あらすじ
JS1。天才研究者が創ったこの革新的な薬は、臨床試験において圧倒的な結果を示した。その圧倒的な結果が世間に周知されることにより、非合理な判断を生み出してしまう。この理不尽な事態に対して、岸と間瀬が動く!「JS1治験フェーズ3編」開幕!
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匿名
難しいが面白い
崇拝が仕事への意欲になる、だがそれが仕事への甘さを招くこともある.....。難しい。
「この人が言ってるなら自分には理解できない理由があって、それは自分が不勉強だから仕方ない」って私自身仕事投げ出してる場面あるなと思い知らされました。くらいついていかないと。
本当にJS1がすごいのか?
右ベロ手法が使われた治験だからなのか....?(これは終わった話??)
Posted by ブクログ
つらい、、。治験のリアルな姿を見ました。この作品じゃないと実感できないですね。読むたびに比較的健康でいられる幸せを噛み締めます。看護師の話も良かった。
スタートライン
・「怖いでしょうね。尊敬する上司が突然いなくなって、自分が残るなんて」
・「あれは良くないです。真剣に言ってて、とてもつっこめなかったんですよ。
上司(あんた)への100%の感謝と尊敬でそういうこと言ってるんです。
病理医として対等な関係に修正するよう指導してください。あれじゃ崇拝だ。
それが病理診断科としてどれだけヤバいことで、病理医にとってどれだけ致命的なのかわかってますよね」
・「六川師長、あなたはきっと自分の部下にも古い採血手順を見せている。
新しい手順を知ってるはずの若い看護師の中にそれを指摘する人は今まで誰もいなかった?
だとしたら一日も早く改善してください。そんな組織は終わってますよ」
・「データ以外の医者の個人的な評価なんてものを参考にすべきではありません。
無責任なメディアを信用する人と同じ轍を踏もうとしてますよ」
・「人間が作った問題なら解決できないことはありませんよ」
・「あんたらさあ、どうして患者さんに、一緒に頑張ろうの一言も言えないわけ?」
・「言葉の上っ面だけ捉えて、それをルールにしないでください。
頑張っていることを認めてほしい患者さんもいます。そうじゃない人もいる。
いろんな人がいるのに、一つの常識で全員に対応できるわけないじゃないですか」
・「退職者を立て続けに出してしまった原因は全て私にあります。すみませんでした。
前任の師長に恥ずかしくないように、もっと病棟をレベルアップしようと焦ってました。
でも一番力不足だったのは私自身で、基本が抜け落ちていることに気付いてもいなかった。
みなさんがどんな気持ちで看護の仕事と向き合っているのか、私に教えてください。お願いします」
・「研修医はみんな真面目でひたむき、そして未熟だ。
うまく診察できない時もある。当直で寝不足、そんな日に限って患者が急変して対応。
翌朝のカンファで居眠りして怒られる。テレビドラマみたいで憧れる?
少なくとも私の現場では、それを充実とは呼べないと考えてるよ。医者の仕事の内に入らない。
まだ若いんだから焦らなくて良いんですよ。時間はまだあります」
・「病気は苦しいです。薬の副作用も本当に苦しい。焦燥感も同じくらい苦しいんです。
だからせめて気持ちは飲みこまないで、たくさん口にだしていきましょう」
よい!
ずっとおもしろい。宮崎先生が成長していく過程と岸先生の不器用ではあるものの的を得ている教育や指導が宮崎先生を思っているんだなあと。病気のこと、薬のこと、難しくて全部理解できないけどストーリーが読み応えあって楽しいので読めますね。続きが気になる!
殺人
久しぶりのJS1のお話。この治験てつくづく残酷だと思う。人体実験になるのを了承してるとはいえ、患者からすれば病を人質に取られてる様なものだもの。
岸が一皮剥けた?
岸が熱く後進を育成し自分に依存させない一人のプロを作ろうとしている姿にちょっと痺れた。全般的にいつもの医療業界の専門的な話と人情味のある話がメインではあるが、岸のリーダーシップやマネジメントがここまではっきり描かれたのは初めてでは?
間瀬〜!
うー、間瀬ちゃんの90度お辞儀が怖い〜
リアルな人間ドラマありの、治験に絡んだサスペンス!
看護師長、宮崎ちゃんの人としての成長ドラマも勿論面白いのですが、裏に何があるのか、どんな陰謀が進行しているのか、勘ぐってしまう展開で、次巻が待ち遠しいです。
TVドラマもキャスト一新して、新章スタートさせて欲しいです。
普段考えない医療や治験など、読んで知ることがたくさん!!キャラもみんなよくて本当に何度も読んでるし、考えさせられる作品です!
大人のバイブル
何度も読み返してしまう熱さがあります。
コミカルとリアルと仕事への情熱。
日々立ち止まる事無く過ぎ去る社会人の日常に「自分はこんな風に仕事が出来ているのか」と考えさせてくれる漫画です。
医療分野で多くの人は別の仕事をしていると思いますが全ての業種に繋がるセリフも多いです。
行き詰まった時、挫けそうな時、又前を向けるそんな漫画。仕事を通しての、又登場人物達が歩んできた人生も温度として伝わるような素晴らしい作品です。
Posted by ブクログ
それぞれの立場の人が、それぞれの立場で、病気と闘う姿が、報われる救われるわけではない、それでも立ち向かう姿が、もう…薄っぺらい言葉だけどかっこいい。
岸先生の本気の怒りが伝わってくる。
間瀬はどう動くんだろう。
製薬者側も、医師も最終的なゴールは同じはずなのに、そこへなかなか行きつかなくて難しい。
Posted by ブクログ
夢の薬なんかない!って方向にいくものと思いきや、凄い有効性!ってことで話は進むんやね。なんか意外。ここからは、治験に対する異議申し立て、っていう展開になるんだろうけど、さて。