感情タグBEST3
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大団円でほんと良かった
族滅を生き残った遊圭の物語10巻で堂々の完結
9巻を読んだときは「残り1巻でホントに終わるの?」と思ったものだけど
みんなが幸せで本当に良かった~なエンド
大団円で、それぞれのカップルも幸せになって
ホントーーーーーーーーー良かった!
まだ外伝もあるので、そっちも楽しみ
最高の作品
相変わらず予想を裏切る展開や、リアルな描写に惹きこまれました。
ページを読み進めるにつれて、あとちょっとしかないのにちゃんと遊圭たちは幸せになれるの⁉︎という不安が募りましたが、無事ハッピーエンドを迎えられて良かったです。
この金椛国春秋シリーズは、どのお話も濃い内容で、人間の生理的反応すらも取り入れられた細かい描写が魅力です。最終巻となる今作でもそれは健在で、遊圭がピンチに陥った時に如実に現れていたように感じました。
あわよくば後日談が欲しいところです。
Posted by ブクログ
最終巻。最終巻!?
読み始めたのが遅かったので、最後まで間を置かずに追いかけられたのは良かったが、完結なのがちょっと淋しい。そして最後は女装はなかった(笑)。
書影を見た時にこれは結婚式の場面だよね? 花嫁衣装着ているのは明々よね!? とヤキモキしたが、前巻で危惧した横槍が入ってしまい明々との結婚が暗礁に乗り上げることに。
相手が沙洋王なんて大物すぎる。これは普通に結婚していたとしても横槍が入っていたことだろう。
なので明々が蔡家の養女になったのは良かった。箔も付くし身分も家格もとやかく言われることはなくなる。
前巻の状況のままでは無理だっただろうが、明々も月香も周芳も想いが叶って良かった。
意外な形にはなったが、遊圭と玄月は表と裏から皇帝を支える柱となるだろう。
朔露との闘いは一段落といったところか。
最終巻でとうとう姿を現した大可汗の迫力と存在感は素晴らしかった。
グルジもジンも普通に接していれば無骨で優しい人間なのだろう。(ジンに関しては別の意味で気の毒だが)
だが戦争である以上、そしてグルジにとって遊圭が絶対の敵となってしまった以上二度と穏やかな対面はないのだ。
陽元も頼もしい皇帝らしくなったと思う。
三代目の足元が固まれば、治世も王朝も長く続くのではないだろうか。
口に出していたとはいえ玲玉との私的な空間でのことだったから、本当に月香の子を手放すとは思わなかった。
今生の別れのつもりだったのかもしれないが、玄月の子となるのであれば将来は官僚になるのではないだろうか。
最後に幼い遊圭を兵に売り渡した薬屋が出てきたのには苦々しい思いがする。
彼女も生き延びるためには仕方がなかったのだろうし、遊圭の両親にしても一縷の望みをかけただけで生き延びられるとは思っていなかったのかもしれない。
あるいは病弱な息子に穏やかな最期を送って欲しかっただけなのかも。
だからといって遊圭が彼女を許す必要はない。
この薬屋は今後陶家と星家から恩と恨み、どちらを多く得たのか怯えながら生きていけばいいと思う。
恒久の平和ではないし、まだまだきな臭い時世ではあるだろうが、収まるところに収まったので良かった。
外伝もあるようなのでそちらも楽しみにしたい。
Posted by ブクログ
比翼、とタイトルにあるからにはさぞかし、と思ったら、最後の最後まで簡単にはいかない二人だった……。でも、ちゃんと結ばれてよかったよ! まだ一波乱くらいありそうだけど。
本編は、とあとがきにあったから、もしかすると短編集くらい出るのかしら。
Posted by ブクログ
やっと、明々と遊圭が結婚。長かった……。遊圭の波瀾万丈な人生面白かった。何回死にかけるのよ。
ボタンの掛け違いがたくさんあって、焦れったくうずうずしてたけど、完結してスッキリした。
Posted by ブクログ
やっと結婚した、長かった。最後まで戦で死にかける主人公。今はただただ幸せに。まだ諦めていない朔露との戦いが続くと思うのですが、明々が心臓がいくつあってもたりなくなるので、危険地帯にはもう行かれませんように。
玄月と義兄弟の契りは交わすんでしょうか。お互い複雑ですね。
Posted by ブクログ
息つく間もない急展開に次ぐ急展開!
臥竜は~、からのスパイ展開にハラハラしっぱなしで、一気に読んでしまった。
登場人物がのびのびと広野を動き回って、最後は思いの外ハッピーエンドで本当によかった。
敵にも親しみを持って終われる戦ものってなかなかないのでは。
Posted by ブクログ
終盤はどんどん戦争寄りになっていったのでちょっと飽きてしまったけど、登場人物がみんな魅力的でテンポよくストーリーが進むからシリーズ物としてすっごい楽しめた。
Posted by ブクログ
完結巻であるのは帯にも周知されてたのだが、4分の3を過ぎて残り少なくなったところで「これ終わるのか?」と不安になった。シリーズの前半を思うとやはり駆け足だった印象は拭えない。
最終的にみんな義姉妹義兄弟に落ち着くための祝言の横槍だったと思うがもう少し何かあっても良かったような、もう少し最終巻のページ数があっても良かったのではという感想になった。
始まりの場所が終わりの場所という帰結は見事だったけれど、明々が後にお世話になった人が遊圭を売った人と知ったときも気になるし、割とモヤモヤして終わった。
暗号文や今までの遊圭の経験が活かされた展開は面白かった。ただ最後の星公子伝という文字を見たときに、星公子伝にしては玄月の割合が多かったし、最後は星公子で終わってなくて、人物伝にこだわらなくて良かったのではと最後の文字を見て思った。