あらすじ
気になるあの子と真夜中の街を散歩する――
誰しもある、くたびれているのに何だか眠れない夜、
気になるあの子と2人で真夜中の街を散歩する――
『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』のオジロマコト最新作は
能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の思春期の夜。
<各界のクリエーターから絶賛の嵐!>
教室で笑いころげたり、気になるあの子にグッとくるあの高校生の日常、
精密な筆致で描かれる青春の風景と、
高校生たちの活き活きとした表情のなかにも
あやうく切なさを感じさせるこの物語に各界から注目が集まっています。
※インソムニア=不眠症
眠れない高校生の青春ラブコメ。
原因不明の不眠症に悩む、高校生の中見丸太は体調不良からくるイライラもあり、クラスに馴染めずに毎日を過ごしていた。ある日、文化祭の準備中に、今は物置と化している天文台でこっそり寝ていた曲伊咲と出会う。実は彼女も不眠症で悩んでいたのだった。
天文台を二人の秘密の場所として共有することになり…。
不眠症を通して2人がだんだんと惹かれあっていく描写が素敵です。
誰しもこんな青春送りたかったと思うハズw
実は伊咲が病気を抱えていて…、今後どう進展していくのか気になります。
また、舞台は石川県七尾市で素敵な街の風景も多数描かれています。
既に聖地巡礼イベントも開催されていますし、バンド「マカロニえんぴつ」とのコラボもするなど、マンガ以外にも楽しめる要素が多いです。
TVアニメ&実写映画化決定!
『猫のお寺の知恩さん』『富士山さんは思春期』のオジロマコト原作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
9〜18話。
たった2人で天文部の活動が認められたのが先生の計らいで特別だったのかと思ったが、
話を聞きに来てみた白丸先輩も1人で活動していたようだ。
物置にまた戻らないように見に行くと言ってくれる。
星空写真コンテストに応募しろと先生に言われて
端角だけだと答える丸太。
恥ってただじゃんと答える先生がはっきりしている。
俺でも撮れるのかなと心動かされている感じが良い。
「夜しか撮れない星空写真をさ、夜、眠れない俺たち2人が撮るんだぜ。なんかすごいよな。」
そんな会話をしている丸太と伊咲が、とても良い表情をしている。
絶対一緒にお出かけしたい猫のロロがとってもかわいい。キャリーバックに入れられてとても誇らしげだ。
お鼻でツンとされてスマホを誤操作してしまうのペット飼いあるあるだと思う。
すごい写真が取れてそれをすごいと言ってくれる人がいて
先輩にとっても嬉しいし、眠れない後輩2人にとっても長い夜に見せてくれるきれいな写真と未来への展望が素晴らしいと思う。
受川くんも良い子で友達思いで、見ていて安心できる。
2人に気を遣って立ち去る受川君も、自分の部屋なのに入れない先輩も可愛らしい。
深夜徘徊と言っても丸太は不良行為ではなく
夜空の写真を撮るというちゃんとした目的があるのに
一緒くたに羽咋に注意されるのが納得いかない。
体育教師らしく脳筋で、日中動けば夜眠くなる、
健全な生活をしていないから夜眠れないんだという言葉
本人は本気でそう思っていて悪気がなさそうなだけに
余計に腹立たしい。
前までの丸太なら、流していたかも知れないけれど
伊咲の存在もあったから怒鳴ってしまったのだろうと思う。
一方伊咲は家庭科で作ったエプロンの端切れをみんなからもらい集めて、
ずっと曇りで写真が撮れない丸太の為にてるてる坊主を作っている。
宿泊研修や修学旅行で、羽咋みたいな先生一人はいたな
と苦々しい気持ちで思い出す。
本当にこういうやつ、邪魔だった。苦笑
やましい気持ちでなくみんなで騒ぎたいのに。
翌朝も男子だけもう一周走らされるし、丸太にさぼるなあまえるなと声をかけてくるしでイラつく。
眠れないこと自体も辛いし、眠らなきゃと思うからどんどん辛くなっていくのに、
「変」と言い放つなら何故変なのか、どうしたら変じゃなくなるのかまで面倒を見て欲しいものだ。
疲れるだけ疲れて、眠れない丸太、だからこそ
雨が止んでいることに気がつく。
声を掛け合った訳でもないのに、
「もし夜晴れたら、星の下の砂浜で会うの」
という約束通り、伊咲が待っていて嬉しくなった。
丸太は写真を闇雲に撮るんじゃなく、数値のメモをきちんととっていて、真面目に取り組んでいて偉い。
折角ちゃんとやっているのに、誰も邪魔しないでほしいと思いながら、2時間も待たないといけないのでハラハラしてしまう。
待つ間寝ようという話になって、
眠りたかったはずなのに、伊咲と一緒にいると寝るのが惜しくなるのがきゅんきゅんする。
倉敷先生が他の先生たちをお酒で潰しておいてくれているのがまた良い。
臨海学校@千里浜
不眠症の2人が入部した天文部。
先輩の白丸に教えてもらいながら星空の写真を撮り始める中見。
第1巻では、不機嫌だった表情が段々動きだす。
曲は、友だちに囲まれ笑顔ながらも、薬を服用。
そんな2人は、学校行事の臨海学校で千里浜へ。
生き生きとした高校生活の描写で懐かしい気持ちになります。
3巻も楽しみです。
二人の関係
単純にみれば、早く付き合えよ、になるけどお互いがかけがえのない関係に見えて、単純にそう言えないところが好き。
本当の部活動の必要、あがる。「心地いい場所」欲しさのわりに天文写真に取り組んでるガンタ。イサキもお互い意識始めてあらら。砂浜が間に合ってよかった!綺麗な場面。
エモい
丸太くんの「夜しか撮れない星空写真をさ、夜、眠れない俺たち二人が撮るんだぜ。なんかすごいよな」というセリフが刺さりました。
すてき
透明感のある青春マンガって感じで結構好きです。
ふたりが幸せになれるといいなぁと思います。
続きも楽しみです。
天文部の本格的再開
千里浜、なるほど良い場所を見つけました。作者も能登半島ご出身なのでしょうか。
天文部を再発足させても活動内容が分からないので、OGに天体写真の撮り方を教わり、臨海学校では夜、2人でテントを抜け出して撮影を。
お互い、添い寝をしたりしていると、眠れるようです。
出てくる教師、案の定というべきか、不眠症の原因等を理解する気のない体育教師だったりですが、顧問になった養護教諭の倉敷先生は良いです。写真撮影の話とかは普通に勉強になります。
OG・白丸さんのソロキャンプ仕様も様になっていました。
気持ちが近づく
高校生という若さで眠れないなんて やっぱり何か理由がありそう、という気持ちで読んでいたから そこについても丁寧に近づいていく感じで 読みやすいです。二人の気持ちも 同志、という感覚から少し近づいてきています。
Posted by ブクログ
2023/5/9
ピュアピュアのきゅんきゅん。
花火大会いいよなー。
天文部、本格的に始動。
周りにバレないようにってのもドキドキよな。
19:42
2023/5/12
めちゃくちゃピュアやん。
心臓の音を聞くと安心するって!
さっきまでは寝たかったのに今は寝るのが惜しいって!
8:28
天文部
天文部としての活動で夜の学校に来る理由もできる。
いさきといっしょだったら寝れるのに臨海学校では寝れないって他人が聞いたら甘えだっていうだろうなw