村上靖彦作品一覧
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-いまだ継続する不正義と差別に抗して,アイヌの人々は何を問い,行動してきたのか.五人の当事者へのインタビューから現代アイヌの〈まなざし〉を辿ると共に,アイヌの声を奪い,語りを占有し続ける日本人のあり方を問う.
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-1巻330円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●SNSという戦場から ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図 細谷雄一×東野篤子×小泉 悠 ●論破のリズム、スキルの時間 ――暗い欲望と数値が支配する現代について 村上靖彦 ●テレビ討論番組が輝いた時代 殴るか、殴られるかの本気の論争だから分かり合えた 田原総一朗 ●新世代ネット言論の仕掛け人が語る 議論への〝参加資格〞をもっと多くの人に 郭 晃彰 ●権威なき時代のSNS 論争の作法は失われたのか 先崎彰容 ●『世界』『正論』『中央公論』編集長が語る 多様な意見が共存 三誌三様であっていい 堀 由貴子×田北真樹子×五十嵐 文
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4.0ケアを管理と競争から解放し、「生きるスペース」を見出すにはどうしたらよいのか。 ある男性研究者が、自らを振り返り自身の「傷つけやすさ」に向き合って書いた、 『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)の続編のような立ち位置にある1冊。 「私たちは傷つきやすい存在であると同時に、人を傷つける存在でもあり、 ケアをする存在でもあると同時につねにケアを受け取る存在でもある。」 「今までの僕は卓越した支援者から学んだケアを描くことが多かった。本書では僕自身の傷つけやすさ、 そしてケアにおけるネガティブな場面も考慮したうえで、ケアし合う社会と生きやすい空間を考えていきたい。」 「目の前の人がどのような世界構造のなかに置かれているのか理解することは非常に難しい。 僕が自明とする世界の枠組みからその人は排除されているがゆえに、その人に説明してもらうしかない。 説明してもらってもわからないかもしれない。 ところがそもそも説明してもらうこと自体がその人を傷つける。」 ●人間は相互に依存し合うと同時に、傷つけあってしまう ●なぜケアは家庭と施設に閉じ込められたのか ●自分の小さな願いごとから始める <目次> はじめに 傷つきやすさと傷つけやすさ 序章 第1章 家族ケアに忍び込む暴力 第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事 第3章 ケアを管理から解放する 第4章 孤立と〈かすかなS O S へのアンテナ〉 第5章 生きのびるためのミクロな実践 おわりに 二つの対話、いくつもの対話
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4.5【子ども支援の〈現実〉と〈希望〉】●「日本の虐待相談件数はうなぎのぼりだが、西成区の件数は横ばいだ。貧困も虐待も可視化され、『子どもを地域で育てる』のが当たり前になっているからだ」「行政から降ってきた制度ではなく、子どもたちの声が組織の形を決める。ここに、この町が生まれる所以(ゆえん)がある」東京大学大学院教授/現代中国研究者・阿古智子さん(朝日新聞・2021年6月12日)●「支援者へのインタビューを通し、西成の子育て支援の実情を浮き彫りに」「そこから確かな希望も見えてくる」(読売新聞・2021年5月13日夕刊〈大阪本社版〉)●「日雇い労働者の町」と呼ばれる大阪・西成。生活保護受給率は、23%にのぼる。でも、しんどくたって、今日も元気に子どもは遊ぶ。この町の個性的な支援者5人へのインタビューが描く、誰も取り残さない支援の地図!
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