「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
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Posted by ブクログ
たった一文の会話が省略されているかどうかでキャラの印象がガラッと変わる。
特に直葉と向き合うシーンなんかは、アニメの方はキリトが凄くスマートな(?)対応をしていたけど、若干の鈍さとか不器用さが表れていていいなぁと思った。
小説の方が、アニメよりキリトの強いカッコイイ部分以外のところがイメージ出来て面白い!
Posted by ブクログ
すぐ可愛い。須郷さんゲスい。キリトカッコいい。
アスナはエロい。ユイもかわいい。
ゲームとリアルの間を想いが行き来するこの話はとても好きです。
キリトが自分の道を見つけていく過程も良い。
Posted by ブクログ
ついに、キリト、世界樹に、たどり着きましたね。
アスナを、助けて現実の世界でも恋人。
はぁ、俺も彼女が欲しいよぉぉぉぉぉぉぉぉエーン(泣
Posted by ブクログ
フェアリーテイル完結編。
とりあえず一言。
キリト、よくやった。
アスナ好きとして、キリト×アスナが大好きな自分として、須郷との一騎打ちはものすごいスッキリするものがあった。
アニメ版で何度も見ていた一騎打ちの場面であるが、キリトの最後の姿は何度見てもスッキリする。
そして最後のシーンとかそのあとのオフ会とかの下りは二人の世界が展開されててキリアス好きとして本望。
次回作のファントムパレットも楽しみ。
Posted by ブクログ
フェアリィ・ダンス編完結。アスナが無事現実世界に戻ってきて、めでたしめでたしのハッピーエンド。
これでやっとSAO事件も一段落。
絶体絶命に陥ったキリトを救ったのが茅場という演出もにくい。そしてキリトに託される「ザ・シード」。新たなVRMMOの世界の幕開け。
ラストの「浮遊城アインクラッド」の復活には否応なしに心踊らされた。
Posted by ブクログ
SAOに続きALOの決着もたった2巻で到達。
RPG物って、いろんなイベントを用意して1階層2階層とちまちま冒険を綴って水増しをするイメージがありますが、この作品はベースストーリーをしっかりと端的に書き切っているのが凄いです。