mahotyaroさんのレビュー一覧

あれ、サイラス邪魔に入るはずだったのにティアナに助けられちゃった、と思ったらそういう事でしたか、すぐにそうと読めない自分まだまだだな、と思わされましたｗ。
10才のアラン登場、この頃は賢そうな瞳してまともそうだったのに～。

図書室

オリビアのことが可愛いというそんなサイラス殿下の一挙一動がまた可愛いです。特に図書室の鍵を使ってのシーンが二人とも可愛らしいこと。
ほかにステンドグラスからの光差し込む図書室の素敵さとか(窓は北向きでね）、ちゃんとサイラスの背景の壁に絵画見えるとことか、調度品に凝ってるのも好印象。

ネタバラシ？

オリビア苦心したし我慢もしてたよねぇと同情。

初出時からクセのある王様だと思ってたけど今回も終わるころ頁に出てきて、ネタばらしとな？次巻気になります。

先まで知って読み返してみると、下剋上というタイトルどおりここからずい分遠くまで行けたものだと思います。予想外の出世の仕方。そのスピードもすごい。
１部ではマインの心情に寄り添うより（気持ちはわかるんだけどもーと）、周りもたいへんだよねぇの思いも強かった・・。それが成長して家族への思いの切なさなどが加わっていくと、もっと入り込んで同情するようになっていきましたね。

まずこの湖の中にある孤島の魔女の庵というロケーションからして好きなので、フルカラー良いですね。
そして好きな人の訪問回数を長引かせたい乙女心、可愛い。

印象に残るのが手作り工夫のパルゥケーキとレース編みの髪飾り

それからパルゥの木の存在の不思議さ。

ルッツの面倒見の良さ忍耐強くてすごくいい子。

最初はこの表紙タイトルからどうやったら魔法使いに繋がると予想できるのよ（笑）って思いました。
ガーデニング視点からも憧れの西洋の街並みで、まず背景から楽しんでしまってます。

月明りの下の夜の庭探索というのが素敵。
ちょっと気難しい先生、自分だともっと落ち込んでしまいそう、柔軟に受け止められる主人公の心の在り方がいいんだと思う。

まぁ殿下の思いのほどはわかったけど、繊細なのもいいけど決闘でもう人を殺めてしまった重さとちょっと合わないですね・・気弱げな印象のが強くなって情けなく思ってしまった。

隣国の王族ですかー跪かれて謝罪、読む方は気分は悪くないけど、今になってわかったのかとそれもまた虚しいでしょうね。

ただの流行歌と思われたものに、思惑が絡んでの何かしらの策略だとはこれは怖い。
それとアルバートの登場はどちらかというとしょうもない人だなぁと思ってしまう・・。

いちずなヒパティカがとっても可愛い、舌足らずな話し方もそれはそれでいいし抱きついてくるのも嬉しいけどな・・。
それに比べて後半の殿下のポエムは正直どうでもいい（笑）。

舌出し毛玉ちゃんの時はあんまり・・だったけど、グリフォンともなれば気分は違います、増してや〇〇～で。
青紫の可憐な花、雪割草のイメージと思って調べたら、ヒパティカってほんとにその英名らしくて、うんいい命名。あの花の色私も大好きです。

ごく普通の世界の令嬢ものとして読んでいたので、ここから魔女修行の話になるの？は正直面倒くさい・・とこの時は思っていた。
でも先を知ると修行というほどではなかったし毛玉ちゃんの成長が可愛くなった。

１９年もの長い月日を、国の勝手な都合で拘束されてきたことになるんだものねと、そこから開放されるんだと天啓が降って来るようなシーンの演出が好みだった。

今回もマイン前世の知識を有用に活用し過ぎでした。コミカルな描写があちこちにあって笑えるのですが、読み通してみて後まで残るのはルッツに向けて磁石のように惹きつけられるマインの姿だったかなぁ(寂しいの我慢してるんだなぁと）。お屋敷のおかえりなさいの挨拶に家族を思い出す一コマの挿入にもぐっと来た。

サイは落ち着いた人柄に見えるし彼が味方してくれるのは、なんだか安心感がある。

おまけページのラヴィの一日、がけっこう読み応え感じられるというのか見るの好き。

この王様ならば、もう少しバカ息子をどうにかできそうなものですねぇと思わずにいられないけど、まぁ認めてくれてるのわかって良かった。

１話目ではただひたすらに搾取される立場の主人公をこちらも耐えて読むかったかった、酷い婚約者だと思いながら(しかも自分の首絞めるようなものなのにねぇというバカ）。ここから早めの挽回を望みます。

エリック目線、エリックの気持ちの変化がわかって良かった。解釈がちょっと思わぬ方向へ行ってしまってるけど好都合ーーなのかどうか。

エリックからリリアへの眼差しを、虫を見る時に例えたのに笑う、それはさすがにあんまりだと思うけどわかりやすい。

猫を前にしてのシーンが好き。こういう何でもないやり取りが入ると(筋に関係はないけど)ぐっと親しみが増すし、手書きで目立たないにゃぁからのコマも好き。

表紙だと主人公がもっと濃いキャラのように思えるのですが中の絵の方が好きです。元は確かにかなりのアクの強さだったみたいだけど転生を自覚した今は柔らかい雰囲気で好感もてるタイプに。

絵がとても綺麗なので聖女の物語らしく語られる伝説に似合う、教会も素敵。困ることにシエナさまのキャラデザがかなり好みなんですよね。

重要人物ベンノさん登場。コリンナさんも初出だったか。おまけのＳＳは後の巻で出るフリーダが洗礼式を見ていて、トゥーリの様子、髪の艶とか髪飾りに目を惹かれるエピソード。

マイン貴族院へ。制服が一人ひとりのセンスとアレンジでちょっとずつ違うのも見る楽しみの一つです。新たに加わっていく側近たちも個性の違いが佇まいなどで描き分けられてるの良い。

サラの持つやわらかい雰囲気がいいですね。
悪役アイリーンへの報いはそう来たか、となりました。新しいパターンだったかも。でもこれに凝りて終わりとはならなかったようでまだまだ不穏・・。

主人公の名無しの精霊とは？が一つのポイントになってくると思うのですが、次巻以降で登場はしても正体はまだまだで明かされるまでは焦らされるよう。いろんな精霊の登場が見られて嬉しいしエイリエルが素敵だと思ったのに契約主がそんなに簡単に制御失うとはなぁ・・とちょっと下がる⤵。

婚約破棄の場で言った台詞が(顔がいいって・・)前世の人格としてもそれどうなの・・と自分は笑えなかったですが、それ以降の場面はすんなり読みやすくて入り込みやすいストーリーでした。
コミカルなコマの演出(どうぶつ、なぜそこにレッサーパンダ？とか)が可愛くて親しみがわく。

キューピッドの役となった公爵様のキャラクターが気になりますねー。ひとクセはありそうだけどいい人そうだし。
今回心獣ちゃんが出ずっぱりで嬉しい。

夫婦仲をニヤニヤ見守る部下のオリバーくんの存在がなかなか好き。
王女さま初登場けっこう可愛いと思ってしまったけれど・・きっと妹みたいな守るべき存在とかそういうオチにしてくれるんだろうか。

結局居心地の良さって、人柄、人と人との相性になってきますよね。初対面失敗しても受け入れてくれそうな人達で良かった。

図書館でなく本の家ってちょっといいな。

１話目だから、まずは田舎の人情とのどかさのいいとこどり。のんびり休めた朝や縁側で猫とのひなたぼっこ、雰囲気伝わります。
苺の形は悪いけどお尻が分かれてるやつって１番おいしいって聞いた事あります。

ひっそりいい事をやってあげるそのきもち、なんかわかる、石をどけるのはいいなぁと思った。

お次がいきなり着ぐるみになっていて・・暑さは大丈夫？気をつけて。

オリバーを筆頭に違った趣の男性陣が素敵です。オリバーのまんざらでもなさそうだったりテレる表情がいいですねー（笑）。
その分いじめ役の女性たちが怖い・・やっと妹から逃れられたのにまた・・となった。

眼福

ず～っと気になっていて、期待どおりでした。
もふもふって何でちょっとサイズ変更(大小とも)しただけでこんな魅力的な話になるのでしょう、非日常ー？
この部屋主くんのリアクションはそのまま自分だろうなと思いながら読みました。

どういうタイトルだよ・・という通り導入部は壮絶な始まりですが、ずっと恨み節だと疲れるのでそういうわけじゃなくて、絵は綺麗だし二方向の(いや三方か)殿方から素敵なドレスが届いたりとツボは抑えてありました。

ヒロイン可愛いです。不平不満も言わず自分もこういういい人になってみたかったー。
からかい好きらしい王太子殿下と旦那様のやり取りも好き。

最初パピプペピニュさんが不思議ちゃんな話かと思ったのですが、なんだろ作品全体のこの不思議空気感。学生生活と青春の詰まった感じの口絵とか扉のイラストがとてもとても好きです。

モー子さんってどこからなんでモー子さんなんだっけ、と振り返って読んでみるんだけどきっかけ１巻の手書き文字でモーモー言ってるというところだけ？本人に断っても説明してもいないの？

敦賀さんが重要度増してきた。石のコーンについてと、坊としての初やり取り有り。

う～ん人がいいだけにかなりズレてるこの主人公が、悪女になるのはまず無理でしょう・・。それが可愛いと思えれば楽しめるし、自分にはむず痒くってなんだか・・（笑）。

やっと名前がわかった。サイラスさんて言うんですね、彼の表情がなんか可愛らしくて気に入ってるので評価つけるけど、ほんとは短すぎて内容２話ずつ読ませてほしいくらいです。

ぐいぐい来すぎて近いし言葉選びもおかしいし、公爵さまが出てからぐっとコミカルになりましたね。
ほっとして泣いてしまう主人公の気持ちがわかるなぁ。

1,2と扱いが酷かったので・・公爵さまの都合のいい三段論法に安心して笑ってしまった。目覚めた主人公に話しかけてくれる男性の表情が可愛くて好き。

アフターエピソード

敦賀さんの仕掛けたクイーンローザ物語に拍手。ロマンチック！でキョーコばかりか私の好みにもピッタリ。アイディア素敵ですねー（失くさず良く届いたよねのツッコミはあるけれど）。

飛鷹

バレンタイン騒動、kissと怨キョとか精神表現の嵐（笑）。その中でモー子さんと飛鷹くんのちょっとしたシーンが新鮮味あって良かった。男の子の成長なんてあっという間だし、この二人ほんとに将来的にお似合いになるのかも？

20頁から後を

処刑シーンはけっこう残酷に描かれてショッキングなシーンあり。苦手でも読みたい人は２０頁以降が時が戻ってからになります。
キャサリンいい表情の時は綺麗なんだけど悪人面もなかなかに怖い・・。

雪豹の精霊とはいいセレクトだなぁ可愛いなぁと喜んで読んでいたけど、最後のページのギャンヌ夫人のインパクトにやられた感じがしました。次巻お手柔らかに～お願いしたいです。

元ネタになるだろう映画のレディホークが大好きでした（あちらは鷹と狼）。そこへ和の怨霊退治のようなテイストが加わったもの。朝と晩で人と獣姿が入れ替わりになってしまい、交替の一瞬だけしか互いには人の姿で会えない恋人の切なさが味わえます。

あぁやっぱり悪用の罠もありましたかーという感じ。エリカについての方は家族の過去は垣間見られたけどページが足りない、もう少し先が読みたかった。