あらすじ
摩緒を憎む3人目の兄弟子・不知火、襲来。
刺客に襲われるも菜花のおかげで
一命をとりとめた摩緒。
摩緒の急所を突き、追い詰める黒幕の正体は
3人目の兄弟子・不知火だった。
5人の実力者が指名される御降家の後継者争いにおいて
ふさわしくない印象の彼が生き残っている。
その真相とは一体…!?
感情タグBEST3
作成の技術などは無知なのですが、高橋留美子先生の作品はどれもスマホでの読みやすさも最高です。
絵やセリフの密度が高すぎると小さい画面では読みずらい。
サクッと見れないし、一気読みもできない。
その点、MAOでもなんでも、高橋先生のものは、抜くところは抜いて、描くところはしっかり描いて、さりげない表情、個々のシーンの笑いや緊迫感がこの上なく絶妙。
仕事の合間の息抜きに最適で、しかも何度読み直しても読めちゃう。
もちろん、ストーリーもキャラも一品です。
妖が生き生きと描かれていて、なんだか人間より楽しそう。私も妖になりたいなあ。
今はまおの出生の謎が気になります。師匠(御降家)との関係は?
真砂と華紋はどうなる?
先を読むのが待ち通しいです。
Posted by ブクログ
病猫の印象ががらりと変わった5巻。
寧ろ今脅威なのは兄弟子たちだろうという。
その割に、前巻までに登場の兄弟子たちは摩緒のところで寛ぎすぎだけど。
いや、あんたら、命を狙う狙われる立場なのに、何なのその和みっぷりはという。
安心感すらあるぞ。
朽縄さんなんか、あっさり仲間になってないか。
(引っ張らなくてよかったけれど)
黒服の令嬢はやはりなという相手だったし、『犬夜叉』同様、ドロドロの三角関係になってきた気がする。
今度の敵は水に金属性相手。
不知火は足にダメージがなかったことといい、彼女が生きながらえていることといい、高橋先生お得意のあのジャンルに行きそうな気がして、今からワクワク待機していたり。
謎が謎を呼ぶ展開も相まって、本当に面白いシリーズです。
次は10月。
発売早くて助かる!