あらすじ
累計1900万部突破!大ヒット作最新刊
とある事件の取り調べを通じて、整と知り合った大隣署の刑事・池本。
ある日妻子と実家に向かう途中、土砂崩れでトンネルに閉じ込められる。
そこには複数の男女が取り残されていて…
池本が謎に迫る一方、トンネル事故のニュースをTVで見た整は…?
TVドラマ化&映画化でも話題を呼んだ、大人気作待望の最新刊!
月刊フラワーズ(毎月28日頃発売)にて絶賛連載中!
自分は男だけど、この女性マンガにハマってしまいました!
今まで女性モノのマンガは遠慮していましたが、好き嫌いはダメですね!
・・・何故「男だけど」と言うのでしょうか?
別に男の人が女性マンガが好きでもいいですし、反対に女の人が男性マンガを好きでもいい。
老若男女問わず、どんな人がどんなマンガを好きでも、可笑しいなんてことはありません。
でも、つい言ってしまうような言葉。
皆が言うから、そんなもんだから。
私自身も思わず言ってしまうときがあります。
本作の主人公である久能 整(くのう ととのう)くんは、そんなよくある言葉に常識に疑問を投げかけます。
そして、彼なりの言葉で彼自身の思いを滔々と語ります。
それは刺さる人には痛い程刺さる言葉となるでしょう。
思わず目を背けて知らないふりをしたくなるほど。
それでも向き合って、見つめなおして、考えてみてください。
この作品にはそんな思いが込められているように私は感じました。
ミステリーな要素がふんだんにあり、謎解きのワクワク感もしっかりとあります。
それでもこの作品を『ミステリと言う勿れ』。
感情タグBEST3
まだしばらく続きそう
深夜に一気読みしてしまった…。
主要人物の線と線が急に繋がった、のに、何故整くんの周りで事件が起こりまくるのか、謎はまた深まった感じ。
全容解明してすっきりする日が待ち遠しい一方、まだしばらく終わらなさそうなのが嬉しい。
ライカさん、消えないで欲しいなぁ。
思考の
整くんの思考のプロセスや方法が大好きです。
説得力があるという以上に安心感がある考え方だと思います。
ミステリなのに読んでいて落ち着くという不思議。
次の巻とまとめて買うと良きです
我路さんたちの影が薄くなってるこの頃ですけど、それはそれで置いておいて、各エピソードがどれも面白いです。
悪意があって人に害を加えようとする人って騒がれないほど水面下で進んでて怖いなってハラハラします!普段は良い人なのに、自分可愛さで後味の悪い判断をしてしまったり、毎日をきちんと生活するって意外と大変なことかもしれません。
Posted by ブクログ
トンネルの事故に巻き込まれた池本刑事、整くんがいない中でとある事件を整くんだったらどうするかを解きます。ライカさんとの別れも迫り淋しくなりました。
Posted by ブクログ
トンネルの事故に巻き込まれた池本刑事、整くんがいない中でとある事件を整くんだったらどうするかを解きます。ライカさんとの別れも迫り淋しくなりました。
匿名
安定して面白いです。
今回は池本さんのお話。
エア整くんを出せる位、整くんの考えが浸透してる池本さん。
何気に優秀な刑事さんです。
Posted by ブクログ
episode18~19
池本一家初登場?なんだ仲良くやってるじゃん。
今回はトンネル事故の話。こんな状況になっても冷静に対処できるなんてすごい。また、池本さんがエア整くんでのりきったというのもすごい。池本くん成長したね~
Posted by ブクログ
おもしろい
地雷を踏んだ っていうのは、地雷を埋めた人が悪い、というニュアンスが加わります。自分は悪くないと思いたい。
ニュアンスが加わるっていう表現、自分の語彙量の穴埋めになった。モヤっとするで片付けていたことのいくつかを、この表現で言い表せそう。そして、そういう隠れたニュアンスに敏感になって、無神経に相手を傷つけないようにしたい。
池本刑事が活躍するトンネル事故の話。トンネルに戻って行くのが頼もしくてかっこいい。エアととのうが優秀。
気になるところで終わったので次巻が早く読みたい。
エアの共同作業がおもしろい
今回はちょっと趣向が変わったエア整くんでしてが、とても面白かったです。色んな人の思惑とか、整くん節とか、あとは池本さん好きなので、池本さんの活躍も含めて満足な一巻。あの先生の登場にちょっと戸惑ったので、次巻どんなふうに描かれるのか気になります。
エアーでも多弁
池本さんの話から始まって、本人はいないのにすらすら喋ってるエアー整くんが面白い。
そのあとは今後への伏線という感じだけどライカがいなくなってしまうのは寂しいなあ。続きが楽しみ。
やっぱりおもしろい!!
整くんの思考をトレースして物事を考える。とても面白い趣向な巻でした!そしてなんと整くん無しでも事件解決できた!!
逃げ恥とこの漫画は男女問わず、老若男女問わず読んで欲しい本です!!
今回も面白かったです🎵
続きが気になる!
どんどん登場人物たちのストーリーが繋がっていく感じが大好きです。こことここが繋がってるのかー!と思うと何度でも読み返したくなります。
匿名
あ
今回も面白かったです。
トンネルが土砂崩れにあって池本さんを心配しましたが、無事で何よりです。
生霊?の整くんが出た時は思わず笑ってしまいました
Posted by ブクログ
池本さんが主役の話で、整の出番はお休みかと思いきや、エア整が喋りまくっていつも通りの存在感だった。エア整のセリフは実際は全部池本さんが口にしたものとするのは結構無理があるような気もするが、御愛嬌。
幕間のストーリーと油断して読んでいると、思いも寄らない人物関係が明かされて驚く。物語の核心に近付いて来たのだろうか。
いいかんじ
レンくんが整くんとライカさんのことを冷かさなかったのがとても良い関係だと思いました!
池本さんがエア整くんを召喚できるようになっていて驚きです。なんでもありか!
整くん無しでもお話が進むようになってました。
中編から短編なエピソードが一杯で登場人物も多くて楽しい!池本さんに乙部さんに鳴子巽に天達先生にレン君にライカさんまで( ´艸`)そしてさらに謎が深まり次巻以降が気になります!
ミステリと言う勿れ
凄い面白かったです!ミステリーなのですよ!整君の気になるとこが気になっちゃうよ!何度もページ遡って確認しちゃいますのはわたしだけ?
遂に
20パーセントOffクーポンが出たので購入
ミステリは過去の話を遡りたい時が多いためBookLiveが助かる
これはいい!!
14巻で読み切れるお話と
これからまた新たな事実と謎!
ワクワクする!!!
読み切りは、まさかのいけもとさんで、一巻の彼とは別人だし頼りになる刑事だし!!
面白かったです。駒整も面白かった!
誕生日で大学にってみた話かと思ったら
続いててライカちゃん好きだから嬉しい!
登場人物も色々絡まってきたから
次回が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
ドラマで知ってからコミックにハマってます。最新刊!今回は、エア整くんが池本さんを救えるか?えー整くんの生霊ですか?!
毎回、周りの人達の心の底から意識を変えてしまう整くんに脱帽です!一言多くて傷つけることの多い自分には、必要なアイテムです。
エア整くんやってみよう
Posted by ブクログ
まだまだわからないことはたくさんあるけど、鳴子先生が繋がりはじめてきたのが進展。
なんやかんやで整君に癒され、はっとする。
作者様のチェスへのトライがすごい。
整くん、君の隣、歩いてみたい。
ちょっとチャラいな~と思ってた池本刑事が大活躍。
「もしここに 久能くんがいたら」で始まる救出劇。
整くんが乗り移ったかのような池本さんの観察眼、推理力。
そしていつも通り考えさせられる久能語録。
「大丈夫」の意味、「努力は報われる」のか、「魚座」のわけ。
ライカさんとのデートもどこかほんわかして、いい。
そしてまた、次の巻が待ち遠しい日々が始まる。
新刊待つ時間は長いんだけど、読み始めると止まらなくなってあっという間に読み終わってしまう。
1巻からまた読み直して待つか。
Posted by ブクログ
エア整くんいいな(笑)
整くんもみんなと話して接していろいろ教わって成長してるけど、そのみんな整くんも影響されて考え方や見方がかわって成長しようとしてるのいい関係性だなあって思う。
周りの大人たちが整くんに影響されていくの。でも整くんはまだ学生だから守らなきゃって気持ちもあっていい人たちだなあ。
ただあの刑事自称してた人怪しいよなあ
どんどん怪しい人が出てきたし、がろくんにあの人が接触してきたから最終回近いのかしら
ライカさん消えないで欲しいなあ
Posted by ブクログ
最初、え?あの池本さんなの??
と思うくらい、かっこいい(いろんな意味で)イイパパになっちゃって…と、その成長ぶりが目を引く展開でした。エア整で、あそこまで推理できれば、かなりのモノでは?
そして!乙部さん。わかる!わかる!!こういう人いるよね。悪気なく毒吐いてる人。その言っちゃう側の視点で描かれているのが面白かった。
言ってしまう、その心理の裏側を想像するのはなかなか興味深い。
面白い!!!
待ってました最新刊〜!
今回も色々と考えさせられる内容でした。
そして池本さん大活躍!
次巻が待ちきれません!!!!!
努力には方向性、情報、量…
田村先生ならではの貴重なお話でした。
ライカさんとの時間がもしや少ない??
どうして人生の教えがこんなに出てくるのだろう?
そしてBASARAみたいなドラマチックな動きのあるものではないのに、どうしてこんなに人気なんだろう?
ゆっくりじっくり読む人が多い時代なのかなぁ?
とらじも続きを読みたいな。
Posted by ブクログ
池本刑事が家族で出掛けると、土砂崩れに巻き込まれてトンネル内に閉じ込められた。
現場の状況を検めると死体があったり、刑事を名乗り出る人物がいたり…取り残された中に殺人犯が?
こんなとき久能くんならどうするーイマジナリー整と共に事件解明に臨む池本。
(なかなかよかった)
乙部刑事は自分のデリカシーに欠いた発言を気にして、セミナーへ。そこで心理カウンセラーの鳴子からアドバイスを。
(天達先生の義弟だと…!?)
春になったらいなくなるライカ。残りの時間を満喫しようと、3/5の整の誕生日をお祝いし、整が通う大学探訪へ。
とある校舎を「昔読んだ本で見たことがある」と言い出すライカ。確かに数十年前にここで生徒が亡くなった事件があったらしく…
(途中で終わらないで~)
Posted by ブクログ
整がいなくてどうなるか?トンネル内の土砂崩れ。 そこに取り残された人たちのいろんな違和感。 うまく、池本さんが奮闘してます。
大学の校舎の6号館の話。 警備員の怪しさと天達先生が関わってることに、早く続きが読みたい気持ちになる
Posted by ブクログ
トンネル事故での池本巡査の活躍をメインに、大隣署の面々、レン、鳴子巽、天達、ライカのエピソード、そしてantの注意情報。
エア整の効力に感心する。
闇バイトという表現については同感。こだわりのコメントを楽しむ。
からまりながら先へ続いていく感じで、もやもや感と期待感で次巻移行を待つことに。
24-34
Posted by ブクログ
池本さんのピンチにエア整く登場だし大学のチェス大会での駒の整くんがかわいらしい内容はしっかりミステリで久しぶりにライカさんや我路くんも出てきて面白かった。確かにニュースなどで犯罪を取り上げる時のネーミングは大事。セミナーでの巽の言葉(カウンセリング)に共感。なぜか喋らないといけないとか、笑わせないと、ウケないとって言葉が多くなってしまう。迷惑、面倒、変な人と思われない為にも余計なことを言わないのが1番。大学のひきずり校舎の謎が不気味でちょっと怖い。大きな謎の方は巽と天達先生が鍵だったりするのかな。
Posted by ブクログ
シリーズ14巻。
土砂崩れでトンネルに閉じ込められた大隣署の池本刑事が、ひとまず同行していた妻子を逃してからトンネルの中へ…。
そこには複数の男女が取り残され、パニックに陥ることもなく落ち着いていることに不信感を抱き、推理を巡らせているうちにまるで整くんのような思考になる。まさかのエア整くん。
エアであっても言う台詞は、整くんそのまんまなので勘違いする。
でもやっぱり整くんの活躍が見たい。
ライカとともに整は学びやの大学の校舎に入る。
取り壊す予定で今は立ち入り禁止のひきずり校舎で何かを感じたライカは…。
自殺となった2つの怪事件とそこで出会った警備員の妙に気になることは…。
気になる。次が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
池本刑事がエア久能くんで解決って言うのは、どうかと思う
久能思考メゾットで名探偵になれてしまうなら、久能の能力は特に特異な物ではなくなってしまう
Posted by ブクログ
久しぶりの新刊を読み、久しぶりに整くんを味わえました。ここ数巻はストーリーを進めるための内容的な巻が続いてて最初の頃の面白さがなくなってきたかな、と思ってたのですが、また面白くなってきた気がします。やっぱ良い。
Posted by ブクログ
エア整くんが活躍する巻。Air……?
大隣署の池本刑事の成長を実感。1巻からだいぶ大人になったよね……。
違う視点と視座で物事を考えられる第三者的視点は、リスク社会を生き抜く上で強みになりそう。でもエア整くんが頭の中にいるのは、賑やかすぎる気がする。
ナゾはつづく・・・
警察であり夫であり父であり、の池本さんがかっこ良かった!その影には久能整あり!!「こんな時、久能君ならどうする?」・・・久能くんに出会った人は、エア久能くんを召喚できるのかな。私も召喚したい。
人それぞれ考え方、ものの見方があるもんね。
エア心理士さんも召喚したい。自分のことを受け入れる言葉、人を認める言葉、私の中からは、なかなか生まれてこないから、この本は勉強になります。有難い。
そしてナゾはつづく・・・
怪現象の真相は?!気になる~~解らなさすぎる~~
Posted by ブクログ
大隣署の池本刑事が里帰り中にトンネルの崩落事故に巻き込まれるというインターミッション的なエピソードがメイン。池本刑事の想像上のイマジナリー整くんが活躍するという「その設定本当に必要?」という気がする異色作。
後半はライカさんが登場。天達教授の過去がらみのエピソードになりそう。大きく離しが動きそうな気配。
匿名
伏線なのか、全く別ものなのか
色々な事件が主人公が関係していない場所で起こっているがこれが主人公にどう絡んでいるのか、いないのかが分からなくなって来た。
伏線が多いので、事件の解決と伏線回収がどうなっていくのかが楽しみ
Posted by ブクログ
今回の主人公たる警官が、整くんならっていう観点で事件に取り組んでいたけど、これはアリだな。さりげなく鋭い視点を供する整くんには、自分も毎度感心しきりだけど、その考え方のクセを、多少なり取り込めたら…ってのは確かに思うもの。
Posted by ブクログ
待ってました『ミステリと言う勿れ』(田村由美)の14巻。
「待ってそう来るの?」っていう事件の解き方に笑ってしまった。
相変わらず、ゾッとする何かを織り込みながら話が進むので……
程よくはあるのですが、夜読み終わった後に電気ついてない部屋に行きづらかった笑
Posted by ブクログ
社交的な会話が苦手だ。
というより、役割が想定されていない場面でうまく振る舞うのが苦手だ。
イベントの売り子で大きな声を出したり、お客さんに話しかけたりするのは全然行けるし。
仕事で会う人と仕事の話をする時にはむしろ饒舌になるし。
馴染みのコーヒー屋さんでコーヒーの話をするのは大好きだし。
役割を演じる、もしくはペルソナを被る、というのは素の自分に一枚の膜を張る作業なのだろう。
その人らしく振る舞うと言動だけでなく考え方までなぞれるようになる、なんてことも少しはあるのかもしれない。
******
14巻のメインストーリーはベロで上唇をなめる仕草がトレードマークの池本刑事が主役である。
整くんはといえば、レンくんに引っ張られて謎の"人間チェス"の駒になっている(これも何かに絡んでくるのかもしれない)。
池本が巻き込まれたのは大きなトンネル事故。
家族(ゴミ袋買ってこようか?で泣いた奥さん、強くなってるんだなあ。キリト君の名付けエピソード見ると奥さんもオモロイ人だ)をすんでのところで外に出し、トンネル内に戻るも入り口が崩れて閉じ込められてしまったその中で、射殺されている人を見つけてしまうのだ。
混乱する池本だけど、以前なら半泣きで「久能く〜ん(><)」と電話していたところが、なんと"エア整"を降霊?して謎と対峙するのだ。すげえ。すげえよ池本くん。これなら名刑事になれるぞ。
インターミッション的に挟まれるエピソード、なんだか不穏だ(本来、プロのカウンセラーがあんなふうに講演会の参加者に個人的に声をかけることはまずないと思うのでそこは誤解なきよう)。
そして判明する驚愕の事実。
あの人があの人の…?
さらに草加せんべい食いながらあの人にスカウトされるガロくん。あの人は何をどこまで知っていて、どんな役割を果たしているのか…謎すぎる。
ライカさんと整くんが遭遇する、大学での"古い事件"。ミステリと呼ぶなと言われてもこれはミステリと呼ぶしかないではないか。
おまけに、ラストシーンで思わせぶりに出てくるのはまたもや天達先生の名前。どうなる…。
******
「生霊」というのは呪ったり殺したりするものなんじゃないかというイメージは六条御息所のせいだが、考えていると整くんの生霊ならむしろ視野を広げてくれそうで積極的に降霊したいところ。
記憶力がいいのもポイントだ。あの半分でいいから欲しい。
Posted by ブクログ
池本さん、とても良い。有能で家族思い。彼がかつてゴミ袋を買って帰った時、泣いた奥様がこの方かと読者として感慨深かったです。人を殺すことを何とも思ってない人が怖すぎました。鳴子さんの意外な素性、我路さんも相変わらず素敵で、天達先生も絡むらしい過去の事件とか、今後が楽しみすぎる最後でした。
Posted by ブクログ
air整くんが面白かった
こんな登場の仕方があるのかって
乙部刑事の話は自分にも多少は覚えがある
デリカシーがないとか
喋りすぎとか
時代遅れとか
褒めてるつもりが相手を傷つけてるとか
うーん難しい世の中です
つまり自分がやっぱり時代遅れということか
Posted by ブクログ
毎回ながら…前巻までの記憶が
曖昧になっちゃうからまた復習してから
読みました
まさかのエア整くんで、
そーかーと思ってたら最後に整くんの
バックグラウンドに関係ありそうな
なにか香りが…
そして、相変わらず、
はっとする気づきが満載
Posted by ブクログ
池本刑事のトンネル崩落事件の開始〜完結までと、学校の怪事件編の導入までが収録された第14巻。
池本刑事の思い浮かべる久能くんは再現度が高過ぎてちょっとチート気味。けれど例えば「年を取るとその人の本質が出てくる」という説に対する(想像上の)久能の台詞、
「もしそういう性格を自覚して」「直したい 押えたいと思ってきたんなら」「努力してそうしてたんなら」「そう思う そっちの方が」「その人の本質なんだと 僕は思います」
なんかは格好良い。
久能がそうやって、日常のすれ違いや飛びつきがちな言説の前で立ち止まって考える癖を、周りの登場人物に与えているのだとしたら、それも作品の主題のひとつなのかもしれないと思う。
Posted by ブクログ
大隣署の池本刑事は、妻子と妻の実家に向かう途中、土砂崩れでトンネルに閉じ込められる。
トンネル内には複数の男女が取り残されていて、しかも一人は不審死。
この中に犯人が?池本は静かに観察を始める。
池本さん編。すっかり整くんが憑依していて、大丈夫かー!という気持ちにもなるけど、彼の成長ということなのか。。。
トンネル内の事件が大隣署管内で起きた強盗事件とリンクして、大隣署の面々も動き出す。
またもやantもチラチラするし。
トンネルの話はブラックジャックを思い出す、あの話は心に深く刻まれてる感じ。
そして、まさかの鳴子さんとのつながり!
ライカさんの旅立ちも近そうだし、モモ先生の登場も静かに不気味。
いろいろとまき散らす刊でした。
整くんの登場が中途半端ーって思っていたら、新しい事件が。
ライカさんを大学へ案内した整くんはかつて大学で起きた不審な墜落死を知って。
久々のライカさんの番号会話にゾクゾクする。