【感想・ネタバレ】風雲児たち 幕末編 33巻のレビュー

あらすじ

幕末をいきいきと描く歴史大河ギャグに刮目!

江戸幕府がその地位を大きく失墜させてゆく中、寺田屋事件、生麦事件と日本中を震撼させた島津久光が再び京へ入る。
それと呼応したように全国で攘夷運動が湧き起こる。
これに乗り遅れてはならじ、土佐勤王党・武市半平太は……

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末大河ギャグマンガの33巻目(通算63巻目)。

物語は久二年で4月から9月の石部宿の惨劇までです。
しかしながら、31巻、32巻で8月の生麦事件とその周辺事情を描いていたので、生麦事件以外の物語としては30巻からの続きになります。
一回目は繋がりがよくわからなかったので、30巻をもう一度読み返してから再読しました。
史実についてもそうですが、時代考証についても詳しい説明があって、大変勉強にはなります。
ただ、物語のつながりが分かりにくくなるリスクもありますね。
ともかく、自分が知らなかった石部宿の惨劇、作者によるとドラマでも映画の「人斬り」(1969年)ぐらいしか取り上げられていないとのこと、を知ることができただけでも貴重な巻でした。
それにしても、天誅の嵐はやみそうにないので、ギャグマンガとしてはキツイ時期を描くことになりますね。

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2020年02月09日

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