検索結果

  • 怪談・花鳥風月(1)
    5.0
    1~6巻440円 (税込)
    町医者長英のもとに来るのは人だけにあらず。 『幽霊から妖まで万往診致します!』 江戸時代、町医者長英と用心棒の左京が出逢う不思議な事件の数々。 ちょっと怖くてちょっと切ない怪談話。
  • 幸福な夜明け
    完結
    5.0
    ムリよ…。私が彼の秘書として働くなんて。リリーは思わず天を仰いだ。彼女は秘書を派遣する会社の経営者。事業は順調だったが、有名な若手実業家ザック・スウィフトに派遣したスタッフが、玉の輿狙いで1週間も彼を追い回し、怒らせてしまったのだ! なんとか弁明し、解決策を提案したリリーに、ザックは思わせぶりなまなざしでこう告げた。「君が僕の秘書として働く、それが和解の条件だ」ダメ、ダメなのに…。リリーには、彼に知られてはならない秘密があって。
  • スター作家傑作選~ガラスの靴で円舞を~
    5.0
    ハーレクイン・ロマンスを黎明期から支えた偉大なレジェンド作家が描いた、豪華なシンデレラ物語を集めました! イタリア侯爵、プレイボーイ社長、美貌の億万長者――ちょっと傲慢だけれど魅力的なヒーローが、ガラスの靴をなくしたヒロインを追いかけます。 『侯爵家からの招待』 母の介護をして過労で倒れたグレースは、大学時代の友人ジュリアに誘われ、イタリアで休養することに。侯爵のマッテオと出逢い、魅了された直後、ジュリアから彼の子を身ごもっていると自慢げに打ち明けられる。数日後、マッテオはグレースに誘いをかけてきた。即座に断るグレースだったが、彼は外出先でも近づいてきて……。 『別れの薔薇でなく』 社長のラングは高慢で移り気なプレイボーイ。恋人を次々に替え、別れの印の赤い薔薇を手配するのは、秘書のニコラの役目だ。それだけでもうんざりなのに、よりによって今度は、私の妹に目をつけるなんて! 妹は夫ある身。なんとか引き離そうと奮闘するも、二人のキスを目撃してしまい、ついにニコラは退職を決意したが……。 『富豪のプロポーズ』 昼はカフェ、夜はホテルで働くケイシーが仕事を終えて帰宅すると、億万長者ザンダーが待っていた。彼は元夫の浮気相手の夫。以前にも会ったことがあるけれど、自信に満ちたハンサムな彼が私になんの用かしら? いぶかる彼女に告げられたのは、なんと便宜結婚の申し出。「結婚してほしい」と聞くや、ケイシーは気を失った―― *『侯爵家からの招待』『別れの薔薇でなく』は既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • その女、本当に友達ですか?~「仲良し」だけど「好き」じゃない~
    完結
    5.0
    「あなたはぽっちゃりしてる方がカワイイよ!」 学生時代からの友人の甘い囁きに高級チョコレートプレゼント攻撃!夫にデブだと罵られる私のダイエットを応援してくれてるんじゃなかったの?【Re:ダイエット~贅肉と見下され人生にサヨウナラ!~(さとうゆき)】。 月に1度の楽しい女子会。でも、いつの頃からかグループの女王様にディスられるようになって、もう集まるのがツラいよ!【女王様の女子会~格下女は笑顔禁止~(金山カメ)】。 引っ込み思案の私に話しかけてくれた同僚。急激に距離が縮まって会社も楽しくなったけど、彼女はお金にルーズ。貸してるお金がどんどん膨らんで…。【友達のお値段~親友にお金を貸せますか?~(立木美和)】。 友情=利用価値?友達ヅラしてそばにいる女たちの真っ黒な腹の中。フレネミー女たちをサクッと絶縁してスッキリ!のオムニバス3選を収録。 ※本作は描きおろし作品及び「家庭サスペンス」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
  • 無垢な乙女とギリシア富豪
    完結
    5.0
    5歳の頃、親に捨てられたキャットは、ロンドンの孤児院で貧しいながらも明るく健やかに育った。ある日、彼女の働く孤児院に、ギリシアから黒い瞳の大富豪ザック・カヴロスという男がやってきた。キャットは息を呑んだ。こんな美しい人、今まで見たことがない…。彼は静かにキャットに告げた。「あなたは海運王アレキス・アザライアの孫娘で、彼は全財産をあなたに与えたいと考えている」重病の祖父に会いに行く途中、彼に唇を奪われたキャットは初めてのときめきを感じ…!?
  • 恋の使者は一夜で宿り
    完結
    5.0
    サリーは会社の会長である父に認められるため、デートもせず仕事ひと筋で頑張ってきた。だけど、努力を認められる日はこない…。父が何も言わず、会社の合併を決めたのがその証拠だ。ショックを受けたサリーは柄にもなくバーで初対面の男性カークに誘われるまま一夜をともにしてしまう。翌朝、父が倒れたと連絡を受けた彼女にさらなる追い打ちが――会社に突然現れたカークは、合併先のCEOだった! まさか私が会長の娘と知っていて、手なずけるために抱いたの!?
  • 大富豪と遅すぎた奇跡
    完結
    5.0
    私は愛されることもなければ彼のふさわしい妻にもなれない…。失意を胸に、夫である大富豪レアンドロスのもとを去ったケリー。ところが彼女のお腹には待望の赤ちゃんが。たとえ離婚することになったとしても夫にこのことを伝えなければ! 決心してレアンドロスの会社を訪れるケリーだが、現れた彼の亡き前妻の妹に残酷な言葉を告げられる。「あなたの出番はもうないのよ」…ああ、夫の心はすでに彼女のものなの? 涙をこらえ、妊娠を告げるケリーにレアンドロスは?
  • 涙のロイヤルウエディング
    完結
    5.0
    隣国の皇太子との政略結婚を控えたサブリナは、たった一度のキスを忘れられずにいた。相手は婚約者の弟セバスティアン。政略結婚の噂を嗅ぎつけた報道陣に囲まれたところを助け出してくれたのが彼だった。そして去り際に、唇を奪っていったのだ。体が溶けるかと思うほど熱く――。結婚する身でこんなときめきは間違っている。忘れなければ…。そう思っていたのに品行方正な婚約者が恋人と駆け落ちして結婚式に現れず、代わりにセブと結婚することになろうとは。
  • 秋冷えのオランダで
    完結
    5.0
    ソフィーはロンドンの病院で看護師長として忙しい日々を送っていた。さらに、早くに亡くした両親に代わって弟妹たちの世話を長年続け、恋人を作る時間もない。それでもロマンチックなプロポーズに夢をみることもあった。だが、美人でもない女性に声をかけてくる同僚などいない。しかし臨時でオランダから赴任してきたマックスは違った。「きみは小細工の必要ない美人だよ」。大人の余裕を見せ、まるでレディのように扱ってくれる彼の言葉はソフィーの心に甘く響き…。
  • 復讐は甘く【特典付き】
    完結
    5.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!難病の父のため、結婚を決意した令嬢エミリー。しかし、披露パーティーで婚約者の裏切りを知り、愕然とする。招待客として来ていた初恋の人ルークに「俺と恋人のふりをして婚約を破棄すればいい」と提案され、突然公衆の面前で熱くキスされてしまう。会場から逃げ出し、絶望のどん底に落ちる彼女をやさしく慰めてくれるルーク。彼は幼い頃に母を亡くして、エミリーの家で育てられた幼なじみだった。その裏に秘められた深い憎悪をエミリーは知るよしもなく――。
  • 間違いだらけの結婚
    完結
    5.0
    資産家の娘アマンダはつらい政略結婚を解消したばかり。真実の恋を求め、会員制ナイトクラブで出逢ったのは元暴走族のレブ。誰よりも危険な男と知りつつも甘いキスに抗えず、一夜の欲望に身をゆだねてしまう。しかし数か月後、妊娠が判明するや実家を追い出されたアマンダは窮地に陥る。心ならずもレブに頼ることを決断するが、彼の示した条件は入籍すること! なし崩しに2度目の結婚をする気になれないまま、油まみれの修理工場で暮らし始めたアマンダだが…!?
  • 永遠はお嫌い?
    完結
    5.0
    “2年以内に結婚して子供を産まなければ牧場は相続させない”亡き父の遺言のせいで、どうしても夫と子供が必要だ。メギーは意を決してホテルのロビーで幼なじみのネイサン・ブラボーを待っていた。高校でも大人気だった彼はいなか娘には見向きもせず、都会へ出ていってしまった。あれから12年、メギーは息苦しくなるほど魅力的なのに、なぜかいまだ独身の彼に契約結婚をもちかけるつもりだった。99.9%無理でも、条件つきなら万が一の可能性もあるかもしれない。
  • ボスと秘書の小さな絆
    完結
    5.0
    敏腕秘書のキットは仕事の成功を祝うパーティーの夜、憧れていたボスのアレックスから情熱的に求められてついに一線を越えた。翌朝幸せな気分で出社すると、さっそくボスからの呼び出しが。甘い夢の続きを期待して社長室に向かうキット。しかし待っていたのは、いつもの仕事の顔に戻ったアレックスの冷たい言葉だった。「昨夜のことは後悔している。僕は結婚する気も子供をもつ気もない」。深く傷つき会社まで辞めたキットは、やがて彼が自分を拒んだ本当の理由を知り…。
  • 狂おしき誘惑
    完結
    5.0
    英国人のクレアは、母の再婚により幼い頃から支配的なギリシア人の継父に育てられた。継父に婚約者を決められても、クレアはそれでいいと思っていた。彼に出会うまでは――。そう、実業家のベネディクト・ウインターは、出会った瞬間からクレアの心に踏み込んできた。「君は、人に与えられた運命を受け入れるだけでいいのか?」美しく精悍な彼にそう言われるだけで、クレアの胸はざわめいた。そして、求められるまま夜の砂浜で初めての熱い抱擁に溺れるが…?
  • ハートブレイカー
    5.0
    夫の家から逃げ出して、3年が経った。幼い娘とロンドン郊外の小さな隠れ家に落ち着いたものの、カロラインはいまだに夫への恐怖に怯えている。夫ピーターはアルコール依存症で、酔うと暴力をふるった。カロラインは娘を守りたい一心で家を飛び出したのだった。暗い過去の思いにとらわれていると、ふいに誰かがが戸を叩いた。夫の従兄弟のニック!? どうしてここがわかったのかしら。憎しみを宿した彼の目が光る。「ピーターが死んだ……」君のせいだと言わんばかりの彼は、今でも信じているのだろう――カロラインはひどい妻だと、亡き夫が吹聴していたとおりに。 ■2000年、世界中のファンや作家仲間に惜しまれつつこの世を去った偉大なロマンス小説家シャーロット・ラム。日本で刊行された作品は100冊以上を超え、今もたくさんの女性に読み継がれています。今作は1983年刊行の貴重な初期作品です。
  • ミラノの悪夢
    完結
    5.0
    派遣会社の紹介で、著名な建築デザイナーのもとで秘書として働くことになったケイト。けれど初出勤の日、ボスであるジャンルカをひと目見て彼女は言葉を失った。数か月前にミラノで奔放な一夜をともにしたルカ! ミステリアスな彼の瞳に導かれるまま時を過ごしたケイトは、朝になって自分のしたことに愕然とし、別れも告げずに逃げ出したのだった。今、目の前にいるルカは怒りを滾らせケイトに冷たく言い放った。「突然僕の前から姿を消したつぐないをしてもらおう」
  • 秘書とボスの秘密
    完結
    5.0
    スコットランドの名門ストラッチャン家で臨時秘書を務めることになったジョージア。豪奢なお屋敷に心わきたつ彼女だが、当主のキアは冷酷でビジネスの会話しかしない。しかし、晩餐会でヴィンテージドレスに身を包んだジョージアを見たときからキアの心は揺れ動き始めた。そして嵐の夜、ジョージアの部屋を訪れたキアは怯える彼女に対し、今までにない感情にかられる。熱情に流されるままに結ばれるふたりだが、キアの口から出た言葉は期待を裏切るものだった。
  • 大富豪の密かな弱み
    5.0
    彼の手となり足となって尽くしたい。 でも、その先に待っているのは悲しい別れ。 介護士のキットはその献身的な働きぶりを評価され、住み込みでヘンリー・トレヴァーンの世話をすることになった。音楽業界で莫大な財を成した彼は慣れない車椅子生活にいら立ち、かなり過敏になっていて、前任の介護士は相当苦労したという。ある晩、入浴介護中に挑発を続けるヘンリーに手を焼きながらも、キットはその肉体美に陶然となり、ふいに唇を奪われてしまう。だが、依頼主と親密な間柄になるのは職業倫理に反するうえに、キットの心の奥底には根強い男性不信もあった。すぐに冷静さを取り戻した彼女を睨みつけると、ヘンリーが言った。「さっきのキスをなかったことにするつもりなのか?」■男女の心の機微をじっくりと丹念に綴ることにかけては右に出るものなし!のマギー・コックス。展開の早いロマンスは苦手で……という方にぜひご一読いただきたい、大人のスロー・ロマンスです。
  • 一夜だけ愛して
    完結
    5.0
    母の死とともに出生の秘密を知ってしまったイジー。空虚な心を抱えて入った酒場で出会ったローマンに惹かれ、一夜をともにしてしまう。しかし翌朝、彼の姿はなく、そこで彼らの関係は終わってしまった。1年後、ふたりは偶然再会する。変わらず美しいイジーだったが、その腕には赤ん坊の姿があった。自分と関係したあとすぐに他の男の子供を宿したという彼女に憤りを感じたローマンだが、赤ん坊があまりに自分に似すぎていることに疑念を抱き…!?
  • 王妃への招待状
    5.0
    メルは幼いころに両親を自動車事故で亡くし、冷酷な伯父夫婦の家で使用人同然の生活を送っている。もう我慢できない! メルは家出してメルボルンの空港に向かおうと決め、夜明け前にあらかじめ手配しておいた車に乗ると、そのまま眠りに落ちた。車の運転手がひどくセクシーで物腰も洗練されていることを意識しながら。■ヨーロッパの王国ブラストンの王子リックは、眠り姫のように眠る女性をプライベート・ジェットで故国へと運んだ。リックは国王である父親から半年以内に妻をめとることを迫られ、留学生時代の友人ニコレットに期間限定の結婚話を持ちかけていたのだ。だが、やがて彼は自分がニコレットに瓜二つの従妹を連れてきたと気づく。■ボスと秘書のロマンスを描いて人気のジェニー・アダムズが初めてロイヤルものを手がけました。人違いからプリンスの結婚相手としてヨーロッパの王国で暮らすことになったヒロインの運命は……?
  • 恋と数字と王子様〈【スピンオフ】モーガンアイル王国&トーマスアイル王国〉
    完結
    5.0
    トーマスアイル国の農作物を謎の疾病が襲った。王室は原因究明のため、天才科学者リブを招いた。彼女は幼い頃から天才と呼ばれ、しかも複雑な家庭環境で育ったため、恋とは無縁の人生を送ってきた。一見ひたすら地味でしかないリブだが、王子アーロンは、彼女自身も気づいていない女性らしさと魅力に大きな関心をもつ。王子のアプローチに、今まで経験したことのないときめきを感じるリブ。触れあう指が、愛を語る唇が、閉ざされていた彼女の心と体を開いていくが…!?
  • 御曹子の恋
    完結
    5.0
    庭師のイブは高校生である弟の友人ダニエルを誘惑しているところを、ダニエルの叔父ドリューに見られてしまう。実はゲイ疑惑をかけられたダニエルを救うためのひと芝居だったのだが、ドリューはイブを尻軽女と思い込み、強引に接近してくるようになった。このままではお金持ちの慰み者にされてしまう。そうわかっていても、ゴージャスな彼に熱く抱きしめられてみたい…。イブは理性を失いそうになるが、どうしても一線を越える勇気をもてない事情があった――――。
  • 億万長者の花嫁【あとがき付き】
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】サマンサは巨大企業の受付ロビーで立ちつくしていた。ここに来たのは社長のチェーザレに妊娠を伝えるため。彼は女優との浮き名でゴシップ誌をにぎわすような別世界の男性で、私が生涯かけて稼ぐお金を1分で稼ぐほどの大富豪だ。なんて言えばいいの…彼は私の名前も知らない。それどころか目や髪の色、そばかすがあることさえも。コテージの掃除婦と客として出会ったふたり。だが、結ばれた嵐の夜、突然の事故で視力を失った彼は絶望の闇のなかにいたのだから…!
  • 愛と指輪の重さ
    5.0
    19歳の姪が旅先で突然結婚!? 彼女は大学の奨学金も得て、人生もこれからなのに!ネルは急遽スペインへ飛び、姪の相手ルイスと面会する。ところがその男性は、同じ名前だという従兄だった。途方に暮れるネルに彼は「病気の祖母の前で婚約者のふりをすれば、ふたりの居場所を教えよう」と提案する。こんな傲慢な人と偽りの婚約なんて、冗談じゃないわ!けど、姪たちの行方は見当もつかず、彼を頼るしかない。やむなくネルは彼の家に代々伝わる指輪をはめた--。
  • プロポーズの理由
    5.0
    もう子供が産めなくなるかもしれない・・・。 治療に専念するため、会社を辞める決意をしたアンドレアは、社長ゲイブのオフィスを訪れた。 しかし、そこで社長から提案されたのは、パリ出張の同行だった。最後の思い出にと依頼を受け、パリへ向かったアンドレアだったが、出張先でなぜか社長に突然プロポーズされて・・・!?
  • 誘惑される理由
    完結
    5.0
    思いを寄せていた幼なじみの結婚式で出会った花嫁の兄・アレッサンドロ。初対面から敵意に満ちた視線を向けてきた彼に反感を抱いていたサマンサだが、ある日強引に唇を奪われてしまう。サマンサの片想いを見抜いた彼は妹を守るため、彼女を誘惑しようというのだ! アレッサンドロの冷たく黒い瞳に囚われ掻き乱される心に、サマンサはやっとこれが初めての恋なのだと気づく。彼の誘惑に愛などないのは明らかなのに、惹かれていく気持ちを止めることができなくて――。
  • 身代わりの花嫁
    5.0
    ★わたしは妹に頼まれて身代わりを務めただけ。脅迫して結婚を承知させることはできないわ。★「二日だけでいいから、身代わりになってほしいの」ロージーは双子の妹に懇願され、代役を演じる羽目になった。妹は付き合っている恋人の煮えきらない態度にいらだち、ほかの男性と婚約すれば恋人が嫉妬して結婚を申し込むと考えたのだ。妹が婚約相手に選んだのは、モーガン・アーカート---コンピューター会社を経営する、危険な雰囲気を漂わせた金髪の男。彼は祖父の遺言により、六カ月以内に結婚しなければ、会社の経営権を手放さなくてはならない状況に置かれていた。ロージーは良心の呵責を覚えたが、アメリカで恋人と式を挙げる妹のために、必死で身代わりを演じた。しかし、ロージーの努力は徒労に終わってしまった。モーガンはたちまち彼女の正体を見抜き、冷酷な声で命じたのだ。「ぼくには妻が必要だ。妹がだめなら君に妻になってもらう」
  • シークと乙女【あとがき付き】
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】まさかひと目で恋に落ちてしまうなんて!―――ある日、泥棒に遭ったところを、素敵な男性に助けられたベアトリス。美しく気品漂う彼に、ベアトリスの心は激しく動かされた。なんとその男性はザラフト国の次期国王タリクだったのだ! 胸を高鳴らせながら、助けてくれたお礼を言おうとしたベアトリスに、彼は冷たく言い放った。「弟のハリッドと今すぐ別れてくれ」多額の手切れ金を提示した彼は、彼女を彼の弟をたぶらかす悪女と誤解していたのだ!
  • 幸せを運ぶ求婚者
    完結
    4.7
    伯爵家の子息リチャードは叔母の屋敷に呼び寄せられた。婚約者を亡くして以来8年間喪に服している幼なじみのシーアが、社交界の有力者との結婚を強いられそうになっているという。彼女と再会したリチャードはその変貌に驚いた。無邪気で明るい少女だった幼い頃の姿は見る影もない…。彼女は僕が守らなければ。一方、シーアはたくましく成長したリチャードとの再会に思いがけず胸が高鳴るのを感じていた。けれど過去のおぞましい記憶がシーアを苛んで…?
  • あなたに捧ぐ詩
    完結
    4.7
    最愛の恋人に南洋へと旅立たれ、さらに父も亡くしすべてを失ったジュリアンナは、卑劣な義兄の命令で見も知らぬ男性に嫁ぐことに。結婚式当日、彼女の前に現れたのは20歳も年上の男性サー・エドマンド。こんな冷淡で人を寄せつけない男性と、これから一緒に過ごすなんて…! 不安なジュリアンナに、彼はなぜか清い関係でいることを提案。ともに暮らしサー・エドマンドの優しさにふれるうち、ジュリアンナは彼に心惹かれていく。そんな彼女の前に恋人が戻ってきて…!?
  • 月の夜に愛して【あとがき付き】
    完結
    4.7
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】マリアンヌは、街角で歌を歌って通行人に聴かせている。ある寒い雪の日、通りかかった裕福そうな男性から自分の家の家政婦にならないかと提案され、住みこみで働くことに。青い瞳が印象的の彼はエドゥアルドと名乗り、洗練された魅力に満ちていた。自分によくしてくれる彼にこたえようと、仕事に励むマリアンヌ。だがともに暮らすうち、垣間見えるエドゥアルドの孤独な心に触れたいと思いはじめてしまう。彼は私に同情しているだけの雇い主にすぎないのに…。
  • 愛するのは危険【あとがき付き】
    完結
    4.7
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「マット・ハーンをベッドに誘え!」強引な経営で知られる社長の右腕として働くビアンカは、突然のボスの命令に困惑していた。マットは今から乗っ取ろうとしている会社の社長だ。美貌のビアンカはボスの愛人などと噂されているけれど、これまで仕事で女の武器を使ったことなどない。ボスの命令なんて無視するしかないわ! そう思ったのに、実際マットに会うと、彼の自信に満ちた男性的魅力に吸い寄せられてしまう。しかもマットもビアンカに誘惑を仕掛けてきて…?
  • イタリア富豪と愛の形見
    完結
    4.6
    フローラは亡き姉夫婦の経営していたホテルを引き継ぎ、1歳になる姉の息子の世話で悪戦苦闘の毎日を過ごしていた。ある日、小さなホテルには似つかわしくないゴージャスな客イーヴォが嵐とともに現れた。なんて美しいの、絵画の中から出てきたみたい! その夜、泣きやまない赤ん坊をあやす彼女の横で打ち明け話を聞いてくれるイーヴォ。その瞳に惹かれてしまいそう…彼の正体は義理兄の弟で、イタリア富豪の跡取りとして赤ん坊を連れ帰ることが目的だとも知らずに──。
  • 純白のプロポーズ
    完結
    4.5
    地味で目立たず、男性とは縁遠い生活を送るエイミー。パーティーでハンサムな男性ウィテカーに求婚されるが彼の目当ては財産で、強引に貞操を奪おうとしてきた! 幼馴染のカウボーイ、ジェシーに助けられたものの、村のゴシップ屋に見つかってしまう。恐ろしい醜聞を避けるにはウィテカーと結婚するほかない…父の言葉にエイミーは絶望した。そんな時、ジェシーが名誉挽回のための結婚を申しこんできた。躊躇うエイミーに彼は「君を求めないから安心して」と告げ…?
  • 拒まれても愛しくて
    完結
    4.5
    スペインの若きホテル王ロドリーゴに求愛され、ジェニーには幸せな結婚生活が約束されているはずだった。だが現実は、仕事を最優先する夫とすれ違いを重ねたあげく、突然彼から離婚を切りだされた。望まぬ別れに心の傷はいまだに癒えていない。ある日、親友の宿を手伝っていると、荒れ狂う嵐に追われてひとりの男性客が飛びこんできた。ロドリーゴがなぜここに!? よりを戻そうとして捜しに来てくれたの? しかしジェニーの淡い期待は、非情にも裏切られるのだった…。
  • 昨日にさよなら
    完結
    4.5
    身寄りのない小娘が、大富豪の妻なんて間違いだったのよ! ゴージャスな会社社長ガブリエルに19歳のマリーサは突然見初められた。熱心に口説かれ求婚されるが、住む世界の違いから素直に愛を受け入れられずにいた。でも、見つめあうだけで幸せな気持ちになる。そうしてガブリエルと結婚したが、すれ違いの生活で孤独を感じるばかり。しだいに心が通いあわなくなり、悲しみと絶望からマリーサは逃げるように夫のもとを去った。新しい命を宿しているとは知らずに…。
  • 復讐は甘く
    完結
    4.5
    難病の父のため、結婚を決意した令嬢エミリー。しかし、披露パーティーで婚約者の裏切りを知り、愕然とする。招待客として来ていた初恋の人ルークに「俺と恋人のふりをして婚約を破棄すればいい」と提案され、突然公衆の面前で熱くキスされてしまう。会場から逃げ出し、絶望のどん底に落ちる彼女をやさしく慰めてくれるルーク。彼は幼い頃に母を亡くして、エミリーの家で育てられた幼なじみだった。その裏に秘められた深い憎悪をエミリーは知るよしもなく――。
  • メイドという名の愛人
    完結
    4.5
    ゾーイは亡き姉夫婦の双子をひき取り、新しい雇い主であるイサンドロの屋敷で管理人の仕事をすることに。子供たちが一人前になるまでは頑張らなくてはと、心に誓うゾーイ。だが、イサンドロとの初対面で、なんとクビを言いわたされた。ゾーイは村人と彼の留守中に屋敷の庭でチャリティーパーティーを開き、それを彼に見つかってしまったのだ。「子供たちを守るためなら、どんなことでもします。」と言う私に、彼は「性的な奉仕をするということか?」と返してきて!!
  • 白雪姫の奇跡
    完結
    4.5
    長い昏睡状態から奇跡的に目覚めたベリンダ。そんな彼女の前に現れたのは恋人のリッキーではなく、彼の兄・ヴィンセントだった。彼はリッキーとの結婚を妨害し二人を引き裂こうとしていた憎むべき男性。彼によると、リッキーはすでに他の女性と結婚してしまったのだという。悲観にくれるベリンダを顔色ひとつ変えず眺めていたヴィンセント。その冷酷な彼がどういうわけか、退院したベリンダを豪邸に連れ去り彼の元で療養することを強制して…!?
  • 誘惑される理由
    4.5
    サマンサは、幼なじみのジョニーに長いあいだ片思いをしてきた。だが二年前、淡い恋はあっけなく散った。彼がイタリア人女性と、電撃的に結婚してしまったのだ。サマンサがアレッサンドロ・ディ・リヴィオに出会ったのは、ジョニーの結婚披露宴の席上だった。花嫁の兄であるアレッサンドロは、なぜか、サマンサに敵意に満ちた視線を向けてきた。そしてそれは、以後二人が顔を合わすたびに繰り返された。どうしてなのかしら……なぜ彼は私を嫌うの?その答えは、ある日突然明らかになった。
  • 男爵夫人の憂鬱
    完結
    4.4
    “女バイキング”。大柄な看護師のカトリーナは、陰でそう言われていた。そんなある日、自宅で開いたパーティーで長身のオランダ人医師ラフと出会う。なんと彼はカトリーナを「美しい」と言ってくれたのだ。一瞬で胸がときめいた。こんな人と、結婚できたらどんなに素敵かしら…。そのうえラフは、わけあって病院を辞めざるを得なくなり困っていたカトリーナに救いの手を差し伸べてくれた。しかしそれは驚くような提案だった。「僕と結婚することを考えてくれないか」
  • あなたにお熱
    完結
    4.3
    駆けだし画家のサラは、両親が遺した家で義兄のグレッグとふたりで暮らしている。親同士の再婚で兄妹になった彼とは仲がよく、世間からは恋人同士と誤解されているらしい。かまわないわ、私は恋をしたいなんて思わないもの。そんなある日、サラはパーティーで美しい男性に出会う。ニックと名乗った彼は名門銀行の頭取で、なぜかサラに興味があるらしい。冷たく突き放すサラだが、数日後、再会したニックは「グレッグを愛しているのか?」と強引に唇を奪ってきて…!?
  • 指輪より愛を
    完結
    4.3
    クリスマスソングの練習を終えたダーシーが外に出ると、見知らぬ男性が木から落ちてきた。けがをしている彼に駆け寄ったダーシーは、思わず胸がときめく。こんなにセクシーな男の人に近づくなんて…。けれど彼――リースは、ダーシーを少年だと勘違いしているようだ。屈辱感と切なさをおぼえながらも、自宅での手当てを申し出た。コートを脱ぎ、髪をほどいたダーシーの姿を見た瞬間、自分の間違いに気づいたリースの瞳に熱い情熱の炎がともって…。
  • オフィスの恋人
    完結
    4.3
    リビーは青ざめた。融資をしてくれていた実業家が亡くなり、父の会社が破産寸前なのだ。そのうえ、孫のラファエルが一括で返済を求めてきたという。なんて冷酷な人なの? リビーは家族のために直談判に行くが、相手を見て息をのんだ。昨日、私を車で轢きそうになった男性だわ! あの時、彼にひと目惚れし怪我も忘れてキスをかわした…。当惑しながらも返済猶予を懇願するリビーに、彼は熱のこもった眼差しを向け、なんと条件にベッドをともにしろと言ってきて!?
  • 運命の回転ドア
    完結
    4.3
    マーティーンは見ず知らずの男と回転ドアに閉じ込められていた。勢いよく同時に入ってしまったふたりは、小さなしきりのなかで密着して一歩も動けない。密着する体、回らないドア。「君が一歩下がればよかったんだ!」「あなたがあとから駆け込んだんじゃない!」なんて傲慢な男性なの! やっと抜け出して上司のもとへ向かうと、思いがけないひと言が彼女を待っていた。「彼が僕の後継者だ。会社をひき継いでもらう」さっきの彼が私の上司になるなんて!?
  • 不機嫌なボスに愛を【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】派遣社員のソフィアは社長のアシスタントとして働くことになった。今度のボスは不動産開発会社を率いる大富豪グレイ・バーロウ。怪我をして別荘で療養中の彼の回復の手助けが、ソフィアの本来の役目だった。ところがグレイは静養先に仕事を持ち込み彼女に手伝わせ、それ以外の世話は必要ないと言わんばかり! ソフィアはくじけそうになるが、料理と看護でこの不機嫌なボスの心を開いてみせると誓う。そう誓う一方、ボスの魅惑的なグリーンの瞳にひきこまれそうで…。
  • 花嫁は愛されぬ宿命を嘆く
    完結
    4.2
    「バスティアン!」玄関ドアを開けたリリーは現れた人物に驚きを隠せなかった。1か月半前、ハンサムで優しい彼と出会い一夜をともにしたのだ。普段の彼女には考えられない行動だった。彼はリリーが住む家の大家の息子で、開発のため立ち退きを言い渡しに来たという。わたしも彼に言わなければ…。彼女はあの夜に、新しい命を授かっていた。思い切って妊娠したことを伝えると、彼に義務感から結婚を申し込まれた。わたしは“また”愛のない結婚に身を投じてしまうの――?
  • 別れの薔薇でなく
    4.2
    社長のラングは頑固で高慢、おまけに移り気で癇癪持ち。あんな人のどこがいいのかしら、と秘書のニコラは思う。ブロンド美人がお好みのプレイボーイで、新しい女性が現れるたび、それまでのガールフレンドに別れのしるしの赤い薔薇を送りつけてお払い箱にしてしまう。その花を手配するのは、いつもニコラの役目だ。それだけでもうんざりなのに、よりによって、今度は私の妹に目をつけるなんて!妹は夫ある身。なんとか二人を引き離さなくては……。
  • 純真な悪女
    完結
    4.2
    親子ほど年の違う夫の莫大な遺産を相続して半年。ニーヴは14歳の義理の娘、ハンナに手を焼いていた。その日は特に最悪だった。吹雪のなかに飛び出したハンナを追って、ニーヴは遭難しかけたのだから。その時、神々しいほどに美しい男性が救いの手をさしのべた。セヴェロと名乗る彼は、ハンナを捜してさらに雪原を進もうとしたニーヴをかつぎあげ、近くの民家へ強引に避難させてくれたのだ。しかしそのまま雪に閉じ込められ、ふたりきりで彼と一夜を過ごすことになり…。
  • 春の妖精
    4.2
    理想とはかけ離れた女性に一目惚れ。その日から彼の人生はがらりと変わった。■祖父の代から続く銀行を経営するジェームズは、自他ともに認めるエリートビジネスマン。父に遺された格調高い屋敷に住み、従順な使用人に恵まれ、申し分なくエレガントなガールフレンドがいて、何ひとつ不足のない人生だと思っていた――彼女に、小柄で赤い髪のペイシェンス・カービーに出会うまでは。彼女は身寄りのない老人のための下宿屋をしていて、ジェームズが幼いころ駆け落ちして家を出た彼の母が、弱った体でそこに暮らしているという。感情を包み隠さず、ずばりとものを言うペイシェンスは、ジェームズに欠けていた温かさと思いやりに満ちていた。彼は反発しながらも、強く惹かれていった。
  • 最初で最後の恋人
    完結
    4.2
    朝、目覚めると同じベッドに裸同然の見知らぬ男性が!? ミランダは驚きとともに不思議なときめきを覚えた。きっとこれは夢なんだわ。だってこんな美しい男性がいるわけがないもの…。双子の妹が自分の想い人と結婚したショックから、逃げるように郊外のコテージのハウスシッターの職に就いたミランダ。男性はコテージのもち主の甥のジャンニ。彼もまた息子の親権争いのゴシップから逃れるようにここにたどり着いたのだった。現実から隔離された共同生活がはじまり…。
  • シークとの一夜
    完結
    4.1
    母の葬儀の日、イーヴァは驚くべき事実を知る。亡き父は中東の王国アザリムの王子で、自分はプリンセスとして隣国の皇太子との結婚話が進められているというのだ。しぶしぶ見合いに応じるが、相手のシーク・カリムはなぜか真夜中に血だらけで部屋に現れた。ひとまずソファで休ませるが、その夜、イーヴァは男性のたくましい腕に全身をさわられ、身体の芯を熱くひき裂かれる夢をみる。翌朝、裸で目覚めたベッドの横には彼がいて…!?
  • 死にかけ令嬢ですが冷徹な騎士様と理想の殿方を探します!1
    続巻入荷
    4.0
    生まれつき身体が弱く『死にかけ令嬢』と呼ばれる侯爵令嬢カーリンは、両親に大切に育てられた”超”の付く箱入り娘。それなりに健康になったものの、若い男という生き物をまったく知らずに育ってしまった…。結婚適齢期になり、父からのお見合い話に食いつくが、お相手は騎士団長である父の部下ゲラルド。曲がったことが嫌いで『鋼鉄の定規』の異名を持つ彼は、騎士には珍しく頭脳派で硬派な男。なんとお見合いの席で「私は女性が嫌いです」と言い放つ。さらにカーリンの「では、殿方が好きということですか。奇遇ですね、わたしもです!」という斜め上かつポジティブな理解が加わり、ふたりで『理想の殿方』探しを始めることになって……!?
  • ひとときだけの恋人【分冊】 1巻
    無料あり
    4.0
    イーサン・カートライト――自身も巨万の富を手に入れた有名投資アドバイザー。甘い美貌に恵まれ数多の美女に囲まれる彼の名は連日マスコミを賑わせている…。広告代理店で働くデイジーは、各界のセレブが集うパーティーでイーサンの姿を目にした。世間的には憧れの対象なんだろうけれど、借金に苦しむ私にはむしろ腹立たしい存在でしかないわ。だが彼女の視線を誤解したイーサンは、デイジーの上司をわざと怒らせ職を失わせた上、期間限定の愛人になるよう迫ってきて!?

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  • 潮騒
    完結
    4.0
    高名なピアニストだった祖父と海辺のコテージで暮らすマリナは、いつか自分もピア二ストになることを夢見ている。そんなマリナの前に現れたのは、ギデオンと名乗る美しき旅行者。初対面の彼になぜか急速に惹かれてしまうが、一方の祖父は冷淡でまるで彼を憎むかのよう。いったいなぜ? いぶかしむマリナはふと、美しいピアノの旋律を耳にする。弾いているのは…ギデオン? つぎの瞬間、マリナはすべてを思い出していた――封印された、彼との残酷な愛の日々を。
  • 虹に憧れて
    完結
    4.0
    幼い頃に両親を亡くした看護師のオリンピア。女手ひとつで育ててくれた伯母のため、彼女の経営する介護施設で身を粉にして働いていた。男性との出会いもなく、結婚を夢見ることもない毎日。ところがある日、年の離れた美しい男性ワルドーに出会う。彼は転んでしまったオリンピアを優しく助け家まで送ってくれた。なんて素敵な人…一生忘れないわ。すると次の日、介護施設に医師としてワルドーがやって来た。さらに彼はオリンピアに信じられない提案をしてきて…!?
  • 美貌の騎士の結婚
    完結
    4.0
    隣の領地の主サー・ジョージは王の寵臣として宮廷で名を馳せ、さらに美貌と洗練を兼ね備え、娘たちの憧れの的でもある。そのサー・ジョージから求婚されて、領主の娘アイリアスは拒絶反応を示した。質実剛健を旨とする自分と気が合うはずがないし、親同士の決めた結婚には絶対従えないわ! ところがサー・ジョージは本気で彼女との結婚を望んでいると言う。あらがいきれず口づけを受け入れてしまったアイリアスは、嫌悪感を抱くどころかもっと触れてほしくなり…!?
  • 別れの薔薇でなく
    完結
    4.0
    ニコラのボス、ラングは頑固で傲慢、けれどとびきりハンサムなプレイボーイ。恋人に興味がなくなると、別れのしるしの赤い薔薇を送りつけてお払い箱にしてしまう。その花を手配するのはいつも秘書であるニコラの役目だ。あんな人のどこがいいの? そう思いながらも彼の破天荒な魅力に惹かれてしまうニコラ。そんな彼女のもとに突然、妹が転がりこんできた。妹はラング好みの肉感的なブロンド美人。もし彼がこの子に興味をもったら…。ニコラの胸はざわめいて?
  • 愛なき王と麗しの花
    完結
    4.0
    モデルのアビーは半年前、砂漠の国での撮影中に盗賊団にさらわれた。もうだめだと諦めかけたその時、麗しい馬が駆けこんできた。馬上には長衣姿の世にも美しい男性が。ザインと名乗る彼が現れてすぐにアビーは解放された。この人は何者なの…? アビーはザインの胸に抱かれ、夜の砂漠を馬で駆けた。イギリスに帰国してからも彼を思うと胸をときめく。そして今、突然呼び出された彼女は驚愕の事実を告げられる。ザインは一国の王位継承者で、あなたは彼の妻なのだ、と。
  • 微風のマリアージュ / 魅惑のドクター
    完結
    4.0
    歴史あるぶどう園で働くエリーは、道端で車が立ち往生していたところを都会的なビジネスマンに助けられた。なんて親切で素敵な人なの…。エリーは彼に一瞬で心奪われてしまう。でも彼は私みたいな田舎娘とは一生縁のない人だろう。ところが、予想とは裏腹にすぐに再会することになる。なんと彼は、エリーの働くぶどう園を奪おうとする会社の人間だったのだ。こんなに惹かれているのに彼は私の敵だなんて――! (「微風のマリアージュ」)。「魅惑のドクター」も同時収録。
  • 秘めつづけた思い
    完結
    4.0
    保育士のスカーレットは亡くなった姉の息子サムをひき取り、育てていた。生活は決して楽ではないけれど、サムの笑顔にすべてが癒される。そのサムと、大企業の経営者ローガン・オヘイガンが似てるなんて、なぜ一瞬でも思ったのかしら? 彼は長身でたくましく、ダークブラウンの瞳は罪深いほど素敵な男性。でも、世間ではプレイボーイとウワサされるような人よ。甥に優しく近づいてくる彼の、私に向ける目はなぜか敵意がにじんでいる。何をたくらんでいるの…!?
  • 再会は甘い苦しみ
    完結
    4.0
    マクセン――! なぜあなたがここに? 5年間、タラの夫マクセンは、仕事を優先し彼女のもとを去った。その彼が今、目の前にいる。いったい何をしに来たというの? ふたりのこれからのことを話したいという彼を、タラは冷たく見つめた。実は彼が去ったあと、彼女は妊娠していることに気づいたが、別れの衝撃などが加わり、流産してしまったのだ。そのことを知った彼は悩んだ末、彼女とやり直したいと申し出た。本当に彼を信じてもいいの…?
  • 嬉しくないプロポーズ
    完結
    4.0
    会計士のジョーは、仕事に夢中なあまり恋人に捨てられてしまう。悲しみに耐えきれずジョーは親友のリーアムに助けを求める。いつもは彼女をやさしく慰めてくれる彼だったが今日に限ってなぜか、ふたりは燃える熱情を抑えられず一夜をともにしてしまう。次の朝、ふたりは今までどおり友達でいようと約束し別れる。が、彼女の妊娠が発覚して…。すると彼は「友情なんて綺麗事は、もう無理だ!」と言いはなった。彼は子供のためだけに愛のない結婚をするというのね――。
  • プロポーズは慎重に
    完結
    4.0
    両親との旅行中、事故に遭ったセーラ。怪我はなかったものの、病院の待合室で眠ってしまった。目覚めたとき、セーラは自分を覗きこむ男性…オランダ人医師のリトリクに目を奪われる。グレーの透きとおった瞳、穏やかな話し方…なんて素敵な人なの? さらに彼は滞在する宿がなく困るセーラを、住みこみのヘルパーとして雇ってくれると言う。リトリクのやさしさに胸をときめかせるセーラ。平凡でなんの取り柄もない私が、12歳も年上のこの人に手が届くはずもないのに。
  • ボスとの夜は夢の中
    完結
    4.0
    社長のセクハラに苦しむ派遣社員のマヤ。パーティーで窮地に陥ったところを、突然現れた男性――人気劇作家ブレイズ・ウォーカーに助けられる。が、女性なら誰もが夢みてしまいそうな魅惑的な彼の瞳が、危険に誘いかけてきた。動揺してはダメ。誘いを断るマヤだが、ブレイズは会社を辞めた彼女の前にふたたび現れ、新しい仕事を持ちかけてきた。内容は彼の屋敷に数週間泊まり込み、執筆のアシスタントをすること。こんな魅力的な男性と数週間も過ごすなんて…!?
  • 秘書の報われぬ夢
    4.0
    僕に恋はするな──毎夜、夫は私にそう囁いた。 ラーラはロンドンの会社で個人秘書として働いている。その豊満な体つきから奔放な女性だと思われがちだが内面はまったく逆。“真実の愛”だけをずっと待ちわびていた。だが、尊敬していた上司からも手酷く扱われたラーラは自暴自棄になり、偶然出会ったイタリア名門貴族の血を引くラウルと一夜をともにし、純潔を捧げてしまう。翌朝、彼は悩ましげにある提案を持ちかけてきた。半年間の契約で、妻になってほしいというのだ。“子どもはつくらない”“彼に恋をしない”という条件付きで。■イタリア大富豪ラウルとの契約結婚の開始早々、ラーラは彼の条件である“僕に恋はしないこと”を破り、3カ月後には“子どもはいらない”のに妊娠までしてしまいます。追いつめられたラーラは、いったいどんな決断をくだすのか……? 要注目です。
  • 運命の回転ドア
    4.0
    銀行頭取のアシスタントであるマーティーンは、ある夜ボスとのディナーに向かう途中、レストランの回転ドアに、見知らぬ男性と挟まれてしまう。彼は身震いするほどセクシーだが、ひどく無礼な態度だった。驚くべきことに、ディナーの席でボスに紹介されたのが、まさにその男、ブルーノ・ファルカッチだったのだ。ボスはこの年下の従弟を、銀行の後継者にするつもりだという。マーティーンは彼が銀行を乗っ取るつもりなのではと疑い、ブルーノは彼女を頭取の愛人と決めつけ、二人は火花を散らすが、会議のため共に赴いたローマで、とんでもない過ちが起きる。 ■火花は互いが抑え込んでいた情熱に着火し、ロマンティックなローマの夜、二人はベッドを共にします。その後妊娠が発覚。彼女を頭取の愛人と蔑むブルーノには言い出せず、ひとり悩むマーティーンに、すべてを察した頭取が求婚しますが……。
  • ソレントの赤い薔薇
    完結
    4.0
    フィアンセからの突然の婚約破棄に動物看護師メイジーは耳を疑った。一瞬で恋も仕事も失ったのだ。陰鬱な心を抱え新天地イタリア・ソレントへ向かったメイジーを出迎えたのは王子様のようにゴージャスな男性ブレイン。一瞬でソレントに恋をしてしまったメイジーは「私の人生は終ったわけじゃないのよ」と、彼が運命の人に見え始めるのだが。しかしブレインは、彼女に将来を約束することができない事情があり……?
  • 誘惑の構図
    完結
    4.0
    ロンドンの法律事務所に勤めるレイチェルは、恋人のプロポーズに戸惑っていた。結婚相手としては満点だが、自分の気持ちがわからない。そんな時、娘のチャーリーが失踪したと連絡が入り大騒ぎとなった。娘は無事に帰宅するも、粗末な身なりの男性と一緒だった。レイチェルは同情心から食事をふるまったが、その相手の真の姿は、新しい上司のエリート弁護士だったのだ!? 彼は私をからかっていたの? 怒りに震えるレイチェルに、彼はあろうか誘いの言葉をかけてきて…。
  • 惑いの結婚指輪
    完結
    4.0
    ある理由で最近ふさぎがちだったリリーに、親友のレイチェルが素敵な男性を紹介すると言い出した。無理矢理設定されたデートで再会したのは、サンチャゴ・モライス――2度と会うことはないと思っていた愛する人だった。なんて残酷な偶然。リリーは運命を呪った。彼との出会いは1年前のスペイン。出会った瞬間恋に落ち、幸せな日々を送ったのに、次々と男を誘うふしだらな女と誤解され、恋は砕け散ったのだった。彼の瞳は、今もリリーへの怒りと蔑みに満ちていて…。
  • ボスの愛人候補
    完結
    4.0
    婚約者に捨てられ失意の日々を送るビビアンのもとに、 ジャックが仕事を持ち込んできた。自分の屋敷のインテリアデザインをビビアンにまかせたいという。彼とは旧知の仲で、その性格はよく知っている。絶対に相手にノーと言わせないのだ。 改めてジャックと向き合い、彼がいかに魅力的か今さら気づかされた。失恋の傷を癒やしてくれるのは、 こんなとびきりセクシーな男性との情事かもしれない! 彼が結婚に興味がないのも好都合だわ。私を愛人にしてくれないかしら!?
  • 帰ってきたプリンス
    完結
    4.0
    名門アレキサンダー家の長男グレイとキャシーの恋は、彼の父親によって打ち砕かれた。妊娠したキャシーはグレイに事実を告げることもできぬまま、彼の父親に門前払いされたのだ。そして11年後、息子ロブと慎ましく雑貨屋を営んでいたキャシーの前に、突然グレイが現れた!彼は瞬時にロブを自分の息子と理解し、責任をとることを望んだが、彼の父親に投げつけられた言葉が忘れられないキャシーは、どうしても心を開くことができなかった…。
  • 素足の妖精
    4.0
    17歳のリンデンにとって、毎日が薔薇色だった。なぜなら家にはジョス・ホワイトがいるからだ。険しい坂道で事故を起こした彼を車から助け出し、家へと連れ帰った。リンデンとジョスは親子ほども年がちがうのに、とても気が合って、人間嫌いの画家の父も、彼を気に入っている。そんなある夜、生まれてはじめてパーティへ出かけたリンデンは、同じ年頃の男の子たちなど誰一人目に入らず、ジョスのことを愛していると気づいてしまうのだった。月光を浴びて泳ぎながらふと岸を見やると、ジョスが立っている。彼は水の中に入ってきて、裸のリンデンを抱きすくめた。■月の光に照らされ、柳の木の下で結ばれた二人。しかし翌朝リンデンは、父親からジョスが出ていったこと、彼に妻がいることを知らされてしまう。絶望したリンデンは……C・ラム、衝撃の初期傑作品。
  • 罪深き花嫁
    完結
    4.0
    目覚めるとそこはゴージャスな海上コテージ、しかも隣には見知らぬ男性が眠っていた! ここはどこ!? 私は誰なの!? この男性は私の夫なの!? 記憶をなくしたことに気づき、不安でいっぱいの私にグレイの瞳が印象的な彼は言った。「安心しろ、ここのコテージは僕が建てたものだ」 ホテル王ミューア・イングラム と名乗る彼は、浜辺でひとり倒れていた私を助けてくれたらしい。彼の申し出に甘え、秘書としてともに暮らし始めたけれど、記憶は戻るのかしら…。
  • 魅せられたエーゲ海
    4.0
    豪華なオフィスで出迎えた男性を見たとたん、ナタリーは呆然とした。“ルドが、なぜここにいるの?”彼とは昨日、ひょんな縁で知り合った。列車内で切符をなくしてナタリーが困っていると、ルドが親切にも支払いを申し出てくれたのだ。ギリシア神話の神と見まがうほど魅力的な容姿と優しさ──あれは私をだますための罠だったの?ナタリーの父のホテルを不当に買収しようとする冷酷な大富豪が、まさかルドだったとは。しかも彼は驚くべき取引条件を持ちだした。「フィアンセとして、きみには一緒にギリシアへ来てもらう」

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  • 冷たい求婚者〈【スピンオフ】華麗なるバルフォア家〉
    完結
    4.0
    名家バルフォア家に生まれ、美しい姉妹とパパラッチに囲まれて成長したソフィー。ゴージャスな家族のなかで唯一平凡な彼女はますます引っ込み思案になり、見た目も性格もひたすら地味に徹していた。だが、彼女の新しい雇い主となったマルコ・スペランサは、ソフィーがひた隠す豊満で美しい肉体にいち早く目をつける。およそ女性らしくない彼女を恋人にするのは無理でも、束の間の関係なら――。愛を知らない大富豪からの誘惑に、うぶなソフィーは戸惑うばかりで…!?
  • 夜ごとの甘い夢
    4.0
    オフィスのデスクでうたた寝をしていたモーゲンは、夢を破られて目を覚ました瞬間、心臓が止まりそうになった。呆然とするほどゴージャスな男性が冷たい表情で立っていたのだ。「会社の時間を無駄にしていたのか?」厳しい叱責に思わず反発がわく。家庭の事情で充分な睡眠がとれなかっただけなのに……。彼はモーゲンの上司と会う約束があると言うが、肝心の上司は、患っているアルコール依存症のせいで約束を忘れてしまったようだ。言い訳を重ねようとしたモーゲンは、彼の告げた名前にショックを受けた。コナル・オブライエン――この会社の最高責任者。コナルは出社のおぼつかない上司の代わりに指揮をとると宣言し、モーゲンを個人秘書にすると言い出した。

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  • 身代わりの花嫁
    完結
    4.0
    「身代わりになって!」ロージーは双子の妹に懇願され、妹の恋人に嫉妬させるために、他の男との婚約を演じるはめになった。偽りの婚約相手は、モーガン・アーカート。息がとまるほどのハンサムな男性だ。実は彼も会社の経営権のため、半年以内に結婚する必要があるという。互いに納得の上の契約結婚とわかり、安心する一方、甘く切ない思いが胸に迫る…。ロージーは動揺する心を抑えながら、奔放な妹を必死に演じるが、モーガンに身代わりだと見抜かれてしまい!?
  • 砂漠の夜の魔法
    完結
    4.0
    仕事で砂漠の王国カブヤディールを訪れることになったジーナ。ここは、かつて魔法のような一夜を過ごした思い出がある国だった。相手はザヒールという名前しか知らない精悍な男性。再会を約束しながらも異国に住む彼の愛を信じることができず、ジーナから別れを告げた。依頼された仕事は“愛によってのみ生きるべき”と王家に言い伝えられている秘宝の鑑定。宮殿で彼女を待っていたのはなんとザヒール! 彼がこの国の王? 私を呼んだのは復讐のためなの…!?
  • 疑われた妻
    完結
    4.0
    やっとあなたを忘れる決心がついた頃に現れるなんて! 3年前、私が身ごもったのは愛人の子だと非難した非情な男アンゴロス・コンスタンティン。身分違いの恋に周囲から誹謗中傷を受けても、私はあなたひとすじに愛したというのに。その時、運悪く息子のニッキーが駆け寄ってきた。アンゴロスは自分にそっくりな子供を見て凍りついた! そう、この子はまぎれもなくあなたの息子。なぜあの時信じてくれなかったの。今さらなんの目的で私に会いに来たというの――!!
  • 秘書とボスの秘密
    4.0
    ジョージアはスコットランドの名門ストラッチャン家で当主キアの臨時の秘書をすることになった。臨時とはいえキアは非常に厳しいボスで、到着早々、ジョージアは膨大な量の業務をこなすことになる。初めて見たときから惹かれたけれど、彼は冷淡な仕事の鬼ね。私のことなど眼中にないから、仕事に徹するわ。ジョージアはそう自分に言い聞かせるが、ある深夜、キアの勘違いがもとで二人は夜をともに過ごすことになった。だが幸せを噛みしめるジョージアにキアは冷たく言いはなった。「僕はただ、仕事のできる秘書を求めているだけだ」
  • 悪魔のようなあなた
    4.0
    黒髪に黒いコート、妖しく光る目をしたその男は風とともに現れた。この田舎町でも知らぬ者はない映画監督、デンジル・ブラック。不動産業を営むクレアは、家を買いたいという彼につきあううち、周囲の女性たちが病のように彼のとりこになっていくのに気づいた。まるで吸血鬼に魅入られた哀れな犠牲者のごとく、妹までが婚約者のことも忘れてデンジルに夢中になるのを見て、クレアはある大それた計画を実行に移す決意をする。あれは女性にとって危険な男。妹を彼の毒牙から守ってやらないと!しかし、クレア自身を守ってくれる者はなかった……。■初版当時、意表をつく展開が大きな話題となった伝説の作品をお贈りします。責任感から出たクレアの大胆すぎる作戦にドキドキさせられっぱなしです。そしてHQイマージュより、C・ラムの未邦訳だった旧作を続々と刊行中。2013年も引き続きご注目ください!
  • オフィスの恋人
    4.0
    出張先から戻ったリビーは青ざめた。父の会社が破産寸前で、住み慣れた家も失いそうだと知ったのだ。長年融資をしてくれていた実業家が亡くなり、その孫ラファエルが、一括で返済を求めてきたのだという。なんて冷酷な人なのかしら?リビーは怒りを覚え、直談判に行くが、相手を見て息をのんだ。昨日、私が車で轢きそうになった男性だわ!しかもあのとき、彼に一目惚れし、怪我も忘れてキスをかわした……。当惑しながらも返済猶予を懇願するリビーに、彼は冷たく告げる。「僕のもとで働くんだ。それに、僕とベッドをともにすること」■思いがけなく出会って惹かれた相手は、家族にとって敵だった!彼を憎みながらも惹かれていく複雑なヒロインの姿を大人気の作家がセクシーに描きます。キム・ローレンスの作品はハーレクイン・セレクトからも発売中です。あわせてお楽しみください。
  • 億万長者の花嫁
    4.0
    サマンサは巨大企業の受付ロビーで立ちつくしていた。これから大事な用件をチェーザレに伝えなければならない。しかし口を開けたとたん、決心は揺らぎ、不安でたまらなくなった。いったいなんて言えばいいの?彼はハリウッド女優と婚約していたような男性で、私が生涯かけて稼ぐお金を一分で稼ぐほどの大富豪だ。なによりも、チェーザレは私の名前を知らない。それどころか目や髪の色、そばかすがあることさえわからない。あの嵐の夜、彼のお城で情熱的なひとときを私にくれた男性は、一時的に視力を失い、絶望の闇の中にいたのだから。■偶然出会い、名も告げないまま一夜をともにした男性は億万長者だった! そんな彼をいつのまにか愛してしまったものの、心の底から信じきれないサマンサ。すれ違う二人の恋のゆくえは?
  • スペインの一夜
    完結
    4.0
    スペインきっての名家の出であり、知らぬ者のない大実業家ラファエル‐ルイス・カステナダは悪夢のような光景を目にして凍りついた。夢みるような瞳、豊かに波打つ黒髪、間違いない、彼女は親友アンジェリーナが望まぬ妊娠の末にイギリスへ養女に出したマグダレーナだ。純真そうな態度を装って本家の子供の洗礼式にやって来るなんていったいどういうつもりなんだ。彼女を排除しなくてはならない、たとえどんなに恨まれようと、彼女を汚すことになったとしても…!
  • 気高きシーク
    完結
    4.0
    ギャビーはアラブの王国ザンタラに飛んできた。旅行中の兄が、麻薬所持の容疑で逮捕されたのだ。兄の無実を信じる彼女は、ザンタラの国王に直訴するため金色に輝く宮殿に忍び込む。だが、すぐに皇太子ラフィークに見つかってしまった。事情を話すと、彼はギャビーに取引きをもちかけてきたが…。「君の兄を救う代わりに、君はいったいどんな代償を払うつもりだ?」なんですって?このゴージャスな異国のプリンスは、私に何をさし出せと言うの?
  • マドリードの熱い奇跡
    4.0
    人でごった返すスペイン、マドリードの空港。搭乗便を待つメーガンは思いがけない人物にでくわした。エミリオ・リオス――以前から憧れていた兄の友人であり、いまや派手な女性関係で知られる裕福な実業家の彼。2年前に冷たくあしらわれて以来、距離をおいてきたけれど……。すると彼は挨拶もないまま、メーガンを引き寄せてキスをした。呆然とするメーガンに、彼は謎めいた視線を送ってたたみかける。「今夜、僕と一緒に過ごさないか?」「100万ドル出せるならね」動揺のあまりメーガンは軽口で返した。それが、めくるめく嵐のような1日の始まりだった――■恋する主人公たちの心の機微を繊細に描くキム・ローレンス。特に純真なヒロイン像に定評があり、その人気はじわじわと広がって、ハーレクイン・ロマンスを代表する作家になりました。先月の新刊『指輪より愛を』とともに、彼女の世界に浸ってください。
  • いつわりが愛に変わるとき
    完結
    4.0
    病気の子供達を救う活動をしている心優しい令嬢ケイト。リゾートで来たマヨルカ島で、妹がスキャンダル写真を撮られ、取り返すためにやむなく屋敷に忍び込む。だが、ちょうど犯罪の調査に来ていたスペインの大富豪モンテロー族の御曹子ハビエと鉢合わせ、つかまってしまう。写真と活動資金の引き換えに彼はケイトに契約結婚を持ちかけて…!?
  • 運命があるのなら
    完結
    4.0
    秘書のアリスの上司として、新社長ルカが就任した。プレイボーイと評判のルカに対し、戸惑いを隠せないアリス…。そう、彼女は以前から、ルカへの恋心を胸に秘めていたのだから--。--本気になってはダメ!今の私には、彼を愛する“資格”などないのよ…--よき部下に徹しようとするけど、ルカの意外な一面を知り、胸は高鳴るばかりで!?
  • 純真な悪女
    4.0
    親子ほども年の違う夫の莫大な遺産を相続して半年、ニーヴは14歳になる義理の娘、ハンナに手を焼いていた。娘のご機嫌取りで出かけた休暇の最中、雪嵐の中に飛び出したハンナを追って、ニーヴは遭難しかける。そのとき、力強く、神々しいばかりにハンサムな救世主が現れた。だが、セヴェロと名乗るそのイタリア人男性は、ハンナを捜してと懇願する彼女を無視し、近くの無人の民家へ強引に避難させる。セヴェロの手で介抱されるうち、生まれて初めてニーヴの中に渇望が芽生えはじめたが……。
  • 嘘みたいなプロポーズ
    4.0
    「きみの婚約者はほかの女性とも関係をもっている」――父の右腕であるグリフィンにそう告げられ、ウエディングプランナーのエバンジェリンは言葉を失った。結局今度の男性も、不動産会社社長を父にもつ彼女の資産を狙うろくでなしだったのだ。けれどその言葉を彼の口からだけは聞きたくなかった。グリフィンとは顔をあわせれば嫌味の応酬になる犬猿の仲なのだ。彼に同情されるだなんて――だが次の瞬間、彼女を現実にひき戻したのは、その彼からの熱いキスだった!
  • 嫉妬
    4.0
    学校を出て以来、病気の母の世話をしているローラは、20歳の女性らしい、華やかで楽しい生活とは無縁だった。そんなある日、めずらしく知人につき添って外出したとき、道で出会ったハンサムな男性にいきなり唇を奪われる。無礼さに怒りつつも、生まれて初めて情熱をかきたてられ、ローラは思わずはしたない気持ちを抱いた自分を責めた。もう彼に会うことはないから、このことは忘れてしまおう。ところが、父が勤める会社のパーティーで彼女は愕然とする――まさか先日のあの不埒な男が、社長のランドールだったなんて!
  • 偽りのラブストーリー
    完結
    4.0
    間もなく30歳になるメガンの悩みは、母のこと。今は結婚に興味などないのに次々と花婿候補を連れてくる。次のお相手はルーカス・パトリック。今をときめく人気作家と聞き、彼女は一計を案じた。彼に頼んで、私に夢中なふりをしてもらおう。そうすれば母も大人しくなるわ。メガンはさっそくルーカスを訪ねるが、彼は留守。出迎えたのは作業中のペンキ職人だった。メガンは失望しつつも、つい事情を話してしまう。まさかそのセクシーな彼がルーカス本人とも知らずに…。
  • フィレンツェは永遠に
    完結
    4.0
    3年前に夫を亡くし、英国で幼い息子と暮らす調理師ニコラ。夕食を任されて訪れた家で、一人の男性客の刺すような視線に胸騒ぎを覚える。翌日不安は的中し、再び現れた男・亡き夫のいとこドメニコは、名家の血を引くニコラの息子を後継者として連れ戻しに来たという。不安を抱えてイタリアヘ向かうニコラだが!?
  • スペインの一夜
    4.0
    マギーは婚約者から自分が養女であるのを知らされ、婚約破棄された。心の痛手を癒すためスペインを訪れるが、散策中に迷ってしまう。やっと目的の建物を見つけ、そこを目指して通りを渡ったときバイクにぶつかりそうになり、居合わせた男性に助けられた。黒髪に優雅な雰囲気を持つスペイン貴族のような男性……。ラファエルと名乗るその男性の誘いに彼女は思わずうなずいていた。ラファエルは通りを渡ろうとしている女性を見て愕然とした。なんてことだ! 友人と瓜二つのその女性は、予定外の妊娠の結果、友人が外国に養子に出した娘に間違いない。復讐にやってきたのか?彼女を友人から遠ざけるためには、僕が今夜を一緒に過ごすしかない。
  • 偽りの結婚指輪
    完結
    4.0
    「ハナ、僕と結婚して欲しい」愛するイーサンからのプロポーズはこの世で一番嬉しい言葉のはずだった・・・。それが契約結婚でなければ。1年半前、妻を亡くしたイーサンにナニー(子守り)としてケンプ家に雇われたハナ。イーサンが彼女に求めたのは「子供達の母親」だった。「妻として愛されたい」そう思っても、彼は亡き妻を忘れていない・・・。ハナの切ない片思いが通じる日はいつ!?
  • ぼくの白雪姫
    4.0
    ただいま! なつかしいわたしの家、そして、大好きな兄さん……。ロンドンのハイスクールを卒業したルイーズは由緒ある美しい屋敷クイーンズ・ダウアーに帰ってきた。兄さんと住むこの家こそ、わたしの愛のお城。血のつながらない義理の兄ダニエルをルイーズは幼い頃からひとすじに慕いつづけてきた。だが、その思慕が大人の愛にまで育っていることにダニエルはいつ気づいてくれるのだろう。三十五歳の彼にとって、ルイーズは今も小さな妹なのだろうか。
  • 大富豪の誘惑
    4.0
    シングルマザーとして生後七カ月の娘を育てるドミニークは十二月のある日、母からの電話に驚愕した。娘の父親、ラモーン・コルドバが事故で亡くなったという。ドミニクは不安になった。コルドバ家はスペインの富裕な一族だ。娘をよこせと言われたら、どうしよう。数日後、ラモーンの従兄のクリスチアーノがやってきた。息子の忘れ形見に会いたがっているおばのために、クリスマスをスペインで過ごしてほしい――彼はそう懇願した。繁忙期に仕事を休んで職を失えば、今後の生活が立ちゆかなくなる。ドミニークは拒んだが、クリスチアーノの説得に負け、スペインへ発つ。
  • 裏切りの舞踏会
    4.0
    旅先のイタリアで道に迷ったエリンを救ってくれたのが彼、黒馬にまたがった驚くほどハンサムな男性だった。うぶなエリンはたちまち恋に落ち、翌日には二人は結ばれた。そして五日後には結婚式――。出会ったとき、彼はフランチェスコと名乗り、独身だと言ったが、真実はそれくらいで、あとはことごとく偽りだった。案の定、土台の弱い結婚はすぐに危機に直面する。夫の浮気を疑って、エリンは早々にイギリスに帰り、フランチェスコも妻を連れ戻しに行こうと思わなかった。しかし偶然、妻の秘密を知った彼は、怒りに駆られてイギリスに旅立つ。
  • ミラノの悪夢
    4.0
    ケイトは派遣会社からの紹介を受け、秘書として有名な建築デザイナーであるジャンルカのもとで働くことになる。初出勤の朝、ボスのデスクに座る男性を見て彼女は言葉を失った。数カ月前にミラノで出会い、夢のような一夜をともにしたルカ!あのとき私は、朝になって自分のしたことが恥ずかしくなり、ルカにさよならも告げずにこっそりとベッドを抜け出したのだ。その後、彼を捜す必要が生じたが、拒絶されるのが怖くて結局諦めた。今、目の前にいるルカは怒りに目をぎらぎらさせながら言い放った。「突然僕の前から姿を消したつぐないをしてもらおう」ケイトは震えた。まだルカに告げていないある事実が頭の中を巡った。

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