あらすじ
新将軍“選”開始!?新九郎に無職の危機!
駿河から帰洛し、近江に出陣している将軍・義尚に挨拶に向かうも、
門前払いされた新九郎。
そこで、細川政元から「義尚はもう長くない」と告げられ、
自らが押す新将軍候補・清晃(足利政知の息子)の
擁立に協力するよう打診される。
義尚のために自分ができることはもうないのか、と
落ち込む新九郎だが、幼い彼との“ある約束”を思い出しーーー
室町幕府、第九代将軍・義尚の最期。
そして、新たな将軍候補となる二人が
担ぎ上げられる!
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Posted by ブクログ
この巻の新九郎は、大企業に振り回される中小企業の社長のようだ。幼児の北条氏綱が少しだけ出てくるが、特徴的な目つきがきちんと描かれていてよい。ストーリーにデッサンに細かなところまで本当に行き届いたマンガである。歴史好きには是非一巻から読んでほしい。
む
『将軍』この言葉で、どれだけの人物が無念を呑んだのか。
世を、人々を安楽へ導く筈の立場に過ぎぬ『其れ』は
今や阿鼻叫喚への導に過ぎない…
匿名
連続死
新九郎、取次の職は無くしたが、昔約束した馬を届けようとした矢先に将軍・義尚死亡。
世継ぎがいないので、「それじゃあ俺がやる」と前将軍が現場復帰するも三度の卒中の後に死亡。
とりあえず、今出川の息子が継嗣となるが、なった途端に後ろ盾だった日野富子と敵対(厳密に言うと今出川の息子の親父)
身内同士なのにねぇ・・・・・新九郎の一家がこの時代には珍しいのかね
しかし、何故に政元は清晃の枕元で酒を呑んでる?事後か?
なんとも
聡明に見えた義尚がああいう風になってしまい・・・
その後継争いも何とも先行きの読めない展開で。
一瞬だけ新九郎の後悔を表すところが描かれるが、
彼が側にいれば違っただろうか。