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Posted by ブクログ 2022年04月29日
屋島の戦いから、壇ノ浦の戦いに入るまでが描かれた巻。義経の戦略により屋島の戦いでも勝利を収めたが、忠臣である佐藤継信を失うなど、源氏方にもダメージが残る結果となった。
後半は平家方に焦点が当てられ、厳島参拝・彦島での出来事が描かれたが、総統である宗盛の暗愚さに辟易とした。物語上、彼を無能に描くしか...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月03日
「屋島」から「壇ノ浦」前夜という、源平合戦のハイライトが描かれている。
有名な那須与一のくだりも。
しかし本巻を読んでつくづく思うのは、平宗盛という人物の愚鈍さ。文官としてはそれなりだったのかもしれないが、軍官としては全くの無能。まるで選手が優秀なのにダメ監督のせいで勝てないスポーツチームのよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月21日
さて、本巻では、屋島の戦いから壇ノ浦の戦い直前までを描く。人物模様が好きな私としては、あまり戦記を読むのが得意でなく、幾分か読みにくさを感じた。それでも、那須与一の扇の的や義経の弓流しなど名場面も多く、楽しむことも出来た。
扇の的のくだりで登場する女性について、本作品では玉虫としているが、玉虫とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月09日
屋島の合戦から彦島に逃がれる平家のお話。いよいよ最終局面に、突入。物語も終わりに近づく。
印象的な、シーンは屋島での扇を射る那須与一。自分の命を賭けて矢を放つ描写はかなりのページではくりょくがある。
その長門で奮戦する平知盛と屋島からやってくる、兄貴に当たる平宗盛がしっくりいかない。いずれにせよ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月17日
今回は、屋島の戦いとその後の展開が描かれます。
義経と梶原景時の折り合いの悪さはいよいよ明らかになっていきます。一方、足並みがそろわないのは源氏方ばかりではありません。平家方も、総領の宗盛は父・清盛のような一族の長たる器でないことが明らかになり、そのことを自身も知ってか、一族の者たちに警戒の目を光...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月29日
那須与一の扇の的や義経の弓流しなど面白いイベントが多いです。
3種の神器を巡る義経や時忠の駆け引きにも引き込まれました。
数的優位で言えば屋島で十分に勝機のあった平家ですが情報収集や時分を誤ったために更に窮地に追い込まれる。宗盛は苦労を知らずに平家の棟梁となったが清盛の様な苦労があればここまで一族を...続きを読む
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