あらすじ
【離縁から始まる逆転ラブファンタジー】
次期国王・カロル王子の妻として懸命に尽くしてきたヴェラは、ある日突然、ヴェラより役に立つ相手と結婚するのだと、離婚を告げられる。
僻地に追放されてしまったヴェラだったが、王妃教育や慣れない公務から解放され、自由な生活を満喫し始める。
そんな中、任務でヴェラの屋敷を訪れた、元王子のアランは、屋敷の周辺のとある変化に気付き…?
何もかもを無くした令嬢が、秘めた能力で新たな居場所を築く、逆転ラブファンタジー。
感情タグBEST3
匿名
4
四季をつかさどる精霊たちが気まぐれに人間に加護を与えることでその人物は季節を象徴する力を持ち周囲に影響を与える世界で王家は一族に加護持ちを迎えたがっていた。
ヴェラは親族が春の精霊の加護を持っていたことから次期国王であるカロンの妻になるもその親族がなくなったことで王家は加護を受け取れなくなっていた。
カロンはヴェラに代わり夏の加護を持つ大臣の娘と結婚しヴェラは妻の座を下ろされ両親からも見放されたヴェラは祖父母がかつて住んでいた雪がやまない辺境の屋敷に一人住むことになる。
その後彼女のもとを訪れたアランはかつての国王候補ながらも冬の精霊の強すぎる影響力のせいで王族の地位を離れ今は一人生きているのだった。
精霊の加護を持たないヴェラだったが彼女のそばにいると常に感じている寒さを忘れるとアランは言い出した。
その後もアランはヴェラの監視もふくめてたびたび屋敷を訪れるようになり…。