妻の役割

リンゼイ・アームストロング / 中村敦子

弟の不祥事を謝罪するため、ステファニーはドミニクに面会を申し入れた。ドミニクは弟の雇用主であり、そして…かつて思い焦がれて夢のような一夜をともにした相手でもあった。あの夜のことを思い出すと屈辱で胸が痛む。私がすべてを捧げた翌朝、彼は他の女性と熱くキスしていたのだ。そんな男に頭を下げなければならないなんて。ドミニクは案の定ステファニーを冷笑で迎えたが、予想外の提案をしてきた。彼と便宜結婚をすれば、弟のことは見逃してやるというのだ！

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 掲載誌・レーベル: ハーレクインコミックス
• 電子版発売日: 2021年01月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 79MB

[おひとりさま · ★★★★☆]

絵もきれいです

作者の絵がきれいなので読みやすく、お話に入っていけます。この身分差を乗り越える展開が好みなので、面白かったです。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃切ない

[G · ★★☆☆☆]

ちょっとなぁ…。

ヒロインは高校卒業間近に行われた音楽会でヒーローと出会う。
彼は7歳上のイケメンで同級生の兄。
その帰りにちょっとした事故で突然彼の車に乗ることになり少し話をして別れたが、その妹からその兄妹の家のパーティーへ招かれる。

どちらかというと、その妹とヒロインはセレブと平民のような暮らしで何もかも世界が違うのに、何故かパーティーに招かれて…。

その後も何かとヒーローが現れて、封印していた気持ちが崩れてしまい、とうとう一線をこえてしまう。
その直後、ヒロインは外でヒーローの裏切り行為を目撃し、何も言わずに別れを告げる。

4年後、嫌な形でヒーローに会わなければならなくなり、結婚までする事に。

とにかくヒロインは始終、自分はセレブに入れないと卑下してばかりでヒーローの事も信じていないし、読んでいても楽しくなかった。

それとヒーローは元カノと偶然会った？ようだけど、めちゃめちゃ、チューっとキスしてました。
ヒロインはそれを後でヒーローに問いますが、ヒーロー曰く、｢元カノだよ。あんな挨拶くらいのキスで何をそんなに怒ってるんだ？！｣的に言いましたが、やはり日本人とは感覚が違う為なのか、日本人の自分としては理解不能でした。

最後はあれだけ意地悪だった妹も頭を下げてまでヒロインに謝るし、ヒーローの母親もその時に初対面だし、なんか、話がチグハグというか、整ってない気がしてばかりで期待はずれでした。

おまけに表紙のイラストと内容もヒロインも違う気がして、余計に残念。