あらすじ
ニューヨーカー憩いの場・セントラルパークで殺人事件が発生! 凶器は、忍者の暗殺道具『手裏剣』。目撃情報からニューヨーク市警の刑事が訪ねたのは、忘却探偵・掟上今日子(おきてがみ・きょうこ)が新たに構えた「置手紙探偵事務所ニューヨーク支局」だった。憧れのニューヨーク市警に容疑者として目を付けられてしまった今日子さんは、自らの疑いを晴らし、事件を解決することができるのか? 彼女の過去を知るFBI捜査官ホワイト・バーチも暗躍し……? 忘却探偵、謎解きの舞台はついに世界へ!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
様々な疑惑を残す作品。
いつものあいつがなかなか見当たりませんね。
そこにもすごく不穏な感じがします。
事件も摩訶不思議なのでとっつきづらい感は
少々否めませんでした。
どうやら今日子さんは何らかの秘密があるようで
FBIが動き始めているのもね…
あ、例の人きちんと出てくるよ。
でっかい称号携えてな!!
Posted by ブクログ
異文化人の今日子さんvs.ニューヨーク市警のメンバーという構図になってしまってどうにも表層しか見えない感じになってしまっている気がする。厄介さんとか親切さんとの丁々発止のやり取りみたいなのがあった方が楽しめる。WHITE CATであちらのシリーズと繋がったりするのかな。混物語では別人だったっけ?
Posted by ブクログ
相変わらずおもしろかった。どうやら西尾せんせいは、今日子さんをたんに羽川インスパイアとしてではなくて、羽川の余生そのものとして書くことに決めたらしい。まあはじめからそのつもりやったんかもしれんけども、前巻からあからさまにやり始めた感じがする。
Posted by ブクログ
馴染みがないせいか、今回はおしゃべりにあまり興が湧かなかったが、最後にはキャステイズ警部補にも愛着が湧いてきて、次が読みたくなった。
――――――
FBI捜査官ホワイト・バーチ:金髪金目。
ヨウジョと妻から英語をレクチャーされた。
ホワイトキャット
Posted by ブクログ
うーん、今までに比べて進みが悪かった。
海外設定で忍法とか出てきてなんかとっつきにくかったというのが主な理由。
手裏剣で殺された男性(トリックに関してはまじでそんな事する???手裏剣である必要あるか??って感じ)
舞台上で飢餓状態でなくなった女性(飢えるまで気づかないものなのか、、日本円で振り込まれる理由はなるほどと思った)
ナイアガラの滝で毒殺された腕が傷だらけの女性(まぁ、、うん、そこまでする?)
厄介くんはなんか大犯罪者になってるし、ホワイトホースは結局逃亡中なのかなんなのか、何が起きているのだ、続きはいつ出るのだ!って感じ
Posted by ブクログ
前回作が残念だったが、好きなシリーズなので読んでみた。
前回とは違い、今回は今まで同様に今日子さんがわずかなヒントから推理をしていくという基本的な構造が復活していた。
しかし、前回同様、設定が突飛しすぎていてついていけない。
いきなりNYだし、不法滞在をFBIが認めているし、NYなのになぜか忍者だし、
今回もなかなか意味が分からなかった。
登場人物はNY市警と今日子さんしかほぼ出てこずに、今日子さんが犯人や容疑者と接触することもないため、スケールというか世界というか、何か物足りない。
前回と違い、今日子さんの推理力のすごさは出てくるので多少面白いが、昔の作品よりは全然面白くない。
正直、期待外れだった。
次回作はどうなるのだろうか。
Posted by ブクログ
忘却探偵ニューヨーク編
〈登場人物〉
掟上今日子:忘却探偵/ホワイト・キャット
リバルディ警部:ニューヨーク市警
キャステイズ警部補:ニューヨーク市警
ホワイト・バーチ捜査官:FBI
隠館厄介:冤罪王