あらすじ
話題爆発の第3巻は、整の本領発揮!!
さまざまな真実の狭間で、誰かの思いも見えなくなる――
代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るという、狩集(かりあつまり)家の相続人のひとりである、汐路(しおじ)に頼まれ、訪れた先の広島で、遺言書の開示に立ち会うことになった久能 整(くのう ととのう)。
そこには、失跡した犬堂我路(ガロ)の思惑が働いていた。
相続人候補は汐路と、いとこたち4人。整は次第に身に危険も及ぶ骨肉の争いに巻き込まれて…!?
整の解読が冴え渡り、Episode4の真実に迫る!! 新感覚ストーリー、第3巻!
自分は男だけど、この女性マンガにハマってしまいました!
今まで女性モノのマンガは遠慮していましたが、好き嫌いはダメですね!
・・・何故「男だけど」と言うのでしょうか?
別に男の人が女性マンガが好きでもいいですし、反対に女の人が男性マンガを好きでもいい。
老若男女問わず、どんな人がどんなマンガを好きでも、可笑しいなんてことはありません。
でも、つい言ってしまうような言葉。
皆が言うから、そんなもんだから。
私自身も思わず言ってしまうときがあります。
本作の主人公である久能 整(くのう ととのう)くんは、そんなよくある言葉に常識に疑問を投げかけます。
そして、彼なりの言葉で彼自身の思いを滔々と語ります。
それは刺さる人には痛い程刺さる言葉となるでしょう。
思わず目を背けて知らないふりをしたくなるほど。
それでも向き合って、見つめなおして、考えてみてください。
この作品にはそんな思いが込められているように私は感じました。
ミステリーな要素がふんだんにあり、謎解きのワクワク感もしっかりとあります。
それでもこの作品を『ミステリと言う勿れ』。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
episode4の解決編間近まで収録。長いエピソードは楽しい。今後あんまり長期化すると読みづらいかもだけど。
主人公の語りは毎度面白いけど、特に子育て関連の説教は痛快。
広島編
広島編。とても深いストーリーです。冒頭では、結末の予想が全くつきません。これぞミステリー。
キャラクターがしっかりと描かれているので、苦しくなるシーン、可哀そうになるシーン、多々ありますが、それも含めて「人の業」が描かれており、見事です。
整くんがかわいくて素敵で大好きです。
匿名
前巻から始まった広島編の続きです。遺産相続をめぐる、4つの蔵の謎解きの行方は意外な方向に…3巻も面白かったです。
ドラマより内容が濃い
ドラマを先に見た人は、漫画を読んだほうが面白さが倍増すると思う。登場人物の感情も丁寧に描かれているので、作者が意図する物語の雰囲気も伝わりやすい。現実的には有り得ない内容も、実写版と違って無理なく読める。
八つ墓村
話しのないようが金田一耕助みたい。でも整くんらしいうんちく盛りだくさんでよかった。父親だけ集めてテストした話すごくわかるーって思った。古臭い親父どもに是非読んでほしいわ。
遺産相続
遺産相続ものと言えばミステリーの定番ですが、この作品の遺産相続ものは一味違う。
蔵や家の様子などが次々と伏線回収されていく様は見事です。
ガロくんは殺さないように見張ろうとしていたってことを知り、やはり積極的に人を殺すような人ではないよね…と安心してしまった。「殺人を止めてくれ」と整くんを引き合わせたのか〜と。
匿名
実写化の予習!?
ドラマ化の前に読み直し。
菅田将暉さんが、整くんの魅力を表現してくれそうで楽しみ!長台詞で相手を言いくるめられるのかな。
想像以上に怖い展開。朝ちゃんが悪いとは思っていたけど、整もややこしいかまをかけるなと思った。ただ見ていて飽きないし予想できないから面白い。特に今回の話は巻をまたいでいるからどきどきする。
おどろおどろ?
私好みの(?)骨肉争い的ミステリの様相が垣間見られる広島編。それでも、いとこ達は普通の感覚の持ち主みたいで、安心して読めます。整さんの言葉がやっぱり胸にスッと入りますね。
遺産相続
アフロの大学生が行く先々でいろんなことに巻き込まれその中でなぜか推理力を発揮することになるミステリー?の第三巻。
前巻で広島にある狩集(かりあつまり)家の遺産相続の分配についてのゴタゴタに巻き込まれた久能整(くのうととのう)はガロの代わりに汐路の彼氏として遺言状の開示を聴いていた。
その遺産争いで過去には死人が出たこともあるというのもあって上の階から植木鉢が落ちてくるなどの妨害があったが整と汐路は協力して謎を解くことにする。
その謎は遺産争いをする4人にそれぞれ蔵が一つずつ与えられ「あるべきものをあるべきところへ過不足なくせよ」というものだった。
汐路が与えられた蔵には9体の日本人形があった。
しかしその人形の外見から12か月をそれぞれ表しているものだとわかり、3体足りないことに気づいた。
他の人の蔵には茶碗や皿の入った箱がたくさんあったが、高価なものだけではなく偽物も混じっていた。
その他の蔵にはなぜか座敷牢があった。
相続争いをする4人の他にも代々狩集家に出入りする弁護士志望の青年なども出てきて混迷を極めることになる……。
どんどん話が入り組んでいくが謎を一つずつ紐解いていく過程を読めるのが面白かった。
好きだーー。
やっぱりこの作品が好きです。
3巻は広島が舞台なので、その点も良きです。
広島に魅力を感じます。広島菜と野沢菜がツートップ!超分かる!!!(笑)
犯人は薄々分かりましたけど、犯行の理由が知りたい。本当に掟のためだけだったら
頭がおかしいとしか思えません。昔話を本気で信じる狂った人間たち…。
広島遺言書事件解決間近
2巻末から始まった広島遺言書事件が大詰めです。整くんちょっと子供っぽくコミカル雰囲気ですが、事件について語るときは別人のようです
面白かったです
遺産相続の話でしたが、よくあるような話に1つのおとぎ話的要素があり大変楽しめました。主人公がお喋りでぺらぺらと喋る内容には心に刺さる事が多くあり、不思議とスッキリすることが多いです。全面的に賛同できなくてもこういう意見があるなと参考にできるようなことが多くあり、読んでいてとても楽しいです。すべての謎解きは次巻に持ち越しでした。
旧家の遺産相続どろどろ編かと思いきや、違っていました。
整君、途中でおじさんみたいと言われてショックを受けていたりした場面もありましたが、そこ以外は絶好調で面白かったです
Posted by ブクログ
遺産相続の話の続き。
一族で亡くなった人の共通点が「みんな 天パなんです」には「へっ?!」ってなったが、そこには深い意味があって…
まだ続くので楽しみ。
Posted by ブクログ
遺産相続の話が続く。非常に長編回、そして八つ墓村のかほり。
汐路ちゃんが怖い。この子はここで整くんに会ってよかった。そうでなければ完全にサイコパス殺人鬼になっていた…気がする。
Posted by ブクログ
広島編面白かった。悪い事を義務として教育されるとしなければならないことになり悪意など無くなってしまうというのが怖いと感じた。相変わらず整の推理力というか気づきがすごい
匿名
広島編
劇場版になった広島編。
劇場映画を観たけど、原作のが好み。
映画は時間の都合で端折ったりしてるし、仕方ない…
ドラマも面白い。
ドラマも始まっていて、どちらも面白い。
整の生い立ちや情報が、大学生・一人暮らし・友達彼女なしなどしかあまりないので、そちらもすごく気になります。
いつかそういう話が描かれるんだろうけど。
狩集家の遺産を巡る争いの裏に隠れた掟が衝撃的でした。最後の最後で終わって次の巻がすごく気になりました。
なんかなんだか☆2.5
整くんがかわいい。
変わってるのも めんどそうなのもかわらないのに なんだか おいていかれた 子どもみたい。
ガロくんをどこかで心配して 待ってる?追ってるからなのかな?
問題解決とは全く関係ないのだけど ちょっと。気になる。後に関係するのかな?
ちょっと怖いお話
整くんの身の回りで事件が起こりますが、殺された人の姿形が見えないので読みやすいです。絵が綺麗な分、鎧とか人形とかは怖いですが。
狩集家の血筋か強いのか今回は整くんのお喋りは控えめでした笑
おもしろいわー。犯人?があの人なのはなんとなく察してたけど理由やら話の作り込みがおもしろい。
どうおさめるのかな?どう繋がるのかな?ってワクワクする。整くんのセリフもぐさっときていい。
サスペンス集強めの巻
前巻に比べサスペンス集が強めで、作中でも言及されていましたが八墓村や犬神家のような雰囲気も。次々と起こる事件に怖いながらもページを繰る手が止まりません。
Posted by ブクログ
整が汐路の事情に巻き込まれる広島編が続く。
かなりミステリの風味が強くなっている。
整くんのセリフは良いものが多いが、特にルールに関して
人が作ったものは人が変えていい と言っていたのと、
「女の幸せ」という言葉は女性からでたものではなく、女性を型にはめる為の呪文 というのが印象的だった。
確かに男の幸せという言葉はあまり聞かない。
作業自体は簡単でも、何度も中断させられることで
遂行が難しくなるのは、多分されたことが無い人やさせている側の人は
気が付かないのだろうと思う。
自分が下手だって気づくのは上達してきて目が肥えたから
というのも良かった。
そこで挫折せずに続ければ伸びるのかもしれない。
小ネタだが、人の家でお風呂に入ったり洗濯してもらったりするのは嫌だし、
一度入ってしまったらっもう割とどうでもよくなる気持ち、とてもよく分かる。
ミステリと言うなかれ
めっちゃ怖いですが、夢中で読んでしまいました。鬼の子孫たちはなんでめっちゃ昔のことを、そんなに怯えているのか気になります。
Posted by ブクログ
episode4-2 相続人の事情
episode4-3 落とされたものは
episode4-4 鬼の集(つどい)
episode4-5 殺すのが早すぎた
おまけのたむたむたいむ
4巻episode4-5 殺すのが早すぎた、へ続く
酷い作品
世の中の言葉はおじさんが女性蔑視のために作った言葉だと断言してて作者のお里が知れるというか…読んでいて不快です。また、この作者はバサラの頃からご都合主義の展開を描くと思ってましたが、何も成長してない。そりゃこんなご都合主義だらけならミステリーとは言えないわ。
話題で無料だったので成長したかと思って読みましたが駄目な人は駄目なままなんですね