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-「君とはもう一度会うことになる」ワイナリーを営む実家に帰省したキムに、リース・リチャードソンと名乗る男性が告げた。魅力的だが冷たい瞳の彼に胸がざわつく。そして、嫌な予感は的中した。キムの家に彼がやって来たのだ。彼は、借金苦で倒産しそうなワイナリーを買収しに来たという。心臓病を悪化させながらも、リースには売らないと頑ななキムの父に、彼は言い放った。「では娘を大金持ちの男にでも嫁がせることだな」と。思いがけない提案にキムは困惑し――?
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3.0ゴールドコースト近辺で猛烈な嵐に遭遇したブリジット。車は水没し携帯電話も通じず、困惑する彼女を助けてくれたのは、ひとりの逞しい青い目の男性だった。抱きしめられた広い胸から伝わるどこか懐かしい彼の体温……ブリジットは運命を感じ、その日のうちに彼に身体を捧げてしまう。彼女はまだ知らなかったのだ。目の前の男性こそが、冷徹な手腕で恐れられる実業家アダム・ボーモントであり、彼にとって女性は信頼に値しない、お楽しみの道具でしかなかったことを…!
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3.0画廊に勤めるソフィアは、ある雨の夜、ひとりの男性に出会い、彼の顔を見たとたん、衝撃に打たれた。亡き父が描き、ソフィアに贈ってくれた肖像画の、ハンサムな青年の顔にそっくりだったのだ。その男性は翌日、父の遺作展を開催中の画廊に現れた。彼はスティーブンと名乗り、ソフィアの絵画修復の技術を知ると、自分が住むベネチアの宮殿にある絵の鑑定と手入れを頼んできた。まるで夢のような話に、ソフィアの体を喜びの熱い興奮が駆けめぐる。気になるのは、スティーブンの連れの美貌のイタリア人女性。彼女がソフィアのベネチア行きに不賛成なのは明らかだった。
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4.0妻というより、単なるベッドでのパートナー。愛する男性からの耐えがたい求婚だった。■別居中の夫ジェレミーが事故死したと知らせを受け、マディは一人息子を連れて六年ぶりに夫の屋敷を訪れる。屋敷にはジェレミーの従兄レオが先に来ていた。かつて彼女は親友サスキアの婚約者だった彼にひと目で心を奪われた。結局マディはジェレミーの熱烈なプロポーズを受け入れたが、レオは彼女が打算で結婚し、従弟を不幸にした女だと今も思っている。マディの結婚後、レオとサスキアはなぜか婚約を解消してしまう。そしてマディは夫と親友の浮気を知り、屋敷を出たのだった。久しぶりに見る屋敷を、マディは心のよりどころだとつくづく感じる。浪費家だった夫のせいで、今や維持するのも困難だが、息子のためにも、なんとか屋敷は手放さずにおきたかった。だが屋敷の維持費を捻出するための事業が行き詰まりを見せたある日、レオが屈辱的な条件のついた結婚をマディに持ちかけた。
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3.5テレサは行方不明の双子の兄を捜しにベネチアを訪れた。ホテルに着いた彼女を出迎えたのはハンサムな長身の男。彼の鋭いまなざしにテレサは思わず身震いした。この人はなぜ、観察するような目で私を見るの?部屋に案内してくれたその男を彼女はポーターとして扱ったが、あとで従業員から彼はここミダス・ホテルのオーナー、マウリツィオ・ヴァンザーニだと告げられる。恥ずかしさのあまり赤面したとき、部屋の電話が鳴った。それは当のマウリツィオからのディナーの誘いだった。
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3.3裕福な家庭に育ったマギーは、いくら仕事を頑張っても、周りは金持ちの小娘のお遊びとしか見てくれないことにいら立ちをつのらせていた。そんな彼女に強力なライバルが現れた。ジャック・マッキンノンはたたき上げだが相当有能と周囲の評価も高く、その上、完璧な容姿を備えていた。はねっかえりで知られるマギーが、なぜか彼には逆らえず、反抗的な態度はいつしか服従に取って代わり、ついには彼にバージンを捧げるが、一夜が明け、思いがけない真実を知らされ…!?
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-金持ちの一人娘として育てられたマギーは、高圧的な父親の干渉から逃れようと、仕事を持って独立していた。実際、マギーはかなり優秀な不動産販売員だった。だが人は、お嬢様の退屈しのぎくらいにしか思わない。宅地開発業者のジャック・マッキンノンもそんな一人だった。甘やかされた小娘とばかりにあからさまに軽蔑の目を向けてくる。父と同類の傲慢な男なのに、気になってしかたがない。どうしてかしら?決まってるでしょう、あなたは恋に落ちたのよ――心の声が言った。彼にならバージンを捧げてもいいと思ってるんだわ。
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-裕福な家庭に育ったマギーは、いくら仕事を頑張っても、周りは金持ちの小娘のお遊びとしか見てくれないことにいら立ちをつのらせていた。そんな彼女に強力なライバルが現れた。ジャック・マッキンノンはたたき上げだが相当有能と周囲の評価も高く、その上、完璧な容姿を備えていた。はねっかえりで知られるマギーが、なぜか彼には逆らえず、反抗的な態度はいつしか服従に取って代わり、ついには彼にバージンを捧げるが、一夜が明け、思いがけない真実を知らされ…!?
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-“赤ちゃんができたの”本当はそう言いたかったけれど……。 「おめでとう、8週目くらいね!」医師の言葉に、クレアは呆然とした。仕事一筋で来たので、子供のことなんて考えてもみなかったのだ。お腹の子の父親である大富豪ラクランだって、きっと同じはず。“ぼくは自立したきみが好きなんだ。だからこそ、ぼくたちは刺激的な関係でいられる”と、彼は言ったのだから。所詮、快楽の相手としか見られていないということ。なかなか妊娠を告げる勇気が出ないクレアを残し、ラクランは3週間の海外出張に出かけてしまった。これまでだって、私はいつも独りで生きてきたようなものだわ……。彼が帰国したとき、クレアは心に決めていた――未婚の母になることを。 ■HQイマージュ~至福の名作選~より、大ベテラン作家L・アームストロングが描いた、“予期せぬ妊娠”をめぐりすれ違う切ない愛の物語をお贈りします。クレアがラクランの子を身ごもったことで、ほどよい距離感だった関係が崩れてしまうのか、はたまた……? *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0自由な関係を楽しんでいた、大人のふたりに予定外の妊娠……。■「おめでとう、八週目くらいね!」クレアは医師の言葉に呆然とした。妊娠だなんて、まさかそんな。これまで、弁護士としてキャリアを積むことを第一としてきた。結婚したいとは、まして子供がほしいなんて、思いもしなかった。それは恋人のラクランも同じはず。彼は離婚したばかりなのだから。クレアはラクランにどうしても打ち明けられなかった。わたしたちは互いに束縛しない関係だから、長続きしてきたのだ。妊娠がわかったら、彼を失うかもしれない。クレアは、いつのまにかラクランを深く愛してしまっていた。何も言えないクレアを残し、彼は三週間の出張に出かけていった。だが、やがて戻ってきたラクランに、クレアはまったく違って見えた。彼女はまるで強い決意を秘めたかのように、晴れやかに輝いている。クレアはラクランと別れ、シングルマザーになる決心をしていた……。
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-両親を突然の自動車事故で失い、マリアンの心は悲しみに染まった。葬儀の日、父の旧友の息子だという男性レイフが弔問に訪れたが、なぜか彼の態度には反感と冷ややかさがにじんでいる。しかしそんな懸念も、弁護士から聞いた話で吹き飛んだ。父が抱えていた巨額の負債のため、広大な屋敷は人手に渡るという。困惑するマリアンに、屋敷をホテルにして共同経営しようと、二日後、レイフから救済策が提案された。願ってもない申し出を快諾したものの、レイフの態度は相変わらずよそよそしいままだ。いったい彼の狙いは何? マリアンは不安に駆られた。
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-「さよなら、ぼくのジョージア」ジョージアが最後に見たのは、彼の後ろ姿だった。■ジョージアは子供に囲まれ、愛にあふれた結婚生活を送りたかった。だが、彼女が恋したウィリアムは新聞社の海外特派員。真実を見定め、世界に伝える刺激的な人生が気に入っている。二人の生き方も、求めるものも、あまりに違っていた。しかも、ウィリアムは出会ったときから、自分は結婚向きの男ではないと、正直に告げていた。それなのにジョージアはウィリアムと愛しあった。彼を愛していたから。だが愛が深ければ別れなくてはならない。愛を返してもらえないなら、苦しむだけだ。「ああ、ぼくがどんなに後悔してるか、伝える言葉があれば……」「わたしだって……いいえ、後悔なんかしていない。心配しないで」
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3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ラジオのディスクジョッキーをしているオーロラは、いつも笑顔で可憐な癒し系として街でも知られた存在だ。しかし身勝手な父に実家を売却され、彼女は人生最大の危機に直面する。その家には、人の悪口を綴った“呪いの日記”が隠してあったのだ! 彼女は日記を取り戻すべく、真夜中にかつての実家に忍び込むことに…。しかし、あと1歩のところで現在の家主で大学教授のリュークと鉢合わせしてしまう。暗がりのなか、ふたりは唇が触れあうほど体を密着させて!?
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-ラジオのディスクジョッキーをしているオーロラは、いつも笑顔で可憐な癒し系として街でも知られた存在だ。しかし身勝手な父に実家を売却され、彼女は人生最大の危機に直面する。その家には、人の悪口を綴った“呪いの日記”が隠してあったのだ! 彼女は日記を取り戻すべく、真夜中にかつての実家に忍び込むことに…。しかし、あと1歩のところで現在の家主で大学教授のリュークと鉢合わせしてしまう。暗がりのなか、ふたりは唇が触れあうほど体を密着させて!?
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4.0■まったく、こんなに腹の立つ男はいないわ!でも、私を叱ってくれたのは彼だけ……。■フランセスカは甘やかされて育った資産家の一人娘。父親が買収した牧場の視察を終えたところで、あいにく洪水にあい、やむなく小さな航空会社の飛行機を利用することにした。そこで出会った航空会社の経営者レイフは、無意識のうちに高慢な態度をとっていたフランセスカを一喝した。「まるで使いものになりそうもないお嬢様が、えらそうに!」その一言が彼女を激怒させた。だったら、使いものになるところを見せてやろうじゃないの! たまたまレイフが娘の家庭教師を探していると知ったフランセスカは、名前を偽ってまんまとレイフの留守中に彼の家に入りこんだ。 仕返しをしてやりたいのはやまやまだけれど、それ以上に、なにもできないわがままなお嬢様だなんて彼に思われていたくない。自分から男の人に合わせる気持になったのは生まれて初めてだわ。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
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-派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
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-派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
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-ローザは、ホラー作家ライアム・ジェイムスンに会うために、スコットランド沖に浮かぶ島に向かっていた。ライアムと行動をともにしているらしい妹からの連絡がとだえ、心配する母に請われて、はるばるロンドンから捜しに来たのだ。島に降り立って、心もとない思いにとらわれているとき、フェリーの中で知り合った美貌の男性が声をかけてきた。「ぼくが、ライアムの住むキルフォイル城まで連れていこう」名前も知らない男性についていく?ローザが躊躇すると、彼はルーサー・キリアンと名乗った。その名がライアムの小説の主人公であることにローザは気づかなかった。
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-出会ったときからわかっていた。好きになってはいけない人だと。■実業家のロブ・ストウは若くして才能を発揮し、いくつもの企業買収に辣腕をふるい、つねに世間の注目を集めてきた。その彼が、二年前の事故をきっかけに人々の前から姿を消した。そして長い入院の後、車椅子での生活が続くロブを支えたのは、人気女優のモリーとその娘のポーシャだった。おかげで彼はリハビリにも耐え、再び自分の足で歩こうとしている。モリーへの気持が恋と呼べるものではないとしても、ロブはモリーの望みどおり、彼女と結婚するつもりでいた。ところがある日、ロブは書斎の窓から外を眺めていて、舗道を歩いてくる女性から目が離せなくなってしまった。ニーヴとの出会い。ロブは一目で彼女のとりこになっていた……。
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-友人の牧場からの帰宅途中、猛烈な嵐に遭ったブリジットは、偶然通りかかった男性と一緒に小屋に避難した。九死に一生を得た二人は互いの体を温め合い、愛し合った。だが翌日救助されると、彼はあっさりと別れを告げた。3週間後、ブリジットはあの夜の男性、アダムを新聞で見つける。なんと彼は名家の御曹司で、とてつもなく裕福な企業家だった。私とは身分が違いすぎるから、素性も明かさず去ったのね。時を同じくして、ブリジットは身ごもっていることに気づいた。アダムの情熱的な愛の営みと冷たい別れを思い出して胸が疼くが、彼に拒まれることを思うと、妊娠を告げるのは怖くて……。 ■ハーレクインの黎明期から長きにわたって人気を誇った作家、リンゼイ・アームストロング。シークレットベビーロマンスの元祖とも言える名作をお贈りします。ブリジットは意外な形でアダムと再会。はたして彼女は妊娠を伝えるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0ゴールドコースト近辺で猛烈な嵐に遭遇したブリジットは、偶然通りがかったアダムという男性と一緒に小屋に避難した。九死に一生を得たふたりはベッドをともにし、情熱的に愛し合う。だが翌日救助されると、彼はブリジットに別れを告げた。自分はひとりの女性に縛られるタイプの男ではないと言って。三週間後、彼女は新聞にアダムの写真が載っているのを見つける。彼は名門ボーモント家の出だが、噂によれば、父と兄によって家を追い出され、独力で億万長者になったという。ブリジットは激しい衝撃を受けた。わたしとは身分違いだから、彼は正体を告げずに立ち去ったのだ!
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-ゴールドコースト近辺で猛烈な嵐に遭遇したブリジット。車は水没し携帯電話も通じず、困惑する彼女を助けてくれたのは、ひとりの逞しい青い目の男性だった。抱きしめられた広い胸から伝わるどこか懐かしい彼の体温……ブリジットは運命を感じ、その日のうちに彼に身体を捧げてしまう。彼女はまだ知らなかったのだ。目の前の男性こそが、冷徹な手腕で恐れられる実業家アダム・ボーモントであり、彼にとって女性は信頼に値しない、お楽しみの道具でしかなかったことを…!
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-わたしに残された時間は少ない。なのに、 私を捨てたあなたと、再会するなんて……。白血病に冒された教師アントニアは、残された日々を家族と過ごすため、 二度と帰るつもりのなかった故郷の町へ戻ってきた。 9年前の、壊れてしまいそうなほど傷ついた記憶がよみがえる―― 愛する恋人パウエルとの結婚を控え、幸せの絶頂にいたさなか、 アントニアには愛人関係にある別の男がいるという噂が立てられた。 もちろん根も葉もない作り話だったが、パウエルは怒って婚約を破棄し、 あろうことか、噂を流した彼女の親友と結婚してしまったのだ。 思い出すだけでもつらいのに、今、さらなる皮肉な運命が待っていた。 代任教師を務めることになった母校の担任クラスに、 町の有力者となったパウエルと、今は亡き妻の娘がいるとわかったのだ!
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4.0挙式前日に婚約者パウエルを親友に奪われ、壊れてしまうほど傷ついた9年前。心の痛みを癒せぬまま彼を愛し続けたアントニアは、不治の病を宣告されて…。★九年前アントニアは、ワイオミングの故郷の町で、大学進学と、恋人パウエルとの結婚を控え、希望に満ちた日々を送っていた。そのさなか、父の友人を愛人にしているという噂を立てられる。噂を信じたパウエルは、挙式前日に婚約を破棄したうえ、噂を流した彼女の親友と結婚してしまった。傷心のアントニアは故郷を逃げ出し、いまは、アリゾナで教師をしている。二度と帰るつもりはなかった、医師から不治の病にかかっていると宣告されるまでは。
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-父亡きあと、莫大な借金を背負ったルーシーは、幼なじみの大富豪ジャスティンに借金の肩代わりと引き換えに、結婚を申し込まれた。彼にはずっと忘れられない特別な女性がいるはずなのに、いったいどうして…。ずっと慕っていたジャスティンの真意がわからぬまま、結婚式を迎えるルーシー。その夜、彼女は意を決し、彼に宣言した。「絶対にベッドはともにしない」と。しかしジャスティンは、余裕たっぷりな態度を崩さぬまま。ルーシーは、彼に心を乱されてばかりで…!?
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-結婚式の夜、二十歳の花嫁ルーシーは年上の夫に宣言した。“結婚しても絶対にベッドは共にしない”と。愛し合っての結果ではなかった。選択の余地などなかった。父親の死後、莫大な借金があるとわかり、投資の条件として、幼なじみの大富豪ジャスティンに結婚を申し込まれたのだ。それにルーシーは傷ついてもいるのだ。そのむかし、ジャスティンには、叶わなかった恋人がいたと知った日から。ほかに好きな人がいるのに、どうして幾度も愛をささやくの?誰よりも甘やかしてくれるジャスティン。心から慕っていたのに。
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-父亡きあと、莫大な借金を背負ったルーシーは、幼なじみの大富豪ジャスティンに借金の肩代わりと引き換えに、結婚を申し込まれた。彼にはずっと忘れられない特別な女性がいるはずなのに、いったいどうして…。ずっと慕っていたジャスティンの真意がわからぬまま、結婚式を迎えるルーシー。その夜、彼女は意を決し、彼に宣言した。「絶対にベッドはともにしない」と。しかしジャスティンは、余裕たっぷりな態度を崩さぬまま。ルーシーは、彼に心を乱されてばかりで…!?
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-父と継母が飛行機事故で亡くなり、19歳のメルには3人の弟と、多大な借金が遺された! すると葬儀からほどなくひとりの男性が屋敷を訪れた。継母の弟で、海運業を営むエティエンヌだ。贅沢をして家の負債を増やした継母の親族に、メルは恨みにも似た気持ちを抱いたが、彼は驚くべき提案をしてきた。このままでは君はすべてを失い、弟たちを里子に出すしかないが、そうならない妙案があるという。不安におののくメルに彼は告げた。「君が僕と結婚すればいい」と。
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3.0メルの父親と継母が軽飛行機の墜落事故で世を去ったとき、十九歳の彼女には三人の弟と、多大の借金が遺された。葬儀から三週間後、悩み多いメルを一人の男性が訪ねてくる。継母マーゴットの弟で、海運・造船業を営むエティエンヌだ。マーゴットの贅沢によって家の負債が増えたこともあり、メルは彼にさえも恨みの気持ちを向けてきた。エティエンヌが言うには、このままではすべてを失ったうえ、弟たちを里子に出すしかなくなるという。不安におののくメルに、数日後、彼は信じられない提案をした。「ぼくときみが結婚すればいいと思う」
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-父と継母が飛行機の墜落事故で、世を去ったとき、19歳のメルに遺されたのは、3人の弟と莫大な借金だけ。弟たちを人手に渡さないためにも、海運造船業を営む大資産家で、継母の弟エティエンヌの求婚を、メルは受けるしかなかった。メルは15歳のときに、彼に仄かな思慕を秘めていたことがある。しかし、一回りも年上の、成熟した大人のエティエンヌは、男の子みたいな、痩せっぽちのメルに見向きもしなかったのだ。それなのに結婚式の夜、怯えるメルをベッドの端に座らせ――その微笑が語っていた。彼はメルを我が物にしたいだけなのだと。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-父と継母が飛行機事故で亡くなり、19歳のメルには3人の弟と、多大な借金が遺された! すると葬儀からほどなくひとりの男性が屋敷を訪れた。継母の弟で、海運業を営むエティエンヌだ。贅沢をして家の負債を増やした継母の親族に、メルは恨みにも似た気持ちを抱いたが、彼は驚くべき提案をしてきた。このままでは君はすべてを失い、弟たちを里子に出すしかないが、そうならない妙案があるという。不安におののくメルに彼は告げた。「君が僕と結婚すればいい」と。
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3.0楽しいはずの秘書の仕事。雇主がこれほど傲慢でなければ……。■珊瑚礁の島にある高級リゾートで、三カ月個人秘書を務める。派遣会社からもらった資料を見て、フルールはわくわくした。面接を受けるために、会場の豪華ホテルへ行くと、長身で強靱そうな体に、いかつい顔つきの実業家ブリン・ウォリスが待っていた。彼は射抜くような目でフルールを見るなり、荒いため息をついた。「君には無理だ。若すぎて未熟だ」いくらフルールが自分の有能さをアピールしても、ブリンはまったく聞く耳を持たない。それどころか、失礼な発言ばかりを重ねる。とうとう憤慨したフルールが席を立とうとしたとき、彼は突然、思いがけない言葉を口にした。「気が変わった。君さえよければ採用したい」
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4.3美しい珊瑚礁の島にある高級リゾートで、オーナーの個人秘書を務めることになったフルール。しかし、オーナーのブリンは「美人=無能」という偏見の持ち主。若く美しい彼女は何かと邪険にされるが、持ち前の勝気さで彼に張り合う。そんな二人はそれぞれの秘めた過去を知り、その意外な素顔に魅かれあってゆくが…。
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4.0つらい結婚という過去をもつダヴィーナは、家政婦として南の島を訪れた。すると現れた雇い主スティーブは想像とは違い、美しく若い大富豪だった。彼はダヴィーナを見つけると、いきなり失礼な言葉を投げつけ罵りはじめた。なんて横柄な男性なの? 自分をこの島の王様だとでも思っているのね! でも、きっと女性ならば誰もが彼の魅力に逆らえず、好きになってしまうに違いない。もう恋はこりごりなのに、私は横柄で魅力的な男性を前に恋せずにいられるのかしら?
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-つらい結婚という過去をもつダヴィーナは、家政婦として南の島を訪れた。すると現れた雇い主スティーブは想像とは違い、美しく若い大富豪だった。彼はダヴィーナを見つけると、いきなり失礼な言葉を投げつけ罵りはじめた。なんて横柄な男性なの? 自分をこの島の王様だとでも思っているのね! でも、きっと女性ならば誰もが彼の魅力に逆らえず、好きになってしまうに違いない。もう恋はこりごりなのに、私は横柄で魅力的な男性を前に恋せずにいられるのかしら?
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1.5人気料理家スカイは実業家ニックと婚約解消をした。スカイは温かい家庭を望んでいたのに、ニックは結婚後も自由に過ごしたいし、子供も欲しくないと言う。求めるものが違いすぎて、もう一緒にはいられない。スカイは傷ついた心を癒すため、バカンスに出かけた。ところが、有名人のスカイを周囲はそっとしておいてくれない。うんざりする彼女を運命はさらに追いつめる。この世で最も会いたくない人物――ニックと再会したのだ! しかも彼は昔の恋人を同伴していて…。
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-きっと、これからも愛しつづける。でも、このさよならは避けられない……。■クロゼットのウエディング・ドレスを、スカイは悲しい気分で眺めていた。結婚式を目前に婚約を破棄されたのだ。婚約者だったニックは大会社の跡継ぎとは思えない、野性の香りを漂わせる魅力的な男性。でも彼が結婚を申し込んだのは、テレビの料理番組に出ているスカイを、そのイメージどおりの、夫を束縛しない女性だと思っていたからだ。「結婚できなくても、恋人同士として続けられるよ」婚約破棄を申し出たとき、ニックが言った言葉が耳を離れない。でも、恋人には戻れない。彼を忘れられないのはわかっているけれど。本当のわたしは、子供も、いつもそばにいてくれる夫もほしいのだから。ところが三週間後、スカイは常夏の島でニックと再会する。ニックはすでに、いかにも彼を束縛しそうにない、美しいモデルの恋人を連れていた……。
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-【世界を股にかけるヒーロー】どんなに心を捧げても、あなたに愛される日はもう来ない。夫に恋い焦がれる、妻の片恋物語 サンチャのもとに、ある日、匿名の手紙が届いた。書かれていたのは、夫が秘書の若い女性と逢瀬を重ねていて、今夜も彼女の家で会うという衝撃的な内容だった。まさかとは思ったが、確かに夫マークはこのところ帰りが遅く、夫婦の間もなんとなくぎくしゃくしているのは否めない。思い悩んだ末、その夜サンチャは、秘書の家に電話をしてみた。受話器の向こうから聞こえてきたのは、紛れもなく夫の声。あわてて電話を切り、目を閉じた。嫉妬と悲しみが心を苛む。その日から、サンチャの結婚生活は苦痛に満ちたものになった。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0サンチャのもとに、ある日、匿名の手紙が届いた。そこに書かれていたのは、夫が秘書の若い女性と逢瀬を重ねていて、今夜も彼女の家で会うという衝撃的な内容だった。まさかとは思ったが、確かに夫のマークはこのところ帰りが遅く、夫婦の間もなんとなくぎくしゃくしているのは否めない。その夜、思い悩んだ末にサンチャは、秘書の家に電話をしてみた。すると、受話器の向こうから聞こえてきたのは、紛れもなく夫の声。あわてて電話を切り、目を閉じた。ああ、なんてこと……。嫉妬が全身をむしばみ、悲しみと怒りが心を苛む。その日から、サンチャの結婚生活は苦痛に満ちたものになった。■ゆるぎない幸せなんて、嘘。愛し合っていたはずなのに、たった1通の手紙が日常を破綻させる――シャーロット・ラムの鋭利な筆で綴られると、何気ない夫婦生活も歪んだ硝子の迷宮に変わります。 はたして真実は……愛する夫は本当に妻を裏切ったのでしょうか?
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-通訳のアレックスは急な仕事の依頼を受けたが、依頼主マックスの傲慢な態度に言葉を失った。仕事には自信があるものの、依頼主のマックスが求めるのは語学力より社交の場でも通用するような容姿と身なりだった。マックスは彼女を値踏みしたあげくにゴージャスな女性に変身するよう強要する。アレックスは会社のためにしぶしぶ要求に従った。なのに彼はたたみかけるように言い放った。「僕に逆らわないことだ。ことに僕が上機嫌なときはね」どこまで傲慢な人なの!?
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3.5通訳サービス社に籍を置くアレックスは急な仕事の依頼を受けた。折から休暇から戻ったばかりで、スキー帰りの着ぶくれした姿のまま先方に駆けつけると、急病になった中国語の通訳に代わる人材が必要だという。中国語には自信のあるアレックスだが、依頼主のマックスが求めているのは語学力より社交の場に出ても見劣りしない容姿と品格だった。面接に現れたマックスは彼女を眺めまわしたあげくに言った。「イメージチェンジをするのはいやかな?眼鏡をコンタクトレンズに換え、ドレスを買い、髪形も変えて……」
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-通訳のアレックスは急な仕事の依頼を受けたが、依頼主マックスの傲慢な態度に言葉を失った。仕事には自信があるものの、依頼主のマックスが求めるのは語学力より社交の場でも通用するような容姿と身なりだった。マックスは彼女を値踏みしたあげくにゴージャスな女性に変身するよう強要する。アレックスは会社のためにしぶしぶ要求に従った。なのに彼はたたみかけるように言い放った。「僕に逆らわないことだ。ことに僕が上機嫌なときはね」どこまで傲慢な人なの!?
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3.0話したいことがある、今夜会おう。その電話から、希望と悲しみが始まった。■別居中の夫ルークから、今夜会いたいという電話がかかる。エレンの脳裏に悪夢のような日々がよみがえった。泣きつづける娘のジェンマ、嫌悪のこもった目で見つめるルーク。六年前、エレンは難産のストレスで心を病み、娘を傷つけてしまいそうな自分に怯えていた。結局彼女は、愛する夫と生後半年の娘を残して家を出ることを選んだ。以来ルークは、ロンドンにいるエレンを憎みつづけているし、年四回会うジェンマも、母親のエレンになつくどころか怖がっている。彼は今夜、いい女性が現れたから離婚してほしいと言うのでは?いろいろ考えると、もう潔く別れたほうがいいのかもしれないと思う。だが再会したルークは思いがけないことを言いだした。出張でロンドンにいるあいだ、ジェンマを預かってほしい、と……。
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-「でも、結婚してくれなかったら困るわ!」ジェマは動揺した。六日後の誕生日までに結婚しなければ、ジェマに父の遺産は入らない。なのに、お金を渡して形ばかりの夫になるはずだったマイケルが、やっぱりそんなことはできないと言いだしたのだ。名門ホテルのオーナーだった父の遺産は、継母のものになってしまう。だがマイケルが去っていった直後、意外な人物がジェマを訪ねてきた。十年前にホテルで働いていたイタリア人のアンドレアスだ。ジェマがさんざん笑いものにしたあげく、仕事も奪った若者……。今は高級ホテルを世界各国に所有する彼は、ジェマの話を聞き、なぜか彼女を救おうと申し出た――彼の子を産むという条件で。
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-身分違いの恋は、きっと一生変わらない。 18歳のミアは、両親が仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をした。 初めてキスを交わした夜、彼の母親に見つかり、“使用人の娘のくせに”と激怒され、親をくびにすると脅されて、彼女は逃げるように屋敷を飛びだした。 あれから7年。こんな形で彼と再会することになるなんて。 ミアの会社が取りしきる結婚披露宴に、カルロスが出席したのだ。 「ミア! ミアなのか?」彼が驚きのまなざしで見つめている。 全身が炎のように熱くなり、ミアの封印した恋が息を吹き返した。 だがその直後、またしても彼の母親からひどい侮辱を受け、カルロスに婚約者がいることを聞かされて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0ミアは両親の仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をしていた。ある夜、ケガをした彼を介抱するうち親密な状況に陥ったところをカルロスの母親に目撃され、使用人の娘のくせにとののしられる。故郷を去ったミアは、イベント会社を立ち上げ、充実した日々を送っていた。そこへカルロス一族から仕事の依頼が舞い込む。仕事に私情を持ち込むべきじゃないわ。私はもう大人だし――その考えが完璧な誤りであることを、まもなくミアはいやというほど思い知らされることになった!
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3.5ミアの初恋は、両親が仕える屋敷の御曹司カルロス。初めてキスを交わした夜、彼の母親に見つかり、使用人の娘のくせに、と激怒された。親をくびにすると脅され、逃げるように屋敷を飛び出してから7年。まさか、こんなかたちで彼と再会することになるなんて。ミアがイベント・プランナーとして取りしきる結婚披露宴に、カルロスが出席したのだ。“ミア! ミアなのか?”彼女の腕をつかみ、カルロスが驚きのまなざしで見つめる。全身に熱いおののきが走った瞬間、ミアは諦めたはずの恋が、決してかなわない想いが、長い眠りから覚めたことを知った。
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-ミアは両親の仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をしていた。ある夜、ケガをした彼を介抱するうち親密な状況に陥ったところをカルロスの母親に目撃され、使用人の娘のくせにとののしられる。故郷を去ったミアは、イベント会社を立ち上げ、充実した日々を送っていた。そこへカルロス一族から仕事の依頼が舞い込む。仕事に私情を持ち込むべきじゃないわ。私はもう大人だし――その考えが完璧な誤りであることを、まもなくミアはいやというほど思い知らされることになった!
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-見つめる瞳に映るあなた。 気づかないあなたの横顔――。 秋の陽が射す診療所――地味な装いと慎ましい物腰が気に入られ、 受付係に採用されたばかりのマチルダは、運命の転機を迎えていた。 両親との新生活を始めたばかりの小さな村で、彼女の瞳に映ったのは 神々しいほど端整な顔立ちのドクターの姿。 心臓が早鐘を打ちだし、マチルダは初めての恋を知った。 でも母からさえ不器量だと言われ続けた彼女は、 この想いを隠そうと決めた。 自分には男性を惹きつける魅力などないとわかっていたから。 案の定、ドクターはマチルダを一度も見ようとしなかった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-冴えない顔に落ち着いた声、そして地味な服装が気に入られ、マチルダは村の診療所の受付係に採用されることになった。彼女は最近、父母と共にこの小さな村に引っ越してきたばかり。少しでも家計の助けになればと、面接を受けに来たのだった。マチルダの目に診療所のドクターはとても魅力的な男性に映った。だがマチルダは、母親にさえ不器量と言われるほどの容姿で、彼のような男性を惹きつける魅力がないことはわかっていた。だからマチルダは、この想いを隠そうと決めたのだ。案の定、働き始めた彼女をドクターはまるで無視した。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.0室内装飾会社を経営するカーラは、共同経営者から、事業が破綻寸前であることを知らされた。そして、入ったばかりの大口の仕事を担当するよう頼まれる。依頼主の名前を聞いて、カーラは驚愕した。バイロン――七年前に別れた元夫!離婚して以来連絡もくれなかったのに、いったいどうしたというの?不安に駆られながら彼の会社を訪れると、バイロンはカーラの窮状を救ってやろうと言う。その条件を、彼は眉一つ動かさず事務的に告げた。「ぼくの子供を産んでもらいたい」
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-■燃えるような情熱は、幸せな結婚を約束するだろうか?■ドメニカは先祖代々受け継いできた別荘の売却に際して、たたきあげの実業家、アンガスと知り合った。二人は、育ちの違いを越えて強く惹かれ合い、恋人として甘い時間を過ごすようになる。しかし、ドメニカはしだいに二人の関係に疑問を持ちはじめた。私たちの間にはお互いを求める激しい情熱が存在するが、その先にいったいなにがあるのだろう?アンガスの心の中にあるのが欲望だけでないことを確かめたい、悩みを打ち明け、分かち合えるような関係を築きたい。それを実現するのは結婚――彼女はアンガスとの結婚を強く望んだ。結婚は、スタートであってゴールではないのに。
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-上司の広告代理店役員ブラッドの皮肉と嘲りの混じった声を聞き、ヴェリティはため息をついた。またご機嫌斜めなのだ。彼の部屋に行き、「問題ありません」となだめながら、ヴェリティは心の中で、“問題はあなただけ”と付け加えていた。この6週間、ブラッドがガールフレンドと休暇を楽しんでいた間、彼の仕事のフォローはすべてヴェリティが引き受けていた。感謝されていいはずなのに、なぜ私を貶めるようなことを言うの?もう我慢できないわ。ヴェリティはブラッドに退職すると告げ、部屋を出て行こうとするが、予想外の展開にショックを受ける。ブラッドにいきなり抱き寄せられ、唇を奪われてしまったのだ!■予想のつかないユニークなストーリーで多くの読者を魅了するリンゼイ・アームストロング。尊大なプレイボーイのボスに振り回される純粋なヒロインの恋を描いた今作は1994年初版の隠れた名作です。
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-★危険と背中合わせのクリスマスを、よく知らない男性と過ごすことに。★スキーリフトの事故でけがをした妹の見舞いに行くため、ジェシカは雪の山道に車を走らせた。だが途中で雪崩が起こり、後続車とともにトンネルに閉じ込められる。後続車から降りてきたのはハンサムだが気難しげな男性で、救助隊が来るまでトンネル内で夜を明かすしかないとジェシカに言う。その男性モーガンの寝袋のなかで彼と落ち着かない一夜を過ごし、翌朝、待望の救助隊が来てくれたにもかかわらず、ジェシカは車の故障で、モーガンの家に滞在するはめになった。牧場でもある彼の家には、馬の世話をする老人がいて、ジェシカに接する態度も冷たくよそよそしい。老人はモーガンに、あの女は追い払ったほうがいいと進言する。検事のモーガンを恨む囚人がきのう脱獄し、復讐しに来るからと。ジェシカは、そんな危険が迫っているのをまったく知らず……。
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-帰宅して居間のドアを開けた瞬間、エリーは凍りついた。ブレット! いつ戻ってきたの?ブレットは、エリーの亡き恋人の親友だ。十一年前に恋人トムを事故で失ったとき、エリーは度重なる試練に追いつめられ、途方に暮れていた。そんなエリーに手を差し伸べてくれたのがブレットだった。“僕の家を提供し、経済的支援をしよう”信じ難い提案だったが、エリーは受け入れるしかなかった。そして今、医者としての長期出張を終えブレットは帰ってきた。またしても信じられないような提案をたずさえて……。
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-ブリスは、失神したイタリア人女性を助けた縁で、その女性タチアナが回復するまで、赤ん坊の世話をすることになった。タチアナの住む高級アパートメントには、兄のダンテも滞在している。上流階級のダンテとは住む世界がまったく違うのに、ブリスは急速に惹かれていく思いを止められなかった。彼も同じ気持ちだということは、恋に奥手なブリスにもわかった。そしてダンテが急遽イタリアに戻ることになった日、求められるままに身を捧げてしまう。「必ず会いに来る」そう言い残してダンテは立ち去った。その言葉が本気でなかったことに、ブリスはほどなく気づく。
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-最愛の娘たちを、別れた夫に託す──本当は、今も愛しているあの人に。 「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」ミラノの大富豪マルコ・ダンジェロの声がサロンの高い天井に響いた。幼なじみの公爵家令嬢との結婚を2カ月後に控えている。ところが、別れた妻ペイトンが幼い双子の娘たちを連れて、突然サンフランシスコからやってきたのだ――。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すことだった。二度と戻らないつもりでいたミラノを再び訪れたのは、医師に残酷な事実を突きつけられたから。ペイトンは亡き母と同じ、不治の病におかされていた……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-最愛の子を別れた夫に託す――それが、私にできる、最後の役目。 「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」ミラノの大富豪マルコ・ダンジェロの声がサロンの高い天井に響いた。幼なじみの公爵家令嬢との結婚を2カ月後に控えている。ところが、別れた妻のペイトンが幼い双子の娘たちを連れて、突然サンフランシスコからやってきたのだ。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すことだった。二度と戻らないつもりでいたミラノを再び訪れたのは、医師に残酷な事実を突きつけられたから。ペイトンは亡き母と同じ、不治の病におかされていた……。 ■非情な運命により、若くしてみずからの余命と向き合わざるをえなくなったヒロインの物語をお贈りします。元夫への愛を心の奥底に封印して子育てを頑張ってきたペイトンと、彼女と結婚したことで人生設計を狂わされたと思っているマルコの、再会の行方は……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「彼女に結婚式を台なしにされてたまるものか」マルコの声がサロンの高い天井に響いた。ミラノで有名デザイナーとして名を馳せ、幼なじみの公爵家令嬢との結婚を2カ月半後に控えている。ところが別れた妻ペイトンが、幼い娘を連れて、突然サンフランシスコからやってきたのだ。ペイトンの目的は、娘たちをマルコに託すことだった。2度と戻らないつもりでいたミラノを再び訪れたのは、医者に残酷な事実を突きつけられたから。彼女は、亡き母と同じ不治の病に冒されていた。
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-誘惑するのはやめて。私の上司と親しい関係にあるくせに。■ファッション誌でスタイリストとして働くガブリエラは、真冬のロンドンからインド洋に浮かぶ島モーリシャスを訪れた。撮影隊の一行が到着する前に、撮影現場の下見をするためだ。この役目を立派に果たせば、アシスタントから昇格できるかも……。炎天下でタクシーを待っていた彼女は、一人の男性に注意を引かれる。浅黒い肌、サングラスをかけていても精悍な容貌のうかがえる彼は、なぜかガブリエラにかつての婚約者ピアーズのことを思い出させた。ばかね、あの人のことは忘れたはずじゃない。婚約者に裏切られた私の人生に必要なのは、男性ではなく仕事なのよ。ところが、ホテルの部屋でシャワーを浴びおえた彼女のところへ、ピアーズの面影を重ねた男性が突然やってきた。リックと名乗る彼は、どうやらガブリエラの上司アーシュラの不倫相手らしい。
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4.0★男性の正体に気づいたとき、彼女はその場に凍りついた。★チャティーは、妹の恋人マーク・キーネンに会う必要があった。現在、妹のおなかにはマークの子供がいる。突然妹の前から姿を消してしまったマークを捜しあて、この事実を伝えなくてはならないのだ。チャティーはひとりマークの故郷へやってきた。そこで彼女は魅惑的な男性と出会う。彼はキーネン家で働いていると言い、チャティーがマークの恋人だと勘違いしたようだ。従業員にしてはやけに傲慢な態度で、冷たい視線を向けてくる。チャティーが彼の正体に気づくのは、それから数時間後のことだった。
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-あたたかい目をしたこの若い女性に、幼子を託したいと彼は願った。■ベイビーチの児童ホームに高級なスポーツカーが入ってきたとき、ホームマザーのウェンディは引っ越しの荷造りをしていた。ウェンディは、児童ホームを辞めて、母親から虐待を受けているギャビーの里親になるつもりだったのだ。車から降りてきたのはルークと名乗るハンサムな男性で、父親の愛人が産んだ赤ん坊を預かってくれと言う。ウェンディは、施設を辞めるから無理だと告げたが、なんとしてもきみに世話をしてもらいたいとルークは譲らない。そこへ後任のホームマザーが到着し、ルークが解決策を思いついた。経済的に裕福なルークがウェンディを子守りとして雇い、ギャビーも一緒に暮らせばいい、と。渋るウェンディに、ルークは祖父母が遺してくれた古い家を提供する。二人の急務は、無人だった家を住めるようにすることだったが……。
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-ローレンは十三年ぶりに故国イギリスに帰ってきた。十六歳のときにたった一度の過ちで妊娠し、女の子を産んだ。娘を養子に出し、カナダに移り住んで保母になったものの、わが子に会いたい気持ちは抑えきれなかった。彼女はやっとつきとめた養子先の屋敷を訪ね、真実は伏せたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主であるブラッドは、五年前に妻を亡くした魅力的な男性で、彼に引かれつつも、ローレンは娘と暮らせる嬉しさで夢中だった。だがケリーが敵意をこめて放った言葉に、彼女は唖然とする。「パパを言いなりにしようなんて思わないほうがいいわよ!」
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4.019歳のニコラは、病死した父の仕事のパートナーであるブレットと結婚した。幼い頃から恋焦がれていた彼との結婚は、天にも昇る心地だったが、素直に喜べない理由がある。この結婚は財産目当ての輩にニコラが狙われるのを危惧した父が、ブレットに依頼した形だけの結婚だからだ。そして時は経ち、本物の夫婦になれるよう願うニコラの思いもむなしく期限の21歳の誕生日、別れの時がもうじきやって来る。彼に指輪を返し、この部屋をあとにするときが――。
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-子守と安全のための結婚なんて、楽しいわけがないでしょう?■ニコラは二年前、ブレット・ハーコートと結婚した。でもそれは、身寄りのなくなったニコラを守るためのものだった。ブレットは別れた妻をまだ愛しているからだ。彼はとても優しく、大切にしてくれる。はためには何不自由ない暮らしだが、ニコラには牢獄だった。なぜなら彼女はブレットを愛しているのに、彼はニコラを子供扱いするだけで、指一本触れようとしないからだ。思いあまったニコラは、結婚カウンセラーに相談に行った。「あなたが誰か、ほかの男性に関心があるように思わせなさい」カウンセラーの意外なアドバイスに驚くニコラだが、今の状態を続けていくのももう限界だ。おまけに、ブレットを誘惑しようとする女性までが登場する。動揺し腹を立てるニコラの前にも、すてきな男性が現れた。ニコラには、助言を実行する絶好のチャンスだった。
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-父の急死で、身寄りのなくなった19歳のニコラは、憧れの弁護士ブレットと結婚した。しかし、新婚生活は惨めなものだった。父の親友で、ニコラの後見人でもあるブレットにとって、この結婚はニコラが男友達に襲われかけた事件がきっかけで生じた、便宜的なものにすぎず、ニコラを子供扱いして、指一本触れようとしないのだ。だから、2年たってもニコラは純潔のまま――しかも彼は、別れた美しい妻にいまも想いを寄せていた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-19歳のニコラは、病死した父の仕事のパートナーであるブレットと結婚した。幼い頃から恋焦がれていた彼との結婚は、天にも昇る心地だったが、素直に喜べない理由がある。この結婚は財産目当ての輩にニコラが狙われるのを危惧した父が、ブレットに依頼した形だけの結婚だからだ。そして時は経ち、本物の夫婦になれるよう願うニコラの思いもむなしく期限の21歳の誕生日、別れの時がもうじきやって来る。彼に指輪を返し、この部屋をあとにするときが――。
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5.0悪路に車を走らせていたジョアンは、急ブレーキをかけた。行く手に男が立ちはだかったのだ。男はいきなり運転席のドアを開け、彼女を手荒に車から降ろすと、武器を隠しているはずだと身体検査を始めた。あげくに、おまえは連中の情婦だろうとののしった。でも、乱暴な言葉遣いのわりには良家の出身者特有のアクセントがあるし、着ているものも上等だ。ジョアンは人違いだと必死に訴えた。「寝返るべきだな。ぼくの情婦になるほうがずっと有利だ」男は耳を貸そうともせずに言った。
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3.0取材に協力するというのは実は罠で、私をハーレムに入れるつもりじゃないの?■アンバーがアラビアの小さな首長国にやってきたのは、休暇をかねて、母が書く小説の取材をするためだった。ところが現地に着いてみると、インタビューは半分がキャンセルされ、彼女は途方に暮れてしまう。そんなアンバーのもとに、一通の封書が届けられた。首長のシーク・ゾルタンが会いたいという。うまくいけば取材の後押しをしてくれるかもしれない。アンバーは期待に胸を躍らせて宮殿に向かった。シーク・ゾルタンの謎めいたまなざしにアンバーは不安を覚えたが、公文書室の資料までみせてくれると言われて感激し、ホテルから宮殿に移ってこないかという申し出にも同意した。それがまさか、案内された豪華な部屋に閉じ込められるとは……。
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-仕事を断ったら脅迫まがいの脅しをかけて、いったい彼は何様のつもりなの!■椅子の張り替えから始まったインテリアの仕事だったけれど、サフランは今やかなり売れっ子になり、店も出せるようになっていた。ある日、忙しい時期に舞い込んだ依頼を、サフランは断ってしまうが、相手は、改装を手がけた屋敷のパーティで会ったフレイザーだった。彼は巨大企業の経営者で、断られた別荘の内装をぜひ頼みたいという。依頼もさることながら、彼女への興味も大きいようだ。サフランの気持は揺れた。三十五歳で独身、その地位からすれば結婚していてもおかしくない。なのにまだ、群がる女性のなかから妻を選ぶ気などないらしい。仕事一途で励んできて、これからもっと発展させようというとき、フレイザーの出現は、彼女にとって悩みの種でしかなかった。彼の強引な脅迫まがいの依頼に屈したわけではないけれど、サフランは三週間の期限つきで承諾せざるをえなくなる。こうしてふたりは別荘のある孤島へ出かけることになった。
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4.7リーは詐欺にあった祖父母のため、負け知らずの弁護士ダミアンに依頼する。けれど、祖父母の財産を奪ったシリルは立派な実業家で、詐欺など働かないとダミアンから言われてしまう。それに、病に伏すシリルと会い、身に覚えがないと本人にも断言される。なす術のなくなったリーのもとに、驚くべき知らせがもたらされた。シリルが亡くなり、なんとリーに広大な農園を遺してくれたのだ。しかしそれには、ダミアンと結婚して共同所有するという条件があり…。
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-父は生前、友人から、姪の後見人になってほしいと依頼されていた。長男で弁護士のグランドはさっそく少女クリスタに会いに行った。ところが顔を合わせたクリスタは、もうすぐ二十一歳になるという女性だった!しかも革の超ミニスカートに、セクシーな体の線もあらわな格好だ。グラントは頭を抱えた。こんなに魅力的で気性の激しい相手に、いったい、どんな“生活指導”をしろっていうんだ…。
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-1巻1,177円 (税込)不動の人気を誇る“シークレットベビー”のほか、赤ちゃんにまつわるテーマをそろえた4話収録のベビー・アンソロジー! ロマンスの新女王ジェニー・ルーカスとアビー・グリーンの新作もあります。 『ギリシア富豪に追われて』 レイシーは大実業家のジョンを本気で愛し、子を授かった。愛ゆえの結婚を望む彼女が妊娠を告げずに求婚すると、「きみとは究極の快楽で結ばれた関係だけにしたい」と断られた。失意のレイシーはジョンと別れて密かに娘を産んだが、今ふたたび彼が現れて……。 『ヴェネツィアの秘夜』 アナリアは愛のない政略結婚を憂えて、せめて今夜だけはと、仮面舞踏会へ。黒髪の美男に強く惹かれ、仮名を名乗って情熱を分かち合った。翌朝、我に返って逃げ出した彼女だったが、数週間後、実は大富豪だった“サーシャ”の子を身ごもっていることがわかる! 『赤ちゃんはキューピッド』 どうしても赤ちゃんが欲しい。そう願うキャロルは、産むなら、別れてもいまだ愛している元夫スティーヴの子しか考えられなかった。彼にもう一度会って、新しい命を授かれれば――でも彼にそれを告げるつもりはない。独りで産み育てる覚悟はできているから。 『ハリウッドに恋して』 「命の恩人よ」出産を終えたベスは、路上で陣痛に襲われたところを助けてくれたジャクソンに言った。薄情な元恋人とは大違いね。なぜかジャクソンにもっとそばにいてほしい。だがベスはまだ気づいていなかった――彼が、ハリウッド随一の独身貴族とは! *本書に収録の『ハリウッドに恋して』は既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-人知れず流した涙は、やがて愛の糧になる――新たな人生をつかむシンデレラたちの感動ロマンス! ■自分に自信を持てずに生きてきたヒロイン。何よりも大切な我が子を失って心が沈んだままのヒロイン。陰湿な何者の影に怯え暮らすヒロイン。悩めるシンデレラたちが、新年の始まりとともに迎える幸せな人生の再スタートを描いた、感涙必至のアンソロジーです。*本書収録の『片思いの日々』『危険な薔薇』は既に配信されている作品となります。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ある深夜、ネルのもとに二人の子供が転がりこんできた。かつて住みこみで面倒を見ていた少女とその弟だ。父親の死後、実業家の叔父ラウルに引き取られたが、厳しい叔父に我慢ができなくなったのだという。二人を迎えに来たラウルは、ネルを見下すような態度をとった。ネルの目にはとびきりセクシーな男性に映るものの、彼のほうはネルを、亡き兄のかつての愛人だと思いこんでいるらしい。それから一週間後、ラウルがとんでもない提案をしてきた。姪と甥の世話をしてもらいたいから、彼の家に引っ越してほしいと。
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-彼との恋はまるで初恋のような気分。でも婚約者がいたなんて、どういうこと?■「ここはいったいどこなんだ?」男は目を覚ますと言った。彼は、オリヴィアが手伝う牧場で、倒れていたのを発見されたのだが、どうやら頭を強く打ったために、一時的に記憶を失っているらしい。思い出せたのはベンというファーストネームだけ。看病するうちに、オリヴィアは彼に強く興味を引かれるようになった。整った顔立ちにブルーの瞳、皮肉な冗談がうまくて、病人のくせにしきりに彼女の歓心を買おうとする。わがままで、でも優しくて……。だめよ。彼のことはまだ何も知らないのに、好きになるなんて。オリヴィアはベンといると、いつも幸せな気分になれた。まるで初恋のときのように。でも、そう思い始めたとたん、彼は牧場の買収に訪れた畜産会社の社長で、しかも、しばらく前から記憶が戻っていたと、オリヴィアに打ち明けた。やがてベンを飛行機で迎えに来たのは、華やかな魅力をたたえた女優のケイトリンだった。だが、オリヴィアは知るよしもなかった。ベンをいたわるように抱きしめる彼女が、まさか彼の婚約者だとは!
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3.3弟の不祥事を謝罪するため、ステファニーはドミニクに面会を申し入れた。ドミニクは弟の雇用主であり、そして…かつて思い焦がれて夢のような一夜をともにした相手でもあった。あの夜のことを思い出すと屈辱で胸が痛む。私がすべてを捧げた翌朝、彼は他の女性と熱くキスしていたのだ。そんな男に頭を下げなければならないなんて。ドミニクは案の定ステファニーを冷笑で迎えたが、予想外の提案をしてきた。彼と便宜結婚をすれば、弟のことは見逃してやるというのだ!
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4.0五年前、ステファニーは弟の危機を救うため富も権力も合わせ持つドミニクと愛のない結婚をした。だが、今は冷酷な夫と別れ、絵を描いて暮らしている。そんな彼女のもとに、ある日ドミニクから呼び出しの電話がかかる。「きみが条件さえのめば正式に離婚してもよい」と。取り引きに応じた彼女は、夫とともに出かけたハミルトン島で仲むつまじい夫婦を演じることになった。こんなに心が離れているのに…。でも、あとは私の演技力しだい。これさえ終われば、晴れて自由の身になれる。
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-5年前、ステファニーは弟の危機を救うため、富も権力もあわせ持つ大富豪ドミニクと愛のない結婚をした。だが、冷徹な彼は妻を都合のいい愛玩人形として見ているだけ。抱かれたら感じてしまう自分が許せず、いまは夫と別居している彼女のもとに、ある日、ドミニクから電話がかかってきた。“きみが条件さえのめば、正式に離婚してもいい”というのだ。応じたステファニーは、仲睦まじい夫婦を演じることになるが、夫と出かけた場で、若い娘がドミニクに恋していると気づき、頬をこわばらせてしまう。彼との間に愛などないはずなのに……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-弟の不祥事を謝罪するため、ステファニーはドミニクに面会を申し入れた。ドミニクは弟の雇用主であり、そして…かつて思い焦がれて夢のような一夜をともにした相手でもあった。あの夜のことを思い出すと屈辱で胸が痛む。私がすべてを捧げた翌朝、彼は他の女性と熱くキスしていたのだ。そんな男に頭を下げなければならないなんて。ドミニクは案の定ステファニーを冷笑で迎えたが、予想外の提案をしてきた。彼と便宜結婚をすれば、弟のことは見逃してやるというのだ!
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3.0「デイビッド! また会えたわね、すてき!」ルーシーはその場に居合わせた見知らぬ男性に腕をからませた。広告用写真の写真家である彼女は、新たな契約を得ようと、雑誌社の重役二人をレストランに招いてもてなした。だが、食事のあとで重役のひとりが仕事を餌に言い寄ってきたのだ。結局、気をそがれた重役はそそくさと去り、彼女は脚から力が抜けた。安堵の表情を浮かべたルーシーに、初対面の男性はシンと名乗った。「震えているじゃないか」彼はけげんそうに眉をひそめ、ホテルの自分の部屋に来てブランデーを飲むよう勧める。分別がないと思いながらも、ルーシーはシンの誘いを受けていた。
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4.0ルーシーは取引先の重役から執拗な誘いを受けているところを、居合わせたアメリカ人男性、シンクレアに救われた。激しく惹かれ合った二人はその夜のうちに愛を交わしたが、行きずりの関係など持ったことのないルーシーは、ひどくうろたえ、さよならも言わずに部屋から逃げ出した。その夢のひとときで、彼の子を宿したとは思いもせずに……。数日後、ルーシーはいとも簡単にシンクレアに見つかってしまう。驚いたことに、彼はルーシーの勤め先を傘下に持つ経営者だった。昇進のためにぼくを誘惑したんだろうと決めつけられても、ルーシーは、震えながら吐き気をこらえることしかできずにいた。■HQロマンスを代表する作家キャロル・モーティマーが描く、ゴージャスなオフィス・ラブです。本当はシンクレアも、彼の腕をすり抜けていった美女を忘れられなかったのですが、富豪のさがで「はめられた!」と思い込んでしまったのでした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ハリエットはため息をついた。車を運転中に高級車に追突し、廃車にした挙げ句相手にケガを負わせたのはひと月前。まさかその相手、ダミアン・ワイアットに仕事を依頼されるなんて…。美術鑑定士として骨董品をこよなく愛するハリエットにとって、名門ワイアット家所蔵品の目録作りという仕事は、断るには魅力的すぎた。でもいったいどんな顔で彼と会えばいいの? しかし結果は意外なものとなった。面接の席で突然ダミアンはハリエットの唇を奪ってきて…。
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3.0ボスの書斎のソファだけが、 甘美なひとときを知っている。 美術品鑑定家のハリエットは、運命の皮肉を嘆いた。 よりにもよって、あの男性から仕事を依頼されるなんて……。 1カ月前、彼女は高級車アストンマーティンに追突してしまい、 廃車にしたあげく相手に怪我まで負わせてしまったのだが、 その相手というのが、ダミアン・ワイアット、今回の依頼主だった。 だが、彼の広大な邸宅に遺された骨董品の目録作りという仕事は、 美術史を愛するハリエットにとってあまりに抗いがたかった。 いったいどんな顔をして面接に臨み、彼と会えばいいのだろう。 しかし結果は、想像だにしないものとなった―― 面接が終わりもしないうちに、ダミアンは彼女にキスをしたのだ!■一見穏やかな作風でいて、ドキリとさせる展開を盛り込むのが得意な大ベテラン作家リンゼイ・アームストロング。そんないい意味で読者の予想を裏切ってくれるロマンスが、またひとつ生まれました。少し天然でかわいらしいヒロインも、この作家の長い人気の秘密です。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ハリエットはため息をついた。車を運転中に高級車に追突し、廃車にした挙げ句相手にケガを負わせたのはひと月前。まさかその相手、ダミアン・ワイアットに仕事を依頼されるなんて…。美術鑑定士として骨董品をこよなく愛するハリエットにとって、名門ワイアット家所蔵品の目録作りという仕事は、断るには魅力的すぎた。でもいったいどんな顔で彼と会えばいいの? しかし結果は意外なものとなった。面接の席で突然ダミアンはハリエットの唇を奪ってきて…。
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-きまじめかと思えば夢見る少女。彼女を恋する女性に変えるのは誰?■ルイーズがシャワーを浴び終えたちょうどそのとき、玄関のベルが鳴った。慌てて部屋着をまとい玄関へ走ると、長身の男性の青い瞳が愉快そうにきらめいている。「おや、きみは誰?」「わたしが誰か知らないで、よくベルが鳴らせるわね?」ルイーズは自分の格好を意識しながら、むきになった。彼は兄の友人のカメラマンで、リチャードだと名乗り、二週間ほど家に泊めてほしいと言う。ルイーズが一緒に暮らす兄のニールは、動物学者で、仲間を家に連れてきては泊めるのが好きだった。彼女は高校で歴史を教えながら、そんな兄の面倒を見る、今の生活に満足していた。だが、ニールはしばらく家を空けていて、いつ戻るかわからない。リチャードを泊めるなんて問題外だわ。彼女は目の前の、日に焼けたたくましい男性に視線を走らせた。それに、男は今のところ、わたしにいちばん必要ないものだもの!
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3.0インテリア・デザイナーのタムシンは、親しい顧客の結婚披露パーティに出席した折、花嫁の父から、罪深いほど魅力的な男性を紹介された。彼、ブルーノはイタリアのファッション企業の社長だという。タムシンは彼の言動にどこか引っかかるものを感じながらも、ホテルの舞踏室で踊るうちに熱烈なキスを交わしてしまう。「きみが欲しい。僕の部屋、それともきみの部屋にするかい?」大胆な誘いに、タムシンの心は揺れ動く。彼女は知らなかった――ブルーノの誘惑の裏に卑劣な動機が隠されていることを。
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3.0写真家としてアラブに取材に行った兄が、反政府組織に誘拐された!その知らせを受けたクリスティ・ダルトンは、兄の救出に力を貸してくれそうな人物に接触を試みた。シーク・シャリフ・ビン・ユセフ・アル=サエド。国際的実業家としてその名を知られたサウジアラビア人だ。だがクリスティには、彼の魅力的で洗練された外見の下に、冷酷非情な顔が潜んでいるように思えてならない。事実、クリスティの必死の懇願も、なんの効果もなかった。そこで彼女はシャリフの不利になる情報を切り札としてちらつかせ、彼と一緒にアラブに行く保証を取りつける。しかし彼の国では、未婚女性は友人とはみなされず、妻か、あるいは愛人を装わなくてはならないという…。
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-兄が拉致されたという知らせを受けたクリスティは、いま、とある国の権力者との面会にうち震えていた。シーク・シャリフ・ビン・ユセフ・アル=サエド。世界を股にかけた実業家として、その名を知られる大富豪だ。だがクリスティには、彼の取り澄ました美しい仮面の下に、冷酷非情な顔が潜んでいるように思えてならない。事実、クリスティの必死の懇願さえ、鼻であしらい、自分の愛人になるなら考えようと、こともなげに言い放ったのだ。クリスティの美しい髪や肢体を無遠慮に品定めしながら。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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1.7亡父の広大な牧場を受け継いだタティは、母の勧めで年の離れた資産家アレックスと結婚した。セクシーで洗練された彼にひと目で心を奪われたけれど、彼に愛人がいると知りショックを受ける。なぜ私と結婚したの…牧場が目当てだったの? 悩んだ末、タティは「ベッドをともにせず本当の夫婦になるかは1年後に決めたい」とアレックスに告げる。その間に愛が育てば…。そして、本当の夫婦になるか決断を迫られる結婚記念パーティーの日、会場にアレックスの愛人が現れて…?
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2.0お互いの利害で結ばれた結婚に、愛が生まれる可能性はあるのかしら?■タティとアレックスは、双方の親の思惑によって結婚した。家柄を誇る両家にとっては完璧な縁組。だがタティには気がかりなことが一つあった。自分がアレックスにまぎれもない恋心を抱いているのに、彼の気持ちが今一つつかめないのだ。結婚とはそういうものだと割り切るには、タティは純粋すぎた。悩んだ末、彼女は思いきってアレックスに申し出る。一年間は寝室を別にして、この結婚を本物にするかどうか考えたいと。その間に真の愛情が育てば、本当の夫婦になれるはず。あれから一年……。二人の初めての結婚記念日を祝うパーティがまもなく始まる。おそらくアレックスは私に決断を促すだろう。はたして私たち二人の間に愛はあるの?
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-1~26巻1,870~3,135円 (税込)お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
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4.7オーストラリアで手広く事業を展開するキャムのもと、冷静に働くリズは困った状況に陥っていた。今夜の大事なパーティーに同伴する予定の女性が、ドタキャンしてしまったのだ!キャムは有能な秘書なら代理を務めなければならない、と挑発する。いいわ、地味なスーツの下の本当の私を見せてあげる。しかしパーティー会場である人物を見かけた瞬間、リズは青くなりその場から逃げ出してしまった。キャムは“氷の女王”リズの、その意外な素顔や行動に興味を示し…。
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3.0オーストラリアで手広く事業を展開するキャムは、自分のオフィスで焦燥に駆られていた。今夜の大事なパーティに同伴する予定の女性が姿を現さないのだ。じりじりしながら書類に目を通していたとき、病気休暇中の秘書の代理として働く派遣社員のリズが入ってきた。■お目当ての女性が来られないことを連絡したところ、リズはキャムに鋭い目で見つめられ、耳を疑うような命令を受けた。私にその女性の代わりを務めろですって? ぜったいに無理!今すぐ職場を去ろうとしたが、リズには仕事をやめられない事情があった。
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-オーストラリアで手広く事業を展開するキャムのもと、冷静に働くリズは困った状況に陥っていた。今夜の大事なパーティーに同伴する予定の女性が、ドタキャンしてしまったのだ! キャムは有能な秘書なら代理を務めなければならない、と挑発する。いいわ、地味なスーツの下の本当の私を見せてあげる。しかしパーティー会場である人物を見かけた瞬間、リズは青くなりその場から逃げ出してしまった。キャムは“氷の女王”リズの、その意外な素顔や行動に興味を示し…。