【感想・ネタバレ】戦国小町苦労譚5 宇佐山の死闘と信長の危機のレビュー

あらすじ

1570年、夏――オウギワシ、シェパード、ターキッシュアンゴラ、孔雀、ゾウガメまで仲間入りし、動物園状態の静子たち一行。
姉川の戦いを勝ち抜くも、損失の激しかった信長軍は三好三人衆との戦いに苦戦を強いられていた。
それまで後方支援に徹していた静子は、ついに自ら矢を番えてゲリラ戦を展開!
宇佐山城を守るべく、「武将の首取り」に奮闘するが・・・・・・

ますます目が離せない、大人気戦国ファンタジー注目の第5巻!!

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うぅう、

静子さんが、大変じゃよう…
戦場に出て、人を屠り、ジクジクと心に
重みを載せて…
ヴィットマン達や丸太との戯れを大切にね(¯―¯٥)

#ドキドキハラハラ #深い #ドロドロ

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2023年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はかなり見どころの宇佐山城の戦いが収録された巻だった。
史実であれば圧倒的な兵力差に討死する森可成を助けたい静子は、静子軍を伴って参上。なんと3倍程の敵勢力に対し、籠城せずに打って出て足止めしなければならないという厳しい戦いだった。
この戦いでは、森親子のかっこよさ、静子軍の戦術のすごさ、長可の成長、静子が戦国時代で人を殺めてでも生きていく覚悟をする、などなど見どころが詰まっていた。
撤退時に殿軍を務めた静子軍の覚悟を決めた戦いもすごかった。才蔵と慶次にももちろん見せ場があった。

戦では多大な死傷者を出したが宇佐山城を死守した。また後遺症も残ってしまったものの、何とか森可成は生存。
静子は度重なるストレスで一度寝込んでしまうものの、他の信長家臣たちや、静子不在時も馬廻衆の活躍によって、志賀の陣はどうにか収束した。
多くの家臣に離反され、各勢力に包囲され、浅井・朝倉も仕留めきれず辛酸を舐めた信長だったが、反省はしつつも夢はまったく諦めてない様子。まぁそうでなくては。

他には、上杉謙信がお忍びで近衛前久のところに来て静子とご対面したり、信長が自分の子を静子に養子に取らせようと画策したり、浅井長政は一兵卒から出直すことになったり。
信長家臣たちの前で、静子は近衛前久の猶子であると前久本人が宣言したところで5巻は幕引きとなった。
前久の猶子で織田家の一員になったら静子の立場にはもう誰もケチをつけられない!?

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2023年08月04日

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