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-フランキーは仕事の取引のため、サルデーニャ島を訪れた。彼女にとって、ここはまさに因縁の土地だ――16歳のとき、兄のように慕っていたサンティーノと結婚し、たった半年で離婚した苦い思い出の残る場所。しかもその結婚は彼女の祖父による半強制的なものだったため、サンティーノは夫となっても指一本触れてこようとしなかった。あれから5年。取引先に着いた彼女は、思わぬ光景に凍りついた。なんとそこには、元夫の鋭い瞳と、不穏な言葉が待っていたのだ!「君は翼をもがれたも同然だ。もう自由には飛べない」
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-跡継ぎを産んだら、離婚?ギリシア富豪の求婚は、残酷。 病身の母を救うため、オリンピアは祖父のもとを訪ねていた。駆け落ちした母は、ギリシア富豪の祖父に勘当されたが、かつてオリンピアは祖父の屋敷に招待されたことがあった。そこで結婚相手にと紹介されたのが、若き実業家ニックだった。魅力的な大富豪に、オリンピアはたちまち夢中になるも、ニックの親友とあらぬ関係を疑われて、疎遠になっていたのだ。援助する代わりに、その彼と結婚しろと祖父に迫られて、戸惑うオリンピアをニックは無遠慮に眺めながら、言い切った。「僕の跡継ぎを産むのが、結婚の条件だ」と。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-この娘のためよ。不実な侯爵にすべてを捧げて―― うら若きソフィーは、清掃や内職をしながら身を粉にして働き、亡き姉が遺した幼い娘を育てていた。ある日、姉の亡夫の兄、アントニオ・ロチャ侯爵が訪ねてくる。姉の遺児である姪の存在を知り、一族に迎えたいというのだ。帝王のように傲慢な侯爵とは、姉の結婚式で出会ったきりだ。引け目を感じる16歳のソフィーを一方的に誘惑したのに、ふしだらな女と罵って、突然ごみのように捨てた。それなのにいま、苦々しげな顔で、彼女に結婚を申し出たのだ。ただし夫の浮気に口出ししないという、屈辱的な条件で。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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1.0別れを告げたあの人に、 娘の存在は秘密。 マイナは、重役秘書として働く会社のパーティで、 大物の資金提供者だという男性を紹介されて目を疑った。 チェザーレ! 4年前、大学を卒業したばかりの彼女は、 イタリアの名家出身の若き大富豪チェザーレの秘書だった。 だが憧れが愛に変わり、初めて夜をともにしてまもなく、 マイナは理由も告げられずに突然解雇されたのだ……。 再会したチェザーレは、マイナと上司の仲を疑ったあげく、 なぜか彼女を金目当ての詐欺師と決めつけ、復讐を宣言した。 もし、彼の娘の存在を知られたら、どうなるの……?
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-理不尽な愛人契約――イタリア富豪のなすがままに。 倒産の危機に瀕する会社を立て直そうと、ミスティは必死だった。そんな彼女に救いの手を差し伸べる男性が現れる。美しきイタリア系大企業の重役レオーネ・アンドラッキ。だが、彼は支援する見返りとして、恐るべき条件を提示する。「僕が用意する家に住み、僕が買う服を着て、僕に従うんだ」――奴隷同然の愛人になれというのだ。信じがたい申し出に絶望するも、言うことを聞くほかはなく身を任せるしかなかった。初心なミスティには、夜毎の愛のない行為があまりに辛くて……しかも、それは残酷な悲劇の始まりに過ぎなかった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-愛娘の存在は、若気の至りなんかじゃない。 不動産会社で働くデイジーは、新しい顧客を見て目を疑った。イタリアの若き大富豪、アレッシオ・レオパルディ!17歳のとき、愚かにも愛されていると信じて結婚した相手だ。だが結婚するなりアレッシオは冷ややかになり、まもなくお腹の赤ちゃんを失ったデイジーは、彼の父親に追い払われるようにして離婚した。アレッシオが見舞いにも来なかったことに打ちのめされて……。精悍さを増した彼に睨めつけられ、デイジーは青ざめた。彼はなんと言うだろう――私たちの娘の存在を知ったら。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-授かった息子以外、あの夏も愛も、すべて幻だったの? 17歳の夏、タビーは大富豪のクリスチャンに見初められた。二人は強烈に惹かれ合い、夏のあいだじゅう愛し合うが、クリスチャンの妻の座を狙う幼馴染みのたくらみにより、“ふしだらで浮気者の女”と吹聴されてしまう。妊娠がわかったのは、クリスチャンに捨てられたあとだった。幼い息子を抱え、住む場所にすら困るような3年目のある日、クリスチャンの亡き大伯母からコテージが遺されたことを知る。タビーは息子と共にフランスのコテージへ向かった。そこに彼が待ち構えていることは、まだ知りもせず……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-今夜だけ、彼の愛人になる―― 子どものことは、言えないまま。フランス名家の出で、銀行頭取のリュク・サラザン。 初恋の人でもある彼との結婚は、スターには苦しいものだった。 裕福で何不自由ない暮らしでも、夫は愛人の存在を隠さない。 私は決して愛されないのだと痛感したスターは、 耐えきれなくなり、リュクのもとを去った。 あれから1年半。貧しいながらも平穏に暮らすスターの前に、 リュクが突然現れる。美しい顔を、激しい怒りに歪めて。 まさか……彼は知ってしまったの? 別れたあとに私が産んだ、双子たちの存在を。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-消えた“運命の人”が、彼に生き写しの娘の前に現れた。 ダーシーは男性不信なのに、夫を求めて広告を出した。実家の屋敷を相続するには、結婚していなければならないのだ。応募してきたのは、金融コンサルタントのルカという男性。彼の言葉にまじる異国の響きに、あの一夜が頭をよぎった。3年前、旅先のベネツィアで運命の人と出会い純潔を捧げたが、翌日、その男性は名前も告げぬまま消えてしまった。その後ひとりで娘を産んだことを、彼はもちろん知らない。つらい記憶に心乱され、ダーシーはまだ気づいていなかった。眼前にいるのが、非情な目的を秘めた、あの夜の彼だとは。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-富も権力もほしいままにする、傲慢な富豪に弄ばれて… 昼は書店員、夜はオフィスビルの清掃人として働くエリーはある晩、立入禁止の社長室から漏れる会話を偶然耳にしてしまう。慌てて引き返そうとしたが時すでに遅く、その声の主が現れた。ディオ・アレクシアキス。情け容赦ない人物と噂される社長だ。彼はエリーを一瞥すると、彼女が産業スパイだと決めてかかった。なんという言いがかり……。半ば呆然として無実を訴える彼女に、ディオは今から発つギリシア出張にエリーも同行するよう命じた。外部と接触させないため、しばらく昼も夜も自ら監視するという。抵抗するエリーを乗せ、飛行機は無情にもアテネへと旅立った。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あなたのシンデレラに、私がなれるはずなどないのに…。 愛嬌だけが取り柄で何をしても失敗ばかりの事務員ディクシーは、切れ者の銀行頭取セサルから急に呼び出されてびくびくしていた。きっとまた何かへまをしでかして、怒鳴りつけられるんだわ……。すると、セサルは厳しく冷たい表情でディクシーを迎え、彼女が密かに多額の借金を抱えていることを突きとめたと告げた。彼の親代わりの老人に気に入られているディクシーの無垢さを、見せかけだと決めつけていたセサルは満足そうでさえある。そして彼女の説明を聞きもせず、借金を返済する代わりに、余命わずかの名づけ親のために婚約者のふりをするよう命令した! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-3年前、父が作った多額の借金を肩代わりしてもらう見返りに、マクシーはやむなく祖父ほども年の離れた富豪の愛人となった。実は見せかけだけなのに、周囲からは白い目で見られる日々……。老富豪が病に倒れた今、妻に返済を求められたマクシーに、彼らの甥であるアンゲロスから悪魔のささやきがもたらされる。代理返済しておいたと告げ、欲望の瞳で代償を求めてきたのだ!金のために身を売る女と蔑まれた屈辱に震えながら、夫となる人にしか身は捧げないとマクシーが断ると、彼は言った。「結婚しよう。但し、公の場で妻と認めることはできないが」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0友人と誕生日を祝った真夜中の帰り道、ベラは道に迷い、誤って対向車と正面衝突してしまった。幸い、相手に怪我はなかったらしく、運転席から男性が降りてくる。さっき見かけた人だわ! 高級車に乗った、スペイン系の伊達男。国中の女性が憧れる富豪の銀行家だと友人は言っていたっけ。彼はなぜかベラを売春婦と決めつけ、侮辱の言葉を並べたて始めた。こんな男とかかわってはだめ。あとは保険会社に任せよう。ところが翌日、保険が切れていたという恐るべき事実が判明した。屈辱的だけれど、彼にもう一度会って話をしなければ……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-フランキーは仕事の取引のため、サルデーニャ島を訪れた。彼女にとって、ここはまさに因縁の土地だ――16歳のとき、兄のように慕っていたサンティーノと結婚し、たった半年で離婚した苦い思い出の残る場所。しかもその結婚は彼女の祖父による半強制的なものだったため、サンティーノは夫となっても指一本触れてこようとしなかった。あれから5年。取引先に着いた彼女は、思わぬ光景に凍りついた。なんとそこには、元夫の鋭い瞳と、不穏な言葉が待っていたのだ!「君は翼をもがれたも同然だ。もう自由には飛べない」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.3「何できみと結婚しなければならないんだ?」これがルークの答えだった。「きみには、ぼくの妻にふさわしい家柄も教養もない」キャサリンの頬から血の気が引いた。父も母もなく孤児院で育ったキャサリンは、愛に飢えていた。著名な大実業家のルークに恋した18歳のとき、何も求めず、ひたすら愛を捧げた。だが、彼女に与えられたのは、愛人という名前だった。豪華な住まい、贅沢な暮らし……そこにあるのは不安だけ。そして今、キャサリンは決断を迫られていた。●本書は、1996年9月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
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3.0疎遠な双子の妹ナターリャが事故にあったという知らせを受け、ナターシャは病院に駆けつけた。ところが妹はぴんぴんしていて、婚約者だという著名な弁護士チェイスが意識不明で横になっていた。重傷のチェイスは、助かっても体に障害が残るかもしれないと聞き、ナターリャは指輪を外し、彼を見捨てて病院から出ていった。ナターシャは放っておくことができず、そばで彼を見守った。時間がたち、うとうとしはじめた耳に苦しげな声が聞こえた。チェイスが目を覚ましたのだ。「ナターシャ……」私の名前を呼んでいる。ああ、また妹が私の名前を使ったんだわ。ナターリャは以前から姉の名が気に入っていた。彼は、しっかりとナターシャを見つめてまた名前を呼んだ。事情はあとで話そう。このシルバーグレーの目に笑みが戻ったときに。そう思ったとたん、体の奥に眠っていた感覚がうずきはじめた。
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1.0「咲夜は私と結婚するんだから…」無邪気になついてくる親友の妹・聖。それを邪魔してくるシスコンの兄・棗。三人で過ごす咲夜の大学生活は、平凡だけど幸せに続いていくはずだった。あの日、残酷な殺人事件を目撃するまでは──。平穏な日常を恐怖に染め、謎が謎を呼ぶ殺人ゲームが、ついに始まる!!
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4.018歳で大富豪と結婚、そして妊娠したまま離婚。今、別れた夫は復讐の炎を宿した瞳で再婚を迫っている。あの日の出来事はまだ終わってはいなかった…。★幼い息子と二人で暮らすケリーの前に、別れた夫アレックスが現れた。優雅な身のこなしも、挑戦的な琥珀色の瞳も、すべてを賭けて愛したあの日のままだ。四年前、涙に暮れる私のもとを、冷たく去っていったというのに、どうして今さら会いに来たのだろう? 理由を聞いて、ケリーはますます混乱した。「罪の償いをしてもらう。僕たちは再婚するんだ」
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3.5父を訪ねてきたニックに会ったとき、リーはひと目で恋をした。こんなすてきな人のためなら死んでもいいとさえ父に言い、十七歳のリーはニックと結婚式を挙げた。だが、結婚初夜からずっと彼はリーに指一本触れようとしない。もう五年も、リーは砂を噛むような空疎な日々を送ってきた。ニックと別れる決心を固めた矢先、彼女は恐ろしい事実を知る。父がニックの家族の重大な秘密を握り、脅迫して、彼に結婚を承諾させたのだという。夫は、別れたくても私と別れるわけにはいかないのだ!
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-エリーは義理の兄で元恋人リュークの婚約を祝うため、家族でバカンスを過ごしていた。だがせっかくのリゾート地でひとり憂鬱だった。理由は、自分にまだ未練があると勘違いするリュークが、強引に秘密の関係を迫るからだ。困ったエリーは、大嫌いだったもうひとり義兄ジャックと恋人のふりをすることになるが…――演技のキスはいつしか熱を帯びて本物のキスとなり、ふたりきりのデートはときめきを覚えるばかり…。彼へのこの気持ちはいったい何…!?
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2.0勤務先の社長サンティーノにひそかに憧れているポピーは、勇気を振り絞って匿名のメッセージカードを贈り、愛を告白。ところが送り主を見抜いた社長秘書によって、社内パーティーの場でネタにされてしまった!恥ずかしさのあまり逃げ出したポピーを追ってきたのは、なんとサンティーノ本人だった。
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3.0受付係のスージーは会社の新オーナーでギリシア人実業家のレオスの 到着に怯えていた。以前、臨時に彼の下で働いたとき、二人は恋仲に なった――つかのまで終わった恋だった。9カ月後、スージーは彼の 子を密かに産んだ。妊娠を利用する女を忌み嫌うレオスには言えなか ったのだ。だが今、リムジンを降りた彼の目がスージーをとらえ……。
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2.4大手ランジェリーメーカーの御曹司・葵は幼なじみで初恋の男の子。親の都合で同居することになったケド…優しい彼はすっかり「遊び人」になっていて、いろんな女のコを部屋に連れ込んでいた…! しかも私にもカラダを要求してきて弄ばれる日々。寝ているスキにベッドに侵入、私の下着を紐解く指…ピュアな思い出がミダラに塗り替えられていく…! 愛玩ペットの同居生活はどうなっちゃうの――!?
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-【この作品は同タイトル単行本版の分冊版です。なお、単行本版1巻には分冊版1~3、7巻にあたる話が、単行本版2巻には分冊版4~6、8巻にあたる話が収録されています。】 「処女の血は吸血鬼のごちそうなんだ」首筋を甘く噛まれ、指を挿れられ!? 身体が溶けてく快感に私は―!? 両親を事故で失い、死ぬことばかり考えていた私が引き取られた先は、なんと美形4兄弟+オジサマ…、の吸血鬼一家!? しかも、長男の園は学校の図書館でセフレとHするような、私が苦手なケダモノ男子! だけど、私のことを心配してくれてるみたい。だから、夜中、彼の部屋で色々話を聞いてもらってたら…、私を殺してやるから代わりに処女をくれ、って言ってきて!?
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-とろける快感エッチ――。カラダが疼くHな恋愛コミック誌! 巻頭は、えびす華子『悪魔でクールな甘えんぼう』クールでかっこいい読者モデルの彼氏は…エッチのときは驚くほどに甘い!? 抱きしめられながら、熱い指先で敏感なところを愛撫されたら――…。その他、フジキハルカ『溺愛征服 ハイスぺ上司とHな秘密同居性活』、笹倉ぱんだ『10年ぶりに元カレと。底なし絶倫に一晩中イかされて』、城之内寧々『セックスしないと淫紋が消えません!~悪役令嬢は溺愛王子と不仲になりたいのに…』、篠原ゆか『王子様完全飼育まにゅある』濃密Hがたっぷりのラインナップでお届け!
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1.0家族のため、医者になる夢を諦めて介護施設で働くレティ。裕福な祖父に助けを求めるも拒絶され、ある人物に会うよう促される。レオ・ロマノス…いったい何者? ギリシア富豪であるレオは、妹の遺した幼子4人を抱え途方に暮れていた。子供たちの母親となる妻を求め、レティと会うことに。自分の妻となる利点を語り、「夫婦生活は強要しない。欲求は愛人で満たす」とのたまう彼に反発するも、家族を想い求婚を受け入れるレティ。そんなふたりは、次第に惹かれあい…。
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1.0世界的実業家の祖父に請われ、ゾーイは見知らぬ異国にやって来た。国王の弟だという高齢の男性と契約結婚をするために。ところが途中、強い睡魔に襲われてしまう…次に目覚めた時、ゾーイは砂漠のテントにいた。ここはどこ? 私は誘拐されたの? 恐怖に身を震わせる彼女の前に精悍な男性が現れた。彼は「誰も君を傷つけない」と囁き、落ち着かせてくれた。なんて美しい人、とゾーイは見とれてしまう。彼が本当の結婚相手になる皇太子ラジだとは夢にも思わずに…。
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5.0貧しい美大生フランセスとマットの出会いはまるで映画のように劇的で、恋に落ちるのはあっという間だった。NYには仕事で来ていると言っていた彼はしかし、結ばれた翌日、姿を消した――。3年後、フランセスは一夜で身ごもった息子をひとりで育てていた。初の個展を開くという前日、なんとマットが画廊に現れる。息子をひと目見た彼はふたりを明日、彼の国へつれていくと言いだす。マットの正体は身分を隠していた国王で、息子は皇太子になると宣言し…!?
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1.0新社長のもとでは、不細工な女は昇進できないですって? 理不尽な会社の決定に怒ったピッパは、まだ見ぬイタリア人新社長や上司たちを見返してやろうと心に誓った。友人の手を借り、美しく変身して新社長アンドレオ・ダレッシオの歓迎パーティーに出席すると、誰も謎の美女がピッパとは気づかない。すっかり満足した彼女は、そこで声をかけてきた長身のハンサムな男性と意気投合し、誘われるまま処女を捧げてしまう。まさか彼こそが新社長だとは思いもせずに…。
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1.0リリーは家族経営する旅行会社が配当金を払っていないとして、出資者ラウフ・カサビアンに訴えられていた。不正の覚えがないリリーは話をするため、イスタンブールへと飛ぶ。彼の経営する豪奢なホテルのラウンジでリリーの身体に戦慄が走る。ラウフ…黄金色の瞳にゴージャスな容姿。かつて愛し、純潔を捧げる寸前で計算高い悪女だと冷たく私を捨てた男性。リリーは知らなかった。彼は彼女を詐欺師と思いこみ、好きなように操ってやろうと目論んでいることを…!!
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-カラシア国大公の結婚披露パーティー。好奇の目にさらされ、プリンセス・セリーナはひとりたたずんでいた。「祖国を追われた哀れなプリンセス…隣国の大公妃の座も逃し、この先も平民以下の生活に甘んじるのね」――周囲の噂話から救ってくれたのは、大富豪アレックスからのダンスの誘いだった。アレックスとの甘美なダンスに胸をときめかせるセリーナに彼は彼の故郷のニュージーランドへ来ないか? と誘う。だがそれは、称号だけの王女である、彼女への罠だった!
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1.0キャロラインの亡夫のせいで家族経営していた会社が倒産し、父は心臓病で倒れてしまう。しかも無一文で住む家まで追い出されるなんて! 最悪の状況に陥った彼女のもとに入った1本の電話。その相手はバレンテ・ロレンツァート――かつて彼女が挙式当日、祭壇の前に置き去りにした元恋人。会社と屋敷を買い取ったのは彼だというのだ。他の男性と結婚した私への復讐なの!? 彼がもちかけた取引きとは…「ぼくの愛人になれば君たち家族の快適な生活を保証しよう」
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1.0チャリティファッションショーのモデルを務めたアビーはステージ上から観客のひとりに釘づけになった。こんなにも美しい男性を見るのは初めて…彼の名はニコライ・アーロフ、無数の浮き名を流すロシアの大富豪。ショーが終わると、彼からの誘いが待っていた。挙式直前に亡くなった夫への思いから断わるアビーに、ニコライは告げる…君がほしい、と。「買収できない人間はいない、払うものは金とは限らない」すべてを手に入れてきた男の強引な誘惑にアビーは?
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-17歳の夏、タビーは恋をしていた。だがクリスチャンとは将来を誓いあったのに、悪夢のような出来事により彼女は貶められ、恋は無残に散った。その4年後、ふたりは思わぬ再会を果たす。タビーは旅先で知りあった老婦人から、南仏のコテージを遺産として譲り受けたのだが、突然クリスチャンが現れて「僕の大伯母のコテージを買い戻したい」と申し出てきたのだ!おまけに「一族の土地できみの姿を見たくない」とまで言われ…。大人気リン・グレアムのミニシリーズ第1弾です!
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-メタクシス家に恨みをもつ祖母の遺言により、ギリシアの大富豪リサンダー・メタクシスと結婚することになったオフィーリア。リサンダーの唯一の弱点につけ込んだ祖母は、ただメタクシス家に汚点となる血をいれたいがためだけに孫娘との結婚を強要したのだ。ひと目見たときから惹かれずにはいられなかった誰にも屈したことのないブロンズ色の瞳。今その瞳に怒りの炎を浮かべた彼から、蔑みに満ちたプロポーズを受けなければならないなんて!
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-かつてあなたを拒絶したから、今度は私を罰そうと言うのね――ジェシカは父親が加担した犯罪被害者の名を聞き息を呑んだ。セザリオ・ディ・シルベストリ、すべてを手に入れたイタリア人実業家。そして私の唇を強引に奪い、当然のようにベッドへ運ぼうとした男性。逃げるように去った彼のもとに、父親の減刑を懇願するため戻るはめになるなんて…。ジェシカの話を聞いたセザリオは嘲笑しながら言い放った。「僕の子供を2年以内に産め。でなければ父親は監獄行きだ」。
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-どうしてこんなことになってしまったの…? フローラは乱れたベッドの上で茫然とした。妹の遺児の養育権を世界的鉄鋼王アンヘロ・ファン・ザールと争っていたはずが、気がつくと嵐のような激しさで26年間守ってきた純潔を奪われてしまったのだ。これでは私を娼婦と罵る彼に、自ら身持ちが悪い女だと証明してしまったようなものだわ…。動揺する彼女に、彼の非情な言葉が追い打ちをかけた。「妊娠の可能性があるうちは、いつでも連絡してくれてかまわない」。
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-アレックスは失恋から立ち直るべく女友達とラスベガスにやって来た。滞在先は高級ホテル<マッケンドリック>。ホテルステイを満喫していた彼女は偶然にも、産気づいたコンシェルジュを助け代理で仕事までこなしてしまう。それがオーナーのワイアットの目に止まり、後任として働かないかとスカウトされたのだ。だめよ、もう男にはお節介を焼かないと誓ったじゃない! それが眼鏡美男子として有名な彼ならなおさらよ! 戸惑うアレックスに彼は信じられない提案を!?
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1.0スペイン貴族の冷酷な夫から逃れ、母国イギリスに隠れ住むジェマイマ。名家の伝統を重んじる家族は外国人の彼女に冷たく、その上夫アレハンドロからも浪費家で好色な女とのレッテルを貼られてしまったジェマイマにとって、豪華な結婚生活も金の監獄にすぎなかった。しかしつかの間の逃亡生活も虚しく、ついにアレハンドロが彼女の前に姿を現す。燃えたぎる怒りと欲望――彼はゆっくり口を開いた。「君がベッドに戻ると言うなら、過去の過ちには目をつぶろう。」
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-ペイジは災難に見舞われていた。いとこのローリがペイジの友人宅から翡翠の象を持ち出し、ペイジに濡れ衣を着せて行方をくらましたのだ。すぐにローリを捕まえて穏便に事を済ませたかったが、そう簡単にはいかなかった。なぜならトラヴィス・マッケンナ――翡翠の持ち主の孫が、ペイジを泥棒だと信じて執拗に追ってくるからだ。逃げても逃げてもすぐに彼に追いつかれ、ペイジはついにあきらめて彼に捕獲されるが、ふたりの乗った軽飛行機が森に不時着し!?
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-罪にまみれた汚い私をそんな瞳で見つめないで――かつて犯した罪のため日陰に生きる秘書のエイミ。だが、仕事で訪れた大邸宅で出会ったジョナス・バークリーは一瞬で、彼女の地味な見た目の下にある輝くような美しさを見抜いてしまう。世界的グループ企業を束ねる若きエリートからの野性味あふれる誘いにエイミの胸は期待に溢れた。あの腕に身を委ねれば、どんな世界が私を待っているのだろう? でも駄目、私には幸せになる権利なんかないのだから――…。
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-エーゲ海に浮かぶ島国フォーテネグロ。アイオナンスの姉は皇太子マックスと結婚したが放蕩生活を送った挙句、愛人と事故死した。王国の掟によると、その罪をつぐなうため妹である自分が殿下と結婚しなくてはならないという。王家の跡継ぎを産むための生け贄になるなんて、この21世紀の世の中に…!? しかし、結婚パレードで圧倒的な男性的魅力をもつ彼に、とろけるような熱いキスをされ頭のなかが真っ白になってしまう。彼にとってもこの結婚は義務なのに…。
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-「その体で僕を誘惑するつもりか?」大邸宅の番小屋で暮らすリンディは、敷地内の川で水浴びをしていた。数分のつもりで着ているものをすべて脱ぎ、澄んだ流れに身を浸すと思わずため息がもれた。するとその時高圧的な男性の声が聞こえ、彼女は胸元を押さえ振り返った。そこには邸宅の新しい所有者アトレウス・ディオニデスの姿が…。世界的海運会社を経営する恐ろしく非情な男――彼は私を自分に取り入るため全裸で現れた恥知らずな女だと思い込んでいるんだわ!
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-最愛の妹を失い悲しみに暮れるセアラは目の前の信じられない人物に凍りついた。気が遠くなるほどの資産と権力をもつギリシア人実業家アレックス・ターザキス。生まれつき心臓が弱かった妹の妊娠を知りながらすべてを奪った憎い男は、妹が命とひき換えに産んだ子供まで取り上げるつもりなのだ。絶対彼の好きにはさせないわ! だが必死の抵抗は簡単に押さえつけられ、耳もとで囁かれた脅し文句にセアラの身体から力が抜ける。ああ、私にできることは何ひとつないんだわ…。
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-挙式したまさにその夜、モリーの夫ショルト・クリスタルディは、花嫁を置いてパンドラという女性のもとに駆けつけた。国際金融市場の頂点に立ち、社交界のスターでもある彼のスキャンダルは新聞にスクープされ、大騒動となる。まだ19歳だったモリーは憧れの男性に裏切られた失意のまま逃げ去り、ふたりの婚姻は解消された。4年後、ショルトと再会した彼女は荒れ狂う嵐の屋敷に閉じこめられ、彼と一夜をともにしてしまう。彼の心は依然、パンドラのものなのに…。
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4.0期間限定の妻を探すロシアの石油王の求めに応じ、大金とひき換えに彼の花嫁となったアリッサ。母親の窮状を救うためとは言え、見知らぬ男性に身をまかせることになるなんて…。明日からは言葉さえ通じない国で、名ばかりの妻として夫の浮気に耐える毎日を送るのだ。彼はこれまで女性を愛したことなど1度もないと満足げに囁くプレイボーイ。彼に純潔を捧げる覚悟はできたはずのアリッサだったが、ふたりの契約に巧妙に隠された恐るべき条項を知ることになり…!?
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-“王子様と結婚したいのは誰?”コンテスト!? コーリは女優を目指す双子の姉の話を聞いて仰天した。姉は見事優勝し、王子様の心と婚約指輪を射止めたのだが映画の大役に抜擢されたので代わりに断わってきてほしいと頼んできたのだ。花嫁を募集するなんて…と思いながらも仕方なくひき受けるコーリ。だが、空港に着いたとたん王子の執事だという気品ある男性に連行され、閉じ込められてしまう。「双子なんてみえすいた嘘だな。君は24時間以内に王子と結婚するんだ」
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-エリナー、赤毛の美しき魔女。今日という日と私を忘れないよう、甘い口づけを与えよう――。王家の英語教師としてカラム王国へやって来たエリナー。21歳の誕生日に王室のパーティーに招かれた彼女は、第2皇子ジャシムからダンスに誘われる。美しい黒髪と肉食獣の瞳…ジャシムの広い胸に抱かれる夢のようなひと時、彼女はいつしか恋に落ちていた。しかしエリナーは知らなかった。情熱的に愛を語るジャシムの胸中に、ある恐ろしい計画が秘められていたことを…!
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-ギリシアの世界的海運会社ぺトラコス・インダストリーズ。その冷酷な敏腕経営者として名高いジャニス・ぺトラコスに、派遣社員のマディは密かな憧れを抱いていた。だが恋心が災いして大切な会議の場で大失敗を犯し、マディは彼の逆鱗に触れてしまう。謝罪のため社長室に向かうと、そこで待っていたのはシャワーの水滴が残る半裸のジャニスの姿だった! 彼には上流階級の美しい婚約者が――でも憧れのジャニスからの強引な誘いを拒むことができなくて…!?
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-屋敷の跡取りに大それた恋心を抱いたばかりに、汚名を着せられ屋敷を追われた執事の娘アンジー。あれから2年。幼い息子を育てながら住み込みの召使として働くアンジーのもとに、深夜ギリシアから珍客が訪れた。レオ・ディミートリオス。初恋に舞い上がる私のすべてを奪ったあげく、冷たい言葉で拒絶したあなたが、今目の前にいるなんて…。今も昔も変わらずに、私の愛したただひとりの男性――忘れたはずの愛の記憶が、あなたとともに押し寄せてくる!!
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-双子の妹が事故に遭ったという知らせを受け、ナターシャは病院に駆けつけた。ところが妹は無事で、重傷を負ったのは、その婚約者のチェイスだった。容姿は瓜ふたつでも性格はナターシャと正反対で自分勝手な妹は、意識不明の婚約者をあっさり見捨てる。妹のために大けがをした彼を傷つけられない……一時的に妹のふりをするナターシャ。すぐに真実を話すつもりだったが、チェイスのシルバーグレーの瞳に身も心も吸い込まれてしまう。そのまま結婚式の日を迎え…!?
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-ケイは最近母を亡くし、遺品の整理中に自分の出生にふと疑念を抱いた。24年前、名門エンダコット家の赤ん坊誘拐事件があったが、その赤ん坊のイニシャルと自分の名前は同じケイ。遺されていた誘拐事件の切り抜き記事。そして事件当日、母の日記に「ケイが来た」とあるなど見過ごしにはできず、彼女は真実を知ろうと赤ん坊の祖父であるチャールズ卿に会いに行く。だがそこには卿を気遣う共同経営者だというベンがいて、激しい剣幕でケイを財産目当ての偽物と決めつけた!
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-空港で突然見知らぬ男性に腕をつかまれ、激しく責めたてられたフェイス。腕を振りほどこうとする彼女をブラウンの瞳でにらみつけ、彼はイタリアなまりのぞっとするほどセクシーな声で告げた。――どこに逃げてもみつけだしてやる、僕の“エンジェル”――その言葉は3年前の事故で記憶を失ったフェイスに衝撃を与えた。彼は以前の私を知っているの!?彼に対して感じる恐怖と不安、そしてどうしようもない胸の疼き――心が彼を覚えてる、彼は特別な人だったんだわ…!
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-妹の婚約者を奪った罪で、家を勘当されたマキシ。7年後、世界に名だたるトップモデルとなった彼女は、家族の愛を取り戻すため、たったひとりで故郷の屋敷 に帰ってくる。裏切りの本当の理由を話すために…。妹は新しく結婚が決まっていたが、マキシは歓迎されない。それどころか花婿の兄、支配的な強い瞳をもつカーは、あからさまにマキシをさげすんでいる。「きみはまた、妹の婚約者を奪いにきたのか?」。憤慨する彼女に、彼は突然、熱いキスをしてきて――!?
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1.0甘く美しいピアノの旋律に誘われ、シャヒール王子は美しいレディに出会った。一心にピアノに向かうその姿にみとれるうちに、王子に気づいた女性は逃げるように走り去ってしまった…。「僕の城にいる彼女はいったい誰なんだ!?」 その答えはすぐに出た。彼女の名前はカーステン、城の清掃係のひとりだった。僕は王国の皇太子だ、雇人に手を出すような愚かなまねをするつもりはない。しかし、あんなに美しい彼女が清掃係とは…何か理由でもあるのだろうか? 王子はたわむれにカーステンに接近して!?
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-10歳のとき、親同士の再婚でリーには義理の兄モーガンができた。背の高い18歳の青年にやさしく迎えられ、リーは初めて温かい家族というものを知った。だが10年後、ある忌まわしい出来事のせいで兄はリーを強欲でふしだらと思い込んだまま海外へ赴任してしまう。――1年後、ふたりは再会するが、もう1度話せばわかってもらえると思っていたリーの甘い期待は、無惨にはねつけられた。モーガンの冷たい態度は変わらず、激しい憎しみのまなざしを向けてきたのだから!
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-外の世界にはきっと、キラめく何かがあるはずよ――ヴォルツェンブルグ王国のプリンセス・ヴァネッサはいずれ女王となる身、自由などとはほど遠い生活を強いられていた。公務で訪れたニューヨークでも優雅な微笑を振りまき決められた日程に従うだけ。20歳の若い女性として退屈な毎日に飽き飽きした彼女は、親友の助けを借りて数日間の自由を手に入れた。初めて歩く刺激的な街、初めて食べたファーストフード、そして初めての恋――けれどタイムリミットは近づいて!?
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1.0ビリーは8歳のときに英国から地中海の島に移り住んだ。奔放な母のせいで島の子どもたちに爪はじきあった彼女を救ったのは、ひとりの少年――アレクセイ・ドラコスだった。島の権力者の息子だ。そして、今やビリーは彼の秘書として世界をまたにかけ働いている。彼への想いを胸に秘めながら…。そんなある日、母の愛人に乱暴されかけたビリーを彼が救うが? ミニシリーズ全2部作でお届けするドラマティック・ロマンスの第1弾です。
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-デザイナーのレイチェルが、はるばるアマルフィ海岸へやって来たのは、かつての恋人アレッサンドロを問いつめるためだった――いくら私を恨んでいるからといって、私のブランドの資金繰りを邪魔するなんて! 5年前ある事情から彼のプロポーズを受けずに、ほかの人と婚約してしまったことへの復讐なのだろうか? そして、やっとのことで再会したアレッサンドロは屈辱的な契約を提案してきた。ブランドを支援する見返りに、偽りの恋人役を演じろと――。
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-オーストラリアの難民収容所で、つらい生活を送っている少女ハニ。身を守るため、“少年”として毎日を必死に生きていたが、しばしば不思議な夢をみていた。ひとりぼっちでもなく家族もいて、薔薇が咲く豪華な宮殿に住んでいる美しい夢。ばからしいと思う彼女のもとにある日、砂漠の王国バジェスタンの特使だという気品ある男性シャリフが訪れる。スルタンの命令で彼女を探していたという彼の告げる言葉に、ハニは耳を疑った。「君の本当の名前はプリンセス・シャキラだ」
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-仕事で中東のダタール国に来た学者ベサニー。彼女はトラブルで宮殿に連行され、皇太子ラズルと再会する。2年前のイギリス。留学生だったラズルはベサニーに求愛し、文化の違いに悩む彼女に拒絶されたのだ―。絢爛たる宮殿に閉じこめられたベサニーは猛反発。が、ラズルの甘い誘惑に抗えなくなっていき・・・。
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1.0アンドレアスとつきあって2年目の記念日を目前に、ホープの心は弾んでいた。出会いから今日までの幸せすぎる日々。どうやってお祝いしようかしら! 張り切るホープだったが、友人から思いもよらぬ忠告を受ける。ギリシアの大富豪でプレイボーイの彼にとって、ホープはただの愛人でしかないというのだ。確かに、将来を話しあったことも家族や友人に紹介されたこともないけれど、私たちの愛は本物のはず…。だけど…。数日後、不安は現実となりホープに襲いかかった!
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-“女優としては峠を越している”と批評され、アンは今後の人生の岐路に立たされた。1度気持ちをリセットしようと思い、双子の妹が嫁いだヨーロッパの王国に飛ぶ。幸せな妹の姿を見たアンの胸に今までにない感情が湧きあがる。――私だけの家族が欲しい。そんなある日、妹の夫が経営するチームにどうしても欲しいレーサーをつれてくる。彼はライリー、以前映画で共演した際に手ひどくふった名うてのプレイボーイだ。彼はチームに入る条件にアンとの結婚を提案して!?
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-ソフィーは質素な生活のなかで、奔放な姉ベリンダの遺児リディアをひき取って育てていた。ある日、姉の遺言により、姉の亡夫の兄アントニオ・ロチャ侯爵と3年ぶりに再会することになった。アントニオとソフィーは、かつてひと目で恋に落ちたのに、彼の突然の心変わりによってソフィーの心はずたずたにひき裂かれたのだった。いかにも侯爵然としたあの傲慢な彼に、また傷つけられるのはごめんだ! しかし彼女の抵抗もむなしく、運命は再びふたりの人生を結びつけた!
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-ポリーは母親の手術費用を稼ぐため、代理母の募集に応じた。しかし、妊娠した彼女を母の死が襲う!! 失意のまま、ポリーは依頼主の用意した家で過ごすことにする。 一方、依頼主のラウルは富豪の独身男で、代理母制度を利用したのは激しい女性不信のせいだった。ポリーの不幸を知り、正体を隠して彼女に近づくが!?
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-父亡き後にかさんだ借金を清算するため、名付け親の遺産が必要なダーシー。が、相続条件には1年以内に結婚することが義務づけられている。思いつめた彼女は新聞の求人広告で仮の夫を見つけることに。これで問題は解決したはずだったが、現れた男性は3年前の情事の相手。しかもダーシーに復讐心を抱いていて――!?
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-モデルのマクシーは、年配の男性の愛人をしていた。彼が病で倒れた後、甥で大富豪のアンゲロスが来て、次は自分の愛人になれと申し出る。夫にしか体を許さないというマクシーに、彼は契約結婚を提案した。公にしない夜の為だけの妻・・・。彼に惹かれていたマクシーは憤慨する。だが、彼女にも結婚を急ぐ理由があり・・・。
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-会社を経営しながら、息子を育てているシングルマザーのアシュリー。ある日、彼女のもとに美しい英国紳士が現れる。「奥様とご子息をお迎えにあがりました」ハリーと名乗るその男性は、イギリスの名門一族の執事。その一族唯一の後継者が、アシュリーの息子だというのだ!さらにアシュリーを説得できるまで、彼は執事として彼女に仕えると言い出して!?
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-伯爵と結婚した姉に会うため、ブエノスアイレスを訪れたゾーイ。迎えに来てくれた義兄の友人ラサロのヘリに乗るが、とたんに彼の態度は豹変した。「静かにしろ。言うとおりにしていれば何も心配することはない」。これは誘拐だわ…!! 街から隔絶された豪邸でとらわれの身となってしまう。彼の目的は伯爵家への復讐。そして、それには複雑に入り組んだ彼の出生の謎がからんでいて――。卑劣な誘拐犯のはずなのに、彼の銀色の瞳に浮かぶ孤独にゾーイは心ひかれてしまい…!?
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-「借金50万ドルを今月中に支払えですって!?」デイジーの牧場に取り立てにやって来たのは圧倒するオーラと金色の炎が燃えるような情熱的な瞳をもつダンテ・ガルバン伯爵。世間には秘密にしているが、デイジーの父はアルツハイマーを患っている。そこをつけいられ、伯爵家と不当な契約を結んでしまったのだ。なんて卑怯な掠奪者なの…! デイジーの愛馬を要求する彼の無慈悲な申し出を受けるが、またしても父のせいで二重契約となってしまったことに気がつき…!?
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-倒産の危機にある兄の会社を救えるのは、スペインから来たやり手実業家マット・デ・カピストラーノだけ。だがジョージーにとって、彼は思い出の土地を買い上げようとする、セクシーだが傲慢で礼儀知らずな男だった。ある日、視察に同行したジョージーに、マットは車の中でいきなりキスを!これは彼が仕掛けたゲームなの?
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1.0考古学者のジョアンナは、1500年前に朽ちた古城の調査のためモンテジャーノ公爵の館を訪れた。その土地の現在の領主はグスターヴォ・モンテジャーノ、ジョアンナの元婚約者であり、彼女の初恋相手だった。かつてジョアンナは他の女性を愛する彼の幸せを願って、恋心を隠し身をひいたのだ。けれど幸せに暮らしているとばかり思っていた彼は、離婚した妻と娘との関係に悩み、以前はなかった孤独の影を背負っていた。救いを求める彼の手を振り払えないジョアンナは…!?
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-君のすべてを手に入れるまで、このゲームから降ろしはしない――イタリア人実業家セルジョ・トレンテは、監視カメラに映った意外な姿に驚いた。オフィスに置かれたチェスの難問オブジェに夜ごと挑戦する謎の人物とは、なんとみすぼらしい制服を着た清掃員だったのだ。だがこんなにも美しい女性がただの清掃員のはずがない。ミステリアスな彼女に興味をひかれた彼はその女性を呼び出すと、これから毎日、深夜自分とチェスの試合をするよう詰め寄った!
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-霊能力なんて、いらない。持って生まれたその能力のため、心を閉ざして生きてきたセブン。 ある時、6年前から行方不明だという女のコのイメージを、つい口にしてしまう。「このコは生きてるわ」。すると女のコの父親だというセクシーな男性が、セブンを詐欺師と決め付けて怒鳴り込んできて・・・。
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-5年前の事件がもとで人目を避け、海辺の町で暮らすステファニー。 誠実な恋人ユーアンとの結婚を望む彼女の前に、 当時の恋人で事件をしる人物ジェラードが現れた!! 過去が知れ渡ることを恐れるステファニーにジェラードは、 危険な取引を持ちかける。 それは秘密を守る代わりに彼の所有物になるというもので・・・・・・。
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1.0タブロイド紙をにぎわすギリシア人大富豪レオニダスは、マリベルが憧れる美しい従姉の恋人。しかし、従姉が事故で亡くなった夜に、マリベルは彼と一夜かぎりの熱い愛を交わしてしまう! 従姉の貧弱な代用品だとわかっていながらも、その朝の冷たい別れに絶望するマリベル。2年ぶりに彼と再会するが、彼女には決して知られてはいけない秘密があった。それは――「君は僕の子を産んだんだね」しかも、その事実がパパラッチにより世界中に報道されてしまい…!?
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1.0ケルダはトップモデルの地位を失いかけていた。ある暴露記事のためにスキャンダルに巻き込まれていたからだ。 そんな時、母親が6年前に別れたトマソと突然結婚すると言い出した。激しく反発するケルダだったが、それには理由があった。トマソの息子アンジェロの存在だ。 ケルダは彼との間に苦い思い出があり・・・。
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-10年前、オリンピアはギリシアで恋に落ちた。相手は、祖父が決めた許婚・ニック。セクシーで優しく、そしてプレイボーイ。互いに惹かれあっていると感じていたが、あらぬ疑いからニックに"浮気女"と罵られ・・・破局。傷ついたオリンピアはギリシアを後にした。そして今、祖父の思惑で再び二人は婚約することになり!?
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-複雑な家庭環境に育ち、誰の子供か断じていえない幼子をかかえるクリッシー。まさに困窮のどん底で、因縁の貴族・ブレイズと再会する。美人の姉に比べ不器量だった少女時代、クリッシーの心を深く傷つけたこの男。クリッシーは屈辱を覚えながらも、生活のためにブレイズの屋敷で家政婦として働くことになるが・・・。
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-高級車相手に事故を起こしてしまった、女流画家のベラ。 車から降りてきたのは、彫刻のような美しさを誇る大富豪・リコだった。その魅力に息をのむベラだったが、リコは彼女の派手な身なりを見て、一方的にベラを娼婦だと決めつけてくる! 『なんて嫌な男なの!?』 怒りにふるえるベラをよそに、リコは多額の賠償金がわりに彼女を買うと言い出して!?
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-8ヶ月前に婚約したゾーイとロス。互いの両親に挨拶にいく旅の途中で、二人は事故に巻き込まれた。ゾーイが意識を取り戻すとそこにロスの姿はなく・・・。別の病院に搬送されたと聞いたゾーイは退院するや、急ぎ彼のもとへ向かう。が、ロスは婚約者について何も覚えてなく、彼の両親に追い返されてしまい・・・!?
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-画家のリズは同棲していた恋人と別れ、傷心のままイタリアを訪れた。丘の中腹のロマンチックな家で、地中海を眺めて絵を描く日々。十分楽しいが、人恋しい夜もある。金箔を施した天蓋つきの大きなベッドが、その寂しさを募らせる・・・。ところがある晩ふと目が覚めると、隣に裸の見知らぬ男性が!彼はいったい・・・。
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1.0最愛の母を亡くし、天涯孤独となったオナー。 ―・・・人前では、決して泣くものですか!― 母の残したレストランを、気丈に切り盛りするオナーだが、一人になると涙をこらえきれず・・・。 「どうしたの?大丈夫?」 優しく声をかけてきたのは、トレースと名乗る男性。 ―初めて会う男性(ひと)なのに・・・。彼のまなざしに、暖かい手に、癒されるのはなぜ・・・?― 急速に彼に惹かれてゆくオナー。 しかし、やがてオナーは残酷な事実を知る。トレースがある目的のために、自分に近づいたことを。 そして、オナー自らの出生にまつわる“秘密”を・・・。
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-結婚歴のある名門モンテイロ家の当主、デュアルテと電撃結婚した使用人のエミリー。 彼女は身分の違いに戸惑いながらも、よき妻になろうと努力する。だが、彼はいまだに亡妻の肖像画を屋敷に飾り、どこか態度も冷たい。 ある日、誤解から不倫を疑われ耐えきれなくなったエミリーは、幼い息子と家を出てしまい・・・!?
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-ロンドンの広告会社で働くアレッサンドラの夫は、誰もが知る大企業社長・キャメロン・コールダー。初めて会ったとき、圧倒的なカリスマ性で、誰もが自分にひれ伏して当然とばかりふるまう彼を、アレッサンドラは冷たくあしらった。するとキャメロンは、思いどおりにならない「クールな女」に結婚を申し込んできたのだ! でも、アレッサンドラは知らなかった。この結婚が果てしない苦しみの日々になろうとは…。
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-財産目当てに近づいてくる男達にうんざりした名家の令嬢マーリンは、父と賭をする。 条件は、『1か月、身元を隠して働けたら二度と結婚を強制しない』というものだ。 父への反発心から、賭を受けたマーリンは、家を飛び出し、住み込みで小説家のアシスタントとして働くことに!! けれど、一つ屋根の下で共に暮らすことになった雇い主の息子・銀行家のキャメロンとは、寄ると喧嘩ばかりの、犬猿の仲。ところが、ある日の事件を境に二人の関係に微妙な変化が訪れて・・・・・・。
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1.0―私が父の愛人ですって!?やっと出会えた実の父から譲られた遺産のせいで「愛人」に勘違いされてしまったローラ。しかし亡き父と交わした約束のために実の娘だと告白することもできない・・・。そんな時現れた、嫌味で傲慢な男―クイン。父の家族と親密な付き合いのある彼は、ローラを金目当ての悪女と罵る。憤りを感じるローラだったが、彼の青い瞳を捉えた瞬間、体中に火花が走って!! ―その青い瞳におぼれたい・・・。・・・あなたが信じてくれるなら―
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1.0フレディは事故死した従姉の代わりに、その息子ベンを愛情込めて育てていた。そんな彼女のもとに、クアマール王国の皇太子でベンの叔父だという男性が現れた!皇太子はフレディを男性経験豊富な従姉と誤解し、ベンと引き離そうとする。納得がいかないフレディは、皇太子にある提案を持ちかけるが…。
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-リンジーは行方不明の妹ルビーの消息を知るために、妹が秘書として働くアレッシオ・カペーリのオフィスを訪ねる。彼は、やり手の離婚専門弁護士。一方、リンジーは結婚生活の修復を手がけるカウンセラーで、ふたりはメディアで特集されるほど天敵の関係。大富豪のイメージとかけはなれた彼の鍛えぬかれた身体にとまどうリンジーに、アレッシオは冷たくルビーの解雇を言いわたす。それがいやなら秘書の代わりとして、今からカリブ海への出張に同行しろですって…!?
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1.0令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。 だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。 親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。 彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか?
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-ヨットのデザイナーとして仕事一筋に生きてきたメガン。しかし、ギャンブルと酒に溺れる兄のせいで、資金繰りに頭を悩ませる日々・・・。そんなメガンの前に、8年ぶりにルーカスが現れた。 “ルーカス、私の憧れの人・・・!相変わらず、なんて魅力的なの!” 思わず心惹かれそうになるメガン。 しかし、彼女は彼を愛してはいけないある理由があって!?
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-・・・・・・いつまでこんな生活が続くのかしら・・・!?・・・・・・ 上司マックスの罠にはまり、彼の愛人となったイヴ。ある日イヴはパーティで強烈な魅力を放つ男性、映画監督のカールと出会う。運命の糸に導かれるように、彼に惹かれるイヴ・・・。 しかし、イヴが“愛人”だと知るなり、カールは侮蔑の言葉を投げかけるのだった・・・・・・・・・! 「彼に軽蔑されることが、なぜこんなにも苦しいの・・・!」 そんなイヴに、マックスはさらなる残酷な要求を・・・・・・! 「カールの映画に主演し、映画をぶち壊しにしろ!」 この絶望的な状況の中、それでもイヴは彼の命令に従わなければならない理由があった・・・・・・・!
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-勤め先の新社長として、5年ぶりにシーアンの前に現れたブレア。シーアンのことを「親友を弄び、死に追いやった悪い女」だと誤解 している彼は、再会と同時に彼女への復讐をほのめかす。翌日、彼の個人秘書に任命されたシーアンは不安に怯えた。しかしそれは、彼の巧みな罠の入り口に過ぎなかった・・・。