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4.0警視庁でトップを争う優秀なSPが、突然辞職して姿を消してしまった!? 恋人だった脇坂(わきさか)からの一方的な別れに、納得できないでいた深瀬(ふかせ)。そんな深瀬を置いて、なぜか脇坂は秘密裏に中東へと旅立つ。「おまえは今、どんな任務を抱えてるんだ……!?」後を追って辿り着いた異国で、深瀬は失った恋の真実を目撃する――!! 極秘任務を遂行するのは、由緒ある砂漠の王国シャティーラ。そこで二人は、秋成(あきなり)と王子イズディハール、皇太子ハミードと不思議な邂逅を果たす――「砂楼の花嫁」「疵と蜜」…歴代作品のキャラクターが華やかに競演v 浪漫溢れる砂漠で繰り広げる遠野ワールド!! ※口絵・イラスト収録あり
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3.2食品会社に勤める葉越海理は、ホストをしている弟・翼久と暮らしている。 幼い頃から家に寄り付かなかった母親に、 完全に見捨てられてからは、ずっとふたりで生きてきた。 けれど、不定期に振り込まれる金が 母親からだと信じていた海理は、母親を恨むことはなかった。 本当は翼久が身体で稼いだものとは知らずに。 海理を密かに慕う翼久は、海理のためならなんでもできた。 しかし、行き場のない想いと、嫌いなオンナの相手をする日々に限界がきていた。 そんなある日、海理が男に押し倒されているのを見てしまい、 翼久の怒りは昏く激しい劣情と化して─── 兄弟の危険な愛を描いた人気作、待望の文庫化! 書き下ろし『凪の夜』収録。 ※本作品は過去に配信していた「融愛 ~Melt Down~」に加筆・修正を加えた新装版です。
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4.0【イラスト付き】自分が小説に書いたことが現実に起こるようになった。自分はどうかしてしまったのではないか──そう悩む官能小説家・貴島靖彦は、救いを求め、神野才のもとを訪れる。『現実になる』のは女性主人公に降りかかる性的な状況を自分が体験することだという。それが現実なのか、それとも願望や思い込みにしかすぎず実際にはそんな目にはあっていないのか、それさえもわからないという貴島。その後、貴島は、中学からの友人であり担当編集である城崎と打ち合わせに。貴島は、城崎の「自分を主人公に投影して書いてみたら」というアドバイスで官能小説が書けるようになったのだ。そしてある日、小説に書いた通りの状況で男に押し倒され、小説通りのセリフを言われた貴島は再び才のもとを訪れ……!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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-二十世紀初頭、合衆国。州の中心都市であるギャングの街──。日系人の神父・香月千晴は、助祭として赴任するため生まれ故郷に帰ってきた。しかし、真の目的は、家族の命を奪ったカロッセロ・ファミリーへの復讐だった。千晴は「魔性」と言われる美しく艶やかな容姿を武器に、ドンの次男・ニコラを誘惑し、カロッセロ・ファミリーを内側から壊滅させようと機会を狙う。しかし、凶暴かつ傲慢なギャングらしさを持ちつつも、どこか繊細で孤独なニコラに、千晴は復讐心を忘れかけてしまう。さらに「俺のものにしてやるよ」と強い執着を向けられ、その熱情に千晴の心は揺れ動き…? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.5高校時代、クライマーを目指していた医者の蒼一は、弟の親友・陸に夢を託し、活躍を密かに見守っていた。しかし、登山中に弟が死亡し、陸が重傷を負ってしまう。彼を救いたい一心で、ともにくらし面倒を見るが、肉体は回復しても、陸の心はズタズタなままだった。毎晩悪夢にうなされる陸を起こしていた蒼一は、ある夜夢うつつの彼に、突然襲われ…。 相手への想いに葛藤しながらも、頂上を目指す二人の運命は―。禁断のリバものが遂に、登場!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-大陸の東域に位置する大国・陽夏国。芝居一座で育った龍意は、突然やって来た宮城からの使者より、自分が皇帝の双子の弟だと知らされる。将来帝室騒乱の原因になると占われ殺されそうになったところを、母親である皇后の実家が裏で手を回し一座に預けたのだという。そして双子の兄で見た目もうりふたつの皇帝の替え玉になってほしいと依頼された。皇帝は現在、宰相の奸計により、覚めない眠りについてしまっているというのだ。一座の借金を肩代わりしてもらうことを条件に依頼を受けた龍意は、宰相の陰謀を暴くため皇帝を演じることになった。一方、男子禁制の後宮には、女だけで構成された歌劇団「煌星歌劇」がある。籠の鳥である後宮の妃たちを慰撫するための劇団だ。男役として三番手の地位にある星羅は、花形の座に上り詰めることを目標に日々精進していたのだが、龍意と知り合ったことで運命の歯車は回り始め……?
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4.0父親の罪のせいで、後ろ指を差されながらも遺跡探索人として強く生きてきたセラ。そんな彼女のもとに遊び人と悪評高い、コルテス商会の次男坊、エレミオが訪ねてくる。――海竜の島に一緒に行ってほしい。竜の末裔である彼は、夢で誰かに“海竜の島に来い”と呼ばれ、その島の歴史の第一人者であるセラのもとへやって来たのだ。彼と度々ぶつかり合いつつも、旅をともにするうちに、なぜか国家間の戦争に巻き込まれていって――神秘の島と二つの大国をめぐるヒストリカル風ファンタジー! ※電子版は単行本をもとに編集しています。