検索結果

  • 悲しきロック
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    サビナは私生児として育ち、貧しい日々を生き抜いてきた。そんな彼女をずっと支え続けてくれた親友が、ようやく片思いを成就できそうだと聞いて、サビナは喜んだ。ところが二人の恋路を相手の兄が邪魔しているという。冷酷と噂の石油会社社長ソーン──政略結婚させるため、弟を恋人と引き離そうとするなんて、ひどすぎるわ!ある日、親友のホームパーティに出かけたサビナは、尊大な男に強引に誘惑をしかけられ、体に電流が走るのを感じた。サビナは夢にも思わなかった……彼が親友の敵、ソーンだとは。

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  • 甘い記憶
    3.5
    存在すら知らなかった幼い娘を引き取ることになったとき、穏やかだったブレークの暮らしはとつぜん大混乱に陥った。その娘とは、先日死んだ元妻が5年前の離婚時に宿していた子で、育児などしたこともない彼はかつてない不安にさいなまれていた。そんな折、ブレークは地元紙の一面記事に目を留めた。〈人気小説家メレディス・キャルホーンが故郷の書店でサイン会〉はるか昔、ある出来事を機に町を去り、成功を手にした彼女。あのとき自分がした仕打ちは、今も苦い記憶として刻まれている。彼女に会いたい――目下の悩みをひととき忘れ、彼はそう願った。

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  • 銀色のスポットライト テキサスの恋
    3.0
    アマンダは深い失意のなか、ワイオミングにあるコテージに向かって車を走らせていた。人気ロックバンドのボーカリストである彼女は、ある日突然ステージで声が出なくなり、叔母のすすめで静養にやってきたのだ。目的地の近くで出くわしたのは、牛の世話をする長身の男。アマンダは男にコテージへの道をたずねたが、その瞬間、彼は体をこわばらせ、冷たい目でこちらを見た。底知れぬ敵意のようなものを感じ、アマンダは当惑する。

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  • 憧れから愛へ【あとがき付き】
    完結
    2.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】クリスティは幼い頃から、いつも自分を守ってくれた王子様であるドミニクにひそかに想いを寄せていた。17歳のバレンタイン当日、彼にヴァージンを捧げようとするが、思いもよらず冷たくあしらわれ、その幼い感情は無残にも打ち砕かれた。逃げるように故郷を離れたクリスティ。それから8年、母の世話をするため故郷に帰ってきたクリスティは、医師として働く彼と思いがけない再会を果たす。端正な顔に逞しい腕。昔以上に魅力的に成長した彼に一瞬で心奪われて――!!
  • 傲慢なプロポーズ
    -
    エイブラハム・ダンフォースはいらだちを覚えていた。困難な選挙戦に打ち勝った今、やっとニコラとの逢瀬をゆっくり堪能できると思っていたのに、なぜか彼女は距離を置こうとするのだ。エイブラハムは決意した。なんとしてでももう一度、彼女をこの腕に抱いてみせる。ニコラ・グランビルは困惑していた。エイブラハムが当選を決めた今、スキャンダルは禁物なのに、なぜか彼はかかわりを断とうとはしないのだ。でも、どうしても彼のもとを去らなければ。吐き気をこらえながら、ニコラは自分に言い聞かせた。

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  • 嫌いになれなくて
    4.0
    大学生のテディは心を決めかねていた。親友のジェンナから、この休暇に実家のカナダの牧場へまた遊びに来ないかと誘われている。でも、彼女の兄で牧場主のキングには、もう会いたくない。最初に会ったときから敵意をあらわにし、ことあるごとに残酷な言葉を浴びせかけてくる男には。

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  • 大富豪とウエイトレス【あとがき付き】〈メディチ兄弟は罪作り Ⅱ〉
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】最愛の叔母が体調を崩し、大事な会社を手放してしまった。なんとかしてあげたいベラだったが、恋を失い、何ひとつうまくいかない自分の無力さを思い知らされるばかり。そんな時、勤務先のバーで出会った紳士マイケルに誘われるまま、一夜の関係を持ってしまう。互いの孤独を埋めるような関係はその夜かぎりのはずだった。しかし叔母の店を買い取ったのがマイケルだと知ったベラに、彼は店とひきかえという条件で1年間の愛人契約を持ちかけるのだった。
  • 冷たい誘惑【あとがき付き】〈ルールは不要 Ⅰ〉
    完結
    4.8
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大型ステーキ・チェーンを経営して成功を収めていたジョーはある日、雪のなかで車がスリップして困っていたマーリーを助けた。お礼にマーリーの家に招待されたジョー。ふたりは、お互いにほのかな好意を抱く。しかし、ふたりともそれ以上に進めないトラウマを抱えていた。マーリーは有名な精神科医だったが、それを知ったジョーは自分が資金援助をしている子供サークルの運営の助けを求めた。これを機にふたりは、より好意を抱くのだが、やはり前には進めず…!?
  • 子供じゃないのに テキサスの恋
    3.0
    どこまでも続く広い草原、吹きわたる風。雄大なテキサスの牧場に育ったアビーも、もうすぐ二十一歳。いつしか男性に恋心を抱くようになっていた。おめあての人とは、カルフーン・バレンジャー。交通事故で両親を亡くしたアビーを引きとり、面倒を見てくれた、兄のような存在だ。そのせいか、彼はアビーを大人として扱ってくれない。カルフーンの態度にいらいらしたアビーは、自分が一人前の女性であることを証明しようとするが……。

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  • ジェラシー
    4.0
    ミステリー作家のマデリンはパーティでやきもきしていた。評判の悪いブロンド美女が親友のジョンにつきまとっているのだ。ジョンの体に親しげに触れる様子に無性に腹が立ち、マデリンは彼のためだと自分に言い聞かせて、忠告しに行った。翌日、昨夜のきみは嫉妬していたねとジョンにからかわれ、マデリンが強く否定すると、突然むさぼるように唇を奪われた。そのとたん衝撃が体を駆け抜け、膝の力が抜けていく。我に返ったマデリンは、あわててその場を立ち去った。友人のはずの彼に惹かれてしまう自分から逃げたくて……。

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  • 雨の日突然に
    3.5
    2年におよぶ介護の末、母を亡くした名家の令嬢ベスは、財産がすっかりなくなってしまったことを知って愕然とする。相続した株のおかげで飢えることはないが、屋敷は手放すしかない。思い悩んでいたとき、ドアチャイムが鳴った。雨の中、立っていたのはその株を望む会社経営者ジュード。お嬢様育ちの彼女を毛嫌いしている、冷徹な男だ。母親の遺言によれば、ベスが彼と結婚しないかぎり、ジュードは株を手に入れることができないらしい。するとベスは突然、彼に抱き上げられ、屋敷に連れ去られた。

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  • 三つのお願い
    完結
    -
    「僕と取引きすれば、君の望みを3つ叶えてやろう」――オフィス清掃のアルバイトをしているサマンサは、ある朝オフィスの経営者パーシアスから呼び出しを受けた。昨夜、社長室から大切なメモがなくなったという。誤って紛失したと謝ると、彼はサマンサに取引きをもちかけた。名目上の妻となって彼の故郷まで同行すれば、処分は見送り。さらに3つまで願いを叶えてくれるというのだ! 亡き母のお墓を建てたいサマンサは、その甘く危険な取引きを受け入れるが…?
  • 近づかないで
    完結
    4.0
    婚約者マークと出席しているパーティーで、ロリスはひとり佇んでいた。マークは他の女性と踊っている。いくら遅刻したからって、冷たすぎる。冷たくされる理由は遅刻だけではないけれど。打ちひしがれるロリスの耳に、魅力的な声が響いた。「踊っていただけますか?」思わず見知らぬ男性の手を取ってしまったが、よく見ると金髪に緑の目をした美しく神秘的な容貌の持ち主だった。ロリスがマークへの当てつけに大胆にもキスをせがむと、彼は思いがけない反応を示した!
  • プレイボーイとプリンセス
    完結
    4.0
    シャンテイン公国のプリンセス、ブリジットは明るく華やかな社交界の人気者である一方、臆病で寂しがりやな自分を隠していた。幼い頃のトラウマで、本当の私を愛してくれる人はいない――そう思っていたのだ。でも、タフでハンサムなドクター・ライダーの前では取り繕うことなく本当の自分で接していることに気づく。そんななか、テキサスでプレイボーイと名をはせたライダーはブリジットの唇を奪ってきた! なのに彼は「将来は考えられない」と告げてきて!?
  • 罪深い喜び〈華麗なる日々 Ⅲ〉
    完結
    4.4
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】私の人生、失敗だらけの情けない女だわ。ルーシーが親友3人で立ち上げた会社プレタ・パーティーは元夫の横領のせいで経営の危機に瀕していた。管財人であるマーカスに相談することだけは避けたい。なぜなら彼女は初めて会ったときから彼を愛していたが、ずっと甘やかされた子供扱いされていたからだ。結婚も彼への反抗心のため。ある日、パーティーで会ったマーカスに強引に送られる途中、突然キスをされる! そのまま熱い一夜を過ごすが、翌朝の彼は冷たく…!?
  • 危険な妹
    -
    ギリシアの島を旅行で訪れていたクロエは、運悪くパスポートを盗まれてしまう。ホテルの計らいでアテネ行きのヘリに乗り込み、安堵した矢先、降ろされたのは見知らぬ小島。そこで待っていたのは、レオン・ステファニデス――3年前、クロエの胸を引き裂いた夫だった。大富豪の夫は彼女を取り戻すためにすべてを仕組んだのだ!レオンは冷たい笑みを浮かべて言い放った。「ぼくの子を産むんだ。わざと流産した子の代わりにね」

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  • アレジオ公国の花嫁【あとがき付き】〈愛に惑う二人〉
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「私は最高の建築士の話を聞きたい。金髪美人など不要だ!」それは、最悪の出会いだった。大事な商談だというのに、取引き相手であるアレジオ公国の王族サウル・バレンティは、女だからという理由でジゼルを一方的に罵倒したのだ! そのくせ彼は、ジゼルが冷静にビジネスの手腕を示すと、挑発するかのように唇を重ねてきた。これまで仕事相手とキスしたことなどない。ジゼルはなんとか彼をやり過ごそうとするが、彼の発する男性 的なオーラはあまりにも強烈で…。
  • 一度のキスで…
    -
    雑誌社に勤めるスージーは上流階級のパーティでスクープを狙っていた。そのためには警備担当のエキスパート、ルーカス・ソームズの気をそらさなくてはいけない。でもどうやって? 恐る恐るルーカスに歩み寄り、濃いブルーの瞳に見返されたとき、すべての思考は吹き飛んだ。気がつくと爪先立ちになり、相手の唇に唇を強く重ねていたのだ。だが至福の時はあっけなく終わった。体が乱暴に押しのけられ、怒りと嫌悪に満ちた表情でルーカスが言った。「記事に負けず劣らず、やり口も汚いんだな」■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家ペニー・ジョーダンの新作です。運命の男性に嫌われたスージーは、意外なかたちで彼に再会します。

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  • 刻まれた記憶
    4.0
    今日ダイアナは、学生時代からの親友レスリーを墓地に葬り、永遠の別れを告げた。悲しみのあふれる部屋に帰りたくなくて、タクシーを呼び止め、ホテルにやってきた。部屋に入って睡眠薬をのむとすぐに待ち望んだ眠りが訪れたが、気づくと、見知らぬセクシーな男性に見つめられていた。 見知らぬ人でもいい――情熱に身をまかせれば、自分が生きている実感を味わえるだろう。親友の死がつらすぎて、ダイアナは信じられない行動をとっていた。やがて、奔放な一夜で予期せぬ命を授かったことに気づいたダイアナは、仕事を辞め、イギリス西部の小さな町でひっそりと暮らし始めた。だが、そこへあのときの男性が訪ねてきて……。■ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、ペニー・ジョーダンが描く人気のシークレットベビーものをお楽しみください。作家得意の波瀾に満ちたダイナミックな展開に、思わず引きこまれます!

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  • 伯爵夫人の条件〈華麗なる日々 Ⅱ〉
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ジュリアは親友の夫にしつこく言い寄られて困っていた。手ひどく振ってやりたいのだが、それでは親友のルーシーを傷つけることになってしまう。今日もパーティーのときに部屋に誘われ、困っていた。そんな時、突然ふたりの間に割って入ってきたのは、ジュリアと犬猿の仲のサイラス。伯爵家の御曹子で、美術財団の会長だ。彼は彼女も気があるのだろうと軽蔑をあらわにしてくる。怒って否定する彼女に彼が提案してきたのは――「僕の恋人を演じて追い払えばいい」
  • 月の砂漠の花嫁
    完結
    4.7
    ローレンは砂漠の国アル・シャフィークに旅立った。そこは、かつて亡き祖母が若い頃国王と秘密の恋に落ちた場所。その国王から贈られたという祖母の形見のメダリオンを携えて、砂漠を進むローレンだったが、突如砂嵐に見舞われてしまう。目覚めると、そこは王宮の寝室だった。ローレンを助け出してくれたのは、国王に仕えているというラフィ。どこか高貴なオーラをまとうハンサムな彼に、ローレンの胸はざわついた。だが彼は、なぜか深く鋭いまなざしを向けて…!?
  • 恋するアリス
    完結
    4.0
    法医学調査員であるアリスは、仕事先でハーリーという名のカウボーイと最悪の出会いをはたした。金物店の入り口でぶつかり大ゲンカをしてしまったのだ。怒りにまかせ「あなたが花婿ショップで売出し中でも買わないわ」と、きつい言葉を言い放ってしまったアリス。しかし翌日、彼への印象は180度変化する。若者にからまれていたところを彼によって救われ、その勇敢さとやさしさに一瞬にして心奪われたからだ。そしてアリスは心のままに彼に自ら結婚を迫った――!!
  • 心まで奪われて〈華麗なる日々 I〉
    完結
    2.0
    親友3人でセレブのパーティー企画会社を立ちあげたカーリーは、毎日忙しく働いている。ある日、大会社サルヴァトーレ・グループから専属契約を提案され、CEOであるリカルドが視察したいという。彼はナポリのスラム街から億万長者にのしあがった若き企業家で、すべての女性を魅了する男性的オーラのもち主だ。カーリーは彼の自家用機に乗り、ふたりきりの視察旅行に行くことに。金目当ての貪欲な女性だと思われ、ベッドへの誘惑を企まれていることも知らずに…。
  • 恋の代役
    -
    姪が年上の男性にもてあそばれていると姉から聞かされ、チェルシーは姪を救うため、ある計画を思いつく。世慣れた妖婦を装って相手の男──実業家スレードを誘惑し、姪との仲を引き裂こうというのだ。果たしてチェルシーの演技は功を奏し、いい雰囲気になった直後、彼女はスレードの欲望の手をかわしてその場から姿を消した。後日、思いもよらない場所で二人は再会する。しかもスレードはチェルシーを悪女と思い込み、“あのときの借りは返してもらう”とばかりに彼女に迫り……。

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  • プレイボーイ卒業宣言【あとがき付き】〈メディチ兄弟は罪作り Ⅰ〉
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】明るく華やかで誰にでも愛された双子の妹。彼女は船舶王レイフ・メディチとの息子を遺しこの世を去ってしまった。あれから3年、二コールの目の前にはこの世のものとは思えないほどゴージャスな男性が怒りに震え立っている。初めて見るメディチ家の男――妹が密かに産んだ子供の存在を初めて知った彼は、息子を自分の手中に収めるためやって来たのだ。噂に違わぬ傲慢な口調で彼は言い放つ。息子を育てるため仕事を辞め、マイアミで家族として暮らすようにと…。
  • プレイボーイの花嫁 ツイン・ブライド II
    -
    “女優としては峠を越している”と批評され、アンは今後の人生の岐路に立たされた。何もかも犠牲にして仕事をしてきたというのに、いったいどうすればいいのかしら……。思いあまったアンは、双子の妹コーリが嫁いだヨーロッパの王国に飛ぶ。愛する夫と幸せな結婚生活を送るコーリのそばでアンはつかの間、安らいだ心と生活をとりもどした。そんなある日、コーリの夫がひとりの男性をともなって帰宅した。以前映画で共演したライリー・ギャロウ、名うてのプレイボーイだ!

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  • オフィスラブのすすめ
    完結
    3.9
    ドアが開き新しいボスが現れた瞬間、その美貌と威圧感に、秘書のエマは思わず息を呑んだ! 彼の名はダミアン・メディチ。経営が傾く会社にメスを入れるため社員のリストラを断行するコンサルタントで、世間では悪魔と呼ばれている。エマはリストラ策に反対する元上司から、ダミアンの動向をスパイする役目を負わされていた。こんな人に会社をメチャクチャにはさせないわ! だがエマの決意はすぐに大きく揺らいだ。魅力的なダミアンがエマを誘惑してきたのだ。
  • 王子の秘密の恋人
    完結
    4.5
    宮殿の中庭に腰掛けたイブは、新しい仕事の申し出を受けてためらっていた。アメリカ育ちの自分に、地中海に浮かぶ小国の王室の厩舎マネージャーが務まるだろうか。心配なのは責任の重さやしきたりだけではない。雇主――ステファン王子の存在だ。その尊大な振る舞いにいら立ちながらも、力と知性を兼ね備えた王子にイブは惹かれずにはいられなかった。そして仕事を引き受けたとき、ようやく気づいた。島に囚われたにも等しい今、彼の魅力から逃れる術はないのだと。
  • 禁断の恋人
    -
    在宅看護を専門にしている看護婦のミシェルは、怪我をして実家に戻っているザックの見舞いに出かけた。そして、二年ぶりに彼の姿を見て思わず息をのんだ。ザックはあらゆる意味で大人の男性となり、危険なほど魅力的な男性に変身していたのだ。信じられないことに、彼は自宅に戻ったあとの付き添い看護を頼みたいと言ってきた。怪我の痛みにひどく苦しむ彼を見かね、ミシェルは申し出を受け入れてしまった。ザックの魅力に翻弄される日々が待ち受けているとも知らず。
  • 大富豪と女神
    -
    数カ月前、画家のレイニーはロマンス小説の表紙を依頼され、夢のように魅力的なヒーローをキャンバスの上に誕生させた。どこまでも貫き通すような青い瞳、荒削りな征服者の顔つき……。おかげで小説は読者の反響を呼び、名誉ある賞にも選ばれた。しかし今、レイニーは窮地に立たされている。表紙の男性にそっくりな人物が目の前に現れ、無許可で自分の姿を使われたとして、訴えるというのだ。彼の名はペイン・スターリング、今をときめく実業家だという。警戒心の強い彼の要望により、レイニーはペインの屋敷に滞在し、無実を証明しなければならなくなった。
  • 恋は炎のように
    -
    母親を亡くして以来、エマはいつも妹の尻ぬぐいをしてきた。だが、今度ばかりはエマにも手に負えない厄介事が舞いこんだ。敏腕実業家として知られるドレイクの車を、妹が壊したのだ。代償として、エマは彼の雑誌に出るよう求められ愕然とする。その男性誌は彼が最近傘下におさめた出版社のもので、女性のヌード写真も扱うほど扇情的なものだ。モデルでもない私があんな雑誌に出なければならないなんて。断れば妹を相手に訴訟を起こすと脅され、エマは力なくつぶやいた――承諾するしかありません、と。
  • シークの祈り〈恋する男たち I〉 / パリで見つけた恋
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「私たちの結婚は終わったのよ! 放して!」身をよじるリオーナを有無を言わさず抱き上げる、カフィーヤを身につけたたくましい男性は――夫のシーク・ハッサンだ。跡継ぎが産めない体だから結婚は続けられないと、シークの妻の座から身をひこうとしているのに、だめだわ、彼に触れられるどうしようもなく惹かれてしまう…。王宮は私たちのことをきっと認めない。いったいどうすればいいの…!?(<恋する男たちⅠ>「シークの祈り」)修道女見習いの甘酸っぱいロマンス「パリで見つけた恋」も同時収録。
  • 罪深き純潔
    完結
    4.7
    弁護士のジョーイは、義兄ギデオンにずっと憧れていた。同業者として尊敬もしていたが、男性としてもきわめて魅力的なのだ。セクシーなのに理知的なんて、まさに理想だわ。私はこんなにギデオンに夢中なのに、彼のほうは私を女性としてまったく認めようとしない。確かに私は女性としての魅力がまったくないのかもしれない――ジョーイが精一杯、大人ぶって恋多き女を演じると、ギデオンが思いがけないことを言った。「僕たちはいいセックス・フレンドになれるかもね」
  • 架空の楽園
    3.5
    シエナは父親と故郷の村に暮らしていたが、父が亡くなると、ロンドンに出て、兄の友人であるジリアンのもとでフリーの派遣秘書として働き始めた。ある日、オフィスを訪ねてきた男性をひと目見て、シエナは周囲のものがすっと遠のくほど魅せられた。気がつくと、その男性とジリアンがじっとこちらを見ている。「シエナ、ミスター・ステファニデスは秘書がおいり用なのよ……」即座に、シエナは彼のもとで働くことに決まった。彼が綿密な復讐計画を抱いて自分に接近してきたとは思いもよらず、シエナは期待に大きく胸をふくらませた。■傲慢なギリシア人大富豪と秘書の愛憎を描いた名作を、たくさんの熱いリクエストにお応えして再版いたします。
  • 禁断の恋人【あとがき付き】
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】逃がさないよ。ずっと昔から好きだったんだ――…ビジネスで成功した義理の弟ザックの看病のためカリフォルニアを訪れた看護師のミシェル。孤児として育った7歳年下のザックは美しいが気難しい性格をした子供だったが、2年ぶりに再会した彼はまるでギリシアの神のように逞しく魅力的な男性に成長していた。眩しい笑顔でミシェルをあからさまに誘惑する、以前と変わらないその態度も今は危険。彼の魅力に逆らえなくなる日が来るのは、本当は私にもわかっていたの…。
  • 悲しみの先に
    完結
    3.4
    「ときどきめずらしいものを食べてみたくなる」―――ギリシアの大富豪クリストスは、女神のように美しい女運転手ベッツィに興味を抱いた。自信家のクリストスが車中でベッツィに誘いをかけていると、突然、暴漢たちが現れ、ふたりは無人島に監禁されてしまう。恋愛に免疫のないベッツィは、セクシーで魅力的な男とふたりきりになって動揺していた。彼とは身分違い、好きになってはだめ! けれどエスカレートする彼からの甘すぎる誘惑に、ベッツィは抗えず…!?
  • 風に吹かれる砂のように
    完結
    4.0
    遠いアラブの国で金融サービスの職についたサディー。だが、雇い主に取引き相手をいかがわしくもてなすよう命じられ、それを断ると突然解雇されてしまう。帰国の旅費もなくさまよっていた彼女を助けたのは、雇い主の家で1度すれ違っただけの男性――ドゥラックス。仕事があると言われ、専用機で強引に連れていかれたところはアラビアン・ナイトのような宮殿…なんと彼は、隣国のシークだった! 夢見心地のサディーだったが、彼は密かに卑劣な計画を立てていて…?
  • 思い出の罠【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独の孤児フェイスは夏の間だけ、老富豪フィリップに預けられた。そこで彼女は御曹子ナッシュと出会い、初めての恋に落ちる。しかし、一時の幸せを残酷な運命が襲う。彼女がいた施設の不良が屋敷に盗みに入り、フィリップが心臓発作で命を落としたのだ。止めようとしたフェイスが首謀者にされ、手錠をはめられてしまう。ナッシュにも信じてもらえず、彼女はすべてを失った。10年後、建築士となり、思い出の屋敷の改築仕事をまかされたフェイスは彼と再会し…!?
  • 情熱を知った午後〈レオパルディ家の掟 Ⅰ〉
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
  • 遅すぎた再会
    完結
    3.0
    F1界のスター、セザール・ヴィヨン。デビュー以来人気実力ともにナンバー1の全女性憧れの的であり、サラの愛した元恋人――。その彼が今、レース中の事故で大怪我を負い、再起を絶望視されて自暴自棄になっているという。セザールの病室を訪ねたサラだが、6年ぶりに彼女を目にした彼が示したのは嫌悪感だけだった。彼は何も言わずに姿を消した私をいまだに許してはいない――けれど今こそその理由を知ってほしい、それがあなたの生きる理由になるはずだから――。
  • 王女様とボディガード
    完結
    4.5
    外の世界にはきっと、キラめく何かがあるはずよ――ヴォルツェンブルグ王国のプリンセス・ヴァネッサはいずれ女王となる身、自由などとはほど遠い生活を強いられていた。公務で訪れたニューヨークでも優雅な微笑を振りまき決められた日程に従うだけ。20歳の若い女性として退屈な毎日に飽き飽きした彼女は、親友の助けを借りて数日間の自由を手に入れた。初めて歩く刺激的な街、初めて食べたファーストフード、そして初めての恋――けれどタイムリミットは近づいて!?
  • いとしきボディガード
    完結
    4.5
    名付け親であるハリソンがアメリカ大統領選に出馬するにあたり、ダラは選挙活動の手伝いをすることになった。持ち前の美貌と知的なイメージで、彼女はあっという間に広告塔として人気を集めた。だがその分、危険も多くなったため、ハリソンは彼女のために一流のボディガードを手配した。それがリッジ・ジャクソンだ。彼の陰のある黄金色の瞳をみつめた瞬間、ダラの身体に電流が走った。なんてセクシーなの。こんな男性と24時間一緒にいるほうが危険じゃないかしら?
  • 美しき侵入者【あとがき付き】
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「子供たちを守るために。やるしかないんだわ」その熱心さで若くして学校長に抜擢されたジョディ。彼女は覚悟を決め高級ホテルの一室に消えた。実は生徒たちの親の大半が勤める工場が買収され、閉鎖の危機に追い込まれていたのだ。買収先の社長は気鋭の実業家として有名なレオ・ジェファーソン。生き馬の目を抜く経済界で辣腕を振るう彼に、この窮状を訴えるには直接交渉するしかないとアドバイスされ、社長が宿泊するホテルの部屋に忍び込むことになったのだが…!?
  • 情熱は罪
    3.0
    カリブを襲った嵐の夜、ライザは義理の兄ロークと結ばれた。ともにクルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起こしていたロークは、断片的な記憶喪失に陥り、翌朝にはそのことを忘れてしまう。義妹への潜在的な罪の意識か、以来、彼はライザに冷たくなった。一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ……。ライザはあまりの苦痛に耐えかねて、書き置きも残さず家を出た。あれから5年。過去を忘れ、ロンドンで自活するライザの前に、突然ロークが現れた――昔と変わらぬ非情さを漂わせて。
  • 黒い瞳に魅せられて 愛の遺産 I
    3.0
    ダッチェス家の3つ子の姉妹は、先日亡くなった父の遺産を相続した。ところが、その遺産は“花婿基金”と名づけられ、夫にふさわしい男性をさがすためだけにしか使えないという。まだ結婚に興味はないが、愛娘の将来を案ずる父の遺志には背けない。3姉妹は花婿探しの名目で、イタリアのリヴィエラを訪れることにした。お守りであるパルマ・ブルボン家末裔の証のペンダントを身につけ、美しいリヴィエラの海へクルーズに出かけたところ、さっそくマックスという男性が長女のグリアに声をかけてきた。魅力的な彼に、いつもは慎重なグリアも胸のときめきを隠せないが、彼はいぶかしげな目をして、胸のペンダントを見つめており――。
  • 愛される価値
    4.0
    幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけぬ事実を知ることとなった。遠い昔に死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きていて、ずっとシェリーを捜していたという。シェリーはいてもたってもいられなくなり、亡き父が暮らしていた異国ポルトガルへ向かった。到着した荘厳な館で彼女を迎えたのは、義兄のジェーム伯爵。伯爵はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言い放った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
  • 誘惑はゴージャスに
    完結
    4.0
    火事のために喉を痛め、オペラ歌手になる夢をあきらめたケイティは、事務弁護士として無気力な日々を送っていた。そんなある日、彼女は仕事でプレイボーイの大物実業家リーゴ・ルッジェーロに会い、ひと目で恋に落ちてしまう。けれどリーゴが彼女の垢抜けない様子に失望しているのも見て取れた。どうせ私なんて。いつものようにすべてをあきらめようとしたケイティだったが、今回はなぜか神様が、彼女に恋愛のステージから降りることを許してはくれないようで…。
  • テキサスの恋 情熱のパラダイス
    3.0
    デリアはカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だったが、その不思議な魅力にとらわれ、デリアは彼と交際を始めることに。家族にも内緒で会い続けるうち、やがて妊娠に気づく。幸せを噛みしめ、彼のもとへ報告しに行ったデリアだが……。
  • 銀色の夜に抱かれて【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅲ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アニーの前に突然現れたファルコン・レオパルディ。彼の目的はすぐに直感して分かった。アニーは彼の血縁のアントニオにレイプされていた。そして、望まない妊娠だったとはいえ、生まれてきた息子のオリヴァーを彼女は愛して育てていた。その息子を、このファルコンはひき取りに来たに違いない。だが、彼はアニー親子をレオパルディ家のあるシチリアに連れて行きたいと申し出てきたのだ。アニーの心の奥で叫んでいた!「そんな誘いにのってはダメ!!」と。
  • 千の夜をあなたと
    完結
    -
    「新王への貢ぎ物として、この女を献上する!」族長の昂る声が、宮殿に響き渡った。いったい何が起きているの…考古学者のジニーは、砂漠で馬に乗った男たちにさらわれて今ここにいる。王と呼ばれた男はおもむろに顔を上げ、不敵に笑った。ジニーはその顔に驚愕した。「…あなたはザフィール!」10年前に私を捨てた男が、新しい王ですって!?「貢ぎ物、しかと受け取ったぞ」ザフィールはジニーを抱え上げると、後宮の奥へと連れ込み、荒々しくベッドに押し倒した!!
  • 豪雨のあとの奇跡
    完結
    4.3
    マギーは気鋭の女性実業家。そのファッションやライフスタイルは女性たちの憧れの的だ。そんな彼女は今、絶体絶命の危機に陥っていた。愛する祖母のために訪れた田舎町で、豪雨に襲われ車が立ち往生してしまったのだ。だが偶然通りかかったセクシーな男性に間一髪で救出される。ほっとしたのもつかの間、彼は無謀なマギーを非難し、洪水で地域が孤立したので自分の家に連れていくと宣言。まさか、こんな野蛮な男性とふたりきりで閉じこめられてしまったなんて――!?
  • 疑われた献身〈ロシアからこの愛を Ⅱ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ローラは、ロシア人と砂漠の民の血をひく実業家ワシーリー・デミドフの個人秘書に応募した。友人の兄である彼にローラは10年前から憧れていて、隠し撮りした写真を今も大切に持つほど。しかし、面接をする彼はなぜかローラに異様な敵意を燃やし、悪意に満ちた質問を投げかけてくる。憤然として帰ろうとしたものの彼には中国語が堪能な秘書が必要な切迫した事情があるらしく、意外にも採用される。翌日、ローラは彼とふたりきりでモンテネグロ出張へと旅立つことに!?
  • 狙われた無垢〈ロシアからこの愛を I〉
    完結
    4.0
    由緒正しきロシアの名家で育てられた19歳のアレーナは、高級ホテルのロビーで出会ったキリルにひと目で恋に落ちた。悪魔のように整った容姿に彼女の知らない世界の危険な香りをまとう、若くして成り上がったスラム街出身の億万長者。そんな彼から甘い誘惑の言葉を囁かれ、恭しく手の甲に口づけられ、アレーナはいとも容易く身も心もキリルに捧げてしまったのだ。幸せの頂点にいた彼女は気づかなかった。このめくるめく快楽こそが、彼の復讐の手段だっただなんて!
  • 遠まわりの恋人たち
    完結
    -
    アフリカ奥地で慈善活動をしているリーザの正体はオーレマン公国のプリンセス。身分に反発し、自分の力だけで何かをなしとげたいと思ってこの地に来ていた。ある日、村が暴徒に襲われたところを特殊部隊の軍人ニックに命を救われる。恋人のふりをして逃げるためとは言え、彼に突然熱いキスをされるリーザ。強引さに怒ったものの生まれて初めて胸がときめくのを感じる。故国に帰れば子供の頃に1度顔を合わせたきり避けてきた隣国の王子との結婚が待っているのに…。
  • 思いがけない婚約
    4.0
    八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」
  • 秘書のもう一つの顔
    完結
    -
    天使の顔と悪魔の顔、どっちが本当の君なんだ――大手広告代理店のCEOブロックは、流出した機密情報の出どころが秘書のエリーであることを確信した。彼女は優秀な秘書であると同時に、冷酷な経営手腕を発揮するブロックが唯一心許せる存在であり、面接に現れたときから心惹かれた現在の愛人でもあった。ひと目で恋に落ちた相手がまさかスパイだなんて…怒りと失望を抱えながら真実を突きとめるためエリーの家に向かった彼は、そこで新たな事実を知ることになり!?
  • 灼熱のアルハンブラ
    完結
    3.8
    フェリシティは公爵家の一族だった父に認知されずにいたが、最後に家を遺したという遺言状に従いスペインへやって来た。混雑する空港で彼女を出迎えたのは公爵家を継いだビダル・イ・サルバドーレス。――冷たい視線。7年前のあの事件から、まだ私をふしだらな女だと誤解したままなのね…。かつて彼に恋心を寄せるが砕け散った今、気まずい空気が流れる。だが突然彼に唇を奪われてしまい、不覚にもときめいてしまった。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ――…!!
  • いつかレディに
    完結
    4.0
    「今さら私が女らしく変わるなんて、無理よ!」自動車整備の仕事をするルシアナは、幼い頃に母を亡くし、兄たちに囲まれ男の子のように育てられた。22歳になった今でも女らしさの欠片もなく、自分の魅力のなさに落ちこむ毎日…。そんなルシアナを見かねた兄夫婦は、幼なじみのジェイクに、妹を女らしくするレッスンをして欲しいと頼む。だがルシアナは素直になれず反発してしまう。それがジェイクの心に火をつけた。「僕は知っている。君の女らしい部分を――」。
  • 翼を持った恋人【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅱ〉
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】レオノーラはとんでもない事を実行していた。彼女の夢は国際線旅客機のパイロットになる事だったが、何度応募しても落とされてしまう。女だから受からないと確信した彼女は、現役パイロットの弟になりすまして、航空会社の経営者・アレッサンドロの専用機を操縦して、自分の技量をアピールする奇策を行う。幸いフライトは順調だったが、この事を知ったアレッサンドロは激怒して、身代わりとなった弟を解雇するという。彼女の謝罪に対して、彼の言葉は非情だった!!
  • 愛を捨てた理由【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】新社長の姿を見てケイトは我が目を疑った。5年前、他に女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているのに、彼の下で働くことなんてできないわ! ケイトはその日のうちに退職届を出して帰宅したが、彼はなぜか家にまで押しかけてくる。「これを忘れたというのか?」抱きよせられると肌は熱く燃え、一瞬のうちに彼の手の感触になじむ。彼を求めて走る震えを抑えられず、喜びのうめき声はもっと先を渇望してしまい…!?
  • いいがかり
    3.5
    インディアは昔からの夢だったデザイナーの職につき、経営している店も順調で、充実した日々を送っていた。ある日、得意客に連れ立ってサイモンという実業家が、はじめて彼女の店を訪れた。なぜ彼は私をじろじろ見るの?困惑するインディアに、サイモンは侮蔑の言葉を投げつけた。「妻子あるパトロンとの情事っていうのは、たいへんだろうね」インディアは憤然とした。私は誰にも頼ったりしていない。ましてや、父親の浮気が原因で男性不信になったというのに。だが、サイモンのひどい言いがかりはとどまるところを知らず……。
  • ひとときの恋人(再編集版)
    3.0
    キャリーは夫を亡くして以来、喪失感に苛まれ、海辺の家に引きこもっていた。そこへ、夫の親友だったブロックが様子を見に訪ねてくる。彼は渋るキャリーを説き伏せ、毎日のように外の世界へと連れ出した。セクシーでたくましい彼と過ごすうち、いつしかキャリーの胸には熱い切望が芽生えていた。彼は同情心から優しくしてくれているだけ。しかも、死んだ夫の親友なのに……。越えてはいけない一線、究極の胸きゅんストーリー!■本書は、2005年6月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 二人は恋人未満【あとがき付き】〈【スピンオフ】ラスベガスの誘惑〉
    完結
    3.8
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アレックスは失恋から立ち直るべく女友達とラスベガスにやって来た。滞在先は高級ホテル<マッケンドリック>。ホテルステイを満喫していた彼女は偶然にも、産気づいたコンシェルジュを助け代理で仕事までこなしてしまう。それがオーナーのワイアットの目に止まり、後任として働かないかとスカウトされたのだ。だめよ、もう男にはお節介を焼かないと誓ったじゃない! それが眼鏡美男子として有名な彼ならなおさらよ! 戸惑うアレックスに彼は信じられない提案を!?
  • 冷たい貴公子
    完結
    -
    身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの撮影をひき受けたリリィ。すると撮影中、ひとりの男性がやって来た。背の高い黒髪の彼は、全身からいらだちと傲慢さをにじませ言い放った。「君が僕の甥をモデルに雇った責任者か?無知な若者を甘い言葉で誘い、やがて悪徳と堕落の世界へひきずりこむ。君のような人間には吐き気を催す」誰だか知らないけど、恐ろしい誤解だわ!あまりのショックにリリィがめまいを起こすと、彼は腕のなかに彼女を抱きとめて…。
  • テキサスの恋 婚約のルール
    5.0
    テキサス州ジェイコブズビルの病院に勤める医師ルイーズは、パートナーであるドクター・コルトレーンに秘かに思いを寄せていた。だが、彼のほうは何かあるたびに、まるで敵ででもあるかのようにルイーズにつらくあたり……。
  • 甘い闇の記憶
    2.3
    カレッジは唯一の肉親である祖母の手術費を捻出するため、職を求めて、大富豪ギデオンの屋敷を訪れた。面接の際、彼の男性的魅力に圧倒されたカレッジは、一方で奇妙な既視感にとらわれ、かすかな不安を覚えた。幸い職を得て順調にスタートしたかに見えた彼女の新生活は、ある出来事を境に激変する。カレッジは突然思い出したのだ──雇い主が“初恋の人”だということを。たぶん、ギデオンは私のことなんて忘れているわよね?
  • 拒絶された億万長者
    完結
    4.0
    雑誌記者イザベルは、高名な作家アニータからインタヴュアーに指名されブラジルを訪れる。アニータに彼女の娘婿として紹介された男性をひと目見て凍りついた。3年前にロンドンで出会い、情熱的な一夜を過ごしたあと、突然姿を消したアレジャンドロ。彼からの連絡を待ち続けていたのに他の女性と結婚していたなんて!見れば彼の顔には醜い傷跡が刻まれていた。動揺するイザベル。この再会は偶然ではない。彼の目的に思い至ったとき、イザベルは恐怖におののいた!
  • テキサスの恋 目を開けてキスして
    4.5
    コリーンは夫バリーの事故死で二年間の結婚生活を終えた。葬儀の日、背の高い男性テッドが冷たい目で彼女を見つめていた。いとこのバリーを殺したのはおまえだ。テッドの目はそう告げる。かつてコリーンの愛を受け取ってくれなかったテッドは、今また、世間の噂を信じて彼女を非難する。コリーンは打ちのめされ、つまずいて転びそうになった。とっさにテッドが彼女の肩をつかんで言う。「なんのまねだ?」「わざとじゃないわ。あなたにはなにひとつ求めていない……」彼はわざと耳元でささやいた。「昔求めた僕の愛さえも?」
  • 思い出は遠く切なく
    完結
    1.0
    胸元があいた露出の高いドレスにラメが入った髪、安物の口紅…こんなの、私じゃないわ! 資産家の娘として生まれたソフィーだが今は昼に靴屋の販売員として働き、夜は…“お金持ちの男性と食事”をする仕事を始めようとしていた。しかし指定されたあやしげな店でソフィーは会いたくない男と再会してしまった。「ここで何をしている!?」ニコス・カザンドロス。4年前、父の客として訪れた彼に恋し、結ばれるが、やがて私のすべてを奪っていった男。
  • 愛と掟のはざまで【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】エーゲ海に浮かぶ島国フォーテネグロ。アイオナンスの姉は皇太子マックスと結婚したが放蕩生活を送った挙句、愛人と事故死した。王国の掟によると、その罪をつぐなうため妹である自分が殿下と結婚しなくてはならないという。王家の跡継ぎを産むための生け贄になるなんて、この21世紀の世の中に…!? しかし、結婚パレードで圧倒的な男性的魅力をもつ彼に、とろけるような熱いキスをされ頭のなかが真っ白になってしまう。彼にとってもこの結婚は義務なのに…。
  • 夢からさめたら テキサスの恋
    3.0
    秘書のメロディは心配性。社長夫妻がハネムーンに出かけたので、留守番役が無事につとまるかどうか不安を隠せない。そこに社長の親戚のエメットがやってきた。牧場を経営しながら、ロデオスターとしても名をはせる彼は、離婚後、手元に残された三人のいたずらっ子に手を焼いている。用事をすませるあいだ子供たちをあずかってくれと言われ、メロディはエメットの横柄な態度にむっとした。彼の意外な弱点を知っていたメロディは、すかさずやり返すが……。
  • プリンセスに変身〈砂漠の王子たち〉
    完結
    4.3
    オーストラリアの難民収容所で、つらい生活を送っている少女ハニ。身を守るため、“少年”として毎日を必死に生きていたが、しばしば不思議な夢をみていた。ひとりぼっちでもなく家族もいて、薔薇が咲く豪華な宮殿に住んでいる美しい夢。ばからしいと思う彼女のもとにある日、砂漠の王国バジェスタンの特使だという気品ある男性シャリフが訪れる。スルタンの命令で彼女を探していたという彼の告げる言葉に、ハニは耳を疑った。「君の本当の名前はプリンセス・シャキラだ」
  • パリで見つけた恋
    -
    九死に一生を得た経験から、ハリィは神に仕える道を選んだ。国際奉仕プログラムの一環として母国アメリカからパリに派遣され、今は双子のポールとモニークに英語を教えている。ある日、双子に誘われて彼らのアパートメントに行ったところ、まだ十八歳のポールに突然指輪を渡され、プロポーズされた。ハリィが動転しているところへ、イギリスにいるはずの双子の父親が帰ってくる。「息子をたぶらかしてどうする気だ?」双子の父親ヴァンサンになじられ、ハリィは激しい反発を感じた。なんて猜疑心の強い人。私はもう誰とも結婚することはないのに。
  • 女神が微笑むとき テキサスの恋
    4.0
    フェイがバーに足を踏み入れたとたん、店のすべての目が注がれた。誰かを待つわけでも、お酒を飲みたいわけでもない。ただ、世話になっている伯父の家から逃げだしたかったのだ。二十一歳になれば両親の遺産が相続できるのだが、それは今伯父に預けられ、彼女は身動きがとれない。しかも、伯父は金持ちの男性と無理やり結婚させようとしている。ああ、誰かわたしをこんな状況から救いだしてほしい!酔っぱらいがからんできたとき、小麦色に日焼けしたカウボーイ――ドノバンがフェイの腕をとり、助けてくれた。
  • レディ・エレノア
    3.7
    祖父の死によって広大な領地を相続した、レディ・エレノアことネルは頭を抱えていた。屋敷にかかる膨大な維持費も相続税も払える見込みはない。おまけに、遺産の恩恵にあずかれなかった義妹は恨み、屋敷を売って、その利益を二等分しようともくろんでいた。領地だけは絶対に守ると、死の床にある祖父と約束したのに。そんな窮地を知り、遺言執行人ジョスが驚くべき提案をしてきた。なんの前置きもなく、いきなりネルにプロポーズしたのだ。彼は何を企んでいるの? 私の想いをわかろうともしないで……。
  • 無邪気な誘惑
    完結
    3.7
    財産目当てに近づいてくる男達にうんざりした名家の令嬢マーリンは、父と賭をする。条件は、『1か月、身元を隠して働けたら二度と結婚を強制しない』というものだ。父への反発心から、賭を受けたマーリンは、家を飛び出し、住み込みで小説家のアシスタントとして働くことに!!けれど、一つ屋根の下で共に暮らすことになった雇い主の息子・銀行家のキャメロンとは、寄ると喧嘩ばかりの、犬猿の仲。ところが、ある日の事件を境に二人の関係に微妙な変化が訪れて……。
  • 悩める伯爵 1巻
    完結
    5.0
    19世紀初頭のイングランド西部。良家のお転婆娘レベッカは幼なじみのドラムが次期伯爵として帰郷すると聞き、怒りで胸は一杯になる。寄宿学校に閉じ込められた4年間。忘れはしない!気持ちを静めるため泉へ向かうレベッカ。だが通りかかったドラムは、一糸纏わぬその姿が美しく成長した彼女とは知らず心惹かれ…。
  • 熱砂を駆ける恋
    完結
    -
    運命の糸に導かれ、カールという謎めいた男と一夜を共にしたルーシー。しかし目覚めた時、すでにカールは姿を消していた…。あれから2年、仕事で砂漠の国アバダンを訪れたルーシーの前に現れた皇太子(シーク)…彼はまぎれもなくあのカールだった!「彼が一国の王子!?どうなるの?私に彼の息子がいると知れたら…!」
  • ダンスはあなただけに
    完結
    -
    ダンサーのタビサは、絵描きの友人エイデンに頼まれ、恋人のふりをして彼の親類の結婚式に出席した。しかしそこは上流階級の人々が集まるきらびやかな世界。叔母の借金を背負うタビサは居心地が悪かった。だがそこで出会ったエイデンの兄、ザヴィアにひと目で心を奪われる。最初は冷ややかな視線を向けていた彼も、タビサを誘いそのまま激しく抱いた--しかしザヴィアはタビサを試したのだ。「君は弟を愛していない。すべては金が目的で近づいたんだ!」
  • 泥棒は恋の始まり 1巻
    完結
    -
    「ロンドンに怪盗現る!」不穏な噂が飛び交う社交界に、令嬢キットはデビューした。名を偽り、亡き父との約束を守るために盗みを働く怪盗の正体…キットは、自分を鋭く見つめる視線に気づく。彼は昨夜の盗みの現場を見られ、危うく取り押さえられそうになった男性ヒューゴー。まさか、私の正体に気づいたの!?
  • 愛の惑い〈うるわしき姉妹〉
    完結
    -
    「二度と恋なんてするもんですか!!」ろくでもない元夫のせいで男性不信に陥っていたリベカは、離婚して2年経った今も男性を遠ざけていた。そんな彼女にもただ一人、気になる男性がいた。それは1年前にたった一度、情熱的なキスを交わしたジェイスだった……。世界的な大企業の経営者でもあるジェイスの、強引なアプローチに頑ななリベカの心も揺れて…!?
  • 危険な結婚〈うるわしき姉妹〉
    完結
    4.0
    「憎んでいる人をどうして愛せるんだろう?」洗練さと権力をあわせもつ完璧な男性・リュークと結婚したアナは幸せな日々がいつまでも続くと思っていた。彼の愛人を名乗る美女セリーンが現れるまでは…。愛する夫の裏切りにアナの心は引き裂かれる。だが憎みながらも、リュークの愛を求めずにはいられなくて…!?
  • 悲しきロック
    完結
    -
    ロックシンガーのサビナは誰の手も借りずに、どん底の生活から這い上がってきた。甘い恋の思い出もなければ、心惹かれる男性もいなかった。そんな彼女にも、初めて愛する男性が現れた。が、サビナにはその思いを彼、ソーンに打ち明けることはできない…。なぜなら、彼の弟アルと“偽装”婚約していたのだった……。
  • ブラックメイル
    完結
    -
    イギリスの高級スーパーマーケットに就職したリーは上司と一緒にフランスへワインの買い付けに出張した。しかし、交渉相手は、6年前リーが恋して誤解されたまま振られた男だった…。彼、ジルはその晩の夕食の席で、リーをフィアンセとして紹介した。リーには、ドリューというフィアンセがいるにもかかわらずに…。
  • 愛の審判
    完結
    -
    著名な弁護士である父と、その愛人だった母。複雑な出生から世間の好奇にさらされて育ったセリーナは、美しい容姿とは対照的な冷たさで男性を遠ざけてきた。自分を捨てた父の秘書として、素性を隠し働き始めたセリーナだが、父の甥ピアズはそんな彼女を不審に思う。彼を前にいつもの冷静さを保てないセリーナは!?
  • 若すぎた一夜
    完結
    -
    令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか?
  • 船上のウエディング
    完結
    1.0
    元夫が事故に遭ったと聞いたテリは南米へと急いだ。彼の回復のために、マッサージをしようとした瞬間、人違いだと気づく!なんと彼は、元夫の雇い主で大企業の支社長ベンだった。自らの間違いに驚きと恥じらいを隠せないテリ。そんな時、彼から「僕専属の看護師となって一緒に来てくれないか?」と提案されて!?
  • 24時間見つめてて
    完結
    -
    元CIA捜査官のラングは警備部長の職を得て、5年ぶりに故郷に戻った。つらい思い出が甦る。ブロンドの髪、緑の瞳のキリー。育んできた愛は親友の罠で崩れ去った。彼女を信じられなかった自分が腹立たしい。彼女への想いを抱えながら、ラングは警備で広告会社を訪れる。そこで一層美しくなったキリーに再会し…!!
  • 忘れない夏
    完結
    -
    親友スージーがジェンナのフラットを訪れた。兄サイモンを欺いて恋人と旅行に行くため、嘘をついて欲しいと頼みに来たのだ。9年前サイモンに子ども扱いされたジェンナは彼に仕返しするチャンスと思い、口裏を合わせることにする。その晩、早速サイモンから電話がかかる。ジェンナは彼をだまそうとするが…。
  • プリンスと虹色の指輪〈世紀のウエディングV〉
    完結
    -
    アリゾナで一人、行方不明の王子の帰りを待つ王家の秘書ローラは、フラリと立ち寄った酒場で荒くれ男にからまれる。この窮地を素敵な男性ジョンに救われたローラ。二人は互いに惹かれ合う心を抑えながら、別れてしまう。ところが翌日、ローラが待つ牧場に昨夜の男性が現れた!!まさか、彼が行方不明の王子なの!?
  • 二十九枚の銀貨
    完結
    -
    銀行の跡取りの重圧に耐え、働いてきたジェシカ。彼女は強盗に拉致された事件を契機に、一人田舎に移り住んだ。ある日彼女は郵便局で再び強盗に遭い、一人の男性に助けられる。彼の名はダニエル。彼は怪我を負った彼女を、かいがいしく世話してくれた。次第に二人は魅かれあう。が、彼の目的は別にあって…!
  • 一度のキスで…
    完結
    -
    雑誌の新人レポーター・スージーはパーティに潜入し、スクープを狙っていた。そのためには要人警護のエキスパートであるルークの気をそらさなくてはいけない。だが、瞳と瞳をかわしたその瞬間、スージーは彼に心を奪われ、思わず二人はキスをかわす--が次の瞬間、乱暴に押しのけ、ルークは言った。「最低タブロイド誌のレポーターは手口も俗悪だな」。
  • 魔法の夜を何度でも〈パークアベニューにようこそI〉
    完結
    3.5
    NYの高級アパートメント<パークアベニュー721>に住むジュリアは、カフェで出会った富豪マックスと魔法のような一夜を過ごし、彼の子を宿してしまう。しかし、思いきって妊娠を告白しても彼は「自分の子であるはずがない」の一点張り。あの夜には特別な意味があると感じたのは自分だけだったのかと落胆するジュリア。そんな折、差出人のない1通の手紙が届く。「妊娠を世間にバラされたくなければ、100万ドル用意しろ」突然の脅迫状にジュリアは息をのんだ…!
  • 情熱のマスカレード
    完結
    2.0
    有名な大物実業家の愛人の娘として生まれ、自立心が強く、なにより「本物の愛」の存在を信じないバーナデット。けれど24歳の誕生日を迎えた夜、若き大富豪との予期せぬ再会が、その揺るぎない思いを変えることになる!誰の力も必要としないバーナデットの心を溶かし愛を奪おうと巧みな言葉を仕掛けるダントン。毎年断り続けてきた、父の家で行われる創業記念パーティー。彼の挑発をうけて参加した仮面舞踏会で誘惑的なゲームに挑むバーナデットだったが…。仕事も恋もゲームのように楽しむダントン。彼の所有する島のリゾート開発をめぐって、南の楽園で1ヶ月間ともに過ごすことになったバーナデットの愛と運命の行方は!?
  • 今年の夏突然に
    完結
    3.0
    従姉の別荘で夏を過ごすため、フランスに来たリヴィ。道中の宿に入る時、車にひかれそうになる。運転していた男性の横柄な態度に、リヴィもついけんか腰に…。その夜、宿でリヴィは暴漢に襲われた。恐怖で身体がすくむ…。すると目の前のドアが開いた。助けてもらえる!しかし出てきたのは、昼に口論した男性だった!
  • あなたの記憶〈ミスター・ミリオネアIII〉
    完結
    4.0
    物心ついたときからアリサは、ディランといつも一緒だった。初めてキスをした十代の頃も、無垢な自分を捧げたあの夜も。だがそれはディランがほかの女性とベッドにいるのを目撃するまでのこと。裏切られたアリサはふたりの関係につらい終止符を打つが、その後事件は起こった。アリサが交通事故にあい、目を覚ました彼女はディランに関するすべての記憶を失っていたのだ! 施設育ちの億万長者の恋を描く話題のミニシリーズ<ミスター・ミリオネア>、完結編。
  • 愛のあやまち
    完結
    -
    ウィンは若い頃結婚に失敗し、息子チャーリーを引きとった。離婚して10年、再婚を考える相手も現れたところだ、なのに別れた夫ジェイムズが、この町に戻ってくるという…。もしかして息子を連れ戻すつもりかしら?不安な思いで帰宅したウィンが見たものは、居間でチャーリーとくつろぐジェイムズの姿だった!!
  • 青ざめた月
    完結
    -
    結婚目前のいとこのエマから頼まれ、パーティーで挑発的なドレスを着る事になったナターシャ。案の定、パーティーでは男性の執拗な視線に追われ、慎み深いナターシャはいたたまれない思いをする。エマの許婚の親戚・ルークにも経験豊かで遊び好きの女性と勘違いされ、月明かりの下、熱い口づけで追い詰められるが…!?
  • 恋の病にかかったら
    完結
    4.5
    「ブラインドデートですって!?」34歳でバージン、仕事ひとすじのお堅い精神科医スーザンは、妹のアナベルが勝手に仕組んだ“お見合い”にびっくり。断るつもりでデートに出かけたスーザンだけど…!?なんと相手は同じ病院で働く整形外科医・アダムだった!慌てて別れようとするスーザンに、アダムは…。「君の恋愛経験が少ないのなら、僕が導いてあげるよ。」-私をからかっているのね!こんな人のお遊びの相手になんてなるもんですか!-でもその日から、彼の強引な誘惑が始まって…!?
  • 悲しい秘密 前編
    完結
    -
    コードが失明した!モロッコで義兄の事故を知り、マギーは急遽帰国した。支えあって生きてきて、いつの間にか愛していた。なりゆきで一夜を共にした後、拒絶され、いたたまれなくなり彼の前から姿を消した。もう彼とは二度と会わないつもりでいたのに…。でも、駆けつけたマギーに対する彼の態度は、侮蔑に満ちていて…。

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