あらすじ
3年生の無人島サバイバルゲーム試験は終了。各生徒が疲労困憊の中、次なる『トークン収集特別試験』が発表される。各クラス4人ずつの16人で1グループを作りトークンを収集。全10グループでの順位を競いながらも、試験中にトークンが最初に0になった生徒、試験終了時トークン数が学年最下位の生徒は退学となる。さらにトークンを得る課題も、学力、運動能力といった素の実力が試されるもの。トークンは譲渡可能なものの、広い無人島で特定の生徒への譲渡はタイミングが限定的。そしてルールを利用したある生徒の暴走が始まり――!?
「おまえを退学者にすると決めたのはオレだからな。それくらいの望みは聞こうか」
●アプリ「よう実~マージパズル特別試験~」の「無償ダイヤ×100」がもらえるシリアルコード付き
※紙書籍の場合はキャンペーン帯がついているもののみ対象、電子版は巻末に掲載
2027/5/25 23:59まで
本作は、学園×頭脳戦×実力主義という異色の組み合わせで、まったく新しい学園ドラマを描き出します。物語の舞台は、希望する進学・就職先にほぼ100%応えるという超エリート校・高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され、校則も自由——まるで理想郷のように見えますが、その裏には“実力至上主義”のシビアなルールが存在していました。頭脳、運動能力、交渉力、あらゆる能力を駆使しなければ生き残れない環境で、学生たちは時に協力し、時に蹴落とし合いながら生き抜いていきます。
特におすすめしたいのは、知略戦が繰り広げられるスリリングな展開と、伏線の巧みな仕込み。登場人物たちが繰り広げる心理戦や策略は、まるで極限状態のゲームのようで、読者の予想を裏切るどんでん返しの連続。さらに、表には出さない主人公の底知れぬ実力が物語に深みを与え、ただの学園ラノベにとどまらない魅力を生み出しています。
知略系のストーリーが好きな方、緻密に張り巡らされた伏線を回収する爽快感を味わいたい方に、間違いなく刺さる作品です。学園ラノベの新境地を切り開いた本作、ぜひ手に取ってみてください!
感情タグBEST3
ついに、、、
誰が退学するか事前にネタバレみて面白さ半減したが、それでも先が読めない展開もあり時間も忘れて読了。綾小路の恋の進展、そのせいであの方のヤンデレ化が止まらないし、1人を選ぶと弊害が。
Posted by ブクログ
試験の概要が少しずつ分かってきたところで、Aクラスの生徒を退学にさせる戦略を思いつくのが凄いな。まあ篠原は自業自得だけど。池がどうなるかな。
最後の一之瀬が怖いな。ひよりに対してどう接触していくんだろう。ひよりを囮にした龍園の戦略もある意味賭けだった。結構苦渋の選択だったと思う。今後はひよりがターゲットにされなきゃいいけど。
変化が、、、
話の展開もさることながら主人公を取り巻く人間がどんどん成長、変化していくのが面白いです。
変わらなかった主人公が変わる時、どんな展開が生まれるのか、今後の話が楽しみです!
Posted by ブクログ
待望の最新刊!前回のサバイバル試験で3年生の無人島試験は終わりだと思ってたのに、本当の試験はこれからなんて…と震えながら発売を待っていました。
「よう実」は、どの巻を読んでも綺麗な起承転結と終盤の伏線回収が約束されている嘘みたいな作品です。その上、全体のストーリーがシンプルなのに奥深い点、主人公綾小路清隆をはじめキャラの魅力を楽しむだけでもお腹いっぱいな点で、個人的には読書をはじめたい人におすすめしたい作品No.1です。
今回の4巻はズバリ神展開でした。試験の顛末も見事ながら、今後の戦いがますます楽しみになる各キャラクターの成長・変化、避けられない退学と劇的な勝利などなど内容盛り沢山でした。
特にラストシーンは背筋が凍りました。これから加速度的にヒートアップしていく展開に目が離せません。
Posted by ブクログ
初めの話の方はブラフだと感じ、結果は変わってくると思っていたがまさかの展開に!今回退学する人の下げっぷり、逆に櫛田や一ノ瀬の今後への期待の上がりっぷりを残響感として残すストーリー展開に感動。
Posted by ブクログ
ここ数巻の中では一番展開が面白かった。
最後まで綾小路の思考が読み取れない展開は、久しぶりだった。
序盤の篠原池に対する邪険な態度の狙いが本当に分からず、逆に櫛枝を贔屓する所に、少し一ノ瀬攻略的な好感度上げ展開かと思っていたら、途中で篠原へのフラストレーションを高めているのが狙いだと気づき、そこからのめり込む展開に。
伊吹退学宣言が最初に出されていたため、本当に退学するんだろうなと思いきや、まさかの一転。しかもAクラスの誰かが落ちてもおかしくない状況に仕立て上げていた所に、綾小路の本気度を垣間見た。
最後に椎名ひよりの元へ、クラスメイトに明確に好意を宣言して駆けつける姿に、本当に変化しているんだなとこの20数巻を経て実感しつつある。ひよりの来てしまったことを喜んでしまう罪悪感で泣く姿に、本当にいい子過ぎて幸せにしてもらいたいのと、そこにメンヘラ一ノ瀬爆誕ちゃんがどう絡んでいくのか、綾小路が盾となり退学させるのか、個人的には違う展開を見せて欲しいが、すごい期待したい。
龍園は今後、ひよりをどう扱うのか、そこも見どころ。なんだかんだ3年生編。新作も発売されるみたいだし、終わりも近いのだろう。
畳み方に注目しながら、このクオリティを維持しながらシリーズを見届けられることに期待!個人的に星10レベル。
Posted by ブクログ
最初に誰が退学するか分かるところから始まった三年生編4巻でしたが、やはりどんでん返しでした。そことそこが繋がってたのか!!と後半はサクサク読み進めてしまいました。そして、綾小路くんの恋路を見てしまった彼女の今後がどんなドロドロの物語を作ってくれるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
前巻「無人島試験」が終わり、そのまま「無人島特別試験」が開始。こちらが本命だったんですね。そして、この特別試験では退学者も出るようで。やっぱり退学者ありの方がヒリヒリして面白いですね。
結果的には、好き勝手暴れまわっていた篠原が案の定退学、ということに。そりゃそうですね。やりすぎました。伊吹や櫛田が退学にはならないだろうとは何となく分かっていましたので。それにしても櫛田はようやくこの巻で一皮むけましたね!毒舌、というか本音キャラでも全然人気あると思います。
個人的には、いつもベラベラ喋りまくっている森下が、他のクラスと一緒にいるときは一切会話に出てこない徹底ぶりが面白かったです。最後素直にトークン渡した所はちょっとびっくりしましたが、なんだかんだ綾小路のこと好きですよね。
そして、最後の絵怖すぎます笑笑
だんだん一ノ瀬がおかしな方向に行ってますね。最近は実力至上主義から一ノ瀬のホラー小説へと切り替わっていっているような気もしなくもないですね(笑)
巻末で読みましたが、衣笠先生×トモセ先生の新作が今秋にでも発表されるようです!予約必須ですね!楽しみ〜!
Posted by ブクログ
サバイバルゲーム試験が終わってすぐに始まる特別試験。今回の特徴は必ず退学者が生じる点と各グループがバラバラに行動させられた点か
必ず誰かを退学させられるなら、そこには策略が求められる。けれどバラバラに行動する中では密に連絡を取るのも全体を把握するのも難しい。また、それぞれが持つトークン数を厳密に管理できるわけでは無いからどうしても学年全体の動きを想定した上での策略は現実的とならない
だから龍園はやけっぱちのような策略に出るしかなく、堀北や一之瀬は策略を差し込まず自分達のグループを上位にする当たり障りの無い作戦に出るしかなかった
対して綾小路は本当に凄いね。全体の把握が不可能なら全体を自分のペースに巻き込んだ上で自分達のグループから退学者を出す。それは誰かを出し抜く為とか誰かを退学させたかったからとかではなく、損得を冷徹なまでに計算した上での行動。だからこそラストに描かれた損得を超えた又は損得に反する行動が際立ってしまう、そういう内容だったんだろうね
今回の特別試験、タイミングが予想外に満ちたものなら、グループ分けも予想外に満ちたものに
本作ってクラス対抗要素が強いから、同盟等を組まない限りは他クラスと協力する利点は薄い。でも、今回のトークン収集特別試験は他クラスメンバーとある程度の協力が必要になるし、同グループのメンバーを過度に邪魔すれば自分へのマイナスとして返ってきてしまう。だから他クラスに対して攻撃しようと思えばある程度は自分へのダメージを覚悟しなければならなかった
龍園が平田の目があり綾小路に注目されない場所での策略を当初は諦めていたのも結局はそうした背景によるもの
他クラスへの攻撃を狙わないなら、順当にグループを盛り上げて協力体制を築く方が健全
それだけに以前よりも人間的な成長を見せて綾小路への不満を当面は引っ込めた池と篠原に対して空気が冷えるレベルの塩対応を行った綾小路には驚かされたなぁ。彼だからそうした態度にも理由があると解釈できるけど、綾小路の本質を知らなかったら彼への嫌悪感が湧いてしまいそうだ
池と篠原は綾小路の本質を完全に把握・理解しきれていないからこそ、彼が作り出す不和空間へと巻き込まれてしまうわけだ
綾小路の人心掌握術は恐ろしいね
そんな彼が狙うのは所属グループから退学者を選出する事か
これ、難しいのは先述したように、自分のグループから最もトークン数の低い者を出そうにも学年全体の状況は把握出来ないし、グループメンバーのトークン数を無理に下げるなんて出来ないだけに、どうやって狙いを成就させるのかと疑問、というか策略が全く読めなかったのだけど、明かされてみれば単純でありながら彼らしい謀略を感じさせるものだったな
冷徹な損得計算、そして計算を実現する為の容赦ないロジック、自分の決断に対して他者がどう動くかを完全に想定した上での事前対応。全てが高レベルで行われているから、堀北が綾小路の狙いの一部を看破できたとしても邪魔できなかった
全ては綾小路の掌中にて行われたわけだ
だからこそ、綾小路が最後の最後に行った理屈に合わない行為が際立つ、というか異様に映る
綾小路が自己分析しているように恋心が不条理な行動を起こさせたように見える。けど、綾小路は軽井沢との交際を経ても手に入れられなかった本気の恋愛感情をずっと求めている、いわば恋に恋している状態と言えなくもない。だからひより相手に覚えた感情を実感する為に敢えて不条理な行動を採った…と見えなくも無い
勿論、彼が条理を超えてひよりに恋している可能性は充分にあるけど、結局は綾小路という人間らしからぬ人間を信用できない為にこのひより相手の恋愛劇も素直に「綾小路は変わりつつあるのだ」と信じられないんだよね……
果たして綾小路とひよりの関係はどうなる事やら…
綾小路が恋愛における一つのハードルを越えた他方で彼は何人かの少女達を翻弄しているね
須藤が堀北クラスに裏切者が居るなんて言うから誰かと思えば、まさかの長谷部か…。彼女は愛里の件で一時は綾小路と強く対立した。けれど、文化祭での和解や綾小路移籍後の会話により以前よりも近しい雰囲気を放つようになっていた
そんな彼女がまさかなぁ…。篭絡した事で得られた堀北クラスにおける一種の虫。これは長谷部の今後に大きく響きそうな気がしますよ……
櫛田も大きな転機を迎えた形だね
彼女は長谷部より激しい形で綾小路を嫌悪、敵対していた筈の人物だった。それが冬の修学旅行前から少しずつ変わり始め、最近は綾小路への感情を認めないままに彼への対応に揺らぎが見えるようになっていた
だから彼女に変化が訪れるとすれば綾小路関連だと勝手に思っていたのだけど、まさか篠原からの度重なる嫌がらせが彼女を覚醒させるとは
彼女はどんな事をしてもAクラスで卒業するつもり。その意地のような感情が外面の維持よりも勝ったわけだ
次第に櫛田の変貌は学年中に知れ渡っていくのだろうけど、これまでに築いた加点がある以上はそれによって櫛田の評価が暴落する事は無いと考えれば、今後の櫛田は様々な面で堀北クラスにおいて武器となり得る人物となりそうだ
そして、何よりも言及したくなるのは一之瀬だね
彼女は2年末に綾小路を呑み込む程の凄みを見せて綾小路の共犯者となった。それは軽井沢がどれだけ願っても完全には手に入らなかった特別な椅子
特別な立場を手にした一之瀬は完全に変貌して見せた。それが彼女の新たな魅力となり、また本気を発揮し始めた綾小路の隣に相応しい人物と見せた
でも、考え方を変えると綾小路自身はその椅子へ積極的に一之瀬を座らせるつもりはなかったともいえる。勿論、一之瀬クラスとの同盟を考えた際の枢要として欲した部分はあるけれど、一之瀬でなければ駄目だったという程では無かった
だとしたら、綾小路が自らの勝利もポイントも捨て、形振り構わず迎えに行ったひよりという存在は一之瀬が欲しつつも手にする見込みが全くなかった立場をあっさり手にした人物と言えるのかもしれない。だからってああも闇堕ちするとは…という驚きはあるが
今になって前巻の表紙を見ると、とんでもない組み合わせだと思わせられるね
綾小路は一つの恋心に辿り着いた。けれど、その行為は一之瀬を闇堕ちさせ、龍園に綾小路の弱点を握らせる判断となった。また、今回の独断行動は綾小路クラスの面々にとって望ましくないものであるのは間違いなく
今回の特別試験、表面上は綾小路が全てを支配した形だけど、一方で彼の転落が始まりかねない分水嶺となり得てしまう気がするよ……
Posted by ブクログ
無人島特別試験の結果、退学者は意外でもなくといった感じの展開。
それよりも、最後に出てくる一ノ瀬の表情が…。
今後、椎名と一ノ瀬絡みの展開に?
試験は少々不満が残るも総じて面白かった。
次回作も楽しみかな。
Posted by ブクログ
無人島試験に続き開催される、トークン収集試験
細かいルールはさておき、そこで表れる人間模様
最後の結果はホッとするもの
そして、個人的にイチオシの彼女が退場しなくて良かったと本当に思う