あらすじ
青春漫画の旗手が贈る思春期の眠れない夜。
『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』で
一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコト最新作は、
能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の思春期の夜。
不眠で悩む男子高校生・ガンタは同じ悩みを抱えるイサキと出合い、
放課後に学校の今は物置になっている天文台で、
つかのまの眠りと、秘密を共有するという不思議な関係が始まる……
読めば明るく笑えて、そして彼らと一緒に心地よい眠りに誘われます。
そしてまっすぐに、男の子と女の子の、友達から恋愛への初々しさを描きます。
<あなたの眠れない夜にも、きっと意味がある>
日本人の4人に1人は睡眠障害を抱え、
10代の不眠症も急増していると言われる現代、
くたびれているのに眠れない、つらくながい夜に
「もうひとりぼっちじゃない」と言ってくれる作品です。
※インソムニア=不眠症
眠れない高校生の青春ラブコメ。
原因不明の不眠症に悩む、高校生の中見丸太は体調不良からくるイライラもあり、クラスに馴染めずに毎日を過ごしていた。ある日、文化祭の準備中に、今は物置と化している天文台でこっそり寝ていた曲伊咲と出会う。実は彼女も不眠症で悩んでいたのだった。
天文台を二人の秘密の場所として共有することになり…。
不眠症を通して2人がだんだんと惹かれあっていく描写が素敵です。
誰しもこんな青春送りたかったと思うハズw
実は伊咲が病気を抱えていて…、今後どう進展していくのか気になります。
また、舞台は石川県七尾市で素敵な街の風景も多数描かれています。
既に聖地巡礼イベントも開催されていますし、バンド「マカロニえんぴつ」とのコラボもするなど、マンガ以外にも楽しめる要素が多いです。
TVアニメ&実写映画化決定!
『猫のお寺の知恩さん』『富士山さんは思春期』のオジロマコト原作。
感情タグBEST3
眠れない寂しさが繋ぐ関係
不眠に悩む高校生が知り合い、夜の散歩を楽しんだり、天文部で星の写真を撮ってみたり。私も寝付きが悪いので、不眠友達がちょっとほしくなりました。
お話はカテゴライズが難しい感じでゆったり進んでいくので、スピーディーな展開が好きな人はちょっとじれったく感じてしまうかも。とにかく主人公のふたりの友達以上恋人未満なやりとりがかわいくてかわいくて。まわりの人もマイペースなたたずまいなので、疲れてる時に読むとめっちゃホッとします。
少しずつ知名度が上がってきているので、もっといろんな人に読んでもらいたいな、と思います。
読んでいて爽快
はじめてこの作家さんの作品を読ませて頂きました。不眠症という同じ悩みを持つ高校生の男女のお話。独りで病に悩み苦しんでいたが、ある日、同じ悩み持つ理解者が現れ、すこしずつだけど人生が好転する(しそう)、という前向きストーリーは、やはり読んでいて爽快。全体をとおして、病の辛さは伝わってくる一方で、キャラクターが表情豊かで悲壮感を感じないのが読む手が止められなかったポイントだったと個人的には思います。独りで抱える悩みは高校生に限らないですし、多くの人が共感できる作品ではないでしょうか。
めちゃくちゃよかった。泣いた。
アニメを観たときはそこまで魅力を感じなかったのですが、原作マンガは絵柄もコマ割りなどのリズム感・スピード感もストーリーとぴったりマッチしていて最高。
高校生の恋愛ものの王道を突っ切られてしまった。
青春
今さらながら初読み。
不眠症の高校生男女が出会って恋に落ちる…という流れの話。
ただ、基本的には普通の日常風景が続き、劇的な展開があるわけではない。
そして、それがいい。
高校生の何気ない日常と、そこにある友情と恋愛感情。
多くの人が体験した事のある、もしくは憧れていた世界がそこにある。
非常にリアリティがあり、七尾へ行けば今も彼らがいるんじゃないかと思うほど。
これは人気が出るのも納得の、名作の1つだと思う。
不眠の辛さがつなぐ関係
周囲に不眠に悩むことを隠している高校生男女が、偶然お互いの事情を知ってしまったことから始まる、青春群像劇です。
この作者が描く人間関係は、エモさの塊ですね。セリフなしの大ゴマの使い方が上手い!主人公にやや癖がありますが、それも巻が進むごとに丸くなってきて、逆に応援したくもなってきます。
悩む人の秘密基地
不眠症は、経験がある人なら、夜の長さと焦りが分かる。
辛さを共有出来る人。
辛さに気付かず、批判の言葉を口にする人。
等身大の悩みに、嬉しくなったり。
恋愛の予感に、ドキドキしたり。
不眠症の2人が天文台で出会う
作者の「富士山さんは思春期」が良かったのでこちらも手に取りました。
主人公は2人とも不眠症に悩む高校一年生。
学校の天文台で出会い、夜を楽しむ会を結成。
そして、安らぎの場の天文台を守るために天文部に入部。
どことなく訳ありな感じの2人。どんな過去があったのか?
ここからどんな青春ストーリーが展開されるのかとても楽しみです。
不眠症
病気を主に添えて、それに苦悩する青春物はよく見かけるけど、身近な病気をテーマにしていて作品がより身近に感じられた。
倉敷先生がイケメンだった。
普通の平凡なしかし不眠症に悩む
同じ作者が書いた「..知念さん..」や「カテキン」を読んだことはあったが、この作品はそれらより遥かにいい。高校生思春期の甘酸っぱい感情 心理状況を実に巧みに表現している。ありふれた美男美女の組み合わせではなく、ごく普通の平凡なしかし不眠症に悩む二人 という構成がとてもいい。
期間限定無料版
期間限定無料版でお試しで見てみました、当たりです。
夜に眠れない境遇がおなじ2人のお話で、とても青春がつまっていて甘酸っぱくほんわかした気持ちになりました。距離感がもどかしく、今後の進展が楽しみです。購入して続きもみたい作品となりました。
もうエモい、、
台詞を多用しなくても作り出せるエモさがこの作品には溢れている。
作者の他の作品もオススメだが、エモいという意味では漫画の中でもなかなか見られないクオリティ
時々胸がしめつけられるようなほろ苦いエモさあります
匿名
青春過ぎる
これぞボーイミーツガール!と言うか、
10代青春の目線そのままに描かれている作品です。連載の方を読んでいて大好きな作品だけど、実は単行本には手を出すのを様子見しています。
理由としては、ヒロインのイサキが心配で悲恋エンドを警戒してのことです。
中見とイサキしか勝たん!
いつかくる最終話を見届けてからて、一気に単行本揃えたいと思います。
眠れない
眠れない2人のお話。使われてない天文部の部室でのお昼寝はなんだか羨ましいです。2人の曖昧で居心地のいい関係性に目が離せません。
めっちゃ好き!
不眠に悩む二人の高校生の部活&ラブストーリー。
キャラクターも個性的&魅力的で背景も綺麗で物語に引き込まれる。
主人公の二人だけでなく、彼らを取り巻く人たちも良い味を出してる。
最高です。
すごくいい
青春ラブコメ風だけど、能登の落ち着いた雰囲気もあってノスタルジーでいい感じ。
次巻以降も購入していこうと思います。
天文部
作者、勝手に男性かと思ってました。失礼しました
まだ1巻しか見てないけど、初々しい二人いいね👍
どんな感じで望遠鏡が絡んでくるのか楽しみです。
大昔、田舎の高校の天文台で見た土星の環の美しいさに感動したのを
思い出した。
倉敷先生の再登場どんなふうに絡んでくるのか楽しみ
Posted by ブクログ
オジロマコトさん、2019年新作!
不眠で悩む高校生・丸太と、同じ悩みを持つ
クラスメイトの伊咲。偶然出会ったふたりは
学校内の「秘密の場所」を共有することに…。
オジロマコトさんは、こういう少年少女の出会いと
細やかな想いのやりとりを描くのがほんとに巧いですね。
今回も、まだ初巻なのに、大きな事件も起こってないのに、
伊咲のふとした仕草や表情の魅力に
丸太と一緒にどきどきしてしまっています(笑)。
ふたりの不眠症生活は、この先どうなるのでしょう。
倉敷先生の存在感もいい感じですw。
Posted by ブクログ
雑誌「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていたオジロマコトの「君は放課後インソムニア」の第1巻です。2023年にTVアニメが放送、劇場版が公開されました。不眠症に悩まされる中見丸太と同じく不眠症の曲伊咲が使われていない天文台で出会い、秘密を共有する。アニメも実写も良かったけど、そもそも原作が素晴らしい。本巻では2人の出会いから天文部の発足までが描かれます。セリフではなく絵の見せ方で進んでいくのが良い。倉敷先生が理解があって、2人の安心できる居場所として天文部をしっかりと見守ってくれている感じも良い。
匿名
オジロマコトのこの作品、青春漫画とはまたちょっと違った雰囲気で、すごく新鮮でした。不眠症の主人公たちのちょっと不思議な関係性が面白い。お互いの秘密を分け合ったり、一緒に過ごしたり。読んでるこっちも明るくなるし、なんだかほっとするような気持ちになりました
不眠症と天文部
私の高校にも天体望遠鏡、ありましたが、そういえば天文部ってなかったような。
不眠症は私も経験があり、眠剤、いまだにずっと服用しています。不眠症同士のお2人、天文部として果たしてどんな活躍をするのでしょうか。
猫も含め、リアルなタッチの作画がとても丁寧で、良いです。
繊細な描き方
夜空の星の美しさと 昔なら不眠なんて無縁と思われていた高校生の今が 長くて辛い夜の暗闇との対比で描かれているようで 現代的で抒情的な作品に感じました。
Posted by ブクログ
ただ天文部で青春してる漫画ってだけじゃなくて、そこに眠れないっていう不安を共有できる仲間であるっていうことがプラスされてることがむっちゃ味を出してて、かなり好き
Posted by ブクログ
1-8話収録。
不眠症を抱える中見丸太が偶然天文部の部室で出会った
同じ悩みを持つ曲伊咲と出会い、時間を共有するようになる。
雰囲気がとても良くて、爽やかだが
不眠症に悩む本人たち、理解の無い周囲なども
描かれていく。
筆者のお母さんが旅で訪れて良かったと言っていたから
舞台になったという石川県の町の空気感が良い。
寝られない時間を2人で夜道を歩いて過ごして
「じゃあまた今日」と別れるのが可愛かった。
曲がいると学校に行きたいって思う、という丸太のモノローグもシンプルだが響いてくる。
解決に直接結びつかなくても、
楽しいこと、目的ができることで救われることもある。
お互いが、相手といると落ち着けると思い始めている様子。
先生の計らいで天文部として活動することにもなり
この先どう展開していくのか楽しみだ。