【感想・ネタバレ】声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～ 9のレビュー

安武わたる

最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが、初めて客を取らされた夜、絶望し、自殺しようとしたところを大地主の青年・公三郎に助けられる。公三郎は過去に身分違いの恋の末、駆け落ちし、その結果恋人を死なせた過去を持っていた。そのトラウマから、何事にも執着しない生き方をする彼だったが、チヌの天真爛漫な性格に惹かれていく。その後、チヌの見世はつぶれ、大店「東陽楼」で働くことになる。東陽楼の女たちは、チヌが公三郎に気に入られていることに嫉妬し、彼女を追い出そうと目論むが、仲間を思うチヌの心意気や仕事への気概を認め、受け入れられたチヌは東陽楼の二番手娼妓となる。しかし新人、清香の奔放な振る舞いが原因で東陽楼はピンチに追い込まれて――。

[匿名 · ★★★★★]

どのくらい史実に沿っているか分かりませんが、今では考えられないくらい当時はとても辛い境遇だったんだなと思います。

[匿名 · ★★★★★]

９巻

女性同士の争いのような、ドロドロしたシーンもありますが、そういうお話が好きなこともあって、たのしくよむことができました。絵がきれいです。

[未登録 · ★★★★☆]

吉祥さんの話

こちらも面白かった！
当時は異人さん専門の娼館もあったんですね
きっとお城の様に綺麗なところだったんだろうなぁ〜と想像してしまう
決して女性が夢見る様な場所ではないのに、その過酷さと華やかさのギャップがお女郎さんの悲しさを引き立てるのだと感じました

[カラり · ★★★☆☆]

お吉

お吉の生い立ちが描かれるが、まさかの宣教師のアンリまでもがロリコンだったとは…
清香についてるのもお吉だと思ったけどお吉の男の辻堂か。
乗っ取りもくろんでる？