【感想・ネタバレ】新・平家物語(十三)のレビュー

あらすじ

日本のなかば以上を所領した平家が、いま寸土も失って、水鳥の如く波間に漂う。思えば、入道清盛逝きて、わずか4年後の悲運である。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向う。史上名高い那須余一の扇の的、義経の弓流しなど、源氏がわの武勇をたたえる挿話のみが多い屋島の合戦――。著者は眼を転じて、追われる平家の厳島(いつくしま)祈願に込められた、惻々たる心情に迫る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

那須与一の扇の的や義経の弓流しなど面白いイベントが多いです。
3種の神器を巡る義経や時忠の駆け引きにも引き込まれました。
数的優位で言えば屋島で十分に勝機のあった平家ですが情報収集や時分を誤ったために更に窮地に追い込まれる。宗盛は苦労を知らずに平家の棟梁となったが清盛の様な苦労があればここまで一族を路頭に迷わす事がなかったのかな。

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2012年03月29日

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