検索結果
-
1.0不妊症クリニックに勤務していたセイディは、顧客であるギリシア富豪ネオの精子サンプルを誤って処分してしまう。謝罪に赴いたセイディだが、彼から告げられた事実に震えあがった。事故が原因でもう子供が作れないだなんて…! 罪悪感に苛まれるセイディに、ネオは「きみはぼくを魅力的だと思えるのか?」と誘惑してきた。美しい彼に抗えず、バージンを捧げてしまうセイディ。ところが数か月後、ネオの子を妊娠していて…。どういうこと? 私は彼にだまされたの!?
-
-婚礼の儀が始まるというのにメイドのニーシャは、国王ズファールを前に涙にうち震えていた。逃げた花嫁の代わりに結婚式に出ろですって? 密かに憧れつづけていたとはいえ、身代わりの花嫁を演じるなんて!? 明日になれば、きっと本物の花嫁は見つけだされ、いつもどおりのふさわしい場所に戻るだけ…これは一時の夢よ。ところが新婚初夜のベッドに呼び寄せられたニーシャは「おまえは私の子を産み、王妃になるのだ」と国王に告げられ、身も心も捧げることに──。
-
3.0詐欺容疑で拘束された父親を救うため砂漠の国を訪れたエスメラルダ。ところが美しい国王ザイードに王宮へとつれ去られ、残酷な命令を下される。「僕の許しなく宮殿から出てはならない…父の身を案じるのなら」どうしてこんなことになってしまったの? 戸惑うエスメラルダだが、拘置所の父が病に倒れたとき、思わず彼に懇願しまった。あなたの欲しいものはすべてあげるから父を助けて、と。ザイードの魅力に抗えず純潔を捧げ、世継ぎを身ごもることになるとも知らずに。
-
1.0一度も会ったことのない人と結婚するなんて。父親に命じられギリシア大富豪アクシオスの花嫁となったカリプソ。ハンサムでプレイボーイの彼は、両家が交わした古い契約のため、1億ユーロを支払うか結婚するかを選ぶしかなかったという。私は売られたのね…。事実に傷つくカリプソだが、アクシオスに優しく導かれバージンを捧げた。ところが翌朝、情熱的な一夜が嘘のように彼に冷たく突き放され…カリプソは逃げ出した。妊娠にも、その身を冒す病魔にも気づかぬまま。
-
-秘書のサフロンは世界一裕福なボス、ジョアン・オリビエラに今日こそ退職を願い出るつもりだった。孤児である彼女の夢は温かい家庭を持つこと。だが仕事人間のボスに振り回されていては、夢は叶えられない。彼への憧れもおしまいにしよう。2か月前、長年想いを寄せた彼とついに一夜をともにしたが、それが過ちだと告げられ、彼女は心を深くえぐられた。最後の仕事を懸命にこなすサフロンだったが体調が急変し、医者から思わぬ事実を告げられる。まさか彼の子供を!?
-
-スキは人生最高の25歳の誕生日を迎えた。ひそかに思いを寄せていたラモンとついに結ばれたのだ。ところが翌朝、彼は何も言わずに立ち去ってしまう。いったいなぜ…? 困惑するスキのもとに、ラモンが別れた恋人とよりを戻したという知らせが届く。彼は、私が夢みていた素敵な一夜をくれたのだもの。恨むことなんてできない…。気持ちを押しこめるスキだが、1年後、ラモンの弟の急死をきっかけに、思いがけず彼と再会する。ラモンは、なぜかスキを冷たく見すえて…!?
-
-オーディションまであと1週間。プロダンサーをめざすセージは、レッスン中、熱い視線を感じた。シルバーグレーの強いまなざし、堂々とした姿。ザンドロと名乗る彼は、セージの弟を捜しているという。彼は弟とどういう関係なのかしら? ザンドロの存在を意識しながらもダンスに集中するセージ。そしてオーディションに合格し喜ぶ彼女にザンドロは自分の正体がホテル王だと明かし、セージを弟捜しの人質とするためオーディションのスポンサーになったと告げて…!?
-
3.0ジャスミンは王室主催の誕生パーティーに潜りこんでいた。目的は黒革のフォルダを盗みだすこと。義父の命を救うためとはいえ罪を犯すなんて…。身がすくむ彼女だったが、会場で出会った深いグレーの瞳をもつ素敵な男性にひと目で心奪われる。しかし、彼こそフォルダの持ち主、サント・シエラ王国皇太子レイエスその人だった。ジャスミンは彼に誘われ、思いもかけない熱い夜を過ごしてしまう。彼が寝ている間にフォルダを手に入れるが…それが、まさか王国に重大な危機を招くなんて!
-
-ギリシアの海運王サキスの秘書ブリアナは有能で、いつも冷ややかに落ち着き払っていた。彼女は地獄のような過去のために名前を変え、誰にも心を許さずに生きると誓っていたのだ。母に捨てられ、愛する人に裏切られて刑務所に送られたあの日から…。ボスのサキスにも一線をひいていたが、実は心の奥でひそかな想いを寄せていた。ある日、会社のタンカーが大事故を起こし、ふたりはコンゴに飛ぶ。現地のホテルに最後のスイートしか残っていなく、一夜を過ごすことに!?
-
-イネスは女として生まれただけで、24年間父に失望されてきた。けれど政治家になりたい父のために尽くし続け、その結果世間から“身体を使って男から金をひき出す女”と言われてしまう。ある夜も、イネスはテオというギリシア人富豪をもてなしていた。危険な雰囲気を漂わせる彼は、イネスを挑発し侮辱したうえに、“自分の籠の鳥”になれと要求する。テオのお金があれば父の夢も会社も救われる…。だけど胸騒ぎがするわ。彼は私に怒りと憎悪を感じている…!?
-
-愛してもいない妻を抱きたいなんて…。アーヴァは、夫の心がわからなかった。ロンドンの貧しい家庭で育ったアーヴァとイタリア貴族チェーザレ。身分違いのふたりは出会った瞬間恋に落ち、妊娠を機に幸せな結婚をしたはずだった。が、結婚生活は最初から破綻していた。夫は家庭を顧みず仕事に没頭し、理由を聞いても冷たくあしらうばかり。なのに今、久しぶりに顔を見せた彼は傷ついた瞳で飢えたようにキスを求めてくる。彼は私を愛してるの? それとも欲望だけ?
-
-天涯孤独のシエナにとって、献身的に愛を注いでくれる社長エミリアノはかけがえのない恋人。結婚を願っていた矢先、雑誌で彼と令嬢の婚約を知り、夢は無残にもついえてしまう。だが自分を捨てたはずのエミリアノは、あろうことか別れてもなく強引に唇を重ねてきた。未練の欲望に火をつけられ、シエナは彼を突き飛ばして走り出した――そこで彼の意識は途絶え、目覚めると残っていのは、彼に愛された頃の記憶と授かった新しい命。哀れなシエナを待つ結末は…!?
-
3.0フィギュアスケートの世界女王カーラは、現れた新しいスポンサーが大富豪ハビエルだと知って凍りついた。彼と会うのは3年ぶり。練習漬けの毎日が嫌で友人と繰り出したパーティーで出会い、恋に落ちた。翌朝それが誤りだと気づいた時には、バージンを捧げてしまったあとだった。そして動揺した私は彼にひどい仕打ちを…。今、ハビエルの冷たい目はあの日のことを訴えている。カーラは身震いした。この残酷な再会は彼の慰み者になる運命だとまで気づいたかのように――。
-
1.0強盗に襲われたゴールディは、大企業アトラスグループのCEOガエルに助けられる。怪我の応急処置までしてくれる彼は、売れない女優の彼女に一緒にパーティーに出席したら仕事を紹介してくれるという。彼の手により艶やかに美しく着飾ったゴールディ。煌びやかな世界に君臨する彼に心を奪われてはいけない…。心でわかっていながらもガエルから甘い言葉を囁かれると魅惑的な瞳に抗えず彼女は、純潔を差し出してしまう。だが翌朝ガエルは、彼女を娼婦扱いしてきて――…!?
-
1.0実業家アレハンドロの社長室に入った瞬間、エリーズは圧倒するカリスマ的な魅力に思わず目を奪われた。彼女の気持ちとは裏腹に、彼は冷徹な態度で面接を打ち切る。ちょっとでも素敵な人だと思ってバカみたい。ビジネス手腕を見せることで、どうにか採用されるが…仕事場は社長の隣のデスク。ここで仕事をしろっていうの? 人づかいが荒く、気分屋、傲慢な彼だが、家族の話をするときだけ瞳が寂しく陰るのが気になる。ある日、彼の恋人のふりをすることになり…?
-
-ルビーはある人物に会うために、世界の大富豪が集まる秘密倶楽部Qヴィルトゥスに接客係として潜り込んだ。そこでは皆が仮面を着けていたが、現れた待ち人は圧倒的なオーラでその素顔を隠しきれていない。ナルシソ・ヴァレンティノ…ニューヨークの金融市場を掌握している辣腕実業家。 またの名をウォール街の魔術師。どうしても彼に私の願いを聞き入れてもらわなければ! ところが彼はろくに話を聞かず、あろうことかルビーに一夜の相手をするよう求めてきて…。
-
-誰にも言えなかったパーラのみじめな結婚生活は突然終わりを告げた。嘘と裏切りでパーラを苦しめた夫が死んだのだ。今夜だけ…何もかも忘れたい。彼女はバーでひとりのギリシア男性と出会い、夫が欲しがらなかった純潔を捧げた。素性も知らぬ男女だからこそ身も心も投げだせた一夜の情熱。と思っていたのにまさか、彼――アリオンが夫の会社関係者である大富豪だったなんて! 葬儀で再会した彼は喪服に身を包んだパーラを、夜ごと男をあさるみだらな女と罵って!?
-
-「ドラッグの疑いで逮捕します」身に覚えのない容疑で留置場に送られたアナ。スーパーモデル逮捕のスキャンダルは一夜にして全世界に報道された! 専属をしているダイヤモンド会社のCEOバスティアンが20万ポンドもの保釈金を支払い、アナはようやく解放される。だが、彼の瞳は冷たく、無実など信じていないようだった。しかたのないことだわ。16年前、アナの母は彼の父と不倫をしていた。初恋の彼にとって私は家庭を崩壊させた身勝手な女の娘でしかないのだから。
-
1.0サーシャは女性レーサーだ。そして同じチームのラファエルの乗ったマシンがクラッシュした。昨夜、彼は彼女にプロポーズをして、それを断ったばかり…。とまどう彼女の前に現れたのは、ラファエルの兄のマルコだった。チームのオーナーであるマルコは彼女を解雇しようとしたが、彼女の必死の説得に応じた。ただ次のレースに勝つことが条件だった。彼女には、レーサーを続けたいと強い思いがあったのだ。練習を続ける彼女は、ある時マルコの熱い視線を感じてしまう!!
-
-
-
-エミリーはかつて一家が所有していたカリブの思い出の島へ旅立った。ところが空港で、身に覚えのない密輸容疑で逮捕されてしまう。そこへ突然、昔の恋人トリスターノが現れた。エミリーの家族を不幸に陥れた張本人で、復讐を心に誓った相手だ。とまどうエミリーに、彼は信じられないことを言った
-
5.0『幸せを呼ぶ王子』―教師のクリスティンは、両親を亡くしたショックで視力を失った姪のソニアを引き取り、育てていた。クリスマス間近のある日、広告のモデルに選ばれたのが縁で、ソニアが北欧の美しい国フリージアの王宮に招待された。クリスティンも同行し、謁見の席で二人は王子エリックに出会う。クリスティンは叶わぬ恋と知りつつも、ひと目で彼に心を奪われた。
-
-授かった息子以外、あの夏も愛も、すべて幻だったの? 17歳の夏、タビーは大富豪のクリスチャンに見初められた。二人は強烈に惹かれ合い、夏のあいだじゅう愛し合うが、クリスチャンの妻の座を狙う幼馴染みのたくらみにより、“ふしだらで浮気者の女”と吹聴されてしまう。妊娠がわかったのは、クリスチャンに捨てられたあとだった。幼い息子を抱え、住む場所にすら困るような3年目のある日、クリスチャンの亡き大伯母からコテージが遺されたことを知る。タビーは息子と共にフランスのコテージへ向かった。そこに彼が待ち構えていることは、まだ知りもせず……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.4
-
4.5
-
4.5詐欺容疑で拘束された父親を救うため砂漠の国を訪れたエスメラルダ。ところが美しい国王ザイードに王宮へとつれ去られ、残酷な命令を下される。「僕の許しなく宮殿から出てはならない…父の身を案じるのなら」どうしてこんなことになってしまったの? 戸惑うエスメラルダだが、拘置所の父が病に倒れたとき、思わず彼に懇願しまった。あなたの欲しいものはすべてあげるから父を助けて、と。ザイードの魅力に抗えず純潔を捧げ、世継ぎを身ごもることになるとも知らずに。
-
3.8一度も会ったことのない人と結婚するなんて。父親に命じられギリシア大富豪アクシオスの花嫁となったカリプソ。ハンサムでプレイボーイの彼は、両家が交わした古い契約のため、1億ユーロを支払うか結婚するかを選ぶしかなかったという。私は売られたのね…。事実に傷つくカリプソだが、アクシオスに優しく導かれバージンを捧げた。ところが翌朝、情熱的な一夜が嘘のように彼に冷たく突き放され…カリプソは逃げ出した。妊娠にも、その身を冒す病魔にも気づかぬまま。
-
-秘書のサフロンは世界一裕福なボス、ジョアン・オリビエラに今日こそ退職を願い出るつもりだった。孤児である彼女の夢は温かい家庭を持つこと。だが仕事人間のボスに振り回されていては、夢は叶えられない。彼への憧れもおしまいにしよう。2か月前、長年想いを寄せた彼とついに一夜をともにしたが、それが過ちだと告げられ、彼女は心を深くえぐられた。最後の仕事を懸命にこなすサフロンだったが体調が急変し、医者から思わぬ事実を告げられる。まさか彼の子供を!?
-
-銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めたホリー。平凡なだけの女になぜ興味があるのか不思議に思いつつも、彼の目に宿る情熱を信じてみることにした。それでも心の片隅で感じていた。自分は本気の相手ではないと。リチャードは亡妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0デッキの上に、女性が倒れているのが見える。マルディビノ公国の王子ニコは船に飛び乗り、黄褐色の髪をした美しい女性を助け起こした。ビーチハウスに運び、一昼夜つきっきりで看病すると、彼女はようやく意識を取り戻した。エラと名乗るその女性は、彼が誰か知らないらしく、物怖じしない態度で接してくる。ニコには新鮮な驚きだった。このまま正体を隠し続け、普通の男として恋を楽しむのはどうだろう?★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作<地中海の王子たち>がスタートします。第一話は、危険と冒険を愛する三男ニコ王子の物語です。★
-
-レイチェルの母とガブリエルの父は長年愛人関係にあり、二人は義兄妹のようにひとつ屋根の下に暮らしてきた。親たちの関係が複雑でも、ガブリエルは優しく接してくれ、レイチェルが19歳になった夜、ついに互いの想いを確かめ合った。彼女にとって、ガブリエルは一生をかけて愛する人になった。ところが数日後、彼は人が変わったように別の女性を連れ込み、2週間後には、父親の会社の支社設立のため、国外に去ってしまった。ガブリエルを恨んでも愛することは止められず、数年が過ぎたとき、彼が婚約者を連れてきた。そしてレイチェルは初めて真相を聞かされる。どれだけ愛し合っていても、二人は決して結ばれない運命にあった……。 ■レイチェルが純潔を捧げた翌日、ガブリエルは父親から恐ろしい事実を聞かされたのでした。二人は異母兄妹なのだと。禁断の愛を断ち切るために別の女性と婚約したガブリエルでしたが、いよいよ結婚式が近づいたある日、ほんとうの真実が明らかになります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5
-
-ギリシアの名家ドラコス家継承者で実業家のアレクセイは、ビリーの幼なじみにして、純潔を捧げた初恋の人だ。だが不慮の事故によって、彼はあのひとときの記憶を失ってしまった。彼女に愛を囁いたことも忘れ、元恋人のもとに戻ったアレクセイに、“あなたの子をみごもったの”などとはとても言えない。1年後、欲得ずくの恋人に飽きたアレクセイに求婚されたとき、ビリーは驚きながらも、複雑な気持ちでプロポーズを受けた。初夜――新妻がバージンでなかったことにアレクセイは激怒する。彼に純潔を捧げ、彼の子を産んだのだとビリーは必死に告白するが、アレクセイはまるで信じようとはせず、屋敷を出ていってしまう。 ■HQロマンスを代表する大スター作家リン・グレアムの貴重な2部作、『永遠を誓うギリシア~ボスのプロポーズ~』に続く波乱の後編をお届けします。アレクセイと結婚したビリーですが、彼は息子の存在を信じず、DNA鑑定を要求します。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-セージはある夜、暴漢に襲われたところをケイレブに救われた。ハンサムで凛々しいスーツ姿の彼は正義感溢れる弁護士で、強く惹かれたセージは、家に送り届けてくれた彼と自然に結ばれた。だが翌朝、ある誤解がもとでケイレブは激怒し、去ってしまった。セージのおなかに、小さな命を残して……。3カ月後、二人は意外な形で再会することになる。セージの子を自分の孫だと勘違いした老富豪が、なんとかその子を引き取りたいと、ケイレブに相談を持ちかけたのだ。運命のいたずらによって愛する人にまたも誤解され、セージは打ちのめされた。この子は、あなたの子なのに……。 ■真実を知ったケイレブは、赤ん坊のためと即座に求婚しますが、愛なき結婚を望まないセージは苦しみます。逞しくセクシー、でも内面は優しい、まさに“男の中の男”というヒーロー像を描いて人気を博す、S・マートンの大ヒット作をお贈りします。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ビリーは8歳のとき、母とギリシアに移り住んだ。よそ者扱いされていた彼女をいつも救ってくれたアレクセイは、5歳年上の少年で、代々その土地を治めてきたドラコス家の継承者だ。時が経ち、アレクセイは若くして大成した実業家となり、ビリーは彼の個人秘書として、恋の後始末までも引き受けている。秘め続けた彼への想いには、永遠に蓋をしたつもりだったのに……アレクセイの両親が事故で急死した夜、二人は衝動的に結ばれた。ビリーにとっては、悲嘆に暮れる彼を慰めたい一心だった。生まれて初めて愛を捧げたこの一夜に彼女は妊娠するが、アレクセイを襲ったある事故によって、告げることができなくなる。 ■HQロマンスを代表する大スター作家リン・グレアム! いまや伝説とも言える、貴重な2部作がいよいよセレクトに登場です。愛を確かめ合ったアレクセイに、いったい何が――? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
-レイチェルは逃げだしたかった。母の野心に押し切られ、もうすぐ老いた権力者との結婚式のベルが鳴らされるのだ。未練がましいとは知りながら、逡巡する彼女の前に現れたのは、魂まで覗きこむような、暗い目をした貴族オーランドだった。「君には勇気が欠けている」と断言されて、その言葉に背中を押されるようにレイチェルは式場から抜けだし、車をひた走らせた。オーランドの屋敷へ、彼のもとへと――月光射す、闇のなかでオーランドは静かに抱き締めてくれたが、やがてレイチェルは、彼が失明しかけているのを知る。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-イタリア富豪ジャンニ・デルッカとの政略結婚か、勘当か――キーリンは苦しい選択を迫られていた。傾きかけた父の会社を救うには、ほかに道はない。でも、愛のない結婚なんて、あまりに悲しい……。どうしたら彼のほうから破談にしてもらえるかしら? キーリンは知恵を絞ったすえ、その日からジャンニと会う日だけ、着慣れない挑発的なドレス姿で、彼に嫌われようと努力を重ねた。なのに、いくら富豪の未来の妻にふさわしくない言動をとっても、ジャンニはハンサムな顔に蠱惑の笑みを浮かべるだけだった。そして、ついに結婚式当日を迎える。本当はバージンだと彼に打ち明けられぬまま。 ■大スター作家ペニー・ジョーダンを彷彿とさせる作風で人気を博す、スター作家アビー・グリーンのスリリングな作品です。魅力的なヒーローにたちまち心奪われるも、恋に臆病なヒロイン。そんな彼女の必死なお芝居を、彼はとっくに見抜いていて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0
-
1.0ジリアンの恋はあっけなく終わった。出会ってすぐに惹かれ、最高の恋人だった富裕なイタリア人実業家ヴィットは、彼女が思っていたような人物ではなかった。ある日、彼のメイドが言ったのだ。彼の一族はマフィアだと!彼のヴィラから逃げだしたジリアンはその後、妊娠したことを知る。ああ、なんてこと。けっして彼に知られてはならない……。ジリアンは生まれた息子を守りたい一心で、名前も変え、ゆかりのないカリフォルニアの町でひっそり暮らしていた。だが平穏な日々は続かなかった。前触れもなくヴィットが現れたのだ。「君と息子を僕の故郷――シチリアに連れていく」 ■二度と会うべきでなかった愛しい男性との突然の再会。幼子と二人、なすすべもなくシチリアに囚われたヒロインは、やがて彼の瞳に宿る悲しみのわけを知って……。ベテラン作家J・ポーターが描く、息もつかせぬスリリングなシークレットベビー物語! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-こんな結婚、やっぱり私にはできない!誓いの言葉を交わす寸前になって、花嫁のアニーサは逃げだした。婚約者がじつは同性愛者で、それをカムフラージュするためにアニーサをだまして縁談を進めていたと、式の直前にわかったのだ。ウエディングドレスを着たままホテルのエレベーターに乗りこんだ彼女は最上階の豪華なペントハウスで、見知らぬ男性とでくわした。本当はこの人のような男性と、情熱的に結ばれたかった……。彼の青い瞳に誘われて、アニーサは彼と一夜をともにする。彼がそのホテルのオーナー、セバスチャン・ウルフだと知るのは、数週間が過ぎ、お腹に宿した子の父親を捜しているときのこと―― ■セクシーなヒーローとドラマチックな作風で人気沸騰中のアビー・グリーン。リン・グレアムとも友人同士という彼女は、ハーレクイン・ロマンスらしい激しい愛を描いて一躍人気作家になりました。今作にも、ひと目で虜になるほど魅力的なヒーローが登場します。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ロエルが交通事故に遭って、私に会いたがっている……?そう告げられて、ヒラリーは戸惑いを隠せなかった。ある事情から、大富豪ロエルと入籍はしたものの、4年前から一度も会っていない。私は誰も知らない妻なのだ。ヒラリーが病室に駆けつけると、ロエルは記憶を失っていた。当然のように私を妻だと思い込み――夜には求めてくるだろう。ロエルは知る由もなかったが、ヒラリーは彼を愛していた。だから、罪の意識にかられながらも言い出しかねていた。自分が男性経験すらない、みせかけの妻だということを。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0
-
3.0ケータリング業を営むアンナは、両親との生活を支えるため、妊娠7カ月になった今も休むことなく働いている。ある日、顧客の屋敷で晩餐会のコースを用意した彼女は、ダイニングルームに入ったとたん凍りついた。彼がいる……! おなかの子の父親、フランチェスコが!彼とはイタリア旅行中に出会い、ひと目で恋に落ちた。この晩餐の招待客である“イタリアからの大富豪”が、突然冷たく心変わりして私を捨て去った、最愛の男性だったとは。ふたりきりになると、フランチェスコは険しい目をして囁いた。「たまには本当のことを言ってくれ。ぼくの子なのか?」 ■2009年に亡くなったHQロマンスの人気作家ダイアナ・ハミルトン。突然の訃報に、当時日本の編集部も大きな衝撃に包まれました。でも、優れたロマンス作品は永遠に生き続けることを思い出させてくれる名作が、ここにあります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.5「マリサ、君を連れて帰る。跡継ぎを産んでもらうために」別居から8カ月、突如イタリア侯爵家の血を引く夫が現れた。生前に、母親同士が決めた年上の婚約者ロレンツォを、孤児のマリサは密かに慕い、結ばれる日を心待ちにしていた。だが、彼にとって結婚とは一族の義務であって愛などなかった。マリサは結婚式でロレンツォを激しく拒絶するが、初夜を強引に奪われて、傷ついて、家を飛びだしたのだ……。侯爵家に育ててもらった恩あるマリサに逃げ場はない。今度こそ、妻としての“責務”を果たさなければならないのだ。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-傲慢だという噂の新社長には、まだ会いもしないうちに、身なりが悪いと断じられ、ピッパは昇進を見送られてしまう。あまりの理不尽さに打ちのめされるが、気を取り直して、その夜のパーティには、美しく装って出席することに。そこで、すばらしくハンサムなイタリア男性が話しかけてきた。今まで仕事一筋だったピッパは、一目で惹かれる自分に戸惑うが、彼に乞われると、なぜか流されるように一夜を共にしてしまう。だが翌日、出社した彼女は社員総会に出て愕然とする。あろうことか昨夜の男性――アンドレオが社長だったのだ。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-タラが世界的に有名なホテル王マックスに見初められてから1年。彼女は最近、ふと不安な気持ちに襲われるようになった。多忙な彼と会える時間はわずか。しかもいつもベッドの中だけ。つまり、彼にとって私は都合のいい愛人なんじゃない?しかもタラはここ最近、吐き気と体調不良に悩まされてもいた。──じつは彼女は妊娠していたのだ。マックスに知られたら堕胎を迫られる……怯えたタラは家を出るが、彼は金の力で強引に捜しだすと、驚いたことに結婚を申し出た。なぜ今になって突然そんなことを言い出したの?結婚よりも本物の愛を欲していたタラは、彼にある提案をする。■「彼の愛は本物なの?」そう疑い始めたタラのおなかには、マックスの子が……。純粋で明るいタラと、生まれついての傲慢さはあれど懐の深いマックスの軽妙なやり取りが楽しいロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
3.0
-
-ロウィーナは恋愛を避け、仕事ひとすじに生きてきた。そんな彼女が、予期せぬ妊娠をした。相手はクイン・タイラー。著名な形成外科医としてその名を世界に轟かせている彼は、ロウィーナの大学時代の友人だった。3カ月前、偶然再会するまでは。クインがあまりにもゴージャスな大人の男性に変貌していて、ふだんは男性を避けているのに、つい一夜の情熱に溺れてしまった。いかにもプレイボーイな彼にとっては何でもないことに違いない。とぼとぼとオフィスに向かうロウィーナは、はっと顔を上げた。クインが目の前に立ちはだかっている。どうして彼がここに?彼は怒りに燃えた目で、まっすぐ彼女を睨みつけていた――。 ■思いがけず再会したかつての友人クインと、情熱のおもむくまま一夜をともにしてしまったロウィーナ。突然目の前に現れた彼に、とても妊娠のことを言い出せず……。シークレットベビーならぬシークレット妊娠? を描いたキム・ローレンスのヒット作です。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-17歳のとき、タビーは夜のプールで全裸で泳いでいたところを、年上の大富豪クリスチャンに一目ぼれされる。強烈に惹かれあうふたりは、寝ても醒めても愛しあうが、やがてタビーはクリスチャンの妻の座を狙う幼馴染の奸計により彼とすれ違い、さらにはふしだらな女だと吹聴されてしまう。クリスチャンに捨てられたあと妊娠が発覚したタビーは、家からも追いだされ、住む場所を求めてさすらう日々が続いた。だが数年後、思いがけない幸運がフランスから舞いこむ。クリスチャンの親族から、遺産相続されることになったのだ。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0
-
-
-
3.3貧村で息子と暮らす日々に、アビーは満足していたはずだった。だが偶然村を訪れた、大富豪の元夫ニックとの再会が、彼女の運命を狂わせる――。ギリシア人の夫との結婚は最初はおとぎ話のようだったが、彼が外で遊ぶようになり、やがてベッドも冷たくなった。しかも妊娠がわかると罵倒され、追い出されたのだ……。あれから4年、いまになって現れたニックに再婚を迫られて、断れば村への融資を延期すると脅されてしまう。
-
-あなたと愛し合ったあの夏に私は身ごもった。でも、この子の父親はあなたじゃない……。■一人息子のニックとテーマパーク巡りを楽しんでいたケイトは、かつての恋人パトリックと思いがけず再会した。七年前の夏、ケイトはパトリックと初めて愛し合った。ところがその二週間後、あろうことか彼のいとこに襲われ、彼女はニックを身ごもった。それ以来、ケイトはパトリックの前から姿を消し、女手ひとつでニックを育ててきた。あの夏の秘密を、彼に言うことは絶対にできない……。しかしパトリックはニックを自分の子と思いこんで、ケイトが否定しても動じず、これからも会うことを強く望んだ。つらくても、真実を告げなくてはいけないのだろうか?いつしかケイトは、彼を突き放せない自分の気持ちに気づいていた。
-
5.0
-
-死んだと思っていた娘が生きていた!喜びもつかのま、彼女の苦しい恋が始まった。■妻の財産をかすめ取ることしか頭にない夫に耐えきれなくなり、クラウディアは娘ナタリーを連れて家を飛び出した。ところが、高速道路で悲惨な事故を起こし、自分が重傷を負ったばかりか、最愛の娘を失ってしまう。数年後、離婚して慈善事業にいそしむクラウディアの前に、イギリス金融界の若き実力者、タイラーが現れた。もとの夫のいとこで、離婚する前のクラウディアに、真実の愛をつかのま教えてくれた男性――あのときは、不貞は許せないと私をなじり、あっさり捨てたくせに、なぜ今ごろ現れたのかしら?いぶかる彼女に、タイラーは驚くべき告白をした。「きみの娘、ナタリーは生きている」クラウディアは息をのみ、その場にくずれおちた。
-
-手を取っただけで猛反発するこの女性の過去に、いったい何があったのか。■ウェイトレスの魅力に引かれて、スターリングは三日続けてその店に通った。最初は外見に魅せられたにすぎなかったが、今は悲しげな目と思いつめたような表情が気にかかる。その彼女が下品な客に性的いやがらせを受けている!スターリングは激しい怒りがわき上がるのを覚え、彼女を救い出し、強引に店を辞めさせた。その女性――サラは、スターリングの傲慢さをなじったものの、行くあてもなく、結局、彼の経営するぶどう園で働くことに同意した。だが彼女は素性を明かそうとせず、スターリングが手を取っただけで暴漢に襲われたような反応を示す。サラはこれまでどんな人生を送ってきたのか。彼女を理解できるときがくるのだろうか?
-
-あの男の魅力に再び屈したら身の破滅だ。彼女はアメリカ行きを決意した。■スコットランドに移り住んでいたケンダルは、半年ぶりに夫ジャラッドのいるロンドンに戻ってきた。幼い息子と共にアメリカに旅立つことを告げるために。夫ときっぱりと別れ、インテリア・デザイナーとして自立する決意だ。突然オフィスに姿を現したケンダルに、ジャラッドは海外へ行くのなら息子を置いていけと迫る。親権訴訟も辞さないと脅す裏には、断ち切れない妻への愛があった。「もう一度言ってくれないか、ぼくから去った理由を」「軟禁と浮気だけでは理由にならないの?」互いに不信感をぶつけ合っても、堂々巡りするばかりだった。果てしない対立――だがそれどころではない事件が持ち上がる。彼らの最愛の息子マシューが何者かに誘拐されたのだ。
-
3.0この男のもとに送りこまれたのは、花嫁候補として考えられているからだろうか。■母を看取ったあと、キャットには住むところも職もなかった。理学療法士をしていた病院には彼女の戻る場所がないうえ、家は、母の借金の返済にあてるため売らざるを得なかった。途方に暮れていた彼女は、ドルシラと名乗る女性の訪問を受ける。ドルシラは母と同窓生だと言い、住み込みの仕事を申し出た。事故で重傷を負った息子のマットが退院し、自宅でリハビリすることになったので、理学療法士が必要だという。引き受けたキャットは、さっそくドルシラの別荘に向かった。母親に療法士を探してもらうくらいだから、マットは気が弱い甘ったれの男性にちがいない。そう思っていたキャットは、彼を見て驚いた。ハンサムでたくましいマットは、理想の男性そのものだったのだ。だが彼は不機嫌そうにキャットをにらみ、契約打ち切りを宣言した。
-
-ケイティには大学生のときから思いを寄せている男性がいた。しかし彼が愛し結婚したのは、彼女の双子の姉だった。ケイティは失恋の痛みに耐えて慈善団体の仕事に打ちこんでいたが、妻子ある上司の誘惑を拒んだのがもとで、不本意ながら辞職し、故郷の町ヘーズルウィッチで父親の法律事務所を手伝うことになった。出勤第一日目、考え事をしながら歩いていたケイティは、あやうく車にはねられそうになる。運転していたセブ・クックは薬品の研究をする科学者で、この土地の国際的な薬品会社に引き抜かれて、やはり帰郷したばかり。二人はともに怒りを覚えるが、同時に互いの魅力に強い印象を受けた。後日、二人は偶然にも再会した――同じアパートメントの隣り合った部屋を買おうとして。★人間の愛と憎しみをあますことなく描くペニー・ジョーダンの傑作〈パーフェクト・ファミリー〉をお届けしています。続けて読んでも、一作だけ読んでも、どちらでも楽しめる作品です。★
-
-夢見てもかなわなかった愛――それを見つけるために彼女は旅立った。■「きみに子供を産ませたがる男がいると思うのか?」会社の同僚の男性からばかにした言葉を浴びせられ、笑って言い返したものの、サマンサの心は傷ついた。サマンサの長年の夢は、愛する人と結婚して子供を産むこと。でも、三十歳になった今もふさわしい男性が見つからない。もうこうなったら、双子の妹ボビーがしたように、イギリスに渡って愛する人を見つけよう。州知事をしている父親の補佐役として彼女の家に出入りし、ローティーンのころからサマンサを知るリーアムはそんな考えに批判的だったが、出発の日、空港まで送ってくれることになった。しかし空港で彼がしたのは……キス。それも恋人にするようなぞくぞくするほど悩ましい口づけだった!
-
1.0あの夜二人は愛と情熱によって結ばれたはず。なのに、なぜ彼は一日で心変わりを?■レイチェルが母と暮らすロンドンの邸宅に、アメリカから四年半ぶりにガブリエルが帰ってきた。彼の父グレッグの葬儀のためだ。グレッグとレイチェルの母は長年愛人関係にあり、レイチェルは十六歳のとき、母とともにこの邸宅に移り住んだ。父親の宝石会社を手伝っていた八歳年上のハンサムなガブリエルに、レイチェルはひと目で夢中になり、彼もレイチェルには優しかった。そして彼女が十九歳になった次の日の夜、二人はついに結ばれた。だが翌日から、なぜかガブリエルはよそよそしくなり、数日後には、ほかのセクシーな女性とベッドをともにしていた。その直後ガブリエルはアメリカに発ち、今日まで帰らなかったのだ。裏切られた悲しみと怒りは、まだレイチェルの心に強く残っていた。
-
4.0■たとえどんな形で彼との関係が復活しても、結婚だけは問題外。なぜなら……。■朝の四時、ローラは昔の恋人マックスからの電話で起こされた。大事な話があるのでこれから行くという。なぜ急に来るのだろう?五年前に彼の子供を身ごもったとき、ローラは十八だった。ところがマックスの弟ダニエルと結婚している姉のフェイから、マックスとは情事を重ね、彼の子供ができたと自慢げに知らされた。自分の妊娠のことを秘密にしていたローラはひどいショックを受け、彼との唯一の絆である小さな命を流産で失ってしまう。マックスはきっと、自分がフェイの子の父親だと気づいたんだわ。彼によって、姉の結婚生活も子供の将来も危険にさらされる。わたしの人生はともかく、それだけは防がなければ。だが訪ねてきたマックスは、フェイとダニエルが逮捕されたので、二人の子供の面倒を見てくれ、と思いもかけないことを口にした。
-
-ステファニーは、友人たちと旅行に出かけたアフリカで、予期せぬけがを負った現地ガイドの代わりに滞在先の動物保護区で働くことになった。やり手の経営者フレイザーは、彼女を初日からこき使う。そんな彼に反発を覚えながらも、ステファニーは、大自然の中で暮らすすばらしさに目覚めていく気がした。だが、働き始めて間もないある日、フレイザーの侮蔑的な言葉が彼女の心を引き裂いた。「明日から君は夜も僕のコテージで過ごすんだ」次の瞬間、ステファニーの手は彼の頬を激しく叩いていた。
-
-父の家を出たばかりのヤンシー・ドーキンズは、従兄の仲介で大企業の運転手として働き始めた。ある日、ベンツを走らせていた彼女はガソリン不足に気づき、給油しようと隣の車線を強引に横切った。とたんにクラクションがけたたましく鳴り響き、衝突しかけたアストンマーチンが追いかけてくる。車から降りて無茶な運転を非難する男性に、冷や汗をかきながらも、ヤンシーは言い放った。「何よ、うるさいおじさんね! 悪いのはあなたよ」彼は激怒し、あとで話をつけよう、と言い残して立ち去った。次の日、初めて社長室に呼ばれたヤンシーは、仰天した。あ、あなたはきのうの……!
-
-シドニーでジュエリー・デザイナーとして活躍するストームは、兄と妹のようにして育った男性ルークの不意の訪問を受けた。早くに母を亡くした彼は、幼いころにストームの父に引き取られ、それ以来ずっと父の事業を手伝っている。ストームは長いこと、父親の愛情をルークと競ってきた。嫉妬や悔しさのあまり、癇癪を起こしたことさえあるほどだ。わたしという娘がありながら、二人は本当の親子みたいだった……。その父親の健康が最近ひどく案じられるので、しばらくのあいだ家に戻ってほしい、とルークは言う。彼とともに故郷に急いだストームには、父が二人の結婚を望んでいるのがわかった。無理よ、ルークには愛と憎しみを同時にいだいてきたのだから。彼女の心に、かつてのつらい思いがよみがえった。
-
2.0シドニーの高級宝石店に勤める美貌の販売員タラは、ホテル王のマックスに見そめられベッドをともにした。一年がたち、二人は関係を続けているものの、最近のタラは恋人というより愛人に近い。仕事で世界じゅうを飛び回るマックスはあまりシドニーに戻らず、たまに会ってもホテルのベッドで過ごすだけだ。彼は将来の約束も口にしない。二人の関係はこれからどうなるのかしら。胸に不安がめばえ始めたのと時を同じくして、タラは彼の子を身ごもっていることに気づいた。■セクシーで情熱的な作風が読者を魅了してやまないミランダ・リーの作品をお届けします。来日経験もある彼女が描く今回のヒロインは、母国語並みに日本語を操るという女性です。
-
3.7ギリシア人実業家アレクシス・ペトラキスがパーティに現れるのを、リアナは震える思いで待っていた。父の会社を救ってもらうために。遅れてやってきた彼の堂々たる姿に、リアナは息をのんだ。緊張を押し隠し、折り入って話がしたいと頼み込むと、アレクシスが宿泊している豪華なスイートルームに連れていかれた。だが彼の魅力に圧倒され、仕事のことなど切り出せなかった。そして、気づいたときには彼にすべてを捧げていたのだ。翌朝、ようやく事情を打ち明けると、アレクシスの表情が変わった。「ぼくはベッドでビジネスはしない」そう言い放つと、彼は紙幣をベッドにばらまき、振り返りもせずに部屋を出ていった。
-
4.0結婚相手紹介会社〈求む、妻〉を営むナタリーのもとに、ある日、新しい客が訪れた。会社経営者なのに兵士のように見えるその男性マイクは、一カ月後には結婚していたいという。仕事に必要な便宜上の結婚であり、すぐに離婚するつもりだとも。偽りの結婚に相手は紹介できない。ナタリーは断ったが、マイクは、花嫁への報酬として二百万ドルを提示してきた。そんな大金があったら、両親の借金を返済してあげられるのに……。ナタリーは気がつくと、自分でも信じられないことを口走っていた。「わたしではどうかしら?」
-
4.0フローリストのホリーは、銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めた。平凡なだけの女になぜ興味があるのか疑問に思いつつも、彼の目に宿る情熱に賭けてみることにした。それでも、自分は本気の相手ではないと心のどこかで感じていた。リチャードは亡き妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?★形だけの妻が欲しい三人のリッチな男性が、理想の花嫁を探しに結婚紹介所に登録します。さて、どんな出会いが待っているのでしょうか。★
-
-「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉も最終話を迎えます。いよいよ皇太子ジャンフェロの登場です。★
-
4.0フライト・アテンダントのルーシーはマルディビノ公国のプリンス、グイドと交際していた。世界各地で気ままな逢瀬を重ねるようになってから一年ほどたったある日、初めてグイドのアパートメントに招かれ、マルディビノ公国でおこなわれる彼の甥の洗礼式に招待された。身分が違いすぎると、彼との将来を悲観していただけに、ルーシーの喜びはひとしおだった。もしかして、わたしは愛されているの?だが、彼女の期待とは裏腹に、グイドの誘いにはある企みがあった。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉。二作めのヒーローは、公国を出て気楽な独身生活を送る第二王子のグイドです。★
-
3.7★あの夏、わたしたちは激しい恋に落ちた。南フランスのまばゆい太陽の下で。★父の死後、タビーは住む場所さえ定まらない生活を送っていたが、ある日、思いがけない幸運がフランスから舞い込んだ。休暇旅行中に知り合った老婦人からコテージの遺贈を受けたのだ。彼女がブルターニュへの移住を決意した矢先、かつての恋人クリスチャンが訪ねてきた。「ぼくの大伯母がきみに遺贈したコテージを買い戻したい」航空会社を経営する彼とは、四年前の夏に出会い、気まずく別れた。タビーはショックを受けたが決意は揺るがなかった。私たち親子にはフランスに移り住む権利がある。息子のジェイクは、クリスチャンの血を引いているのだから……。
-
-【可愛さあまって憎さ100倍~想定外の恋、愛の再燃~】 求む、200万ドルの花嫁!結婚相手紹介会社〈求む、妻〉を営むナタリーのもとに、 会社経営者なのに兵士のように見える男性マイクが訪れた。 「1カ月後には結婚していたい」彼は言った。 仕事に必要な便宜上の結婚であり、すぐに離婚するつもりだとも。 偽りの結婚のための紹介なんてできない。ナタリーは断ったが、 マイクは花嫁への報酬として200万ドルを提示してきた。 そんな大金があったら、両親の借金を返済してあげられるのに……。 ナタリーは気づくと、自分でも信じられないことを口走っていた。 「わたしではどうかしら?」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-イタリアの至宝のような富豪との政略結婚。愛されもせず、逃げられもせず……。 イタリア富豪ジャンニとの政略結婚か、さもなくば勘当か。キーリンは苦しい選択を迫られていた。父の会社を救うためでも、愛のない結婚なんてあまりに悲しい……。知恵を絞った末、ジャンニのほうから破談にしてくれることを願い、キーリンはひたむきに、嫌われる努力を重ねた――いつもの自分らしくなく、派手に装い、派手に振る舞って。なのに、ジャンニは美しい顔に蠱惑的な笑みを浮かべるだけで、彼女の抵抗などものともせずに政略結婚を進めた。ついに初夜を迎え、キーリンは実は無垢であることを正直に告げた。すると彼が嘲るように言い放った! 「もういい。君にはうんざりだ」 ■どんな女性も振り向かずにはいられないほどの、絵に描いたようにハンサムなイタリア富豪ジャンニ。そんな完璧な彼にも、どうしてもキーリンと結婚しなければならない訳が……。かたや、愛なき結婚がどうしてもいやなキーリン。そんな二人の新婚生活の行方は? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-以前の冷たい夫と、今の穏やかな夫。教えて、どちらが本当のあなたなの? 10カ月前にヨットから落ちて行方不明だった夫が見つかった?探偵からの連絡を受け、すぐさまギリシアへ飛んだイミーは、夫のゼフに会うなり仰天した。嘘でしょう?あの冷酷だった海運王が、こんな優しい笑顔を見せるなんて。ゼフは妻の存在はもちろん、すべての記憶を失っていた。じつはイミーとゼフは3年契約の偽りの夫婦だった。仇敵の娘であるイミーを強引に娶った彼は、妻に指一本触れず、ずっと蔑んできた。彼女に残された希望は契約満了後の離婚だけ。だがゼフにキスされた瞬間、イミーは不覚にもときめいて……。 ■名ばかりの花嫁としてヒーローに贈られたヒロイン。戸惑いながらも互いに惹かれ合う気持ちを抑えられず、ついにある晩、ふたりは本当の夫婦に。そんな矢先、ヒーローの記憶が戻り始めて……。マヤ・ブレイクの個性が光る、珠玉の夫婦再生ロマンスです!
-
-私が国王の花嫁に?しかも、世継ぎを産むことになるなんて! ああ、なんてこと……。リヤール王妃の侍女アナイスは悲嘆にくれた。国王夫妻が悲劇的な飛行機事故で亡くなっただなんて――。いつ涸れるとも知れぬ涙を流す彼女に、寝耳に水の縁談が舞い込む。新国王が、堅物で有名なアナイスに白羽の矢を立てたのだ!プレイボーイのジャビド王子が、なぜ?数年前、フィアンセに裏切られたアナイスは傷心を抱え、逃げるように、この遠い異国へとやってきたのだが……。悩んだすえ、彼女は求婚を受け入れた。まさか、世継ぎをその身に宿すことになるとは夢にも思わず。私がまだ本当は清い体だなんて、絶対に彼に知られてはだめよ……。 ■男性嫌いの侍女と放蕩者で鳴らす傲慢な王子は、互いの亡きいとこの祖国のために、10年の期限付きで結婚します。ヒロインは決して彼とベッドは共にしないと、修道女のように固く心に誓ったものの、プレイボーイの魔手から逃げきれるはずもなく――!?
-
-この富豪のもとに送り込まれたのは、まさか花嫁候補としてなの? 母を看取ったあと、キャットには住むところも職もなかった。途方に暮れていたとき、亡母と同窓だという女性の訪問を受ける。事故で重傷を負った息子のマットが退院したので、自宅でのリハビリのために理学療法士の有資格者が必要だという。幸運にも住み込みの仕事が見つかったキャットは、富豪マットのいる壮麗な大邸宅に赴いて彼と顔を合わせた。てっきり弱々しい人物だと思い込んでいたのに、こんなにハンサムでたくましい、理想の男性そのものだなんて!彼は驚き戸惑うキャットを不機嫌な顔でにらみつけ、宣言した。「きみとの契約は打ち切りだ。ぼくに理学療法士は必要ない」 ■取りつく島のない富豪ヒーローをなだめながら辛抱強く会話を続けるうち、ヒロインは気づきます。彼の母親が、心身共に傷だらけの息子を癒やしてくれる女性として自分に白羽の矢を立てたことに。長く第一線で活躍中の作家K・ローレンスの名作をご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-大富豪に拾われたのは、黒衣をまとった白き愛人。 夫を事故で亡くしたばかりのパーラは街をさまよっていた。身寄りのない彼女を名ばかりの妻にして、虐げ続けてきた夫からようやく解放されたものの、不安でたまらなくなったのだ。バーに入ったパーラは、一人の男性に思わず目を奪われた。美しい横顔に刻まれた深い孤独と哀しみの陰──生まれて初めての情熱に溺れ、彼女は純潔を捧げてしまう。ところが葬儀の当日、斎場で彼と鉢合わせして仰天した。アリオン・パンテライデス? 夫のボスの兄だったなんて……。恥知らずな女だと蔑まれ、傷ついたパーラはまだ知らなかった。まさかおなかに彼の子を身ごもっていようとは。 ■いまやハーレクイン・ロマンスのトップ作家の一人として不動の地位にあるマヤ・ブレイク。そんな彼女の知られざる初期作をお楽しみください。妊娠に気づいたヒーローから、経済的支援のみの愛のない結婚を申し込まれたヒロインは、ただ虚しくて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-恋が実る日はこなくても、あなたのそばにいられれば、それでいいの。 ギリシアの海運王、サキスの有能な秘書ブリアナ。ロボットのように黙々とボスの命令に従いながら、じつは彼への恋心を胸の奥に秘めている。だがサキスに熱いまなざしを向けられるたび、彼女はおびえた。いくら興味を持たれたからといって、恋に目がくらんではだめ。愛なんてなくても生きていけるはずよ。名前を変えるほどの事件が起きた過去を彼に知られたら、私は生きていけない。ああ、もっと早く彼に出会えていたら。だから今は秘書としてそばにいられればそれだけでいい……。 ■傲慢なヒーロー像とダイナミックな作風でHQロマンスの大人気作家となったマヤ・ブレイク。今作では、過去の出来事のせいで傷つき心を閉ざすヒロインの、せつない片想いを描きます。関連作『喪服の愛人』もあわせてお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-義兄への憧れが弾けた一夜に、小さな奇跡が舞い降りて……。 最後にひと目、義兄コンスタンティンに会って別れを告げよう。 身重のジェニーはそう決めて、継父の追悼会に出席した。 彼女が9歳のとき、実母がコンスタンティンの父と再婚して以来、ずっと優しかった義兄。友情はやがて片想いへと変わっていった。 ところが3カ月前、ジェニーに思いがけない奇跡が起きた。 コンスタンティンに誘惑されて純潔を捧げ、身ごもったのだ。 でも、彼には婚約者がいる──この子を守れるのは私だけ……。 悩む彼女にコンスタンティンが放ったのは、耳を疑う宣言だった。 「婚約は破棄した。愛はないが、代わりにきみと結婚する」 ■斬新なアイデアに満ちた作品が人気のジャッキー・アシェンデン。『消えた初恋と十五年愛』の関連作となる、義理の兄と妹の切ないロマンスをお楽しみください。愛のない結婚生活のさなか、ヒロインは偶然、ヒーローの秘密の部屋に立ち入ってしまい……。
-
-“いつか夫が思い出してくれますように” 花嫁の祈りは届くのか? 怒涛のフィナーレ! 重大な秘密を抱えたまま、ビリーはアレクセイと結婚した。 結婚初夜、花嫁が無垢ではないと気づいたアレクセイは、激怒してビリーを責め立て、追いつめられた彼女は、ようやくすべてを語り始めた──純潔を捧げた夜のこと、妊娠し、息子が生まれたこと。そして何より、アレクセイが記憶を失ったために真実を伝えることもできず、どれほど惨めでつらかったかを。だが何も思い出せない彼は嘘だと断じると、怒りにまかせて部屋から飛び出していった。 これで終わり? もう二度と、あの愛の記憶は戻らないの? 傷心のビリーは家を出て、息子のもとへ向かった。 数週間後、アレクセイが突然、ビリー母子の前に現れて……。 ■リン・グレアムの希少な長編ロマンス『永遠を誓うギリシア』。本作は、前編~ボスのプロポーズ~に続く後編です。ヒーローが愛の記憶を取り戻し、ヒロインが笑顔になる日は来るのでしょうか?怒涛の結末をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-初恋の人との夢の一夜は波乱の幕開け── リン・グレアムの希少な長編ロマンス序章! ビリーは8歳のとき、ギリシアに母と移り住んだ。 よそ者扱いされていた彼女をいつも救ってくれた年上の少年、アレクセイは100年続く名門ドラコス家の跡継ぎで、時が経ち、今やビリーは実業家として成功した彼の個人秘書を務めている。 でもまさか、ボスの恋の後始末まですることになるなんて……。 胸の奥に封印したはずの憧れが、ビリーを苦しめた。 そんなとき、アレクセイの両親が事故で急死する。 悲嘆に暮れる彼を慰めたい一心のビリーだったが、想いがあふれ、衝動的に純潔を捧げてしまう──妊娠するとも思わずに。 事実を告げようとした矢先、アレクセイが倒れて記憶を失い、追いつめられた彼女は“この子は一人で守る”と心に誓うが……。 ■リン・グレアムの希少な長編ロマンス『永遠を誓うギリシア』の前編をお贈りします。今作では、二人の出会いから予想外の妊娠、そして秘密を抱えての結婚に至るまでが描かれます。後編ではさらなる怒涛の展開に……。どうぞご期待ください! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-なぜか冷淡になった億万長者の夫。私のせい? それとも、何か秘密が? 「君がどんなに魅力的でも、僕は君と結婚するべきではなかった」夫のチェーザレの口から放たれた言葉に、アーヴァは凍りついた。イタリアの湖畔に大邸宅を構える億万長者との出会いは電撃的で、二人とも瞬時に燃えあがり、気づけば純潔を捧げていた。そのあとの妊娠と結婚は、家族との縁が薄いアーヴァにとって、やっと安らぎの地を見つけたような奇跡だった。ところが娘が生まれるやいなやチェーザレは仕事に没頭し、まったく家庭を顧みなくなる。理由を聞いても無視されるだけ。もう愛は終わったの? 独りの寝室で、アーヴァは涙に暮れ……。 ■熱い電撃婚のあと、ヒロインは原因不明の冷えきった結婚生活を耐え忍んでいます。頑なに口を閉ざしていたヒーローが最後に明かす驚くべき真実とは? 今やハーレクイン・ロマンスを代表する作家となったマヤ・ブレイクのドラマティックな名作をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-百万ドルの小切手を私に叩きつけた人が、結婚して息子と暮らしたいですって? 両親のいないエヴァは貧しい中、必死に家族のために働いていた。ある夜、彼女の家の前に高級車が何台もとまった。そこから降りてきた男性を見て、エヴァは仰天する。億万長者のエコウとは、かつて一夜をともにしたことがあった。警察を従えた富豪は、彼女の15歳の弟を犯罪者と決めつけていた。けれど、エヴァが守りたい“秘密”については一言もふれない。覚悟していたとはいえ、彼女の胸は悲しみでいっぱいになった。なぜ前も今も、あの夜授かった命などなかったふりをするの?なのに実際に赤ん坊を目にするなり、「妻になれ」なんて……。 ■M・ブレイクのドラマチックな2部作〈華麗なる富豪兄弟〉の2作目をお届けします! セクシーな富豪ヒーローは赤ん坊を産んでいたヒロインに驚きます。彼が知っているはずなのに知らないふりをする理由とはなにか? 読みはじめたら最後、目が離せません!
-
-一夜の過ち? いいえ、一夜の奇跡。おなかの子が生きる力を与えてくれたから。 失職してロンドンを離れ、元里親の家に身を寄せていたリアは、ある日、臨時の家政婦としてイタリア富豪の留守宅に赴いた。汗だくで掃除を終えたあと、ついに我慢できなくなり、生まれたままの姿で室内プールに飛びこんだ。そこへ男性が現れ、リアは凍りついた。ああ大変! 庭師かしら?だが、秘書だという彼の美貌に惹かれ、たちまち虜になる。一夜限りの恋と知りつつ純潔を捧げた翌朝、彼が屋敷の主人ジオだと知って愕然とし、リアは逃げ帰った。3カ月後、リアは彼のオフィスを訪ねた――身重の体で。 ■大スター作家リン・グレアムが綴る、大好評のミニシリーズ〈ステファノス家の愛の掟〉。『灰かぶりはかりそめの妻』に続く2話目です。幸福なシンデレラを夢見るのは、身の程知らずと想いを封じこめ、おなかの子と共に生きていこうとするヒロインでしたが……。
-
-家族に“裏切り者”と言われても、 赤ちゃんは守ってみせる――。 アメリは十代のころからアトゥに熱烈な恋をしていた。 二人の家はお互いに長子を亡くすという悲劇を経験して以来、 ビジネス上の争いを続けていた。つまり、不倶戴天の敵だった。 それから8年後のある日、アトゥが突然アメリを訪ねてきた。 今や成功者となった富豪の目的は、彼女の家族の財産を奪うこと。 だが同時に、実らなかった恋をかなえればいいとも告げる。 アメリは一度だけと決めて誘われるまま一緒に外国へ行き、 アトゥのために長年守ってきた純潔を捧げた。 旅から帰ってきた彼女のおなかには、新しい命が宿っていて……。
-
-どんなに冷たくされても、私は離れない。彼そっくりの瞳を持つ幼子がいるかぎり。 クレオはギリシアの海運王アリが経営する会社で、臨時の受付係として働きだしたが、初日から大失態を演じ、アリに呼びだされて大目玉を食らってしまう。だが、不覚にも彼女はボスをひと目見るなり陶然となった。こんなに美しい男性がこの世に存在するなんて……。社員旅行先の湖で溺れたところをアリに救われたクレオは、これは運命なのだと信じ、彼に身も心も捧げてしまう。魔法の一夜が明け、身分違いの恋に怯えた彼女は逃げだすが、彼に異母弟の遺児と会ってほしいと意外な頼み事をされて……。 ■リン・グレアム渾身の新シリーズ〈ステファノス家の愛の掟〉の第1話をお贈りします。海運事業で財を成した名門ステファノス家。亡父の跡を継ぐ長男ヒーローは、異母弟の忘れ形見である赤ん坊を引き取るため、ヒロインを利用しようと目論みますが……。
-
-魅惑的な王が優しく手を差し伸べる──彼に背いた私を罰するために。 デルフィーンは300万ドルの負債を抱え、窮地に立たされていた。そこへサンカリアーノの国王ルッカから直々に仕事が舞いこむ。王国の催事に協力すれば、報酬は300万ドル。ただし、彼の恋人として振る舞うことが絶対条件だという。じつはルッカとデルフィーンは1年半前まで恋人同士だった。だが、王妃どころか愛人にさえふさわしくないと誹謗され、追いつめられたデルフィーンは、黙って姿を消したのだった。しかも直後に妊娠に気づくも流産し、深く傷ついていた。彼は私を恨んでいるの? 涙を隠し、彼女は要求を受け入れた。 ■人気のマヤ・ブレイクが描くのは、かつて引き裂かれた恋人同士が契約で恋人を装うことになる刺激的なロイヤル・ロマンス! ヒーローの子を身ごもり、流産していたことを、どうしても彼に話すことができないヒロインは、悩んだすえに……。
-
-いわれのない誤解をされても、まだ愛しているのは、息子の父親だから? 4歳の息子を一人で育てながら貧困にあえぐリアナは、昔の美しい面影は見る影もなく痩せ細り、疲れ果てていた。ついに過労で倒れ、病院に担ぎ込まれた彼女の前に現れたのは、ギリシアの大富豪で息子の父親、アレクシス・ペトラキスだった。5年前に一夜を共にし、翌朝、侮蔑の言葉を吐いて消えた人――ああ、でも彼はついに私と息子を助けに来てくれたのね!だがアレクシスは、リアナが薬に溺れ育児放棄していると聞き、初めて存在を知った息子を、救い出しに来たのだった。彼は息子を保護し、リアナもギリシアへ伴った――乳母として。 ■ドラマティックなシンデレラ・ロマンスを描かせたら右に出る者はないと言われるジュリア・ジェイムズの意欲作です。5年前の一夜でもヒーローに誤解され、今もまだひどい女だと思われているヒロイン。二人がどうやって再び結ばれるのか……ページを繰る手が止まりません。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-「子供の父親はあなたよ」そう伝えたい一心で遠い異国へと旅立った。 「おなかの子の父親はぼくだというのか? ありえない!」世界的複合企業の社長、ジュン・リーに妊娠を告げたとたん、黒い瞳に冷たく見据えられ、アイビーは呆然とした。あの夜、情熱に陰る黒い瞳で愛を囁いた彼とは別人のようで、すばらしい夢の一夜には想像もしなかった、辛い現実だった。けれど彼女は涙をこらえて言った。子供は私一人で育てると。すると彼の豪邸に連れていかれ、父子鑑定を受けることに。自分の子に違いないと知るや、彼にプロポーズされたが、アイビーは拒んだ。彼とは住む世界が違いすぎる。でも……。 ■身分違いと知りながらゴージャスなヒーローと恋におち、思いがけず愛の証を授かった天涯孤独のヒロイン。最初、父親であることを信じなかった彼との結婚をためらいますが、両親のそろった家庭に憧れていた彼女は、お腹の子が幸せになれるならと受け入れます。
-
-夫にとって“本物の結婚”は、愛はなくてもベッドを共にすること。 アレクシスには、1年前から形だけの夫がいた。上司である弁護士クリストスの願いで契約結婚に応じたのだ。彼が祖父の財産を相続するための事務的な結婚だったが、二人はある夜、ふとしたきっかけで熱く体を重ねてしまう。互いに過ちと認めて結婚を続けることにするも、アレクシスは、あの情熱を忘れられないのは私だけなのかと苦しむ。そんな折、祖父に結婚が本物だと証明する必要に迫られる。祖父の前では熱々の夫婦を演じ、寝室ではよそよそしい夫が、ふいに彼女に言った。「この結婚を、本当のものにしないか?」 ■愛なのか、欲望なのか……互いに悶々とするヒーローとヒロインの心の内を鮮やかに描き出して魅せる人気実力派作家マヤ・ブレイク。心に傷を持つ二人は、書類上の結婚から、夫婦として夜を共にする結婚へと駒を進めますが、愛を認めることだけはできなくて……。