あらすじ
誰が紗那を殺したか…九百年前の謎に迫る!
焼け落ちた宝物殿、殺された紗那…
隠されていた九百年前の闇が、
少しずつ姿を現す。
そして再び相まみえるは、
延命の庭の芽生。
少女を支配する、
激しい憎悪の正体とは――
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Posted by ブクログ
久しぶりに読んだ続き。
この巻では紗那を殺した犯人がわかったこと、延命の庭の芽生の過去が分かったこと、御降家に一人水の使い手が加わったこと、廃屋の祟りの話が終盤少し、という感じ。
芽生、敵側の人だけど、この人の過去がひどかったせいか、敵討ちが成功した時、つい「よかった」と思ってしまった…。でもこの人、このあとどうなるん?
「MAO」と「犬夜叉」はテイストが似ていると言われますが、「MAO」のほうがシリアス路線が濃いと思います。むしろ「人魚の森」に近い。
これはアニメ化するなら深夜じゃないだろうか。
生い立ちを知ってから、芽生への気持ちが変わってしまいました。以前は何か得体の知れない謎の人物で、冷たそうに思えたのですが、、、。
蓮司の「力のない正義なんて」という言葉もうなずけます。
負のパワーを利用する不知火も、なかなか魅力的に描かれています。
次はどうなるのだろうと、毎回楽しみですが、本当におもしろいです。話の運びかたが上手。
表紙の女の子かわいい
表紙の看護婦姿の女の子かわいいなと思いました。読んでみたらやはり壮絶な人生で、戦前て人権侵害とか児童虐待とかの概念が今よりもなく、怖い時代だったんだなと思いました。
Posted by ブクログ
今回は一気に話が進んだ気が。
少なくとも紗那殺害の犯人は確定か。
かといって、謎は増えもしている訳で。
特に猫鬼が蘇らせた男と夏野さんの件は、依然引っ張ったままだし。
過去の話が明らかになる一方で、今回深掘りされたのは表紙にもいる芽生。
これまた重い過去持ちで。
そんな重い雰囲気を払拭する勢いで明るく軽い新キャラくん。
不知火側の戦力が増える一方なので、摩緒側の戦力増強してほしい。
菜花が地血丸をもっと自在に操れるようになるとまた戦況は変わるのだろうけれど。
今はまだ幽霊に怯えているからね……幽霊のお祓いシーンは和んだし笑った。
ああ、るーみっくワールド的ギャグだなと。
(その他はシリアスの多い巻だったので)