【感想・ネタバレ】やなりいなり(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃日本橋通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。妖たちが大好きな食べものの“れしぴ”も付いて、美味しく愉快な「しゃばけ」シリーズ第10弾!(対談・福田浩)

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ネタバレ

かなめさんと若だんな上手くいって欲しかったんだけどなー
やっぱり知らない人になっちゃってた。
今回は大きな事件は起きないで、小さい事件が目白押しな感じ。それでもやっぱり面白いしゃばけシリーズ。
好きだわー

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2020年12月19日

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ネタバレ

レシピ付きの物語。
今回は恋にまつわる話がメイン。
藤兵衛旦那失踪物語は、微妙な回な気がしないでもないですが、長いシリーズそういう事もある。
次の巻も読むでしょう。

0
2020年11月04日

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ネタバレ

『こいしくて』
一太郎の周囲に集まる病の神様と時花神。通町で巻起こる恋愛の騒動。橋に結界をはる橋姫が消えた京橋。

『やなりいなり』
一太郎が寝込む離に現れた幽霊。昼間から現れる不思議な幽霊。薬に執着するが何故幽霊になったのか?駿府から江戸にやって来た盗賊団。幽霊・猪吉が川に投げ込まれた理由。

からかみなり』
一太郎の父親・藤兵衛が三日間も長崎屋に帰ってこない。様々な想像をするアヤカシたち。通町で起きる小雷。藤兵衛が連れて帰ってきた子供の正体。

『長崎屋のたまご』
空から降ってきた玉。家鳴が遊んでいる内に外に飛び出してしまう。玉を追う家鳴たち。長崎屋にやって来た百魅。玉と落ちた九十八魅を探しにきた三十魅。百魅と三十魅の兄弟喧嘩。まだ姿を見せない九十九魅。

『あましょう』
栄吉の働く安野屋で喧嘩をする五一と新六。勝手に房州に行った五一を責める新六。新六の妹と五一の破談。新たな妹の縁談のために見映えの悪い女と縁組みする新六。新六の嫁になるおえんに迫る人伐りに刺される五一。

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2015年02月12日

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ネタバレ

2014/12/18
前に読みかけていた磐音を追い越してこちらを先に読み終える。
レシピがかわいい。
やなりいなり食べたいねー
最後の話がほろりときた。
栄吉だって心配してるんだよ。
大事な人が死んじゃうのはどうしてもいやだよ。

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2014年12月21日

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ネタバレ

やっぱり、馴染んだシリーズは、すぐに世界に入れてホッとします。
最後の話が一番好きかなあ。
若だんなの親友の栄吉、懐かしいです。
懐かしい、とか言っちゃうほど、登場がまれになってきたってことでしょうか?
いつまでも友情が続いて欲しいですね。

で、橋姫様が気になるんですが・・・
この話、まだ引っ張りますかね?

お料理レシピも、面白い趣向でした。
やなりいなりを作りたいけど、顔が難しそうだな~
レシピが載っていない、本文中の若だんなのご飯も美味しそうです。

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2017年06月02日

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簡単にまとめると
京橋の橋姫が恋をすることで通町が大混乱に。
落語の粗忽長屋が本当に。
長崎屋の旦那、藤兵衛が三日も帰ってこない。若旦那はなんでかと考える。
空から青い綺麗な玉が落ちてきた。鳴家たちが触って長崎屋の外へ飛んで行って大騒ぎ。
親友とその元許嫁の妹、そして自らの許嫁とその持参金で大騒ぎに
といった五つのお話し。
なんか説得力がないというか切れがない感じ、それでも粗忽長屋もどきが良かったかな。

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2023年01月20日

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