【感想・ネタバレ】BEASTARS 5のレビュー

あらすじ

隕石祭が迫る中、ジュノとルイが対峙。次なるビースターの座を目指して、肉食獣と草食獣の静かなる戦いが始まった。一方、ハルのことを好きだと気づいてしまったレゴシは、意を決して告白しようとするが…そのハルが何者かに攫われてしまった!!

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すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。

思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?

全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!

マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪

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匿名

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表紙

今回の表紙、今までで1番かっこよくて自分の好みにドンピシャに刺さったんだが…。てかこの世界はなんか深いなあ

#癒やされる #ドキドキハラハラ

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2024年07月14日

tk

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パンダさんかっこいいけど裏の顔とかないよね
ルイ先輩最後どうなった!?生きてるよね
ああーついにハルちゃんに初日のこと告白するんだどうんるんだろう

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2024年06月14日

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うわー!最後!どうなるの!?気になりすぎる終わり方すぎて速攻次の巻を読んだ。
レゴシがハルちゃんを助けに行くのとルイ先輩が表には立たないけど助けに行ってるのとで胸が熱くなります。苦しい。
ルイ先輩の陰ながらハルちゃんを想う気持ちに切なくなる。

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2021年02月02日

gyo

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攫われたハルを迷わず助けようとするレゴシと社会的地位のため動けないでいるルイの描写が対象的。

〝ハルは俺がもらう〟と断言するレゴシ級にイケメン…

そして助けるために迷いながらも抑えていた本能を解放する姿。

〝正しい行動ってのは価値がある分自分はしんどい〟
〝肉食も草食ももがいてるじゃん みんな生まれた瞬間に種族が決められてるんだから納得がいく意味を見つけたいんじゃないかな〟
パンダ先生とジャックの言葉が凄く沁みるし、今までひっそりと生きていたレゴシが覚悟を決めたシーンは泣けました。

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2021年01月09日

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レゴシの曙


レゴシが目的を持って、自分を肯定して、突っ走る!

支えになる野蛮極まりない熊科の大人の加勢を得て、一気に化ける予感。

地味で目立たない暮らしから、戦闘と恋に生きる1匹の肉食獣へと変貌を遂げるレゴシ。

周りは対照的な存在ばかり。
か弱い体のドンと構えてるウサギ、華奢な体で残酷さと正義が共存してるアカシカ、強い体を持つ乙女の同族のオオカミ…

いよいよ楽しくなってきた。

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2019年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今巻はバトル巻、なためか、あっという間に読み終わってしまって続きが気になる。レゴシとハルの展開もだけれど、それよりもルイ先輩はどうなってしまうのか。エリートの方が、上手く失敗できない、踏み外すときは最下段まで転がり落ちるというのはひとつの典型だけれど、ルイ先輩の場合、バックグラウンドの重みがそれに拍車をかけていて凄絶。

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2017年10月13日

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好き(食べたい(可愛い(美味そ

彼女が好きなのか食べたいのかもわからないまま、雌ウサギをライオンのヤクザ事務所から救出するために、武闘派パンダ(草食)とともに乗り込む若きオオカミ。

オオカミに生まれたものの、周囲から肉食獣として見られることに傷つき、でも傷ついてないふりをして生きてきた優しいオオカミが、雌ウサギを食い殺そうとする敵と戦うことにオオカミとして生きる意味を見つける。

草食獣と肉食獣が共存する街は一見すると平和だが、肉食獣の本能は街の恥部である裏市場で解消されていることは公然の秘密。矛盾は決して表に出ることはなく、草食獣殺し事件は闇に葬られることもしばしばである。

市長のライオンは肉食獣としての自分を全身整形で抹殺して愛されるキャラクターを演じているが、凶暴な手だけはライオンのままだ。それはそのまま、街の平穏のためには些末な犠牲を握りつぶす暴力性の象徴でもある。

雌ウサギの恋人のアカシカは、こどものころ裏市場で生き餌として売られ、食われる運命にあったことが明かされる。草食獣が主導権を持つ社会の構築を目指して学園でリーダーシップを発揮してきたが、雌ウサギの事件が表に出ると街の秩序が失われることを恐れる市長に籠絡されてしまい、救出を訴えるオオカミを突き放してしまう。

自分の目指すもののために恋人を見捨てたアカシカは。何も考えずに衝き動かされるまま雌ウサギ救出に向かったオオカミは。生まれたときから非捕食者としての処世術を身に着け、刹那的で奔放(ウサギだから)な雌ウサギが全裸で食われようとするときにとった行動は。怒涛の5巻。

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔の文学小説を読むと男性が女性の前で暴力的なことを言って
女性には浴びるというシーンが出てくるが
この世界の肉食も草食に対してそのような紳士的な態度をとっているのが
とても印象に残る。

市長がハルの誘拐の件を揉み消そうとするが
格好をつけて自分が何とかすると言ったところで
ハルが戻ってこなければ何もしていないことがばれると思うのだが。
話を聞いて尻尾を逆立ててるほど怒っていたレゴシが
まずルイを探すというのもハルの本当の気持ちを慮ってのことだし
「ハルは俺がもらう」というレゴシが恰好良い。
「好きにさせろ」頼むと内心思っているルイの苦悩もわかる。

ゴウヒンさんが味方になってくれるのは心強い。
ジュノに止められなかったと謝るルイ。ルイにとって今
唯一の本音が言える相手だろう。

大きくなっても子供を見る目で見られることが嫌で
対等な嘘の無い交流を求めていたハル。
彼女の生き方に納得行くものがあった。
恋しているのはルイでも
全力でぶつかってきてくれたレゴシに恥じない最期をと
ハルちゃんが奮い立つところが良い。

服を投げてあげて、助けに来た理由は
あり過ぎてちょっと言えないというレゴシが可愛かった。
自分がオオカミに生まれた意味。
きみにみせるべきじゃないかもしれない。ごめんよ、
と言いながら封印してきた牙を使い、
判定は君の自由だと嫌われ怖がられることも辞さない。
生まれた意味をみんなさがしてるというジャックの言葉も素敵だ。
犬科だから自制心があるというのもなるほどと思う。

ルイも来ていたというのは驚いた。
命懸けで助けてくれたレゴシが目の前で安い焼きそばを食べている、そういう映像こそ心に残る描写に共感した。
今夜のレゴシくんは何をしても、間違いにはならない
というのはすごいセリフだと思う。

無事だった報告も兼ねてまずゴーヒンさんのところへ行けばいいのにと正直思うが
慣れていて動じない感じのハルちゃんが面白い。

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2024年01月05日

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