【感想・ネタバレ】新・平家物語(六)のレビュー

あらすじ

鹿ヶ谷事件は“驕(おご)る平家”への警鐘であったが、清盛にはどれ程の自覚があったろうか。高倉天皇の中宮(ちゅうぐう)徳子は、玉のような御子を産み、一門をあげて余慶にひたっていた。――だが、反平家の動きは、いまや野火の如く六波羅の屋形を包んでいた。その総帥はもちろん、清盛の圧力に屈せぬ後白河法皇、関白基房などの院方。そして意外と思われる人に、76歳の源三位頼政がいた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

清盛の嫡男の重盛の死や後白川上皇との対立が露わになり、栄える平家にも暗雲の兆しが現れ始めます。
個人的には弁慶と義経の対決は待ってましたという思いで読み進めました。
参謀術に優れた時忠の客観的ではなく主観的な人間性を見て、彼に心を寄せて続編も読み進めてしまいそうです。

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2012年03月29日

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