あらすじ
軍事クーデターが起こり、カトヴァーナ帝国内でイグセム派とレミオン派が激突する。それはイクタたちにも影響を及ぼし、イグセム家のヤトリは父のもとに戻るべく、騎士団を離脱。またレミオン家のトルウェイは、父と対峙することを決意。そしてイクタは、父バダ・サンクレイの残した独立部隊「旭日連隊」を率いて、内戦を収めようと立ち上がる。 激しく揺れる帝国で、それぞれの想いを胸に戦場を走る少年少女たち。彼らの未来に希望はあるのか…? 本格ファンタジー戦記、待望の6巻!
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Posted by ブクログ
クーデター編。マシュートルウェイvsヨルンザフ。
いつの間にやらイクタは2人のお父さんと三つ巴な関係になっちゃって、、ガンガン成り上がってますねえ
サリハ兄さまはあんなキャラにする予定だったの?最初の登場のときはひたすら悪キャラだった気がするけど、、
また出るにしても憎んで敵として出てくるのかと思いきや、トルウェイ大好きお兄さんでした。
今回はイクタ少なめだったし、ヤトリがどんどん孤立してくし、その辺が次から掘り下げられてくのかな?
という期待で次に。
Posted by ブクログ
9/10.
シバ少将がイクタの副官になったのは少し納得がいかなかった。相変わらずイクタが関連する事は御大層で、それ以外の事はほぼ完璧なバランスで書かれている。
Posted by ブクログ
評価:☆5
前回、イクタが旭日連隊を立ち上げたので三すくみの状態からスタート。
トリスナイの企みによってクーデターは泥沼状態に陥ってしまう。
イクタは何とか争いをコントロールし、レミオン派有利の痛み分けにすることによってイグセムの、ひいてはヤトリの職責を減らそうとするが…といったところ。
両大将にも引けを取らずにガンガン攻めていくイクタのカッコよさは安定してますな。
隻腕のイグセムことヨルンザフの跳騎兵部隊の戦いっぷりは鳥肌ものだった。
そしてそのヨルンザフとトルウェイの戦いも大きな見所だったのではないかと。
マシューもそうだけどこうやって戦いを経験することで逞しくなっていくのがいいね。
トリスナイがラスボスって感じですが一体どうなるか。
「命を狙えなかったから……だから、代わりに誇りを狙ったんです」
「ねぇ、ヤトリシノ・イグセム。……あなたは、何のために戦うの」