あらすじ
明治後期、人身売買の競りにかけられた少女チヌと姉のサヨリ。チヌは谷津遊郭の「東陽楼」の娼妓となり、サヨリは金持ちに愛人を斡旋する男・瀬島の手に落ちる。チヌは大地主・公三郎を旦那につけるも、公三郎が抱える過去の秘密が元でまだ体を重ねていない。ある日、公三郎は過去に一緒に駆け落ちし、自分を残して死んでいった女性と瓜ふたつの女郎・早みどりと出会ってしまう! 公三郎とチヌの関係が変わってしまうのか!?
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匿名
15巻
15巻では、公三郎が過去に一緒に駆け落ちし、自分を残して死んでいった女性と瓜ふたつの女郎・早みどりと出会ってしまうシーンが、見どころだとおもいます。これで、若様とチヌとの関係がおおきくかわっていき、読んでいて、胸がしめつけられそうになりました。
出会いと別れ
吉原モノの連載はいい関係を築けた人は都合よく主人公のそばにいて、主人公の仇や次々と襲う困難を乗り越えるのに支える役目がいますが…
まさかその役目と思っていた若様が
寿子は若様がを作り上げた一部のストーリーとしか思っていませんでした
自分もかつて付き合っていた男が、周りが見えなくなるほど別の女性に好意を持ってしまって周りにバレバレになるほど舞い上がっている姿を見て精神も自尊心もボロボロになった経験があり
チヌに感情移入してしまいました
あんなに自分には夢中になってくれなかった
私はあの人じゃないからダメなんだって