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2.0小国の王女であるディーネは18歳の誕生日を迎えたあと、隣国に嫁ぐことが決まっていた。まだ幼い弟に少しでも安寧を与えてやるために、民に平和をもたらすために――そう覚悟を決めていたはずなのに、ある日ひとりの男性と出会ってしまう。旅人を名乗る男・シリルと交流していくうちに、どうしようもなく彼に惹かれていくディーネ。婚約者がいる身なのに、国のために間もなく嫁ぐのに……。「俺と一緒に逃げますか?」そんな彼の誘いに逃避行を決めたディーネだったが、甘く幸福な夢は瞬く間に覚めてしまう。「俺は人殺しだから」という言葉を残してシリルが消えたあと、隣国の王が暗殺されたという知らせが届く。純粋に互いを求め合った二人の恋は、陰謀に巻き込まれていく――。
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3.6「十年前より、今の君のほうがいいな」――昔、すれ違うように一度だけ出会ったお隣の領主の息子ダグレイ。印象の良くなかった彼との結婚を命じられたエリーシアは、領主の娘の責務と覚悟を決めて受け入れる。しかし、すぐさま迎えに来た彼は端整な騎士に成長していて……。隣地でありながら親しみのない両家を案じ、王に命令された結婚。ダグレイが優しく気遣ってくれるのも、王のため、家のため――わきまえていても、次第に惹かれていくエリーシア。結婚式を済ませ夫となったダグレイは変わらず優しいが、それだけでは物足りなくなってくる。そして彼もまた、独占欲を見せはじめて……?
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3.5ノイエンドルフ王国との戦争に敗れ、父王と同じく兄も目の前で処刑されようとしている。次は私だ。レニエ王国の王女アナイスが覚悟を決めていたところ、ノイエンドルフの第二王子フィオンが駆けつけ助けてくれた。それは次期国王となる第一王子の妻になることが条件の目こぼしだった。だが、耐えがたい扱いに追い詰められたアナイスが再び窮地に陥ったそのとき! 「その姫、俺にくれませんか?」ゆるっと現れアナイスを引き取ったフィオン。アナイスを待ち受けていたのは寝ても覚めても怒涛の溺愛攻撃──救ってくれた王子は基本優しいですがちょっとした変態でもあって!? 困惑のアナイス。しかしそんな様子すらフィオンにはご褒美……!?
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-「……それで、今日も失恋されたという訳ですか……」「好きになっちゃうんだもん、仕方ないでしょ」しっかり者で気さくな年下のバーテンダー、徳島和人。失恋するたびにバーで飲み明かす恋多きOLの希美。出逢って一年、徳島は希美にとって良い話し相手となっていた。「今日は僕も少し飲みたい気分なんです。店を閉めて、その分貴女に奢りますよ」雨の日の金曜日、今年に入って何度目かの失恋をした希美に、徳島は店の貸し切りを持ちかける。彼の厚意に甘える希美は、徳島に彼のオリジナルのカクテルを注文して――二人きりのバーで繰り広げられる密やかな恋の駆け引きを描く、甘く蕩けるカクテル風ロマンス!
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-地味で引っ込み思案の理紗は、会社の先輩・奥田に片思い中。端正な顔立ちで、物腰も柔らかく、誰に対しても優しい彼は女性社員の憧れの的だ。自分なんて相手にされるはずがないと諦め気味だった理紗だが、ひょんなことから告白することに! 親友・美夜子の協力のもと、なんとか告白にこぎつけたところ――「僕も君が好きだ」と奥田から意外な言葉が! 晴れて両思いになったふたり。彼に優しく愛されて、理紗は幸せな日々を過ごしていた。しかし、どんどん綺麗になっていく理紗に興味を持つ男性が現れて――? 奥手な彼女を優しく包む、年上彼氏の溺愛包囲網!
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3.0★第3回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。 人間界を守るため魔王と契約結婚!? 触手にも甘い愛撫にも負けません! 三百年間ある女性を待ち続けたイケメン魔王×前世で魔王を封じたらしい女聖騎士 〈あらすじ〉 「いいから抱かせろ!」。聖王女の護衛中に魔界にさらわれた聖騎士ベアトリクスは、そこで「人間界で起きている変な事件は、封印中の魔王アバドンの魔力が漏れているせいで、三百年前に彼を封印した伝説の聖騎士の生まれ変わりであるベアトリクスがそれを解けば、人間界は平和になる」ということを知る。しかたなくアバドンにキスをしたベアトリクスだったが、復活したアバドンに妻になれと迫られて……。
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2.5世界一のシェアを誇るECサイト『Universe foot』の日本支社の社長である海斗はアメリカ本社の要人を迎えてアウトドア接待のときに彼のお子さんが大きな岩の上でバランスを崩した時、とっさに身代わりになった。お子さんをしっかり抱きかかえたまま、地面に降り損なってしまい病院に行ってみると見事な骨折、入院コースだった。都内にある『四つ葉記念病院』で入院することになった海斗は病棟勤務の看護師である紫乃のお世話になり同時に彼女に惹かれるのであった。「紫乃さん、ほんの少しだけでいいから、話し相手になってくれませんか?」 この出会いをきっかけに、二人はとある場所で再会するのだが――!?
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2.3
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4.0日本酒が大好きで、日本酒の輸出をおこなう商社のマーケティング事業部で働く璃歌。ある日、プライベートで訪れた酒蔵で、なんと強盗に遭遇! しかしその場にいた男性に助けられて事なきを得る。ただこの男性、とんでもないイケメンだが、かなりオレ様の気配……。その時初めて、璃歌は彼が自分の勤める会社の取締役で、“抱かれたい男一位”の異名を持つ大嶌煌人であることに気がつく。社内では優しく紳士的な彼の本性を知った璃歌は、面倒事の気配を感じて、彼に関わらないことを決意。ところがそんな璃歌に煌人は興味を持ったらしく、ぐいぐいと近づいてきて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.3
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4.4
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2.3
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-初めて会った人なのに、彼のことが頭から離れない……。入社三年目の琴音がひと目惚れしたのは、新入社員の眼鏡男子・有栖川明。しかし彼は、同期の理奈に恋をしている。琴音は叶わない恋だと自分の気持ちを隠し、彼の恋を応援しようと心に決め、先輩として接するが、彼を好きな気持ちは深まるばかり。そんなある日、彼が理奈に失恋したことを知った琴音は、傷ついた彼を慰めるうちに押し倒されて驚く。彼女の身代わりでもいい……琴音は求められるままに体を重ねるが、翌朝、目を覚ました時に彼の姿はなく、『すみませんでした』と、謝罪するメモだけが残されていた。相手を想って空回りする、恋に不器用な二人の甘く切ないラブストーリー。
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-生まれてはじめてされた告白は、初恋の王子様からだった──。高校二年生の時に、大財閥の御曹司・遠山遼一に告白された彩月。お金持ちの跡取りだけど気取ったりしない、優しく温かな遼一とその家族のおかげで、ふたりは良好な関係を続けていたけれど……彩月には一つの悩みが。それは、遼一が慎重すぎること! 甘い言葉を囁いて、キスもしてくれるけど、それ以上の何かを彼は求めてこない。そして、そんなじれったいほどに優しい彼と関係を進められたのは、付き合って三年が過ぎた頃だった。「俺の時間も俺も彩月のものだから……、その代わり、君も俺のものだよ」大胆な発言とは裏腹に奥手な彼にモヤモヤさせられて……!?
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3.3婚約者の暴力に耐えかねて家を飛び出した桜子は出会い頭、美麗な青年・春親に襲われてしまう。「君が欲しい…っ」首筋に噛みつかれた瞬間、疼きだす下腹部。熱杭がもたらす悦楽と繰り返される絶頂。体力果てるまで貪られた桜子だったが、後日、自責の念に駆られた春親から謝罪と共に自分が【吸血鬼】であることを打ち明けられる。衝撃的な出会いをきっかけに、お互いの存在を認め合い、愛を育んでいく二人。しかし、桜子は婚約者の逆恨みによって刺されてしまう……。時は流れ、現代――百年を駆ける二人の物語が再び動き出す!!
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5.0
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4.4――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。 圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。 その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、 ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。 感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。 守らねばと思うライネリアだったが、 それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた! 一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。 「愛の押し売りに来ました」 獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!? 年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!? 【目次】 序章 第一章 青 第二章 碧 第三章 緋 第四章 黒 第五章 白 第六章 紫 終章 あとがき
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3.5「気持ち良くしてあげるから、私を信じるんだ」 私、こんないやらしい女じゃないのに……っ。正真正銘の処女なのに! 王女エルヴィールは幼い頃から推している隣国の皇帝レオナルトの婚約者だった──父王が宣戦布告するまでは。 敵国となっても密かに彼の姿絵を買い漁るエルヴィールに女王として和平交渉に臨む日が訪れる。提示された条件は、レオナルトのもとに嫁ぐこと!? 妻に望まれるなどご褒美でしかないのに──幼いころ彼に傷つけられた記憶が邪魔をして素直に甘えられない!? こじらせまくった初恋を抱えるエルヴィールは、罪深く麗しいレオナルトから余裕たっぷりに迫られて……。 「く……っ、辱めるぐらいなら殺しなさい!」
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4.0空間デザイン会社で事務方をしている地味顔の理系女子、理沙(りさ)。彼氏いない歴も8年目に入り、寂しさからお気に入りのぬいぐるみと抱き枕が放せない日々。ある日、地下倉庫でデザイナーの敏哉(としや)と探し物の最中に停電に遭い、いきなりの暗闇の中で動転した理沙は誘われるままに敏哉と結ばれてしまう――。以前から敏哉は優しかったが、理沙にはその理由がわからない。そんな中、敏哉は二か月間の長期出張に。「帰ってきたらデートしようね」という言葉に、次に会うまでには綺麗になっていたいと、エステやネイルに通い、可愛い服も揃えた理沙。それなのに! 敏哉は他の女の子とランチデートを……。すれ違いの初恋ストーリー。
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-『さぁ、婚儀はつつがなく終わった。一緒にディーダーン国へ行こう』頭痛に腹痛、セクハラ……ブラック企業に悩む百合が医務室へ行くとクリシュナと名乗るアラブ系産業医に全てを打ち明ける。検査の結果なんとお祓いが必要だと言われ、会社の屋上にそびえ建つカーバ神殿に連れていかれることに!?言われるがままカーバ神殿を抜けると、そこは異世界ディーダーン!?いつの間にか婚約の儀を済ました百合は、文化の違いに戸惑いつつも、なかなか手を出してこない彼に業を煮やし、ついには自ら挑発しようと奮闘するのだが――!?寂しい!会いたい!放っておかないで!!お互いを思いあう心が優しくすれ違う、癒し系異世界ファンタジー!
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3.1生粋のアラサーオタク女子が、乙女ゲーム世界の悪役令嬢・アンジェリカに転生してしまった。覚えている限り、このままでは悲惨な最期を迎えてしまう。今ならまだ間に合う、傲慢にならない! できれば推しの王太子と結ばれるルートを歩みたい! そうした幼いころからの努力も報われ礼儀正しく成長。けれど昔からアンジェリカにべったり甘々だった兄・ジェレミーの凄まじい溺愛も進化し、シスコンの度を超えた愛情表現に悩まされている。そしてとうとう、アンジェリカが王太子に思いを馳せるのに強く嫉妬したジェレミーは──「アンジェリカ、俺のものになれ」 駄目なのに……与えられる快楽に蕩け、激重な愛に打ちのめされ、呑まれて!?
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-「さみしくなくなりますように」本多早苗は、たまたま見つけた稲荷の祠に手を合わせた。ひとり暮らしにあこがれてはじめてみたはいいけれど、両親、兄と妹、そして飼い犬と、にぎやかな家で育った早苗には、とてもさみしいものだった。そうして祈って目覚めた翌日。早苗のベッドで、身知らぬ男が眠っていた。しかもその男の頭には、尖った獣の耳がついていて――。「昨夜、稲荷の祠に手を合わせただろう。俺は、その稲荷を担当している一族の、狐だ」とまどう早苗に、彼は得意そうに言う。「俺は、彼氏とペットの両方を、兼ね備えているからな。役に立つし、癒されるぜ」稲荷の狐との、不思議で身近な下町ファンタジー・ロマンス。
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-「彼女の振りをしてくれ」高校の時に恋人の振りを頼まれた杏奈。卒業と同時に終わったはずの関係が、六年を経て再び「恋人の振り」をすることに。密かに思いを寄せていた慧斗に対し、杏奈は複雑な想いを絡ませる。それだけでも充分悩みの種だというのに、親友朋子の様子がなんだかおかしい。朋子になんでも相談したいのにできない、そして何も相談してもらえない。どうしてこんなことになってしまうのだろうと悩むけれど答えは見つからず……。そんな折、慧斗が突然「もう遠慮はしない」と宣言。仕事中なのにキスの嵐。どうしよう、頭が急展開に追いつかない――熱っぽい彼の視線にドキドキさせられっぱなしの杏奈はついに――。
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4.5「お前なんて――。一生恋を知らず、あたしの好意を無下にしたことを後悔するがいい!」恋の魔女エマニュエルの言葉と共に、湖の公爵ジュールは呪いをかけられた。少年の姿になってしまった彼の前に現れたのは、メイドのイネス。心優しい彼女はジュールの呪いを解くのに奔走してくれ、その健気な姿にジュールも惹かれてゆく。しかしイネスが仕える主は好色なことで有名な侯爵。侯爵から愛人になれと迫られ、期限が迫るなか二人は魔女の呪いを解くために黒い森へ――。魔女の使い魔に誘われて進んだ先には、魔女の住処が。そこにいた魔女と対峙した二人は――。ジュールの呪いは無事に解け、二人は結ばれるのか――?
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2.9帰国子女の経験を生かし、フリーの通訳をしている優花。恋人と共に、仕事でフラクシニアという国へ向かった彼女は、そこで金髪碧眼の皇太子・アレクサンドルに出会った。親日家で、優花への好意を隠さない彼に、どきどきしつつも困惑していると、なんと恋人が浮気している現場に遭遇してしまう。失恋して悲しむ優花を、優しく慰めるアレクサンドル。すると彼は、「一ヵ月間の恋人契約を結ばないか」と持ち掛けてきた。突拍子もない提案に驚く優花だったが、立ち直るきっかけになればと契約することに。だけど、それには体の関係も含まれていて、普段は紳士、実は絶倫の彼に、優花はベッドの上で容赦なく貪られてしまい……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.9「俺の妾にならないか……」――運命の出会いを果たし、婚約者として愛を育んできた皇帝リカルドから、信じられない言葉を聞き、ショックを受ける侯爵令嬢マレーネ。聞けば、この国で絶対と言われる神殿の神託により、リカルドは幼馴染みのエリスと結婚しなければならないという。その神託に背けばエリスの命は……。それでもマレーネを手放したくない皇帝は、マレーネを愛妾にするという苦痛の判断をする。しかし、エリスの望みで、婚前の儀式である、神前での契りは、影嫁としてマレーネが行うことになり……。神前での隠微で背徳的な行為がふたりの心を一層結び付ける!! はたしてふたりの運命は?
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2.8胸を......吸わせてくれ 処女なのに母乳、ってどんな呪い!? 大陸一の強国の冷徹な皇帝ד聖女”と呼ばれる王女(巨乳) 〈あらすじ〉 美しい容姿と心と豊かな胸を持つ小国の王女ソフィアは、国民から聖女と崇められていた。しかし 持ち込まれる縁談はなぜかまとまらず、気づけば25歳に。そんなソフィアに大陸一の領地を誇る 帝国ラガクードの皇帝ライアスが求婚する。ライアスの本当の姿を知りたいと、ソフィアは結婚を 前提に帝国に滞在することに。少しずつ仲を深めていく二人だったが、ソフィアにとんでもない呪 いがかけられていることが発覚し...。
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3.5目標にまっしぐらに向かう性質の鉢谷まどか。ある日、勤める会社の会長夫人をテキパキと助けたら会長夫妻にまどかのきっちりした性格を気に入られ、子会社のCEOを務める孫の神宮司時生の女嫌いについて相談を持ちかけられた。『時生が女性に慣れるようレッスンしてほしい』事情を鑑みてその心配する気持ちを理解したまどかは、交換条件をのんでもらいその任務を引き受け、時生のもとで第三秘書として働くことに。そんなまどかを渋々受け入れる時生だったが、女性が苦手になるのにはそれ相応の理由があるわけで……。依頼通りレッスンを進めるまどかに少しずつ心を開き始めるが──「俺がすべてを許したと思うなよ」
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3.0その顔と身体を口封じの為に葬るのは惜しい……君を飼ってやる■閉鎖的な孤児院で育ったシャオ・ラン。引き取ってくれる里親も現れず、自活するための仕事にも恵まれないまま、20歳の誕生日を迎えて、院を出なければならないシャオを、若き銀行家ジェイ・ハンが住み込みで雇い入れる。他に選択肢もなく、写真で見た顔と名前しか知らないジェイの元へと孤児院がある帝都下層区から、高層ビルが立ち並ぶ一街区へと向かうシャオ。しかし、シャオを乗せた車は武装した男達に襲撃され、シャオはジェイの“裏の顔”を知る。死を覚悟したシャオに、ジェイは唇の端で笑いながら告げた。「気まぐれに君を飼うのも悪くない……その顔と身体を、口封じの為に葬るのは惜しい」。そして始まった愛玩人形としての贅を尽くした暮らしの中で、シャオはジェイの愛技に溺れて――官能と暴力が交差する、著者渾身のアジアン・ノワール!!
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3.0「あぁ、絡みついて、私を離さないな、ルゥルゥ」 はちきれんばかりに昂った雄の欲棒が、後ろから獣のように押し込まれる。 熱い吐息とともにうなじに噛みつかれ、私は強すぎる快楽に堕ちていく……。 〝血濡れた獣人王〟と呼ばれる皇帝イーチェン。後宮に捧げられた処女の生き血を吸っている──そんな噂が立つほど恐れられる彼のもとに、ルゥルゥは義姉の身代わりとして嫁ぐことに。最初は怯えていたが、『時渡りの石』の力で過去に飛ばされ、彼の悲惨な境遇を知る。愛を知らない彼の力になりたいと、ルゥルゥは身分を隠し女官としてもイーチェンの傍に侍るようになるのだが――。運命の下に導かれる、二人の愛の奇跡。
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4.7都市銀行に勤める銀行員・和歌子と大手ゼネコン勤めの建築士・晴斗は、端から見ればごく普通の夫婦。ごく普通っぽい二人は、ごく普通に見える恋をして、ごく普通と思われる結婚をした。──だけど普通とは違うことがひとつだけ、奥様は男装レイヤーだったのです! 「……こんな変な奥さんでゴメンね」「良いんだよ。お前がそうやって俺の隣で楽しそうにしてるだけで、俺はなんだか幸せだから」高校の元先輩後輩、再会、溺愛、こじらせ、甘々えっち……なにげない遠野夫妻の日常には、ほっこりキュンが大渋滞!! 山もなければ谷もない(?)でも少しだけアブノーマルな、幸せな日々!
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3.8「わたしの妻になってくれて、ありがとう」――シンシアが王城で出会ったのは、異国から来た強面の騎士ラディド。彼に求婚されたシンシアは、持参金に含まれた領地に絡んだ政略だと理解し、領主の妹の義務として了承する。しかしラディドは婚姻契約書とは別に、シンシアが夫に望むことを記した契約書に署名すると申し出る。結婚した後、あなたに誠実な夫になりたい、と。シンシアは自ら作り上げた契約書を手に、新しい土地の小さな城で結婚生活をはじめた。妻に優しくすること、妻の意見を尊重すること――契約の条項を守る、強面ながら優しい夫に心を寄せていく中、ラディドの故郷から不穏な動きが……。
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4.0※本作品は パブリッシングリンクより刊行の『魔女と野獣 ~毒林檎では殺せない』と内容が同一の作品となります。 作品名や挿絵は異なりますが、本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 私の体をとろかす冷酷な瞳の男… 罪を犯し夜の街に流れ着いた人気No.1キャバ嬢が、初めて身体を許した相手はインテリ極道! ◆〈STORY〉この男にいいようにされるのは嫌なのに、体は蕩けて服従してしまいそうだった――。お嬢様育ちでありながら、罪を犯して夜の世界に流れ着き、ナンバーワンにのし上がってきた美月。周囲の誰にも心を許さず、処女を守ってきた彼女だったが、やむを得ない事情から暴力団のフロント企業の社長をしている桐生に抱かれることになって…。「いいんだな?」。欲に濡れた美月の目をのぞきこむ男の冷たい双眸は、獲物を玩具にして嬲り殺す獰猛な野獣の目つきだった!
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-ん?そんな声出すなんて実は愉しんでるんでしょ――編集者、バドミントンプレイヤー、アナウンサー、医者……選んだ道でトップを目指す才色兼備の女性たち。夢を追いかけてきたから、今更こんなところで躓いていられないの、私の邪魔をしないで!仕事熱心な彼女たちは恋愛に見向きもしない。だから男性にどう見られているか無頓着。そんな彼女たちを狙う男性はたくさんいて……。用意周到で濃厚な罠が張られていると気づかない彼女たちは、その罠にいつの間にか飛び込んでしまう。彼女たちを見つめ続けてきた男性にとって、狂愛を与えるのはお手のもの。ケダモノと化した彼らに敵わない!甘いトラップに掛かった彼女たちが刺激に震える4編収録。
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3.0身長百四十センチ台で性格もどちらかと言えば子供っぽい。好きな人ができても「恋愛対象に見れない」と言われて玉砕し続けてきた有住(ありす)。就職先でも先輩たちの自分に関する噂話を聞いてしまいショックを受けるが…「可愛いだろ?研修中も一生懸命だし。お前らの目、おかしいんじゃないのか?」と有住を庇う声が聞こえて!?自信を取り戻したと思った矢先、自分の所属する部署には「小動物大好き!リスちゃん可愛い!」と所構わず抱きしめてくる風見が指導係につくことになった。仕事に堅実で丁寧に教えてくれる風見であったが、デリカシーのない発言に反抗心をむき出すが……!?コンプレックスを抱えた乙女の溺愛オフィス・ラブ!
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3.3身分違いの恋ってこんなに苦しいの!? 一夜限りと捧げたはずが……■初めて好きになったあの人とは、決して結ばれることがない。代々続く身分差を理解し、初恋の御曹司、俊之様に、秘書兼使用人として仕える理沙。それでも、彼にすべてを捧げたい。そんな一心で、ある夜、求められるまま体を捧げてしまう――!! こんなことをしても、想いが通じるわけではないのにと、今となっては後悔ばかりで、気持ちを押し込める理沙。けれど、抱かれている間だけ、切なくも彼を独占できる喜びに満たされる。彼の気持ちが見えないまま、身体だけ重ね続けて――。そんななか、理沙と俊之のヒミツの逢瀬が、俊之の婚約者に気付かれてしまった!? この関係をやめようと理沙は逃げようとしたが、俊之は許さず――!?
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-振られたばかりのナホコさんに恋愛相談が持ち込まれ…?■バレンタインの季節。大学一年理系女子ナホコさんは振られたばかりだった。そんなナホコさんに、突然恋愛相談をしてきたナルセくん。草食系を通り越して絶食系男子と思われていたナルセくんからの相談事は、なんと「知らないうちに入籍していることになっていた」。その上、見た目からは想像できないほどたくさんのカノジョがいるらしい。ナルセくんは、相談のお礼にと、ナホコさんを最高のえっちでおもてなしをした。そのナホコさんの前に次々と現れるナルセくんのカノジョたち。ナホコさんは面倒だなあと思いつつも、ナルセくんのペースに巻きこまれていって……理系の男女が繰り広げるライトミステリー。
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-老舗の石鹸屋のひとり娘であることから『ソープ嬢』というあだ名でからかわれ続けた真央。唯一の例外だった駿とは高校時代に順調な交際をするものの、ある事件のため半年間で破局――けれど十年後、カルチャースクールで石鹸教室の講師をしていると、なんとW講師の相方として彼と再会を果たす。大手化粧品メーカー勤務の元カレに引け目と対抗心を感じた真央は、精神的な距離を縮められないままぎくしゃくと教鞭を執り続ける。ところが、最後の教室を目前にして駿のほうから近づいてきて……彼の変わらぬ優しさに終わったはずの恋心が疼き始めるのを止められない真央。でも、あのときのことは忘れられなくて……石鹸が繋ぐ十年越しの恋の行方は?
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4.3世に正体を隠し、芸術作品の創作に没頭している伯爵令嬢のデルフィーナ。舞踏会の夜、いろいろあってずぶ濡れになってしまい、体にぴったりドレスがはりついて見事なボディラインが露わに。それを女嫌いで名高い皇帝レオナルドに目撃されてしまう。デルフィーナを強引に連れ去った彼にドレスを脱ぐよう命じられ、慰み者になる覚悟をしたそのとき。「女神だ」──なんとレオナルドはデルフィーナ自身がモデルをする作品の大ファン!? 「俺は〝女神〟でしか興奮できない体になってしまった」──冷血皇帝と呼ばれるレオナルドのちょっと変態な溺愛は甘くて一途で打ちのめされて……。
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1.9「側にいると、抱きたくなるから困る」上司のセクハラ・パワハラに追い詰められる美愛は、ついに契約締結のためのハニートラップまで命じられてしまう。逃げることもできず取引相手との証拠写真を撮ろうとした時──世界的に有名な映像クリエイターであり取引先の社長・小田島直流が現れ、美愛は新たな危機に直面する!! 絶体絶命な状況に覚悟を決めた美愛だったが…理由を聞いた直流は意外にも会社を辞めて自分のもとでアシスタントをしないかと持ちかけてくる。…その業務内容は家事に添い寝にエッチまで!? 甘すぎる彼に仕事であることも忘れるくらい熱く求められて…。
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2.3「可愛い……ずっと抱きたかった――」。女だてらに聖王女の護衛を務める聖騎士ベアトリクスは、ある日、聖王女と共に魔界にさらわれてしまう。そこで彼女は「最近、人間界で起きている妙な事件は、魔王アドバンが封印されているせいで、ベアトリクスは三百年前に彼を封印した伝説の聖騎士イザベルの生まれ変わり」という衝撃の真実を知る。ベアトリクスがアドバンの封印を解けば人間界は平和になると言われ、しかたなく彼にキスをしたベアトリクスだったが、復活したアバドンは彼女に妻になるように迫る。1年間アバドンに「愛している」と言わなければベアトリクスの勝ち。もし言えば、永遠にアドバンのものになる、という条件付きで結婚を承諾したベアトリクスだったが!? 意外な結末が待ち受ける契約結婚ラブストーリー。第3回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。
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-だめ。わたし、まだまだそっちには行けない! 結婚式を控え事故で急死した加奈子。目を覚ますと、そこは家具屋だった── 加奈子は家具屋で暮らしている。なぜなのかはよくわからない。気がついたらここにいたのだ。19世紀初頭の四柱式ベッド、オーク材のボウフロントナイトテーブル、お気に入りのマホガニー材のヴィクトリアンドレッサーなど、ヨーロッパから買い付けてきたアンティーク家具に囲まれ、加奈子は買い物客と一緒に店を見て回ったり、店員たちの働きぶりを観察したりと、毎日それなりに、気分よく過ごしている。買い付けた家具には、幽霊が憑いてくることも……。ピアノと一緒にやって来たピアニストのアルベリク、15世紀の飾り棚の女中・ヘルガ、黒檀の衣装箱の少女・ミナ。彼らと話をするうちに、加奈子は生きていたころのことを少しずつ思い出していく……
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3.0縋るな、溺れろ――◆その身体を武器に、愛人という立場から犯罪組織新夜会のナンバー・ツー、ウォンの右腕の座を狙うヤオ。だが、ようやく巡ってきた対抗組織である全帝都会と国際犯罪組織コルヴィアとの武器取引の阻止という機会は、仲間に囮として利用されるという最悪の結果を迎えた。「君の命は私が預かった。今、君は私のものだ」。囚われの身となった彼の監視を公言したのは、コルヴィアのナンバー・ツー、ラウロだった。逃げ出すという目的のために差し出した身体は狂おしい執着をもって抱かれ、激しく攻め立てられる。身体と心を揺さぶられ、次第に抗う力を失い、ラウロに溺れていくヤオだったが、情人であるウォンが自分を取り戻そうと動き始めたことを知り――? 激しく絡み合い、恍惚と更ける夜。繰り返される蜜事に乱された劣情と男たちの思惑の行く末とは……? 【登場人物】 ヤオ……【受】犯罪組織新夜会の構成員 ラウロ……【攻】国際犯罪組織コルヴィアのナンバー・ツー ウォン……【攻】犯罪組織新夜会のナンバー・ツー リー……事故死したウォンの側近 シン……リーの元部下 ロイ……犯罪組織新夜会のナンバー・フォー
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5.0派手な容姿と、それに見合わない大人しい性格の大学生・日菜子は、見た目だけで判断されることがコンプレックス。そんな日菜子が好きになったのは、大学近くのカフェのオーナー凌平。寡黙でワイルドな雰囲気漂う彼の繊細な気遣いに、一気に恋に落ちてしまった。とうとう彼のそばにいたい一心でそこでバイトをすることに。日々、彼を目で追っていた日菜子は、「いつも俺のことを見ていただろう?」と指摘され、凌平に告白される。しかしコンプレックスからつまらない女と嫌われたくない日菜子は「お兄ちゃんにそっくりだから」と嘘をついてしまう。本当は両片想いの二人。なのに、お互いの気持ちが見えない。そこに凌平の元カノも登場して――?
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4.0学生の頃から、一歩踏み出したような大人の恋…■和風土産物雑貨の企画からデザイン販売までを手掛ける、社員が10名ほどの小さな会社。そこの広告デザイン部に入社して三年目の知花には、馬の合わない同期がいた。企画営業部に所属する永井だ。社員同士は家族のように仲が良いのに、知花は、永井とだけはどうしても事あるごとにぶつかっていた。ある日、新人歓迎会で酔いつぶれた知花は、介抱してくれた永井と、つい言い合いとなってしまい勢いでふたりでホテルへ。体を重ねて関係がよくなるどころかこじれてしまったところへ、上司から新商品の開発をコンビで進めるよう言い渡されてしまって…。
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3.5背徳感と羞恥でおかしくなりそう──。恋愛に臆病で未だに処女の美海は、旅先で出逢った健流と意気投合し、密かに初めてを捧げる。二人は互いに惹かれ合ったが、勇気を出せず素性を明かさずに別れた……はずだった。東京に戻れば美海の弟が事故を起こし、後遺症を抱えた大企業の社長・二階堂雄哉から莫大な賠償金を請求されて窮地に陥る事に。しかも旅先で出会った健流が雄哉の弟として現れ、大きなショックを受ける。身の回りの世話をすれば賠償金を免除すると雄哉に提案された美海は、二階堂家に住み始めるものの、御曹司兄弟の歪んだ悦びに囚われていく──。「俺に代わって抱いてやれ」美海は雄哉の目の前で健流に貫かれ……。
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2.8大好きな恋人の鈴音が突然姿を消した。彼を喪い絶望の日々を送る来花も突然暴漢に襲われる。そして目覚めた先は空の上に浮かぶ国、アークライネス。辺境伯リアムの婚約者・エヴァとして転生した来花。行方不明だったエヴァの帰還を熱烈に喜ぶリアムに、来花は困惑。リアムはエヴァの記憶を取り戻すため来花を無理矢理に抱くのだった。「俺は君が感じる場所を、誰よりも知っている」 鈴音を忘れられない想いとうらはらに悦んでしまう肉体。二度とエヴァを手放したくないリアムの情熱。悩んだ来花は城の迷路でリアムから逃げきれたら自由にしてもらう約束をし、必死に走っていたとき。ずっと昔に同じように誰かから逃げた記憶が蘇り……!?
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-マネージャーの古関律子は五歳年下の新人俳優・須藤拓海を任された。彼の演技に惚れてしまった律子はどうにか彼を有名にしたくて日々奮闘中。そんなある日、彼が初めてのキスシーンを前に練習させてほしいと言い――!?キスを、してしまった。撮影中のそのシーンは見ていられず、律子は拓海のためにも自分の気持ちに気付かないふりをする。それなのになぜか彼が事あるごとに煽ってきて、律子の心を揺さぶり続け……?ラブシーンの彼の表情が悔しくて、むかついて――「あんな顔、見たことない!」怒っても仕方ないのに、気持ちが彼に向かって加速してしまう……!仕事に恋に一生懸命なふたりの、不器用なロマンティックラブストーリー
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-「ここに住むのはどう?」高層マンションに住む永野修平と、その向かいの古びたアパートに住む三浦志織。アルバイト先のコーヒーショップで挨拶を交わす程度だった二人の仲は、老朽化を理由にアパートの建て壊しが決まったことで、急速に変わっていく。引っ越しの当てもない志織に家政婦の仕事を条件に、空き部屋の等価交換を申し出た修平。住む場所に、アルバイト代という破格の条件と、修平への興味から志織はそれを引き受けて――単なるご近所同士の関係から、家政婦と雇い主へと変化した二人の関係。家というプライベートな空間で明らかになっていく修平の素顔と近づく二人の距離。そんな彼との距離に戸惑う志織に修平が出したある答えとは……?
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-心をみせない彼へ、いつのまにか抱いた恋心――■前の仕事をやめて穏やかな人生を送ろうと考えていたトウコ。だが彼女は、興味本位で申しこんだバイト先・お昼寝空間『プチシェスタ』というお店の、なぜか店長に抜擢されてしまった。トウコに店長の肩書きを与えたオーナーは、趣味であるスープ作りしかやらない。ただ黙々と絶品スープを作り続けるオーナーのために、しかたなくトウコが張り切り店をまわさねばならない状況となる。なぜオーナーはスープにこだわり作り続けるのか? そんな意地っ張りでつかみどころのないオーナーに振りまわされながらも、トウコはいつしか彼に恋心を抱いてしまっていて……。
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-ある朝起きたら、隣に知らない男の子が寝ていた。はだかで……!? ■いったい、どうしてこんなことになってしまったのか。昨夜は飲み会。酔っぱらって拾ってきた? 藍原凛華29歳、アパレル会社のデザイナー、彼氏なし。ある日隣に寝ていたのは、健一朗と名乗る明らかに年下、しかも凛華とは年の差もありそうなかわいい男の子。すっかり彼のペースに巻き込まれた凛華は、その日は健一朗をそのまま部屋においてやることに。そしてその日仕事から帰った凛華を待ち受けていたのは、おいしそうな手作り料理の数々。二人はお互いのことをよく知らないまま同棲生活に突入することに。少しずつ変わり始める凛華の日常。仕事も軌道に乗ってきて、気分は上々。そんな彼女に目を付けたのは、会社の営業部のエース・黒瀬。過去何度かアプローチした黒瀬が、再び彼女に迫ってくる。「あのね、今日、デートに誘われたんだ」 凛華の告白に健一朗は「いいんじゃない? 付き合っちゃえば」 予想もしない言葉。それなのに、どうして私に優しくするの? あなたいったい誰? 凛華はだんだんすれ違いを感じるようになり……。恋に、仕事に揺れるアラサー・凛華の行く先に待ち受けているのは――。(ヴァニラ文庫うふ)
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-広告デザイン会社に勤める莉亜は、10歳年上の社長である美山と交際2年目に突入した。やさしくて大人で王子様のような彼と順調に交際していたが、どんなことでも甘やかしてくれる彼が、自宅には招いてくれない…。今日こそは家に行きたい!と強引にお願いしてようやくお許しをもらった莉亜が彼の部屋で見たものは、なんと大量のアニメグッズとコスプレ衣装だった!──「お願いがある。これを着て欲しい!」彼から熱烈に迫られ、莉亜のサイズぴったりにオーダーして作られたという衣装を着ることに。しかし、うさ耳メイドに大変身した莉亜を見た美山の態度は豹変!…それはコスプレによってもたらされる甘い関係の始まりだった!
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4.7愛しくてたまらない。この気持ちが偽りだと? 国を追われて奴隷となり、伯爵家で働いていたラミは、奴隷闘士クラドと出会う。ひとりだけ足枷をつけているにもかかわらず、試合に出たら負けなしで、戦闘狂と言われる彼。そんな彼に手違いでキスをされてしまったラミは、彼から執拗に構われるようになり、しまいには強引に連れ去られてしまう。さらには、足枷を外した途端、別人のような雰囲気を放ちはじめた彼に「お前が欲しい」と情欲の絡んだまなざしを向けられて……。なんと彼はラミの故国の貴族で、呪いにとらわれラミを愛するようになってしまったらしく――!? 【目次】 序章 第一章 奴隷闘士 第二章 因愛の日々 第三章 解呪 第四章 それぞれの覚悟 第五章 大志 閑話 商家の養女 第六章 二人の未来 【著者】 おおまななせ 2022年、『愛だの恋だの番だの、懲り懲りです』(e-ノワール)で作家デビュー。 近著に、『イリテュイアの宿~激情をひそませた王子は切愛の令嬢に果てなき夜 を捧ぐ~』(夢中文庫プランセ)などがある。 炎かりよ
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-光の二十歳の誕生日は、一つの恋が実った日──そして、大切なもう一人の幼なじみを裏切った日……。流星と太陽、光が小さい頃から共に過ごしてきた大事な同い年の幼なじみ。幼なじみとしてそばにいられればそれでいい……そう思っていたはずなのに、いつからか恋へと形を変えた光の想い。流星から香る香水の移り香に嫉妬の炎を灯しながらも、気持ちを伝えることの出来ないまま、光は二十歳の誕生日を迎えようとしていた。そして、十二月二十四日、光の誕生日であるクリスマスイブ。来年も再来年もずっと仲の良い幼なじみでいられると思っていたのに……。三人の想いが交差し、一つの恋が終わりを告げようとしていた。
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-電車通学に悩む女子大生・龍野小百合。目立たないようにといつも俯いて地味な格好の彼女に救いの手を差し伸べたのは、小百合が通う大学の准教授・四葉夏樹だった。小百合を守るために行き帰りのボディガードを引き受ける夏樹。彼のおかげで小百合の表情は明るく変化し始めるものの、相変わらず自分に自信を持てないまま。そこで夏樹が思いついたのは学園祭のミスコン! 小百合の『プリンセス化計画』だった。ドレスを纏う小百合、カメラマンの前でポーズをとる小百合……見守るうちに、確実に近づいていく二人の距離――。果たして地味子はプリンセスになれるのか!? 『ナイショ』を積み上げる二人が紡ぐ、キャンパスラブストーリー。
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3.0お前にとって俺がたったひとりの相手だろう――横田紗耶香二十五歳、大手食品メーカー勤務。親友の有住は会社の先輩に溺愛され、もうひとりの親友未知は優しい御曹司と結婚。ふたりとも幸せそうで嬉しい!最高の親友に恵まれ、重要な仕事を任されるようになり張り切る紗耶香。でも完璧な彼女にもコンプレックスが。女性から妬まれ、男性から心ない視線を向けられ嫌な思いをしてきた。それを一蹴したのが七瀬圭司。自分にも他人にも厳しいが部下思いの部長で、紗耶香は入社前から彼のことが大好き。親友に勇気づけられ告白を決意した矢先、七瀬に断れないお見合い話が持ち上がって!?ずっと抑えていた本気の恋心を紗耶香は伝えることが出来る?
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3.0悪質な詐欺に遭い、独り立ちするための資金を全て奪われて途方に暮れる緋桜。そこに救いの手を差し伸べてくれたのは、大物オーラだだ漏れ、粋な着流し姿のおじさま・御宿玲吏だった。御宿は、緋桜のために住み込み先を紹介して盗られたお金を取り返すと約束する。細やかな計らいに感謝する緋桜だったが、実は御宿は、梔組の元組長で現在は「ご隠居」の、地元では知らぬものはいないヤクザの超大物だった……! その事実に戸惑いつつも、二十歳以上も年齢の離れた御宿に惹かれるのを止められない緋桜。しかも助けてくれたお礼を申し出ると、御宿は「俺の女になるか」と低く重い声で問う。その声に引きずられるように彼と夜を過ごすが、処女の緋桜が望む形で「女になる」ことを、御宿は拒み……。ヤクザの大御所とパティシエの卵。これは――禁断の恋?
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3.4悪質な詐欺に遭い、独り立ちするための資金を全て奪われて途方に暮れる緋桜。そこに救いの手を差し伸べてくれたのは、大物オーラだだ漏れ、粋な着流し姿のおじさま・御宿玲吏だった。御宿は、緋桜のために住み込み先を紹介して盗られたお金を取り返すと約束する。細やかな計らいに感謝する緋桜だったが、実は御宿は、梔組の元組長で現在は「ご隠居」の、地元では知らぬものはいないヤクザの超大物だった……! その事実に戸惑いつつも、二十歳以上も年齢の離れた御宿に惹かれるのを止められない緋桜。しかも助けてくれたお礼を申し出ると、御宿は「俺の女になるか」と低く重い声で問う。その声に引きずられるように彼と夜を過ごすが、処女の緋桜が望む形で「女になる」ことを、御宿は拒み……。ヤクザの大御所とパティシエの卵。これは――禁断の恋? 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.8継母や王子からいびられて育ってきた、国王の庶子である椿。ある日、密かに淡い想いを抱いてきた異母兄のアクセルがクーデターを起こし、国王や義理の兄弟たちを次々に殺害、自らが国王の座につく。かつては優しかった彼の変貌に驚愕するも、なぜかアクセルは椿を女として求めてくるように。甘美なキスをされ、体をむさぼられ、絶え間なく絶頂の彼方に飛ばされ、椿は禁断の関係に懊悩する。彼の性奴隷なのかわからず苦悩するも、「お前の愛が手に入るなら、他になにもいらない」と独占欲露わに愛を貫かれ、椿は心まで支配されていき……。禁断の愛に苦悩するダークラブファンタジー! ※電子書籍限定書下ろし付き。
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5.0クロスフォード侯爵家には、十数年に亘り生活を共にしている客人がいた。隣国・レーヴェ王国の貴族子息・ルドルフである。ルドルフとクロスフォード侯爵家の五人の子供たちは本当の兄弟のように仲睦まじかったが、二女のアデルにとってのルドルフは兄ではなく、想いを寄せ続けている片思いの相手でもあった。アデルは美しい令嬢だったが引っ込み思案なところがあり、社交界には馴染めずにいた。対して姉のシャノンは快活な性格をしており、その美貌も相まって社交界では言い寄る男が後を絶たなかった。ルドルフはシャノンを庇うかのようにいつもシャノンの側にいた。それを見るたび、アデルは大好きな姉に醜い嫉妬心を向けては、自分自身を嫌悪していた。そんなアデルが一念発起したのは、彼女が18歳になった頃。いつまでも妹扱いしてくるルドルフにまずは女性として見てもらうべく、豊かに育った胸を駆使してルドルフに色仕掛けを試みるが……。
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3.5
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4.0「君みたいな素敵な人、忘れられるわけがない」──会社での頑張りを認められ昇進を果たしリーダーとなった常磐杏奈。しかしプレッシャーからかミスも増え、あげくの果てには恋人にも振られてしまう…。そんなある日、ふらりと入ったカフェで高校時代の同級生、藤崎匠と再会することに。かつての匠は誰からも好かれる人気者で、地味めで大人しい杏奈とは正反対の存在。あまり接点がなかったはずなのに、杏奈を初恋の人だと主張する匠から猛烈なアタックをうける。からかわれているの? 本当に私のことが好きなの? 疑問に思いながらも、押せ押せな匠に杏奈もタジタジで…。不思議系爽やか男子に振り回される、ビタースイートラブコメ!
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-「願えば、叶う」奇跡の力を持つアリーシャ。幼い頃から民のために尽くす『聖女』として生きることを強いられる生活に、虚無感を抱えていた。 『殺戮皇帝』と呼ばれるリューンガルドが治める帝国へと向かう旅の道中、山賊に襲われて「ようやく死ぬことができる」と安堵したものの、間一髪のところでアリーシャは助けられ生き延びてしまう。 帝国の庇護下で過ごすことになったアリーシャがこぼした「死に損なった」という言葉に、リューンガルドは興味を示す。対話を重ねるうちに彼もまた『皇帝』という立場の犠牲者だということを知り、互いの孤独を埋めるように唇を重ね合う……。 愛を知らずに育った二人が織り成す恋物語の行方は――!?
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3.3
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3.8営業成績一位を毎月キープする須藤マキ。キツめの見た目とクールで近寄りがたい印象で高嶺の花と言われているが、実は可愛いものが大好きで、連日お姫様カフェへ通っていた。外見に反するこの趣味をずっと隠し通してきたのだが――。「あれ? 須藤さん?」突如、店に現れたのは、王子様のような容姿で女性人気ナンバーワンの後輩、滝嶋千里。以前から猛アピールされ、冷たく接しても子犬のように懐いてくる彼との鉢合わせに焦るマキ。「このことは絶対誰にも言わないで」とお願いするが、なんと滝嶋の態度が急変。バラされたくなければ付き合ってと脅してきて……!? 狼な本性を表した滝嶋の、歪で一途な愛をぶつけられたマキは――?
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5.0男娼を辞めたユウキは、身請けしてくれた樺山と暮らしながらも、遠野組の用心棒・能見と別居婚を続けている。そんなある日、樺山から能見へ依頼が持ち込まれる。それは、「駆け落ちした知り合いの息子を連れ戻して欲しい」というものだった。しかし、その相手の女は遠野組からも追手がかかっており、能見は捜索を押し付けられる。寂しさにかられたユウキは、大滝組の男嫁・佐和紀と共に、能見を追って新潟へ飛ぶ。ユウキの前に現れる「優しかった元カレ」。自分の暗い過去に引きずられるユウキだったが……。春売り花嫁シリーズ第二弾。
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4.8デートクラブの売れっ子男娼であるユウキは、未成年にも見える外見を武器に少年好きの顧客を掴んできた美少年。身請けを勧められ、ボディガードに付けられたのは、仕事で関係を持った元格闘技家のヤクザ・能見だった。ユウキのことが気に入ったと猛烈なアプローチをしてくる能見を、筋肉バカは好みのタイプではないと拒絶するのだが、転落人生の元凶である元カレが現れて……。筋肉バカのヤクザ×わがまま男娼の、シンデレラウェディングストーリー。後日談「レモネードの夏」(同人誌初出)を収録した新装版。
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3.9「姫、大丈夫ですか?」 目を開けるとそこは大好きな小説の世界…? 心配そうに見下ろす彼はいつもヒロインの側にいる騎士のリュカ。自らが姫のブランシュに転生したと気づいたけれど、この物語の結末は『リュカがブランシュを殺す』のだと知っている──。運命に抗うため、ブランシュはリュカを誘惑することに。彼の深く青い瞳が感情に揺れた後、大きな手が髪を撫で、唇が重なる。上手くいったは良いものの、予想外に巧妙な舌遣いで頭の芯が痺れ出す。経験したことのない気持ちよさに逃れようとしてもリュカは許してくれなくて──「遊び半分に男を誘惑すると、こういう目に遭いますよ?」ヤンデレ覚醒!? 重い愛と消えない死の影に惑わされる中、変わりだした物語にも問題は起こりはじめて……!?
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3.9――君を失うくらいなら、壊してしまおう……。 兄や父を次々に喪い、即位したばかりの女王クレアは、 残酷な女王マティルダが支配する隣国との戦に敗れ、囚われてしまう。 だが、幽閉された古城で獄吏として現れたのは、 かつてクレアの代わりに人質として隣国へ渡った幼なじみウィリアムだった!? ずっと好きだった彼との思いがけない再会を喜ぶクレアだが……。 「君は、快楽に弱い普通の女だ」 彼は、クレアの女王としての誇りを打ち砕くように、 淫らな言葉で貶め、快楽に堕とそうとしてきて……。 敵国の獄吏×囚われの若き女王、凶悪な支配者に歪まされた初恋の行方は……? 【目次】 プロローグ 1章 再会の喜びと絶望 2章 初夜は甘い罰 3章 うわべだけの蜜月 4章 真実 5章 逃亡 6章 果たされた約束 エピローグ あとがき
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2.7誰にも求められないオメガだったのに、番に愛されて世界が変わる オメガとして生まれたイルは、病弱なベータの王子として離宮に引きこもっていた。 彼には芸術家としての才能があり、自由に絵を描いて平和に暮らしていた。 ある日、帝国から皇帝ガレスが人気画家クイン・クァーノに会いたいと、王国を訪れる。 人気画家の正体は、ペンネームを使ったイルだった。 国王はイルの存在を伏せたいのに、二人は巡り合ってしまう。 イルの声を聞いただけで、ガレスは全身の血が沸騰するほどの興奮に煽られ、二人は三日に及ぶ激しい行為に没頭した。 ガレスはイルを伴侶として帝国に連れ帰るが、周囲の者達はそれを許さない。 惹かれ合う二人に反して、次々に事件が起こり――!?
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3.7約束して、黒髪の娘を、きっとあなたの妻に迎えることを■メイヤー家の長女、リディアの母はメイヤー家のメイドで、当時、婚約中だった父が手を付けて産ませたのだという。だから継母や異母妹のローザに対して気後れしながら生活している。そんなリディアに降って湧いた話は、領主であるロックフォールド伯爵からの求婚という突飛でもない縁談だった。伯爵は有能で長身、見栄えもいいと評判の男。なぜ会ったこともない伯爵から求婚を? まったく心当たりのないリディアは戸惑うばかり。伯爵の城館に家族で招待されたリディアだったが、現れた伯爵の従者ダグラスを見た途端、稲妻に打たれたような衝撃を感じてしまう。求めてくる伯爵と、求めてしまう従者の間で揺れ動く乙女心。だが伯爵がリディアを求めた真の理由には、驚くべく秘密が隠されていて──
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-「それでは、あなたをお守りする…永遠に」小日向家の姫、鳩子は十八歳になるのに結婚もせず、男のひとりも通わせていない。彼女の理想は「実があって誠があって、馬や弓を操れて、風雨などものともしない男丈夫」運命のであいを信じる彼女は、ついに流鏑馬の儀で理想の男に巡り会う。彼を恋い、占いの女から手に入れた恋の叶う香を沁み込ませた文を送ったが、彼――蘇芳は文の返事もなくいきなり鳩子のもとに訪れてきて…!?「鳩子さまに危機が迫っているかも知れないと思うと。いても立ってもいられなくて」彼を恋う鳩子は、思わぬ運命に巻き込まれていく…。やがて想いを通わせようとするふたりだったが、そんな中鳩子に魔の手が伸ばされて…?
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