あらすじ
新九郎に訪れる数々の別れーー
新五郎が意識不明の状態で、
孫五郎を大将に、龍王丸が陣を張る丸子に出陣した駿府方。
その裏をかき、海路にて駿府館を目指す新九郎。
時遅く、目覚めた新五郎は事態を悟り、
覚悟を決め敵を待ち受けるがーーー
龍王丸と孫五郎。
新九郎と新五郎。
手を取り合って進む未来もありえた男たちの運命が決する日。
それは長きに渡る駿河今川家の家督争いが終わる日で……
先主・義忠の死から十一年。
長きに渡る争いの結末とは!?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
相変わらず面白い
駿河騒動はようやくの決着を見せます。新九郎の苦労もようやく報われるかと思いきや例によって伊都殿に良いように使われる始末。
相変わらずの苦労人ですが、この功績で新九郎への周囲の見方も変わってきたので少しは報われてきたのかも。
現代風に言えば毒親、毒姉と言わざるを得ない新九郎の家族だが、新九郎は良くもまぁこの環境で真っ直ぐ育ったものだと思う
む。
駿河騒動、決着。ま、後味悪いわね。
そっか、果たしてない約束か…
『生きた○ま』ですかな。
今の御所様に伝わるのかな…