せるなら……。
  • キャンセルにご用心【ハーレクインSP文庫版】
    -
    ある日、重役秘書のテッサが出社すると上司から急を告げられた。社長の大事な出張に随行するはずだった秘書が入院したため、代わりとしてテッサを推薦しておいたというのだ。敏腕社長のブレイズは全女性の夢の化身と言われる人物。そんな世界の違う男性につき従うのは荷が重いと感じる一方、彼への憧れの気持ちも否めず、テッサは引き受けることにした。宿泊先で仕事をしていると、突然ブレイズが髪に触れてきた。驚きのあまり頭が真っ白になりながらも、テッサは心に思った。たとえ一夜で終わっても、夢のような思い出が残せるなら……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 花嫁は大地に輝く キング三兄弟の受難 I
    4.0
    ★もう男なんてうんざり。私のことは放っておいて。★ほかの女性との結婚を決めたうえに、愛人関係を迫るような男を愛していたなんて。恋人だった上司に裏切られたミランダは、過去を断ち切り新しい人生を築くため、奥地での仕事に飛びついた。だが目的地でミランダを待ち受けていたのは、雇い主の長男ネイサンとの運命的な出会いだった。もう恋愛はたくさん。たとえネイサンみたいに魅力的な人が相手でも・・・・・・。そんなミランダの気持などお構いなしに、ネイサンはことあるごとに彼女を誘惑しようとする。そればかりか、彼はミランダをお金で自由になる人間だと思っていた。
  • 黒髪の誘惑
    完結
    -
    「彼は危険すぎるわ…」。ケイティは、仮面舞踏会で海賊に扮した男性にダンスを誘われた。彼とステップを刻むたび、彼女の体に官能的な感覚が広がる。それは忘れられないかつての恋人、カーヴァーに抱かれているかのようだった。数日後、偶然にも仕事でカヴァーに再会すると、彼からは海賊と同じ香りがして!?
  • 黒髪の誘惑
    -
    ケイティは友達に誘われて仮面舞踏会に出席した。海賊に扮したワイルドな男性にダンスを申し込まれ、カルメンの仮装で大胆になっていたせいか、バルコニーで彼と燃えるような情事を経験してしまう。なぜかケイティはそのとき、忘れられないかつての恋人、カーヴァー・デインに抱かれているような幻想にとらわれた。数日後、仕事で訪れたある会社で、ケイティは偶然にも十年ぶりにカーヴァーと再会した。そして彼の香りが、舞踏会で出会った男性と同じことに驚いた。まさか……カーヴァーがあの海賊だったの?ケイティの胸に疑問と不安が渦巻いた。
  • 公園のベンチで
    -
    二十一歳のスーザンには、リンディーという三歳の娘がいる。結婚式の直前に幼なじみの恋人が事故死して、スーザンは未婚の母になったのだ。シドニーに住む姉のもとに身を寄せ、都会暮らしを始めたところだ。リンディーは毎日出かける公園で知り合った男にすぐになついた。いつも同じベンチで宙を見つめて座る男―デイブ・ブラウンに。
  • 公園のベンチで
    完結
    3.5
    未婚の母スーザンは3歳の娘を連れ、シドニーに来た。よく行く公園でできた友人デイブ。格好はボロでも、彼と彼の犬は母子にとって心安らぐ存在だ。就職したスーザンは勤め先の弁護士から求愛される。魅かれつつも戸惑う彼女にデイブは言った。「今夜君を上流社会のパーティに連れて行く」彼は何を考えているの…?
  • 公園のベンチで【特典付き】
    完結
    5.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー10Pを特別収録!未婚の母スーザンは3歳の娘を連れ、シドニーに来た。よく行く公園でできた友人デイブ。格好はボロでも、彼と彼の犬は母子にとって心安らぐ存在だ。就職したスーザンは勤め先の弁護士から求愛される。魅かれつつも戸惑う彼女にデイブは言った。「今夜君を上流社会のパーティに連れて行く」彼は何を考えているの…?
  • 心の扉
    完結
    4.8
    浮気者の夫との結婚生活にケイトは疲れ果てていた。それでも今夜は、大物実業家アレックス・ダルトンを招いたパーティーがある。アレックスに気に入られれば、夫の事業は安泰だ。ワインや料理で家計は火の車でもやり遂げるしかない。だが、やって来たアレックスはなぜか初対面のケイトに静かな怒りを向けてきた。なのに、すぐに彼はささやいた。「僕と親しくすれば、ドレスでも宝石でもなんでも望みのままだ。どうする?」一体、彼は私をなんだと思っているの?
  • 心の扉
    -
    暴力をふるう夫に冷たい女と罵られる、一片の希望もない日々。つらくて、孤独で、ケイトにとって結婚は牢獄にすぎない。土曜日。ケイトは夫のためにディナー・パーティーを催していた。いつものように手料理に難癖をつける夫をいましめるように、世界有数の実業家アレックス・ダルトンが優しくとりなしてくれた。翌日の日曜日。ダルトンに招待され、夫婦はヨット遊びに行く。ところが遊びの最中に、夫が船にまきこまれて死んでしまうのだ。月曜日、茫然とするケイトのもとをおとずれたのは――婚姻届を手にしたダルトンだった。
  • 再会にときめいて III
    -
    『復讐は愛ゆえに』―女優のジェシカは写真撮影のため、カメラマンのアレク・ステッドマンの仕事場に向かった。アレクと会ったとたん、ジェシカは圧倒された。百九十センチを超える長身と、金色に輝く不思議な目。撮影が始まるやプロとしての厳しい要求が続き、ジェシカはついに倒れてしまった…。『ファンタジー』―あまりに大きなショックを受け、イブは闇の中、ひたすらアクセルを踏み続けた。茂みを抜けると、目の前に海が開けた。車を止めた彼女はためらわず服を脱ぎ、泳ぎだしていた。ところが、ふいに脚がつって、イブの体は海中に沈んだ。意識が戻ったとき、彼女の前には男の姿があった。
  • 再会のクリスマスから
    完結
    4.0
    ロウィーナは夫フィルの勤務先を訪れていた。フィルの浮気相手エイドリアーナと対決するために。エイドリアーナは夫の同僚だった。とにかく彼女と話をしてみよう。悲愴な決意のもと、会社に足を踏み入れるなり、もっとも会いたくない人物に出会ってしまった。キア--夫の会社の社長であり、過去に彼女を捨てた男。11年前、キアは彼女の兄とともに事故にあい、兄は亡くなり、キアは生き残った。それだけでなく、なんと彼はフィルが浮気していることを知っていた!
  • 再会のクリスマスから
    3.0
    闘いもせずにあきらめたりしない。七年間の結婚生活と子供たちを守らなければ。夫からの突然の離別宣言をそのまま受け入れるわけにはいかないと、ロウィーナは夫の浮気相手に会いに、勤務先に出かけた。ところが会社に着くなり、最も会いたくない人物に出会ってしまった。夫の会社の社長、そして十一年前にロウィーナを捨てた男、キアだ。キアとロウィーナの兄は一緒に車に乗っていて事故にあい、兄は亡くなり、キアは重傷を負って、手術のためにアメリカに渡った。それきり連絡はとだえ、去年のクリスマスに再会したときには、世界がひっくりかえるのではないかというほどショックを受けた。それ以来、できるだけ彼から離れて暮らしてきたというのに……。近づいたらうっかり秘密を口にしてしまうかもしれない。三人の子供のうち一人は夫の子ではなく、実はキアの子だということを。
  • 最後のおおいなる情熱
    4.0
    「君に会いたいんだよ、アン」7年ぶりのサディからの電話に、アンの鼓動が一瞬止まった。理由も告げずに突然姿をくらましておいて、今さらどういうつもり?いまや彼はイギリスを代表する一流の劇作家としてもてはやされ、彼と美女のスクープが紙上を賑わすこともめずらしくない。サディの真意を知りたくなったアンは彼を訪ねるが、本心を聞き出せないまま、サディの誘惑の罠に再び落ちてしまう。やがて妊娠に気づいたアンは、彼と一緒に喜びを分かち合った。だがなぜか彼はまたしても一方的に彼女を置いて姿を消したのだった!そのときアンは初めて知る──彼が隠し続けてきた重大な秘密を。■ヒーローが長年隠し続けてきた重大な“秘密”がファンの間で物議をかもした、人気作家エマ・ダーシーの1993年刊行の衝撃作!
  • 最後のおおいなる情熱
    完結
    -
    7年前、突然姿を消したサディがアンの前に戻ってきた。この7年の間、他の男性とつきあったが、彼の事が忘れられなかったのだ。サディは劇作家として成功をおさめ、様々な美女たちとの関係が噂になっていた。再び出会った二人は、狂おしい程の愛で結ばれる。しかしサディの悲しい過去が二人の関係を脅かして。
  • 最後の選択
    -
    ケリーと祖父は、羊牧場メアリアンパークの敷地内に住んでいる。持ち主のヘンリー・ロイドと祖父は親友で、何十年も前に土地の一部を譲り受けたのだ。だが、法的手続きはとっていなかった。そのためヘンリーが急死すると、メアリアンパークを買った男が立ち退きを迫ってきた。そんな折も折、ケリーは物理療法士としてその男ジャスティンの治療に出向くことになった。この機会を利用して、祖父の土地を守らなくては!彼と対面したとたん、ケリーは野性的な魅力に一瞬ひるんだ。前にどこかで会ったような気がする……そんなはずないのに。★心温まる作風が魅力の人気作家エマ・ダーシーの作品をお届けします。今月はイタリア人ヒーローが登場する新作R-2111「花嫁と 呼ばれる日」も刊行されますので、併せてお楽しみいただけます。★
  • 咲かない薔薇
    4.0
    デボラは出会ったときからヘーラルトに恋をしていた。彼は優秀な医師で、心から信頼できる。まさに私の理想の男性だわ。そのヘーラルトが、ある日突然こう尋ねた。「僕と結婚する気はないか?」呆然とするデボラに、彼は落ち着き払ったまま言い添えた。「愛情などいらない。形だけの妻が欲しいんだ」こんな冷たい申し出を、プロポーズと呼べるのかしら?すっかり落胆したものの、デボラの胸にはかすかな希望も芽生えた。たとえ片思いでも、愛する人とずっと一緒にいられるのなら……。■本作では輝く星が重要な役割を果たします。読み終えたあと、夜空を見上げてベティの笑顔を思い浮かべたくなることでしょう。
  • 策略のダイヤモンド
    完結
    -
    秘書のメルリーナはボスのジェイクに片思い中。だけど、根っからのプレイボーイの彼は、幸せな結婚を夢見るメルリーナの相手としてはふさわしくない。それに自分の目の前でガールフレンドをとっかえひっかえする彼は、大好きな相手であると同時に、同じくらい憎い相手でもあったのだ。どうしても彼を私ひとりに夢中にさせてみせるわ!その機会はほどなくしてやってきた。今度のバレンタインは彼の祖父のバースデー、彼女はとびきりセクシーなパーティーを計画した!
  • 策略のダイヤモンド
    3.0
    秘書として働くメルリーナにとってボスのジェイクほど心惹かれる男性はいなかった。難点は、彼が恋をゲームのように楽しむプレイボーイだということ。結婚して堅実な家庭を築くことを夢見る彼女にはふさわしくない。そんなある日、メルリーナはジェイクに大仕事をまかされた。彼の祖父の誕生日に巨大なケーキを用意して、中から祖父好みのセクシーな女性を登場させてほしいというのだ。私を秘書としか見ていないジェイクを驚嘆させたい。そう願うメルリーナには絶好のチャンスだった。彼女はひそかにジェイクの度肝を抜くような計画を立てはじめた。★ハーレクイン・ロマンスの大人気作家エマ・ダーシーによるオフィスもの。ボスと秘書という関係が、彼の祖父の誕生日のイベントをさかいにがらりと変わってしまいます。軽快なふたりのやりとりをお楽しみいただけることでしょう。★
  • 策略のダイヤモンド【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    「僕の祖父の80歳の誕生日に、最高の美女をプレゼントしたい」社長のジェイクからそう切りだされ、秘書のメルリーナは頭を抱えた。彼はいつも彼女に無理難題をふっかけては楽しんでいるのだ。じつはメルリーナは密かにジェイクに想いを寄せていたが、プレイボーイの彼と堅実な自分では釣り合わないと諦めていた。でも、もしかしたらこれはチャンスなのかもしれない……。誕生日当日、メルリーナは今までとはまったく違う、華やかな服装とメイクで着飾り、ジェイクと祖父の前に立った。感激した祖父が、あろうことかメルリーナと婚約すると宣言すると、ジェイクはそんなことは許さないと怒り出し、彼女の唇を奪った!■80歳を迎える祖父と自分の個人秘書が婚約したら……そんなありえない状況を目の当たりにして初めて、ジェイクはメルリーナへの深い想いに気づき……。エマ・ダーシーの知られざる珠玉作! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 三人のメリークリスマス
    完結
    4.3
    「君が大人になるまで待つよ。 4年後にまた会おう」そう言い残したまま、メリーの恋人・ニックは事故で記憶を失くしてしまった。 二人の間にできた娘を抱え、彼の実家を訪ねたメリー。しかし、ニックの姉から彼に会うことを拒絶された上、娘を養子として引き取らせてほしいと諭される。ニックと娘のためにメリーは泣く泣く身を引くが、13年後、「実の母親に会いたい」という娘が、何も知らないニックと共にメリーの元を訪ねて来る・・・! メリーが夢にまで見た"家族三人のクリスマス"。実現する日が、ようやく訪れたというのだろうか・・・?
  • 三人のメリークリスマス
    3.0
    メレディスはある小包を待ちわびて、不安を募らせていた。13年前に手放さざるを得なかった娘の成長を知るすべは、養母が送ってくれる写真しかないが、それが今年は届かないのだ。最悪の事態を考え始めたころ、突然玄関のチャイムが鳴り響いた。扉の前には、片時も忘れなかったニック──娘の父親の姿がある。もしかして、ようやく私に会いに来てくれたのだろうか……?たちまち封印したはずの愛がよみがえり、期待に胸が高鳴る。だが彼の瞳を見つめたとたん、メレディスは気づいた。二人が愛し合った記憶を、彼が失っていることに。
  • 幸せという名の契約【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    亡き親友の望みを叶えるための、 シチリア富豪との愛なき結婚。ある日、コリンはシチリア大富豪のラファエロに突然呼び出された。 彼は亡き大親友の夫だが、用件すら告げず、どこか不遜だ。 いぶかりながらも、指定された最高級ホテルへ出向くと、 先日発見されたという、コリン宛てに親友が遺した手紙を渡される。 そこには、幼な子を独りで育てるコリンの暮らし向きを気遣うとともに、 なんと、一人親になった両家の子供たちのために、 ラファエロと結婚してほしいと書かれていた! 親友の思いやりと優しさにあふれた遺志に、涙が頬を伝った。 でも、たとえ親友の望みでも、愛のない結婚なんてできない……。 するとラファエロが冷然と言う。「これは感情抜きの、便宜上の契約だ」
  • 幸せという名の契約
    -
    夫を亡くし、働きながら一人で息子を育てているコリンは、亡き親友の夫ラファエロから突然呼び出しの手紙を受け取った。用件がわからないまま指定されたホテルに出向くと、親友が彼女宛に遺した手紙を渡される。驚いたことにそこには片親になった両家の子供たちに温かい家庭を与えるためラファエロと結婚してほしいと書かれていた。たった今、初めて会った男性と結婚する?いくら彼がくらくらするほど魅力的でも、愛のない結婚はできない。ところが、ラファエロは平然と便宜結婚を提案した。感情は抜きで、この結婚を一種の契約と考えればいいと。
  • 幸せの蜜の味【ハーレクインSP文庫版】
    3.0
    初恋の人のプロポーズは、私を愛したからではなかった。 冷淡な家族に虐げられて育った、5人姉妹の末っ子リー。とりわけ、企業帝国に君臨する父は家でも権力を振りかざし、標的はいつも、美しい母や姉たちではなく冴えないリーだった。その父が亡くなり、家を離れていたリーも6年ぶりに帰郷する。とはいえ歓迎はなく、母も姉も“遺産目当て”となじるばかり。そんな彼女に、ただ一人声をかけてくれたのがリチャード――リーの初恋相手で、父の後継者と噂される敏腕実業家だ。なぜ彼は優しくしてくれるの? 訝るリーに、彼は言った。「結婚してほしい。君でなければだめなんだ」 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 幸せの蜜の味
    完結
    -
    父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。だが、期待は見事に裏切られた。一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。「君と結婚したい」と。
  • 幸せの蜜の味
    -
    父の葬儀に出席するため、リーは六年ぶりにシドニーに帰ってきた。一大企業帝国を支配していた父は、家の中でも権力をふるっていた。五人姉妹の末っ子で、しかも異父妹のリーは父の一番の犠牲者だった。その父が亡くなった今、残った家族と新しい関係を築けるかもしれない。だが、リーの期待は、家族の冷ややかな態度に裏切られた。そんな中、ただ一人、意外な人物がやさしく声をかけてきた。父の企業帝国の後継者、リチャードだ。彼は唐突に言った。「君と結婚したいんだ」リチャードの説明によれば、彼が完全な後継者となるためには、五人姉妹の一人と結婚し、男子をもうけなければならないという。でも、四人の美しい姉を差しおいて、なぜ私と?いいえ、理由なんてどうでもいい。リーは思いきって心を決めた。彼と結婚しよう。それが冷たい家族への何よりの復讐になるはずよ!
  • 幸せを演じて
    完結
    -
    女優クロエは幼い頃からステージママの言いなりだった。結婚した夫は、自分を利用してのしあがろうとしか考えてない。それどころか新作発表会で、秘書との浮気が発覚。もういや。何もかも捨てて逃げたい。絶望するクロエに手をさしのべたのは敏腕プロデューサーのマックス。白騎士のような手腕で問題を解決させると、クロエを屋敷にかくまってくれた。私をビジネスの道具と考えているだけよ。プレイボーイの彼が見せる優しさに心を開いてはいけない。わかっているのに…。
  • 幸せを演じて
    4.0
    新進気鋭の女優クロエは、華やかな舞台の裏で孤独を抱えていた。ステージママとして有名な彼女の母親は、娘よりもお金を愛し、脚本家の夫はクロエに関心すらなく、秘書との情事に忙しい。ある日、パーティ会場で夫の浮気相手から暴言を受け、突然クロエの中で何かが音をたてて崩れた。だがその瞬間、力強い手が彼女を支えた。プロデューサーのマックスだ。彼はクロエを介抱しつつ、見事な早技で問題の処理にあたると、当面の間、クロエの生活を援助したいと申し出た。業界でも有名なプレイボーイの彼が、なぜ私にそこまで?クロエは疑問を感じながらも、わき上がる甘い興奮を抑えきれなかった。■大人気作家エマ・ダーシーの最新作です! 支配的な母親や薄情な夫の呪縛に苦しめられているクロエ。そんな彼女に救いの手を差し延べてきたマックスは、真の勇敢な“白騎士”なのでしょうか?
  • 仕組まれたウエディング
    -
    ■私が名門一族の花嫁に?きっと何かの冗談に違いない。■名門キング家の長男、アレックスには悩みがあった。一族の子孫繁栄を願う祖母が、結婚について口を出してくるのだ。ある日、祖母が、パーティの余興で何曲か歌わせたらどうかと歌手志望のジーナ・テルリッツィをいきなり屋敷に連れてきた。ジーナは今どきめずらしいほど堅実で控えめな女性だった。祖母がなにか企んでいるような気がしなくもなかったが、アレックスはジーナの飾らない魅力に心を引かれた。一方、キング家の豪邸に招かれたジーナも胸を躍らせていた。歌手としてのチャンスを与えられたこと以上に、女性たちの憧れの的であるアレックスに会えたのが嬉しい。彼と結婚できたら! でも、彼にはすでに美しい婚約者が……。ジーナは叶うはずのない夢を見る自分を叱りつけた。
  • 仕組まれたウエディング〈キング三兄弟の結婚I〉
    完結
    5.0
    名門キング一族の屋敷で、結婚式の専属歌手オーディションを受けたジーナ。あがり症で緊張してしまった彼女を、御曹司アレックスは穏やかに励ましてくれて…。彼のおかげで、実力を発揮できたジーナは、海の色をした瞳を持つアレックスの包み込むような優しさに、身分違いとわかりつつ、惹かれてしまう…。しかし、彼には美貌の恋人がいて…!?
  • 灼熱の恋
    -
    捨てられた私に残されたのは、苦しみと小さな愛だけ なぜギャレスがここに? 豪州最優秀デザイナー賞の授賞式で、アリーダは凍りついた。彼は5年前、アリーダが愛し、すべてを捧げた男性。 でも彼にとってアリーダは、一度きりの行きずりの情事の相手にすぎない。あれからひとりで産み育ててきた息子の存在すら彼は知らないのだ。苦い思いに唇を噛みしめるアリーダのもとに、ギャレスがやって来てダンスを申し込んだ。 私の苦しみを今こそ思い知らせてあげる。アリーダはゆっくりと彼の手をとった──。
  • 灼熱の恋
    3.5
    あの男は……間違いない。ギャレス・モーガンだ。豪州最優秀デザイナー賞の授賞式で、アリーダは凍りついた。ギャレス。5年前、私が愛し、すべてを捧げた男性。でも彼は、私を一時の情事の相手としか見ていなかった。あれから一人で産み育ててきた息子の存在を彼は知る由もない。苦い思い出に唇を噛みしめるアリーダのもとに、ギャレスがやってきて、悪びれもせずダンスを申し込んだ。私がどれほど傷ついたか、今こそ思い知らせてあげるわ!アリーダはゆっくりと席から立ち上がった――。
  • シャンペン・マジック
    -
    レストランを切り盛りするテリーは、ハンサムで有能な実業家のレオが客として初めてやってきたときから、強く惹きつけられていた。たった一度でいいから、こんな男性に身も心もゆだねられたら……。その秘めやかな望みは、彼が3度目に訪れた夜に叶えられた。閉店後、二人きりになると、レオの巧みな手に導かれるまま、想像を絶するほどのめくるめく時間を過ごした。翌日、レオに今後も自由で束縛し合わない関係を求められ、たとえ愛されなくても一緒にいられるならと、テリーはうなずいた。10カ月後、奇しくもテリーの誕生日に、医師から衝撃の事実が告げられる。「おめでとうございます。妊娠されていますよ」 ■ベビーロマンス特集〈小さな命に祝福を〉をお贈りします。まるで高級酒のような至福の味わいの恋を経験させてくれる大富豪レオですが、結婚なんてする暇も気持ちもないと明言。そんな彼に妊娠を告げるべきか否か、テリーは大いに悩み……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シャンペン・マジック
    3.0
    レオは、信じられないほどハンサムでセクシーな男性だった。経営するレストランにレオが客として初めてやってきたときから、テリーは彼に強く引きつけられていた。そして、たぶん、彼も……。三度目にレオが店に来たとき、今日が運命の日だとテリーは悟った。その夜、二人は自然に結ばれた。それは想像を絶する喜びだった。こんな関係があってもいい。相手のことは深く知らないけれど、つかのまの至福が味わえれば、それでいい。問題はないはずだった。そう、テリーの身になにも起きなければ……。
  • シャンペン・マジック
    完結
    -
    最初の出会いから、レオとテリーは強く惹かれ合っていた。レストランを経営するテリーは、レオが店に来て3度目の夜彼と結ばれた。ハンサムでセクシーな彼。何の約束もできないと言うが構わない。彼といると最高の喜びを味わえる。・・・バツイチ同士の気ままな関係の筈だった。ところがテリーの妊娠で事態は急転し・・・!?
  • 週末は夢のように
    5.0
    仕事へ向かう途中で、アンジーは目の前の看板広告を見て唖然とした。そこに写る巨大な顔写真は紛れもなく自分なのだ!しかも“恋人募集!セクシーエンジェル”と書いてある。いったいなぜ?動揺しつつもそのまま商談の場へと向かったが、相手の不動産王ヒューゴ・ブライトは「ところでアンジーというのは“エンジェル”の短縮形かな?」と聞いた。広告を見たのね!頬を染めた彼女にさらに彼は追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか?僕のエンジェル」
  • 週末は夢のように
    -
    愛車を運転していたアンジーは、目の前の看板広告を見て、急ブレーキを踏んだ。そこに写る巨大な顔写真は、紛れもなく彼女だったのだ。しかも、~恋人募集!セクシーエンジェル~と書いてある。訳がわからず動揺しつつも、アンジーは商談の場へと急いだ。相手は不動産王のヒューゴ・フルブライトだ。アンジーが自己紹介をすませるなり、彼はきいた。「アンジーというのは、~エンジェル~の短縮形かな?」広告を見たのね!頬を染めた彼女に、ヒューゴは追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか、僕のエンジェル?」
  • シークとどこまでも
    -
    ナターシャはこれまで仕事一筋に生きてきた。過去の苦い経験のせいで恋愛にも結婚にも興味はないけれど、大の親友が結婚することになり、花嫁付添人を頼まれた。花婿付添人との顔合わせも兼ねた婚約披露パーティに招かれ、会場に入ろうとしたところを、一人の男に呼びとめられる。彼に不審者のように扱われて、ナターシャはかんかんになった。なんて尊大な態度なの。王子かなにかのつもり?目の前の失礼きわまりない男が花婿付添人だとは、このときのナターシャは知るはずもなかった。まして、彼がまさしく本物の王子だとは。★お待たせしました!ソフィー・ウエストンがアラブの王子様をヒーローに、魅惑の新作をお届けいたします。★
  • シークに囚われて
    5.0
    アラブの王国で王族子弟の養育係をするリアは窮地に陥っていた。王室専用機のパイロットであるリアの兄と、国王の愛娘サミーラ王女が駆け落ちしたというのだ。しかも明日は王女の結婚式。この婚礼は国の命運を左右するほど、政治的な意味をもっている。ああ、私はどうすればいいの?国王の逆鱗に触れたリアは国外退去を命じられたが、出国直前、何者かに連れ去られ、砂漠の要塞に囚われてしまった。驚いたことに、王女の婚約者のシーク・シャリフが出迎えると、傲然と彼女に告げた。「君は人質だ。私のベッドを暖めてもらう」
  • シークに囚われて
    -
    アラブの王国カタマ。リアは、兄の紹介を受けて王国の王女サミーラの養育係をしていた。だが、その王女と隣国のシーク・シャリフの婚礼前夜、突然リアは国王の前に呼び出される。なんと、リアの兄が王女を略奪したというのだ。兄の共犯とみなされたリアは国外に追放。それどころか、シーク・シャリフに“屈辱の代償”として、捕らえられてしまい――!!
  • シークに魅せられて
    3.0
    ■いったいどういう人なの!女性はみんな自分の所有物だと思っている。■ローズは親友の結婚式で、エキゾチックな男性に声をかけられた。シルクの衣装をまとい、漆黒の髪と瞳を持つ彼は、なんと中東の王国マラバンのハリム王子だった。愛人が数えきれないほどいるという、もっぱらの評判だ。目の前に立たれただけで、その強烈な魅力に息が苦しくなる。ローズは執拗にデートに誘われたが、ひたすら断り、逃げるように式場をあとにした。惹かれながらも、ひどく危険な雰囲気を感じたのだ。ハリムは初めて女性に拒絶されたことにショックを覚えていた。そんな女がこの世にいたとは。腹立たしいが気をそそられる。なんとしてもローズを口説き落としたい。ハリムは側近に命じた。「彼女の住所をすぐに突きとめろ!」
  • シークのいざなう夜に
    完結
    4.0
    政情不安が囁かれるジンバブエに住む姉夫婦と落ち合うため、ザンジバルを目指してひとり旅をしていたエミリー。しかし、クルーとして働けばただでヨットに乗せてくれるという、フランス人商人の甘い誘いにのったのがすべての間違いのもとだった。なんと彼は麻薬の密売人で、その正体が露見するなり、自分を捕らえたシークにエミリーを差しだしたのだ!いくら自らの潔白を主張しても、シークは彼女を売春婦だと誤解したまま。豪華な宮殿で囚われの身となったエミリーは!?
  • シークの囚われ人
    -
    船が私有の港に停泊するとすぐに、エミリーは逃げ出した。アフリカのザンジバルまで乗組員として航海する予定だったのに、船の所有者ジャックが麻薬密売人だったとは……。助けを求めてマングローブの湿原を必死で進んでいると、突然、ライフルを掲げた男たちに捕まえられた。連れていかれた先は宮殿で、彼女を迎えたのは、神々しいまでの威厳をたたえたシークだった。シークはエミリーの頭からスカーフを乱暴に取り除くと言った。「麻薬密売人によると、きみはバージンという話だ」なんですって?ジャックは私をシークに差し出したの?

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