【感想・ネタバレ】大奥 13巻のレビュー

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匿名

ネタバレ 購入済み

話の流れがすごい!

話の流れがすごい!
病気の感染が防げるようになってから、男の数が戻ってくる。
その流れによって、社会の仕組みがゆるやかに変わっていく。実際にありそうだと思わせる構成はさすがの一言です。
 

#ドキドキハラハラ

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「愚鈍」という理由で跡継にされた息子と、「産み過ぎない」という理由で跡継にされた孫。それ絶対間違ってるよ~と思っていたら、予想以上に間違ってた。熊痘の件で頑張ったじゃないかと思ってたのに、印象が下がった家斉と、変わらず芯の強い御台。

そして縛りつけられてやるせなさの入った家定の雰囲気が綱吉に似てるなぁと。カステラを焼いて夫君へ届ける所なんか、自分だって苦しいのに優しいなと思ったり。決して馬鹿ばかりじゃなかったはずなのに、右往左往して滅びに向かいつつある有り様は、国を支える覚悟の継承不足と、将軍を政治に集中させない足場の脆さも理由なのかなーと思ったり思わなかったり。(トラブルばっかりの会社も戦略とか中期計画とは程遠いし。)

瀧山と定弘と(あとそこかよ!登場の篤姫と)布陣を敷き終えた13巻。おそらく花のように短い結婚生活と、軋みの激しくなってくる徳川とを想像すると、滑り降ちる前のジェットコースターみたいに、地味にキリキリ期待値を吊り上げる形で次巻が待ち遠しくなる1冊だった。

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2016年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末編導入。
世情が変わってあれこれわやになっているところを阿部正弘が快刀乱麻するのが爽快。
家定公がつらいことになっていてそれがかなりしんどいけれども、篤姫がどのように作用するか大変楽しみ。
その篤姫、帯に「篤姫登場」と堂々と書かれてて確かに最大インパクトをもって登場するけども登場そこかー。

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2016年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に「篤姫、登場‼」って最終ページだし、「幕末編はここから始まる!」ってそりゃ次巻からでしょ、とツッコミどころ満載ですが、かなり面白かったんで、まぁいいや。瀧山が素敵だ❤

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2016年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家斉が女を信用出来なくなる気持ちは分かる。
だが御台様を嘘吐きにさせたのは自身が不甲斐無かったからなのに。
代々仕えてきた阿部家の歴史も知らず
身代わりとは大袈裟な、と言ってしまうところも残念だ。
祥子様の賢さとの対比とは言え。

伊兵衛さんの息子さんの描写は嬉しいが
その弟子の新之助の境遇があまりに不憫。
その分、正弘との出会いがほっとする。
疲れた時に頭の良い人と話したくなる正弘の気持ち、
非常によく分かる。

遠山の金さんがちょっと出てくるのも気が効いていて良い。
徳川斉昭のキャラ設定は個人的にイメージ通りに不愉快で豪快な人だった。

祥子様も、父は勿論母親にも恵まれていなくて気の毒過ぎる。
母が守ってくれない上、嫉妬して毒を盛ってくるなど救いようがない。
結婚して家を出るのを希望にしていたのにそれを断たれたとき
どれほど絶望したことか。
家慶が来るという先触れがあったら正弘を呼ぶことしか対処が出来ないものだろうか。口惜しい。

史実の家慶と家定のエピソードからするとだいぶ掛け離れた人物像かと思うが
非常に面白い。
広大院様はお年を召されてもお考えのしっかりされた方のままであることは嬉しいのだが
家慶がすぐ身を引かないところが歯痒い。
それを受けて家定が、カステラを作りながら世間話のついでのように
月に4度あった嫌なことが2度になった、それで十分だ
と正弘に告げるところがあまりにも悲しかった。
流石に正弘でなくとも、これはどうあっても早急になんとかせねばと思うだろう。
両親には恵まれなかったが、家定公がせめて家臣には恵まれていて本当に良かった。
火事をきっかけにしての広大院様の采配も見事だし
史実である火事が見事に織り込まれている。
確かに歴史に残っていることが真実とは限らないのだ。
広大院に言われたにも関わらず
家慶の執着、心底気持ちが悪い。

家慶相手に鯉口が切れる瀧山には惚れ惚れしたし
ここぞというときの流水紋の裃が恰好良かった。

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2023年01月15日

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ネタバレ

この巻あたりから青天を衝けと重なってくるので楽しみ。
赤面疱瘡が収まって、当主を女にするのか男にするのかという点が問題になってきている。
時代は家慶(吉幾三)から家定(渡辺大知)、老中阿部正弘(大谷亮平)の時代。
家定と阿部のコンビがよい。そして阿部は有能でかわいい。
家慶は性的倒錯者としてだいぶひどい描かれ方をしている。
ラストで篤姫(上白石萌音)登場。
※()内は青天を衝けの配役

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2023年01月06日

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ネタバレ

祥子と家慶の話がトラウマになりそうな巻だった…

でも、よくあるんだよね。
母が見て見ぬフリするのって。
こわい。
大奥おぞましエピソードの中でもダントツ一位だわ。

正弘の優秀さは見てて爽快だけど、
ちょっとスピード出世過ぎて拍子抜けかな。
もう少し壁があるかと思いきや。

正弘と瀧山、瀧山と家定の関係は、羨ましい。

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2017年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらず、ぐいぐい引き込まれる。歴史を史実を大きく変えすぎることなく、ここまで別の物語として組み立てていけるよしなが先生は凄すぎる。きっと、ものすごく歴史をべんきょうされているんだなぁと思う。

個人的に家斉の「女は嫌いじゃ」のあの哀愁溢れた背中が可愛いと思ってしまった。
御台がどうしてずっと騙していたのか、ちゃんと理由を理解しようとしていない所は嫌いだけれど。

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2016年09月11日

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