【感想・ネタバレ】三河雑兵心得 : 18 退き口仁義のレビュー

あらすじ

天下分け目の戦いは大勢を決し西軍が総崩れとなる中、島津隊があろうことか家康本陣へ突進。鼻先をかすめて走り去った「敵中突破」に激怒した家康は島津義弘の首を獲ってくるよう茂兵衛らに厳命する。だが薩摩武士の凄まじき「捨て身戦法」に大苦戦し、勇猛な本多平八郎や井伊直政までもが負傷。そして追撃戦の疲れも抜けぬ茂兵衛にまたも殿の厳命が。「官位をやるから大坂城に居座る毛利家と直談判してなんとしても追い出してこい」。いやそんな無茶な!? 戦国足軽出世物語、まこと大出世の第十八弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

関ケ原のもう一つのクライマックス。薩摩・島津軍の中央突破による退却……そんなイメージしかなかった島津の退き口。しかし、家康本陣に迫るさまは、茂兵衛に桶狭間の戦いを彷彿させた。経験はないものの、今川義元の最期を同時代人として知る者には、さぞ肝を冷やす光景だったろう。幸い家康は無事だったが、追撃戦を命令され、薩摩の捨て奸=死ぬことを前提とした恐るべき少数の殿軍との戦いが繰り広げられる。島津義弘を取り逃がした後の大坂城引き渡しに、家康の名代を命令された茂兵衛に、中間管理職の悲哀を感じずにはいられなかった。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

捨てがまりを物語として読むとなかなか。。。
今回は各軍の忠誠心を感じるエピソードが多かったような。
巧妙なボスマネージメントも感じる、サラリーマン的な内容も感じられたかな。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

シリーズも最新刊に追いついたせいか、前回の小六の死や福島正則との悶着などを忘れており、そのせいで楽しみは少し欠けてしまったかもしれない。
 今回の見所は島津の退き口と毛利との交渉。前者は徳川側にとって不幸なオチであることを知っているだけに少し切なさを感じる(井伊直政、本多忠勝)。ただ退き口は、戦場を切り抜けた場面がクライマックスと思っていただけに、捨てがまりの壮絶な戦法に苦しめられる場面は戦場の生々しさを感じた。
 後者の毛利交渉は茂兵衛の総集編といった感じ。娘婿にも指摘される人の良さ全開で、危うい戦後処理を爽快に潜り切る。
 年齢的にも関ヶ原がクライマックスと思っていたが、もう少し続きそうか。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

関ヶ原の合戦は三部作で終わらず、最後の島津との戦いでやっと終了。島津の撤退戦は史上有名な戦いで、死に兵となって殿様を守り、薩摩まで逃げている。徳川方も島津以上の大軍で名将達を投入して大きな犠牲を払って失敗している。この戦いに茂兵衛の部隊を投入し、詳細にこの戦いを描いている。
その後の大阪城での茂兵衛の毛利との交渉場面もあり、何とか三千石の加増を貰い、八千石の大身に成り上がってチョット安心。吝い家康も多少の感謝はあったよう。大名までもうすぐだが、架空の人物でもあり、昇格となるのだろうか?

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

18巻まで話がすすむと雑兵ではありませんが面白いことに違いはありません、島津の退き口迫力ある文章でした。

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2026年06月13日

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